ここ数日ちょっと気温が下がってきた。今日も良い天気だったけど、夕方実験の合間にキャンパスをぶらぶら歩くともう肌寒い感じ。大学院生の頃、数えてみると16年前なのだが、あの日も北海道マラソンが行われていた日、午後に実験の合間にこのポプラ並木の横の池のほとりに佇んで考え事をしたことをふと思い出した。
2019年8月25日日曜日
2019年8月23日金曜日
New Orleans
昨晩、久しぶりにWMとスカイプ会議をした。実はWMはこの8月から、New OrleansのTulane Universityに移籍したばかりということで、新しいオフィスの窓の外の景色を見せてくれた。TulaneのMedical Schoolはフレンチクォーター近くのダウンタウンにあるそうで、すぐそばを通る高速道路と結構都会っぽい街の朝の様子が見えていた。WMはTallahasseeに大きな家も持っていたし、今後もずっとFSUにいるものと思い込んでいたけど、Tulaneから結構良いオファーをもらったんだろう。New Orleansといえば、まだフロリダにいるときに一度家族で遊びに行ったことがある。Tallahasseeから車で6時間くらいだったかな。ちょうどマルディグラという大きなお祭りのシーズンだったからかとても賑やかな街だった印象。南部の情趣あるフレンチクォーターではずっとジャズが聞こえていた。
今こちらで書いている論文は、まだWMのラボにいる数人も関わっていて、やはりそれぞれと一度データを前にして話したいということになり、11月に自分が向こうへ赴くことになった。ラボの引っ越しは12月ということで11月はまだほとんどのラボメンバーがFSUにいるようなので、TulaneではなくFSUを訪問することになりそうだ。今回は、KT博士との共同研究でUCLAにも行く必要があるので、うまく日程を調整してLAとTallahasseeの二箇所を訪問することになる。そういやKT博士も今年の初めにFSUからUCLAに移籍したんだった。ということで、今後FSUを訪問する機会はほとんどなくなってしまうかもしれないなぁ。
今こちらで書いている論文は、まだWMのラボにいる数人も関わっていて、やはりそれぞれと一度データを前にして話したいということになり、11月に自分が向こうへ赴くことになった。ラボの引っ越しは12月ということで11月はまだほとんどのラボメンバーがFSUにいるようなので、TulaneではなくFSUを訪問することになりそうだ。今回は、KT博士との共同研究でUCLAにも行く必要があるので、うまく日程を調整してLAとTallahasseeの二箇所を訪問することになる。そういやKT博士も今年の初めにFSUからUCLAに移籍したんだった。ということで、今後FSUを訪問する機会はほとんどなくなってしまうかもしれないなぁ。
働き方改革
事務方から以下のような通達。
「本年4月1日から、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律による改正後の労働安全衛生法が施行され、健康管理及び安全配慮義務の観点から、裁量労働制適用者を含むすべての労働者について、客観的な方法により労働時間の状況の把握が義務化されました。これまで、本学における裁量労働制適用者の勤務管理は、出勤簿に日々押印する方法のみにより行われており、始業・終業時刻等の労働時間の把握ができていないことから、本学では、出勤簿を補完するものとして、裁量労働制適用者からの自己申告書に基づき、労働時間を把握することとなりました。」
ということで、今月から勤務状況自己申告書というのに毎日の始業時間と終業時間を書いて毎月提出するという、これまたエライメンドクサイことが始まるようだ。ちなみに土日祝日と深夜22時以降の勤務は原則認められないので、やむを得ない場合は事前に所属長に許可を申請する必要があるらしい。深夜の論文執筆や土日のバージンコレクトも許可制であると。
だいたい研究者というのは研究を労働とは思っていないから、なんだか違和感があるのだろう。一方で、ジャーナルから頼まれる論文の査読とか、学会から頼まれる原稿の執筆とか、そういうものこそどちらかというと労働に近い感覚だけど、それは労働時間とは見なされないらしい。。。まぁ、「労働者の健康管理及び安全配慮義務」のためという趣旨は理解できるんやけどね。
「本年4月1日から、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律による改正後の労働安全衛生法が施行され、健康管理及び安全配慮義務の観点から、裁量労働制適用者を含むすべての労働者について、客観的な方法により労働時間の状況の把握が義務化されました。これまで、本学における裁量労働制適用者の勤務管理は、出勤簿に日々押印する方法のみにより行われており、始業・終業時刻等の労働時間の把握ができていないことから、本学では、出勤簿を補完するものとして、裁量労働制適用者からの自己申告書に基づき、労働時間を把握することとなりました。」
ということで、今月から勤務状況自己申告書というのに毎日の始業時間と終業時間を書いて毎月提出するという、これまたエライメンドクサイことが始まるようだ。ちなみに土日祝日と深夜22時以降の勤務は原則認められないので、やむを得ない場合は事前に所属長に許可を申請する必要があるらしい。深夜の論文執筆や土日のバージンコレクトも許可制であると。
だいたい研究者というのは研究を労働とは思っていないから、なんだか違和感があるのだろう。一方で、ジャーナルから頼まれる論文の査読とか、学会から頼まれる原稿の執筆とか、そういうものこそどちらかというと労働に近い感覚だけど、それは労働時間とは見なされないらしい。。。まぁ、「労働者の健康管理及び安全配慮義務」のためという趣旨は理解できるんやけどね。
2019年8月21日水曜日
CCH2
