2010年11月8日月曜日

NFF 2010

土曜日はロウチビとアニカを連れてNorth Florida Fairへ行って来た。毎年この時期にこの町で開催される見本市兼移動遊園地。この週末は随分気温が下がっていたので夕方からは結構寒かったのだけども、当然子供達にはそんなこと関係なく、大騒ぎでいろんな乗り物に乗って楽しんでいた。

2010年11月4日木曜日

尖閣ビデオ流出

なんていうのか、、、ちょっと予想していたけど本当にようつべにアップされるとか、痛快だけど間抜けすぎますな。とりあえず中国漁船がエライ勢いで海保の巡視船に衝突してきたシーンを見てみたけど、笑ってしまった。国会での限定公開を視聴したある民主党議員が「向こうが逃げまどって、当たっちゃったということだ。 」とかなんとか言っていたようだが、どこをどうみたらそんな風に見えるねんな?というか、なんでそんな印象操作をしようとするんでしょうなぁ?不思議なことですねぇ。それにしても中国への配慮ばかりで国民への配慮は全く見せてくれない政府がドエライ神経質になってひた隠しにしようとしていたものがコレか?まだ公開されていない部分にもっと大変なものが映っていたりするんだろうか。ちょっとオモシロくなってきたので明日あたり中国共産党員のドンちゃんとまたデスカッションしようかな。

2010年11月3日水曜日

生存へかける火花

cell competitionにおいて、loser cellはwinner cellに殺される、という表現は正しいだろう。なぜならcell competitionで敗者となって死んでいく細胞達も、敗者の細胞しかいないhomogeneousな環境だと生きることが出来る訳だから。一般的にこのシステムは、細胞社会の中で悪影響がある細胞を健康な組織から取り除くためのシステムの一つであると考えられている。つまりは組織のhomeostatic mechanismの一つ、もしくは発生におけるcanalization systemの一つとも言える。こう考えた場合、loser cellは自分が属する細胞社会もしくは生物個体のために自殺を促される訳だが、loser cellもこの生存競争を生き抜いてやろうともがいてはいないだろうか?主観的すぎるかも知れないが。実はもう随分前に、ある遺伝子がloser cellでupregulateされているのを発見して以来、competitionにおいてloser cellはその細胞死の運命に抗って生きようとしているような印象を持っていた。
さて、最新号のDevelopmental CellにマドリッドのDr. EMラボから、Cell Competition Screeningの論文第二弾が早速登場した。まぁ前回の「Flower」の論文で今後何本かの重要な報告が出てくるであろうことは容易に想像できたが、早い。今回の主役は、dSPARC(CG6378, Drosophila homolog of the SPARC/Osteonectin protein family, secreted multifunctional glycoprotein)という遺伝子。このdSPARCもFlower同様、cell competition誘導後loser cell specificに発現してくる遺伝子である。しかしながらそのfunctionはFlowerとは全く異なっており、互いにinteractionも見られない。以下、内容を簡単にメモっておく。
dSPARCはwild-type、M/+tub>dmycの各disc、つまり各々のhomogenousな状況ではほとんど発現していないが、M/+ clone、tub>dmycの中のWT clone、lgl mutant clone、brinker overexpressing cloneというcell competitionの状況に置かれたloser cellでspecificに発現している。しかしUAS-hidhepCAeigerのoverexpressionによってapoptosisをinduceされたcloneでは発現していないことから、このdSPARCはapoptosisによってinduceされるものではなく、cell competitionの状況においてのみloser cell specificに発現する遺伝子だと言える。また、loser cellにおいてUAS-p35dIAP1pucbskDNでapoptosisをブロックしてもdSPARCは変わらず発現しているがUAS-dppによって発現が抑制されることから、dSPARCの発現はcompetitionにおいてDppのdownstream eventであり、JNK-mediated apoptosisとはindependentな関係にあると言える。次にUAS-RNAi dsparcによってloser cellにおけるdSPARCの発現を抑えてみると、通常のcompetitionよりも早くloser cellが死んでいってしまうことが分かった。逆にUAS-dsparcをloser cellでoverexpressさせるとloser cellのapoptosisは抑制された。このレスキューの効果はp35よりも高い。これらのことからdSPARCはloser cellのprotective signalとして機能している可能性が考えられた。しかしながらdSPARC overexpressionはGMR>eigerによるapoptosis、terminalia rotationにおけるdevelopmental apoptosis、wing discにおけるrandom apoptosisやX-ray induced Caspase activationをブロックできる訳ではないことから、apoptosisのgeneral inhibitorではなくcell competition-induced cell deathにspecificなprotective signalであると言える。またさらに、S2 cellを用いて、細胞外にsecreteされたdSPARCがapoptosisに対するprotective effectを行使することも示されている。
dSPARCがcompetitionにおいてunknown secreted killing signalをどのようにしてブロックしているのかはまだ分からないが、loser cell達自身がdSPARCを発現することによって一時的に細胞死を免れようとしていることは確かなようだ。著者らは、「Transcriptional activation of dsparc protects cells against cell-to-cell differences in cellular fitness, setting a higher threshold for Caspase activation in loser cells. This mechanism allows useful cells to recover from transient and limited stress before they are unnecessarily eliminated by their neighbors.」と考察している。同意できるのだが、上に書いたようになぜか自分にはloser cellが生への執着を示しているように見えてしまうのだ。しかしまぁこのscreening、オモシロイ遺伝子がかかってきてますなぁ。とりあえず、このdSPARCがcell competitionのspecific markerとして使えそうなのは間違いない。

2010年11月1日月曜日

Halloweenの週末

この週末はHalloweenということでイベントが盛りだくさんだった。まだちょっと風邪気味だったけどなんとか乗り切った、というか楽しめた。まず金曜日の朝はロウチビのプレスクールで毎年恒例、子供達のハロウィンパレード。
夜は8時からFSU Circusによるハロウィンショウを見に大学構内のサーカス小屋へ。このFSU Circusのショウを見に来たのは初めてだったのだが、学生達のパフォーマンスは予想していたよりもずっと素晴らしかった。子供はもちろん大興奮だしチケットも安いし、次の機会にまた見に来たい。

