昨日、ラボのジャーナルクラブで紹介した論文。
Yorkie functions at the cell cortex to promote myosin activation in a non-transcriptional manner. Dev. Cell, 46: 271-284, e5.
The Hippo signaling pathway is an evolutionarily conserved mechanism that controls organ size in animals. Yorkie is well known as a transcriptional co-activator that functions downstream of the Hippo pathway to positively regulate transcription of genes that promote tissue growth. Recent studies have shown that increased myosin activity activates both Yorkie and its vertebrate orthologue YAP, resulting in increased nuclear localization and tissue growth. Here we show that Yorkie also can accumulate at the cell cortex in the apical junctional region. Moreover, Yorkie functions at the cortex to promote activation of myosin through a myosin regulatory light chain kinase, Stretchin-Mlck. This Yorkie function is not dependent on its transcriptional activity and is required for larval and adult tissues to achieve appropriate size. Based on these results, we suggest that Yorkie functions in a feedforward “amplifier” loop that promotes myosin activation, and thereby greater Yorkie activity, in response to tension.
シカゴのDr. RFのラボからの報告。去年出たときに気になっていたけどちゃんと読めていなかった論文。まずは、imaginal discでのYki-YFPの発現をlive tissueで観察すると、apical junctional region(AJR)へのlocalizationが確認されたという発見がベースとなっている。airyscanを使うとwild-type tissueでもAJRへのYki-YFPのlocalizationが確認されるのだが、wts mutantのようにYkiが活性化される条件では、このAJR localizationはさらに顕著になる。ちなみに、このYkiのAJR localizationは固定後の組織ではかなり見えにくくなってしまうということなので、それが今まで注目されることがなかった原因なんだろうか。ということで、このcortical Ykiのfunctionを追っていくお話なのだが、簡単に言うと、このcortical Ykiはこれまでによく知られていたYkiのtranscriptional activityとは関係なく、Stretchinというmyosin light chain kinasesを介してmyosinの活性化を促しているということ。myosin activationはHippo signalingのdownregulationを引き起こすため、cortical Yki → myosin activation → Hippo signaling downregulation → Yki activation というfeedforward loopによってtissue growthの促進が起こるという訳。また、myristoylation signalをくっつけたYkiのN末34残基だけでこの一連の流れが引き起こすことが示され、最後には、Ykiのtranscriptional functionを失わずにmyosin activation functionだけを失ったmutant allele(N末34残基中6つの酸性残基をアラニンに置換したmutant allele)のhomozygoteでは、myosin activationの低下とともにimaginal discのみならず体のサイズ自体が小さくなることが示されており、結構最後まで楽しめる話だった。Ykiが実際にはどうやってAJRへ向かうのか、tumor contextではどうなんだろうか、とか色々と興味は尽きない。
2019年2月20日水曜日
M
二月の末頃から医学部基礎配属の実習でうちに来ていたMは、早くも今週で実習期間が終了。ということで、昨日のラボミーティングのときに今回の実習内容を発表した。と言っても一ヶ月弱の期間でできる実験はそれほど多くはなく、ovarian follicle cellsでのcell cycle switchに関する基本的なこと、それを示すCutやHntの抗体染色の結果、そしてそれらをもとに考えたfollicular epitheliumにおけるtumor initiation mechanismの仮説、という内容。それにしてもMは三年生ながら、大抵実験の空き時間には渡した論文を読んでいたし、昨日の発表も自らの希望で英語でプレゼンしたし、なかなか将来有望な学生だった。今回の実習で基礎研究に対する見方がだいぶ変わったと言っていたので、もしかしたら将来こちら側へ来る可能性もあるのかもしれない。しかし、基礎配属の期間が一ヶ月だけというのはちょっと短すぎるなぁ。
2019年2月18日月曜日
Spring?
木曜日から週末にかけて、三島に一時帰国。昼間は結構暖かかったので下の子とサイクリングに出たら、梅の花は満開だし、遺伝研の中にあるいくつかの桜が咲き始めていて、春がもうすぐそこまで来ていることを感じた。で、昨晩札幌に帰って来たのだけど、やっぱりこちらはまだまだ雪深い真冬の真っ只中。さぁ、今週はえらい忙しくなる予定。
と、これを書いているちょうど今、ついにエディターから督促のメールが来た。まぁ、もうすでに締め切りを二週間過ぎているからなぁ。すいません、なるべく今週中には。。。
と、これを書いているちょうど今、ついにエディターから督促のメールが来た。まぁ、もうすでに締め切りを二週間過ぎているからなぁ。すいません、なるべく今週中には。。。
2019年2月10日日曜日
over the hill
この数日、ようやく執筆にのめり込むことができた。関連する論文の記述を読み直して、別々に書いていたパートを完成させていくうちに、これまでバラバラのように見えていたパートが少しずつ繋がってきて、ようやく全体として言おうとしていることが見えてきた。あてもなく色々と書き続けているうちに次第にストーリーが繋がってくるというのは、なんだか変な感覚。自分でトピックを決めて書き始めた話なんだから、ストーリーを通して言わんとすることは書き始める時から自分の中にありそうなもんだけど、Tumor Initiationというトピックがちょっと漠然として大きかったこともあって、今回は本当についこの数日まで見えていなかった。ということで、締め切りはだいぶすぎたけど、ようやく峠を超え始めた感覚がある。
Helsingin tuomiokirkko
久しぶりに雪まつりを見に行きたいのだけど、相変わらず執筆に追われていて行けない。ということで昨晩、家に帰る途中にちょっと遠回りして大通公園を見物。もうライトアップも終わっていたけど、このヘルシンキ大聖堂だけ照明に照らされて綺麗に浮かび上がっていたので車から降りて撮影。
2019年2月8日金曜日
寒気
最強の寒気が北海道上空に来ているとかで、今日は確かに気温が全く上がらない。昼なのにマイナス11℃とか。。。さっき、いつものようにコートを着ずに近くの学生食堂まで行ったのだけど、凍るかと思った。ということで、今日は夜までラボにこもって執筆に集中しよう。
2019年2月6日水曜日
M6
Mutations in the Drosophila tricellular junction protein M6 synergize with RasV12 to induce apical cell delamination and invasion. PNAS, 115: 8358-8363.
