2019年4月27日土曜日

flipping night

腰の具合はだいぶ良くなってきたけど、まだ立ち上がったりするのは恐る恐るという感じ。今日は、午後に散髪へ行ってからラボへ。明日からまた三島へ一時帰国する予定なので、いくらかやらなければいけないことをしてから、夜遅くにフライルームでストックの更新作業。T さんが今週の分をやり残してしまったと言っていたので、残りの分を片付けてしまおうと思ったけど全部はできなかった。あとは R にやってもらうしかない。最近みんな結構忙しく実験をしていて、ストックの更新が滞る傾向があるようだ。もう少しきっちりと分担を決めるべきかな。

2019年4月24日水曜日

10th Anniversary!!


なんと、このブログを立ち上げてから今日でちょうど10年!!
10年って、結構すごいよなぁ。FSUのオフィスでラップトップに向かってこのブログを作り始めた時のことはついこないだのことのように覚えているけど、もう10年も経つのか。。。日本に帰ってきたのが2014年の春だから、この10年のちょうど半分ずつをアメリカと日本で書いたことになる。まぁ自分にとってはかなり激動の10年間だったということもあるのだけど、やっぱりブログを書いていたからこそ、この10年の間にあったことは思い出深いことが多い気がする。ブログを書いていたことで繋がった人との縁もたくさんあるし、10年前の今日ここで書いたように自分の備忘録として機能しているし、離れた場所にいる家族や友人に自分の近況を知ってもらうこともできる。といっても、始めた時はこんなに長いこと続けることになろうとは全く予想していなかったけど。
ちなみに、これまでにここで書いた投稿は全部で2251件になるようだ。一年の投稿数を見ると、大体毎年200と少しくらいのペースで、始めた時からほぼこのペースを保っている。何が自分をそうさせるのか、もはやあんまり意識もしていないけど、元々こういうのを書くのが結構好きなんやろうね。まぁ、別に続けないといけない理由がある訳でもないし、何も無理しないでやれるのであれば、この先も続けていこうかなと思っている。ということで、これを読んでくれている皆様、ありがとうございます。そして、今後ともよろしくお願いします。
(上の画像は、10年の思い出が詰まった"mosaic" ovariole)

意外と複雑

コンフォーカルのZスタックイメージをじっくり見ていると、R が見ているものは意外と複雑なことが起こっているのかもなぁ、と思えてくる。やっぱり、解像度の高いものをもっとたくさん見ないといけない。

少し復活

月曜火曜と丸二日間家で安静にして、ようやく歩けるようになってきたので今日は出勤してみた。ある程度動けるようになったらじっとしているよりも動いた方が良いのだとか。確かに、寝転んでいると寝返りを打つのも難しいし、立ち上がるのにものすごい努力をしないといけないのだが、立っていると意外と楽だったりする。といっても、まだ腰への力のかけ具合によって時折激痛があるので、何をするにもそろりそろりという感じ。ぎっくり腰がこんなに辛いものだとは。。。ということで、少し休んでいた間に溜まりつつあるデスクワークに取りかかる。

2019年4月22日月曜日

Hexenschuss

昨日、なんだか腰が痛いなぁと思いつつもラボに行かないとと思って着替えている時、突然腰に激痛が走って立てなくなってしまった。どうやらぎっくり腰というヤツやね。以前に軽いのを一度やった気がしていたけど、今回のはかなりきつい。苦しくてあんまり眠ることもできなかったし、今朝もまだ少し動くと激痛という状況だったので、家で安静にしていた。夜になって少しましになってきたので、明日は動けるだろうか。ドイツ語で「魔女の一撃(Hexenschuss)」というんだそうな。まさにそんな感じ。

2019年4月18日木曜日

今月のラボミ

今日はラボミーティングで R が進捗報告。今回自分が学会で紹介してきた内容だけど、学会のポスターには含めなかった新しいデータのいくつかはかなり面白いものがある。ミーティングの前にコンフォーカルのZスタックイメージをじっくりと見せてもらったのだが、やはりtumorになったいくつかのmutant cloneの集団にはなんか変なことが起こっている。これが注目してるphenotypeの原因なのかどうかを判断するにはもっと実験が必要だけど、これはかなりエキサイティングやなぁ。面白くなってきた。

2019年4月16日火曜日

報告書

今日が研究費の報告書チェック版の締め切りだったので、今日は一日中その作成に追われていた。うーむ、分担研究者への分担金はどこに含めればいいのか結局分からなかった。しかし、今日の午後は秘書の A さんがいなくて仕方なく適当に書いて提出したので、多分間違えているはず。まぁ、事務方のチェックの後でもう一度訂正するけど、収支報告の部分は本当に分かりにくくて困る。