土曜日は朝からマイクとSt. Marksへ海釣りに出かける。この日は雲一つない秋晴れで涼しい風が吹く気持ちいい天気の下、二人でカヌーに乗り込み沖へ漕ぎだした。
穏やかな波間から大きなウミガメが顔を出したり、綺麗なオレンジ色の渡り蝶、Monarchが次から次へと海の上をメキシコへ向けて飛んでいくのを横目に、いつものようにビールを飲みながらキャスティング。マイクが持ってきたGulp!とかいうジグがいいのか幸先よくseatroutが何匹かかかった。結構小ぶりのものが多かったのが残念だったが、一匹かなりイイ大きさのseatroutを釣り上げた。その他にも自分の方にはsnakefish、マイクの方には小ぶりのmackerelもかかった。結局キープしても良い大きさのものは自分が釣り上げたseatroutだけだったが、結構当たりが多かったので二人とも満足して4時頃には帰宅。
その後、この日の夕方は家族全員でOptimist Parkのハロウィンパーティに参加。

で、Halloween本番の日曜日はこれまた毎年恒例、近所のジェネイの家でハロウィンパーティ。海賊の船長に扮したマイクは子供達に大人気。
満腹になった後、みんなで近所をTrick or Treatしに出発。毎年二本隣のストリートまで行って一周してくるだけだったけど、今年は最後まで残ったロウチビとオリビアとジュリアで、四本ほど向こうのストリートにある怖いと評判の「Scary House」まで行ってみることになった。この辺りでは有名な家と見えて、このストリートには結構たくさんの子供達が歩いていた。で、このScary House、確かにスケアリーだった。庭の飾り付けとかかなり凝っていて、庭の奥ではなんやらおどろおどろしいビデオが流されている。おまけに庭の木の陰には本気のメイクを施した何人かの大人が隠れていて、暗い庭を恐る恐る歩いて来る子供達を怖い声で驚かすのだった。やってる方も楽しいんだろうけど、普段普通の家なのにそこまで出来ることに感心。そんなこんなで大人も子供もしっかりと楽しんだ今年のHalloweenでした。

2010年10月28日木曜日

2ライン

昨日の午後コンフォーカルをしているとだんだん頭が痛くなってきて、気がつくとなにやら喉にも痛みを感じ始めた。これはもしかしたらロウチビの風邪をもらったかも知れないなと思って、昨晩は帰って晩御飯を食べた後ビタミン剤を飲んで速攻で寝た。今朝は寝すぎでちょっとふらふらするけど風邪の症状は出てきていないので、なんとか気合いで勝てるかも知れない。
そういや昨日コンフォーカルに行く前にニッキーがオフィスに来てスクリーニングの結果を教えてくれたのだった。このスクリーニング、BloomingtonのDeficiency Kitを使って、あるbackground mutationのマッピングをするというただのcomplementation testを利用したdeficiency screeningなのだが、一度目のスクリーンでなぜか10ラインほども取れてきて、しかもその10ラインの中にポジコンになるはずのラインが含まれていなかった。つまりなんかへまをやらかしやがった訳で、もう一度この10ラインのcomplimentation testをやらせていたのだった。それで、今度はそのうち2ラインだけが残ったと言うので、調べてみたらこの2ラインのゲノム欠失領域はかぶっていることが判明。ヨカッタヨカッタ。ようやくコレで目的のbackground mutationが15遺伝子ほどに絞られたことになる。いくつか面白そうな遺伝子も含まれているようなので、ここからはワクワクですな。

2010年10月26日火曜日

キャンセル

今日は午後に入れていたコンフォーカルの予約をキャンセルしてプロポーザルの原稿に集中することにした。そういえば来年4月にSan Diegoで開催されるFly Meetingのアブストラクト投稿締め切りも再来週の月曜日に迫ってきているので、こちらの原稿も早めに見せてくれと先週のスカイプでボスが言っていた。明日と明後日の午後はコンフォーカルをする予定なので、どちらの原稿も今日中に一度書き終えてしまいたいところ。昼は大学の食堂でMMプロジェクトの基本となる論文を今一度精読。どちらかというとこういう培養細胞を用いたWesternのバンドとグラフだらけの論文というのは苦手なのだが、この論文はかなり面白い。Cellに載った論文だけあってデータ量もその緻密さも圧倒的。いろんなcell lineやmammalの遺伝子の名前にはあまりなじみがないので時々前に戻って読み直したりしないといけないことに面倒臭さを感じるが、たぶんハエになじみのない人がDrosophilaの論文を読むと似たような感じなんかな。

2010年10月25日月曜日

高熱

ロウチビが高熱を出している。今朝は元気だったと思うのだが、昼過ぎから急に熱が出て寒いと言って毛布にくるまって寝たらしい。ただの風邪ならしょっちゅうひいていたのだが、高熱を出したのは久しぶりだからちょっと驚いた。少し前に起きてきた時は、今度は暑くて眠れないと言う。そう言えば確かに今日は随分蒸し暑い。ということで、さっき久しぶりにクーラーを入れた。今は解熱剤とクーラーのおかげで熟睡している。さぁ、この隙にちょっと原稿書きに集中できるだろうか。

2010年10月24日日曜日

Sunday Midafternoon

釣延期

今日日曜日は朝からマイクと海釣りに出かける約束をしていたので早起きしたのだが、7時頃「そろそろ行くかい?」とマイクに電話したら、なんやら昨日のミュージックフェスティバルで足を痛めたんだとか。。。ということで、久しぶりの海釣りを楽しみにしていたのだが、残念ながら中止して次の機会に延期。仕方がないので、今日は「早急に」と言われつつもまだ書き始めていなかったボスに頼まれていたMMプロジェクトのプロポーザルのための原稿書き。基本的にはgenetic interactionを調べるための研究なのだが、三遺伝子間でのinteractionなのでちょっと複雑。何度考えても全てのpreliminary resultをコンシステントに説明する仮説に辿り着かない。。。こういう時は、とりあえず書き始めてみる。

