2010年12月30日木曜日

結局

結局やっぱり自分も風邪をもらってしまった。。。昨日の朝起きたら喉が痛くなっていたり寒気がしたりと急に風邪の諸症状が出ていて、特にものすごい肩こりから来る頭痛がひどい。タイレノールの投与でなんとか保っている感じ。結局家族全員で風邪をひいてしまって、今家の中は大変な状態。といっても先週仕込んだハエ達はみんなイイ感じに卵を産んでくれているので、一応毎日彼らの世話をするためにラボに出てきてはいる。この感じだと、ちょうど年明け辺りから解剖の毎日が始まりそうなのだが。。。

2010年12月28日火曜日

なんか最近エライ寒い。東海岸の上の方では大雪で大変なことになっているらしいが、ここフロリダでも気温はこのところ零下にまで下がっているし、なんと昨日は雪まで降った。といっても午前中にほんの少し、アレ?もしかしてコレって雪かな?という程度の本当に少しだけちらついたという感じだったけど確かに雪だった。ちなみにタラハシで降雪が観測されたのはこの100年間ほどで7回しかないんだとか。で、この寒さにやられたのかどうかは分からないが、今うちでは自分以外全員風邪をひいてしまっていて、一番ひどいソウシロ君は高熱を出している。どうやら今週末には気温が上がってくるようだけども、このまま自分だけ風邪をもらわずに新年を迎えられるだろうかな。

refractory

refract:屈折させる
refractory:頑固な、手に負えない、耐熱性の、不溶性の、難治性の
be refractory to~:〜では効果がない、〜が無効である
Cancer cells are refractory to contact inhibition of growth.

2010年12月25日土曜日

クリスマスイブ

今日はラボにも建物にも、というか大学のキャンパス自体に人っ子一人いない。学生達は先週から冬休みに入っているようだけど、今日はスタッフさえほとんど誰も来ていないところを見ると、アメリカではクリスマスイブもホリデーなのか?まぁ、アメリカに来てもう6回目のクリスマスだというのにそんなことも把握していない自分も変だけど。
さて、毎日クリスマスを指折り数えて興奮しきりのロウチビは、昨晩サンタさんに手紙まで書いていた。プレゼントにはなんともクールなギターをお願いしているようなのだが。。。

片手間に

こないだの学会でポスター発表をしていたTI博士のラボの学生さんと話している時に、彼の何気ない言葉が一つ心に残った。彼曰く、「うちのラボではみんな片手間に何らかのスクリーニングをしてるんですよ」と。「片手間にスクリーニング」という言葉に、なーるほどねーとちょっと感心した。結構手軽にgenetic screeningが出来るということは、もちろんハエを使っている上での一つの大きなアドバンテージであるし、常にスクリーニングをしていれば当然常に新しいネタが生まれてくる可能性があるということになる。ということで、自分もこれからはできるだけいつも“片手間に”genetic screeningをしていこうと思って、早速以前から考えていたスクリーニングを実行することにした。といってもまずはこのスクリーニングのefficacyを裏付けるためのpre-screeningをやってみなければいかんけど。最近アンダーグラジュエイトを諦めかけていたけど、こういうモノをアンダーグラジュエイトにどんどんやってもらえば良いのかも知れんな。

2010年12月24日金曜日

ジマン

昨日、大学のニュースメールで我々の論文がDISCOVER誌のTop Stories of 2010に選ばれたことが伝えられた。で、これを受けてまたもや地元の新聞社からこのことについてインタビューをしたいとの連絡がきた。確かに18番目に選ばれたのは我々にとっても驚き以外の何物でもない、というかちょっと過大評価されすぎな気がする。自分としては、今年この分野で出た膨大な論文の中に他にも重要な発見がたくさんあったことを当然知っている訳で、ちょっと複雑な気分。とはいえ、コレはやっぱり記念に取っておかなければ、と思って今日の朝ラボに行く前に大学のブックストアに寄ってこの雑誌を探してきた。取りあえずキレイなヤツを二冊選んでレジに持っていったら、レジのお姉さんが「二冊も買うのね?」と言うので、「実はねぇ、この18番目に選ばれているのはミーの研究なのだよ。へへへ。」とそのページを開けて自慢していたら、周りにいた人達も何人か集まってきて口々に「Awesome! 」「Congratulations!」と祝ってくれた。そりゃなかなかイー気分でした。

クリスマスイルミネーション

昨日の夜、Dorothy B. Oven Parkでこの時期に毎年やっているクリスマスイルミネーションを見に行ってきた。そういやこないだのBMB2010の期間中、ルミナリエやっていたはずだが完全に忘れてたな。でもこのOven Parkのイルミネーションもなかなかのモンなんです。

