2026年9月26日土曜日
千秋楽へ
九月場所、この二週間これまた毎日楽しませてもらっていたけど、ここ二日の終盤で横綱が連敗してついに安青錦が並び、明日の千秋楽がいよいよ楽しみになってきた。ここ数日はほんとに興奮の毎日だった。大相撲15日間の面白さはやっぱこういうところよねぇ。だいたい昼間にオフィスで見ていて大声を上げてしまっているから、隣の部屋のアメリカ人達は何事かと思っているかもしれんが。
Cover Letter
今週前半は、毎日学内外でいろんな人とのミーティングがあって、なんかだいぶ忙しかったような。そのうちのいくつかは、論文の内容について投稿前のディスカッション。このInvasion Hotspotの論文原稿は、今夏のグラント申請の前に一旦書き終えて共著者の皆さんに送ったりしていたので、第一稿は6月にはできていたのだけど、その後皆さんからのコメントや訂正を統合して、もう一度確認してもらってとかしているうちにもう9月。そして、そろそろこれが最終稿というものをまた皆さんに送ってから、さらに今週はUCLAのTさん、シンガポールMBIのHさんと、別々にオンラインで話し合っていた。最後の最後までディスカッションにお付き合いいただいたのが、Mechanical EngineeringとMechanobiolgyの専門家だったというのがこの論文を表しているようにも思える。つまり、遺伝学的、細胞生物学的なものに関しては非常にクリアに説明できているんだけど、力学的な説明のパートは少しもやっとしていたし、トークをしていてもいつも少し言葉を濁していた。でも今週彼らとディスカッションして、自分の中でも納得がいったし、文章中の曖昧な表現を直すことができたと思う。
そんな訳で、ついにカバーレターを書いた。誰かに、知っているエディターを紹介してもらうことができればと思って作戦を練ったりもしていたけど、論文が完成してカバーレターを書いたら、もうそんな回りくどいことはせずに正面からEditor in Chiefに出そうかなという気になってきた。論文って、書き上がった時はその達成感から自信過剰になり気味よね。まぁでも実際、もうやれることはやったと思っている。このプロジェクトをメインでやった R が学部生としてこれを始めたのは8年前。自分がこの現象を見つけたのはさらにその1年前。しかもこの現象が生じる変な組織構造を見つけたのは、FSUの暗いコンフォーカルルームだった。今このブログを見返してみたら、それは2010年のこと。なんとまぁ、もう16年前か。あの時、その後16年もかかってこんなところまで来るとは全く想像しなかった。こんなにも長い間、多くの人(総勢19人)を巻き込んで、ハエの羽になる幼虫組織の中に見つけた変な構造を徹底的に調べていたというのは、はたから見ると、アタマ大丈夫?っていうような変な話だと思うけど、今はこの論文が少しでも多くの人の目に留まる場所で発表することが人類への責任であると信じている。
2026年9月18日金曜日
Webサイト更新
久しぶりに、ラボのWebサイトの更新をしている。これまでは、Squarespaceというホームページ作成サイトを使っていたのだけど、維持費が結構高い、というか円安の影響もあって随分高く感じるようになってきた。そして、毎年研究費での支払い申請をするのもめんどくさい。そもそもラボのWebサイトって、基本的にはコンテンツを見せるだけで何かを売ったりするわけでもないので、それならGitHubのPagesというのを使うと、無料のWebサイトを簡単に作れることができる。ということで、この際GitHubに引っ越しして、全面改装しようと思い立った。配置する写真とかは自分で選んだけど、全体的なデザインとか実際のGitHub上での作業は、チャッピーに指示を出せばほぼ全部やってくれるので結構楽だった。ということで新しいWebサイト、だいたいできました。
URLは変わらず、morphomeostasis.com のままです。
2026年9月17日木曜日
新学期一発目
