2013年11月29日金曜日

Briego Tiempo Crianza

Briego Tiempo Crianza 2009
スペイン、Ribera del Dueroのテンプラニーリョ。栓を開けるとブルーベリーの甘い香りが立ちのぼるのだが、この香りは時間とともにお香のような不思議な香りになってくる。プラムやチェリーのような果実味にスパイシーな酸味。凝縮感があって複雑な余韻が楽しめる。なかなかイイ。誕生日祝いのステーキにピッタリだった。14ドルほどだったかな。

2013年11月28日木曜日

子供達から

不惑

今日はついに自身40回目の誕生日。「不惑」とかいうけど、確かにいろいろな面で迷いはなくなってきたように感じる。とは言っても実はこの一年、迷ったと言うよりかは本当にいろいろなことを考えた。基本的には、今後アメリカでやっていくのか、それとも日本へ帰るのか、ということについてなのだが、もちろんそれは研究のことだけではなくて、家族のこと、子供達のこと、全てのことを考え合わせた上で。それで、不惑の歳を迎える前に、とりあえずその問いについては一つの結論を導き出した訳である。
ということで、記念にココで発表しておこう。

来年の春からいよいよ日本へ帰ります。富士山の麓、三島にあるあの研究所へ行きます。

2013年11月25日月曜日

Jam Night

今晩はまたドミニクの家に招いてもらって、おいしいものをいただきつつジャムセッションパーティ。ほっておかれたら二人でいつまでも終わることなく弾き続けるこういう感じは学生のころ以来かも。

2013年11月23日土曜日

細胞競合ワークショップ 2013

私は3日目、12月5日午後のワークショップでトークします。細胞競合に御興味のある方は是非。

細胞競合の分子基盤とその生理的意義(第10会場 13:15-15:45)
細胞競合とは、同種の細胞間で相対的に適応度の高い細胞 (winner) が低い細胞 (loser) を排除する現象であり、発生過程において動的に制御される組織構築過程や、ニッチにおける優良幹細胞の選別、さらには組織に生じた異常細胞の排除など、多様な生命現象に関わることが示されつつある。本ワークショップでは、様々な解析系で見いだされた細胞競合現象とその分子メカニズムに関する最新の知見を提供し、細胞競合の分子基盤とその生理的意義について議論する。

MBSJ 2013

いよいよ再来週に迫ってきた分子生物学会。今年は前々から年会長がアピールされていた通り、今までの学会とはひと味違うオモシロイ学会を期待させられる。つい先日オープンした、オンライン要旨閲覧システムもなかなか秀逸。「いいね!」ボタンとかついてるし。展示会場やポスター会場での、研究者によるJAZZの演奏とかもなかなか楽しそう。ブルースやったら演奏に参加したかったけど。
あと、以下の大昼食会の宣伝文には笑ってしまった。

「さて、この最終日イベントに参加する人の多くは、若手層であることが予測されます。おなかが減っているのはもちろんなので、食事が残る心配は無いと思いますが、ただ単に集まって飯を食う、というのではいささかもったいない。と言うのは、当初、ツイッターを使って年会企画を募集した時に、最も切実な希望があったのが、「若手研究者に男女の出会いの機会を(ストレートに言えば合コン)作ってほしい」だったからです。しかし、ストレートに「大合コンパーティー」では、いくらなんでも不謹慎であり、その企画はお流れになったのですが、、、、でも、この大昼食会、考え方によっては出会いの場として活用可能です。各自、自助努力により楽しく有意義な時間をお過ごし下さい。(アルコールはありませんので、あしからず。)ポートピアホテルの宴会担当と交渉した結果、この大昼食会で知り合い、2年以内に結婚することになった場合、ホテルの結婚式場で数々の豪華プレゼントを用意していただけるそうです。」

生命科学研究を考えるガチ議論」もなかなか面白そう。これはそのプロモーションビデオ。

Ruffino Lumina

Ruffino Lumina Pinot Grigio 2012
こちらもWorld Marketで。イタリア、VenetoとFriuli-Venezia Giuliaからのピノグリジオ。キウイフルーツのような果実味とともにライムのフレッシュな酸味。10ドル以下。

Cabulous Cabernet Sauvignon

Cabulous Cabernet Sauvignon 2011
World Marketで安くなっていたCalifornia North Coastのカベルネ。カベルネにしてはとても軽やかで飲みやすいミディアムボディ。オレンジジュースのよう。10ドル以下。