BCN stroll

今回でバルセロナを訪問するのはもう4回目だったけど、空き時間に街を歩き回るとやはりこれまた色々と発見があった。今回気に入った写真を少しだけ置いておこう。

2019年4月15日月曜日

back in the lab

一昨日の夜、無事札幌に帰って来たのだが、やはり結構な時差ぼけに悩まされている。午前中は意外と大丈夫かなと思っていても、夕方くらいから時々気を失いそうになる。長いこと出張に出ていたから当然だけど、今日の朝ラボに行くとなんやかんやとやらなければいけないデスクワークが溜まっていることに気付いた。学生達も自分に話したいことが色々と溜まっていたようで、今日は結構彼らと話している時間が長かった。4年生の S は、結局今年医学部編入試験にチャレンジすることを決めたようで、試験対策のために9月まで卒業研究の方は休むことになった。ちょっとデータが出始めるような気配があったので残念だけど、まぁ仕方がない。また明日考えよう。

2019年4月11日木曜日

三日目

昨日で学会は終了。最終日も最後まで興味深い発表が続いたし、またさらに数人とデスカッションすることができたし、本当に充実した三日間だった。もう少し頻繁に開催してもいいんじゃないの、という話を帰り際に数人でオーガナイザーのDr. CGとしていたのだが、なかなかそうもいかないようだ。まぁ次の開催がいつになるかは分からないけど、次までにしっかり自分の研究をプログレスさせておきたいもんだ。
終了後、数人でサグラダファミリアまで来たのだけど、ふとその近くのサンパウ病院を訪れたことがないことに気が付いて、自分は一人でそちらを見学しに行った。このサンパウ病院を訪れたのは今回が初めてだったのだが、これほど素晴らしい場所だとは全く予想していなかった。この世界遺産にも登録されている旧病院は、芸術的な建造物群というだけでなく、医学の歴史的遺産としても非常に興味深い場所。まだ修復中の部分も多いので、また次の機会にも来てみたいと思った。

2019年4月9日火曜日

二日目

二日目終了。今日も朝から晩まで Drosophila cancer model の談義に浸る一日。いくつか非常に興味深い話を聞いたし、自分の話も何人かにしっかり聞いてもらった。考えたいことがたくさん出てきて、疲れているのに眠れない感じ。

2019年4月8日月曜日

一日目

今日の朝からいよいよ今回の「Drosophila as a cancer model」がスタート。会場のInstitut d'Estudis Catalansの歴史的な建物は、自分にとってはもうかなり馴染みの場所になった。毎度のことながら、この分野の第一線の研究者が世界中から集まっているので当たり前だけど、一日中面白いトークが次から次へと続く。ウチが考えていることと似ているような話も出てきたりして、すでに何度かドキッとさせられたり。自分はこの分野にいる時間がだいぶ長くなってきたので、この集まりでは結構知り合いが多い。今日も休み時間にいろんな人と話したけど、まだ話せていない人が結構いる。ということで、また明日。

2019年4月7日日曜日

BCN到着

札幌を出てから丸一日、こちらの午前中に予定通りバルセロナに到着。ホテルに来たけどまだ部屋の準備ができていないということで、ぶらぶらと散歩に出た。もう随分と馴染みの場所となったゴシック地区の迷路のような旧市街を彷徨い、バルに立ち寄ったり買い物をしたりしながらシウタデリャ公園の凱旋門まで歩いて来た。で、結構疲れて夕方ホテルに戻ってくると、ロンドンから来たSH博士が連絡をくれたので二人で晩御飯を食べにもう一度ゴシック地区へ。

2019年4月5日金曜日

Barcelonaへ

この3日間でできるだけの仕事をして、学生達と実験の話も色々とできたけど、早くもまた明日から出張。明日は夜の便でまずパリに飛んで、現地時間で午前中の間にバルセロナに到着する予定。バルセロナへ行くのは4回目のはずで、4回とも同じIRB Barcelona主催のBioMed Conferenceへの出席。前回、1年半ほど前に参加したのは「Morphogenesis」のミーティングだったけど、今回は3回目となる「Drosophila as a cancer model」。2009年、2015年と開催されているから次はもう少し先かと思っていたけど、そういえば前回の「Morphogenesis」の時に、Dr. MMに「Drosophila cancer model」またやってよって言ったのは自分だった。ということで、このミーティングは自分にとっては一番好きなものの一つ。存分に勉強して楽しんできたい。


