昨晩のAmerican Idolは次々と有名なアーティストが出てきて、なんか紅白歌合戦みたいな雰囲気でスゴかったですね。CrystalとAlanis Morissetteのデュエットによる「You Oughta Know」に感動しました。でも実は自分が一番興奮したのはしょっぱなの「School's Out」で登場したAlice Cooperなのでした。いやー、アリスクーパー久しぶりに見たけど全然変わってなかったなぁ。最高。それにしても、一昨日のパフォーマンスからすると絶対にCrystalが勝つと思っていたので、最後にLeeの優勝が告げられた時はビックリしてしまった。確かにLeeはいつ頃からだったか途中から急によくなって目立ってきていたので最後まで残るだろうなとは思っていたのだが、Crystalを抑えて優勝するとは。人気あるんやねぇ。まぁでも結果はどうあれ、今回は完全にこのCrystal Bowersoxのファンになってしまいました。今後この娘がアルバムを出したら買うかも知れない。あ、あと名物審査員のSimon Cowellは今シーズンで最後らしいですね。American Idolで彼のコメントがもう聞けなくなってしまうのは寂しいなぁ。
2010年5月28日金曜日
2010年5月27日木曜日
ダメか〜
あーダメだダメだ。ニッキーに二つの小さな実験を任せていたのだが、今染色後のサンプルを顕微鏡でチェックしたら完全に何かを間違ったようだ。作ってあげたクロススキームに問題があったとは思えないので、たぶん掛け合わせのどこかで間違ったハエを取って来たんだろう。。。うーん、やっぱりまだ最初から最後まで逐一見てやるか、もしくは平行して自分も全く同じ実験をやっておくかしないといかんのう。。。アンダーグラジュエイトに研究の指導をしていると時々こんな風に、もしかして自分一人でやった方が早いんじゃないか、とか思ってしまうことがあるのだけども、まぁこれも自分にとっての指導するトレーニングになっているのかな、とポジティブにとらえる。ニッキーは研究に対する興味は人一倍持っているので、あとは実験を正確に遂行できるようになれば、と思うのだが、アンダーグラジュエイトには意外と難しいことなんかなぁ。よく考えてみればこの一年ほどの間、彼にやらせた実験でうまくいったものが一つもないような気がする。ということでこの実験は自分でやってしまうことにして、ニッキーには自信をつけさせるためにも、今早急にやってしまいたいgenetic screenをやらせることにした。これならば簡単だし、必ずや結果が出る、はず。
ドナルドの家
毎朝ロウチビをプレスクールに送った帰り道、道の両側から覆いかぶさった木々でキャノピーロードになっている雰囲気の良い7th Avenueの途中にいつも気になる豪邸がある。表の看板には「Ronald McDonald House」と書かれていて、庭の奥に見える白い大きな家の玄関ではいつもあのドナルド(マクドのピエロみたいなヤツ)が手を振っているのだ。最近それをロウチビに教えてあげたら、毎回この7th Avenueを通る時には興奮してドナルドを探した後で、「ドナルドはあそこに住んどるの?」と聞く。うーん確かにあの家はなんなんじゃろか?とずっと思っていた。見るからにお金持ちが住んでいそうな豪邸なのにマクドの大ファンなんだろうか?とか。で、調べてみたら、Ronald McDonald Houseというのは病院に入院している子供の家族が宿泊するための施設で、入院している子供とその家族が一緒に過ごせるようにするためのチャリティー施設なんだそうだ。全く知らなかった。そういや最近、「ドナルドが、小児肥満や不健康な食習慣の原因の一つとして、アメリカの企業活動の監視を行う非営利団体から引退を迫られている。」とかいうけったいなニュースを見かけたけど、ドナルドなかなかエエことしとるんやん。しかも「不健康な食習慣の原因」とか言われてるけど、マクドってアメリカにある普通のレストランよりもどちらかというとヘルシーな感じがするけどなぁ。で、どうでもエエけど実はドナルドはロナルドだったんですね。これも知らなかった。
2010年5月26日水曜日
Flip-out cassetteの謎
いきなりですが、actin flip-out Gal4 systemを用いてhsFLPでUAS-GFPのflip-out cloneをfollicle cellに作ったとき、GFP positive cloneの中にGFPの明るさが異なる細胞が出てくることがよくありませんか?
