2015年6月20日土曜日

Kharé

昨晩、無事三島に帰還。
昨日は夜のフライトだったので、夕方まで一人で旧市街地のゴシック地区をぶらぶらしていた。この地区は古い建物が密集していて、建物と建物の隙間に通る暗くて狭い路地が本当に迷路のように奥深く続いている。その石造りの路地には小さなブティックのような店がそこかしこにあり、ショウウインドウの向こう側を覗くとアーティストが一生懸命何かを作っている。そんな店にふらっと立ち寄ったりしながらあてもなくさまよっていると、路地を抜けたところに突然視界が開けて荘厳な教会が現れたりするのだ。そんななかなか飽きない街なので、ついつい歩きすぎて足が痛くなってしまったのだが、一応目的のピカソ美術館にも立ち寄ってきた。
今回はずいぶんこのゴシック地区を歩き回った。薄暗くて埃っぽくて時々下水のような匂いも漂ってくる街なんだけど、そういう頽廃的な感じと建物の古めかしい装飾の美しさとそこに住む人々の生活感みたいなものが奇妙に溶け合っていて興味が尽きない。前も思ったけど、昔から自分の中にある城塞都市カーレのイメージに重なる。次ここに来るのはいつになるだろうかなと思いながら、バスに乗って街を離れた。

2015年6月18日木曜日

CDG

今パリのCDG。ヨーロッパの空港はWiFiをフリーで提供しているところが多いのかな。BCNも30分フリーだった。今日も夕方までバルセロナの旧市街地をふらついていたから、ちょっと疲れた状態からのロングフライト。少しは眠れるかな。

BCN最終日

で、昨晩は学会終了後、これまた I ラボの面々と旧市街地をぶらぶらと観光。夜にもう一度ランブラス通りで待ち合わせたのだけど、皆さんお疲れだったのか結局待ち合わせ場所に現れたのは自分とジョン君だけだった。ということで、これまたさらに旧市街地をぶらぶら歩いてレストランを探す。もうバルセロナに来てから毎晩スペイン料理を満喫していたので、二人ともさすがにちょっと飽きてきていたのだけど、やっぱり小さな路地裏に見つけた良さげなバルに吸い込まれてしまった。で、カタルーニャのワインを一本頼んでタパスを堪能しながら色んなことを話した。nationalityがcontaminatedしてしまった者同士だとやっぱり話が合うのかな。将来ユーのラボでポスドクをやりたいと言ってくれたのはうれしかった。
そんな感じでバルセロナの旅もいよいよ終わりに近づいてきた。今日、飛行機に乗って日本へ帰る。

三日間

あっという間に三日間の学会が終わった。
一日目、6年前と同じ Institut d'Estudis Catalans の古い建物に入ると回廊にはすでにたくさんの人がいた。その中へ入っていくと何人か、もう学会ではおなじみの面々が見えた。向こうもこちらに気付いて手を振ってくれる。この古い建物は何も変わってないけど、まだ誰も知らなかった6年前からの時の流れを感じた。その後は毎日朝から晩まで、この分野の第一線で活躍している世界中のラボから次から次へと発表されていく最新の研究結果を楽しんだ。コーヒーブレイクとランチタイムにもたくさんの人と研究のことだけじゃなくて、色んなことを話すことができて良かった。THSについても何人かとデスカッションしてもらったけど、そのほとんどの人から今書いている論文に対する期待を感じた。そんな感じで一日中なかなか集中を途切らせることができない毎日だったので、結構疲れたのだけどやっぱり最高に楽しい三日間だった。ここには確かにひりひりするような競争もあるけど、今回いつの間にかこのコミュニティに心地良いような帰属感を持つようになった自分に気が付いた。そういや最後のClosing remarksでオーガナイザーから、今後も二年に一度はこの集まりをやりましょうという話があったけど、本当に実現できればいいなと思う。

2015年6月13日土曜日

BCN到着

アムステルダム経由で無事バルセロナに到着。22時間くらいの旅。さすがに疲れた。
アムステルダムからの乗り継ぎ便で I ラボの二人と偶然出くわしたので、空港からは三人で一緒にバスに乗って市内まで出てきた。ホテルにチェックインした後、カタルーニャ広場で待ち合わせて遅めの晩御飯へ。適当に入った良さげなレストランで何皿かタパスを頼んだけど、さすがバルセロナ、どれもなかなか美味しかった。それにしてもこの辺りはものすごい人出。夜12時ぐらいなのにまだまだ人がぞろぞろ歩いている。なんかお祭りでもやってるんかな。さぁ、でも今日は疲れたのでゆっくり寝よう。