2019年4月4日木曜日

Dallas

札幌に帰って来て二日目。昨晩も結構しっかり眠れたので時差ぼけは意外とましなのかも知れないと思ったけど、やっぱり夕方になるとどんどん眠気が強くなってくる。
ラボに帰って来て、ダラスはどんなところでしたかって聞かれるのだけど、ダウンタウンには大きなビルが立ち並んでいる割に通りを歩いている人はあまり多くない、ちょっと変な感じの町という印象。ちょっと治安が悪そうだなとも思ったけど、帰るときに人気のないダウンタウンの駅で空港までの電車を待っていたら、親切な黒人のオジチャンが、日曜日は電車がダウンタウンまで来ていないことを教えてくれて、しかも近くを通りがかった路線バスに空港行きの電車が止まる最寄り駅まで言ってくれるように頼んでくれたり、バスの運転手のオジチャンも町を一周した後にここで降りなってちゃんと教えてくれたりと、結構親切な人達に助けられたので印象は悪くない。ただ、町で一番印象に残ったのはやはりJFKが暗殺された場所かな。昔からよくテレビで見たことのあるあの暗殺場面の現場は今もそのままで、しかもパレード中に銃弾が命中した場所2箇所の道路上に X 印が付けられている。犯人は、この道のすぐ隣にあるビルの6階から狙撃したことが分かっていて、その場所は今もそのままに残されており、このフロア全体が The Sixth Floor Museum というミュージアムになっている。学会が始まる前にここを訪問したのだけど、かなり見ごたえのある関連資料が展示されていた。「A man may die, nations may rise and fall, but an idea lives on.」というJFKの言葉をしみじみとかみしめた。

2019年3月30日土曜日

DROS19 4日目

今晩のセッションで Fly Meeting の4日目も終了。毎度のことだけど、この学会は毎日朝から晩までスケジュールがみっちり詰まっているので、充実感があるけど時差ぼけもあって結構疲れる。ポスター発表も毎日2時間ずつあったので、色々と聞くことができたし、自分のも何人かとは結構しっかりとデスカッションすることができた。今回の話は、自分にとって大きな驚きだった発見を基にしているので当たり前と言えば当たり前だけど、話の背景がよく分かっている人ほど面白いと思ってくれるようだ。very interesting… と言いながら、なんでこんなことになるのという感じで考え込んでしまう。まぁ、まだちゃんとメカニズムを示せていないので仕方ないのだけど。ということで、デスカッションをしながら確かめたいことも色々と出てきた。
今晩は、今からダウンタウンのバーで日本人の参加者で集まる予定。

2019年3月26日火曜日

27h

昨日の朝に札幌を出てから約27時間かかって、先ほどようやくダラスのホテルに到着した。15階の部屋の窓のカーテンを開けてみると、いかにもアメリカの大都市のダウンタウンという感じの景色。なぜだかかなり大きな部屋を割り当ててくれたので、一人だと持て余してしまう広さ。早速明日から学会が始まるので、今日はしっかり眠らないと。

2019年3月25日月曜日

ダラスへ

で、今日の午後、子供達を空港まで送って搭乗口でお別れ。自分は明日の午後、ダラスへ向けて旅立つ。さぁ、一年ぶりのFly Meetingだ。

野付半島

道東で自分が一番好きな場所の一つとして、知床半島の少し下からオホーツクに向かって伸びる野付半島がある。車で走っていくと、道の両側が海になってくるというとんでもなく細長いこの半島には、なぜかエゾシカとかキタキツネなどの野生動物がたくさん歩いている。今回、流氷はもうないと思っていたのだけど、半島の先っちょの方のトドワラの辺りまで行くとまだ結構残っていた。流氷を見たのも今回が初めて。やはりこの時期、トドワラには誰もいなかったけど、子供達と地平線目指してひたすら歩いた。

冬の道東

金曜日から三日間、子供達を連れて車で道東を旅してきた。道東は学生の時に何度か旅したことがあるのだけど、本当に久しぶりだったし、冬にこの地域に来るのは初めてだったので色々と新しい発見もあって楽しかった。子供達も毎日驚きの連続だったようなので、記憶に残るものが色々とあったのではないかと思う。予定していたものは全て見ることができたのだけど、三日間で約1000キロ走るという結構な行程だったので移動が多くて運転でだいぶ疲れた。今回一番印象的だったのは、完全に凍結していた壮麗な摩周湖かな。あと、野生の丹頂鶴を見たのも初めてやったなぁ。