まぁ一部のかなり特殊な人を除いてそんなことがよくある人なんていないのは分かってるけど。これ、GFP signalをよく見るとその明るさには暗めのものから明るいもの、すごく明るいものと三種類くらいあって、なんでこんな明るさが違うcloneが出てくるのか長いこと疑問に感じていたのだが、今日もっともそれらしい答えを聞いて目から鱗が落ちた思いがした。その答えとは、この明るさの違いはendocycle (endoreplication cycle) に起因するものだろうということ。Drosophilaのfollicle cellではoogenesis stage-dependentにcell cycleが制御されており、stage 1~6のearly stageではmitotic cycleで細胞分裂しているのだが、stage 7に入るとこのmitotic cycleをストップしてendocycleにスイッチする。このstage 7~10Aの間の3ラウンドのendocycleではM phaseがスキップされるので、genomic DNAは理論上8倍のpolyploidになる。つまり、endocycleに入る前に既にflip-outが起こった細胞ではstage 10で8コピーのGFPが発現していることになるが、endocycleの途中でflip-outが起こった細胞ではそのコピー数は8以下になるはずである。当然同じegg chamberではだいたい同じ時期にflip-outが起こっているはずだが、それはheat-shock後どれくらいの時間flipaseが生きているかによるだろうし、何よりendocycleによって一細胞当たりのflip-out cassetteのコピー数が増えていればその中でもflip-outが起こったものと起こらなかったものが出てくることが考えられる。これは実験をして確かめた訳ではないので勿論仮説にすぎないのだが、明るいものと暗いものという二種類ではなくて数種類の明るさを持つものがあることから、おそらくこの説が正しいのじゃないかと思う。なんかしょーもないことだけども長いこと疑問に思っていたのでスッキリした。でももしかしてこれって、oogenesisをやってるラボなら常識なんだろうか?ちなみにうちのラボはoogenesisをかなり専門にやってるラボにも関わらず、今まで誰からもこの答えを聞いたことはなかったし自分も気付かなかったけど。。。
まぁ一部のかなり特殊な人を除いてそんなことがよくある人なんていないのは分かってるけど。これ、GFP signalをよく見るとその明るさには暗めのものから明るいもの、すごく明るいものと三種類くらいあって、なんでこんな明るさが違うcloneが出てくるのか長いこと疑問に感じていたのだが、今日もっともそれらしい答えを聞いて目から鱗が落ちた思いがした。その答えとは、この明るさの違いはendocycle (endoreplication cycle) に起因するものだろうということ。Drosophilaのfollicle cellではoogenesis stage-dependentにcell cycleが制御されており、stage 1~6のearly stageではmitotic cycleで細胞分裂しているのだが、stage 7に入るとこのmitotic cycleをストップしてendocycleにスイッチする。このstage 7~10Aの間の3ラウンドのendocycleではM phaseがスキップされるので、genomic DNAは理論上8倍のpolyploidになる。つまり、endocycleに入る前に既にflip-outが起こった細胞ではstage 10で8コピーのGFPが発現していることになるが、endocycleの途中でflip-outが起こった細胞ではそのコピー数は8以下になるはずである。当然同じegg chamberではだいたい同じ時期にflip-outが起こっているはずだが、それはheat-shock後どれくらいの時間flipaseが生きているかによるだろうし、何よりendocycleによって一細胞当たりのflip-out cassetteのコピー数が増えていればその中でもflip-outが起こったものと起こらなかったものが出てくることが考えられる。これは実験をして確かめた訳ではないので勿論仮説にすぎないのだが、明るいものと暗いものという二種類ではなくて数種類の明るさを持つものがあることから、おそらくこの説が正しいのじゃないかと思う。なんかしょーもないことだけども長いこと疑問に思っていたのでスッキリした。でももしかしてこれって、oogenesisをやってるラボなら常識なんだろうか?ちなみにうちのラボはoogenesisをかなり専門にやってるラボにも関わらず、今まで誰からもこの答えを聞いたことはなかったし自分も気付かなかったけど。。。
