2013年10月31日木曜日

Mission Complete

昨晩、ついに今回の最終目的地である大阪の実家に到着。
先週末は金曜日、土曜日と、東京で友人達から接待していただいて旨いものをたらふく食べさせてもらった。で、実はその後の数日間、東京から大阪へ向かう間にシークレットミッションがあった。三日間、自分は結構楽しめたつもりだったのだけど、やっぱりなんやかんやと気を遣っていたのか、昨日実家に辿り着いた時には結構疲れている自分に気が付いた。この間、何人かの方と話す機会があって、研究のことだけじゃなくてそれ以外の様々なことについても話をさせてもらって、自分の中では本当に色んなことを考えた。こういうとき、日本の夜の街でふと一人になるとえらい切ない気持ちになるもんだ。ともあれ、とりあえずこれで今回のミッションはほぼやり遂げたことになる。新しいビザも届いたし、あとは久しぶりに実家でゆっくりとするだけかな。

2013年10月25日金曜日

ビザ面接

台風が接近していて東京も雨模様。今朝はビザ更新のために米国大使館での面接に行ってきた。面接自体は五分くらいで終わるんだけども、待ち時間が長くて結局一時間半くらいかかった。大阪ではいつもこんなに待たされなかったと思うけど、やっぱり東京は混んでいるのかな。待っている間暇だったので周りの人達を見回していると、膝の上に置いたたくさんの生物系と見られる論文を読んでいる人を見つけたので早速話しかけてみた。UW-Madisonでポスドクをされていて、ジョブハンティング中なんだとか。もうだいぶアメリカが長いということで、なんやかんやと話がはずんで楽しかった。12月のMBSJにも来られるということだったので、たぶんまた神戸で会えるのかな。
写真は今朝散歩したホテルの日本庭園。

東京到着

無事東京に到着。品川駅前の大きなホテルに滞在中。いつも通り、朝型になる時差ボケで朝5時に目覚めた。結構大きな台風が二つも本州に近づいてきているようで、外は雨模様。今日、明日と大雨になるかも。今日は朝からアメリカ大使館へ赴いてビザスタンプ更新のためのインタビュー。

2013年10月23日水曜日

明朝出発

明日から少しの間ラボを離れるので、今日はハエのストックの整理。ラボを離れる前、ぎりぎり夕方に染色が終わったサンプルを顕微鏡で見てみたらどうもおかしな結果になっていたので旅の間ちょっと悩まされそう。。。まぁ、ともあれ明朝日本へ向けて出発します。アトランタ経由で東京まで、また24時間の長旅。飛行機が台風に阻まれないかちょっと心配していたけど、台風はちょっと遅れて週末に来るのかな。今回はいくつか重要なミッションがあるので、気合い入れて行きます。

Ovary

これはもちろんオバリー。

2013年10月22日火曜日

Hypertrophic Pumpkin

パンプキンパッチで見つけた"CCH"。

Pumpkin Patch

昨日日曜日はハロウィン用のカボチャを買いに、毎年行っている近所の教会のPumpkin Patchへ行ってきた。なんか毎年このシーズンになると、なんて一年経つのが早いんだろうと思う。たぶん、ハロウィンが近づいてくると一年の終わりがもうすぐそこまで来ているという感覚なんだろうけど。

ブドウみたいな

ブドウみたいなコロコロとした大きな細胞がゆれとるんですね。これ何だか知ってますか?

2013年10月19日土曜日

五ヶ月

今朝、エディターからのメールでレビュー論文が正式にアクセプトされた!Trends in Cell Biology。昔から好きなジャーナルの一つなので結構うれしい。エディターから投稿のお誘いを受けたのが五月の後半だったからちょうど五ヶ月か。もう五ヶ月も経ったんかという感じやけど、この夏を思い返すと結構大変やったなぁ。校正刷りはたぶん来月ということなので、オンラインに出てくるのも来月以降かな。まぁ、とりあえずは祝脱稿。