Complications from metastasis are responsible for the majority of cancer-related deaths. Despite the outsized medical impact of metastasis, remarkably little is known about one of the key early steps of metastasis: departure of a tumor cell from its originating tissue. It is well documented that cellular delamination in the basal direction can induce invasive behaviors, but it remains unknown if apical cell delamination can induce migration and invasion in a cancer context. To explore this feature of cancer progression, we performed a genetic screen in Drosophila and discovered that mutations in the protein M6 synergize with oncogenic Ras to drive invasion following apical delamination without crossing a basement membrane. Mechanistically, we observed that M6-deficient RasV12 clones delaminate as a result of alterations in a Canoe-RhoA-myosin II axis that is necessary for both the delamination and invasion phenotypes. To uncover the cellular roles of M6, we show that it localizes to tricellular junctions in epithelial tissues where it is necessary for the structural integrity of multicellular contacts. This work provides evidence that apical delamination can precede invasion and highlights the important role that tricellular junction integrity can play in this process.
昨日、R がジャーナルクラブで発表した論文。Dr. TXラボから去年報告された論文で、RasV12とともにinvasive tumorを引き起こすmutationをEMS screeningして、M6という4回膜貫通型タンパクのmutantを見つけましたという話。このM6というのは、哺乳類ではGPM6a(Glycoprotein M6A)という名前で知られており、neural differentiationでの機能が報告されているらしい。この論文では基本的にeyFLPのMARCM systemを使って、このM6のmutant cloneにRasV12を発現させたdouble mutant mosaic cloneをeye discに作り出し、optic lobeとventral nerve cordへのinvasion phenotypeを見ている。RasV12単独、もしくはM6 mutant単独ではinvasionは起こらないのだが、この二つが組み合わさるとventral nerve cordまで浸潤していくと。で、そのmutant cloneは、まずeye discのepithelial layerからapical側のlumen内へdelaminateして、さらにその後optic lobeへと繋がる部分の上皮層を突破して浸潤するんだそうな。ちなみに、delaminationはbasal側へもapical側へと同じくらいの割合で起こっている。ここでinvasionについて皆さん結構質問していたけど、確かにこのoptic lobeへと繋がる部分のeye discの構造がどうなっているのかちょっとよく分からない。サプリの絵によると、ここのperipodial membraneとdisc properをつなぐ部分の上皮細胞にはbasement membraneの裏打ちがないのかな。まぁいずれにせよ、このdouble mutant cloneはeye discのepithelial layerを抜け出すわけだが、このdelaminationに関わっているのが、RhoAやMyoIIで、それらの上流で機能しているのがどうやらCanoeだという話。ちなみに、CanoeはAfadinのDrosophila homolog。M6がtricellular junctionの形成に重要な働きを持っているらしいことから、M6 mutantではtricellular junctionの形態がおかしくなることによってdelaminationが促されるようだ。これがどのようにしてCanoeの発現を亢進するのかは分からないけど、それによってMyoIIが活性化されてmigrationを促すという訳だ。ともあれ、delaminationにおいてtricellular junction integrityが重要であるということ、そしてapical delaminationを起こしたtumor cellが管腔側からもう一度上皮に潜り込んで転移する一例いうことやね。
しかし、eye discではRasV12単独のクローンはdelaminationが起こらないのか。wing discだと結構起こるんだけど。あと、RasV12にRhoA activationを付加すると結構delaminationが起こっている。
Complications from metastasis are responsible for the majority of cancer-related deaths. Despite the outsized medical impact of metastasis, remarkably little is known about one of the key early steps of metastasis: departure of a tumor cell from its originating tissue. It is well documented that cellular delamination in the basal direction can induce invasive behaviors, but it remains unknown if apical cell delamination can induce migration and invasion in a cancer context. To explore this feature of cancer progression, we performed a genetic screen in Drosophila and discovered that mutations in the protein M6 synergize with oncogenic Ras to drive invasion following apical delamination without crossing a basement membrane. Mechanistically, we observed that M6-deficient RasV12 clones delaminate as a result of alterations in a Canoe-RhoA-myosin II axis that is necessary for both the delamination and invasion phenotypes. To uncover the cellular roles of M6, we show that it localizes to tricellular junctions in epithelial tissues where it is necessary for the structural integrity of multicellular contacts. This work provides evidence that apical delamination can precede invasion and highlights the important role that tricellular junction integrity can play in this process.