2015年6月12日金曜日

うすうす

今週もまたなんやかんやと悩ましいことがあったりしたけど、考えていた申請書も2本提出したし、なんだかようやく全てのことを前向きに考えられるようになってきた。というか、ずいぶん長いこと考えた末に、まぁなるようにしかならんわなという開き直りまで来たんだと思う。結局は今やれることを一生懸命やるしかないんよね。ほいでそのあとに何が起こるのかを楽しみにしましょう。
ということで、いよいよ明日からバルセロナへ。昨日、印刷室に置いてあった新しいロールを使って布ポスターをプリントアウトしてみたら、今までのものよりも生地がずいぶん薄くてビックリ。透けてうっすらと向こうが見えるくらい。まぁ小さく折り畳めそうだからエエかもね。学会前の日曜日に I ラボとのインフォーマルなミーティングに誘ってもらっているので、今日はあと少しその準備。プログラムには面白そうなトークが目白押しだし、6年前にこの分野でのデビューをしたあの場で、またもう一度フレッシュな気分になってこようと思う。

2015年6月9日火曜日

Tricellular Junction

Ultrastructural analyses of arthropod epithelia revealed that cell membranes appear connected by ladder-like “bridges” or septa, hence called septate junctions, which localize basal to the zonula adherens (Figure 1A).  The strands of the SJs exhibit different characteristic features both near and at TCJs.  SJ strands between two cells change their course and align parallel to the junction between the three cells (Figure 1B).  The most central strands (limiting strands; Figures 1B and 1C, green) are joined by a series of regularly spaced bridges, which were inferred to be composed of an extracellular “diaphragm” (Figures 1B and 1C, orange) associated with the three linked cell corner membranes.  The extracellular space between the three apposed cell corners is very small, as the limiting strands are separated by 25–40 nm.  – Dev. Cell 33: 501–503.

2015年6月8日月曜日

梅雨入り

ついに今日から梅雨入りしたらしい。というニュースを晩御飯を食べながら見ていたら、本当に雨が降ってきた。
今晩は、明日が所内締切日になっている申請書を書いている。今までに何度か同様のものを書いているのでそれほど大変ではないんだけども、あとさらにどれくらい改善できるかなぁという感じ。募集要項に「かならず Windows パソコンを使用するようお願いします。」って書いてあるけど、Windows パソコンを持っていない人はどうすればエエんかな。
窓の外の雨音が結構激しくなってきた。今週はほとんど雨らしい。。。

無事到着

Bloomingtonに再発注かけていたハエ達が本日到着。今回はFedExにしてもらったから早かった。箱を開けてみたらハエ達が元気そうに動き回っているのが確認できたのでほっと一安心。次からはもう毎回FedExにしてもらうかな。さぁでもこれで色々とやれることが出てきた。スペインから帰って来たら始められるように準備しとかんなあかんね。

T family 来三

週末、土曜日にフロリダから来日中のKT博士が御家族とともに三島を訪問してくれた。こないだの三月にフロリダを訪問した際にも家族で会っているので三ヶ月ぶり。KT博士はちょうど一年ほど前にもここを訪問してくれたのだけど、御家族は三島に来るのが初めてということだったので、久しぶりにみんなで源兵衛川を散策。最近少し涼しいのでちょっと水が冷たかったけど、やっぱり子供達は大喜びで川に入っていた。その後はウチでウェルカムスシパーティ。
で、一応仕事の話も。フロリダに行った時にいくつか画像を渡してきたのだけども、大学院生の C が色々な解析法を試してくれているとの報告。少しずつ具体的な課題が見えてきた。

2015年6月5日金曜日

Grindelwald


今日はジャーナルクラブで発表の番。ということで、昨晩ちょっと遅くまで準備して紹介してきたのは以下の論文。

The Drosophila TNF receptor Grindelwald couples loss of cell polarity and neoplastic growth.  Nature, doi:10.1038/nature14298.
Disruption of epithelial polarity is a key event in the acquisition of neoplastic growth.  JNK signalling is known to play an important part in driving the malignant progression of many epithelial tumours, although the link between loss of polarity and JNK signalling remains elusive.  In a Drosophila genome-wide genetic screen designed to identify molecules implicated in neoplastic growth, we identified grindelwald (grnd), a gene encoding a transmembrane protein with homology to members of the tumour necrosis factor receptor (TNFR) superfamily.  Here we show that Grnd mediates the pro-apoptotic functions of Eiger (Egr), the unique Drosophila TNF, and that overexpression of an active form of Grnd lacking the extracellular domain is sufficient to activate JNK signalling in vivo.  Grnd also promotes the invasiveness of RasV12/scrib-/- tumours through Egr-dependent Matrix metalloprotease-1 (Mmp1) expression.  Grnd localizes to the subapical membrane domain with the cell polarity determinant Crumbs (Crb) and couples Crb-induced loss of polarity with JNK activation and neoplastic growth through physical interaction with Veli (also known as Lin-7).  Therefore, Grnd represents the first example of a TNFR that integrates signals from both Egr and apical polarity determinants to induce JNK-dependent cell death or tumour growth.