2010年12月21日火曜日

あと4日

クリスマスまであと4日。ロウチビはもう待ちきれないようだ。
それにしても時差ボケがなかなか直らない。おかげで自然にかなりの早寝早起きになってしまっているのは悪くはないのかもしれないけど。

#18

科学雑誌「DISCOVER」の「Top 100 Stories of 2010」の18番目に我々の論文が選ばれた。どういう基準でこのTop 100を選んだのか全く分からないんだけど、、、こんなモノに選ばれてしまって良いのだろうか?という感じ。いや、もちろんウレシーんだけどもさ。

2010年12月18日土曜日

ゆっくりと

さて、いよいよ実験を再開するためにとりあえずやりたい実験をリストアップしてみた。たいがいの実験に必要となりそうなハエ達は日本帰国前に18℃に仕込んでおいたので、ちょうど来週からバージンメスをコレクト出来そうな感じ。ジャッキーに頼んでおいたハエ達もなかなかいい感じに増やしてもらってあった。まずは帰国前に急いで確認した実験をもう一度ゆっくり時間をかけてやってみる。そしてもう一つ楽しみなのは、SSTのquantificationのために作っておいたハエを試してみることか。しかしもはや来週末はクリスマスなので、今週末辺りからなんやかんやとイベントが増えてきそうな感じもあり、しかも結構時差ボケはひどいし、まぁ来週はバージンメスをコレクトしながらゆっくりと今後の計画を考えていきますか。

2010年12月17日金曜日

Tallahassee着

昨晩無事タラハシに到着しました。無事と言っても、予約していたアトランタからタラハシへの便がなぜかキャンセルになっていてアトランタでもう一つ後の便まで待たされたので、結局家に辿り着いたのは午後8時頃。大阪の家を出たのが朝6時頃だったので、結局28時間かかったことになるか。さすがに疲れましたわ。

2010年12月14日火曜日

最終日

今日、日本滞在最終日は家でゆっくりと荷造りして、最後に寿司を食べさせてもらった。明日またもや二人であの長旅をしなきゃいかんのかと思うとうんざりだけども、毎日旨いものをたくさん食べて、本当に楽しいことがたくさんあった半月間でした。がんばって帰りますわ。

2010年12月13日月曜日

あと一日

さて、そろそろ今回の日本滞在も明日で終わろうとしている。今日は朝から海遊館に行ってゆっくりと魚を見てきた。まぁこれで今回やろうと思っていたことは全て出来たのかな。

2010年12月12日日曜日

お寺

いとこのお寺にて。
ここに来るといつも、時々お寺で手を合わせて敬虔な気持ちになることは日本人にとって必要なことなのだな、とつくづく思う。

2010年12月11日土曜日

BMB2010終了

昨日でBMB2010は終了。毎晩飲みに行っていたからというのもあるだろうけど、こういうドデカイ学会は疲れますなぁ。でも結局いろんな人に会うことができたし、大切な友人達にも久しぶりに会うことができて本当に楽しく実りのある五日間だった。そして昨日のワークショップは最終日の朝一だというのにかなりの大入りで、しかも全ての演題でデスカッションタイムが足りなくなるくらい聴衆から活発に質問があって非常にイイ感じのワークショップになったのではなかろうかと思う。この場に呼んで頂いたNM博士とTI博士に改めて感謝です。自分の発表は、始めに畳み掛けるように繰り出したネタがことごとくウケることなくほとんど流されたのでちょっと焦ってしまったのだが、まぁそれ以外はつつがなくやり終えたという感じ(アメリカだと絶対笑ってくれるようなネタがいくつかあったと思うのだが、、、)。でも終わった後にも何人かの方が興味を持って質問しにきてくれたので、話の内容自体はちゃんと分かってもらえたのだろうと思う。昼からはロンドンのYF博士と会って話をする予定だったのだが、お互い待ち合わせするのを忘れていて見つけられず。しかし帰り際にYF博士のとこのMK博士を見つけたので、YF博士に話そうと思っていたことをMK博士に話して小一時間ほどデスカッションに付き合ってもらった。今回、会う予定にしていた人以外にも何人か意外な人がわざわざ自分に会いに来てくれたりしてとてもうれしかった。やっぱしこういうドデカイ学会って、なるべく自分のことを広く知ってもらって人との繋がりを作ったり、そして遠くにいる友達と再会したりするための場なんでしょうな。 
さて、これで今日からあと何日間かはゆっくりするだけです。