昨日、R がジャーナルクラブで発表した論文。Dr. TXラボから去年報告された論文で、RasV12とともにinvasive tumorを引き起こすmutationをEMS screeningして、M6という4回膜貫通型タンパクのmutantを見つけましたという話。このM6というのは、哺乳類ではGPM6a(Glycoprotein M6A)という名前で知られており、neural differentiationでの機能が報告されているらしい。この論文では基本的にeyFLPのMARCM systemを使って、このM6のmutant cloneにRasV12を発現させたdouble mutant mosaic cloneをeye discに作り出し、optic lobeとventral nerve cordへのinvasion phenotypeを見ている。RasV12単独、もしくはM6 mutant単独ではinvasionは起こらないのだが、この二つが組み合わさるとventral nerve cordまで浸潤していくと。で、そのmutant cloneは、まずeye discのepithelial layerからapical側のlumen内へdelaminateして、さらにその後optic lobeへと繋がる部分の上皮層を突破して浸潤するんだそうな。ちなみに、delaminationはbasal側へもapical側へと同じくらいの割合で起こっている。ここでinvasionについて皆さん結構質問していたけど、確かにこのoptic lobeへと繋がる部分のeye discの構造がどうなっているのかちょっとよく分からない。サプリの絵によると、ここのperipodial membraneとdisc properをつなぐ部分の上皮細胞にはbasement membraneの裏打ちがないのかな。まぁいずれにせよ、このdouble mutant cloneはeye discのepithelial layerを抜け出すわけだが、このdelaminationに関わっているのが、RhoAやMyoIIで、それらの上流で機能しているのがどうやらCanoeだという話。ちなみに、CanoeはAfadinのDrosophila homolog。M6がtricellular junctionの形成に重要な働きを持っているらしいことから、M6 mutantではtricellular junctionの形態がおかしくなることによってdelaminationが促されるようだ。これがどのようにしてCanoeの発現を亢進するのかは分からないけど、それによってMyoIIが活性化されてmigrationを促すという訳だ。ともあれ、delaminationにおいてtricellular junction integrityが重要であるということ、そしてapical delaminationを起こしたtumor cellが管腔側からもう一度上皮に潜り込んで転移する一例いうことやね。
しかし、eye discではRasV12単独のクローンはdelaminationが起こらないのか。wing discだと結構起こるんだけど。あと、RasV12にRhoA activationを付加すると結構delaminationが起こっている。
2019年2月4日月曜日
Fly Genetics 2
今日は午後から三年生達相手に先週の Fly Genetics の授業の続き。今日はMosaic analysisの基本ということで、FLP-FRTとGal4-UASから、合体技のFlip-out Gal4 systemとMARCM systemまで一通り教えた。例によって、実際の実験結果などをまじえながら一時間半ほどの説明だったけど、彼らからの質疑を聞いている感じ、ちゃんと理解してくれたように思う。で、そのあと3時からはプログレスリポートで、テクのTさんが初めて発表。Tさんはここにきてからまだ半年ほどだけど、すでに随分と色んな実験をやっているなぁという印象。プログレスのあとはまた三年生達に解剖の仕方などを教えてから、明日ジャーナルクラブで発表する R の発表スライドと原稿をデスカッションしながら一緒にチェック。そんなこんなで今日も執筆に集中するのはようやくこんな時間から。
2019年2月1日金曜日
New confocal
今日も三年生達を相手に Fly Genetics の授業をする予定だったのだけど、今日は午後からうちの研究室に新しく設置されたコンフォーカル顕微鏡 Nikon A1 HD25 の説明会があったので、みんなでそれに参加。今までのコンフォーカルより視野が広いし、レゾナントスキャナーは高速だし、結局うちのフライルームがある5階の実験室に設置されたし、ということで今後ライブイメージングに活躍してくれることを期待。
しかし、そんなことをしているうちに今日ももう夜になってしまった。結局、論文の執筆は全く終わっていない。。。
しかし、そんなことをしているうちに今日ももう夜になってしまった。結局、論文の執筆は全く終わっていない。。。
2019年1月31日木曜日
Fly Genetics 1
今日は午前中、医学部基礎配属の学生に抗体と抗体染色の原理を説明して、午後はまず大学院の授業の試験監督。その後、3年生2人に対して Fly Genetics の授業1日目。基本的なところからバランサー染色体まで話すことができた。明日はいよいよ mosaic analysis の授業をする予定。やっぱりいろんな例を挙げながら話してあげると理解が早いようだし、新しく来た学生にはこうやって授業するしかないよなぁと思っているのだけど、まぁ結構大変なんよね。でももしかしたら、資料とか論文とかを手渡して「とりあえずコレを読んで質問があったら聞きなさい」とかいうのもアリなんかな。
2019年1月30日水曜日
spiral wave
詳しい内容は以下の論文に。
Collective cell migration of Dictyostelium without cAMP oscillations at multicellular stages. Communications Biology, Vol 2, 34.