T君帰国
先週の土曜日は、日本に帰国することになったT君のお別れパーティーだった。今まで何度もT君の家でのパーティーに参加させてもらい、最後のお別れパーティまでT君自身に幹事をさせてしまってなんだか申し訳ないような感じだったけど、そういうところがまたT君らしいのかも。おまけにDVDや雑貨、家具などいろいろと頂いてしまった。T君本当にありがとうございます。昨日飛行機に乗っているはずだけども、土曜日にまだ普通にパーティーができたほど家具が残っていたので引っ越しが全部終わったのかちょっと心配です。ともあれ日本でのさらなる活躍を期待しております。
で、土曜日の夜は早速T君にもらったDVDの中から「おくりびと」を鑑賞。見た後スッキリするような映画ではないのだが、なんだか人生のこと家族のことなどをいろいろと考えさせられる映画でした。しかも意外と笑える場面も多くて最後まで楽しめた。そして何より全編を通してとても日本的な雰囲気が流れており、久しぶりにこういう日本的なものに触れてなんだか日本が恋しくなったりもしました。
2010年5月22日土曜日
今後のミーティング
今日のラボミーティングは特に誰かがプレゼンをする訳ではなく、とりあえず全員で今後のミーティングの形やラボ内での係などについて話し合った後で、一人ずつ各々のプロジェクトの概要と進捗状況を簡単に発表してデスカッションした。というのも大学は春セメスターが終わり、何人かの学生がラボから出て行ったのと同時に新しいアンダーグラジュエイトが入って来たりして若干ラボメンバーが入れ替わっていることに加え、実は来月中旬からボスがサバチカルで半年間ラボにいないことになったのだ。ということでまぁ一番の問題は、この半年の間ボスとのミーティングをどうするのかということ。結局毎週水曜日の朝9時からボスとスカイプでミーティングすることになったのだが、一応ボス抜きでの隔週のジャーナルクラブとラボミーテイングでのプレゼンテーションも続けることにした。まぁ自分は普段からほとんど好きにやらせてもらっているのでボスが半年間いなくても時々メールでデスカッションさえできればそれでいいのだが、大学院生達にとってはちょっと不安があるかも知れない。今ラボにいるポスドクは自分一人だけなので、ボスがいない間もっと学生とデスカッションをしてアドバイスをするような機会を今よりも増やしてあげなあかんねやろな〜。
2010年5月21日金曜日
新たな局面へ
先週から見ていたいくつかのRNAi系統の中の一つが非常に重要なフェノタイプを見せてくれた。これらのUAS-RNAi flyはウィーンのVDRC stock centerからのモノだが、今までの経験上、このVDRCのハエ達の中にはknockdown効果の非常に弱いものが時々ある。なので今回も全ての系統でUAS-Dicer2を共発現させているのだが、やはりいくつかのハエは予想されるフェノタイプを示してくれなかった。しかしながら、中でも一番期待していたヤツがイイフェノタイプを見せてくれたのはツイていると言うべきか。この結果を受けて、SSTプロジェクトはまた新たな局面へ向かうことになる。
レイラ
うちのラボで修士を取得したレイラが、昨日ついに出て行った。なんやら最後の最後まで実験をしていて、それでも終わらずに結局残りの実験はジャッキーに託して行ったようだ。ここ一年ほどはなかなか良い仕事をしていたので、近いうちに彼女の仕事は論文になるだろう。最後にお別れのビッグハグをした時に、三年ほど前レイラが初めてラボに顔を出した時のことを思い出した。レイラは確かイラン人とフランス人のハーフだったように記憶しているが、自分にとっては典型的なアメリカンガールだった。とても明るい娘で、実験中も絶え間なく食べ物の話か家族の話か映画の話を延々としてくれて、実はうちのラボのムードメーカーだったのだろう。よく考えてみりゃ、普段ベンチで実験している時に一番多く雑談をしていた相手はレイラだったのかもしれない。レイラがいなくなると寂しくなるだろうな。
2010年5月18日火曜日
シャンパンでお祝い