2019年3月21日木曜日

travelling

さて、明日金曜日からは春休みに入った子供達二人を連れて車で道東の方を旅する予定。で、来週の火曜日からはまたアメリカ出張。今回はダラスで約一週間過ごした後、日本に帰ってくるのが再来週の火曜日で、その四日後の土曜日から次はまたスペインへ向かう。そしてその次の週にかけてバルセロナに滞在して、その後日本に帰国するのは4月13日。ということで、これから三週間ちょいの間かなり移動が多い日々になるけど、ついに書き始めたCCH第二弾の論文原稿の執筆をこの間に少しでも進めたいところ。

2019年3月20日水曜日

ポスター

今朝は久しぶりの歯医者で定期的な検査とクリーニング。とりあえず大きな問題はない模様。で、午後は来週からの学会で使うポスターを作成。今回はTumor Hotspotの話の続き第一弾。R がやっているプロジェクトの新しいデータはまだまだプレリミナリーなのだが、これは結構面白くなると思っている。先日の細コロでも、TI博士がかなり興味を持ってくれたようだった。ということで、とりあえずポスターはできたのだけど、先ほど隣の部屋でコンフォーカルをしていた R がこれまたさらに新しい結果を見せてくれた。

送別会

昨日はラボの送別会。この三月で三人の学生が卒業して、みんなそれぞれ新しい場所へ旅立つことになる。この三人は、去年の六月から自分が参加したこのラボの中の雰囲気に中心的な役割を持っていたように思う。普段からラボの中で笑いが絶えなかったし、彼らが中心になってみんなで色々なイベントに参加したりと、自分も彼らのおかげでこのラボでの始めの一年間をとても楽しくやることができた。ということで、来月から少し寂しくなるねぇ。写真は二次会のボーリングのあと、すすきので。

2019年3月16日土曜日

細コロ

木曜から週末にかけて、毎年恒例の細胞競合コロキウムがここ札幌で開催された。いつものように一日目は北大で、二日目は定山渓ビューホテルで。そういや去年はちょうどシンガポール出張と重なって出席できなかったので、自分にとっては二年ぶり。学生達の顔ぶれがだいぶ変わったような印象だけど、非常に活発な質疑応答が交わされる様子はいつも通り。先々週のKeystone Meetingに引き続いてこれまたcell competition三昧の二日間を楽しんだ。で、定山渓の夜は、一緒の部屋になった四人で飲みながら今後のことについて作戦会議。その中で出てきた非常に大胆でオモシロイ案にみんな興奮してしまい、本気でその線で考えていこうかという勢いになった。その後、一応この計画に対する布石を打っておいたので、今後どのようにしていくかちょっと考えていきますかというところ。

2019年3月13日水曜日

flashing egg chamber

で、新しい卒研生の S も最近一生懸命ライブイメージングに取り組んでいる。色々と試行錯誤した甲斐あって、ついにegg chamberが放つ光を捉えることができ始めた。さぁ、これをミュータントモザイクを導入した状態で捉えることができるかどうか、ここからが大変なところなんだけど。

2019年3月12日火曜日

beautiful pattern

やっぱりあれやね、この一週間なんやかんやと忙しくしていたのだが、なんだかいまだに少し時差ぼけが残っている感じ。
昨日のラボミーティングで R がいくつか新しいデータを見せていたのだが、そのうち一つのgene expression patternに驚いた。注目しているtumor cellの周りの細胞できれいにupregulateされている。隣接細胞だけじゃなくて、周辺の数細胞先までいってるところを見るとsecreted signalなのか、それとも何らかの方法で伝播しているのか。まだ全然よく分からんけど、こういう意味深な美しいパターンは久しぶりに見た。もしかしたら何かみつけたんじゃないかなぁという感覚。最近 R はだいぶ顕微鏡観察にのめり込んできている。

2019年3月7日木曜日

in jet lag

時差ぼけがまだなかなか抜けなくて、毎日夕方くらいからはデスクワークをしていると気を失いそうになる。朝早くに目覚めるのはいいのだが。
最近、Tさんがオモシロイことを言い始めた。今日、そのオバリーのサンプルを顕微鏡で見せてもらったら、確かにそういう傾向はある。ということで、前に遺伝研にいるときにやったRNA seqのデータを確認してみたら、やっぱりそれに関係する一番重要な遺伝子がリストアップされていて、まぁコンシステントなのかもという話になってきた。先週、キーストーンでKA博士と話して、この話はなんとか早いうちに論文にしたいねということにもなったし、まずはこのTさんの仮説を色々と試してみるか。

