2024年12月31日火曜日

大晦日 2024

いつの間にか大晦日で今年もあと数時間になってしまった。この数週間、引っ越しのあれやこれやに忙殺されていたので、大晦日という実感が全くない。今年は3月の初めにULLからコンタクトがあって、5月にオファーをもらってからは、今年中にやらないといけないことがたくさん出てきて、気持ちとしてもスケジュールとしてもえらい余裕がないうちにものすごい勢いで時間が過ぎ去っていった感がある。特に夏以降はかなり出張が多かったし、今数えてみると7つの学会に参加したようだ。どの学会でも多くの知り合いに会って挨拶をすることができたのは良かった。その中でも自分がオーガナイザーとして開催することができた倍数性研究会と生化学会のシンポジウムはやはり印象深い。まぁそんな忙しい中でやり残してしまったことはたくさんあって、来年の早いうちにやってしまわないとなぁと思うのだが、アメリカに行ったら行ったでそれこそ余裕がないだろうから、気合い入れていかないといけませんなぁ。
ということで、そろそろ2024年は終わり。それでは皆さま、良いお年をお迎えください。

D.m. T

関西モーフォメのメンバーからいただいたプレゼント。なかなかリアルなフライがデザインされていてクールなので、これを着て授業をするかな。

2024年12月30日月曜日

関西モーフォメ

昨晩は、SKY博士の呼びかけで関西モーフォメメンバーが集まって壮行会を催していただいた。京阪神に散らばるメンバーなので、集まったのは大阪梅田。モーフォメメンバーでの会は本当に楽しくて刺激的なので、日本を去るのがちょっと寂しくなった。SKY博士と自分が日本に帰国してモーフォメを始めたのは、2015年なので来年で10周年。この集まりも自分にとってはとても大切な仲間になった。来年、自分が帰国するタイミングでまた Morphomeostasis Meeting を開催できればと思う。

2024年12月28日土曜日

I-797

昨日の時点でまだ就労許可証のForm I-797が届いておらず、このままクリスマス休暇に入ったら年明けまで来ることはないかも、と気付いてとりあえず大学の弁護士にメールを出してみたら、今朝PDFのコピーがメールで届いていた。え、届いたらすぐにコピーを送ってねって頼んでいたけど、もしかしてもう届いていたのでは?と思ったけど、まぁとりあえずは面接前に届いて良かった。ビザに関してはまだまだ綱渡りのような状態が続く。

2024年12月22日日曜日

DS-160

USCIS(米国移民局)からH-1B就労ビザの請願(I-129)に対する許可がおりたという連絡が来てから今日で5日。いまだに正式な許可証明書(I-797)が届いていないのだけど、とりあえず米国大使館での面接を予約しようと思って手続きを開始。非移民ビザを申請するには、DS-160というオンラインでの事前審査があるのだが、これがかなり厄介で時間がかかった。当然以前にもやっているのだけど、年齢を重ねて雇用とか入国とかの経験が増えるほど、このDS-160で報告しないといけない項目が増えるので大変になるということか。まぁでもなんとかこの関門を通り抜けて、年明け1月2日の朝の面接予約を取ることができた。面接のあとは数日でビザが発行されるはずなので、入国は1月の第2週になるだろうとULLに連絡。新任教員に対するオリエンテーションが1月6日に行われるそうなのだけど、残念ながらそれには間に合いません。早くて1月8日かなぁということで、とりあえずフライトチケットも予約したけど、問題なく事が進むかどうか。

2024年12月20日金曜日

東川

昨日の午後、大家さんに鍵を返して岩倉のアパートの退去を完了。約5年住んだ場所だし、かなり気に入っていた住処なのでここを去るのは結構寂しい。自分の中での一つの時代が終わった感がある。この岩倉という場所は山に囲まれた田舎だけど近所に店が多くあったし交通の便も悪くないし、とても落ち着いた雰囲気で本当に好きだった。それにしても今週はこの家の引っ越しだけでなく、ラボの荷物のパッキングもしていたので、毎日朝から晩まで目まぐるしく動き回ってなんだか記憶が曖昧。まぁ引っ越しの時はいつもそうだけど、最終日のパッキングは大わらわで、いつの間にこんなに物が増えてしまったんだろうという気にさせられた。
昨日は午後にアパートを退去した後、郵便局へ行ってEMSでダンボール4箱をルイジアナへ発送。なんとかかんとかやるべきことを終えてから、たくさんの荷物を詰め込んだ車で京都を出て、昨晩大阪の実家にたどり着いた。少しゆっくりしたいのだけど、この数日間にできていなかったデスクワークがかなりたまってきているので捌いていかないとなぁ。

2024年12月17日火曜日

Approved!