2013年10月18日金曜日

question

さて、レビュー論文のほうは編集部から指摘されたいくつかの部分に直しを入れて、Highlightsも含めて最終版を投稿完了。たぶんこれで最後かな。ということで、あとは校正刷りを待ちましょう。

この夏にキタ一つの実験結果をフォローアップする実験が進行中なのだが、最近少し結果が出始めた。これで予想通りの結果がこないのならこの先ちょっと難航するかもなぁと思っていた実験だったが、そんな心配をよそに細胞達は予想通りのキレイな結果を見せてくれた。これまた素晴らしくキタ。へぇーそうなんやー、でもなんでなんやろか、ということで、とりあえずこのプロジェクトで答えるべき一つの大きなクエスチョンが明確になった。

2013年10月16日水曜日

much improved

再投稿していたレビュー論文に対するレビューが返ってきた。出したのが二週間前やから、結構早かったな。で、苦労した改訂版はエディターもレビュワーも皆さんに満足して頂けたようで、手放しでアクセプト。ベリーナイス。あとは、Highlightsの文章を作るだけかな。来週からの一時帰国中にリバイズ要請がきたらイヤやなとか思っていたけど、その前に片付けることができそうでよかった。

2013年10月15日火曜日

Asian Festival 2013

土曜日は、毎年恒例のアジアンフェスティバル。秋晴れの空のもといつもと同じようにダウンタウンの公園で、子供達はステージで盆踊りしたり、御神輿をかついで練り歩いたり。そして自分もこれまたいつもと同じように、普段あまり会えない人達と久しぶりにしゃべったり。その中で、FSUのMechanical EngineeringでAssistant ProfessorをされているKT博士からセミナーのお誘いをもらった。流体力学みたいなことをやってらっしゃるのかな。全くもって未知の分野なんだけども、当然そこの方々も自分がやっているCell Biologyなんかは未知の分野であるはずなので、これはなかなかオモシロイかもと思ってやらせていただくことにした。たぶん来年の二月あたり。KT博士とはいつか研究の話をしたいと思っていたので楽しみなんだけども、セミナーのほうはいつもと随分違う感じになるだろうからちゃんと準備しないといかんな。

2013年10月12日土曜日

AiA

Apoptotic cells can induce non-autonomous apoptosis through the TNF pathway.  eLife 2: e01004.

「Apoptosis-induced Apoptosis」で「AiA」なんだってさ。なかなかオシャレやん。
実はこのお話、今年四月にDCであったFly Meetingの「Apoptosis」ワークショップで聞いたのだけど、その時にオモロイねぇと思ってワークショップ終了後に発表者のスペイン人のオネーチャンに話しかけにいったのだった。そしたら自分の顔を見るなり「CCH!」ってサムアップしてくれたなかなかノリのイイネーチャンだったのでよく覚えている。で、この論文の筆頭著者の名前を見たときに「あれ?ちょっと待てよ。」と思った。APGって、この人は確か2004年にあのモラタ爺のところから出た有名なcompensatory proliferationの論文を書いた人やないの。え、じゃあ何?もしかしたらあのネーチャンがAPGやった訳か、、、なんやそれやったらもっといろいろとしゃべりたいことあったかも、と。まぁ近いうちにまたどこかで会えるんやろうけど。

さて、この論文で示されているコンセプト自体は非常にシンプル。つまり、アポトーシスを起こしている細胞達はEiger (TNF-α) を発現しており、この細胞外に分泌されたEigerが近隣の細胞達にも仲良くアポトーシスを促すという現象。wing discのposterior compartmentにapoptotic cellsを誘導した場合に、anterior compartmentの細胞でも連鎖的にアポトーシスが見られる、という観察結果から「AiA」という訳だけども、もちろんこの現象の原因としてはAiA以外にも色々と他の可能性も考えられる訳で、それらの考え得るpossibilityを一つ一つ実験で否定していくことによりAiAというコンセプトを証明していくという感じのお話。Gal4 & Q systemのコンビネーションがキレイにハマっている。あと重要なのは、同じ現象をマウスのhair follicle cellsで見られるcoordinated cell death、つまりはmammalのpathological conditionでも保存されている可能性を示したところか。

These observations reveal a novel mechanism to coordinate cohort behavior of dying cells that is seen both in normal development and under pathological conditions.