3年ほど前に、developmental timingを制御する「Dilp8」を報告したニースのDr. PL labからの論文。その3年前の論文で行われたRNAi screeningでは、imaginal discにneoplastic tumorが誘導される rn>avl-RNAi をtester lineとして、10100 RNAi lines中の121 linesでpupariation delayがレスキューされたとしている。このとき、slower disc growthが誘導される rn>rpl7-RNAi をtester lineとして行われたsecond screeningでかかってきたのが Dilp8。で、今回の論文ではそのfirst screeningでかかってきた121 linesの中で、avl knockdownによるneoplastic overgrowthがレスキューされていた8 linesに注目。そのうちの5つはJNK pathwayのcore components。で、残りのうち一つが今回Drosophila TNF receptorとして報告された「Grindelwald (Grnd)」である。あと二つがなんなのか気になるね。
Grindelwaldとは、スイスのベルナーオーバーラントにある村の名前であり、オーバーラント三山の一つ Eiger の麓にある。もちろん、Drosophila TNFである Eiger (Egr) のレセプターとして発見されたからGrindelwaldと名付けられたわけだが、同様の理由で以前に「Wengen (Wgn)」(こちらもEigerの麓にある村の名前)と名付けられたTNFRが存在する。ところがこの論文では、Egr-induced apoptosisにおいてTNFRとして機能しているのはWgnではなくGrndであるとして、以前に報告されているデータとの矛盾を指摘している。そういう意味でちょっと話題になっていた印象もあるけど、この論文で一番大事なのは、このGrndがapical polarity determinantであるCrumbs complexとJNK pathwayをmediateしているということやね。今まで、nTSG mutantのようなapicobasal polarity defectを持つ細胞が、JNK-dependent cell death or tumor growthを示すことは何度も確かめられてきたけども、なぜそのような細胞でJNK activationが起こるのかは明確にされてこなかった。Egr-JNK signaling by endocytic activationとか、Egr expression by tumor-associated hemocytesとかいう話はあるんやけどね。今これを書いていて思い出したけど、6年前にバルセロナのSpeakers Dinnerの席でまさにこの「How is JNK activated in nTSG mutant cells?」というquestionについて、Dr. EMとDr. GHとDr. MVの四人でワインを飲みながら真剣に話したんだった。
それにしてもやっぱり未だにスッキリせん部分があるよね。この論文でも結局は"context dependent”というように、cell competitionのようなときにはJNK activationがapoptosisを誘導するけど、homogeneous environmentではJNK activationがtumor growthを促すのはなんでなんやろうか。まぁこれはJNKのdownstreamで何が選択されるのかという部分がcontext dependentになるんかな。
avl-knockdowned cellsではapical hypertrophyが起こっていて、CrbとGrndのapical localizationがexpandしている。これは以下、Hippo signalingをdisturbしてYki activation、cell proliferationと繋がるんよね。でもどうやらこちらのcascadeにGrndは関わっていないようだと。それはエエんやけど、GrndがPDZ domainを介してVeliとinteractしているとしても、なんでGrnd knockdownでtissue disorganizationのほうがレスキューされるんかな。まぁ、JNKをブロックしても同様なわけだから、これもJNK downstreamにおける何が重要なのかという話になるのか。。。

とかそんなことを考えているうちにバルセロナへの出発が一週間後に迫ってきた。あんまり考えないでこの論文を選んだけど、なんだか "Cancer Modelling in Drosophila” なモードになってきたので良かったかな。

2015年6月2日火曜日

流れ

今晩は家でニシコリ選手の準々決勝を観戦しながら仕事をしているのだが、なんだかすごい試合になってきて目が離せない。第2セットの途中に観客席でトラブルがあって、一旦中断してから試合の流れががらっと変わった。ついに最終セット。テニスってこういうのがオモシロイねぇ。
さぁでもちょっと週末に向けて、やらんなあかんことがいくつかあるんやけど。

