今日はラボミーティングのフード係だったので、朝からピザとチョコチップクッキーとコーラというアメリカーンな食料を揃えたのに残念ながらミーティングはキャンセルになっていた。ということで、仕方ないから昼にラボにいた7人ほどでプレゼンなしのランチパーティをした。来週からいよいよ新学期が始まるということで、今キャンパスの中には家族連れの新一年生がうようよしている。彼らは学生寮に荷物を運び込んだりしているのだが、面白いことに一家全員で来ている人が多いんですね。ランチパーティでそのことが話題になったのだが、これがアメリカのどの大学でも見られる新学期前の光景なんだそうだ。日本では母親が来て手伝ってくれることはあっても家族みんなで来るようなことはあんまりないように思う。アメリカの家族にとって子供が大学に入学するというのはそれだけ大きなイベントだということなんだろうか。少し前に、アメリカでは高校生の両親が大学の見学に来ることを書いたけど、やっぱりそれもアメリカでは結構普通のことだそうで、大学の決定にかなり親の意見が幅をきかせることも多いそうだ。こういうのは自分にとって、なんだか意外なアメリカ人家族の一面。
話は変わって、昨日マイアミのとある大学病院のプロフェッサーからメールが来て、ザビエル君のことについて聞きたいという。ザビエル君はこの半年ほどうちのラボで実験をしていたアンダーグラジュエイトで、自分が彼の研究を指導していたのだが、彼はこの春FSUを卒業して今はマイアミでMedical Schoolへ行くための準備をするために医学部のラボで少し働こうとしているらしい。で、彼を推薦できるかどうかを聞きたいということだったので、今日の午後少しこのプロフェッサーと電話で話した。こういう立場になったのは初めてなのでどこまで本当のことを言ったらいいのかよくわからなかったのだが、とりあえずは彼に教えた基本的な実験のテクニックと、一応推薦できますよということは言っておいた。ザビエル君はとても無口だったこともあるのだろうけど、彼からあまり研究に対する熱意というか興味を感じることがなかったのだが、そのことについては言わないでおいた。まぁそれなりに実験はこなしていたので、トレーニングさえしてもらえればちゃんとやっていけるんじゃなかろうか、と心の中で思いながら。
2009年8月22日土曜日
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