2011年1月7日金曜日
アンダーグラジュエイトのタイプ
今月からまた新しくうちのラボにアンダーグラジュエイトが3人増える予定なのだが、候補者が6人もいるんだとかで、一昨日に2人そして昨日は残りの4人と一人ずつ面接をした。アンダーグラジュエイトとして研究をしに来る学生達を見ているといくつかのタイプに分けることが出来るのだが、今までの経験上どうも上手くいかないタイプというのがある。その中の一つは、学部卒業後Medical Schoolへの進学を目指していて、そのためにresume(履歴書)に研究経験のことを書きたいがために研究をしにくる学生。実は純粋に研究に興味を持ってやってくる学生よりもこのタイプの方が意外と多いのだが、結局このタイプの学生の興味と目的は研究自体よりも成績とresumeにあるのだろう。アンダーグラジュエイトの学生達は普段授業で忙しいので、それでも時間を割いて一生懸命研究に取り組むようになるには、当然彼らに大きな興味と熱意を持たせてあげないといけない。今までどの学生にも同じようになんとか研究の面白さを分からせてあげようとして努力してきたつもりだけども、どうもこのタイプの学生には研究への興味と熱意を持たせるのが比較的難しいように思える。もちろん経験上の話であって例外もいるけど。今回面接した6人の中にも何人かそのタイプの学生がいた。ということで、今回はそのタイプではない一人を担当させてもらうことにした。まぁ少ししゃべっただけなので何とも言えないのだが、なんとかがんばって面白さを教えていきたいと思う。
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