2019年3月3日日曜日

Green Book


今回も国際線で新作映画を何本か観ることができたけど、やっぱり今年のアカデミー作品賞を受賞した「Green Book」は素晴らしかった。笑える場面がたくさんあるし、音楽がすごいし、本当に感動的だ。NYから南部の方へと場面が移っていくにつれて、自分が住んでいたディープサウスの雰囲気がだんだん濃くなっていくことで、個人的にはこれまたノスタルジーを感じた。そういや、ニューハンプシャーからフロリダまで引っ越した時、こんな感じで毎日少しずつ雰囲気が変わっていくのを感じながら車で南下したのを思い出した。いろんな意味で本当にアメリカンな映画だけど、普遍的に大事なことを教えてくれる。ということで、Don Shirleyの音楽を聴いてみよう。

帰路

昨日の朝、札幌に無事帰宅。金曜日はリノからLAへの便が夜だったので、午後に一人で湖畔までハイキングして、湖畔のミュージアムを見学したりしてゆっくり過ごせた。その後、深夜にLAからの国際線に乗ったのだけど、ほとんど眠ることができずにずっと映画を見ていたので、自宅に着いてから夕方までうとうとしてしまった。ということで、今朝は4時過ぎに目が覚めた。まぁ、帰ってきてからの時差ぼけはほとんど避けようがないのは分かっているので、あんまり無理はしないけど。

2019年3月1日金曜日

Keystone4日目

昨晩で全てのプログラムが終了。最後のイブニングセッションではDr. GM御大やノーベル賞のDr. HVによるトークを聞いて、その後はディナーとダンスパーティーで大いに盛り上がった。いろんな人と新しく知り合えたし、いくらか具体的にやるべきことが見えたし、毎日朝から晩まで非常に充実した4日間だった。今後もまた同じテーマのKeystone Meetingが継続開催されることになるんだろうか。今回は初回ということで実験的な部分もあったのだろうけど、今後Cell Competitionという現象をここまで拡大解釈していくのかどうか、そういうことも色々と考える機会になった。
さて、今日のフライトは夜なので、まだ夕方までこのホテルで過ごす時間がある。一人でぶらぶらとしながら思索に耽るかな。

2019年2月28日木曜日

Keystone3日目

今日の朝からついに太陽が出て雪が止み始めた。昨晩もよく眠れたので時差ぼけもすっきり解消かと思いきや、やっぱり午後には強烈な眠気が来るし、なんだかちょっと偏頭痛が続いている。体調はまぁまぁ良いんだけどなぁと思っていたら、ランチの時の会話で、もしかしたら軽い高山病の症状なのかもという話が出た。言われてみれば、ここは標高2000メートル近くある。確かに、一昨日スキーした時も息がきれるのが早く感じたし、随分疲れたのはそういうことなのか。なるほど。
今日の午後は少し時間があったので、ダウンタウンのメキシカンレストランへ行ったあと、Lake Tahoeの湖畔を散策。なかなか素晴らしい景色。今日はディナーの後のポスターセッションでも発表したし、これまた充実した1日でした。ということで、3日目も終了。

2019年2月27日水曜日

Keystone2日目

学会会場のホテルが近くのスキー場までシャトルバスを出してくれているので、昨日の午後は空き時間に学生たちと一緒にスキーをしに行って来た。昔オリンピックに使われたこともあるところらしく、かなり立派なスキー場。あいにく吹雪いていたので景色が全く見えなかったけど、晴れていたら相当綺麗なはず。
で、昨日の昼頃から降り始めた雪は勢いを増していまだに降り続いている。札幌でもここまで降り続くことはあんまりない。ということで、今日はランチを食べに少し街へ出た以外はほとんど会場に缶詰状態。まぁ、面白い話がたくさん聞けるし、いろんな人と知り合いになれるので結構楽しんでいるのだけど、そろそろ晴れて欲しいな。太陽が出てこないと時差ぼけも治らない気がする。

2019年2月26日火曜日

Keystone1日目

Keystone1日目は無事終了。朝のセッションの一番最後でトークをした。15分のショートトークだったのでかなり内容を削って最小限のものにしたのだけど、かなり質問が出ていたし、終わった後にも結構な人が声をかけてくれたので、まぁまぁうまくいったのだろう。やっぱり1日目にトークをすると参加者に認識してもらえるし、気持ちも楽になるからいいね。写真はDr. SAが撮ってTwitterに上げてくれていたもの。