2015年6月1日月曜日

FedExで

先週Bloomingtonから届いたハエ達は、悲しいかなやっぱり全滅だったようだ。たぶん暑さにやられたんだろうけど、それならもう一度発注をかけても同じことになる可能性があるもんなぁ、と思っていたら、先週ジャッキーに頼んだ数ラインのハエ達が今朝フロリダから元気に到着した。バイアルのなかではウジ虫達だけじゃなくてアダルトまで元気にしている。ジャッキーが発送したのは向こうの金曜の午後のはずだから、だいたい二日ぐらいで届いているのかな。さすがFedEx。
ということで今日Bloomingtonに、USPSじゃなくてFedEx使われへんの?って聞いてみたら、なんとつい最近日本向けへのシッピングにFedExを使えるようにし始めたそうだ。それはナイスやんということで、早速DOAで再発注かけてFedExで送ってもらうように頼んでおいた。ちなみに、シッピング時が very hot か very cold になることが事前に分かっているときは、頼めばタダで断熱か防寒の梱包を施してくれるサービスもあるんだそうな。そんなん知らんかった。

2015年5月31日日曜日

炎天下の週末

あっという間に5月も今日で終わり。なんだか早く感じる。
この週末は、土曜日が娘の小学校の運動会、日曜日は娘の英会話学校主催のBBQ、ということで二日間とも日中暑いなかをずーっと外で過ごしていたためか、なんやらエライ疲れた。。。でも運動会って、子供達が一生懸命走っているのを見てるだけでも結構楽しいね。それにしても、子供達はなんでこんなに元気なんかなぁとも思うけど。

2015年5月28日木曜日

DOA

二週間ほど前に発注したBloomingtonのハエ達が小箱に入って今朝到着。ところが、どうやら55ライン全て全滅しているように見える。。。ウジ虫君達はみんなビヨーンと体が伸びているか黒くなって動いているやつはいなかった。ちょっと暑すぎたんかなぁ。かわいそうに。もう一度「Dead on Arrival (DOA)」で再発注をかけることになるんだけども、こう暑くなってしまうとまた同じ結果になる可能性があるやんね。FedExを使ってもらうことってできるんかなぁ。

2015年5月27日水曜日

田植え

近所の田んぼに水が張られて田植えが始まった。夜ラボに向かう時、田んぼの横を通ると蛙達のものすごい大合唱が聞こえる。そろそろ夏やねぇ。
先週の出張先で色々と話し合ってきたことをもとにして、さぁ実験を始めようかというところなんだけども、なんやかんやと注文しないといけないものもあってすぐに始められるわけではない。そうこうしているうちに、バルセロナのミーティングが約二週間後に迫ってきた。昨晩バルセロナから連絡があって、自分の演題は残念ながらトークには選ばれなかったけどポスター発表をすることになった。まぁこのミーティングにはこの分野のsuper fly guy達が集まるので楽しみなことに変わりはない。送られてきたプログラムを見ただけでちょっと興奮してしまった。でもバルセロナに行く前に、とりあえず懸案の論文を書き上げて、またちょっといくつか申請書も書かないといかんなぁ。
これはうちの息子が大好きなFly Guyの絵本。

2015年5月24日日曜日

実家の庭

初夏の陽気の中、子供と一緒に実家の庭をぶらぶらしていると、自分のBiologistとしてのルーツを思い出す。

奈良

で、奈良を去る前に、久しぶりに奈良公園近辺を歩いてみた。この辺りに来たのはいつぶりだろうか。大仏殿に来たのはもしかしたら子供の頃以来かもしれない。この国の数々の歴史的な宝物を拝んできた。

Cラボ訪問

木曜日、名古屋を出てチャーリー博士がいる京都のATRへ。京都といってもけいはんな学研都市と言うように、京都と大阪と奈良のちょうど真ん中あたりにある。田舎なんだけど三島とはまた全然違う、現在整備中のニュータウンという感じ。とりあえずはATR内のS特別研究所の施設を色々と見せてもらったのだが、いろんな部分で普段見慣れない感じのものが多くてなかなか興味深かった。で、その後はオシャレな感じの会議スペースで、本題の研究のことについてチャーリー博士とデスカッション。色々と技術的なアドバイスをもらうことができた。
夜はチャーリーラボの若い衆も一緒に、ならまちの路地裏にある居酒屋へ連れて行ってもらう。古い歴史を感じさせる町家の中で旨い料理とお酒をいただきながら色々な話で盛り上がり、古都の初夏の夜は更けていくのでした。

2015年5月20日水曜日

名古屋

で、岡崎から名古屋に出てきた。今晩は、YY博士と久しぶりの再会。

岡崎

今日は朝から新幹線に乗って、S先生と二人で岡崎の生理学研究所へ。ここにあるちょっと特殊な電子顕微鏡を使わせてもらえるかどうか、という共同研究の提案。ということで、こちらの研究内容と、その顕微鏡を使う意義をプレゼンさせてもらったのだけど、次々と鋭い質問を投げかけられてちょっと焦った。色々な理由から、共同利用を許可するか否かについてはかなり真剣に検討されているようだ。まぁでも、とりあえず試験的にやってみましょうと言ってもらえることができて一安心。これは楽しみになってきた。
岡崎には初めて来たんやけど、なんていうのか、のどかな感じの町ですね。

