今日の午前中はあんまり時間がなかったけど、研究所内を少しまわって最後の挨拶。まぁ、また6月の末に戻って来てやらなければいけない仕事があるので、今日会えなかった人にはその時また会いに行けるかな。ということで、先ほど羽田空港に到着。
さぁ、いよいよ札幌での新しい章が始まる。
2018年5月31日木曜日
2018年5月30日水曜日
搬出
今朝は9時から引っ越し業者の方々が来てくれて、1時間半ほどでトラックへの積み込みが終了。荷物の量は当初考えていたよりもだいぶ多くなって、3tトラックの荷台が結構いっぱいになった。この後土曜日に、東京で札幌へ帰るトラックに積み替えられて、来週の月曜日の朝に北大に到着後、搬入作業となる予定。とりあえず、ちょっと一息。
2018年5月29日火曜日
2018年5月27日日曜日
last minute
先週札幌にいたときから目が充血して腫れてきたり、ちょっと喉が痛くなったりと、なんだか体調があまりすぐれないのはやはり疲れが出てきているのか。今週が引っ越しの山場だからなんとか乗り切らないといけないのだけど。
そのようななか、執筆中の申請書のうち自分が代表のものは、たった今申請を済ませた。もう一つの分担の方も、今日中に校正を済ませて明日の締め切りまでになんとか終了する予定。さらにもう一つ金曜日締め切りのものがあるのだけど、そろそろオフィスのパッキングを開始しないといけないし、いつやればエエのやろかね。
そのようななか、執筆中の申請書のうち自分が代表のものは、たった今申請を済ませた。もう一つの分担の方も、今日中に校正を済ませて明日の締め切りまでになんとか終了する予定。さらにもう一つ金曜日締め切りのものがあるのだけど、そろそろオフィスのパッキングを開始しないといけないし、いつやればエエのやろかね。
farewell parties
先週金曜日の昼は研究所近くのフレンチレストランで遺伝子回路研究室の送別会。そして土曜日の晩は、インターナショナルグループの方々とのお別れ会。こうして皆さんと話していると、この4年間のことを色々と思い出す。この研究所で出会ってお世話になった方々一人一人に感謝。
西向き
先週の木曜日は一日かけて6件のアパートを見て回った。北大は車通勤が許可される条件はかなり厳しいということが事前に判明したので、なるべくキャンパスに近い北区と東区で地下鉄駅の近くのもの。で、結局やはり事前にネットで見ていた段階でも第一候補だった部屋に決めた。西向きの窓からの眺めも悪くはない。
2018年5月24日木曜日
面接2
昨日は午後から、初めてYラボのラボミーティングに出席して大学院生3人の発表を聞く。英語でやっているのだけど、結構みんなしっかり発表していて感心した。で、その後夕方に、一昨日に引き続きさらにもう一人の実験補助員候補を面接。最終的には二人の候補でかなり迷ったけど、YF博士と話し合って決定。わざわざ面接のためにここまで来た甲斐があった。
そして今日は、自分の住処を探すために、アパマンショップの人と朝から一日中物件内覧巡り。良いとこが見つかりますように。
そして今日は、自分の住処を探すために、アパマンショップの人と朝から一日中物件内覧巡り。良いとこが見つかりますように。
2018年5月23日水曜日
面接1
昨日は朝から3人、午後に1人、実験補助員の面接をした。ショウジョウバエの飼育や遺伝学実験とかの業務に応募してきただけあって皆さんなかなか個性的なのか、話していてなかなか楽しかった。今日の午後にさらにもう一人面接して、この中から選ぶことになるかな。
昨日は空き時間にフライルームを今一度下見して、機材を置く場所などを確認。フライルーム自体は結構小さな個室なんだけども、その外側にあるオープンラボスペースも使えるようなので、そこにフライキッチンとナイコンの蛍光顕微鏡エリアを作る予定。
昨日は空き時間にフライルームを今一度下見して、機材を置く場所などを確認。フライルーム自体は結構小さな個室なんだけども、その外側にあるオープンラボスペースも使えるようなので、そこにフライキッチンとナイコンの蛍光顕微鏡エリアを作る予定。
2018年5月21日月曜日
準備
今日は午後に研究所を出て、夕方の便で羽田から札幌へ。で、少し前にいつもの札幌駅前のホテルに到着。明日から三日間、ラボテクニシャンの面接をして、フライルームの準備をして、ラボミーティングに出て、そして自分の住処を探して、とまぁなんやかんやと忙しい予定ですわ。
ワンさん
この二年間、ポスドクとして遺伝研で研究していたワンさんが、結局自分の紹介でフロリダのWMラボへポスドクとして行くことになった。今日日本を離れて一旦中国へ帰ってから、6月に家族と一緒にタラハシーへ赴くようだ。ということで、WMからの要請もあって、この二週間ほどワンさんにオバリーを使った実験のトレーニングを少ししていたのだが、土曜日に K がラボに来てくれるというので、カルシウムイメージングのプロトコールは K が実際にやりながら見せてくれることになった。とりあえず出しておいたストックのハエを解剖して、ナイコンの蛍光顕微鏡で撮ってみたら意外としっかり光るegg chamberがいくつかあってめでたしめでたし。
ワンさん、WMラボで気張ってきてくれ、そのうち必ず会いに行くから、と固く握手をしてお別れした。
ワンさん、WMラボで気張ってきてくれ、そのうち必ず会いに行くから、と固く握手をしてお別れした。
2018年5月16日水曜日
crunch time