2019年2月25日月曜日

Lake Tahoe到着

成田、サンフランシスコを経由して、昨日の夕方ようやく学会会場があるLake Tahoeに到着。会場は、Granlibakenという湖畔近くの山の中にあるリゾートホテルという感じ。かなり雪深く、札幌ほどではないけど気温も結構低い。すぐ近くに結構有名なスキー場があるらしい。今日からここで4日間Cell Competitionのキーストーンミーティングが始まるのだが、自分はまず今日初日の朝のセッションでショートトークをする。時差ボケのせいで朝早く目覚めたので、なんとかスライドの準備はできた。もう何度も発表しているCCHの話だけど、今回は知らない人も多そうだからちょっとしっかりと紹介したいところ。さぁどうなることやら。

2019年2月23日土曜日

Lake Tahoeへ

ということで、明日から行くのは、CaliforniaのLake Tahoeで開催されるKeystone Symposia「Cell Competition in Development and Disease」。キーストーンに参加するのは初めてだし、cell competitionと言いながらも今回かなり広範囲の分野の研究者が呼ばれているようなので、かなり楽しみだ。旅の準備せないかんな。

無事脱稿

あぁ、ようやく論文原稿を終わらせることができた。ということで、先ほどメールでエディターへ原稿送付完了。エディターには、今週中に提出できると思う、と言ってしまっていたし、明日から一週間アメリカ出張なので、今日提出できて本当に良かった。それにしても今回の執筆は難航したなぁ。この数週間、ほんまにしんどかった。。。
ちなみに今週の学会では、ショートトークだけでなくポスターも準備して欲しいということだったので、今日の午後急遽ポスターも作成。以前に K が作ってくれたのを少し作り変えただけだけど、まぁまぁそれなりのものができた。さぁ、あとはトークの内容を考えないと。

2019年2月21日木曜日

また余震?

今まだラボにいるのだが、さっきまたすごい揺れがきた。論文にreferenceを付ける作業中なのだけど、なんかまだドキドキして集中できない。。。ラボにはまだ学生達が結構いてて、すぐにフライルームを見に行って無事を確認して来てくれた。どちらかというと縦揺れだったから、物が落ちたりとかはほとんどなかったのかな。あぁびっくりした。。。

2019年2月20日水曜日

cortical Yki

昨日、ラボのジャーナルクラブで紹介した論文。
Yorkie functions at the cell cortex to promote myosin activation in a non-transcriptional manner.  Dev. Cell, 46: 271-284, e5.
The Hippo signaling pathway is an evolutionarily conserved mechanism that controls organ size in animals.  Yorkie is well known as a transcriptional co-activator that functions downstream of the Hippo pathway to positively regulate transcription of genes that promote tissue growth.  Recent studies have shown that increased myosin activity activates both Yorkie and its vertebrate orthologue YAP, resulting in increased nuclear localization and tissue growth.  Here we show that Yorkie also can accumulate at the cell cortex in the apical junctional region.  Moreover, Yorkie functions at the cortex to promote activation of myosin through a myosin regulatory light chain kinase, Stretchin-Mlck.   This Yorkie function is not dependent on its transcriptional activity and is required for larval and adult tissues to achieve appropriate size.  Based on these results, we suggest that Yorkie functions in a feedforward “amplifier” loop that promotes myosin activation, and thereby greater Yorkie activity, in response to tension.

シカゴのDr. RFのラボからの報告。去年出たときに気になっていたけどちゃんと読めていなかった論文。まずは、imaginal discでのYki-YFPの発現をlive tissueで観察すると、apical junctional region(AJR)へのlocalizationが確認されたという発見がベースとなっている。airyscanを使うとwild-type tissueでもAJRへのYki-YFPのlocalizationが確認されるのだが、wts mutantのようにYkiが活性化される条件では、このAJR localizationはさらに顕著になる。ちなみに、このYkiのAJR localizationは固定後の組織ではかなり見えにくくなってしまうということなので、それが今まで注目されることがなかった原因なんだろうか。ということで、このcortical Ykiのfunctionを追っていくお話なのだが、簡単に言うと、このcortical Ykiはこれまでによく知られていたYkiのtranscriptional activityとは関係なく、Stretchinというmyosin light chain kinasesを介してmyosinの活性化を促しているということ。myosin activationはHippo signalingのdownregulationを引き起こすため、cortical Yki → myosin activation → Hippo signaling downregulation → Yki activation というfeedforward loopによってtissue growthの促進が起こるという訳。また、myristoylation signalをくっつけたYkiのN末34残基だけでこの一連の流れが引き起こすことが示され、最後には、Ykiのtranscriptional functionを失わずにmyosin activation functionだけを失ったmutant allele(N末34残基中6つの酸性残基をアラニンに置換したmutant allele)のhomozygoteでは、myosin activationの低下とともにimaginal discのみならず体のサイズ自体が小さくなることが示されており、結構最後まで楽しめる話だった。Ykiが実際にはどうやってAJRへ向かうのか、tumor contextではどうなんだろうか、とか色々と興味は尽きない。