2013年11月22日金曜日

衝撃のDr. CD

NYUのDr. CDが来訪。昨日のセミナーは、retinal mosaic establishmentにおけるstochastic systemに関するお話。そのmolecular genetic mechanismをevolutionの文脈で考える話は掛け値無しの面白さ。
で、今朝何人かのラボメンバーとともに、Dr. CDが滞在するホテルへ出向いて彼を囲んでの朝食会。朝7時半にジャッキーが車で迎えにきてくれることになっていたのだが、昨晩2時頃までディスクを解剖していてジャッキーが鳴らす呼び鈴で飛び起きた。そんなことで、眠気でボーッとしながら参加したのだけど、Dr. CDと話し始めて眠気が吹き飛んだ。彼のものすごい切れ味の鋭さに衝撃を受けて、一気に真剣モードのデスカッションに入った。自分が一つのことを話し終える前にフランス語訛りで突然切り込んでくる彼の質問全てが問題の本質を突いていた。なんてこった、こんな人おるんやなぁ、とほんまに感心した。うれしかったのは、彼の興味の方向性が自分が持つものと一致していたことと、「オマエはすぐにでもボスから離れて研究をしろ」と言われたこと。あとオマケで、彼がグンちゃんと話しているのを聞いている間に一つ、彼の言葉からオモシロプロジェクトを思い付いてしまった。ちょっとじっくり考えてみよう。ともあれ、今回彼と知り合いになれて本当に良かった。こんな機会に巡り会えたことに感謝。

2013年11月17日日曜日

CCH review is out.

この夏に執筆したレビュー論文がいよいよオンラインでパブリッシュされました。「CCH」をTissue Homeostasisの新しいコンセプトとして紹介しております。是非御一読を。

2013年11月16日土曜日

meetingばっかり

今日はミーティングばっかりの一日だった。まず朝はボスと、久しぶりに二人で腰を落ち着けてゆっくり話した。実験の話だけではなくて、その他にも色々と今後のことについて。自分はこのラボにもう7年間もいることになる。かなり長いほうだと思うけど、まぁそれだけ居心地が良かったということであり、ボスと良い関係を築いてこれたということでもある。しかしながら、もうそろそろ出て行くべき時が近づいてきていることはお互いに理解しているところであり、その時までにやれることやその後どうするかいうことについても少しずつ具体的に話していこうやという訳やね。
で、昼のラボミーティングはホアンの発表。彼はなかなかのスマートキッズなんだけども、いかんせん実験のツメが甘い。不運が重なってしまったとも言えるんだけども、今日もボスがイラッときたのはよく分かる。まぁアンダーグラジュエイトだし、問題点は見えたので次の実験で必ず何らかの結果は出るはず。
そしてさらにラボミーティングの後はズーちゃんとのミーティング。前々から話を聞いて欲しいということだったので、これまたちょっとオフィスで腰を落ち着けてデスカッション。結局二時間半ほども話していたのだが、意外にもそれだけの内容があった。彼には今までいろいろと教えてきたつもりだけども、その甲斐あってかなかなかオモシロイところに目を付けてくれるようになった。いくつか、オッと思わされたデータがあって、これは今後かなり楽しみなんだけども、よくよく考えてみると着眼点がかなり自分に似てきているんかもということに気付いた。

2013年11月15日金曜日

寒い

なんか昨日今日と、この時期のフロリダにしては珍しくえらい寒い。朝、自転車で走る時に一番厚手のジャンパーを着ないといけなかったくらい。
で、体内時計のほうはようやく修正が完了した感じ。体調も良くなってきたところで、昨日一つ懸案の実験に取りかかるためにハエをかけ合わせた。これらの実験結果がクリティカルなものになるかどうかはあんまりよく分からないけど、wrap-up寸前のところで長いこと停滞したままのSSTプロジェクトをひとまず終わらせるための突破口を開くことが出来るかどうかがかかっている。ということでちょっとまた忙しくなりつつあるところに、ボスから論文のレビューの下請けが回ってきた。これはちょっとじっくり読んでみましょう。

2013年11月14日木曜日

Sabor Real

Sabor Real Crianza Viñas Centenarias Toro 2007
近所の酒屋で見つけたスペインのTinta de Toro(Tempranillo)。凝縮されたベリーの甘味の中に木の実のような不思議な雰囲気もあり、しっかりとしたタンニンで余韻が残る。濃いのだけど太陽の明るさを感じるような好みのワイン。これで10ドルほどとはなかなかやねぇ。
ちなみにCrianzaというのは熟成度で、樽または瓶で最低2年以上の熟成、そのうち最低6カ月(リオハは1年)はオーク樽で熟成をさせたものなんだそうな。