今朝、起きたらULLの弁護士からメールが来ていた。アメリカの移民局に申請していたH-1Bビザが許可されましたと。プレミアムを支払ってから一週間。まぁせっかく3000ドルも支払ったのだから、やっぱりプレミアムの効果テキメンだったのだと信じたい。これでとりあえず一つの関門をクリアなんだけども、パスポートにビザスタンプをもらうためには、今回の許可によって発行されるForm I-797という証明書を持って、日本のアメリカ大使館に行って面接を受けないといけない。現在、大阪の領事館の面接予約待ち時間が10日になっているので、今後のプロセスがスムーズに進んだら1月の第2週に入国できるかどうかというところだろう。少し前まで、来週の月曜日に渡米する予定を組んでいたけど全然あかんかったやん。ということは、岩倉からの退去ももうちょい先でも良かったな。。。

ラストラン

今日は昼過ぎまで家で荷物の整理をしてから、夕方にラボへ行くその前に、自転車の買取りの依頼をしていた百万遍の店へ。オンラインの査定では少し値段が付きそうだったけど、色々と不具合もあり結局値段は付かず引き取ってもらうことになった。ということで、十年前に三島で購入して三島と札幌と京都で毎日のように乗っていたX-Caliberのラストランは、夕日の綺麗な鴨川沿いのいつもの通勤路だった。これまでに乗ったMTBの中で、間違いなく一番走行距離が長い付き合いになった。このところ、毎日のように人だけでなく、色々な馴染みのものとの別れがあって、だんだんと精神的にしんどくなってきている。そういえば十年前、アメリカを去る時にも同じような気持ちになったな。

2024年12月13日金曜日

最後のラボ送別会

昨晩はラボで送別会をしてもらった。ついにまたここを去るときが来たんだなぁということを実感。これまで学生の頃から数えて6か所のラボに所属してきたけど、次からはラボの主宰者になる訳だから、ラボから去るというのはこれが最後になるはずだ。このYラボには、北大と京大を通して約6年半いたことになる。今、ラボには20人くらいいるけど、自分が入った当時のことを考えると、3月に卒業する予定のR以外はメンバーが全員新しく入れ替わっている。大学の研究室は学生がメインなので人の入れ替わりは早い訳だが、面白いことに人が入れ替わってもラボの雰囲気というのはそれほど変わらないものだ。それはやっぱりラボ主宰者であるPIの性格とか考え方といったものの影響が如実に現れるからなんだろう。そして、所属している学生達はメンターとしてのPIとそのラボの環境から色々と影響を受けて育っていく。そんな訳で、送別会の挨拶では、これまでのキャリアで自分がこれまでのメンターから受けてきた影響について話した。その後で皆からの寄せ書きのアルバムをもらったのだが、一人一人が自分に対して持っている印象というのが、まさに自分がこれまでに受けてきた影響を表しているように見えて面白かった。
さぁ、いよいよラボも家も出ていく準備をしなければ。

2024年12月10日火曜日

鶏鍋

だいぶ寒くなってきたのでナベ。鶏鍋をゆずポン酢とジンジャーハイボールで。

Premium

なかなかアメリカの就労ビザの許可がおりなくて困っている、ということを10月の末にここでも書いたが、いまだに連絡が来ない。実はもう一人、ULLで1月から採用される予定のカナダ人(IP)がいて、当然 IP も自分と同じH-1Bビザの申請をしているのだけど、やはりまだ許可がおりていないらしい。もしかしたら自分の書類に何か不備があったのかとか、以前の経歴の何かが問題になっているのかもとか案じていたのだけど、IP のビザもまだということは、自分の問題ではなくおそらくH-1Bの審査が全体的に遅れているのだろうと思う。来年トランプになると、特殊技能職のためのH-1Bみたいなビザは特に出にくくなる可能性が高いので、今ちょうどビザ申請が殺到して遅れが出ていることは容易に想像できる。しかしながら、これ以上遅れると我々の1月からの赴任には間に合わない可能性が出てくる。こういう時のために、アメリカのビザ申請プロセスでは、お金を払えばプロセスを早めてくれるプレミアムと呼ばれるオプションがある。このプレミアムについて、申請手続きを代行してくれている大学の弁護士から以前に聞いていたのだが、なんと3000ドル(約45万円)もかかるということだったので、あまり真剣には考えていなかった。しかし12月に入ってもいまだに連絡が来ず、そろそろタイムリミットということで、弁護士に3000ドルの小切手を送付した。なんだかちょっと自分の中でもスイッチが入った感じがある。

2024年12月4日水曜日

Autumn foliage

愛宕山麓のもみじが真っ赤に色付いていたので、京都の紅葉も今週がクライマックスだろうと考えて、今日は一日休みを取って母親と二人で大原へ。今年は夏以降も気温が高かったから紅葉が遅れているようだけど、例年よりも色付きが鮮やかに見えるのは気のせいだろうか。三千院の紅葉は本当に息を呑むような美しさだった。ただ派手に色付いている訳ではなく、苔に覆われた庭に静かに佇む御堂と紅葉のコントラストが絶妙。今までに見た多くの紅葉のなかでも最も印象深かった。三千院を出てから、その近くにある血天井の宝泉院も訪問。ここの書院からは、樹齢七百年と言われる立派な五葉松が広がる絵画のような庭を見ることができるのだが、今日はその背景にもみじが色付いておりこれまた素晴らしかった。京都で過ごす最後の秋に最高の紅葉を見ることができて良かった。

2024年12月1日日曜日

愛宕山

今日はラボハイクということで、ラボの皆さんと一緒に京都の西側にある愛宕山に登ってきた。朝早くに奥嵯峨のさらに奥にある清滝の登山口に集合して、昼過ぎに山頂の愛宕神社に到着。標高は1000mもないそうだけど、久しぶりの登山だったしなかなか大変だった。山頂からの眺めが素晴らしかったし、登山口周辺の紅葉がとても綺麗だった。