このところ、せっせと仕込んでいたハエ達の実験用の掛け合わせシリーズの準備が一通り完了。こんなにたくさん自分で用意するのはいつぶりだろうか。そのうちのいくつかは、今日すでにラボテクの T さんに託した。残りのものは、受験のための長期休暇から来月帰ってくる予定の S と一緒にやる予定。ということで、いよいよCCH第二弾完結に向けて走り始めた感じ。T さんは今年の12月いっぱいで移動することが決まったし、S は卒業研究をまとめないといけないという事情も重なるので、なんとか今年中にやり終えたいと思う。
Maipe Malbec
Chakana Maipe Malbec 2018
アルゼンチン、メンドーサのマルベック。アメリカでは南米のワインが安かったのでよく飲んでいたけど、なかでもアルゼンチンのマルベックは濃くて美味しいのが多かったよなぁ、とか思い出して手に取ったワイン。結構スパイシーで重厚感もあり、実はもう少し甘いのを期待していたけど、これはこれでなかなか。千円程度。
2019年8月15日木曜日
Jack in The Box
今日の夕方、ラボから散髪をしにいつもの床屋へ行った帰りに、今日はどこか外で晩御飯を食べるかなーと思ってぶらぶら歩いていたら、前々から少し気になっていた小さなカレー屋さんが開いていたので入ってみた。小さな店の中に入ると、なんだかよく知っているようなカレーの香りがしていて、奥から出て来た店の主人を見た途端に学生時代の15年ほど前の記憶がよみがえった。初めて入ったはずの店なのに、このカレー屋の主人の姿をよく覚えているのだ。席について、心地良いアイリッシュミュージックが流れるカントリー風の店の中を眺めていると、大学院生の時に住んでいたアパートの近くにあって時々行っていたカレー屋のことを思い出した。しかしあの店とは場所が違うしカレーのスタイルもちょっと違うような、と思いながらも、カレーの付け合せにレモンが付いている店はあまりないような気がするし、何と言っても確かにあの店の主人はこの人だったはず。ということで、食べ終わって支払いをしている時に、この店ってもしかして昔は東区にありましたかって聞いてみたところ確かにそうで、8年ほど前に今の場所へ移動したんですとのこと。学生の頃にこの人と喋ったことがあるかどうかは覚えていないのだけど、なんだか見た目はほとんど変わっていないように見えた。カレーは昔と少し変わったような気がしたのだが、ともあれ非常に美味かった。雰囲気も昔と変わらない落ち着く感じだったし、また来よう。
2019年8月12日月曜日
cafe
この連休の三日間、午後にバージンコレクトをしてから毎日違うカフェへ行って論文の執筆をしていた。土曜日は、定山渓の崖の縁に立つオシャレなカフェ。日曜日は、長沼町の見晴らしの良い丘の上にあるカフェ。そして今日は、羊ヶ丘の横にある落ち着いたカフェ。どこも美味しいコーヒーがあって且つ落ち着いた雰囲気で執筆ができそうな場所かどうかを事前に調べてから行っているとは言え、なぜかカフェでの執筆は結構はかどるのよね。
2019年8月11日日曜日
spice curry
今晩は本を見ながら、初めて自分でインドスパイスカレーを一から作ってみた。はじめにスパイスとか玉ねぎを炒めている時は、ほんまにこんなんがカレーになるんかいなとちょっと不安に思ったりしたけど、最後に水を足して煮込んでいくと確かにカレーっぽくなってなんとも良い香りになった。で、食べてみてびっくり、めちゃめちゃ美味いやん。しかもこれ、当然スパイスの種類とか割合を変えると色々と違うものが作れる訳なので、かなり面白いのかも知れんね。
2019年8月10日土曜日
8月6日
火曜日、札幌へ帰る前にまた摩周湖の展望台に立ち寄った。前回3月に来た時は湖面が完全に凍結していたけど、今回は鏡のように澄み渡っていた。波一つない湖面に周囲の山と空に浮かぶ雲が映っているという不思議な静寂の世界。前の日の夜ここに来た時は満天の星空に圧倒されたし、摩周湖はいつも期待を裏切らない。
8月5日
月曜日は川湯の宿から知床半島へ。ウトロ近くの知床自然センターでシャトルバスに乗り換えて、今回の目的地の一つであるカムイワッカ湯の滝へ向かった。知床のあたりは学生の頃に何度か来ているのだが、結局一度もこの山奥のカムイワッカには来れたことがなかった。今は落石の危険があるとのことで途中までしか登れなくなっていたけど、やっぱりこの美しい秘境に流れる温泉の滝はなんだかすごい。
その後、知床五湖の遊歩道を歩いてから、また車を走らせて屈斜路湖畔の砂湯まで帰ってきたところで日が暮れた。
その後、知床五湖の遊歩道を歩いてから、また車を走らせて屈斜路湖畔の砂湯まで帰ってきたところで日が暮れた。
8月4日
日曜日は南富良野のシーソラプチ川〜空知川でラフティング。ラフティングしたのは初めて。今の時期は川の水量が少ないということだったのだけど、山の中の川はとても気持ち良かったしめっちゃ楽しかった。
で、この日は午後からさらに東へ走って阿寒湖でマリモを見てから、屈斜路湖近くの川湯まで辿り着いた。
で、この日は午後からさらに東へ走って阿寒湖でマリモを見てから、屈斜路湖近くの川湯まで辿り着いた。
夏の終わり
なんか昨日から急に気温が下がり出して、今日はもう半袖だとちょっと肌寒いくらい。天気予報を見ると来週また少し暑くなるみたいだけど、たぶん札幌の一番暑い夏は先週と今週で終わりなのではないか。ということで、実は一番良いタイミングで夏休みを取れたのかも。
これは先週の金曜日に行った小樽の向こうにある蘭島海水浴場。
これは先週の金曜日に行った小樽の向こうにある蘭島海水浴場。
2019年8月9日金曜日
one more piece