アポトーシスが起こった時に必ずこのAiAが起こるとは限らないと思うんだけども、現象としてオモシロイし、確かに色んな場面で起こっていそうな話ではある。今度はこのAiAをドライブするほうのメカニズムだけじゃなくて、ブレーキになるほうのメカニズムも教えて欲しいところやね。

2013年10月10日木曜日

ほぼ回復

一昨日の晩は久しぶりに高熱を出して一晩中うなされた。でも昨日でほとんど回復して、今朝はだいぶ清々しい感じ。なんか普段の風邪よりも症状が随分と激烈だったんだけど、一体なんだったんだろう。今は、あとからきた喉の痛みだけが残っている。
さて、今日は久しぶりのコンフォーカル。夕方までこもります。

2013年10月9日水曜日

今から発熱

先週あたり、自分以外の家族がみんな風邪をひいていたのだけど、今回は不思議と自分にはうつらんなぁとか油断していたらとうとう今日からきた。ひどい悪寒と背中の痛みがうわぁっとくるこの感じからして、間違いなく今から発熱します。ということで、今日はもうかえって寝よう。

2013年10月8日火曜日

La Merika Chardonnay

La Merika Chardonnay 2011
これまたCalifornia、Central CoastのChardonnay。リンゴにライム、ちょっぴりスパイシーですっきりしていて飲みやすい。前に一度飲んだこのLa MerikaのPinot Noirがとても旨かったので結構期待していたのだけど、このシャルドネは、まぁ旨いんだけどそれほど特別なものは感じなかったかな。10ドル以下だったと思うけど。

三週間後

さて、今月末に少し日本へ行くことになった。今回日本に帰ったらビザの更新をして来なければいけないので、今日いろいろと必要書類の準備を始めた。なんか今までと違って、申請書類の作成とか申請料金の支払いとかオンラインでできるようになってるやん。更新なら面接は受けずに郵送による申請で済ませることができるようになったみたいだけど、その場合パスポートを郵送する必要があるので日本国外から国際郵便で申請することはできないし、たぶん申請から発行までの時間は面接を受けたほうが早いだろうと予想して面接の予約を入れた。ということで三週間後には日本にいることになるのか。またちょっと慌ただしくなってくる。

2013年10月4日金曜日

Castle Rock Central Coast PN

Castle Rock Central Coast Pinot Noir 2009
California、Central CoastのPinot Noir。すみれのような香りにチェリーのような味わい。ちょっぴりスパイシーでマイルドなタンニン。かなり好き。10ドルくらいだったかな。どうやらこのワイナリーは西海岸の各産地で各品種のワインを作っているようだ。このピノはCentral Coast。他のAppellationのも試したみたい。

2013年10月3日木曜日

再投稿完了

再投稿完了。。。まぁ一応期日内に提出できたけど、ちょっとこの数日間今までになく悩まされた。ちょうど二週間前にレビュワーのコメントに目を通した時はそれほど苦労するとは思わなかったのだけど、なんでこんなにきつかったのかなぁ。先週Dr. DFに会ったときは、まだどういう風に書き直すか悩んでいて、色々文献を漁りつつまだほとんど手を付けられていなかった。あの時Dr. DFが新しい論文のデータを見せてくれた瞬間から、どういうふうに再構成するか頭の中でアイデアがほぼ固まったことを思うと、ギリギリだったけど運が良かったなとも思うけど。まぁとりあえず、今日は久しぶりにゆっくり眠れそうですわ。

2013年10月1日火曜日

苦戦

うわぁ、もう9月が終わってしまう。ということで、リビジョンの締め切りがいつの間にか明後日に迫ってきた。ちょっときつい。。。昼間は実験したりアンダーグラジュエイト達のお世話をしたりでなかなか集中して書くことができないので、夕方一度帰宅してから夜にまたオフィスに出てきて執筆しているので、最近なんか12時間おきに出勤している。もうちょいなんやけど、なんか今回は集中することに苦戦している感じ。