2015年10月31日土曜日

作戦会議

今晩はオフィスに戻ってきてフロリダのWMとスカイプで論文の作戦会議。投稿した一誌目のreviewing editorsからのコメントは一つ非常に重要なものがあったものの、ストーリーの大事なポイントを見過ごされていたので、そこは改善せなあかんよねと。あと、いよいよここまでは出していなかったデータも追加してフォーマットをfull articleに変更しようぜということで意見が一致。まぁ、早く世に出したいんやけども、長い戦いになるのは覚悟していたし、がんばってもう一度執筆に集中する。

2015年10月28日水曜日

遺伝研公開講演会2015

来週の土曜日、遺伝研の公開講演会「研究者と語ろう」が開催されます。会場は、東京の学術総合センター内にある一橋講堂というところです。うちの研究室もパネル展示に参加しています。大学院進学等で御興味のある方はぜひお越しくださいませ。

2015年10月26日月曜日

第一弾注文

来週からいよいよもう一人のテクニシャンMさんがグループに加わってくれる予定。ということで、これまで長いこと温めていたスクリーニング計画を近々始動させることができるかなと考えて、今日スクリーニング第一弾シリーズのハエをスイスのFlyORFから注文。ここから注文するのは初めてやけど、どれくらいかかるんかねぇ。

6冊目へ

アメリカに渡ってポスドクを始めたときからずっとつけている研究用ノートの5冊目が一杯になったので6冊目へ。一冊100ページなので合計500ページもあって、約十年分の重みはずっしりとくる。実験ノートとは違って、研究の素材とかアイデアとか予定とかが書いてあるので、これを見ると当時自分が考えていたこととその変遷がよく分かる。さぁ、この6冊目ではどんな展開が待っているんかねぇ。

2015年10月22日木曜日

四週目終了

今週でテク見習いのTさんがラボに来始めてから四週目、といっても二週目は1日だけだったし先週は自分が出張でいなかったので、まぁまだ実際には二週目みたいなもんか。今週は、オバリーの解剖から免疫染色までを一通りやってみた。こういう実験をするのは初めてということなので、やはり始めは恐る恐るという感じになるのは仕方ないけど、このあたりの作業はルーティンワークになるのですぐに慣れることができるはず、と期待。来週もう一度同じプロセスを今度はできる限り一人でやってもらう予定。で、もう一人のテク、Mさんもついに再来週から来てくれることになっている。これまた初週はいろいろと指導する必要があるのでだいぶ忙しくなるだろうけど、ようやくいろいろとやりたかった実験の始動を考えられるようになってきたし、実際の計画を立てないといかんなという感じになってきた。TEMTIAでだいぶ刺激を受けたのか、メルボルンから帰ってきてからなんだかだいぶ頭の中がクリアーになった気がする。

暖秋

朝晩はだいぶ涼しくなってきたけど、意外と昼間はまだだいぶ暖かいね。もうそろそろ10月も終盤だというのに。日本の秋ってこんな暖かいもんだっけかな。家の前の森に入ると、たしかに秋の雰囲気を感じることができたけど。この家の前の森に入っていける小道を最近見つけたので、どこまで続いているのか子供たちと一緒に探検してみたら、丘のふもとにある川沿いまで続いていた。

2015年10月16日金曜日

28 hours

ようやく三島に無事帰ってきた。メルボルンのホテルを出てから28時間くらいか。オーストラリアって時差があんまりないからかそこまで遠いイメージじゃなかったけど、ヨーロッパと同じくらい遠いんやね。ほんま疲れたわ。まぁやっぱり行きも帰りもジャカルタで5時間のトランジットっていうのが結構きつかったのかも。
写真は上がジャカルタ到着直前に見た日没時の夕焼けで、下はその約12時間後に沖縄上空あたりで見た日の出時の朝焼け。

2015年10月15日木曜日

Good bye Australia

ふたたびジャカルタで約5時間のトランジット。一週間前と同じSkyTeamのラウンジで夕飯を取ってくつろぎ中。

Melbourne観光

ということで、今日は学会終了後に日本人四人でメルボルン観光。ダウンタウンを歩き回ってきた。古い歴史的な建物とモダンなものが混在する街はなかなかビューチフルだし、ここは結構美味しいものも多い。チャイナタウンで旨い小籠包を食べて日が沈んだ後、南半球で一番高いという展望台、Eureka Skydeck 88へ登った。ここから見るメルボルンの夜景はまさにbreathtakingだった。

2015年10月14日水曜日

TEMTIA終了

TEMTIA-VII は今日で終了。いやーなかなかスゴイ学会だった。まぁ「EMT」のミーティングなので当たり前なんやけども、4日間本当にEpithelial-Mesenchymal Transitionの話ばっかりだった。その中でもほとんどの人が cancer metastasis の文脈で話をしていたのも当たり前だと思うけど、実はそれとはちょっと違うものに面白いものが多かったように感じたな。自分の見ている現象がEMTかというと、厳密にはそうではない気もするんだけども、上皮から細胞が下に押し出されたり上に飛び出たりするメカニズムとその意味を考える上で今回は非常に良い勉強になった。何人か新しい友人もできたし、遠くまで来た甲斐があった。
ちなみに、このTEMTIAのmeetingは2年おきなんだけども、2年後はヒューストンでその次の4年後はついに日本での開催が決定したようだ。