執筆中の論文を仕上げるための残りの実験を考えながら色々と調べているときにふと、一つの可能性に思い当たった。もうほぼ完成だと思ったから論文を書き始めているのだけど、最近やっていたいくつかの実験結果は、まだ何か一つピースが揃っていないことを示していた。思い当たったシグナリングパスウェイがもう一つ揃っていなかったピースなのかどうか、それを確かめるための実験は色々とできる。ということで、早速そのためのgenetic cross schemeを書いた。もうほんまに早く論文を書いてしまいたいのだけど、思いついたからにはやるしかないし、これはちょっとまたさらに面白くなってきたなぁ。。。
2019年8月8日木曜日
休み明け
ということで、今日は一週間ぶりにラボへ。休みの間18℃に置いておいたハエ達がなかなかイイ具合に育っていたので、早速バージンコレクトを開始。この感じなら、今月さらに集中的にライブイメージングができそう。今はまだ締め切りのある仕事がないから実験に集中できるかなと思っていたけど、そういえば数日前旅行中にまた論文レビューの依頼が来ていたことを思い出した。チェックしてみたら、自分が今書いている論文にも関与していそうな話だったので、まぁちょうど良いのかもと思って読み始めた。
2019年8月7日水曜日
2019年7月30日火曜日
Tさん送別会
昨日は、この半年間共同研究のためにうちのラボに派遣されていたTさんの送別会ということで、ラボメンバーみんなで大通りのビアガーデンへ。昨日はかなり暑かったのでビールがとてもうまかった。その後、学生たちと一緒に結局三次会まで行ったので、帰宅したのは深夜2時頃だったように記憶しているが、家に帰ると部屋の中がえらい暑くなっていた。それで、冷たいシャワーを浴びたり、窓を開けて換気扇を回したりとしてみたけど、部屋の気温は一向に下がらず、結局朝まで暑くてほとんど眠ることができなかった。いやぁ、ここまで暑くなるとやっぱりクーラーがないとヤバイかも。。。
2019年7月28日日曜日
2019年7月27日土曜日
2019年7月26日金曜日
一日出張終了
昨日は京大の医学部を訪問して、予定していたいくつかのミッションを完了。夜はF教授、T助教と三人で飲みながら、百万遍から祇園へと場所を移して遅くまで作戦会議。そして今日の朝には京都を発って、昼過ぎにもう札幌に帰ってきた。それにしても京都はえらい暑かったなぁ。一昨日に梅雨明けということだったけど、セミも鳴いているし本格的な夏の雰囲気を感じた。で、先ほど札幌に帰ってきてこの涼しさにほっとしている。
2019年7月24日水曜日
2019年7月23日火曜日
ラボミ
今日は前期最後のラボミーティングで R が発表。ということで、自分も近況報告を兼ねて自分で実験をしているプロジェクトの紹介をした。R のプロジェクトは、基本的なフェノタイプのデータがだいぶ蓄積してきて狙うべき方向性が見えてきているのだけど、だいぶ前から言っている次の段階のfunctional dataがいまだに出てこないことを指摘されていた。まぁ、そのためのハエを作っているはずなので、そろそろだろうかね。
自分は最近撮り続けているカルシウムイメージングのデータを紹介。カルシウムウェーブのオシレーションパターンがどういう意味を持つのか、ということに関して色々とデスカッションできたけど、やはりまだ自分の中でもこれに対する仮説はほとんど立っていない。最後に少し、随分前から温めていたepithelial differentiationに関する話もついでに紹介した。実はこの話、自分の中では最近またかなり盛り上がっているのだ。
自分は最近撮り続けているカルシウムイメージングのデータを紹介。カルシウムウェーブのオシレーションパターンがどういう意味を持つのか、ということに関して色々とデスカッションできたけど、やはりまだ自分の中でもこれに対する仮説はほとんど立っていない。最後に少し、随分前から温めていたepithelial differentiationに関する話もついでに紹介した。実はこの話、自分の中では最近またかなり盛り上がっているのだ。
2019年7月21日日曜日
オロロンライン
今日は石狩からオロロンラインを少し北上。この日本海オロロンラインを走るのも学生の頃以来。ずーっと海岸沿いをアップダウンする道を走っていると、時々小さな漁村の集落が現れるという風景は全く変わっていない。昔持っていたイメージは、延々と寂れた田舎が続く道というものだったけど、丘を越えた時に見える海岸線と小さな漁村の風景にイギリスのコーンウォールのような美しさがあることに今日初めて気が付いた。
segmentation clock
金曜日、京大CiRAのDr. CAによるセミナーがうちの研究所であった。ヒトのiPS細胞を使ってin vitroでsomitogenesisを再現しようという試み。ということで、基本的にはsegmentation clockのお話。自分が学生の頃、学会でニワトリ胚の体節形成において遺伝子発現が周期的に伝播していくムービーを見た時の感動は今でもよく覚えている。lunatic fringeという遺伝子名がこれまた子供心に何やら神秘的な響きがあったり。あれから20年近く、やはりいまだに発生生物学の中でも最高にオモシロイ現象の一つだと思うけど、意外とまだちゃんと分かってないことが多いんやねというイメージ。セミナーの後でDr. CAと面談する機会があったので、最近自分が見ているcyclic calcium pulseを見せて少しディスカッションした。
2019年7月15日月曜日
支笏湖
連休最後の今日、ハエの整理が早めに終わったので夕方からぶらっとドライブして支笏湖へ。夕方の6時頃に到着して湖畔を歩いてみると、もうすでに店はほとんど閉まって閑散としていた。支笏湖はやっぱりこういうふうに閑散としていて静寂な雰囲気が良いのよね。今日は曇っていてなおさら神秘的な風景。
2019年7月14日日曜日
fly wrangling