このところまたなんやらえらい忙しくて、あっという間に一週間が過ぎていく。まぁやっぱり、授業もあるのに先週あたりからかなり実験をしていたらか。新学期一発目の実験ということで、先月から用意していたいくつかの掛け合わせのF1世代が、先週あたりからどんどん良い頃合いになってきて毎日のようにヒートショックと解剖と染色をしていた。さらに昨日、Keyenceの新しい顕微鏡のデモを予定していて、ちょうどそのデモで使うためのサンプルも取っていた。去年も一度Keyenceにデモに来てもらっているのだが、その後、解像度を含め色々と性能が上がった新しいモデルが発表されて、さらに今年に入ってからその新しいモデルに接続できるコンフォーカルユニットも発売されたことで、急に興味が出てきた。友達のハエラボでこの新しいモデルを購入したという話を聞いたりしたのも一因。昨日のデモの感想についてはまた後ほど。
2026年9月8日火曜日
三週目
ここ数日、朝晩自転車に乗ると、少し涼しくなったのを感じる。昼間はまだまだ暑いけど、そろそろ秋になりつつあるんやねぇ。ということで、授業は早くも三週目に入った。今回教えているのは、一年半前にここにきて初めて担当したものと同じ、Genetic Model Systemsという大学院生向けのコース。あの時は毎週授業の準備に追われてもう本当に大変だったのを思い出すけど、その甲斐あって、今回はマテリアルは全て手元にあるので準備が遥かに楽になった。一応前日にさっと復習して、少しアップデートする程度。そんな訳で、時間的な余裕も生まれつつあるので、なんやかやとやりたいことに手をつけ始めている。今日は午後からはかなり実験していた。
2026年9月2日水曜日
2026年8月26日水曜日
Starbase
なんと、あの Space X がルイジアナのこの地域に1000億ドルかけて、世界最大のロケット打ち上げ基地 Starbase を作るんだそうな。昨日発表されて、こちらではすごいニュースになっている。来年着工で2029年から打ち上げ開始。一日に30機以上のStarshipを打ち上げ可能にするとか。さすがはイーロン、とんでもない規模やな。地図で見てみると、この近辺の町では Lafayette が一番近いので、まぁこの静かな田舎町にも大変な経済効果があるんだろうけど、ちょっと規模が大きすぎて怖いくらい。ここの窓から、毎日ロケットが飛んでいくのが見えるようになるんだろうか。うちも宇宙開発に関わる研究するかねぇ。
2026年8月24日月曜日
FY2027
今週からいよいよ新学期。ということで、先週はState of the University、State of the College、そして学部の教授会など、教員のためのイベントが多くあった。State of the 〜 ていうのは、いわゆる一般教書演説みたいなやつで、つまり学長が大学の現況とか今後の戦略的目標とかを演説する。まぁなかなか威勢の良いことを気持ちよさそうに演説しているのを見せられたけど、大学の財政難の影響をもろに被って苦労させられている我々tenure trackのPI達は、まぁまぁ冷めた目で見ていた感じ。そして、我々のstart-up fundがどういう状況なのかについては結局なんのアナウンスもなかったので、もうええ加減はっきりしてもらわんと今年度の計画が立てられへんやんということで、今日College of SciencesのDean(学部長)に直接メールを出してみた。すると、これまで一通のメールで返事が返ってきたためしなどなかったのに、今日は速攻で返事が来て、今すぐ面談をしたいとのこと。おぉ珍しいこともあるもんやなと思って、Deanのオフィスに出向いて話をしてきた。結果としては、来週の9月から2027年度のstart-up fundが使えるようになると。支出凍結のせいであまり使えなかった前年度分の残金も繰り越されているので、結構な額になる。これはもう学長がすごい頑張ってくれたおかげなんだから感謝したまえと。いやいや、なんか偉そうに言うとるけど、やっと元に戻っただけやんけ、と言いたいのはグッと飲み込んで握手して出てきた。まぁそんなわけで、ようやくこの新年度から財政状況はほぼ通常の状態に戻るのかな。しかしまぁ今回の件で、大学に対して結構不信感ができてしまったので、また何か起こるんじゃないかと思っているけど、とりあえずはこれで今年度の計画を立てていきましょう。
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