2025年3月26日水曜日
DROS25 閉幕
サンディエゴで開催されたDrosophila Conferenceは、大相撲とともに日曜日で閉幕。今回、自分の出番はセッションチェアとしてだけだったので気楽に参加できたのだけど、いろんな人の発表を見ていて、やっぱり自分も何か発表するものを持って来れば良かったなと思った。というのも、何人か自分と同じようについ最近ラボを新しく立ち上げたPIの方々と知り合ったのだけど、皆さんラボの紹介も兼ねて研究の発表をしつつ学生を募集したりしていたのよね。そして、やはり今回かなり気になったのは、現トランプ政権下でのアメリカの状況。かなりの数のポスター発表がキャンセルされているのを見たり、多くの大学でファカルティサーチが止められていることを聞いたり、多くのスピーカーが講演の最後に一致団結を呼びかけているのを見たりして、アメリカの大学、サイエンスに深刻な影響を及ぼしていることを直に感じた。実はこの一月からアメリカに来たんだよねっていう話をすると、皆さん「Congratulations!!」と言った後に口を揃えて「それにしても大変な時に来てしまったねぇ。。。」と。しかし同時に、もう少し遅かったら採用が取り消された可能性もあるから、ラッキーだったねぇ、という話も。まぁ、とりあえず今はなんとか耐え忍ぶしかない、というのが皆さん共通の想いですね。
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