先程ボスの部屋にラボメンバーを集めて、ロンドンのYF博士とスカイプで中継しながら論文アクセプトを祝ってシャンパンで乾杯した。自分が筆頭著者の論文は久しぶりな上に、ラボでシャンパンを開けて論文アクセプトを祝ってもらうのなんて初めての経験だったのでとても嬉しかった。何よりこの論文は投稿から約一年半もかかっており、しかも考えてみりゃこのラボで自分がこのプロジェクトを開始したのは約四年前、YF博士のラボで始めに遺伝子を同定したのに至ってはもう五年ほども前、ということで随分時間がかかった論文なので、シャンパンを飲みながらじわじわと達成感を感じた。しかしながらこれが今後の研究の第一歩になる訳なので、実際は達成感というよりもようやくスタートを切れたという感じがしているのだけども。今みんなで空けたシャンパンのボトルを自分のオフィスの棚に飾ってみた。ここにいる間に後何本のボトルを飾ることが出来るだろうか、と思いながら。
2010年5月17日月曜日
Isabella's Birthday Party
土曜日の朝はDorothy B. Oven Parkでロウチビの友達イザベラちゃんのバースデーパーティが行われ、いつものプレイグループの家族がたくさん集まりました。こちらのバースデーパーティではよくピニャータが使われますが、子供達はこのピニャータが大好きです。ピニャータというのは、中にお菓子や小さなおもちゃがいっぱい詰められたくす玉のようなもので、これが割られると中からお菓子やおもちゃが一 斉にバラバラと落ちてきて、子供達はそれを奪い合うように拾い集めるというようなものです。ロウチビもいつものようにたくさんのお菓子をゲットして幸せそうでした。あぁでもそれにしても暑くなったなぁ。
2010年5月15日土曜日
アクセプト
今日PLoS Biologyから論文アクセプトの返事をもらいました。あ〜やっとこさ、という感じ。二回目のリビジョン辺りからこの論文にはちょっと疲れてきていたので、今はもちろん嬉しい以上にようやく解放されて次の仕事に向かえるという解放感の方が大きいかな。といってもこの論文の中にはまだまだたくさんのクエスチョンが残されているので、やらなきゃいけないことは山積みだけど。まぁでもよかったよかった。ボスもロンドンのYF博士も大喜びで速攻スカイプでこの喜びを分かち合いました。YF博士がフロリダに来て二人で論文原稿を書いたのが去年の正月明けだから結局一年半くらいかかったのかな。長かったなぁ。自分にとってこの論文はこのフィールドでの第一報目ということで重要なものになるのだが、それ以前に今回この論文投稿で論文を仕上げるという上での非常に大事なことをたくさん学んだような気がする。さぁ今夜はシャンパンを開けて、来週からはいよいよ本格的に次の論文のことを考えていきましょう。
2010年5月14日金曜日
Panco Chicken
今日の昼はポスドクランチということで、いつもの大学の食堂前に集まったのだが食堂は夏休みで閉まっていた。さぁどないしましょか、と話し合って結局近くのTokyo Grill MR. ROBOTOへ。以前一度来た時に食べたタイカレーはまぁまぁうまかったので、今日は違うものを試してやろうと思ってPanco Chicken(パン粉チキン、つまりチキンカツ)を頼んだのだがこれはちょっと失敗。まぁ“パン粉チキン”の味自体はそれなりなのだが、その無数のパン粉チキンの下にこれまた大量に広がるフライドライスの味がちょっとなぁ、という感じでたくさん残してしまった。皆さんそれぞれ違うものを頼んで「いや、まぁなかなかいけるんじゃないですか」とか言いながら完食していたけど、店を出てからMS博士が一言「まぁでも、もう一度来たいとは思わないですね。」と。いや、ほんまにそうですね。それにしてもこの店、不思議なことにいつ見ても大はやりなんですよねぇ、アメリカ人に。
で、全然関係ないけど、さっき洗濯機の中からレジ袋をゼリーでいっぱいにしたようなパンパンにふくれあがった物体が出てきてユンナと二人でびっくらこいたのですが、よく見ると紛れ込んだオムツでした。オムツってこんなに水分を吸い込むんですね。ちょっと感心してしまいましたわ。
で、全然関係ないけど、さっき洗濯機の中からレジ袋をゼリーでいっぱいにしたようなパンパンにふくれあがった物体が出てきてユンナと二人でびっくらこいたのですが、よく見ると紛れ込んだオムツでした。オムツってこんなに水分を吸い込むんですね。ちょっと感心してしまいましたわ。
2010年5月11日火曜日
宝島での週末
