まず銀行口座を作ろうと思って銀行に行ったら、パスポート以外にアメリカの現住所を確認できるものが必要と言われて断念。住所の証明の一つは、電気ガス水道などのユーティリティの請求書になるけど、まだ住み始めたばかりで請求書がないし、そもそもユーティリティの契約がまだ。ユーティリティの契約には電話番号が必要なので、携帯電話のSIMを注文。住所証明にもなるIDとしては日本と同様に運転免許証が一番なのだけど、フロリダの時のは当然期限切れだし、ルイジアナ州の免許を取るにはまた試験を受けて発行を待たないといけないので時間がかかる。そこで銀行の人に教えてもらったのがState IDというもので、州が発行する運転免許ではない身分証明のカードで、それには住所が入るし即日発行されるらしい。車を買いに行ったら、これまた購入時に同様なものが必要ということで、やはりまずはState IDを取得しようと思ったのだが、State IDにも住所証明が必要。。。じゃあ一体何から手をつければエエねん?ということで、もう一度しっかり順番を整理して考えた。
家の賃貸契約書、携帯電話番号、ユーティリティの契約書、大学のID、などを取得してから町のDMV(免許証とかを発行する所)へ行ったのだが、そこではState IDの発行は取り扱っておらず、Crowleyという隣町のDMVを案内された。なんでこんなところなん?と聞きたくなるような寂れた小さな町だったけど、そこでようやくState IDをゲット。State IDは身分証明書としては運転免許証と同等なので、これとパスポートがあれば銀行口座開設も含めて大体のものが上手くいき始めた。今回、以前に取得したSSNカードをちゃんと持っていたからまだマシだったかもしれない。20年前に初めてアメリカに来た時はSSNもなかったし、そもそもスマホとか無かった時代だからもっと大変だったことを少しずつ思い出している。
そんな感じでとりあえず、生活基盤のセットアップの基本的なところはできてきた。