In Dictyostelium discoideum, a model organism for the study of collective cell migration, extracellular cyclic adenosine 3’,5’-monophosphate (cAMP) acts as a diffusible chemical guidance cue for cell aggregation, which has been thought to be important in multicellular morphogenesis. Here we revealed that the dynamics of cAMP-mediated signaling showed a transition from propagating waves to steady state during cell development. Live-cell imaging of cytosolic cAMP levels revealed that their oscillation and propagation in cell populations were obvious for cell aggregation and mound formation stages, but they gradually disappeared when multicellular slugs started to migrate. A similar transition of signaling dynamics occurred with phosphatidylinositol 3,4,5-trisphosphate signaling, which is upstream of the cAMP signal pathway. This transition was programmed with concomitant developmental progression. We propose a new model in which cAMP oscillation and propagation between cells, which are important at the unicellular stage, are unessential for collective cell migration at the multicellular stage.
2019年1月29日火曜日
undergrads
昨日から、医学部3年生の学生が一人うちのフライグループで一ヶ月間の基礎配属実習をすることになったので、昨日も今日も午前中はその学生相手に色々と授業。そして、さらに今日の午後からは、うちのラボで卒業研究をすることになった理学部の学生が2人登場。そんなわけで、午後は3人の学生相手に、研究のバックグラウンドとともに、フライグループに入ったらとりあえず一年間どういう感じの研究をするのかということに関してオリエンテーション。理学部卒研生の2人はマンマルグループからの話も聞いた後で話し合って、各々のグループに入る学生がついに決定した。ということで、ついにフライグループも今日から4人体制。医学部基礎配属のMくんを含めると2月の間は5人体制になるので、すでにフライルームのベンチが足りない。実体顕微鏡もう一台買わないと。。。
それにしても、論文執筆に集中する時間がないのはどうしたらええんやろかね。
それにしても、論文執筆に集中する時間がないのはどうしたらええんやろかね。
2019年1月27日日曜日
2019年1月24日木曜日
2019年1月23日水曜日
3/10
今朝は一ヶ月ぶりに歯医者へ。一通り検査とクリーニングをしてもらって、次はまた二ヶ月後にということらしい。まだあと3本残っている親知らずをどうしましょうねという話をしたり。
昨日 R がディスクを移植したアダルトで今日生き残っていたのは10匹中3匹。やはりもう少し改善を考える必要があるか。そういえば今日、学部3年生の研究室配属先が決定して、うちの研究室には2人来ることが決まったらしい。ということで、来週からそのうち一人がフライグループにジョインすることになった。
昨日 R がディスクを移植したアダルトで今日生き残っていたのは10匹中3匹。やはりもう少し改善を考える必要があるか。そういえば今日、学部3年生の研究室配属先が決定して、うちの研究室には2人来ることが決まったらしい。ということで、来週からそのうち一人がフライグループにジョインすることになった。
2019年1月22日火曜日
book chapter
今日は空き時間に某財団の助成金申請書を作ったりしているうちに一日が終わってしまった。レビュー論文の締め切りが来週末なのだが、なかなか執筆モードに入れないでいる。ちょっと本当にやばくなってきたな。。。明日からは集中して書きまくろう。
で、今エディターからのメールをもう一度ちゃんと読み直してみたら、どうやらこれはジャーナルのspecial issueではなくて、本のチャプターやなぁ。何で勘違いしていたんだろう。まぁ、やばいのには何も変わりはないけど。
で、今エディターからのメールをもう一度ちゃんと読み直してみたら、どうやらこれはジャーナルのspecial issueではなくて、本のチャプターやなぁ。何で勘違いしていたんだろう。まぁ、やばいのには何も変わりはないけど。
免許証書き換え
朝、水道料金の領収書が目に入ったときにふと、これは住所を証明する書類の一種なんじゃないのと思い、それを持って出勤途中に警察署に寄って免許証の住所変更を申請。やはり、この領収書だけでオッケーだった。
午後は、R がイマジナルディスクの移植実験をやってみるというので、こないだ自分が試行錯誤してやってみたやり方を教える。今日やった10匹を夕方に見せてもらったら、ほとんどのハエがまぁまぁ元気そうにしていた。明日どうなっているかだけど、もしかしたら意外といけるのかも。
午後は、R がイマジナルディスクの移植実験をやってみるというので、こないだ自分が試行錯誤してやってみたやり方を教える。今日やった10匹を夕方に見せてもらったら、ほとんどのハエがまぁまぁ元気そうにしていた。明日どうなっているかだけど、もしかしたら意外といけるのかも。
2019年1月20日日曜日
2019年1月19日土曜日
Sp
年末から作っていたタイムラプス用のハエのバージンを集めているときに、ふとphenotypic markerの Sp を持っているハエが混じっていることに気付いた。。。結構慎重にやっていたつもりだったけど、よく見るとこのバージンを集めているF1世代ですでに結構な割合でSpが混じっている。ということは、もしかしたらなんらかの理由でsternopleural bristlesのフェノタイプが出にくかったんだろうか。ということで、集めたバージンとライン用に取ったハエ達をもう一度全部チェックし直し。
前からずっと思ってたけど、Wg[Sp-1]のフェノタイプって結構不安定よね。うちでは2番のdominant markerはSpを一番メジャーに使っているけど、もっとフェノタイプが見やすくて安定してるのないかな。
前からずっと思ってたけど、Wg[Sp-1]のフェノタイプって結構不安定よね。うちでは2番のdominant markerはSpを一番メジャーに使っているけど、もっとフェノタイプが見やすくて安定してるのないかな。
2019年1月18日金曜日
2019年1月17日木曜日
2019年1月16日水曜日
集中
うーむ、今月末締め切りの論文を執筆しないといけないのだが、なんやかんやとやることがあってなかなか集中できていない。どうしたもんだろうか。。。どういうことについて書くのかはもちろん決まっているのだけど、どういうストーリーでメッセージを伝えるのかがはっきりとしていないのよねぇ。明日からはちょっと集中できるかな。そういやラボでインフルエンザが流行り始めているようだ。絶対にもらわないようにしないと。
2019年1月15日火曜日
大運動会
昨日は、「ほっかいどう大運動会」という市民参加型スポーツイベントにラボメンバーで参加。会場はなんと札幌ドーム。チームでエントリーしたのは4時間リレーと8人制の3本綱引き。リレーでドーム館内の階段がたくさんある2kmのコースを走るのも結構大変だったけど、それよりも3本綱引きがかなりすごかった。ヨーイドンでダッシュしてコートの中ほどにある綱を取りに行って3本中2本を自陣に引っ張り込めば勝ちという、スピードと全力のパワーが必要なゲーム。まず予選リーグは4チーム総当たりなのでこれを3試合やったのだが、作戦がうまくはまって意外にも3連勝して決勝トーナメント進出。しかし、決勝トーナメント一回戦で、高校生のラグビー部と当たって敢え無く敗退した。そんなことで、朝から夕方まで一日中楽しんだのだけど、今日はやはり体のあちこちが痛い。。。
2019年1月11日金曜日
2019年1月10日木曜日
1st PR
今朝はハエグループの今年初めのプログレスミーティングで R が最近のデータを発表。このところひたすら実験していただけあって、だいぶ新しいデータが出てきた。とりあえず、今までに報告されているものから予想して試したものの多くが当たっている。これはもちろん非常に良いし、来月の卒業発表は大体の形が見えて来たのだけど、さぁここからが難しくそして面白くなってくるところやなぁという感じ。