2015年5月19日火曜日

西へ

先週北京で開催されていたAPDRCに参加していたフロリダのWMからリポート。今回も「THS」のトークをしてきたらしいが、その筋の方々からなかなか良い反応を得たということだった。受けてきた質問も、まぁだいたい自分が普段考えているものと大差ない感じか。で、みんな論文の状況に興味を持ってたぜ、ということなのではよ書き上げにゃいかんなということですわ。
そんなことで現在鋭意執筆中なのだが、明日から週末にかけてはちょっと西の方へ向かって、二カ所で共同研究の打ち合わせをしてくる予定。明日の夜は名古屋で久しぶりにYY博士にも会える予定だし、色々と楽しみな出張になる。

カエル

最近夕方になるとカエルの声がよく聞こえる。時々出てくるこいつはウチの軒下に住み着いているのかな。壁が白いからか、体が白くなっちゃってる。

2015年5月16日土曜日

輝く瞳

今日は大学院説明会。N君の後輩の子が話を聞きに来たいということだったので、午後からの説明会の前にオフィスで研究紹介をした。午後からの説明会でポスター発表を聞きに来てくれた子達も含め、夕方にはラボで学生さん達4人を相手にトークをしていた。そんな感じで今日は一日中しゃべっていたので結構疲れたのだけども、好奇心でキラキラと瞳を輝かせている若い学生さん達と話すのはやっぱり楽しいね。

2015年5月13日水曜日

技術補佐員募集

色々と考えた末に、テクニシャンを募集することに決定。
ということで、以下のような内容で募集しております。
  • 業務内容:ショウジョウバエを用いた遺伝学実験(飼育、かけ合わせ、解剖等)の補助。
  • 募集人員:1名
  • 応募資格:特になし。経験者、生物学のバックグラウンドをお持ちの方は歓迎します。
  • 勤務時間:月〜金 9:00~17:00のうち、週3~5日で合計20~30時間程度(要相談)。
  • 採用時期:決定次第(応相談)
  • 給与:  研究所の給与規定に準じます。
御興味のある方は、以下のウェブサイトで詳細を御確認下さい。

M氏来所

今日の午後はM氏が来所。うちのラボでインフォーマルなトークをしてもらった。去年、金沢で彼のトークを見たときにビジュアルデータの美しさに感心したのを覚えていたけど、今回も相変わらずなかなかビューチフルなものを見せてもらった。やっぱり神経系のひとは色々と面白いツールを使っている。ライブイメージングでなんか一緒にできればええな。で、夜は遺伝研坂を下ったところにある料理屋で乾杯。あのお店に入ったの初めてやったけど、寿司も白焼きも天ぷらもどれもなかなか美味かった。

2015年5月11日月曜日

バリウム

今朝は研究所の健康診断。アメリカにいてたときは健康診断なんて全くなかったけど、日本はきっちりしてるね。危険物質取扱者の診断もあるから年に2回もある。採血されるのとかあんまり好きじゃないし朝御飯も食べられないしでちょっと憂鬱な朝だったのだが、胃レントゲン検査でさらに元気が無くなった。バリウム検査って初めて受けたけど、結構気持ち悪くなるね。そもそもビール以外の液体をゴブゴブ飲むのは得意ではない。
ということで、朝一の健康診断を終えてぼーっとメールの確認をしていたら、JFlyに9月のCDB Meetingの案内が流れてきた。「Mechanistic Perspectives of Multicellular Organization」。これは行こうかなと思って日程を確かめたら、細胞競合国際シンポジウムの前日やん。9月のこの週、神戸ー京都とハシゴするかな。

2015年5月8日金曜日

粘菌

ちょっと粘菌について。なんであんな波打つような動きを見せるのか気になったので。

2015年5月7日木曜日

Flow-induced EHT

ディズニーシーのホテルのレストランで食事をしている時に、お義父さんに少し研究の話をしていて shear stress の話になったんだった。
で、これは今日ふと見つけたJEMの記事。脊椎動物では、胚発生時に始まる血流がhemogenic endothelial cellsにshear stressを与えることが引き金となってendothelial-to-hematopoietic transdifferentiationが起こる、という話は聞いたことがあったけど、最近JEMに発表された三本の論文がこのイベントに関与するシグナリングを説明しているようだ。
The three papers published in this issue describe how blood flow sensing leads to the production of several factors that synergize towards HSC emergence from arterial endothelium.  Interestingly, each factor serves to increase cyclic adenosine monophosphate (cAMP) production to up-regulate the activity of the cAMP response element–binding protein (CREB) via protein kinase A (PKA) intermediates.  Each paper shows that activation of CREB, through the functions of different G protein–coupled cell surface receptors, leads to the transcription of a variety of genes that each play key roles in HSC emergence (J Exp Med. 212: 600).