なんか最近、自分が使っているフライルームのベンチがバイアルで溢れてきた。久しぶりに腰を落ち着けて実験ができているということだけど、そんな訳で連休中日の今日も午後から一日フライプッシング。
こうしてショウジョウバエの遺伝学実験をする研究者は一日中筆を使ってハエを選り分けているので「fly pusher」と言うわけだけど、牧場の家畜のようにハエを世話していることから「fly wrangler」とか言ったりもする。ラングラーってカウボーイみたいでカッコイイよね。
こうしてショウジョウバエの遺伝学実験をする研究者は一日中筆を使ってハエを選り分けているので「fly pusher」と言うわけだけど、牧場の家畜のようにハエを世話していることから「fly wrangler」とか言ったりもする。ラングラーってカウボーイみたいでカッコイイよね。
2019年7月13日土曜日
pathogens
PLOS Pathogensから依頼された論文レビューの締め切りが先週末までだったので、金曜日の夜遅くまでかかって書き上げた。二週間前、エディターから連絡があったとき論文のタイトルを見て、ちょっと分野が違うんじゃないのかなという不安があったのだけど、面白そうだからとりあえず引き受けてみた。読んでみると、確かにmicrobiologyに関しては分野外になるけど話の本質は自分が評価できるもので、しかもかなりオモシロイコンセプトの可能性を示唆しており最後まで楽しんでレビューすることができた。ということで、夜遅くまでかかったけど清々しい達成感を感じつつレビューを投稿。これはセカンドレビューも楽しみである。
2019年7月8日月曜日
七夕
昨日もう七夕とかいう事実に結構驚いた。そういや最近なんだか時間の感覚がちょっとおかしいなとうすうす気付いてはいたのだ。自分の中ではまだ4月か5月くらいの感覚なのだが。これはたぶん、札幌は涼しくて暑くならないし、梅雨にもならないことが影響しているのではないだろうか。こないだ内地へ帰った時、暑さといかにも梅雨らしい雰囲気に驚いたもんなぁ。まぁ、この時期涼しいのはありがたいのだけど。
階段教室
今日は夕方に総合化学院の大学院生相手の講義。ここの理学部の建物で講義をしたのは初めてかな。久しぶりに階段教室で講義をしたけど、階段教室は一番後ろに座っている学生までしっかり顔が見えるし、いかにも大学らしい雰囲気があって良いね。先端総合化学特論とかいうオムニバス形式の講義で、生物学専攻の学生は少ない上に留学生が結構いて、英語での講義ということこともあり、いちいちやさしい言葉に言い換えて説明していたら案の定時間が足りなくなってしまった。前にも書いたような気がするが、学生にとって90分の講義というのはかなり長く感じるものだけど、前で話している方にとっては結構すぐなのよね。
2019年7月7日日曜日
proof
このところまた少し締め切りのある仕事が溜まってきたので、今日は午後からラボで実験をしつつデスクワーク。一つは、今年の1月2月あたりに随分と苦労して執筆していたブックチャプターの校正刷りが来たのでそのチェック。こうして数ヶ月してから読み直すと、やはりちょっと構成し直したい箇所とかもう少し踏み込んだ記述をしたい箇所とかが見つかったりもするのだけど、まぁ全体としては良くかけてるやんという印象。
6km/6hrs
昨日は一日、札幌ドームで開催された6時間リレーマラソンにラボメンバーで参加。自分は人数の多いチームだったので、6時間の間に出番が回ってきたのは3回。1周2キロのコースなので合計6キロだけとはいえ、普段走っていないせいか最後の周を走っている時かなり膝が痛かった。自分がアンカーになったので、6時間の最後のゴールの時にヘロヘロになって球場内を走っている姿が大型スクリーンでしっかり映されていたようだ。
2019年7月4日木曜日
Yeast paste
昨日からオレンジ光の中でアクチベートさせられたハエ達を今日の午前中に解剖してみたら、どうも卵巣の発育が悪かった。バイアル内の餌にATRを混ぜて与えたのだが、いつもはバイアルの壁に塗りつけるイーストペーストは光を遮ったりするかもとか考えて今回は与えなかったのが原因かな。ATRを入れていないコントロールでも卵巣の発育は良くなかったので、ATRのせいとかではない。とりあえずいくらかサンプルは取れたのだけど、やっぱりATRを混ぜたイーストペーストも与えてやり直すかな。幸いなことに、まだ結構実験用のハエ達は生まれてきているので明日からもう一度再実験できそう。
2019年7月3日水曜日
party night
オプトジェネティクスの実験開始。ということで、今晩ハエたちはギラギラのパーティールームで夜を過ごしている。しかしLEDとはいえ、これだけたくさん光っているとちょっと温度の上昇が気になる。室温で密閉すると容器内は30℃を超えてしまうので、フタをせずに容器自体を25℃のインキュベーターに入れるとようやく29℃で落ち着いてくれた。
2019年7月2日火曜日
エボデボ
その昨日の論文は、いわゆるEvo-Devo(Evolutionary Developmental Biology)なわけだけど、うちのラボメンバーにとって「エボデボ」なんていうのはあまり馴染みのない分野だろうということで、イントロダクションで大まかにEvo-Devoの基本コンセプトを説明してから、A Capella Scienceの有名なYouTube videoを見せてあげた。このmusic videoはかなり良く出来ていると思うんだけど、発生生物学をちゃんと勉強していない人が一回見ただけじゃなんのことやらよく分からんかも知れないね。
ICD and ROS
Environmental oxygen exposure allows for the evolution of interdigital cell death in limb patterning. Dev Cell, devcel.2019.05.025.