2019年1月9日水曜日
社会見学
今日は午後に近くの高校から高校生数人が社会見学でうちの研究所を訪問。うちの研究室の担当は1人だったのだけど、Sさんの研究室に来た4人も一緒にうちのフライルームでショウジョウバエを見せてあげることになったので、GFPで光るハエとかイマジナルディスクのガン細胞とかを準備。なんか、ここに来てからこういう所謂アウトリーチ活動が多くなったような気がする。顕微鏡でショウジョウバエを見た時の驚きはやっぱりみんな同じで、しかもこの小さなハエを使って様々な研究が行われているということを知ると、「へぇぇ」ということになるようだ。
2019年1月7日月曜日
謹賀新年 2019
あけましておめでとうございます。みなさま、今年もどうぞよろしくお願いします。
この冬休みは年末を札幌で過ごし、正月から三島に帰って、さらに先週末は家族で山中湖へ旅行に行ってと、毎日子供達と長い時間を過ごした。昨晩札幌へ帰ってきたのだが、札幌は一昨日大雪だったらしく、昨日もいまだに新千歳行きの便が大幅に遅延していて、23時ごろになんとか家に辿り着いた。ということで、今日が仕事初め。去年はラボの移動と新しい場所での立ち上げがあり、なかなか落ち着いて研究することはできなかったけど、だいぶ体制は整ってきたのでいよいよ今年こそは腰を据えて取り組みたい。まずは今月末締め切りのレビュー論文を書かないといけないのだけど、今年はそれ以外にもCCHの論文と、ラボ内共同研究の2本も論文として発表したい。テクのTさんは今月から勤務時間数を増やすことになったし、もし新しい卒研生がうちのグループに来てくれることになったら今月中にもう一人増えることになるので、そうなればそろそろ他の基幹プロジェクトも動き始めるかな。
写真は、先日山中湖畔で撮った朝焼けに染まる紅富士。たくさん良い出会いと発見がありますように。
この冬休みは年末を札幌で過ごし、正月から三島に帰って、さらに先週末は家族で山中湖へ旅行に行ってと、毎日子供達と長い時間を過ごした。昨晩札幌へ帰ってきたのだが、札幌は一昨日大雪だったらしく、昨日もいまだに新千歳行きの便が大幅に遅延していて、23時ごろになんとか家に辿り着いた。ということで、今日が仕事初め。去年はラボの移動と新しい場所での立ち上げがあり、なかなか落ち着いて研究することはできなかったけど、だいぶ体制は整ってきたのでいよいよ今年こそは腰を据えて取り組みたい。まずは今月末締め切りのレビュー論文を書かないといけないのだけど、今年はそれ以外にもCCHの論文と、ラボ内共同研究の2本も論文として発表したい。テクのTさんは今月から勤務時間数を増やすことになったし、もし新しい卒研生がうちのグループに来てくれることになったら今月中にもう一人増えることになるので、そうなればそろそろ他の基幹プロジェクトも動き始めるかな。
写真は、先日山中湖畔で撮った朝焼けに染まる紅富士。たくさん良い出会いと発見がありますように。
2018年12月31日月曜日
大晦日 2018
あっという間に大晦日。今日はまたぶらりと小樽へ。そして今、家族で紅白を観ながら年越しを待つだけ。だいたい大晦日には、今年もあっという間だったなぁとか思うことが多いのだけど、今年は色々なことがあったからか、随分と長かったなぁと思える。今年一年で二回家を引っ越したし、ラボも引っ越しして新しく立ち上げたし、一緒に研究するメンバーも変わったからなぁ。それでもとりあえず自分がやりたい研究を続けられていることに感謝。
ということで、皆さま一年お疲れ様でした。良いお年をお迎えください。
ということで、皆さま一年お疲れ様でした。良いお年をお迎えください。
2018年12月30日日曜日
仕事納め 2018
今日の朝、もう一度下の子と一緒にフライルームへ。正月休みのために最後の整理。クリスマスに移植手術をしたハエは結局1頭だけしか生き残っていないのだが、まぁこれはまだまだ改善の余地があるはず。
今日は昼過ぎまで物凄い勢いで雪が降り続いたけど、それが止んでから子供とソリを持って公園へ。雪まみれになって遊んだ。
今日は昼過ぎまで物凄い勢いで雪が降り続いたけど、それが止んでから子供とソリを持って公園へ。雪まみれになって遊んだ。
2018年12月27日木曜日
2018年12月26日水曜日
Fly Extract
昨日移植手術を施した10頭のハエのうち、6頭が死亡して現在残っているのは4頭。明日また減ってるかも。やっぱりちょっと生存率が低すぎるな。
その実験とは別に、egg chamberのライブイメージングをするための準備をしている。今日はイメージングする時の培養液に添加するためのFly Extractを作ってみた。たくさんのショウジョウバエをホモジナイズすると、目が赤いからイチゴジュースみたいになるんやね。
その実験とは別に、egg chamberのライブイメージングをするための準備をしている。今日はイメージングする時の培養液に添加するためのFly Extractを作ってみた。たくさんのショウジョウバエをホモジナイズすると、目が赤いからイチゴジュースみたいになるんやね。
2018年12月25日火曜日
transplantation
幼虫のimaginal discを成虫の腹腔内に移植するという実験を検討中。この手の実験は昔から行われているけど、実際に自分ではやったことがなかったので、どんなもんかと一度トライしてみた。普通はグラスキャピラリーで移植するようだけど、wing discは結構大きいから丸々一個をキャピラリーで移すのは無理があるんじゃないだろうか?しかも手元にキャピラリーがなかったので、とりあえずピンセットでディスクをつまんで切開したところから無理やり皮下にねじ込んでみた。まぁ意外と簡単に入ったけど、術後ふらふらになっている個体が多かったので、これだと生存率はそれほど望めないかも。
赤く光っているのが腹腔内に移植したディスク。
2018年12月23日日曜日
忘年会
金曜日のラボの忘年会は、鍋→漫才大会→ボーリング大会→ラーメン横丁→カラオケ大会、というコースで、解散したのは結局翌3時だった。今回はYF博士との漫才がメインイベントやなぁと思っていたけど、ボーリングもカラオケも学生達と一緒にかなり全力投球で楽しんだ。それにしてもラボで漫才大会とか、この研究室はだいぶ変わっとるよなぁ。。。まぁ、めっちゃオモロかったけど。
ということでだいぶ疲れたのだけど、土日でだいぶ回復した。明日は休日のようだけど、ちょっと久しぶりにイマジナルディスク解剖大会かな。
ということでだいぶ疲れたのだけど、土日でだいぶ回復した。明日は休日のようだけど、ちょっと久しぶりにイマジナルディスク解剖大会かな。
2018年12月20日木曜日
生物化学A
今日は午後に大学院生向けの授業。生物化学という名前がついたコースだけど、基本的にテーマはなんでもOKということだったので、今回は「Organ Growth Control」。遺伝研のDevelopmental Biologyのコースでも一度このテーマで授業をしたことがあって、あの時は1975年のMorata and Ripollの論文と2002年のMoreno, Basler and Morataの論文を取り上げてcell competitionを軸にした話をしたのだが、今回はさらに色々と付け加えて、もう少しorgan size controlに重点を置いた話にした。発生生物学の中でもやっぱりorgan size controlの話はオモシロイので、話をするのに夢中になっていたのか、イントロダクションに当たる始めの三分の一くらいを話し終えた時点でもう既に1時間くらい話しているのに気付いてちょっと焦った。ということで最後の30分はちょっと駆け足で、Minuteによるcell comeptitionの話と、Dilp8によるcoordination of organ growth and developmental timingの話をした。大学院生達の反応はまぁまぁという感じだったけど、終わった後で、たまたま飛び入りで今日の講義を聞きに来ていたMさんの娘さんが「すごく面白かった」と言って質問してくれたのは嬉しい驚きだった。
