日本ではもう一年ほど前に公開されていた「崖の上のポニョ」がようやく一昨日から英語吹き替え版として全米公開になったので、昨日三人で近所の映画館に観に行ってきた。公開直後の週末にも関わらず席はあんまり埋まっていなかったが、まぁこんな田舎町ではこんなもんでしょう。主題歌はロウチビの大のお気に入りだったから予告編の映像はYouTubeで何回も見ていたけど、映画自体は見ていなかったので結構楽しめた。しかしロウチビが最初から最後までじっと見入っていたのには驚いた。三歳の子供には結構長い時間だと思うけど、これだけ集中をとぎらせることなく楽しませて、しかも大人も楽しめるというのはすごいことだなぁと思う。今回は全て手書きで作画されたアニメということらしく、確かになんだか動く絵本を見ているような感じで、特に海の描写がイイなぁと思った。
宮崎アニメには自分の子供の頃を追憶させてくれるものが多い。自分にとっては「千と千尋の神隠し」がまさにそれで、エンディングのあの唄が始まった途端に自分でも驚くほど涙が溢れ出て止まらなくなったモンだが、それは心地よい追憶の後にその懐かしい子供時代の日々にはもう二度と帰れないということを悟らされたことによるものだったのだ。この「ポニョ」でも同様なノスタルジアを感じたのだけど、どうもポニョを見ているとその寝顔や仕草、特にラーメンを食べながら寝てしまうところなんかが隣に座っているロウチビそっくりで、どちらかというと親が子供を見る目での感情のほうが大きくなってしまった。終わった後にロウチビが「なんで英語なんやろね?日本語の方がイイのに。。。」と言っていたので日本語オリジナル版のDVDを購入してまたもう一度見ましょう。
2009年8月17日月曜日
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