2020年6月18日木曜日

400

今日は雨が降るなか、午後から S と一緒にウイルス研へ赴いてM博士と一緒に2回目のFACS解析。今回は対照のために4種類のサンプルを用意した。1種類につき100匹のオバリーを解剖したので、全部で400オバリー。部位特異的なGFPの発現がほぼ相補的な発現パターンを示すものを2種類と、GFPがないwild typeも用意したので、これでどのpopulationがどういう細胞なのかという基本的なことが見えるだろうという予想。FACSエキスパートのM博士に詳しく解説してもらいながら見ていると、確かに我々が顕微鏡で見ているものとほぼ一致したものが見えていることが分かってきたのだが、どうもDNA量の大きい一つのクラスターが予想外のところに出てくることが気になる、というか予想に反している。どのサンプルでも見えているので、確かにそういう細胞群がいるのは間違いない。これはなんなんだろうか、と S と一緒に議論しながらラボに帰ってきたのだが、まだ答えは出ていない。もう少し考える必要があるな。。。

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