St. Petersburgの近くにあるTreasure Islandというビーチで週末を過ごしてきました。この近辺のビーチに来たのは初めてだったのだが、噂に聞いた通り本当に美しいビーチだった。しかもデカイ。北から南へメキシコ湾沿いにどこまでも伸びる真っ白なビーチは幅も非常に広くて、今回ビーチフロントのホテルに泊まったのだが、ホテルからすぐ前のビーチに出ても波打ち際へ行くまで砂浜を随分歩かなければならないほど。タラハシから車で4時間ほど南下しただけなのに、気温も湿度もタラハシよりも随分高くて完全に南国リゾートの雰囲気だった。ホテルはたくさん立ち並んでいるのにビーチで海水浴を楽しむ人達はまばらで、本当にのんびりとできます。また近いうちに是非来ようと思いました。しかしながら、頭はリフレッシュできたのだが、情けないことにビーチでロウチビと遊びすぎたためか今日は全身筋肉痛気味ですわ。
2010年5月7日金曜日
リフレッシュ休暇
明日の昼ラボミーティングが終わり次第、車に乗ってSt. Petersburgの横にあるTreasure Island(宝島?)というところへ向かいます。Treasure Islandってビーチの名前かと思っていたけど町の名前なんですね。この辺りのClearwaterからSt. Petersburgのメキシコ湾岸沿いに広がるビーチはフロリダの中でも美しいことで有名なのでかなり楽しみです。
2010年5月6日木曜日
ガブ
今日の午後、うちのラボでボランティアとして研究したいというガブリエル君とデスカッションした。ガブは昨秋うちの学部を卒業して大学院進学を考えているのだが、今はまだその準備期間なんだとか。昨日急にボスがこのガブについて話してきて、面倒を見てやってくれということだったので、昨日はとりあえず一番参考になりそうなレビューペーパーを渡しただけだった。それで今日はまぁ基本的なところから話していこうと思っていたのだが、今日オフィスに現れたガブはいきなり「昨日もらったこの論文の内容についてデスカッションしたいのだけども」と言う。ほほうと思ってとりあえずイントロダクション抜きでデスカッションに入ったのだが、驚いたことに基本的な部分はもうしっかり理解しているではないか。しかも聞いてくる質問はなかなか鋭くイイポイントを突いている。おとなしそうだけども、こいつはかなりデキルなという印象を持った。そういや昨日ボスが、あいつはとても頭が良いのだけどもどうも気合いが足りないのでサムライスピリットを教えてやってほしい、とかなんとか言っていてナンジャソリャ?と思ったのだった。まぁ少しずつ様子を見ながらだろうけど、とりあえずガブ用に具体的な実験計画を立てなければ。
2010年5月4日火曜日
真夏
五月に入っていよいよ真夏のようなムシムシとした暑さになってきた。クーラーががんがんに効いた建物から外へ出た時にむわっと感じる湿気を帯びた熱気が冷えた体になんとなく心地よい、と感じるくらいなのでまだまだ余裕があるけど。で、今日ソウシロ君は生後二ヶ月の予防注射を受けて来たのだけども、合計6種類もの接種を受けて当然のように機嫌が悪く微熱が続くような状態で苦しそうに泣いている。こんな状態で家の中が暑いとかわいそうなので、ついに今日からうちもクーラーのスイッチを入れました。MS博士によれば、日本では赤ちゃんの予防接種は一種類ずつしかしないということだけども、やっぱりそこはアメリカ的合理主義というか、まぁ大丈夫なんだから一気にやってしまえばエエのよ、ということなんでしょう。確かロウチビが赤ちゃんのときも予防接種のたびに熱を出していたので、「大丈夫」というのにはちょっと無理がある気もするけどな。
2010年5月2日日曜日
三つのパーティー
今日土曜日は偶然にも三つのパーティーが重なってしまった。
まず一つ目はロウチビのプレイグループのお友達、ライラ一家のお別れパーティー@Wakulla Springs。
二つ目はKちゃんの一時帰国お別れパーティーとST博士の御家族ウェルカムバックパーティーを兼ねたBBQパーティー@Tom Brown Park。
三つ目はうちのラボのレイラの修士号取得お祝いパーティー@ボスの家。