ふーん。。。それにしても、お義父さんが昔 shear stress の研究をしていたとは気付かなんだな。

Cinderella Castle

そういや夜のシンデレラ城のショウ、ちょうど二年ほど前にオーランドで見た時と見る方角が一緒だったからかなんだか郷愁を覚えたな。

GW in TDL

この連休は、はりきるおじいちゃんとおばあちゃんのお誘いをいただいて、家族で東京ディズニーランドへ。GWのTDLといえばたぶん日本中でもっとも混雑する場所の一つだと思うけど、色々と作戦を立てていけばなんとかなるもんだ。まぁもちろんかなり疲れたのだけども、目的のアトラクションは回れたし毎晩レストランで御馳走をいただいたし、なにより子供達を満足させてあげることができたんではなかろうか。

2015年5月1日金曜日

5月

もう5月やねぇ、だいぶ暖かくなってきた。なんか早いな。
この4月と5月はちょっと落ち着いてやれるかとか思っていたけど、カレンダーを見てみたらいつのまにか5月は結構やることがいっぱい書いてある。またもや申請書の締め切りが数件あるし、いくつか楽しげなイベントも入っている。論文も書き上げなあかんし実験もしたいし、気合い入れていきましょか。

2015年4月29日水曜日

Alliance of Hope

今晩はちょっとゆっくりしようと思ってぼーっとテレビを見ていたら、安倍首相がアメリカ議会で歴史的な演説を行うというのでその生中継を静聴。色んな歴史的エピソードに触れつつ日米同盟の重要性と将来を示したなかなか良いトークで、意外と最後まで楽しめた。「alliance of hope」とかステキやん。それにしても随分ゆっくりと一語一語しっかり発音する感じの喋り方だったけど、ああいう場では結構有効なんかな。まぁウチらの学会トークではもちろん、あんな風にゆっくり喋る余裕は全くないけど。

Fawcett

細胞の電顕像を理解するのはなかなか難しい。透過型電顕で得られる像は基本的に切片の形態なので、ある程度知識がないとその点描画のような像が何なのかさっぱり分からんということになるのだけど、経験があればそこに隠れている様々な微細構造が見えるんですね。なんか良い参考書はないかなぁと思っていたら、S先生が Fawcett の「The Cell」っていう古典的教科書を教えてくれた。1981年の書とはいえ、この電顕像のコレクションは素晴らしい。30年以上経っても全く色褪せない、これが形態学が持つパワーやね。古本を取り寄せようかなという気になってきた。ちなみにこれはもう絶版になっているけど、アメリカ細胞生物学会のウェブサイトに全編のPDFが公開されている。

久しぶりのラボミ

昨日は久しぶりのラボミーティング。といっても、H博士が出て行ってしまった今は自分とS先生、二人だけでのデスカッションタイムだけど。このところずっとオフィスにこもって悶々と考え事をしながら執筆活動をしていたので、他のプロジェクトのプロスペクトを話し合うのは良いリフレッシュになった。こうして今一度考えてみるとやっぱりどのプロジェクトもオモシロイ可能性と重要性を持っているし、各々に対して研究費がおりているという状況になったわけなので、なんとかして全てを推し進めなければならないのだけども実はそこに問題点がある。この一ヶ月いろいろと考えあぐねた末に、ようやく自分の気持ちはまとまってきた。まぁ、どんどん積極的にやるしかないということ。

2015年4月27日月曜日

晴れ

晴れるともう初夏っていう感じやね。こういう天気が続いてくれたらエエんやけどなぁ。

タケノコ

ようやく晴れの天気が続きだしてずいぶんと暖かくなってきた。ということで昨日、日曜日は近くの山里で催されているタケノコ掘りへ行ってきた。ちゃんと管理されている竹林ということで、立派なタケノコがたくさん土の中から顔を出していた。子供の頃にどこかでタケノコ掘りに行った記憶があるんだけどもあまりよく覚えていない。タケノコ掘りって思っていたよりも意外と大変で、大きなヤツは一本掘るのも結構な重労働だった。でもやっぱり自分で掘りおこした旬のタケノコは格別の旨さ。

