2014年1月26日日曜日

compete with my idea

この週末はちょっと寒さがましになっているけど、どうやら来週もう一度すごい寒波が来るらしい。フロリダでも雪が降るかも。
さて、ボスがCCHのフォローアップとなるプロジェクトに関するグラントプロポーザルを書いている。さすがに帰国が迫っている今回は執筆を頼まれなかったのだが、基本的にプロポーザルの予備実験とアイデアは全て自分が今までに出してきたものなので、いろいろとデータの提供を頼まれた。
たぶん一発目はちょっと厳しいんやないかとは思うけど、去年論文も出ているしリバイズならいく可能性はあるかもしれない。しかし万が一そうなった場合、ちょっとややこしいことになる可能性はある。まぁもし当たったら、このプロジェクトのためにこのラボで何人かポスドクを雇えることになる訳なので、それはこのプロジェクトにとっては素晴らしいことなんやろうけども、今からここを出て行く自分にとってはちょっと複雑。自分は当然このプロジェクトも持って出て行く訳なので、もしここでグラントが当たったら、うまくやらないとお互いにコンピートする可能性が出てくる。自分が自分のアイデアとコンピートするというのもおっかしな話やねんけど。まぁ今これに関わっているラウルがまだもう少しの間ここに残ることになっているので、コレに関してはとりあえずコラボレートという形を残しておくかなと考えとるんやけど、万が一当たったときのことを考えてもうちょっと今後どうするか話しておかなあかんかな。

6 件のコメント:

  1. ちゃーりー2014年1月26日 16:00

    ボスはボスでラボ運営中心で考えるでしょうし、そういうの難しいですよね。。。

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  2. 前々からこういう話は少しずつしてて、ボスは基本的に私が自分でやっているプロジェクトは全部持って行っていいよという姿勢なんですけど、こういうことになるとやっぱりコンピートしてしまう可能性が出てきますよね。まぁグラントが当たったとしても私抜きでやるのはなかなか難しいと思うので、そうなったらそうなったでコンピートしないようにうまいコラボレートの形を考えてあげないとなぁという感じですね。

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  3. 手分けして、実験を分担して2倍のスピードで実験を進める、もしくは同時進行して再現性を確認する、などのコラボは如何でしょう?

    昔、新規に始めたプロジェクトが、全く同じ目的の実験を違う方法でしているヒトがいて、結局データをがっちゃんこさせて一緒に論文を書いたということがあります。。。

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  4. そうやねぇ、まぁそうなのよ。日本に帰っても一緒にやってくれる学生やポスドクがすぐにいる訳ではないので、できる仕事はこちらでやってもらうというのは、とりあえずはいいんだけども、結局問題になってくるのはオーサーシップに関することとかかなぁ。自分がコレスポで論文を書くようになっているのに、いまだにポスドクのときのPIの名前が入っているというのはあんまり良くないよね。日本でもそう?

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  5. equally contributed に、double corresponding に、とオーサーシップはなんでもありになってきてるよねぇ。分野にもよるんだろうけれど・・・うちのところでは、1stもしくはコレスポの業績と、それ以外の業績(セカンドとか)、っていう感じで区別して評価の対象かなぁ。

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  6. なるほどねぇ。。。ウチの分野は、というかアメリカでは、基本的に論文はコレスポの業績として見られると思う。それはつまり、研究者としての評価は、独立したPIとしてどれだけ独自の研究を展開しているかというところにあるから、ということかな。
    だから日本に帰ってからの仕事を論文にする時は、自分のオーサーシップとしてはコレスポであればそれでいいんだけども、そこにポスドクの時のPIの名前が入っていると、まだそのボスから独立できてないんやなぁ、とか、結局こいつは独自の研究ができんのかなぁ、とかいう風に見られたりする訳で、それはちょっと困るなぁということですわ。

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