2015年10月13日火曜日

Albert Park

休み時間に学会会場の周りを散策。

TEMTIA三日目

今日はやっぱりなかなかオモシロイのが多かった。特にDr. GJの仕事は、YN博士から少し聞いていたけど、やっぱり自分が見ているものとかなり近いのかもしれないという感じがした。やっぱり発生は楽しい。Mathematical modellingでも結構おもしろいのがあったし。ということで、今日も一日楽しかったのだけど、自分はどうやら今晩の懇親会の料金を払っていなかったようで会場に入れなかった。参加費がずいぶん高いので当然懇親会費も含まれていると思ってたんやけどなぁ。そんなわけで、これまた会場に入れなかったYN博士と二人で近くのギリシャ料理のレストランへ行ったのだが、これが思いのほか旨くて満足して帰ってきた。
さぁ、学会はもう明日が最終日。

2015年10月12日月曜日

TEMTIA二日目

TEMTIA-VII 二日目終了。
今日は随分と気温が下がっている。明後日からまた暑くなるようだが、この時期結構不安定な天気なのかな。今の時期、気温はだいたい日本と同じくらいなんだけども、季節は真逆でこちらは春。色んな花が咲いていて、そういや春なんやよねという感じ。
学会の方はここまでの二日間、朝から晩までほとんどの話が、Cancer→EMT→CTC→METという流れの中のどこかの話で、もうおなかいっぱいという感じ。勉強になったけどさすがに疲れた。もちろんそんな中にも時々、おっ?と思わされるオモシロイのがあってなかなか楽しいのだが、結局一番インプレスされたのは、昨日のMT先生のプリナリートークだったかも。MT先生には、こないだCDBに行った時に初めて挨拶する機会があったんだけども、昨晩も今晩も一緒に夕食を食べに出ていろんな話をすることができて良かった。
さぁ、明日からは発生の話も出てくるようなので、これまた楽しみやね。

2015年10月10日土曜日

arrived at Melbourne

今日の昼にようやくメルボルンに辿り着いた。ジャカルタを夜の10時半発でメルボルンに翌朝9時着ということだったので、結構長いフライトかと思ったら時差が4時間もあるので実は6時間くらいのフライトだった。そんなわけで機内であんまり眠ることはできず。到着後、空港から市内へはバスで、その後メトロに乗り換えてホテル近くの駅まで来たけど、そこからぶらぶら歩いたら結構遠くて一時間も歩いた。そんなこんなでかなり疲れたので昼寝して目覚めたら夕方になっていた。その後、会う約束をしていたカンザスと神戸のダブルYN博士と一緒に近所をぶらぶらして見つけたビアガーデンで夕食。オージービーフステーキは予想以上に旨かった。
さぁ、ということで、いよいよ明日から TEMTIA-VII 開幕。

2015年10月9日金曜日

Jakarta

今朝、羽田から日本を出発。で、いまジャカルタで約5時間のトランジット。タックスフリーのお土産屋さん以外に大してオモシロイものもなさそうなので、SkyTeamのラウンジで食事してくつろぎ中。このあとナイトフライトで、明日の朝メルボルンに到着予定。

done

今週はえらい忙しかったけど、やるべきことは全部やったはず。SBF-SEMサンプルは今日ようやく包埋までできたし、さきほど申請書もサブミット完了。ということで、明日オーストラリアへ向けて旅立ちます。明日はジャカルタ経由でメルボルンまで、丸一日の長旅。ちょっとしんどいやろうけど、色々と楽しみやなぁ。

2015年10月8日木曜日

Cacodylate buffer

10月に入ってなんか急に朝晩冷え込むようになってきたね。先週から来始めたテクのTさんは、お子さんが風邪をひいて発熱ということで昨日と今日はお休み。まだなんやかやと指導が続くのだけど、自分は明日からのオーストラリア出張を前にこの数日大忙しなので、まぁちょうど良かったのかも。というのも、出張前に一つ書きあげてしまいたい申請書に取り掛かっているのに加えて、先週末からSBF-SEMのサンプル作製の再チャレンジを始めたから。結局前回作製したサンプルで組織の状態が良くなかった理由はよく分からないのだが、とりあえず一次固定と四酸化オスミウムでの二次固定で、前回通常のプロトコールとは違っていたCacodylate bufferの濃度をふって様子を見てみることにした。結構時間がかかる作業なので上手くいって欲しいなぁ。せやけど今日はちょっと旅の準備もせなあかんね。

2015年10月6日火曜日

三誌目へ

結局、論文は同じ雑誌社の姉妹誌へ転送することにした。ということで、tranfer submission 完了。とりあえずリフォーマットせずにそのままなので、まぁ気軽に。なんか、ここまでは大体いつもと同じパターンやなぁ。。。

第二誌目

先々週の土曜日に投稿した論文がたった今返ってきた。先週の月曜から「under consideration」に入って丸一週間でリジェクト。うーむ、やっぱり難しいな。まぁ残念なんやけど、この二軒から門前払いされるのはある程度想定していたことでもあるし、落ち込んでいる暇はない。さぁ次はどこの扉を叩きに行くかな。。。