2013年2月28日木曜日
466
このところ次の論文、SSTプロジェクトについてボスと話している。で、いつも最終的に議論になるポイントについて、「もうこの際スクリーニングしてみたら」という話になった。考えてみりゃ確かにスクリーニングできる条件は整っているかも、ということでスキームを考えてみた。Deficiency Kitでdominant modifier screen。Bloomingtonでチェックしてみたら全部で466ライン。まぁこれくらいならさっとできるか。やれば何かオモシロイもんがかかってくる可能性はもちろんあるけど、ちょっとアイデアが大雑把なので本当に今見ているメカニズムに関連しているものがかかってくるかはちょっと微妙なところ。ということで、もう少し考えつつとりあえずはそれ用のハエを作り始める。
2013年2月26日火曜日
モンスタートラック
アメリカには「Monster Truck」なるものがある。アメリカ特有のあのデカイピックアップトラックにどでかいタイヤととんでもないエンジンを積んだモンスターマシン。これがレースをしたり、並べた古い車の上をジャンプしてバリバリ壊しながら走る様を楽しんだりするという、とっても野蛮で楽しそうなエンターテイメントなのだが。実はうちの三歳になる息子がこのモンスタートラックのオモチャが大好き、ということで先週末ついにこのモンスタートラックのショウ、Monster Jamを見に行くことになった。しかもPit Partyとかいう、ショウの前にドライバーの方々と記念撮影をしたりすることができるチケットも手に入れていたのでそれにも参加してきたのだけども、ホンモノのモンスタートラック達を前にそのあまりのスゴさに息子は恐れをなし、どちらかというと娘のほうが大興奮して写真を撮りまくっていた。それにしてもこのショウがやっぱりスゴかった。鼓膜が張り裂けそうなほどの爆音をあげて走り回るモンスタートラック。そしてこのなんともバカバカしいショウに熱狂する大観衆。まぁもちろん自分も娘と一緒に盛り上がったのだけど。なんていうのか、良い意味でも悪い意味でもこれぞ「レッドネック」という感じで圧倒された。でも実はこういうモノこそが、長いことアメリカで暮らしてきた自分が持つ「アメリカン」に対するステレオタイプの一つだったりするのだ。
Delas Frères Ventoux
Delas Frères Ventoux 2011
こないだ飲んだChâteau PesquiéのTerrassesがとっても旨かったので、同じローヌ地方のVentoux山麓のワインを試してみた。これもやはりブレンドはGrenacheとSyrah。甘いイチゴやチェリーにシラーがちょっと複雑な風味を与えているのかな。飲みやすいし旨いんだけども、こないだのTerrassesのほうが旨かったな。
Maggio Old Vine Zinfandel
Oak Ridge Winery Maggio Old Vine Zinfandel 2009
カリフォルニア、ロディのOak Ridge Wineryのワイン。新鮮な果実味溢れるOld Vine Zinfandel。華やかでフルーティで素晴らしく飲みやすい。World Marketで10ドルほど。
2013年2月23日土曜日
アメーバから上皮細胞
An epithelial tissue in Dictyostelium challenges the traditional origin of metazoan multicellularity
細胞生粘菌の子実体には上皮組織が形成されるんだそうな。見てみると確かに立派なcolumnar epithelial cellやねぇ。ちょっとびっくり。
2013年2月22日金曜日
次の論文