2010年10月21日木曜日

MM

先週サバチカル先へ帰っていったボスは今、来月初旬に締め切りのNIHのグラントプロポーザルを書いているらしい。昨日の朝のスカイプデスカッションで、「MMプロジェクトをこのプロポーザルに加えようかと思っているのだけども、どう思う?」と聞くので、とりあえずMMの基本的なアイデアと今考えている実験計画をしゃべったら、「サウンズグッド、じゃあそれ早急に原稿を書いて送ってね。」と。むむう、今あんまり時間的余裕がないのだけども、、、仕方ない。ちょっと何本か論文を読みなおさにゃならん。

Fzr

「Drosophila fizzy-related down-regulates mitotic cyclins and is required for cell proliferation arrest and entry into endocycles.」
Sigrist S.J. and Lehner C.F. (1997) Cell 90: 671-681. 
We demonstrate that fizzy-related (fzr), a conserved eukaryotic gene, negatively regulates the levels of cyclins A, B, and B3. These mitotic cyclins that bind and activate cdk1 (cdc2) are rapidly degraded during exit from M and during G1. While Drosophila fizzy has previously been shown to be required for cyclin destruction during M phase, fzr is required for cyclin removal during G1 when the embryonic epidermal cell proliferation stops and during G2 preceding salivary gland endoreduplication. Loss of fzr causes progression through an extra division cycle in the epidermis and inhibition of endoreduplication in the salivary gland, in addition to failure of cyclin removal. Conversely, premature fzr overexpression down-regulates mitotic cyclins, inhibits mitosis, and transforms mitotic cycles into endoreduplication cycles.

UAS-fzr、初めてディスクで試してみたけど、overexpressionさせた細胞は全てキレイに分裂をストップしてendocycleに入っていた。今更だけどスゴイなぁと思って、顕微鏡を覗きながら笑ってしまった。

2010年10月19日火曜日

そろそろハロウィーン

さて、そろそろ10月も後半ということで、いよいよHalloweenの雰囲気になってきました。まず先週土曜日は隣町のHavanaで毎年恒例のPumpkin Festivalへ。
で、日曜日はカボチャをたくさん置いてある近所の教会に、写真撮影がてらカボチャを買いに行って来た。
早速彫ったジャックオーランタン。左はロウチビが作ったお城。

2010年10月15日金曜日

ミストゥリーサ

昨日は夕方5時からロウチビのプレスクールで、先生の一人、ミス・トゥリーサのバンドのコンサートがあるということで家族全員で見に行ってきた。コンサートと言ってももちろん子供向けの音楽なのだが、バンドはなかなかイイ音を出していた。もちろん子供達は大喜びで踊り回って、その間大人はピザを食べながら親同士で色んな人と交流、というなかなか楽しい会だった。そういや久しぶりに会った何人かから「ユーのロングヘアー結構好きだったのに。。。」と言われた。うーん、アメリカ人得意のお世辞ならば、「ヘアカットしたのね、私それ好きだわ。」と言うのが普通だと思うのだが。。。あと、「ユーの新聞記事見たよ!」と言ってくれた人も何人かいたな。コンサートの間中ステージの前で録音をしていたマックス君のダディに話しかけてみると、ロックミュージックのプロデューサーをしていたことがあるんだとか。それで熱くロックの話をしていたら、「レッドゼップが好きなら、絶対気に入ると思うよ」と言ってWolfmotherというバンドを教えてくれた。確かにコレは好きかも。

2010年10月14日木曜日

平和賞

今年のノーベル平和賞の件について、こりゃ中国共産党員であるドンちゃんに是非意見を聞いてみないといかんと思って早速聞いてみたら、やはりかなり御立腹のようだった。曰く、「これは明らかなる西欧諸国による中国への内政干渉でありノーベル賞をプロパンガンダ利用している、こんなことは絶対に受け入れられない!」と。うんうん、まぁ言いたいことはよく分かるよ。確かに、平和賞はそういうもんやからねぇ。去年「核なき世界」を提唱して平和賞を受賞したオバマさんもつい先日の核実験はやりにくかっただろうし。ニックも加わって三人でそんな話をしていると、ドンちゃんがぽつりと「中国人のノーベル賞受賞はいつもこんなんだよ。」
「へ?いつもって?」
「だってこんな感じで平和賞を受賞した中国人は二人目でしょ。」
「えっと、、、もう一人いたっけ??」
「ダライラマ!」
「うぉ、、、ダライラマは中国人か!?」(ニックと二人でビックリ仰天)
「中国人じゃなきゃ何人だよ。チベット人か?でもチベットなんて国はないぞ。彼は中国人だ。」
ちなみにアメリカ人ニックは、チベットはチベットという国であって中国ではないと主張。
うんうん、なるほどねぇ。やっぱり異文化コミュニケーションってオモシロイですなぁ。

2010年10月13日水曜日

ボスの一時帰国

サバチカルに出ているボスが先週NYのCSHでのミーティングに出席後、今週数日間だけタラハシに滞在している。ということで昨日はラボのメンバー数人でボスを囲んでランチを取った後、午後はボスと二人で二時間みっちりとデスカッションした。いろんなプロジェクトの新しいデータについて話し合ったが、やはりボスもBCFに一番興味を持ったようで大半は今後コレをどういう風に発展させていくかという話に終始した。普段週に一回スカイプでちょこっとミーティングしているけど、やはり実際に会って話す方が断然話が早いし実のあるデスカッションができることを実感。といっても明日また北京へ向かって、次帰ってくるのは二ヶ月後。それまでにまた何か掴めているだろうか。