第1回THS会議
昨日は東京からK博士がこちらに来てくれたので、理学部のI博士と三人で、少し前に採択された国際共同研究費のプロジェクトに関する打ち合わせ会議を行った。やはり、まずはうちのチームによるショウジョウバエのデータが基盤になるので、北大でI博士と一緒に解析を始めることになりそうだ。で、来年度に一度機会を作って、三人で共同研究拠点になるUCLAのT博士のラボを訪問しようということになった。ようやくTHSプロジェクトの一つが新しい方向へ進み始める。ということで、昨晩はうちの学生達も一緒に大学の前の居酒屋で祝杯を上げた。帰りに居酒屋の前の路上で自然と雪上相撲大会になって、自分も含めみんなで雪の上を転がって真っ白になる様を見て、北大生の懐かしい感覚を思い出した。
2018年12月15日土曜日
2018年12月13日木曜日
2018年12月11日火曜日
SFM
昨日全く卵が産まれていなかったバイアルで、今日ついに数個の卵を発見した。これはもしかしたらなんとかいけるかもしれない。
で、今日の夕方、二階のS博士が知り合いの方を連れてきて紹介してくれた。その方もショウジョウバエを使って研究をしているらしく、少し前に札幌医大に来られたのだという。ということで、うちのフライルームを見せてあげたりしながら研究の話をしていると、意外とお互いかなり近いものを見ていることが分かってきて、じゃあ今後ちょっと定期的にジョイントラボミーティングを催しましょうかという話に。ということで、来年あたりから“Sapporo Fly Meeting”が始まるかも。
で、今日の夕方、二階のS博士が知り合いの方を連れてきて紹介してくれた。その方もショウジョウバエを使って研究をしているらしく、少し前に札幌医大に来られたのだという。ということで、うちのフライルームを見せてあげたりしながら研究の話をしていると、意外とお互いかなり近いものを見ていることが分かってきて、じゃあ今後ちょっと定期的にジョイントラボミーティングを催しましょうかという話に。ということで、来年あたりから“Sapporo Fly Meeting”が始まるかも。
2018年12月10日月曜日
1st draft
しかし、今からもう一度系統を作り直すということになると、そろそろ年末年始の休みのことも考慮に入れて計画を立てないといけない時期になってきたなぁ。師走ってほんとに時が流れるのが早い気がしますね。そろそろ来月末締め切りのレビュー論文を書き始めないとあかんなぁとも思いながら、来週金曜日のラボの忘年会ではYF博士と二人で漫才をやることになったので、まずはそのためのネタ合わせをしないといけない。ということで、今日の朝YF博士から送られてきたネタ原稿の1st draftに、自分のパートを追加したり訂正を入れたりとリビジョン中。
incompatible
ライブイメージングをするために少し前から作り始めたハエの系統がようやく出てきているのだが、完成したメスが全く卵を生んでくれていないことに気付いた。確かにあんまり元気そうではないなと思っていたけど、理論上は大きな問題はないはずなので、全く産まないとは想定していなかった。Fly Geneticsをやっているとちょくちょくこういうことあるのよね。理論上は問題ない組み合わせのはずなのに、何か相性が悪いのか、組み合わせると子孫ができないというような。まぁこれはもう仕方がないので、もう一度、違う組み合わせのハエを作ることにする。この調子だと、完成するのは2月くらいになってしまうかなぁ。
2018年12月9日日曜日
Christmas Market
今日はバージンコレクトをしたあと、夕方にぶらっと大通公園で開催されているミュンヘンクリスマス市へ行ってきた。4時くらいに出かけるとすぐに暗くなってきたけど、札幌の冬って暗くなるのこんなに早いんだっけね。今日はかなり気温が低くて寒かったのだけど、暖かいグリューワインとカリーブルストがとても美味かった。クリスマスまでやっているので、そのうちまた行こうかな。
2018年12月7日金曜日
snowfall
今日からいよいよ本格的に降りだした。午前中だけでもうかなり積もっていて、窓から駐車場を見ると車が雪に埋もれ始めていたので、先ほど少しだけ動かして雪を落としたりしたけども、もはや焼け石に水という感じ。夜帰るときにはえらいことになっているかも。。。
予報は明日からもずっと雪だから、これは積もるなぁ。
予報は明日からもずっと雪だから、これは積もるなぁ。
Dr. MS
一昨日、ここの研究所のランチミーティングで、少し前に新しく赴任したMS博士のトークを聞かせてもらった。こないだの癌学会でもショートトークを聞いていたし、普段からも色々と話しているので大体どのような感じかは知っていたのだけど、改めて研究のロジックの素晴らしさに感銘を受けた。しかもトークがうまい。一時間、あれだけ飽きさせないトークをできるのはすごい。これまでこの研究所にはショウジョウバエのラボは一つもなかったのに、偶然にもウチが来た直後に彼のラボがここに来ることになったのは本当にラッキーだ。
ということで、MSラボも今月から秘書兼ラボテクの方を雇い始め、いよいよ動き始めた感じ。昨日、早速そのラボテクの方がうちに来て、ハエの餌作りに参加してくれた。だんだんと仲間が増えてきている。
2018年12月3日月曜日
授与式
土曜日に市内のホテルで、ある財団の助成金の授与式があったので参加してきた。雪の中、開始時刻の少し前に到着すると、式場ではすでにほとんどの受賞者が着席していて、部屋の両側には威厳を漂わせるお爺ちゃんがずらりと並んでおりシーンとしていたので、ちょっと面食らった。式は十数名の受賞者が一人ずつ前に呼ばれて賞状を受け取るというスタイルで、しかもその後には一人ずつ自分の研究内容をみんなの前で話して、お爺ちゃん達からの質問に答えるという、今までに経験したことのないなんとも驚きの授与式だった。お爺ちゃんとはいえ道内の錚々たる偉い方々に注目されながら話すのはちょっと緊張したけど、終了後に元副知事の方から質問と激励をいただいたりと、なかなか貴重な体験だった。そういや式で隣の席にいた方が声をかけてくれて、このブログを読んでくれているとのこと。しかも、偶然にも北大で同じ建物内のラボにいる方だということで、お知り合いになれてよかった。
2018年12月1日土曜日
第九回ダートマスの集い
水曜日の晩は、分生恒例ダートマスの集い。今回は中華街で。そういえば9月の生化学会でも4人集まったのだけど、今回はつくばのNさんも参加できたので5人で。今回もNさんのとんでもないスケールの話に目から鱗が落ちた思い。サイエンスの話では最近で一番刺激的でモチベーションが高まる話だったかも。
水曜日
三日目、ついに「伊豆の踊子」の旅の最終地点となる下田へ。
この日は夕方までに学会が開催される横浜に到着する必要があったので、河津から下田までは電車に乗ったのだが、降りた海岸から踊り子が住む伊豆大島が見えたとき、三人でなんとも言えない達成感を共有した。
「『あれが大島なんですね』『あんなに大きく見えるんですもの、いらっしゃいましね』と踊り子が言った。秋空が晴れ過ぎたためか、日に近い海は春のように霞んでいた。」というまさにこの光景。次回三人で来るときは、ぜひあの大島に渡ろうという話になった。
下田では、ロープウェーで登った寝姿山から下田港を眺め、その後少し街を散策してから金目鯛の押し寿司を持って踊り子号に乗り込んだ。
この日は夕方までに学会が開催される横浜に到着する必要があったので、河津から下田までは電車に乗ったのだが、降りた海岸から踊り子が住む伊豆大島が見えたとき、三人でなんとも言えない達成感を共有した。
「『あれが大島なんですね』『あんなに大きく見えるんですもの、いらっしゃいましね』と踊り子が言った。秋空が晴れ過ぎたためか、日に近い海は春のように霞んでいた。」というまさにこの光景。次回三人で来るときは、ぜひあの大島に渡ろうという話になった。
下田では、ロープウェーで登った寝姿山から下田港を眺め、その後少し街を散策してから金目鯛の押し寿司を持って踊り子号に乗り込んだ。
火曜日
二日目、今回の「伊豆の踊子」の足跡をたどる旅は、この日の天城越えがメインイベント。