M

二月の末頃から医学部基礎配属の実習でうちに来ていたMは、早くも今週で実習期間が終了。ということで、昨日のラボミーティングのときに今回の実習内容を発表した。と言っても一ヶ月弱の期間でできる実験はそれほど多くはなく、ovarian follicle cellsでのcell cycle switchに関する基本的なこと、それを示すCutやHntの抗体染色の結果、そしてそれらをもとに考えたfollicular epitheliumにおけるtumor initiation mechanismの仮説、という内容。それにしてもMは三年生ながら、大抵実験の空き時間には渡した論文を読んでいたし、昨日の発表も自らの希望で英語でプレゼンしたし、なかなか将来有望な学生だった。今回の実習で基礎研究に対する見方がだいぶ変わったと言っていたので、もしかしたら将来こちら側へ来る可能性もあるのかもしれない。しかし、基礎配属の期間が一ヶ月だけというのはちょっと短すぎるなぁ。

2019年2月18日月曜日

Spring?

木曜日から週末にかけて、三島に一時帰国。昼間は結構暖かかったので下の子とサイクリングに出たら、梅の花は満開だし、遺伝研の中にあるいくつかの桜が咲き始めていて、春がもうすぐそこまで来ていることを感じた。で、昨晩札幌に帰って来たのだけど、やっぱりこちらはまだまだ雪深い真冬の真っ只中。さぁ、今週はえらい忙しくなる予定。
と、これを書いているちょうど今、ついにエディターから督促のメールが来た。まぁ、もうすでに締め切りを二週間過ぎているからなぁ。すいません、なるべく今週中には。。。

2019年2月10日日曜日

over the hill

この数日、ようやく執筆にのめり込むことができた。関連する論文の記述を読み直して、別々に書いていたパートを完成させていくうちに、これまでバラバラのように見えていたパートが少しずつ繋がってきて、ようやく全体として言おうとしていることが見えてきた。あてもなく色々と書き続けているうちに次第にストーリーが繋がってくるというのは、なんだか変な感覚。自分でトピックを決めて書き始めた話なんだから、ストーリーを通して言わんとすることは書き始める時から自分の中にありそうなもんだけど、Tumor Initiationというトピックがちょっと漠然として大きかったこともあって、今回は本当についこの数日まで見えていなかった。ということで、締め切りはだいぶすぎたけど、ようやく峠を超え始めた感覚がある。

Helsingin tuomiokirkko

久しぶりに雪まつりを見に行きたいのだけど、相変わらず執筆に追われていて行けない。ということで昨晩、家に帰る途中にちょっと遠回りして大通公園を見物。もうライトアップも終わっていたけど、このヘルシンキ大聖堂だけ照明に照らされて綺麗に浮かび上がっていたので車から降りて撮影。

2019年2月8日金曜日

寒気

最強の寒気が北海道上空に来ているとかで、今日は確かに気温が全く上がらない。昼なのにマイナス11℃とか。。。さっき、いつものようにコートを着ずに近くの学生食堂まで行ったのだけど、凍るかと思った。ということで、今日は夜までラボにこもって執筆に集中しよう。

2019年2月6日水曜日

powder snow

今日の雪はふわふわの綿のようだ。

M6

Mutations in the Drosophila tricellular junction protein M6 synergize with RasV12 to induce apical cell delamination and invasion.  PNAS, 115: 8358-8363.
Complications from metastasis are responsible for the majority of cancer-related deaths.  Despite the outsized medical impact of metastasis, remarkably little is known about one of the key early steps of metastasis: departure of a tumor cell from its originating tissue.  It is well documented that cellular delamination in the basal direction can induce invasive behaviors, but it remains unknown if apical cell delamination can induce migration and invasion in a cancer context.  To explore this feature of cancer progression, we performed a genetic screen in Drosophila and discovered that mutations in the protein M6 synergize with oncogenic Ras to drive invasion following apical delamination without crossing a basement membrane.  Mechanistically, we observed that M6-deficient RasV12 clones delaminate as a result of alterations in a Canoe-RhoA-myosin II axis that is necessary for both the delamination and invasion phenotypes.  To uncover the cellular roles of M6, we show that it localizes to tricellular junctions in epithelial tissues where it is necessary for the structural integrity of multicellular contacts.  This work provides evidence that apical delamination can precede invasion and highlights the important role that tricellular junction integrity can play in this process.