Amphibians form fingers without webbing by differential growth between digital and interdigital regions. Amniotes, however, employ interdigital cell death (ICD), an additional mechanism that contributes to a greater variation of limb shapes. Here, we investigate the role of environmental oxygen in the evolution of ICD in tetrapods. While cell death is restricted to the limb margin in amphibians with aquatic tadpoles, Eleutherodactylus coqui, a frog with terrestrial-direct-developing eggs, has cell death in the interdigital region. Chicken requires sufficient oxygen and reactive oxygen species to induce cell death, with the oxygen tension profile itself being distinct between the limbs of chicken and Xenopus laevis frogs. Notably, increasing blood vessel density in X. laevis limbs, as well as incubating tadpoles under high oxygen levels, induces ICD. We propose that the oxygen available to terrestrial eggs was an ecological feature crucial for the evolution of ICD, made possible by conserved autopod-patterning mechanisms.
昨日は久しぶりにラボのジャーナルクラブで論文紹介。発表したこの論文は、Interdigital Cell Death(ICD)の進化に関するお話で、東工大のMT博士のラボからつい最近報告されたもの。
脊椎動物の手や足が形作られる発生過程において、各指の間の細胞がアポトーシスを起こして除去される、いわゆる ICD(指間細胞死)が重要であることが知られている。この論文でまず比較対象としているのは、モデル動物として一般的なニワトリとアフリカツメガエルの足の発生。ニワトリの足の形態形成ではICDが起こって指の形が現れるが、ゼノパスではICDが起こらずに水かきを持った足ができる。ゼノパスでは指の部分と水かきの部分の細胞増殖速度の違いが制御されて指のパターンができるんだそうな。昔結構ゼノパスを使っていたけどこれは知らなかった。しかし、このようにして通常はICDが起こらないゼノパスでも、酸素濃度が高いhyperoxiaの環境下だとICDが起こることが観察された。さらに、この指の間の組織にVEGFを発現させることにより血管網を増やした場合でもICDが見られるようになる。これら、ゼノパスでICDが生じるどちらの実験条件下でも、この指の間の組織において通常状態では見られない活性酸素種 ROS の産生が観察された。ニワトリの通常発生でも、ICDが起こる部分ではやはりROSが上昇しており、これを低下させることによってICDが抑えられること、さらに酸素濃度が低いhypoxiaの環境下ではROSもICDも抑制されることが確認された。以上のことから、酸素濃度が低い水中で発生する両生類に比べ、陸上で大気中の酸素を効率的に取り込むことができる動物(羊膜類)において、ROSへの応答経路がICDのために発生プログラムに組み込まれたのであろうと考えることができる。実際、陸上で直接発生(オタマジャクシを経ずに卵から直接カエルが生まれる)を行うカエル、E. coquiではニワトリと同じようにROSの上昇を伴うICDが観察されるし、水中生活のアカハライモリは、水かきを持っていないにも関わらずICDが起こらないのである。なるほどねぇ。
しかしこのE. coquiって、学生の頃に読んだ論文に出てきて夢中になったことがあったし、アカハライモリは自分の学位論文の主役だったし、ということで色々と懐かしいことを思い出す論文だった。
Amphibians form fingers without webbing by differential growth between digital and interdigital regions. Amniotes, however, employ interdigital cell death (ICD), an additional mechanism that contributes to a greater variation of limb shapes. Here, we investigate the role of environmental oxygen in the evolution of ICD in tetrapods. While cell death is restricted to the limb margin in amphibians with aquatic tadpoles, Eleutherodactylus coqui, a frog with terrestrial-direct-developing eggs, has cell death in the interdigital region. Chicken requires sufficient oxygen and reactive oxygen species to induce cell death, with the oxygen tension profile itself being distinct between the limbs of chicken and Xenopus laevis frogs. Notably, increasing blood vessel density in X. laevis limbs, as well as incubating tadpoles under high oxygen levels, induces ICD. We propose that the oxygen available to terrestrial eggs was an ecological feature crucial for the evolution of ICD, made possible by conserved autopod-patterning mechanisms.