朝9時に湯本館を出発して、途中で浄蓮の滝を見て、天城越えの一番上にあたる旧道の天城隧道にたどり着いたのが昼過ぎ。「暗いトンネルに入ると、冷たい雫がポタポタと落ちていた。南伊豆への出口が前方に小さく明るんでいた。」と小説の中で表現されている通り。隧道を抜けたところで少し休憩して、旅館からもらってきたお弁当のおにぎりを食べた。
「湯ヶ野までは河津川の渓谷に添うて三里余りの下りだった。峠を超えてからは、山や空の色までが南国らしく感じられた。」との記述が印象的だったのだが、確かに隧道を出てからは木々や風の雰囲気がなんとなく南伊豆のものに変わった気がした。この後さらに峠を下ったところにある河津七滝を、せっかくなので一つずつ全て見て回っていたのだが、結構上り下りがあってこのあたりで三人ともだいぶ疲れてきたので、結局ここからバスに乗って目的地の湯ヶ野温泉の福田屋へ。この福田屋も小説の中で主人公が滞在する宿で「小川のほとりにある共同湯の横の橋を渡った。橋の向こうは温泉宿の庭だった。」との通り。
この日のハイキングでは結局約20kmほど山の中を歩いていたことになる。そんなことで、この日はかなり疲れたけど夕飯に出てきた猪鍋と金目鯛の煮付けは格別だった。ちなみにこの日は自分の誕生日だったのでお祝いもしてもらい、なんとも特別なものとなった。
朝9時に湯本館を出発して、途中で浄蓮の滝を見て、天城越えの一番上にあたる旧道の天城隧道にたどり着いたのが昼過ぎ。「暗いトンネルに入ると、冷たい雫がポタポタと落ちていた。南伊豆への出口が前方に小さく明るんでいた。」と小説の中で表現されている通り。隧道を抜けたところで少し休憩して、旅館からもらってきたお弁当のおにぎりを食べた。
「湯ヶ野までは河津川の渓谷に添うて三里余りの下りだった。峠を超えてからは、山や空の色までが南国らしく感じられた。」との記述が印象的だったのだが、確かに隧道を出てからは木々や風の雰囲気がなんとなく南伊豆のものに変わった気がした。この後さらに峠を下ったところにある河津七滝を、せっかくなので一つずつ全て見て回っていたのだが、結構上り下りがあってこのあたりで三人ともだいぶ疲れてきたので、結局ここからバスに乗って目的地の湯ヶ野温泉の福田屋へ。この福田屋も小説の中で主人公が滞在する宿で「小川のほとりにある共同湯の横の橋を渡った。橋の向こうは温泉宿の庭だった。」との通り。
この日のハイキングでは結局約20kmほど山の中を歩いていたことになる。そんなことで、この日はかなり疲れたけど夕飯に出てきた猪鍋と金目鯛の煮付けは格別だった。ちなみにこの日は自分の誕生日だったのでお祝いもしてもらい、なんとも特別なものとなった。
月曜日
ということで、少し今回の出張を振り返っておこう。
まず、先週末は三島で少しゆっくりしてから、月曜日にYF博士とイギリスから来たDr. TRと三島駅で落ち合った。まずここで、YF博士がどこかにジャンパーを忘れてきたというトラブルがあり、広小路のあたりで新しいジャンパーを探してからいつもの高田屋で鰻重。その後、いずっぱこ(伊豆箱根鉄道)でゆっくり修善寺まで行き、小一時間ほど修善寺温泉を歩いて観光してからタクシーで湯ヶ島の湯本館へ。
この湯本館は、かつて川端康成が逗留して「伊豆の踊子」を執筆した旅館。執筆に使われていたという小さな部屋がまだそのまま残っていた。また、小説の中で「踊り子が玄関の板敷で踊るのを、私は梯子段の中途に腰を下ろして一心に見ていた。」との場面があるが、この玄関とその横の急階段もそのままに残っている。
夕飯のあと、三人で狩野川のすぐ横にある露天風呂を星空の下で楽しんだ。
まず、先週末は三島で少しゆっくりしてから、月曜日にYF博士とイギリスから来たDr. TRと三島駅で落ち合った。まずここで、YF博士がどこかにジャンパーを忘れてきたというトラブルがあり、広小路のあたりで新しいジャンパーを探してからいつもの高田屋で鰻重。その後、いずっぱこ(伊豆箱根鉄道)でゆっくり修善寺まで行き、小一時間ほど修善寺温泉を歩いて観光してからタクシーで湯ヶ島の湯本館へ。
この湯本館は、かつて川端康成が逗留して「伊豆の踊子」を執筆した旅館。執筆に使われていたという小さな部屋がまだそのまま残っていた。また、小説の中で「踊り子が玄関の板敷で踊るのを、私は梯子段の中途に腰を下ろして一心に見ていた。」との場面があるが、この玄関とその横の急階段もそのままに残っている。
夕飯のあと、三人で狩野川のすぐ横にある露天風呂を星空の下で楽しんだ。
帰札
昨日、ようやく札幌へ帰って来たのだが、出張中一緒に旅行していたDr. TRのセミナーが夕方に予定されていたので、それに出席するために空港からそのままラボへ。そして、夜は大通りの寿司屋でDr. TRと一緒に今回の出張最後のディナー。月曜からほとんど一緒に旅をしていたので、だいぶお互いを知り合うことができたし、何と言ってもYF博士と三人での伊豆旅行は忘れられない思い出になった。それにしても伊豆は随分暖かかったなぁ。今日、札幌は吹雪いててもう完全に真冬モードに入っている。
2018年11月23日金曜日
one-week trip
昨日からえらい勢いで雪が降り続いて、今朝にはもう根雪になるんだろうかというぐらい積もっていた。天気予報を見ると札幌は雪だるまマークばっかりだし、急に冬が来たなぁという感じ。なのだが、自分は明日からまた一度三島へ帰って、月曜日にイギリスから来るDr. TRとYF博士と三島で落ち合い、その後三人で修善寺から天城の湯ヶ島へ向かう予定。今回の出張は、札幌→三島→湯ヶ島→天城越え(徒歩)→河津→三島→横浜(分子生物学会)→札幌、と結構移動があるし、月曜から金曜まで毎晩飲むことになる予定なので、なかなか大変な一週間になりそう。
Takoyaki Party
昨日の夜は、来年からラボに来て卒業研究する4年生をウチのラボへリクルートするためのたこ焼きパーティが催された。参加してくれた7人の3年生達には、パーティが始まる前にフライルームへ連れて行って、ショウジョウバエを顕微鏡で見せたりしながらFly Geneticsを使った研究について話したのだが、さぁどれくらい魅力を伝えることができただろうかね。毎年ウチのラボへは理学部化学科から2人入ることができるらしいので、この中の2人がウチに来て、そのうち1人がフライグループに入ってくれると良いのだが。
サッカー大会
今日は、北大の医局対抗サッカー大会。うちの研究室は医局ではないけど、数年前から入れてもらっているんだそう。場所は町外れにあるかなりきれいな屋内の人工芝フットサルコート。結構ハイレベルと聞いていた通り、他のチームは皆かなりの本気モード。ここ2ヶ月ほどで、うちのメンバーも夜に数回体育館で練習したんだけども、一回戦でかなりの強敵と当たってしまい敢え無く敗退。まぁでも2点は返すことができたし、きれいなコートでやるのは結構気持ちが良かった。
2018年11月21日水曜日
2018年11月20日火曜日
2018年11月19日月曜日
Bohemian Rhapsody
昨日は、バージンコレクトをしてヒートショックかけてと久しぶりにfly pushing。で、その後夕方はいつもの床屋に行って散髪をしてもらってから、夜は話題になっている映画「ボヘミアンラプソディー」を一人で観に行ってきた。予告編ではバンドがかなり良い感じに見えたので期待して行ったのだが、これはもう期待を遥かに上回るものだった。まぁストーリーはテンポ良くというか結構めまぐるしい感じで進むのだが、随所に散りばめられているバンドのシーンが本当に素晴らしい。ラストのライブはまさにフレディが乗り移ったかのような迫力で、意外にも歌詞の内容がここでストーリーにスッとはまってきて涙なしに観ることはできない。ということで、Queenが好きな人はもちろん、洋楽ロックが好きな人は絶対に劇場で観るべき作品だと思う。久しぶりにまたバンドをやりたいと強烈に思った。
2018年11月17日土曜日
2018年11月16日金曜日
propagation of destabilization
Rapid disruption of Dishevelled activity uncovers an intercellular role in maintenance of Prickle in core planar polarity protein complexes. Cell Reports, 25: 1415–1424.
