そんな訳で、ついにカバーレターを書いた。誰かに、知っているエディターを紹介してもらうことができればと思って作戦を練ったりもしていたけど、論文が完成してカバーレターを書いたら、もうそんな回りくどいことはせずに正面からEditor in Chiefに出そうかなという気になってきた。論文って、書き上がった時はその達成感から自信過剰になり気味よね。まぁでも実際、もうやれることはやったと思っている。このプロジェクトをメインでやった R が学部生としてこれを始めたのは8年前。自分がこの現象を見つけたのはさらにその1年前。しかもこの現象が生じる変な組織構造を見つけたのは、FSUの暗いコンフォーカルルームだった。今このブログを見返してみたら、それは2010年のこと。なんとまぁ、もう16年前か。あの時、その後16年もかかってこんなところまで来るとは全く想像しなかった。こんなにも長い間、多くの人(総勢19人)を巻き込んで、ハエの羽になる幼虫組織の中に見つけた変な構造を徹底的に調べていたというのは、はたから見ると、アタマ大丈夫?っていうような変な話だと思うけど、今はこの論文が少しでも多くの人の目に留まる場所で発表することが人類への責任であると信じている。
2026年9月26日土曜日
Cover Letter
今週前半は、毎日学内外でいろんな人とのミーティングがあって、なんかだいぶ忙しかったような。そのうちのいくつかは、論文の内容について投稿前のディスカッション。このInvasion Hotspotの論文原稿は、今夏のグラント申請の前に一旦書き終えて共著者の皆さんに送ったりしていたので、第一稿は6月にはできていたのだけど、その後皆さんからのコメントや訂正を統合して、もう一度確認してもらってとかしているうちにもう9月。そして、そろそろこれが最終稿というものをまた皆さんに送ってから、さらに今週はUCLAのTさん、シンガポールMBIのHさんと、別々にオンラインで話し合っていた。最後の最後までディスカッションにお付き合いいただいたのが、Mechanical EngineeringとMechanobiolgyの専門家だったというのがこの論文を表しているようにも思える。つまり、遺伝学的、細胞生物学的なものに関しては非常にクリアに説明できているんだけど、力学的な説明のパートは少しもやっとしていたし、トークをしていてもいつも少し言葉を濁していた。でも今週彼らとディスカッションして、自分の中でも納得がいったし、文章中の曖昧な表現を直すことができたと思う。
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