さぁ、ここにいるのももうあと2週間、ということでいよいよ切羽詰まってきた感じ。移籍にあたっての各種手続き、北大の方のフライルーム立ち上げに必要な手続きとか購入する機材の選定、ラボ引っ越しの準備、そして住む場所の探索、などなどに追われていて、いくつか考えていた申請書の執筆が予定に追いついていない。。。一つ新しいアイデアがかなりまとまってきたものがあるんだけど、今回は諦めて来年にまわそうと決心した。フライルームの実験補助員も現在募集中で、ここ数日間ですでに数名の応募があった。やっぱり札幌は人材が豊富やなぁ。来週、札幌へ行ってこの方々の面接をしてくる予定。ということは、落ち着いてこのオフィスで執筆できるのはもう今週で終わりなのかも。。。
2018年5月11日金曜日
うな重
昨日は共同研究案件の打ち合わせのため、仙台のYN博士がこちらを訪問してくれた。ということで、夜は遺伝研坂下の店で久しぶりの三島のうな重を食べながらいろいろとデスカッション。持参してくれた小さなクラゲがシャーレの中で元気に泳いでいた。これまた面白そうな研究を始めているようで何よりなのだが、他にもエエニュースがあって、いろいろと楽しみですな。
2018年5月9日水曜日
餌作り
昨日は朝から新幹線に乗って信濃町にある慶應大学医学部へ。こないだフィラデルフィアで知り合うことができたHK博士のラボを訪問して、色々と教えてもらってきた。メインはハエの餌作り。北大へ移動したらついに自分でハエの餌を作る必要が出てきたためなんだけども、これまで10年以上ショウジョウバエを使っているのに一度も自分では作ったことがなかった。今いる遺伝研ではストックセンターから餌入りバイアルを支給してもらっているし、ダートマスにいた時も大学にフライキッチンがあって、そこから購入していた。フロリダのWMラボでは自前で作っていたけど自分はそれに関わったことはなくて、ラボテクの人がエサをぐつぐつ煮たりポンプでバイアルに分注したりするのを横目で見ていただけだった。ということで、自分のフライキッチンを作るためにいま色々と準備中。HKラボはいま自分が考えているものとほぼ同じ規模だったし、色々と細かいアイデアを教えてもらったりしてかなりイメージが掴めた。
2018年5月7日月曜日
GW後半
ようやく新しい場所での生活にも慣れてきたからか、ついに引っ越し後の家の中の整理をする気になってきた。ということでGW後半は、家で片付けをしたり、子供達を連れてサイクリングに出かけたり、とゆっくり過ごしていた。で、夜に少しずつアイデアを書き留めていたのだが、それがだいぶ形になってきたので、今月やはりもう一本の申請書を書けるような気にもなってきた。時間的に可能かどうかはちょっと分からないけど、とりあえず頑張ってみるか。
2018年5月1日火曜日
Alternative mode
An alternative mode of epithelial polarity in the Drosophila midgut. bioRxiv, doi: 10.1101/307579
Apical-basal polarity is essential for the formation and function of epithelial tissues, whereas loss of polarity is a hallmark of tumours. Studies in Drosophila have identified conserved polarity factors that define the apical (Crumbs, Stardust, Par-6, aPKC), junctional (Baz/Par-3) and basolateral (Scribbled, Discs large, Lgl) domains of epithelial cells. Because these conserved factors mark equivalent domains in diverse vertebrate and invertebrate epithelial types, it is generally assumed that this system organises polarity in all epithelia. Here we show that this is not the case, as none of these canonical factors are required for the polarisation of the endodermal epithelium of the Drosophila adult midgut. Furthermore, unlike other Drosophila epithelia, the midgut forms occluding junctions above adherens junctions, as in vertebrates, and requires the integrin adhesion complex for polarity. Thus, Drosophila contains two types of epithelia that polarise by different mechanisms. Since knock-outs of canonical polarity factors often have little effect on the polarity of vertebrate epithelia, this diversity of polarity mechanisms is likely to be conserved in other animals.