Planar polarity, the coordinated polarization of cells in the plane of a tissue, is important for normal tissue development and function. Proteins of the core planar polarity pathway become asymmetrically localized at the junctions between cells to form intercellular complexes that coordinate planar polarity between cell neighbors. Here, we combine tools to rapidly disrupt the activity of the core planar polarity protein Dishevelled, with quantitative measurements of protein dynamics and levels, and mosaic analysis, to investigate Dishevelled function in maintenance of planar polarity. We provide mechanistic insight into the hierarchical relationship of Dishevelled with other members of the core planar polarity complex. Notably, we show that removal of Dishevelled in one cell causes rapid release of Prickle into the cytoplasm in the neighboring cell. This release of Prickle generates a self-propagating wave of planar polarity complex destabilization across the tissue. Thus, Dishevelled actively maintains complex integrity across intercellular junctions.
PCP(Planar Cell Polarity)は、細胞内で6つのcore componentがproximal-distal axisに沿って平面内で非対称に分布し、隣接細胞間の細胞膜上でprotein complexを形成することにより制御されている。こうして書くとなんやらよく分からんけど、図を見れば一目瞭然。この論文では、このcore PCP protein complexの一つ、Dishevelled(Dsh)のactivityが阻害されると、隣接細胞側のPrickle(Pk)が細胞膜上のcomplexから外れてしまい、この細胞質中に出たPkが同細胞内で反対側に位置するcomplexのDshをdestabilizeする。これがまた隣の細胞でPkを外してしまうことになり、ということで、PCP complexの不安定化は連鎖的にどんどん周囲の細胞へ伝播してしまうことになる。
実は、こないだ申請書に書いていた自分の仮説の一つが、このメカニズムでキレイに説明できそうなのでちょっと感動したのだった。
Planar polarity, the coordinated polarization of cells in the plane of a tissue, is important for normal tissue development and function. Proteins of the core planar polarity pathway become asymmetrically localized at the junctions between cells to form intercellular complexes that coordinate planar polarity between cell neighbors. Here, we combine tools to rapidly disrupt the activity of the core planar polarity protein Dishevelled, with quantitative measurements of protein dynamics and levels, and mosaic analysis, to investigate Dishevelled function in maintenance of planar polarity. We provide mechanistic insight into the hierarchical relationship of Dishevelled with other members of the core planar polarity complex. Notably, we show that removal of Dishevelled in one cell causes rapid release of Prickle into the cytoplasm in the neighboring cell. This release of Prickle generates a self-propagating wave of planar polarity complex destabilization across the tissue. Thus, Dishevelled actively maintains complex integrity across intercellular junctions.
PCP(Planar Cell Polarity)は、細胞内で6つのcore componentがproximal-distal axisに沿って平面内で非対称に分布し、隣接細胞間の細胞膜上でprotein complexを形成することにより制御されている。こうして書くとなんやらよく分からんけど、図を見れば一目瞭然。この論文では、このcore PCP protein complexの一つ、Dishevelled(Dsh)のactivityが阻害されると、隣接細胞側のPrickle(Pk)が細胞膜上のcomplexから外れてしまい、この細胞質中に出たPkが同細胞内で反対側に位置するcomplexのDshをdestabilizeする。これがまた隣の細胞でPkを外してしまうことになり、ということで、PCP complexの不安定化は連鎖的にどんどん周囲の細胞へ伝播してしまうことになる。
実は、こないだ申請書に書いていた自分の仮説の一つが、このメカニズムでキレイに説明できそうなのでちょっと感動したのだった。
2018年11月13日火曜日
鍵
先週末からまた三島に一時帰国して、昨日の夜の便で札幌に帰って来たのだけど、三島を出る時に上着のパーカーを家に忘れて来たことに気付いた。ここ数日間、三島はずっと暖かかったからパーカーのことはすっかり忘れていたのだ。夜、札幌に着いた時ちょっと寒いだろうなぁとは思ったけど、まぁ空港バスの駅からアパートまで歩いてすぐだし、また来週末に三島に来る予定もあるからその時でいいやと思ってわざわざ取りには帰らなかった。しかし、新千歳空港からバスに乗った時に大変なことに気付いた。札幌のアパートの鍵はパーカーのポケットに入っている。。。しまったぁ、と思ってももう取りには帰れないし、スマホのバッテリーは切れてるし、バスから降りるとやっぱりかなり寒いし、もうその時点で日付が変わる頃だったのでどこも開いてないし、ということでとりあえずアパート近くの交番に入った。警官の方々に相談すると、鍵開け専門業者を呼べばすぐ開けてくれるだろうけど、あれはかなり高くつくから、今晩はどこかに泊まって明日の朝に管理会社に頼んで開けてもらう方がいいよ、と諭されたので、それに従ってタクシーに乗って結局大学のラボに帰って来た。まぁここは半分家みたいなもんだし、お泊まりセットも持っているしということで、結局ゼミ室のソファーで結構しっかり寝て、さぁこれから管理会社に連絡しようかなというところ。
2018年11月4日日曜日
2018年11月3日土曜日
二日間
で、今日の昼に研究会が終了した後、学生たちと北野異人館街をぶらぶら観光してから、夕方の飛行機でもう札幌に帰ってきた。昨日は、札幌を出るのが朝早かった上に、晩は懇親会でかなり夜遅くまで起きていたのでだいぶ疲れたけど、また多くの人と知り合うことができてなかなか楽しい二日間だった。
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