昨日は久しぶりにラボのジャーナルクラブで論文紹介。発表したこの論文は、Interdigital Cell Death(ICD)の進化に関するお話で、東工大のMT博士のラボからつい最近報告されたもの。
脊椎動物の手や足が形作られる発生過程において、各指の間の細胞がアポトーシスを起こして除去される、いわゆる ICD(指間細胞死)が重要であることが知られている。この論文でまず比較対象としているのは、モデル動物として一般的なニワトリとアフリカツメガエルの足の発生。ニワトリの足の形態形成ではICDが起こって指の形が現れるが、ゼノパスではICDが起こらずに水かきを持った足ができる。ゼノパスでは指の部分と水かきの部分の細胞増殖速度の違いが制御されて指のパターンができるんだそうな。昔結構ゼノパスを使っていたけどこれは知らなかった。しかし、このようにして通常はICDが起こらないゼノパスでも、酸素濃度が高いhyperoxiaの環境下だとICDが起こることが観察された。さらに、この指の間の組織にVEGFを発現させることにより血管網を増やした場合でもICDが見られるようになる。これら、ゼノパスでICDが生じるどちらの実験条件下でも、この指の間の組織において通常状態では見られない活性酸素種 ROS の産生が観察された。ニワトリの通常発生でも、ICDが起こる部分ではやはりROSが上昇しており、これを低下させることによってICDが抑えられること、さらに酸素濃度が低いhypoxiaの環境下ではROSもICDも抑制されることが確認された。以上のことから、酸素濃度が低い水中で発生する両生類に比べ、陸上で大気中の酸素を効率的に取り込むことができる動物(羊膜類)において、ROSへの応答経路がICDのために発生プログラムに組み込まれたのであろうと考えることができる。実際、陸上で直接発生(オタマジャクシを経ずに卵から直接カエルが生まれる)を行うカエル、E. coquiではニワトリと同じようにROSの上昇を伴うICDが観察されるし、水中生活のアカハライモリは、水かきを持っていないにも関わらずICDが起こらないのである。なるほどねぇ。
しかしこのE. coquiって、学生の頃に読んだ論文に出てきて夢中になったことがあったし、アカハライモリは自分の学位論文の主役だったし、ということで色々と懐かしいことを思い出す論文だった。
2019年6月30日日曜日
Pizza party
大学構内のひょうたん池。モネの絵のようになっている。
昨晩は、いまうちのラボに短期留学しているイタリア人のエリーサが自分の家でピザパーティをしてくれるというので、ちょっとイイお酒を片手に参加してきた。誰かの家に色々と持ち寄ってのパーティはアメリカを思い出すのか、なんだか懐かしい雰囲気だった。
昨晩は、いまうちのラボに短期留学しているイタリア人のエリーサが自分の家でピザパーティをしてくれるというので、ちょっとイイお酒を片手に参加してきた。誰かの家に色々と持ち寄ってのパーティはアメリカを思い出すのか、なんだか懐かしい雰囲気だった。
2019年6月29日土曜日
2019年6月26日水曜日
野球大会1日目
今日は、うちの研究室が所属する理学部化学科の講座対抗野球大会。ということで、朝から近くの美香保公園へ。朝と昼の2試合ともに快勝したので、明日もまたさらに朝から試合をすることになった。野球をするのなんて子供の頃以来だけど、ベンチで応援しながら自分の出番が来たら出て行ってという、このゆっくり試合が進む感じはなかなか楽しいね。それにしても今日は暑かった。
2019年6月25日火曜日
rainy season
週末は三島に一時帰国。しとしとじめじめしていて、紫陽花がたくさん咲き乱れていて、まさに梅雨真っ只中という感じ。まぁでも曇っていて結構涼しかったので、ゆっくりサイクリングを楽しめた。いつもの田んぼには例年通り、たくさんのオタマジャクシが泳いでいた。
2019年6月21日金曜日
2019年6月15日土曜日
Cova Santa
Cova Santa Sweet Garnacha 2016
久しぶりに赤ワインを買ってきた。スペイン、バレンシアのガルナッチャティントレラ。ベリーの甘い良い香りがして、深い甘さが葡萄ジュースのようで飲みやすい。でも、ちょっと甘すぎるかな。千円以下。追記:二日目は少し酸味が増してより美味しくなった。
2019年6月13日木曜日
LEDテープ
久しぶりにちょっと落ち着いて実験に取り組んでいる。やっぱり自分で実験をするのは楽しいし、フライルームにいるとラボメンバーとディスカッションする機会が増えるのが良い。今日は抗体染色の合間に、これからやろうとしているoptogeneticsの実験に使う道具を工作してみた。実験に必要な光はオレンジ色だけなんだけど、これのために入手したLEDテープは全部で20色も出るようになっていて、いろんな色で点滅させたりできるようになっている。これで2千円もしないっていうのも驚きやな。
2019年6月9日日曜日
2019年6月8日土曜日
glittering gut
この三日間、毎日egg chamberでGCaMPのシグナルを見ているのだけど、ちょっと飽きてきたので今日は腸も一緒に見てみたところ、やっぱりこれもまた綺麗にピカピカと輝いていた。これはやっぱりstem cellが光ってるのかな。
遺制研一般公開
今日は、北大祭に合わせて開催された研究所の一般公開のために、朝から一日中そのための準備やなんやで動き回っていたので結構疲れた。でも自分は客の呼び込み担当ということで、かなり長い時間メインストリートを歩きまわっていたので、なんだか久しぶりに北大祭を満喫できた。いろんなもんを買い食いしたし、昼には朝ドラの「なつぞら」で北大に合格した夕見子のトークイベントがあるというので見に行ったり、夜には名物の広島県人会のお好み焼きを食べながらバンドの演奏を見たりと、なかなか楽しかった。なんか本当に昔と変わっていないので、学生の頃に戻ったかのような気分になる。
2019年6月7日金曜日
北大祭スタート
今日から北大祭が始まった。出店が立ち並んだメインストリートはすごい人で大賑わい。自分が学生だった二十数年前から変わらない風景。自分も食べ歩きしながらキャンパスの北のほうまで行くと、特設ステージでバンドの演奏が始まった。学生の頃、自分もあのステージでギターを弾いていたのがついこないだのことのように思い出された。色々思い出して懐かしい気分になる。
ちなみに明日は一日、うちの研究所も一般公開ということで色々とイベントが企画されている。
ちなみに明日は一日、うちの研究所も一般公開ということで色々とイベントが企画されている。
生化学
「細胞競合と補償的細胞成長による組織恒常性維持」 生化学. 91:147-158.
