今晩のセッションで Fly Meeting の4日目も終了。毎度のことだけど、この学会は毎日朝から晩までスケジュールがみっちり詰まっているので、充実感があるけど時差ぼけもあって結構疲れる。ポスター発表も毎日2時間ずつあったので、色々と聞くことができたし、自分のも何人かとは結構しっかりとデスカッションすることができた。今回の話は、自分にとって大きな驚きだった発見を基にしているので当たり前と言えば当たり前だけど、話の背景がよく分かっている人ほど面白いと思ってくれるようだ。very interesting… と言いながら、なんでこんなことになるのという感じで考え込んでしまう。まぁ、まだちゃんとメカニズムを示せていないので仕方ないのだけど。ということで、デスカッションをしながら確かめたいことも色々と出てきた。
今晩は、今からダウンタウンのバーで日本人の参加者で集まる予定。
2019年3月31日日曜日
2019年3月27日水曜日
27h
昨日の朝に札幌を出てから約27時間かかって、先ほどようやくダラスのホテルに到着した。15階の部屋の窓のカーテンを開けてみると、いかにもアメリカの大都市のダウンタウンという感じの景色。なぜだかかなり大きな部屋を割り当ててくれたので、一人だと持て余してしまう広さ。早速明日から学会が始まるので、今日はしっかり眠らないと。
2019年3月26日火曜日
野付半島
道東で自分が一番好きな場所の一つとして、知床半島の少し下からオホーツクに向かって伸びる野付半島がある。車で走っていくと、道の両側が海になってくるというとんでもなく細長いこの半島には、なぜかエゾシカとかキタキツネなどの野生動物がたくさん歩いている。今回、流氷はもうないと思っていたのだけど、半島の先っちょの方のトドワラの辺りまで行くとまだ結構残っていた。流氷を見たのも今回が初めて。やはりこの時期、トドワラには誰もいなかったけど、子供達と地平線目指してひたすら歩いた。
2019年3月25日月曜日
冬の道東
金曜日から三日間、子供達を連れて車で道東を旅してきた。道東は学生の時に何度か旅したことがあるのだけど、本当に久しぶりだったし、冬にこの地域に来るのは初めてだったので色々と新しい発見もあって楽しかった。子供達も毎日驚きの連続だったようなので、記憶に残るものが色々とあったのではないかと思う。予定していたものは全て見ることができたのだけど、三日間で約1000キロ走るという結構な行程だったので移動が多くて運転でだいぶ疲れた。今回一番印象的だったのは、完全に凍結していた壮麗な摩周湖かな。あと、野生の丹頂鶴を見たのも初めてやったなぁ。
2019年3月21日木曜日
travelling
さて、明日金曜日からは春休みに入った子供達二人を連れて車で道東の方を旅する予定。で、来週の火曜日からはまたアメリカ出張。今回はダラスで約一週間過ごした後、日本に帰ってくるのが再来週の火曜日で、その四日後の土曜日から次はまたスペインへ向かう。そしてその次の週にかけてバルセロナに滞在して、その後日本に帰国するのは4月13日。ということで、これから三週間ちょいの間かなり移動が多い日々になるけど、ついに書き始めたCCH第二弾の論文原稿の執筆をこの間に少しでも進めたいところ。
2019年3月20日水曜日
ポスター
今朝は久しぶりの歯医者で定期的な検査とクリーニング。とりあえず大きな問題はない模様。で、午後は来週からの学会で使うポスターを作成。今回はTumor Hotspotの話の続き第一弾。R がやっているプロジェクトの新しいデータはまだまだプレリミナリーなのだが、これは結構面白くなると思っている。先日の細コロでも、TI博士がかなり興味を持ってくれたようだった。ということで、とりあえずポスターはできたのだけど、先ほど隣の部屋でコンフォーカルをしていた R がこれまたさらに新しい結果を見せてくれた。
送別会
昨日はラボの送別会。この三月で三人の学生が卒業して、みんなそれぞれ新しい場所へ旅立つことになる。この三人は、去年の六月から自分が参加したこのラボの中の雰囲気に中心的な役割を持っていたように思う。普段からラボの中で笑いが絶えなかったし、彼らが中心になってみんなで色々なイベントに参加したりと、自分も彼らのおかげでこのラボでの始めの一年間をとても楽しくやることができた。ということで、来月から少し寂しくなるねぇ。写真は二次会のボーリングのあと、すすきので。
2019年3月17日日曜日
細コロ
木曜から週末にかけて、毎年恒例の細胞競合コロキウムがここ札幌で開催された。いつものように一日目は北大で、二日目は定山渓ビューホテルで。そういや去年はちょうどシンガポール出張と重なって出席できなかったので、自分にとっては二年ぶり。学生達の顔ぶれがだいぶ変わったような印象だけど、非常に活発な質疑応答が交わされる様子はいつも通り。先々週のKeystone Meetingに引き続いてこれまたcell competition三昧の二日間を楽しんだ。で、定山渓の夜は、一緒の部屋になった四人で飲みながら今後のことについて作戦会議。その中で出てきた非常に大胆でオモシロイ案にみんな興奮してしまい、本気でその線で考えていこうかという勢いになった。その後、一応この計画に対する布石を打っておいたので、今後どのようにしていくかちょっと考えていきますかというところ。
2019年3月13日水曜日
flashing egg chamber