Deep Fried Cheesecake

まぁ南部の人達はDeep Fry(揚げ物)が好きなんだけども、オレオとかスニッカーズを揚げるのはどうなのと思っていた。で、今回のフェアではなんと、Deep Fried Cheesecake(チーズケーキ揚げ)なるものを見つけた。興味がない訳ではないけど、ちょっとこれはやりすぎやと思うなぁ。。。

2013年11月13日水曜日

Veteran's Dayの週末

日本から帰ってきてもう10日ぐらい経つのに、いまだに時差ボケが完全に抜け切らない感じでなんかふわふわしている。まぁこの連休の週末、結構遊んで疲れたっていうのもあるかも知れんけど。
金曜日の夜はジェネイの家で焚き火を囲んで、ボンファイアーマシュマロパーティ。
土曜日は昼から夕方まで、子供達を連れて毎年恒例の移動遊園地、North Florida Fairへ。
日曜日はマイクと久しぶりの海釣り。二人でボートを借りて、いつものSt. Marksの穏やかな入り江で朝から晩まで一日中釣りをしていた。この日はsea troutが釣れまくった。ということでもちろん楽しかったのだけど、一日中夢中になって釣っていたので帰ってきたらへとへとに疲れていた。そして夜はマイクの家で、両家族みんなで魚パーティ。
Veteran's Dayだった月曜日はぶらぶらとショッピングモールで買い物。
なんかアメリカにいるとこれぐらいの時期からもうホリデーシーズンという感じで、そろそろ流し始める雰囲気に思わず飲まれてしまいますよね。

2013年11月8日金曜日

再び旅支度

今朝もきっかり三時に目が覚めた。でもこのままじゃまずいと思ってもう一度寝てみたら意外と七時くらいまでしっかり眠れた。これで少し時差が改善されたらいいんだけど。ということでいまだ時差ボケが解消されない中、再び来月の一時帰国へ向けた準備を始める。昨日今日といくつかの旅行会社に電話をかけて飛行機のチケットを探したけど、今まで関空ーシアトル間を飛んでいたデルタの便がなくなるということで今回はちょっと難航。そういや先週、関空からこの便に乗った時も結構空いてて隣がいなかったので足を伸ばして寝そべったりできたんだったことを思うと、この便は人気がなかったのか。
で、同じ階のラボにいる大学院生のベンがなぜか今回のMBSJに参加するという情報を得たので先程つかまえて聞いてみたら、彼はここでPhDを取った後、日本でポスドクすることを考えているんだそうな。アメリカ人にしてはなかなか珍しい。ということで、今回神戸では毎年恒例のダートマスの集いに加えて、FSU組での飲み会もできるかな。

Dopff & Irion Gewürztraminer

Dopff & Irion Gewürztraminer La Cuvée René Dopff
先週大阪の実家に帰った時に出してもらったワイン。先月、母親がフランスアルザスのRiquewihrから持って帰ってきたお土産。甘くてフルーティで、コクがあるけどすっきりしていてとてもバランスのいい上品なゲヴュルツトラミネール。ずっと飲んでいたいようなワイン。

2013年11月6日水曜日

また3時

今朝もきっちり3時に目が覚めた。
論文の校正は昨日で完了。意外と校正箇所が多かったので結構時間がかかった。まぁその間に、自分が日本から帰ってきたのを知ったアンダーグラジュエイト達から早速なんやかんやと質問攻めにあったから余計に時間がかかったというのもあるけど。どうやら来週のラボミーティングは、ホアンとラウルが発表する番なんだそうだ。まぁ、それで二人ともちょっと焦ってたのかな。結局明日の午後にコンフォーカルして彼らのサンプルを見る約束をしてしまった。時差ボケのままコンフォーカルの暗室にこもったら眠ってしまいそうだけど、まぁ仕方ない。

2013年11月5日火曜日

48h

無事タラハシーに帰ってきたけど、時差ボケがかなりきつい。夕方からどうしようもなく眠たくなってきたので、晩御飯を食べた後すぐに眠りについたら今度は朝3時に目覚めた。行った時より帰ってきた時のほうがきついのは、やっぱり短期間での二回目のストレスに体が対応しきれないということなんかね。そんな感じで頭がぼーっとしている最中に論文の校正刷りが送られてきた。ということで、いつものように48時間以内に返さなければ。

2013年11月2日土曜日

Holidays

実家に帰ってきてからは、ほんまに何もしないで久しぶりにゆっくりさせてもらっている。庭でワンコとぼーっとしたり、ごろごろしながら映画を見たり、旨いものをもりもり食べさせてもらったり。たまにはこういうのも必要やよね。
まぁ、明日またフロリダに向けて旅立つけど。

Cobblestone CCH