一昨日再投稿した論文は昨日早くもレビュワーに送られた模様。あとはもう朗報を待つのみ、ということで、昨日はボスと早速次の論文の内容について少し話した。こちらの研究についてはこのところだいぶ長いことちゃんと構ってあげられてなかったのだけども、考えてみるとこれまた実は結構長いことかけて発展させてきたお話。単純な発見に基づいているわりには奥が深くて、いつの間にやらこんなとこまで来てしまったという感じ。話の筋はもう全て見えているので、あとはいくつかの重要な機序に対してどこまで細かい説明を出来るかというところやなぁ。とりあえず今からやる実験でメジャーなものは二つ。今ぼちぼちハエ達を準備しているところ。まぁまた書いてるうちにせなあかん実験を思いつくんやろうけど、なるべく早いうちに論文を完成させたい。それにしても、この二三日ちょっと手を止めていろいろと可能性のあるプロジェクトを考えていたら、試してみたいアイデアはまだまだたくさんあることを再認識した。やっぱりもう自分一人でやるのは限界ということになってくるんやね。
2013年2月21日木曜日
2013年2月20日水曜日
発射
今ようやく懸案の論文を再投稿した。この三ヶ月ほどの間、ずーっとこの論文のことを考えていたからなんやらだいぶ疲れましたわ。おかげで今は結構解放感がある。まぁ、論文のリビジョンはいつもこんなんやけど。今回はオリジナルバージョンから大幅にデータを追加したのでかなり大変だったのだけども、とりあえずはレビュワーの方々からのたくさんのコメントに真摯に答えるために今出来ることはやり切ったという感じ。色々と追加実験をしたけど、どれも話の主軸になる発見を裏付けるデータになったので、やってよかったなと思える。あとはレビュワーの方々が納得してくれることを祈るのみ。
2013年2月19日火曜日
農場で Birthday Party
昨日はうちの子、二人のための合同バースデーパーティだった。町の郊外にある馬のいる小さな農場で。このところまた冷え込んでいるのだけども昨日はいい天気で、ほのぼのとした農場の中で子供達は馬との触れ合いを楽しみ、大人はなんとなく癒された一日でした。
2013年2月15日金曜日
Vitiano Rosso
Falesco Vitiano Rosso 2010
イタリア、Umbriaのワイン。Merlot 33%、Cabernet Sauvignon 33%、Sangiovese 34%。三種類が均等にブレンドされていて、メルローのまろやかな甘味とカベルネの複雑さをサンジョベーゼがスッキリとまとめている感じでとても飲みやすい。World Marketで10ドル以下だった。イイ。
2013年2月14日木曜日
返事
先月だったか、とある日本の教授の先生からある件に関しての問い合わせのメールをいただいた。昔の仕事に関することだったので、ちょっと調べ直したりしてからなんやかんやと情報を提供したのだが、その後なんの返事もない。どういうことなんかな。何らかのトラブルでメールが届いていないのかも知れない、とか心配したりもするのだけど、一応確認できるメールアドレス二つに送信したので届いとるはずなんやけどなぁ。まぁそのお問い合わせいただいたモノは結局提供できませんねん、ということなので返事する必要もあれへんわとか思ってはるんかもしれへんけど、普通一言お礼の返事くらいせんとあかんのんとちゃいますか。まぁどーでもエエねんけど、ちょっと思い出したので記録しておく。
さて、論文のほうは原稿もカバーレターも一通り書き終わったので今日英文校正にまわした。ボスと話し合ってからDiscussionの一部を書き直す気になって、ここで使わなければ今後忘れ去ってしまうやろなぁ、というちょこっとしたオモシロデータを入れてみたら意外とボスは気に入った様子だったので、たぶんこのまま行くことにする。さぁでもこれであと英語の直しを入れたらやっとこさ再投稿できる。
2013年2月12日火曜日
アップグレード
今家の中では自分以外の全員が風邪をひいていて、いつ自分にうつってもおかしくない状態なのだが今のところなんとかかからずに持ちこたえている。でも今週論文を再投稿してしまったら、やれやれとちょっと気合いが抜けて風邪をひくのかもしれない。で、論文原稿のほうは先週末にボスに送ったものの、いまだ添削作業に追われている様子で返ってきていない。まぁ今日の夜あたりかな。