2015年4月25日土曜日

2015年4月23日木曜日

Fly TBI

最近食堂でお昼御飯を食べながら読んでいた論文。

Death following traumatic brain injury in Drosophila is associated with intestinal barrier dysfunction.  eLife  e04790.
Traumatic brain injury (TBI) is a major cause of death and disability worldwide.  Unfavorable TBI outcomes result from primary mechanical injuries to the brain and ensuing secondary non-mechanical injuries that are not limited to the brain.  Our genome-wide association study of Drosophila melanogaster revealed that the probability of death following TBI is associated with single nucleotide polymorphisms in genes involved in tissue barrier function and glucose homeostasis.  We found that TBI causes intestinal and blood–brain barrier dysfunction and that intestinal barrier dysfunction is highly correlated with the probability of death.  Furthermore, we found that ingestion of glucose after a primary injury increases the probability of death through a secondary injury mechanism that exacerbates intestinal barrier dysfunction.  Our results indicate that natural variation in the probability of death following TBI is due in part to genetic differences that affect intestinal barrier dysfunction.

とりあえず、オモシロイお話だった。ストーリーはアブストにある通りなんだけども、なんていうのか小説でも読んでいるような感じで毎日のランチタイムが楽しかった。まぁ突っ込みどころは結構たくさんあってまだまだ謎が残ってしまっているけど、こういう物語みたいな論文は好き。一つ残された大きな謎は、なんで脳の損傷によって腸管上皮の integrity が影響を受けるのだろうかというところ。そしてなぜ、primary injury 後の sugar ingestion が intestinal barrier disruption を促すのだろうか。当然レビュワーはこれに関してコメントしているけど、「detailed mechanistic studies are outside the scope of this manuscript だろうからまぁ別にエエんやけどね」とも言っている。こんな物分かりの良いレビュワーにレビューして欲しい。
さて、お話はこの方々が以前に開発したハエに効果的に Traumatic Brain Injury を与えるメカ、“High-Impact Trauma” (HIT) device を用いて179系統の RAL lines のハエ達が脳に損傷を与えられるところから始まる。ちなみにこの HIT device による手法は2年前に PNAS に報告されているのだけど、写真を見るとハエ達が入ったバイアルをバネの力で壁にぶつけるというなかなか単純で乱暴な感じの装置。RAL lines というのは自然の population (Raleigh, NC) に由来する inbred lines で、Drosophila Genetic Reference Panel (DGRP) というところにそれら200系統以上のゲノムデータがあって、quantitative traits の GWAS analysis に使えるのだそうな。これは知らんかったけどなかなか興味深いね。で、この DGRP を用いた GWAS analysis によって、traumatic injury24時間後の致死率と、septate junction proteins の発現に関わる grainyhead (grh)という遺伝子上の SNPs との相関関係があぶり出されるのである。このあとは、スマーフの大活躍によって少しずつ核心に迫っていくというお話。
写真右の個体が、HIT deviceで頭を打ってスマーフになってしまったやつ。

2015年4月22日水曜日

今日も雨

また今日も午後から雨。このところほんとに雨続きでうんざり。梅雨みたいやな。ここ一週間ほどオフィスにこもって執筆活動に専念しているけど、だいぶしんどくなってきた。天気のせいもあるかも知れんけど、やっぱり実験して体も動かさないとダメやなぁ。こもっている割にはあんまりはかどってないし。明日は晴れるかなぁ。

2015年4月20日月曜日

10th Anniversary

先週の金曜日は10年目の結婚記念日だった。もうあれから10年も経つんかと思うけど、思い出してみたらほとんどアメリカで暮らしていたこの10年、本当にいろんなことがあったなぁとも思う。まぁもちろん節目なんだけども、まだまだこれからのことを考えないといけません。
ということで、金曜日の夜は下の階のおなじみ I助教、N君といういつものメンバーにさらに SI助教も呼んで、新年度作戦会議。SI助教のかなり刺激の強い数々のお話に圧倒されたいつものメンバーだった。このところ色々と考えていることにまだ結論は出ていないけども、今はとりあえず執筆活動を続ける。

Casa Vinironia Appassimento

Casa Vinironia Appassimento Edizione Oro 2011
イタリア、プーリアの Appassimento。甘いプルーン。Merlot、Primitivo、Negroamaroのブレンド。ちなみにこのアパッシメントというのは、収穫を遅らせて自然に乾燥させたブドウから作られたワインなんだそうな。確かに濃厚でまろやかな甘みがある。これは好き。1500円ほど。