2010年10月11日月曜日

忙しい土曜日

土曜日は朝から晩まで忙しい一日だった。この日は年に一回のAsian Festival。この町の結構大きな祭りの一つで、日本人コミュニティーも大々的にブースを作って色々な日本文化の紹介をしたりステージで音楽演奏や盆踊りなんかを披露する。自分も二年前に即席バンドを作ってこのステージで数曲演奏したことがある。今年はマイアミ領事館の主席領事の方がこのAsian Festivalを見に来られるということで、朝、祭りが始まる前にマイアミから到着した主席領事にうちのDepartmentを案内した、といってもほとんど一階のホールで雑談しただけだったけど。その後、11時から日本人コミュニティーによる御神輿の行進があったのでダウンタウンの祭会場へ。朝から結構な人出。ロウチビも日本人の子供達と一緒に御神輿を引かせてもらえるということだったので、日本から送ってもらった浴衣を着て参加。出店の間をぬって浴衣を着た子供達がワッショイワッショイの掛け声で御神輿を引く姿を見て、何とも言えず日本が懐かしくなった。

その後、午後3時からはTom Brown Parkでロウチビのプレスクールの友達クララのバースデーパーティ。こじんまりとしたパーティだったが、スペイン人、フランス人、ドイツ人、イスラエル人、日本人そしてアメリカ人という六家族で、ふと気付けばなんとも国際的なバースデーパーティ。アメリカ人がたくさんのパーティだと会話に入りづらいことが多いのだけど、こういうパーティだとしゃべりやすいし話も尽きないのでみんなとゆっくり会話を楽しめた。
で、家に帰って夕食後ようやくラボへ。なんやかんやで深夜2時過ぎまで実験をしていた。このところやりたいことが多すぎて実験を組みすぎなのかも知れないけど、踏ん張りどころですな。

2010年10月8日金曜日

ヒンジ

昨日の朝、wing discのhinge region specificなGal4 driverを探していて一つナイスなヤツを見つけた。hinge region全体に且つ特異的に発現している遺伝子と言えばhomothoraxかteashirtかなと思っていろんな論文を拾い読みしていると、hthとtshは確かにhingeに来てるんだけどもどうも「全体且つ特異的」という訳ではないことに気付いた。dachsousのexpression patternは求めているものにかなり近いのだが、ds-Gal4のデータがない。ところがいくつかの論文で、zfh2(zinc finger homeodomain 2)という遺伝子がまさにその「hinge region全体且つ特異的」という感じのexpression patternを示しているのを見つけた。Gal4 driverはMS209-Gal4
「The expression of a novel marker for proximal wing fate, zfh-2, is initially activated by Wingless throughout the “wing primordium”, but later is repressed by the activity of Vestigial and Nubbin, which together define a more distal domain (Whitworth & Russell, 2003).」
ということで、hinge-specificになるのは大体3rd instarぐらいからのようだがコレは使えそう。ナイスなGal4を見つけた時はハッピーになりますなぁ。しかしこのGal4、4th chromosomeに乗っとる。

で、昼はランチがてら論文を読みに大学の食堂へ。読んだのはDr. DMによる以下のレビュー。

「Morphogenetic Cell Movements: Diversity from Modular Mechanical Properties」Science 322:1502-1505. (2008)
Animal tissue and organ development requires the orchestration of cell movements, including those of interconnected cell groups, termed collective cell movements. Such movements are incredibly diverse. Recent work suggests that two core cellular properties, cell-cell adhesion and contractility, can largely determine geometry, packing, sorting, and rearrangement of epithelial cell layers. Two additional force-generating properties, the ability to generate cell protrusions and cell adhesion to the extracellular matrix, contribute to active motility. These mechanical properties can be regulated independently in cells, suggesting that they can be employed in a combinatorial manner. A small number of properties used in combination could, in principle, generate a diverse array of cell shapes and arrangements and thus orchestrate the varied morphogenetic events observed during metazoan organ development.

つまり、形態形成時に見られるepithelial cellのcell shape changeやrearrangementなどによる様々なcollective cell movementは、cell-cell adhesion、contractility、protrusiveness、cell-matrix adhesionといった別々のモジュールが作り出すmechanical forceを統合したアウトプットである、ということ。だからcollective cell movementを理解するには、いろんなmoleculeやsignaling pathwayがどのようにしてこれら各々のモジュールをspatiotemporally specificに制御しているのか、ということが重要であると。しかし今更だけど、これを読んでいるとDrosophila follicle cellはこういうことを研究する上で非常に有用なモデルであることを再確認させられる。まぁDr. DMが書いたものだから必然的にそういう印象になるんだろうけど。

2010年10月7日木曜日

散歩

昨日の夕方、ユンナがOne Week Boutiqueへ行っている間にチビ助二人を連れて近所を散歩。

2010年10月6日水曜日

北大初

今朝起きてニュースを見たら、日本人研究者が二人今年のノーベル化学賞を受賞というニュースが目に飛び込んできた。しかもそのうち一人の鈴木先生は北大名誉教授だと知って二重の驚き。北大からのノーベル賞は今回が初めてだと思う。学生の頃ろくに化学の勉強をしなかったからだろうけど、失礼ながらこんなすごい先生が北大にいたとは全く知らなかった。しかしながら同じ大学の同じ研究科出身の大先輩の受賞ということで、本当に嬉しいし大きな励みになります。

で、今日の午後はニッキーの卒業論文のためのProspectus(趣意書?)が明後日金曜日締め切りだということなので、その原稿の校正。うーん、学部生ならこんなもんなんだろうかと思いながら語句や文章を書き直してコメントを入れていたら原稿が真っ赤になってしまった。で、そういう細かいところを一通り直しているときにふと、Preliminary ResultsとExperimental Designの内容が全くもってリンクしていないことに気付いて愕然。もうちょっと全体の構成をしっかりと考えてから書いてほしいですわ。。。

2010年10月4日月曜日

化石の秋

この土日は家でゆっくりしていたが、午後はなぜかロウチビが久しぶりに化石を探したいというので家の駐車場でひたすら化石探し。以前にも書いたが、うちの駐車場の砂利の中には夥しい数の海産無脊椎動物達の化石が混じっている。昨日もいろんな形の巻貝の化石に加え、ほぼ完全な形の二枚貝の化石を二つ見つけた。以前にもう随分と拾ったと思っていたけど探すとまだまだオモシロイものが出てきそうだ。で、化石探しの後は落ち葉が降り積もって秋らしくなった庭でちょっと写真撮影会。先週から随分涼しくなってきたと思っていたら、今日の朝は寒いくらい冷え込んでいた。長い長いフロリダの夏がようやく終わった。