昨日、R がジャーナルクラブで発表した論文。Dr. TXラボから去年報告された論文で、RasV12とともにinvasive tumorを引き起こすmutationをEMS screeningして、M6という4回膜貫通型タンパクのmutantを見つけましたという話。このM6というのは、哺乳類ではGPM6a(Glycoprotein M6A)という名前で知られており、neural differentiationでの機能が報告されているらしい。この論文では基本的にeyFLPのMARCM systemを使って、このM6のmutant cloneにRasV12を発現させたdouble mutant mosaic cloneをeye discに作り出し、optic lobeとventral nerve cordへのinvasion phenotypeを見ている。RasV12単独、もしくはM6 mutant単独ではinvasionは起こらないのだが、この二つが組み合わさるとventral nerve cordまで浸潤していくと。で、そのmutant cloneは、まずeye discのepithelial layerからapical側のlumen内へdelaminateして、さらにその後optic lobeへと繋がる部分の上皮層を突破して浸潤するんだそうな。ちなみに、delaminationはbasal側へもapical側へと同じくらいの割合で起こっている。ここでinvasionについて皆さん結構質問していたけど、確かにこのoptic lobeへと繋がる部分のeye discの構造がどうなっているのかちょっとよく分からない。サプリの絵によると、ここのperipodial membraneとdisc properをつなぐ部分の上皮細胞にはbasement membraneの裏打ちがないのかな。まぁいずれにせよ、このdouble mutant cloneはeye discのepithelial layerを抜け出すわけだが、このdelaminationに関わっているのが、RhoAやMyoIIで、それらの上流で機能しているのがどうやらCanoeだという話。ちなみに、CanoeはAfadinのDrosophila homolog。M6がtricellular junctionの形成に重要な働きを持っているらしいことから、M6 mutantではtricellular junctionの形態がおかしくなることによってdelaminationが促されるようだ。これがどのようにしてCanoeの発現を亢進するのかは分からないけど、それによってMyoIIが活性化されてmigrationを促すという訳だ。ともあれ、delaminationにおいてtricellular junction integrityが重要であるということ、そしてapical delaminationを起こしたtumor cellが管腔側からもう一度上皮に潜り込んで転移する一例いうことやね。

しかし、eye discではRasV12単独のクローンはdelaminationが起こらないのか。wing discだと結構起こるんだけど。あと、RasV12にRhoA activationを付加すると結構delaminationが起こっている。

2019年2月4日月曜日

Fly Genetics 2

今日は午後から三年生達相手に先週の Fly Genetics の授業の続き。今日はMosaic analysisの基本ということで、FLP-FRTとGal4-UASから、合体技のFlip-out Gal4 systemとMARCM systemまで一通り教えた。例によって、実際の実験結果などをまじえながら一時間半ほどの説明だったけど、彼らからの質疑を聞いている感じ、ちゃんと理解してくれたように思う。で、そのあと3時からはプログレスリポートで、テクのTさんが初めて発表。Tさんはここにきてからまだ半年ほどだけど、すでに随分と色んな実験をやっているなぁという印象。プログレスのあとはまた三年生達に解剖の仕方などを教えてから、明日ジャーナルクラブで発表する R の発表スライドと原稿をデスカッションしながら一緒にチェック。そんなこんなで今日も執筆に集中するのはようやくこんな時間から。

2019年2月1日金曜日

New confocal

今日も三年生達を相手に Fly Genetics の授業をする予定だったのだけど、今日は午後からうちの研究室に新しく設置されたコンフォーカル顕微鏡 Nikon A1 HD25 の説明会があったので、みんなでそれに参加。今までのコンフォーカルより視野が広いし、レゾナントスキャナーは高速だし、結局うちのフライルームがある5階の実験室に設置されたし、ということで今後ライブイメージングに活躍してくれることを期待。
しかし、そんなことをしているうちに今日ももう夜になってしまった。結局、論文の執筆は全く終わっていない。。。