2015年4月15日水曜日

Polka dot follicle

全面改訂

一年前に一度書き上げた論文原稿。この一年間に少しずつだけど蓄積してきたデータをもとに、ついにもう一度書き直すときが来た。先月フロリダでWMと話し合った結果、やっぱりfull articleで行こうぜということになったので、去年書いたshort articleバージョンからはストーリーだけでなくフォーマットも全面改訂する。どんな論文になるか結構楽しみだったりするんだけども、いざ書き始めてみるとなかなか筆が進まない。まぁ、書き始めで時間がかかるのはいつものこと。自分はこういうとき、とりあえず気の向くままに色々と書いているうちに執筆モードに入っていくはずなのだが、この数日間結構苦しんでいる。

2015年4月12日日曜日

緑の桜

なんかこの数日ぐずついた天気やねぇ。明日明後日も雨なんだとか。ほんまに日本は雨が多いなぁと思うわ。こんなんやったけね。
ソメイヨシノはだいぶ散ってしまったけど、遺伝研にはいろんな種類の桜があって、所内ではまだまだいろんな色の桜が満開になっている。今日奥の方にある桜を見ながら歩いていて緑色の桜を見つけた。緑色の花って、初めて見た気がする。

Tax Return 2014

昨年度のTax Return、ぎりぎりでようやく終了。そういや去年分の W-2 をどうやって手に入れようかと思っていたのだけれど、これは先月FSUに行った時にpayroll officeに連絡を取ったら送ってくれた。でも結局メールのやり取りだけで片付いたので、日本からでも普通にできたな。まぁでもとりあえず、これが最後のTax Returnになるかな。

2015年4月10日金曜日

online screening

この数日間、ジャネリアのFly LightでGal4 lineをオンラインスクリーニングしていた。一つ一つのexpression patternをチェックするのは結構大変なんやけど、やっぱりこういうイメージデータベースは素晴らしいね。とりあえず次のプロジェクトに使えそうなラインを30ぐらい見つけたので、注文して実際のパターンを調べてみるかな。
それにしてもこのGal4シリーズはオモシロイ。よく知っている遺伝子の発現パターンも、enhancer regionによってはえらい変なパターンになってたりする。ランダムモザイクみたいなのとか、どないなってんねやろね。

2015年4月7日火曜日

遺伝研 大学院説明会


来月、5月16日に遺伝研の大学院説明会が催されます。遺伝研には、総合研究大学院大学 生命科学研究科 遺伝学専攻として、学部卒相当を対象とする「5年一貫制博士課程」と修士卒相当を対象とする3年制の「博士後期課程」があります。東京駅からの無料送迎バスツアーなんかもあります。
Fly Pushing にご興味のある方はこの機会に是非一度お越しください!

2015年4月6日月曜日

新学期

娘の小学校は今日から新学期。朝、ふらっと三嶋大社に寄ってみたら境内の桜が満開で素晴らしかった。桜の花びらが舞い散る中にいると、色々考えるね。

2015年4月3日金曜日

探し物

今日も雨。天気のせいか、なんだか体も重い感じ。
ちょうど一ヶ月ほど前、シカゴに行くときに確かにカバンに入れたと思っていた自分の大事なノートがシカゴ出張中にどうにも見当たらなかったので、置き忘れてきたかと思って日本に帰ってきてから家もオフィスも探したんだけれど結局どこにも見当たらなかった。それからずっと気になっていたので、昨晩ふと家族にそのことを言ったら子供達が一緒になって家の中を探してくれた。で、結局なんとシカゴに持って行ったトランクの中から見つかった。。。なんか隠しポケットみたいなところに入れてあったみたい。自分でそこに入れたわけなので、なんだかバカみたいやけども、もうほぼ諦めかけていたのでめっちゃ嬉しかった。失くしたものを見つけるのってウレシーね。
さて、昨日何人かの方と別々に話させてもらったのだけど、そのデスカッションを通してなんとなく可能性は見えてきた。まぁ難しいことに変わりはないけど。

2015年4月1日水曜日

桜咲く

今日から新年度。今日はちょっと雨がちらついたりしているけど、研究所にあるたくさんの桜の木もそろそろ満開に近づいている。
さて、昨秋に申請したプロポーザル、なんと3本全ての交付内定をゲットした。これはほんまに素晴らしい。まぁ3本とも、もうこれ以上は書けまへんわというところまで頑張ったつもりやったけど、実際に3本全部通るとは思っていなかった。よっしゃよっしゃというわけですなぁ。ここに赴任して今日で一年、ようやく地盤が固まってきた。それにしても、これでいよいよ一緒に研究してくれる仲間が必要になってきたな。誰か一緒にやってくれる人いませんかねぇ、どれもオモシロイプロジェクトばかりなんですよ。