2016年6月29日水曜日

いよいよ3rd

今朝はラボミーティング。自分の番だったので、ゴルゴスクリーニングの進捗状況を少し。ちょうど2ヶ月前のミーティングでは、これの1st screeningの結果について話していて、今回は2nd screeningの結果報告。2nd screeningでは、1st screeningで当たってきた約50ラインほどを、1st screeningのドライバーラインとはちょっとだけgenetic backgroundが異なるものと掛け合わせてスクリーン。で、その結果、約10ラインに絞られた。絞られた、と言ってもクリアーなフェノタイプが出ているものはあまりなくて、ほとんどは微妙な感じ。本当にこの中にゴルゴがいるんだろうか。。。ということで、いよいよ3rd screeningに入っていく訳だけども、この最終段階ではadult phenotypeだけではなくて、実際にimaginal discでのphenotypeを見ていく予定。これまた2ヶ月後には結果が出ているかなー。

2016年6月28日火曜日

Intense Morphome

日曜日、記念すべき第一回目の「Morphomeostasis Meeting」をココで開催した。そういえば去年の9月にCDBを訪れた時に、IH博士とSKY博士と三人で Morphomeostasis Meeting を掲げた会議をしたのだが、あれは試験的第0回ということになる。今回はここ、三島に5人の研究者が遠くから集まってくれた。昼の1時に自分のトークでスタートして一人50分、途中コーヒーブレイクを挟んで6時半終了というプログラムだったのだが、やはりというべきか、結局熱くディスカスしながらのトークは皆1時間を超える展開で、最後まで全く休憩なしでようやく終了したのは7時過ぎ。そこから遺伝研坂下のバルへ場所を移して、飲み食いしながら12時まで盛り上がっていた。で、その後みんなでぶらぶらと研究所の宿泊施設まで歩いて帰る途中、コンビニでビールを調達し、結局宿泊施設の食堂で2時半まで飲んでいた。そらまぁ疲れたのだけど、今までにないような楽しさと激しさのあるミーティングだった。皆ちょうど同じようなキャリアのステージにいて、なんとなく似たようなものを見ながら情熱を注ぎ込んでいる研究者なのだから、楽しく激しくなるのは当然なのだが、改めてみんなオモシロイ友達だなと実感。今後もなるべく毎年やりましょうやということで、来年は仙台での開催が決定した。

2016年6月26日日曜日

Morphomeostasis Meeting

今日、ついに正式な「The 1st Morphomeostasis Meeting」をココで開催。そろそろスピーカーの皆さんが到着する頃かな。

2016年6月25日土曜日

Organizing Poster Workshop

一週間後、来週の金曜日に所内ポスター交流会というのがあって、実は今回 I助教とポスドクの Kさんと三人でそのオーガナイザーをしている。この交流会は、形式上有志の活動による非公式行事として行われるため、運営は全て寄付金のみで賄われることになる。ということで、準備で一番大事なのは、会で提供する約百人分の飲食代を賄うための寄付金をどれだけ所内で集められるかということになるのである。そんなこともあって今日の午後、三人で所内すべてのラボを一つ一つ訪問する寄付金お願い行脚を敢行。6つの研究棟に全部で30以上のラボがあるので、すべて回るのは結構時間がかかったしだいぶ疲れたけど、その甲斐あって例年にない額の寄付金を集めることができた。いろんな人に挨拶できてなかなか楽しかったし。あとは来週、飲み物と食べ物の調達をしないといけないのだが、まぁでもこれで準備の大きな山は越えた感じ。

2016年6月21日火曜日

mountain biking

最近、下の子がマウンテンバイクに乗れるようになった。自分で自転車に乗って走れるのが楽しくて仕方ないようで、このところ休みの日になると二人でマウンテンバイクに乗ってサイクリングに出かける。この近辺は山に囲まれているので、そのへんの道を走るとそこかしこに森の中へと伸びているトレイルの入り口が見つかる。どれもマウンテンバイキングに良さそうな道ばかりで、スマホのGPSを頼りに森の中の道を探しながら走る。茂みに行く手を阻まれて行き止まりになってしまうこともあるけど、たいがいは山道を登って森を抜けて畑の間を突っ切って向こう側の町まで続いている。自分も子供の時からずっとマウンテンバイクが好きだったけど、こんなナイスなトレイルを走る機会なんてそうそうなかったので、これはなかなか楽しい。そんなことで、今日の夕方もまた走ってきた。