で、新しい卒研生の S も最近一生懸命ライブイメージングに取り組んでいる。色々と試行錯誤した甲斐あって、ついにegg chamberが放つ光を捉えることができ始めた。さぁ、これをミュータントモザイクを導入した状態で捉えることができるかどうか、ここからが大変なところなんだけど。
beautiful pattern
やっぱりあれやね、この一週間なんやかんやと忙しくしていたのだが、なんだかいまだに少し時差ぼけが残っている感じ。
昨日のラボミーティングで R がいくつか新しいデータを見せていたのだが、そのうち一つのgene expression patternに驚いた。注目しているtumor cellの周りの細胞できれいにupregulateされている。隣接細胞だけじゃなくて、周辺の数細胞先までいってるところを見るとsecreted signalなのか、それとも何らかの方法で伝播しているのか。まだ全然よく分からんけど、こういう意味深な美しいパターンは久しぶりに見た。もしかしたら何かみつけたんじゃないかなぁという感覚。最近 R はだいぶ顕微鏡観察にのめり込んできている。
昨日のラボミーティングで R がいくつか新しいデータを見せていたのだが、そのうち一つのgene expression patternに驚いた。注目しているtumor cellの周りの細胞できれいにupregulateされている。隣接細胞だけじゃなくて、周辺の数細胞先までいってるところを見るとsecreted signalなのか、それとも何らかの方法で伝播しているのか。まだ全然よく分からんけど、こういう意味深な美しいパターンは久しぶりに見た。もしかしたら何かみつけたんじゃないかなぁという感覚。最近 R はだいぶ顕微鏡観察にのめり込んできている。
2019年3月7日木曜日
in jet lag
時差ぼけがまだなかなか抜けなくて、毎日夕方くらいからはデスクワークをしていると気を失いそうになる。朝早くに目覚めるのはいいのだが。
最近、Tさんがオモシロイことを言い始めた。今日、そのオバリーのサンプルを顕微鏡で見せてもらったら、確かにそういう傾向はある。ということで、前に遺伝研にいるときにやったRNA seqのデータを確認してみたら、やっぱりそれに関係する一番重要な遺伝子がリストアップされていて、まぁコンシステントなのかもという話になってきた。先週、キーストーンでKA博士と話して、この話はなんとか早いうちに論文にしたいねということにもなったし、まずはこのTさんの仮説を色々と試してみるか。
最近、Tさんがオモシロイことを言い始めた。今日、そのオバリーのサンプルを顕微鏡で見せてもらったら、確かにそういう傾向はある。ということで、前に遺伝研にいるときにやったRNA seqのデータを確認してみたら、やっぱりそれに関係する一番重要な遺伝子がリストアップされていて、まぁコンシステントなのかもという話になってきた。先週、キーストーンでKA博士と話して、この話はなんとか早いうちに論文にしたいねということにもなったし、まずはこのTさんの仮説を色々と試してみるか。
2019年3月4日月曜日
Green Book
今回も国際線で新作映画を何本か観ることができたけど、やっぱり今年のアカデミー作品賞を受賞した「Green Book」は素晴らしかった。笑える場面がたくさんあるし、音楽がすごいし、本当に感動的だ。NYから南部の方へと場面が移っていくにつれて、自分が住んでいたディープサウスの雰囲気がだんだん濃くなっていくことで、個人的にはこれまたノスタルジーを感じた。そういや、ニューハンプシャーからフロリダまで引っ越した時、こんな感じで毎日少しずつ雰囲気が変わっていくのを感じながら車で南下したのを思い出した。いろんな意味で本当にアメリカンな映画だけど、普遍的に大事なことを教えてくれる。ということで、Don Shirleyの音楽を聴いてみよう。
帰路
昨日の朝、札幌に無事帰宅。金曜日はリノからLAへの便が夜だったので、午後に一人で湖畔までハイキングして、湖畔のミュージアムを見学したりしてゆっくり過ごせた。その後、深夜にLAからの国際線に乗ったのだけど、ほとんど眠ることができずにずっと映画を見ていたので、自宅に着いてから夕方までうとうとしてしまった。ということで、今朝は4時過ぎに目が覚めた。まぁ、帰ってきてからの時差ぼけはほとんど避けようがないのは分かっているので、あんまり無理はしないけど。
2019年3月2日土曜日
Keystone4日目
昨晩で全てのプログラムが終了。最後のイブニングセッションではDr. GM御大やノーベル賞のDr. HVによるトークを聞いて、その後はディナーとダンスパーティーで大いに盛り上がった。いろんな人と新しく知り合えたし、いくらか具体的にやるべきことが見えたし、毎日朝から晩まで非常に充実した4日間だった。今後もまた同じテーマのKeystone Meetingが継続開催されることになるんだろうか。今回は初回ということで実験的な部分もあったのだろうけど、今後Cell Competitionという現象をここまで拡大解釈していくのかどうか、そういうことも色々と考える機会になった。
さて、今日のフライトは夜なので、まだ夕方までこのホテルで過ごす時間がある。一人でぶらぶらとしながら思索に耽るかな。
さて、今日のフライトは夜なので、まだ夕方までこのホテルで過ごす時間がある。一人でぶらぶらとしながら思索に耽るかな。
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