今朝から始まったミネソタ大学のDevelopmental Biology Symposiumに出席。今年は、Drosophila TGF-betaの研究で有名なDr. MOのリタイア記念ということで、スピーカーは結構ショウジョウバエの人が多くて、今日だけでも4人のビッグショットによるトークがあった。去年も2回ここに来てセミナーをさせてもらったりしたおかげで、意外と出席者に知り合いが多くいて、休憩時間には何人かに声をかけてもらった。
2024年10月8日火曜日
2024年10月7日月曜日
2024年10月5日土曜日
第2回!
今週、月火水の3日間、遺伝研で「倍数性+サイズ生物学ジョイント研究会」を開催した。去年の9月に第1回倍数性研究会を開催したので今回が第2回ということになるのだけど、今回は山口のHさんが主催しているサイズ生物学研究会との共同開催ということになり、スピーカーの数が倍になって全体の参加者も46人に増えた。この人数で3日間となると、これはもう結構ちゃんとした学会の雰囲気がある。自分としてもこの3日間でかなり多くの参加者と交流することができたし、2日目夜のポスターセッションでは軽食とアルコールドリンクを提供したこともあり、かなり盛り上がっていたように見えた。開会の挨拶でも話したのだけど、倍数性とサイズというトピックは密接に関わっていることが多いにもかかわらず、これまであまり交わることのなかった研究者達が交流することで、新しいものが生まれるきっかけを作ることが出来たのではないかと思う。この研究会の事の起こりは5年ほど前、自分が北大にいた頃、ある日急に思い立って変革領域の申請についてUさんに相談しに行ったのが始まりだ。その後すぐに今のコアメンバーに声をかけていったのだけど、5年経ってこんな立派な会に成長するとは思いもよらなかったし、もしかしたらこの10年間日本で自分がやってきたものの中で、学術会への功績としては最も大きなものの一つなのではないかと思ったりもする。そんな訳で、来年から自分が代表としてこの会を仕切ることはなくなるけど、今後も続いていってくれると嬉しい。
2024年9月28日土曜日
倍数性+サイズ生物学
2024年9月25日水曜日
2/100
少し前から学部生達がいよいよDf linesを使ったスクリーニングを始めている。先週、出張から帰ってきてどんな具合か見てみたら、もう結構な数の掛け合わせで次世代のハエが出てきていた。ということで、複眼の表現型解析を進めているわけなんだけども、元々の症状というか標準型としている複眼の形態に変化が生じているようなハエはまだ出てきていないらしい。すでに50ライン以上は見ていたようなので、まだ一つも出てきていないのは良いような気もするし、全く出ないかもという不安も出てくる。そんな訳で、やっぱり自分でもちょっと見てみようと思って見始めたら、はじめの100ラインほどの中に、複眼が少しだけ小さくなっているものと、逆に少し大きくなっているものを見つけた。2/100はまぁまぁ良い線な気がする。全く出てこなかったら当然失敗だし、あまりたくさん出てきてもそれはそれでスクリーニングにならないので、1st screeningにおける当たりの確率はかなり重要だ。それは良いのだけど、学部生はこれらのフェノタイプを見逃していたということなので、ちょっと話を聞いてみたら、複眼全体の大きさには気を付けていなかったということだったけど、逆にブツブツの大きさとか細かいところを一生懸命見ていたようだ。もう少し見分け方を指導しないといけないかな。
2024年9月23日月曜日
JDRC
仙台でのJDRCが終わり、木曜日の夜に無事京都に帰ってきた。今回の札幌ー仙台出張は一週間以上出ていたので、久しぶりにゆっくりできる週末。札幌が結構涼しかったから、もうすでに秋になった気分で帰ってきたら京都はまだ猛暑だったので驚いたけど、昨日から京都も急に涼しくなったね。
JDRCは日本の多くのショウジョウバエ研究者が集う会ということで、アメリカへ行く前にたくさんの知り合いに会って挨拶することができて良かった。レセプションパーティで一言挨拶をさせてもらったときにも話したけど、自分がJDRCに初めて参加したのは日本に帰ってきた年なので、ちょうど10年前に金沢で開催された回だった。日本のショウジョウバエコミュニティは皆さんとても仲が良くて、すぐに受け入れてもらえた感じがあって、この10年間ここで本当に多くの友人を作ることができたので感謝の気持ちはとても大きい。ということで、アメリカに行ってからもまた機会があれば参加させてもらえればと思う。
で、来週はいよいよ遺伝研で倍数性研究会。
2024年9月17日火曜日
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