全然関係ない話で、先週銀行口座の履歴をチェックしていて、最近給料が振り込まれていないことに気付いた。最後に振り込まれたのが年明けで、その後振り込まれていない様子。実はこういうことが以前にも二回あってこの大学のずさんさを知っているので大して驚きもしなかったのだけども、一生懸命仕事している者に対して失礼やなぁと思うわ。とりあえず学部の事務に問い合わせてみたら、どうやら去年の12月に大学のオンラインシステムをアップグレードした際に問題が発生したようで、調べてみたら他にも同様の問題が発生している人が多数いるみたいだとか。。。アップグレードねぇ。。。
2013年2月9日土曜日
ホアン
このところ論文に集中していて新しいアンダーグラジュエイトのホアンの面倒をあんまり見てあげられないのだけども、彼は今まで担当したアンダーグラジュエイトの中で一番デキルヤツなんじゃないかという気がしてきた。まず何はともあれ、とっても熱意がある。毎日ラボに出てきては今日何をするべきか聞きにくるし、先週の金曜日に、ちょっと自分なりの仮説を考えてみようか、と言っておいたら月曜日に早速その仮説を書いたレポートを提出してくれた。昨日のゼミでも一生懸命メモを取っていたかと思えば、今日はレポートに書いてあった自分の仮説を検証するためにはどういう実験をデザインすればいいのか相談しにきたので、一つfeasibleな実験を示してあげるとエライ興奮していた。ちなみに、彼のCell Competitionに対するこの仮説は今までに聞いたことがないような発想でなかなかオモシロイのだ。こういうのってまだあまり知識がないからこそ出てくるオモシロイ発想なんだろうなぁ、ということでちょっとこちらも刺激を受けつつある。
2013年2月8日金曜日
Discussion
論文書きもそろそろ大詰め。本文はほとんど書き終わったので、あとはFigureの番号とかReferenceの整合性をつけたら英文校正にまわせるかな。考えてみりゃ、Full ArticleのフォーマットでDiscussionを書くのはかなり久しぶりだった。Discussionって言いたいことを書いていたらなんだかきりがなくなってくるのだけども、自分が論文を読む際にDiscussionでアレでもないコレでもないと長々論じられると最後まで読む気力が失せてくるし、ああだろうこうだろうとoverspeculativeなこと書いているのも読んでいて腹が立ってくるので、まぁほどほどにしとかんといけませんな。
今日のラボミーティングは自分の発表の番だったので、この論文の内容を再度おさらい。学生達にはエエ勉強になったんとちゃうかな。
2013年2月5日火曜日
Eguía Crianza
Viña Eguía Crianza Tempranillo 2008
スペイン、リオハのテンプラニーリョ。ラベルの手の絵が印象的なワイン。チェリーのような味わいにオークの樽香が心地よく、さっぱりしていてバランスもいい。World Marketで10ドル以下だったと思うけど、このテンプラニーリョはかなりイイ。
ちなみに、リオハのワインはオーク樽と瓶の中での熟成期間を元にして分類されるんだそうな。この「Crianza」というのは、二年の熟成期間のうち少なくとも六ヶ月間をオーク樽で熟成されたものなんだとか。まぁ、なんにせよ旨いですわ。
七歳
今日は娘の七歳の誕生日。ということで、今日の午後は小学校のクラスでお祝いをしてもらうために、ユンナが作ったクラス全員分のカップケーキ(とスプーン型のチョコ)を持って教室を訪問。
子供って本当にみるみるうちに大きくなっていきますなぁ。
子供って本当にみるみるうちに大きくなっていきますなぁ。
2013年2月4日月曜日
2013年2月2日土曜日
ヤマ
あっというまに一月が終わってしまった。まいったなぁ、今月中に再投稿を終えている予定やったのに、いまだに原稿と格闘中。まぁ12月に日本に帰っていて実験がちょっと遅れたのもあるけど、やっぱり先月グラント書きに時間を取られたのが今になって響いてきている感じ。とりあえず、月曜と火曜で撮りためたコンフォーカル画像をようやく新しいFigureに組み込む作業はほぼ完了した。ということで、あとは文章を足していくだけなんやけども、元々Short Articleで投稿したものをリバイズでFull Articleにチェンジということで、結構大幅に書き足さないといけない。今週末がヤマやなぁ。
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