2010年12月9日木曜日

ダートマスの集い

昨晩はダートマスの集い。Dartmouth Collegeにいてた時に知り合った日本人研究者の方々と七人での飲み会。自分に取ってはみんなDartmouthを出て以来の再会だったので四年から五年ぶり。ハノーバーの懐かしい話もたくさんしたし、今やそれぞれ日本の大学で活躍されている皆さんのお話も色々と聞かせて頂いてめっちゃ楽しかった上にたくさんの元気をもらった。そんなことで結局二次会はNN博士、SF博士、YY博士と四人で二時まで飲んでいたので今日はちょっと疲れ気味。でもやっぱり今晩もSF博士と二人で焼き鳥を食べながら軽く飲んできたのでした。

2010年12月8日水曜日

一日目終了

一日目終了。いくつかオモシロイ発表を聞けて結構満足したのだが、ものすごくたくさんの人がいる割には夕方まで全く知っている人に会うことがなかったので、ちょっと寂しい思いをした。でも企業の附設展示会の中に以前勤めていた会社の名前があったので、夕方にそのブースを見に行ったらなんと同期で一番仲が良かったYY氏が来ていた。自分が会社を辞めて大学に戻ってから早8年以上も経つということにお互い驚きながら、懐かしくていろいろと会社にいる人達の近況を教えてもらった。で、ようやく全てのプログラム終了後、予定していたYF博士とKT博士主催の飲み会の待ち合わせ場所へ。日本の研究者の方々との飲み会なんて本当に久しぶりでとても楽しかったし、TI博士が手配してくれた店の料理も非常に美味しかった。なんだかいつの間にかこういうグループに入れてもらっていることに感謝。
さて、明日の夜はいよいよ「ダートマスの集い」。これまたみんな久しぶりに会える方ばかりなので楽しみです。

2010年12月6日月曜日

メインの週

さてBMB2010は明日からですが、一日早く今日から神戸入りします。今日の夜は北大MWGの先輩、MY博士と久しぶりの再会を果たせる予定。
ロウチビも今朝から幼稚園に行き始めました。時差ぼけもほぼ回復したし、二人ともいよいよ今週から今回の一時帰国のメインイベントです。

2010年12月3日金曜日

制服

制服も昔のまま。

体験入園下見

昨日の朝、ロウチビが来週から体験入園をさせてもらう幼稚園の下見に行ってきた。実はこの幼稚園は自分が子供の時に通っていた幼稚園。中に入ったのはたぶん卒園以来だから30年以上ぶりなはずだが、昔とほとんど変わっていないように見えてとても懐かしい。この日はちょうど子供達のためのお餅つき大会をやっていたので、早速ロウチビも来週から入れてもらう予定のクラスの子供達と一緒にお餅つきに参加させてもらった。クラスの子供達はロウチビに興味津々の様子で、ロウチビが帰る時には靴を履き替えているロウチビをワァッと全員で取り囲んで口々に話しかけていた。日本の子供達のほうが(というより大阪の、かもしれないけど)明らかにアメリカの子供達より活発で物怖じしないような感じの子が多いのはなんだか意外。ロウチビにしても今日は一時間半ほどだけの参加だったにも関わらず、帰る時に「まだ帰りたくないよう」と言っていたので、たぶん来週からの初めての日本の幼稚園での生活を楽しめるんだろう。

2010年12月2日木曜日

大阪到着

さて、一昨日の夜に無事(といっても飛行機でほとんど寝られなかったので二人ともふらふらになりながらも)26時間の旅を終えて大阪に到着。
昨日の午後は早速、淀屋橋にあるアメリカ領事館でHビザのための面接へ。今まで面接に行った時はいつも混んでいて並ばなければいけなかったのに、今回は随分とすいていたので手続きも面接も待ち時間なしですぐに終了。面接でも聞かれたことは研究分野のことだけだった。帰りは梅田まで歩いて、ハービスに入っているetranger di costaricaでいつも愛用しているノートをストックとして二冊購入。その後難波に出て本屋でマンガを数冊購入。帰りの電車の中で早速購入したテルマエロマエの第一巻を読み始めたのだが、オモシロすぎて思わず吹き出してしまった。日本の電車の中で一人でマンガを読みながら笑っているのってやはりマズイんじゃないかという気がしたので(アメリカなら別に気にしないけど)必死で笑いをこらえながら読もうとしたのだがどうしてもこらえられなくて第一話さえ読み終えられずにカバンにしまうことになった。やっぱし日本のマンガはスゴイ。そういやこのマンガを買った時にレジのお姉さんがマンガをビニール袋に入れてくれてそのビニール袋の口をセロテープで留めてくれてあったのだが、そのテープの端っこを少しだけ折り返してくれてあって、テープを剥がすときにその折り返した部分をつまんでサッと開けられるようにしてくれてあるのに気付いた時にはそのお姉さんの細やかな心遣いに感動してしまった。アメリカでは絶対にこんなことありえへんぞ。そんなちょっとしたカルチャーショックが続いています。