去年の秋、科研費申請の大変な時期に書いていた日本語の総説が出版されたようだ。「生化学」という生化学会の学会誌。細胞競合とCCHについて、今までに色んなところで書いたことを一つにまとめたような感じで、結構長い。始めのほうは、頭に浮かんだことを筆にまかせて書いたような記憶がある。
去年の秋、科研費申請の大変な時期に書いていた日本語の総説が出版されたようだ。「生化学」という生化学会の学会誌。細胞競合とCCHについて、今までに色んなところで書いたことを一つにまとめたような感じで、結構長い。始めのほうは、頭に浮かんだことを筆にまかせて書いたような記憶がある。
2019年6月5日水曜日
GCaMP
少し前から準備していたライブイメージング用のハエ達が生まれて良い状態になってきたので、いよいよ今日から実験開始。このモザイククローンが入った状態でのGCaMPライブイメージングは、少し前に S がトライしていたけどまだ上手くいっていない。ということで、今回は普通の蛍光顕微鏡を使って、低倍率で一度に複数のegg chamberを撮ってみたのだが、意外とそれっぽいものが映っていた。結構長時間のイメージングを想定していたけど、今日は長いものでも20分ほど。たまにビッカビカに光るヤツがいたりして、ちょっとシグナル強度のムラが気になるけど、これはいけるかもという感触を持った。明日さらにもう少しやってみる。
2019年6月2日日曜日
relax
何の締め切りにも追われていない状態というのも久しぶりな気がする。ということで、この週末はちょっとリラックスできた。昨日の土曜は、学部の野球大会へ向けてラボメンバーで練習。グローブをつけて野球するのなんて学生の頃以来だと思うけど、意外と楽しかった。で、今日日曜日は一人でのんびりとニセコのほうまでドライブ。この辺りは本当に景色がビューティフル。今日はよく晴れていて羊蹄山が素晴らしかった。
2019年5月31日金曜日
We will see
今週、札幌に帰ってきてからまた一つ今週中に提出しないといけない申請案件が急に出てきたので、今週はずっとそれのことを考えながら過ごしていたのだけど、先ほどようやくそれを書き上げて提出することができた。疲れたけど、まぁまぁそれなりのものが書けたかな。ちょっと今までに真剣に考えたことのない話だったので、急遽その分野のことを勉強しながらの執筆だった。しかし勉強しているうちに色々と疑問が出てくるし、なんか意外とこれまでに自分が考えてきたものとリンクしている可能性が見えてきて、これは本気でやってみるべきかもと思い始めた。さぁ、どうなることやら。We will see what happens.
2019年5月27日月曜日
2019年5月24日金曜日
2019年5月23日木曜日
NMCCP
で、今日の朝はもう一度TARAセンターへ行って、ダートマス時代の友人NN博士を訪問。前回筑波を訪問したのは確か6年前まだフロリダにいた頃で、一時帰国した時にNN博士に誘ってもらったのだけど、NN博士のラボは今や新しいビルに場所を移して大変な規模になっているのだった。噂には聞いていたけど、Zeissのショールームとの異名を持つ顕微鏡室は壮観。研究所内を一通り見学させてもらった後、オフィスで色々とプロジェクトのことを聞かせてもらった。やっぱりすごく面白いし、考えていることが本当に深いというかデカイというか、いつ聞いてもとんでもない人やなと思う。今日はあまり時間はなかったのだけど、こういうのを一緒にやりませんかという話も少し出たので、ちょっと真剣に考えていこうと思う。
N lab
昨日の朝、札幌を出て昼過ぎに筑波大学に到着。今回はまず、RN博士のラボでチャネルロドプシンを使ったオプトジェネティクスの実験の実際を見せてもらうのが目的。こないだダラスであったFly Meetingの時に、Nラボの大学院生のY君がovaryでoptogeneticsを使った実験を発表しているのを見たのがきっかけで、色々と教えてもらえることになったのだった。で、まぁそれならということで、ついでにセミナーを開催してもらえることになって、夕方にTARAセンターというところでトーク。久しぶりに英語で1時間のトークということでちょっと緊張したけど、結構たくさん質問もしてもらってとても楽しかった。そういえば、遺伝研で一年だけ一緒だったH博士がセミナーに来てくれていてびっくり。これまた久しぶりに会って話すことができて良かった。そしてセミナーのあとはNラボの皆さんに飲みに連れて行ってもらってと、本当に充実した一日になった。
2019年5月20日月曜日
FSC
この数日間、ちょっと執筆に集中して一つ申請書を書き上げた。去年書いたものをベースにして、新しいものに書き直した感じ。とはいえ、研究計画は大幅に書き直したので、前のとはだいぶ違うものになった。今回もう一度、このプロジェクトで見ようとしている現象のメカニズムをじっくりと考えていて、やっぱり原因の一つは幹細胞で何かが起こっていることにあるはずだという結論に至った。今までこれだけovarian follicle epitheliumをモデルに使ってきたけど、これほど真剣にfollicle stem cellのことを考えたのは初めてかな。これはなんとかして形にしたい。
2019年5月15日水曜日
Myo1D
昨日はジャーナルクラブで R が発表。前日になってようやく発表シナリオを見せてくれたので、英語を添削するのがちょっと大変だったのだけど、まぁまぁそれなりに発表をできていた。発表したのは以下の論文で、こないだバルセロナでもDr. ABが発表していた内容。Dr. ABのラボから報告された2016年の Current Biology と2017年の eLife の論文に続く話で、これら以前の2本でHemocyteを介したApoptosis-induced Proliferationのメカニズムに関して基本的な部分は明らかになっているのだが、今回のDev Cellの論文では、この中の Dronc → Duox → ROS の部分にMyo1Dが関与しているという話。Myo1DによってDroncがbasal membraneに連れて行かれて、そこで Dronc → Duox → ROS の反応が起こる。basal membraneでこの反応が起こるとextracellular ROSはbasal側に出ることになるから、Hemocyteは上皮細胞のbasal側でリクルートされると。確かに、imaginal discみたいな袋状の上皮組織だとapical側の管腔内にhemocyteは入ってくることができないので、この一連の反応が起こらなくなってしまう。Droncのbasal translocationにMyo1Dがどう関わっているのか、細かいメカニズムは分かっていないけどオモシロイ。この話は、いま R が見ているフェノタイプに密接に関わっているはず。
Plasma membrane localization of apoptotic caspases for non-apoptotic functions. Dev Cell. 45:450-464.