2010年9月30日木曜日

ニール

今朝ラボでハエをいじっていたら、昔よく聞いていたCrosby, Stills, Nash & Youngの曲が聞こえてきた。うちのラボではいつも誰かがiPodかラジオで音楽をかけているのだが、CSN&Yなんてなかなかシブイ趣味しとるなぁと思って、誰がかけてるのか聞いてみたらニックだった。
「ニック、CSN&Y好きなの?」と聞いたら「すごくね」と言うもんだからうれしくなって「実はミーもNeil Youngが大好きで彼のCDは全部持っていたし、大学生になってバンドを組んだとき初めて演奏したのはCrazy HorseのCinnamon Girlだったんだぜ」なんて話をしていたら無性にNeil Youngが聞きたくなってきた。それで、そういやニールは最近どうしてんのかなと思ってネットで調べてみたら、なんとまぁ一昨日にNew Albumをリリースしたばかりのようだ。このオヤジ、とうに還暦を迎えているはずだと思うのだがまだまだ元気そうで安心した。YouTubeのNeil Young ChannelこのNew Album「Le Noise」を視聴できるビデオがあった。なんか見た目はきちゃないホームレスのじいさんみたいになってるけど(まぁホームレスみたいなのは昔からか)、あの大好きな声と熱いパッションが込められた心に響く曲、そしてあの鋭い眼差しは昔のまま。もちろん野暮ったいギターの弾き方も。今はYouTubeで昔の曲もたいがい視聴できるけど、やっぱりCDでかけ流したいなぁ。今度実家に帰った時に何枚かもって帰ろうかな。
このカバーは一番好きだったベストアルバム、DECADE。

もう一つ

昨日の午後、またもやベンチの上に累々とたまってきていたハエ達を整理した。ここ数週間で新たに作りだした系統とストックセンターから送られてきた系統、合わせて50以上の系統をストックリストに入れた。このハエを整理する時間ってなんだかもったいない不毛な時間に思えてくるのだけども、やはり自分用のストックリストを作るようになってから随分快適になったのは確か。しかもこの整理をしている時に、少し前に作っておいて忘れていた系統をいくつか見つけた。これらはSSTのintracellular signalingをもう少し調べるためのもの。最近BCFのことばっかり考えていたけど、SSTを論文にするにはもう少し細胞内でシグナリングに何が起こっているのか調べておかないといけないのだった。ということで今日は昼御飯を食べながらこのための実験計画を立ててみたのだが、一つ重要な実験がどうしても手持ちのハエでは出来ないことが判明。ツールは揃っているのだが、全てのツールを一度に同じハエのゲノムに載せることができない。うーむ、困った。まぁこんなことはよくあるけど、ハエにもう一つ染色体があればなぁ、というかなんでハエの第四染色体は使い物にならないくらい小さいんだ。。。まぁ、どれかをリコンバインするしかないか。

そういや数日前に、待ちに待っていたハエがPenn StateのDr. MRから届いた。一体どんなものが見られるのか、早く見たくてしょうがない。

2010年9月27日月曜日

Gateway

ここ何ヶ月間か、やろうやろうと思いながらなかなかやっていなかったプライマーデザインをついに今朝まとめてやって注文した。こんなプライマーデザインごときに腰が重かったのは忙しいのと面倒くさいのが一番の理由だったのだが、実はもう一つ理由があったことを自分でもなんとなく忘れていた。この実験は、二年ほど前に出た非常に大事なデータを基にして実験計画を立てたのだが、一年ほど前からそのデータに対して懐疑的になっていたのだ。というのも、二年前にそのデータが出た時は何回も追試をしたので自信を持っていたのだが、一年ほど前にその実験に使ったハエのストックに別の染色体がコンタミしていることに気付いたのだ。それからずっとこのことが心のどこかにひっかかっていたのだが、最近元のmutant alleleを取り寄せてもう一度一からその系統のハエを作り直してやっとこさ先週再実験してみたところ、果たして二年前の結果と同じ結果が再現されていた。RNAiでも同じ結果が出たのでほぼ間違いないと言えるだろう。ヨカッタヨカッタ、ということで、プライマーが到着したらGateway Cloning Systemを使って何種類かのmutant formのUAS constructを作る予定。Gateway Cloning Systemを使うのは今回が初めてになるけど、タグやプロモーターが異なるUAS constructを作る時にはこのクローニングシステムはかなり便利そうだ。ちなみに面倒くさがっていたプライマーデザインは、directional cloningのためにforward primerの5’側に4塩基、CACC、を付ければいいだけだった。

秋パーティ

昨日ジェネイの家で予定していたヤンシーストリート秋パーティだったが、ジェネイが風邪をひいてしまったため、結局アンティアの家に集まることになった。
近所の仲良し4人娘は大はしゃぎ。

2010年9月26日日曜日

つかまり立ち

先週あたりから、しっかりとつかまり立ちを始めたソウシロ君。最近なんやらいろいろ考え始めているように見えます。

2010年9月25日土曜日

Max's Birthday Party

今日は朝からTom Brown Parkでマックス君のバースデーパーティでした。
出ました、アメリカーンなバースデーケーキ。
そして、明日は近所のジェネイの家でヤンシーストリート秋パーティー。