2016年6月18日土曜日

3rd submission

論文サブミット完了。エディターは、さらにもう一度レビュワーに回すと言ってるので、まぁまた数週間待つことになるんだろう。もしかしたら、来月のアメリカ出張のあたりで返ってくることになるかな。今回のリビジョンで、自分の中ではこの論文の内容に関してほぼ納得するところまできた。論文のストーリーもしっかり完結させることができた感じがする。当然、今回この論文で報告する現象に関してはまだまだ多くの謎が残っているんだけども、それらはこれからの課題。と言ってもまぁ、エディターとレビュワーの皆さんが納得してくれるかどうかだけど。

2016年6月17日金曜日

8割

Molecular Probes(Thermo Fisher)の Alexa Fluor 546 goat anti-rabbit IgG、Catalog#: A-11035。内容量は 0.5 ml なんだけども、最近うちに来た2本はどちらも 0.4 ml くらいしか入っていなかった。ディーラーに調べてもらったところ、いま出回っている Lot#: 1697167 のものは出荷時から少し内容量が少ない可能性があるみたいですよ。結構高価な試薬なんやから、きっちり入れといて欲しいよね。若干の誤差はあるとしても、8割はちょっとあかんなぁ。

後半戦

雨が降ったり止んだり、じめじめしてすっかり梅雨らしくなってきた。でもやっぱり田んぼのカエルたちはこの時期が一番うれしいのか、夜になるとこの近辺はカエルの大合唱でものすごいことになっている。さて、一週間先伸ばしにしてもらった論文再投稿の締め切りは来週の月曜。ということで、改訂作業はほぼ終了。今日カバーレターを書いて、週末に投稿する予定。エディターから要求されたことには全て応えることができたけど、問題はなんやかんやと難しいコメントをしてくれているレビュワー3への対応。リバトルレターにかなりモリモリと説明を書いたのだけど、さぁどうなることやら。そんなことをしている間にもう6月も後半戦か。

2016年6月13日月曜日

Orlando

長いこと自分のホームだったフロリダでえらいことが起こったようだ。オーランドは何回も行ったことがある町だけど、外から見る今となってはこういう事件のニュースを見るたびに、なんて危険な国なんだろうと思う。アメリカに住んでいた9年の間にも、銃乱射による無差別殺人事件は幾度となくニュースで見てきたけど、不思議なことにそういう事件を見聞きして覚える恐怖はむしろ今のほうが大きい気がする。思い出してみると、普段行くようなスーパーマーケットでもでかいライフルとかショットガンが売っていたし、住んでいた家の近所でも銃声はよく聞こえていたし、人種差別もあったし、こういうことが起こりうるというのをもっと肌で感じていたからこそ、現実的な部分も見えていたからなのか。そういえば、寝ているときに銃を持った強盗が家に入ってくるという夢を見て飛び起きることが時々あったことを思い出した。いつも夜遅くまでいた大学の研究棟とか、よく行くショッピングモールとかで、万が一こういう事件が発生したらどこに隠れてどこから逃げようとかいうことを時々考えていたことも思い出した。もしかしたら自分の身の回りでも起こるかもしれないということを常に頭の片隅に置きつつ、日本に暮らす今にはないちょっとした緊張感を持って生活していたのだろう。それでも実際に命の危険を感じたようなことはほとんどなかったから、想像だけで変に自分の恐怖感を煽ることもなかったのかな。実は今から約一ヶ月後に、学会でオーランドに滞在する予定なのだが、このニュースを見て少し気が滅入った。あまりにもひどすぎる。

2016年6月11日土曜日

adherens

adherens junction の アドヒアランス って「adherence」じゃなくて「adherens」やねんね。今回レビュワーに指摘されて初めて気付いたかも。そう言われてみれば確かに、junction のときは s のほうが見覚えがある気がするな。