先週プレプリントサーバに出てきたDr. DSJラボからの論文。Drosophila adult midgutのepithelial cellは、apical-basal polarityの構造と形成メカニズムが、今まで他の上皮で報告されているものとは異なっているという。このmidgut cellでは、septate junctionがadherens junctionのapical側に位置しており、vertebrateのものと似ている(Drosophilaの他の上皮では逆)。しかも、crumbs、stardust、bazooka、Par-6、aPKC、scrib、dlg、lglのどのmutant cloneもmidgut epitheliaではpolarity defectのphenotypeを示さない。Integrin adhesion complexが壊れてbasement membraneとの接着が外れたり、septate junction componentが壊れて隣接細胞とのseptate junctionが形成されないと、さすがにpolarizeできないようだが。。。
まぁまだ査読前ということもあってデータは不十分なんだけど、もしこれが本当なら色々とオモシロイね。
Apical-basal polarity is essential for the formation and function of epithelial tissues, whereas loss of polarity is a hallmark of tumours. Studies in Drosophila have identified conserved polarity factors that define the apical (Crumbs, Stardust, Par-6, aPKC), junctional (Baz/Par-3) and basolateral (Scribbled, Discs large, Lgl) domains of epithelial cells. Because these conserved factors mark equivalent domains in diverse vertebrate and invertebrate epithelial types, it is generally assumed that this system organises polarity in all epithelia. Here we show that this is not the case, as none of these canonical factors are required for the polarisation of the endodermal epithelium of the Drosophila adult midgut. Furthermore, unlike other Drosophila epithelia, the midgut forms occluding junctions above adherens junctions, as in vertebrates, and requires the integrin adhesion complex for polarity. Thus, Drosophila contains two types of epithelia that polarise by different mechanisms. Since knock-outs of canonical polarity factors often have little effect on the polarity of vertebrate epithelia, this diversity of polarity mechanisms is likely to be conserved in other animals.
先週プレプリントサーバに出てきたDr. DSJラボからの論文。Drosophila adult midgutのepithelial cellは、apical-basal polarityの構造と形成メカニズムが、今まで他の上皮で報告されているものとは異なっているという。このmidgut cellでは、septate junctionがadherens junctionのapical側に位置しており、vertebrateのものと似ている(Drosophilaの他の上皮では逆)。しかも、crumbs、stardust、bazooka、Par-6、aPKC、scrib、dlg、lglのどのmutant cloneもmidgut epitheliaではpolarity defectのphenotypeを示さない。Integrin adhesion complexが壊れてbasement membraneとの接着が外れたり、septate junction componentが壊れて隣接細胞とのseptate junctionが形成されないと、さすがにpolarizeできないようだが。。。
まぁまだ査読前ということもあってデータは不十分なんだけど、もしこれが本当なら色々とオモシロイね。
五月
さぁ、今日からもう五月。朝、大場川の鯉たちも元気に泳いでいた。
ということで、ここの研究所で仕事をするのも今月限り。引っ越しの準備をしないといけないし、グラントも書かないといけないし、もちろん実験もあるし、ということでこの五月はなかなか大変な一ヶ月になりそう。一ヶ月後、首尾よく全てをやり遂げて札幌に到着しているだろうか。
ということで、ここの研究所で仕事をするのも今月限り。引っ越しの準備をしないといけないし、グラントも書かないといけないし、もちろん実験もあるし、ということでこの五月はなかなか大変な一ヶ月になりそう。一ヶ月後、首尾よく全てをやり遂げて札幌に到着しているだろうか。
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