2010年9月24日金曜日

意思

尖閣諸島沖中国船衝突事故に関して、昨日またドンちゃんと少し話していたのだが、その時にドンちゃんは「なぜ今回日本はそんなに強硬な態度を持ち続けるの?」と聞いてきた。
うーん、尖閣諸島に関しては領土問題でさえないというのが日本の認識だからねぇ。でも中国側も人質をゲットしたみたいだし、やっぱりそのうち日本が折れるんとちゃうのん。だってホラ土下座外交が日本の得意技でしょ。」と半ば自虐的に冗談を言ったつもりだったのだが、今朝起きてニュースを見たら早くもその通りになっていてびっくらこいた。今回の決定は当然、日中関係を考慮した政府の政治判断というか地検に対する圧力によるものなんだろうが、結局日本政府は何をしたかったんだろうか?ただ振り回されただけか?こういうことに関して、一国の政府ならばはっきりとした明確な意思を見せてほしい。今回のは、いつになく毅然とした態度を見せてみたけどなんかヤバくなってきたからやっぱり謝っとこう、というような感じで、結局オマエは何がしたいねん?と国民のみならず世界からそう思われることだろう。もし今回の決定がしっかりと国益を考えた上での最善の決定だったと言うのであれば、その理由をきっちりと分かり易く国民に、そして日本の領土を狙う周辺諸国にも聞こえるように説明すべきだろう。それが出来ないのであれば、今の民主党政権はやっぱりダメな売国政府だと思われても仕方がない。

2010年9月22日水曜日

白いコロンとした

昨日今日と初めてadult flyの消化器官を解剖してみた。初めて、と言ってもいつもovaryを解剖している時にビローンと腸が出てくるのは当然見ているのだが、腸の方をサンプルとして綺麗に摘出しようと試みたのは初めてだと思う。お腹を開けるとすぐに分かるそのビローンとしたのがmidgutとhindgutだというのはすぐに分かったのだが、何やらmidgutの上の方に白っぽいコロンとした丸い器官がくっついとるんですね。テキストの解剖図を見てもそのような器官は見当たらないのだが、個体差はあれど結構目立つ大きな器官。よく見るとtractとしてmidgutとつながってはいないように見えたのだが、脊椎動物の解剖に慣れ親しんだ自分にとってはパッと見どうしても胃に見えてしまう。でもハエの胃にあたる器官はmidgutなんだろうしなぁ。コレってなんなのか、誰か御存知の方がいたら教えて下さい。

Mid-Autumn Festival

今日リー君から「Happy Mid-Autumn Festival」というメールが来た。「Just wanted to wish you all a happy Mid-Autumn festival, though I think in Japan the analogous celebration is called Tsukimi, right?」ということだが、どちらかと言えば「homologous」で「Tsukimi(月見)」というか「Ju-Goya(十五夜)」かな?ドンちゃんによれば、中国では中秋節というのは旧正月の春節に並ぶくらい重要な祭日で家族が皆集まるんだとか。で、どうやらリー君はGoogle Translateを使って、このブログを日本語から英語に翻訳したものを読もうとしてくれているらしいのだが、「ユーがクレイジーな人に見えるよ」だと。それで一度自分もGoogle Translateで英語に翻訳したこのブログを読んでみたのだが、確かにこれはかなりオカシイ。リー君は「pretty amusing」とか言ってたけど、アミュージングどころかほとんど解読不能だと思うんだが。。。こういうのってもうちょっとどうにかならんもんなんかね。

2010年9月20日月曜日

BCF

先月wing discに発見した奇妙な‘モノ’について、未だにずっと考え続けている。この一ヶ月ほどの間、どこかにコレに関する記述がないかいろんな文献を当たってみたが結局見つけられなかったので、もう自分の中で「BCF」という名前を付けてやった。で、このところこのBCFについてジョンピーとメールでデスカッションしていたのだが、確かにオモロイけど結局ナンヤヨウワカリマヘンワということで、ついにジョンピーのボス、Dr. MPに聞いてみることにした。ジョンピーによれば「He seems to know just about everything that's ever been described in flies.」ということなので、Dr. MPがコレについて何も知らなければ新たな発見である可能性がデカイんとちゃうのん?と。で、先週ジョンピーが聞いてくれたらしいのだが、果たして、Dr. MPもコレは聞いたことがないということだった。このBCFが本当に今まで報告されておらず、しかも今考えているコンセプトと合致するのであれば、コレを紹介する論文はなるべくたくさんの人の目に留まるようなhigh-profile journalに通さなければならない。とまぁ、こんな妄想だけの空回りにならないように、いよいよquantificationするためのデータを取り始めまひょか。

九一八

日曜日の午後、ラボに出てきたらドンちゃんが来ていたので世間話をしながらハエの仕分けをしていたのだが、その時にふと尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船が中国の漁船を拿捕した事件を思い出したので「なんやエライことになってきたよな」と話をふってみた。中国共産党員であるドンちゃんとは日本と中国の関係について、文化的なことから歴史認識のことや最近の政治の話までいろんな話題で時々熱くデスカッションすることがある。
で、ドンちゃん曰く「今回の事件はどうもタイミングが悪いよね」と。
「え?何のタイミング?」
「ええ?九一八事変を知らないの?
「9月18日?いや、思いつかんなぁ。。。」
「日本軍が満州を占領するきっかけになった事件が起こった日だよ!
「アーハン、柳条湖事件のことね?それって9月18日だっけ?」
「そうそう。今でも中国ではその日を忘れないために9月18日にはサイレンが鳴らされたりして、抗日愛国の雰囲気が盛り上がるんだよ。」
「ふーむ、、、ということは今回の事件はタイミングが悪いように見えて、一方で誰かに取ってはベストタイミングな訳やね。」
「やっぱりそうなんかな。」
「実際中国では報道が国民の反日感情を煽り立てるのに成功しているように見えるよね。日本も珍しく毅然とした対応をしているように見えるし。しっかりプロパガンダとしてワークしとるんとちゃう?」

ということで、満州事変のきっかけになった柳条湖事件が起こったのが9月18日で中国では九一八事変と呼ばれていることは知らなかった。今回のこの事件、このことを考え合わせるとやはりこの時期に合わせて仕組まれたものかと想像できるけど、誰がどういう目的でもってこれを仕組んだのかということを考察するのが一番オモシロイ。今朝、これに対する田中宇さんの流石の分析を読ませてもらってナルホドと思ったけど、日本も中国も引くに引けないだろうから今後どうなっていくのかかなり興味深いですね。以下の文章は印象に残った田中宇さんの記事日中対立の再燃からの抜粋。