Caspases are best characterized for their function in apoptosis. However, they also have non-apoptotic functions such as apoptosis-induced proliferation (AiP), where caspases release mitogens for compensatory proliferation independently of their apoptotic role. Here, we report that the unconventional myosin, Myo1D, which is known for its involvement in left/right development, is an important mediator of AiP in Drosophila. Mechanistically, Myo1D translocates the initiator caspase Dronc to the basal side of the plasma membrane of epithelial cells where Dronc promotes the activation of the NADPH-oxidase Duox for reactive oxygen species generation and AiP in a non-apoptotic manner. We propose that the basal side of the plasma membrane constitutes a non-apoptotic compartment for caspases. Finally, Myo1D promotes tumor growth and invasiveness of the neoplastic scrib RasV12 model. Together, we identified a new function of Myo1D for AiP and tumorigenesis, and reveal a mechanism by which cells sequester apoptotic caspases in a non-apoptotic compartment at the plasma membrane.
Plasma membrane localization of apoptotic caspases for non-apoptotic functions. Dev Cell. 45:450-464.
Caspases are best characterized for their function in apoptosis. However, they also have non-apoptotic functions such as apoptosis-induced proliferation (AiP), where caspases release mitogens for compensatory proliferation independently of their apoptotic role. Here, we report that the unconventional myosin, Myo1D, which is known for its involvement in left/right development, is an important mediator of AiP in Drosophila. Mechanistically, Myo1D translocates the initiator caspase Dronc to the basal side of the plasma membrane of epithelial cells where Dronc promotes the activation of the NADPH-oxidase Duox for reactive oxygen species generation and AiP in a non-apoptotic manner. We propose that the basal side of the plasma membrane constitutes a non-apoptotic compartment for caspases. Finally, Myo1D promotes tumor growth and invasiveness of the neoplastic scrib RasV12 model. Together, we identified a new function of Myo1D for AiP and tumorigenesis, and reveal a mechanism by which cells sequester apoptotic caspases in a non-apoptotic compartment at the plasma membrane.
2019年5月8日水曜日
レビュー2本
で、今日は連休前に依頼を受けていた論文のレビューを2本片付けた。ジャーナルからはすでに何度か督促メールが来ていたので、このところJapanはspecial long holidayだったのよ、という言い訳をしていたのだけど、これでちょっとすっきり。このうち一本は学会で聞いたことがある話で、結構面白いやんと思っていたけど、いざ論文を読んでみると随分と説明不足だし、データがちょっと荒いなぁという印象。
さぁ、それではまたそろそろ実験の準備をするかなというところだけど、今月は報告書とか申請書とか書かなければいけないものが結構たくさんあるよなぁ。
さぁ、それではまたそろそろ実験の準備をするかなというところだけど、今月は報告書とか申請書とか書かなければいけないものが結構たくさんあるよなぁ。
令和元年
さて、昨日の令和元年の仕事始めは、まず4年生相手の授業から。昨日のトピックはOrgan Growth Controlということで、内容は去年修士一年の大学院生相手にやった授業とほぼ同じだけど、学部生なのでもう少しバックグラウンドを丁寧にと思いながら話していたら、やはりアドバンスドな部分を話す時間はほとんどなかった。学生だった頃、90分の授業はすごく長く感じたけど、講義する側になると意外とあっという間よね。また再来週に違うトピックを話す予定。
2019年5月5日日曜日
2019年4月27日土曜日
long shaking
今またちょっと大きめの地震があった。震源は十勝地方で、札幌は震度3か。なんか結構揺れが長かったような。それほど強い揺れではないけど、ここからさらに強い揺れになったらまたラボを見に行かないといけないかなぁとか、明日電車止まったりしないだろうかとか、揺れている間になんか色々と考える暇があった。まぁ、大したことなくて良かったけど、最近本当に地震が多いな。
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