それでは皆様、良いお年をお迎えください!
2023年12月31日日曜日
大晦日 2023
大晦日の午後、三島へ向かう新幹線の中で修論の添削。意外と文章も英語もあまり体を成していない感じだったので、直し始めるとキリが無い。ということで結局仕事納めとはならず、今テレビで紅白が流れている横でようやく年賀状を書き終わり、そしてさらに添削の続き。今年は、思い返すとなんだか忙しくてあまり余裕がない一年だった印象。まぁでも、アメリカとヨーロッパへの遠征を含め、今年は国内外の色んな場所でトークをすることができた。数えてみたら18回もトークをしてる。なのだが、一方で肝心のアレができていないのよね。代わりにPolyploidyのレビュー論文のほうは今ちょうど最後の改訂作業をしているところなので、こちらは新年早々にアクセプトされると思うのだけど。ということで、来年は早いうちに必ずアレを投稿しないといけません。そんなこんなで、いろんな場所へ行ってたくさんの人と会えた2023年もそろそろ終わり。
2023年12月29日金曜日
2023年12月27日水曜日
scRNA-seq2回目
昨日はこれまた前々から予定していたscRNA-seqの実施日だったので、朝から学生達と皆で解剖大会。7人で、1サンプルにつき二百数十匹を2ラウンド。いつもと同じように、細胞をバラしてFACSでGFP+ clonesをソートした後、午後からうちに来てくれたA社の技術担当の方と一緒に、Chromiumに通すための準備。どちらのサンプルもFACSで十分な数(約10万細胞)を採取できていたのだけど、Chromiumに通すにはなるべく正確な細胞数を知る必要がある。ということで、またヘモサイトメーターで細胞を数えようとして、やっぱり細胞が小さくて見えにくくてちょっと手間取った。そういや前回もそうだったんだった。このFACS後に細胞数を整える作業をもうちょっと練習すべき、ということをまたもや本番で学んだ。ともあれ、前回のように細胞が詰まるようなこともなく、昨日はとりあえず無事cDNA合成まで進んだはず。シーケンス結果は新年のお楽しみ。
2023年12月22日金曜日
scATAC-seq1
先週の水曜日、先進ゲノム支援によるscATAC-seqの実施本番ということで、東大から支援チームの方が来てくれた。これのためにまた数ヶ月前から準備と練習を重ねてきていたのだが、なんと痛恨のミスがあり実施に至らなかった。サンプル自体は前回のscRNA-seqと全く同じもので、ATAC用のサンプル調整としてscRNA-seqと異なるのは、FACSによるGFP+細胞の収集後に、裸核化としてのcell lysis処理を行う必要がある点。lysis処理によるロスもあるだろうからということで、この日の朝は結構多めに解剖したにもかかわらず、10xChromiumにかける直前にヘモサイトメーターで核の数を確認したところほとんど見当たらなかったので断念した。そんな訳で、わざわざ来ていただいた支援チームの方には申し訳ないことになってしまったのだが、結局もう一度チャンスをもらえることになったので、現在lysis処理による核採取プロセスの問題点を検討中。おそらく、哺乳類細胞用のプロトコルに従ってやったlysis後の遠心が弱すぎたのだと思っている。再トライは来月になるかな。
で、来週の火曜日は、これとはまた別で2サンプルのscRNA-seqを実施する予定。
2023年12月16日土曜日
再投稿
なんか最近えらい忙しいけど、年末ってなんでこうも慌ただしくなってしまうんやろうね。そんな中でも先週の神戸での分子生物学会では、色々と面白い話が聞けたし、久しぶりに色んな方々と会うことができて楽しかった。で、学会から帰ってきた先週末は、YQのレビュー論文のリバイズに追われていた感じ。一人のレビュワーのコメントが意外と結構厳しかったので、それに応えるためにかなり苦労することになったのだけど、このレビュワーが指摘してくれたことで、自分が大事なものを見落としていたことに気付かされてとても勉強になったのだった。ということで、水曜日にようやくこの論文の再投稿は完了。この週末は、アメリカから帰ってきている上の子と一緒に、少し三島でゆっくりできるだろうかと思っていたのだが、次はいよいよウチの学生達から卒業論文と修士論文の原稿が送られてきたので、その添削を始めている。
2023年12月6日水曜日
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