今回の逮捕起訴劇の重要点は、漁船の行為や中国の反応ではなく、中国が怒ることを知っていて逮捕起訴する日本政府の能動的な政治意志である。なぜ今、日本が中国を怒らせるかが重要だ。こう書くと、私のところに「従来の日本政府の対応の方が間違っていた。今回初めて日本政府は、中国側に毅然とした態度をとるという正しい行動をした。従来の日本の姿勢を擁護するかのようなことを書くお前は間違っている」という批判メールが来るだろう。だが私にとって大事なのは「何が正しいか」ではない。何が正しいかは、日本と中国で正反対であり、日本人も中国人もマスコミなどによるナショナリズム扇動に乗せられて怒りを抱き、善悪を語っている。怒りや善悪論は、分析をねじ曲げる邪魔者である。話を戻す。なぜ日本政府は中国を怒らせるか。(田中宇日中対立の再燃」より抜粋)

2010年9月17日金曜日

ちょっと心配

今日のラボミーティングはブンちゃんの発表。来週だったかにポスドク先として考えているラボにインタビューを受けにいくそうなのだが、その時に自分の研究内容をそこで発表するからその練習とのこと。聞き終わって、あーやっぱりかーと不安が的中。ブンちゃんはいつもそうなのだが、なんやかんやとデータはあるけどどうも要領を得ないのだ。どういうところがオモシロイのか、何が重要な発見なのか、全く見えてこない訳ですなぁ。とりあえずそういう全体的な構成についてだけコメントをしてあげたけど、どうなることやら。

2010年9月16日木曜日

二ヶ月

このところSSTプロジェクトのことばかり考えていたのだが、昨日日本行きの飛行機のチケットを手配している時に、12月のBMB2010までに実験できる期間はあと2ヶ月ほどしか残されていないことに気付いた。BMB2010ではSSTのことではなくてCell Competitionのことについて話す予定なのだが、こちらについては今年4月のFly Meetingで話した内容からほとんど進んでいない。なんやかんやとちょこちょこ試してみてはいるものの、あんまりオモシロイデータが出てきていないというのが現実。ということで今日、あと二ヶ月で出したいデータとやるべき実験の計画を立ててみた。もう随分前に発見した結構オモシロイpreliminary dataがあって、これをもう一歩進めたものを発表したいのだが、さてさて二ヶ月でもう一歩踏み入ることが出来るだろうか。

2010年9月15日水曜日

2nd Season

今夜は楽しみにしていたParenthoodの2nd Seasonのプレミアだった。いやぁ、やっぱりオモシロかったなー。2nd Seasonは来年の春まで22回の予定。半年間楽しみが続きます。

2010年9月14日火曜日

祝甥誕生

今日、札幌でユンナの双子の姉が無事赤ちゃんを出産したとの報告をもらいました。病院に到着してからは産まれるまで結構早かったそう。ウチのソウシロも到着後45分だったし、やっぱり二人目は陣痛が来たらもう油断できないですね。それにしても母子共に健康そうで何よりです。男の子の赤ちゃんで一姫二太郎。ウチもそうだし、ドイツにいる自分の姉のところも一姫二太郎。結構みんなうまいこといってますね。何はともあれ、健やかに育たれんことを遠くフロリダから祈っております。

2010年9月13日月曜日

短髪

一昨日の土曜日はThe Brogan Museumという子供向けの小さな科学博物館のようなところで、サイラス君とカノンちゃんのバースデーパーティだった。二人ともお母さんが日本人ということで、たくさんの日本人の御家族が来ていた。二週間前に日本からこちらに到着したばかりというFさん一家も来られていたので挨拶することができた。KS博士によると、新しく日本人のポスドクの方も一人Biologyのラボに到着しているらしい。やはりこちらの新学期に合わせて来る人が多いのか。

関係ないが、金曜日の夜にユンナに散髪をしてもらった。今このブログを検索してみたら、どうやら去年の5月に一度散髪してもらっている。今年4月のFly Meetingの前にも急遽少しだけ短くしてもらったのは覚えているが、これまた一年以上ほとんど散髪していなかったことになる。今回もまた肩まで伸びていた長髪を一気に短くしてもらったのだが、今回はいつもよりだいぶ短い。大学生の時に一度かなり短くしたことがあるが、あれ以来の短さだと思う。あの時はVan Halenのエディが髪を短くしたのを見て真似したんだったかな。生まれてこのかた短くしたことがほとんどなかった上に、短くした時はいつもなんだか似合っていない気がしていたし、やっぱりロックは長髪(あとアメリカのバーバーはコワイ)、ということで大概いつでも長髪だったのだが、今回ついに鏡を見て短いのが似合っていると思えた。なんでやろか。ちょっとオッサンになったからかな。とうことで、今日はみんな顔を見た瞬間ギョッとして「ユーに何があったの?」と聞いてきた。「だってホラ、サマーだからさ。」

2010年9月9日木曜日

明日の準備

明日金曜日にラボミーティングでの発表が当たっているので、今日は一日中発表スライドの準備をしている。昨日スカイプで話した時にボスが「早くSSTの論文のアウトラインが読みたい。」と言うので、明日のプレゼンでは論文の構成を念頭に置いた一貫性のあるオモシロイストーリーとしてSSTのデータを整理しようと思っている。このSSTプロジェクトでは今のところ大きく分けて二つの発見があるのだが、この二つを矛盾がないように一つのストーリーとして組み上げるのはやっぱり難しい気がしてきた。どうもこの二つは関係してそうやな、という予感はあるのだが、その関係を決定づけるデータがない。もう少し進めてから論文にするべきか、それとも一つの方にはあまり言及せずにシンプルな論文を今書いてしまうべきか、こういうところが問題になってきている。まぁもう少しその関係を模索してみてクリアーな結果が出ないのならば一方に絞る、という感じでいくしかないか。なるべく年内に書いてしまいたい。

2010年9月8日水曜日

To the death!

