2024年8月24日土曜日
Yon-Ten
今日は、午後にまた高校生達の研究室訪問があった。今回は大阪の某有名進学女子校から、10名の高校一年生。前回と同じく、フライルームで簡単に研究内容を紹介しながら、GFPで光るハエ達を一人ずつ順番に蛍光実体顕微鏡で観察。en-Gal4>UAS-GFPで体がシマシマに光っている幼虫を見て、誰かが「おぉ〜阪神タイガースみたいや」。で、その後に続いて見た子達がみんな「ホンマや阪神や〜」って言うのを見て、みんな大阪の子なんやなぁと思った。その後、セミナールームで今回も研究者としてのキャリアパスについての話をした。やはり医学部を目指している子が多いようで、医学研究のことや日本とアメリカの違いについて熱心に質問してくれた。最近こうして高校生とか大学の学部生とかにこういう話をしていると、海外へ行くことに興味を持っている子は結構多いように見えるんやけどね。
2024年8月23日金曜日
2024年8月14日水曜日
夏季休暇
今日明日は大学の夏季休暇なのだけど、午後にラボへ行くと、普段休日にはラボに出てこない学生がいたのでヘンだなと思った。よく見るとYラボの学生達はみんな来ている。なるほどね、大学の夏季休暇であってもYラボとしては休日ではないということなのだと気付いた。なんとも会社的。決められたカレンダー通りにラボに来る学生達、というかもう少し正確にいうと、自分の意思ではなく決められた勤務日にしか来ないということに対して、なんとも言えないもどかしさというか違和感を感じる。数日前にも似たようなことを書いたけど、これは、休日もラボに出てきて実験をしろとかいう意味では全くなくて、研究に没頭するともっともっと実験を進めたくなってしまうものなんだけどなぁ、ということ。まぁ、好きにしてくれたらエエねんけど、と思いながら今日はカモカフェへ行って執筆。外はとんでもない暑さだったけど、今日はだいぶ執筆モードに入ることができた。
2024年8月11日日曜日
大原
今日はあんまり気が乗らなかったけど、とりあえずバーコレしにラボへ行ったあと、ちょっと思い立っていつもの大原の店へ。調味料と一緒に買った黒豆大福が美味しかった。京都に来て4年半、しょっちゅうこの店に来ているので、大原の景色を見ると色んなことを思い出す。
盆休み
今さらだけど、fly geneticsって、色々なテクニックがあって遺伝系統のリソースがとんでもなく豊富なので、自分の工夫次第でいろんな実験ができる。のめり込み始めるといくらでもアイデアが出てくるので、何をしててもふと実験のことを考えてしまうようになるし実験が止まらなくなってしまう。そういう風になってしまうのが普通だと思っていたけど、学生によってはそうでもなかったりする。もっとできることがたくさんあるのになんでもっとやらないんだろう、というか思いつかないのか。思いつかないということは、あまり深く考えていないということなんだろうし、それはつまりそれほど研究にのめり込んでいないということだと思う。学生に面白いと思わせて熱意を持たせるのが自分の役目の一つだと思っていけるけど、なかなかそれが難しい学生もいる。
今日から来週にかけて盆休みだけど、ゆっくり一人で実験と論文執筆に勤しめるかな。
2024年8月10日土曜日
2024年8月8日木曜日
TLG
今日の午後は、あるベンチャー企業とオンラインでミーティング。PCRベースで一細胞ずつの染色体の本数をカウントできる新しい技術を開発したという会社。まずはウチのpolyploid cellについての研究のコンセプトと実際のデータを紹介して、自分が考えている解析内容を提案。ミーティングに参加してくれた社長さんも結構興味を持ってくれたようで、ショウジョウバエの解析はしたことがないけど、今後ちょっと一緒にやってみましょうということになった。来年度、自分が国内にいなくても受託解析してもらえる実験を考えているときに、ディーラーの方からこの会社を紹介してもらったのだけど、これはうまくいけばアメリカへ行く前にやり始めることができるかもしれない。
2024年8月6日火曜日
185
昨日、Bloomingtonから注文していた2番染色体のDeficiency lineのハエ達が到着。リストでは全部で188系統だったけど、そのうち3系統は今回準備できなかったということで、185系統。GMR-Gal4を用いた複眼フェノタイプのGenome-wide dominant modifier screening。え、今からわざわざ Df 系統を買い揃えてゲノムワイドスクリーニングするんですか!?って驚かれたけど、バイトを3人雇った今だからこそできると思ったのよね。ドライバーラインとしてGMR-Gal4とUASをリコンバインした染色体も作ったし、バイトの学部生達に今回のスクリーニングの目的と仕組みもちゃんと説明したし、ということで近日中に始められる予定。
2024年8月5日月曜日
2/44
先週は毎日夕方に帰ってきて、大学院生候補者一人一人とのオンラインインタビューをしていた。インタビューでは、まず候補者の経歴とかこれまでにやってきた研究についてプレゼンしてもらうのだけど、本当にうちの研究に興味を持ってうちのラボに来たいのかどうかを確認するために、こちらからも最近の研究結果とかこれからの方向性について色々と話してあげるので、だいたい一時間半くらい。毎日やっているとまぁまぁ疲れた。まぁでもそんな訳で、とりあえず今回の第一次選考は全て終了。週末に他の人からの意見も聞いて、最終的に2人の候補者に決定した。この一ヶ月ほどでコンタクトしてきてくれた応募者を数えてみると、全部で44人もいたので採択率は5%以下、ということでずいぶんと狭き門やな。とりあえずこの2人は1月からの入学を目指すことになったので、早いうちに大学への正式な応募申請を済ませなければならない。プログラム全体で受験者の人数がどれくらいになるかはまだ全く分からないのだけど、この2人ならたぶん大丈夫なのではないかと思っている。
2024年8月4日日曜日
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