昨晩、なんだか頭が痛いなと思っていたら、急に悪寒に襲われて発熱。喉や鼻の症状は全くないけど、風邪なのかな。今日もなんだか熱っぽいので一日家でゆっくりしていたらだいぶましになってきた。論文再投稿の締め切りは明後日の月曜日に設定されていたのだけど、少し時間が足りないと思ったので、昨晩悪寒に襲われながらもエディターに、due dateを一週間先に延ばしてねっていうお手紙を書いた。Figureの改訂はすでに終わったので、あとはもう少し文章を付け足して、リバトルレターを書くだけなんだけど。

2016年6月10日金曜日

鶴岡

山形の鶴岡に行ってきた。今回は慶應の鶴岡キャンパスで大学院生向けの特別講義。湘南藤沢キャンパスともテレビ中継が繋がっていて、聴講する学生さんの数は結構多かったし、ああいう大学らしい雰囲気の講義は久しぶりだったので新鮮な気分でやれた。質疑応答タイムでは予想以上にたくさんの質問が出ていたのを見ると、まぁまぁ楽しんでもらえたのかなと思う。かなり鋭い質問が多くてうれしかった。で、夜は今回何から何までお世話していただいたK先生に連れて行ってもらった地元の居酒屋で、山形の美味しい料理と旨い酒の数々を堪能させてもらった。「おいしい庄内空港」というだけのことはあるやん。
それにしてもこの鶴岡キャンパスはすごかった。施設や機器の充実ぶりだけじゃなくて、研究者のことをよく考えた造りとか、地域とともに発展する志とか、そのコンセプトに感動した。またそのうち訪れる機会があるかな。

2016年6月6日月曜日

smapho

一ヶ月ほど前についにガラケーからスマホに乗り換えたのだが、この一ヶ月の間いろんなアプリを試してみてようやく使い方に慣れてきた。通勤は自転車だし、普段パソコンに向かっている時間が長いのでスマホを持つ必要性はほとんど感じていなかったのだけど、手元にあるとついつい使ってしまう。たしかにこれはaddictive。写真もまぁまぁキレイに撮れるやん。ということで、写真は毎日行き帰りに見ている風景。田植えが終わって、ついに梅雨の季節になりましたね。
で、明日は特別講義をしに、山形の慶應鶴岡キャンパスへ向かう。やっぱり出張に出るときは、スマホあると便利よね。

quantification night

今晩はひたすら細胞を数えてみる。

2016年6月4日土曜日

運動会2

今日は快晴の空の下、上の子の小学校の運動会。運動会って昔は10月だったけど、最近はほとんどの学校がこの時期にするらしい。4月からの準備期間が短いからか、6年生以外は学年全体での演技みたいなのはなくてほとんどのプログラムは競技なんだけど、それでもやっぱりこの雰囲気は昔から変わらない。高学年のクラス対抗リレーとか結構迫力あって応援にも熱が入る。自分が子供の頃のことを色々と思い出して懐かしい気分になるね。

2016年6月3日金曜日

4色

いつの間にかもう6月。カレンダーを見ると、6月と7月はイベントが目白押し。ちょっと気合入れていかなあきません。まずは来週末までに論文の再改訂を終わらさなければいけないので、この3日間は毎晩夜遅くまでコンフォーカル大会。この研究所に来てからメインで使っているOlympus FV1200には635nmのレーザーが載っていなかったので、ここでは四重染色はしてなかったのだけど、出していた希望が昨年度末に通って先週ようやくレーザーが増設された。ということで、今回初めてFV1200で四重染色のイメージングをしているのだが、どうも思っていたようにはいかないことが出てきた。なんやかんやと使い勝手に問題があるのだが、一番の問題は4色でZ-stackのスキャンをするときにbrightness compensationができないこと。色々いじってみたけど結局やり方が分からなかったので電話で聞いてみたら、4色の場合、virtual channelで4色を2つのphaseに割り当てる必要があるのだが、そうするとbrightness compensationは1つのphaseにしか適用できないので4色同時にはできませんとの回答。うーむ、まぁできないなら仕方ないやん、ということで結局Z-stackは今まで通り3色で。ともあれ、画像データは今晩でほぼ取り終われそうかな。あとはいくつかのquantificationと文章の改訂。