うまく行けば三つとも顔を出すことができるかなぁとか思っていたけど、結局ちゃんと参加できたのは一つ目のパーティーだけだった。二つ目のBBQパーティーは時間が一つ目とかぶっていたので、一つ目を早々に切り上げてTom Brown Parkに向かったのだが到着したときはちょうどみんなが解散した直後。残念ながらKちゃんに会うことは出来なかったが、ちょうどBBQパーティーを終えて公園内のプレイグラウンドに移動中のST博士とMS博士御家族を発見。その後三時間近くも子供達が公園で遊び回るのを見ながら博士達といろいろなことをとりとめもなく話していた。この公園で子供達に付き合っていた午後は結構暑かったので、6時頃家に帰って来て晩御飯を食べたらもう三つ目のパーティーに行く元気なんて全く残っておらず三つ目は完全にキャンセル。といってもバージン取りだけはしておきたかったので、眠い目をこすりながらなんとか10時半頃にラボに出て来た。まぁ来た甲斐あって大量のバージンが取れました。これで来週一つ非常に重要な実験ができる。
まず一つ目はロウチビのプレイグループのお友達、ライラ一家のお別れパーティー@Wakulla Springs。
二つ目はKちゃんの一時帰国お別れパーティーとST博士の御家族ウェルカムバックパーティーを兼ねたBBQパーティー@Tom Brown Park。
三つ目はうちのラボのレイラの修士号取得お祝いパーティー@ボスの家。
うまく行けば三つとも顔を出すことができるかなぁとか思っていたけど、結局ちゃんと参加できたのは一つ目のパーティーだけだった。二つ目のBBQパーティーは時間が一つ目とかぶっていたので、一つ目を早々に切り上げてTom Brown Parkに向かったのだが到着したときはちょうどみんなが解散した直後。残念ながらKちゃんに会うことは出来なかったが、ちょうどBBQパーティーを終えて公園内のプレイグラウンドに移動中のST博士とMS博士御家族を発見。その後三時間近くも子供達が公園で遊び回るのを見ながら博士達といろいろなことをとりとめもなく話していた。この公園で子供達に付き合っていた午後は結構暑かったので、6時頃家に帰って来て晩御飯を食べたらもう三つ目のパーティーに行く元気なんて全く残っておらず三つ目は完全にキャンセル。といってもバージン取りだけはしておきたかったので、眠い目をこすりながらなんとか10時半頃にラボに出て来た。まぁ来た甲斐あって大量のバージンが取れました。これで来週一つ非常に重要な実験ができる。
2010年5月1日土曜日
五年
明日5月1日は渡米五年の記念日になる。ついに五年!五年もアメリカで暮らしてるのか。。。去年も書いたけど、五年前の夜中にニューハンプシャーの小さな田舎町に降り立った時のことをいまだに昨日のことのように思い出すことが出来る。まぁでもあれから本当にいろんなことがあったもんなぁ。二人で来たのにいつの間にか四人になっているしねぇ。研究の方はまぁ紆余曲折あったものの、五年間もがいてようやく自分が本当にやっていきたいと思えるフィールドに足を踏み入れ、今そこでの大きなテーマが見えて来つつある。実際、サイエンスをやっていく上でまず一番難しいのはコレなんじゃないだろうか。少なくとも自分にとってはそうだった。自分がやっている生物学一つとっても研究分野はものすごく多岐にわたる訳で、研究してみたいオモシロイ現象なんていくらでもあるのだから。まぁ弱冠ポスドクにして自分ほどコロコロと研究テーマを変えてきた人も珍しいのじゃないかとも思うけど。
で、五年経つということは今日でJビザの有効期限が切れるということであり、明日からはついにHビザに成る。J-1からH-1Bへの切り替えのために去年の末辺りからなんやかんやと必要書類を揃えて、結局大学に提出したのが今年二月初旬。その後大学からUSCISへ書類が届けられたのが三月初旬だった。H-1Bビザは結構時間がかかると聞いていたので、これはもうPremiumと呼ばれる1000ドルの賄賂を払うしかないかも、と思っていたけど意外と先々週にはもうネット上でapprovedになっていた。時期的に運が良かったのだろうか。昨日事務に行って確認したら既に大学のInternational CenterからうちのDepartmentに書類は送られて来たようなので、後は担当のRB君がちゃんとやるべきことをやってくれさえすればいいのだけども、実はそれが一番心配だったりする。昨日も確認に行ったらRB君は自分のデスクに積み上げた山盛りの書類をひっくり返して私の重要書類を探していたけどすぐには見つからなかったので、「もうちょっと後でもう一度来てくれる?」とか言いやがる。。。結局見つかったけど、非常に心配。
ともあれいよいよ六年目、気合い入れていきます。
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