今日食堂で昼御飯を食べてオフィスに帰ってきたら、デスクの上にNatureからの郵便物が置かれていた。開けてみると、今月号のNature Reviews Cancerとエディターからの手紙が入っていて「We hope that you will enjoy seeing the Highlight in print.」ということらしい。Natureなかなか親切ですなぁ。御丁寧に手紙の最後には「2009年のImpact Factorは29.538デス」と書かれていた。スゴイデスネ。我々の論文を取り上げてくれた記事は「Tumorigenesis: To the death!」という題名で、小さな記事だけどもこれは結構ウレシイデース。

2010年9月5日日曜日

Olivia's Birthday Party

今日は近所の公園でオリビアのバースデーパーティ。午前中は結構涼しくて気持ちのいい天気だった。久しぶりにマイクといろいろ話したが、当然、また近々釣りかハンティングへ行こうや、という話になった。ようやく少し涼しくなってきたし、マイクによればこの近辺のいつも行く辺りの海は幸運にも原油流出の影響を受けていないらしい。

2010年9月4日土曜日

連日バースデーパーティ

今日の朝はカールとマイラのバースデーパーティでした。
で、明日はオリビアのバースデーパーティです。

2010年9月2日木曜日

CYTOO

先々週だったか、CYTOOというフランスのバイオカンパニーから、新しい製品の紹介をしたいので会えないかというメールが来た。今までにこういう飛び込みでの製品紹介を受けても実際に自分の研究に取り入れたような経験はなかったので、メールは無視しつつもその会社のウェブサイトを覗いてみたら、なんやら結構オモシロそうなアイデア商品を開発している会社だった。そして先週そこの営業マンから今度はラボに電話がかかってきて、是非話をさせてくれというので結局今日会う約束をしていた。それで今朝、そのCYTOOの営業マン二人がオフィスに来てくれて小一時間ほど説明を受けながらいろいろと話をした。二年ほど前にフランスのグルノーブルで立ち上がった会社で、アメリカのボストン支店は去年出来たばかりだという。扱っている製品は基本的にcell culture用のmicropatternを施した特殊なプレート一つだけなのだが、そのアイデアはなかなかオモシロイ。いろいろ話しているうちに今の自分の研究における可能性が少し見えてきた。これはちょっと真剣に考えてみてもいいのかも知れないなと。もう少し具体的な実験計画を練ったらボスに話してみるかな。

2010年9月1日水曜日

Evo-Devo

今日帰り際にニッキーが「ちょっと質問があるんだけど」というので、なんか実験のことだろうなと思って聞いてみると、
「ユーはどうしてこの研究分野を選んだの?」
というなかなか深い質問だった。
「むむぅ、それは、学部生の時に色々と受けた授業や実習の中で発生生物学が一番オモシロイと感じたから。としか言いようがないかなぁ。」と答えた。
どうやらニッキーは大学院に進んでBiologyの研究を続けていきたいと思っているらしい。しかしながら、Biologyのどの分野を選べば良いのか決めかねていると。
「じゃあ、今このラボでやっているDevelopmental GeneticsやCell Biologyは好きかい?」と聞くと、
「もちろん好きなんだけども、EcologyやEvolutionary Biologyも好きなんだよ。」と。
「アーハン、じゃEvo-DevoかEco-Devoはどう?」
「エッ?ナニそれ知らない。。。」
「エエエッ?知らない?」
ということで、Evo-Devo (Evolutionary Developmental Biology) と Eco-Devo (Ecological Developmental Biology) について、その楽しさを教えてあげた。実はミーは始めEvo-Devoの勉強をしようと思ってアメリカに来たんだぜ、ということで、いくらか持っているテキストの中から一番基本的な「From DNA to Diversity」を貸してあげた。テンキュー是非読んでみるよ、と嬉しそうに持って帰ったけど、さてEvo-Devoの布教になっただろうか。

2010年8月31日火曜日

ディスクのライブイメージング

さて、ライブイメージングを考えているときにタイミング良くPNASに「Live imaging of Drosophila imaginal disc development」という論文が出てきた。Drosophilaではembryogenesisにおけるdorsal closure、germ band extension、myoblast fusion、もしくはoogenesisにおけるoocyte polarization、border cell migrationなどのライブイメージングはまぁまぁポピュラーなのだが、imaginal discのライブイメージのデータというのはあんまり出てこない。imaginal discはウジ虫の中にあって小さい上に、解剖して摘出した後あんまり長い時間培養できないんですね。

この論文では今までのex vivo culture systemを改良して少なくとも24時間、imaginal discのdirect confocal live imagingを可能にしたという。まぁどんな現象を見たいかによって撮影時間は随分変わってくる訳だが、この論文では主に変態期のwing disc eversionをコンフォーカルライブイメージで観察している。このwing disc eversionの動画、頭の中でシミュレートしていたものと大して変わりはなかったのだが、peripodial membraneをくるっと脱ぎ捨てる様子がなかなかオモシロイ。当然、このテクニックを使ってimaginal discにおける他のいろんな現象を長時間ライブで観察することが可能になりますよと。肝心のculture mediaは、Shields and Shang M3 insectum medium with 2% FCS and 0.5% penicillin-streptomycinで、さらに観察中にdiscが動いてしまわないように2.5% methyl celluloseを加えて粘性を高めたものを使用している。試してみますか。

2010年8月30日月曜日

通関を祈る

今、ライブイメージングの実験を考えている。先週ある論文にこのライブイメージングに最適そうなハエを見つけたので、早速その論文の著者の一人、EdinburghのHO博士にこのハエを送ってもらえないか打診してみたところ快い返事を頂いた。しかしながらHO博士によると、イギリスからアメリカにハエを送ると通関のための輸入許可証スリップを添付していても送り返されることがよくあるらしい。アメリカは生きている動物の輸入にはかなり厳しいのだが、今までの経験上、通関に何日もかかってバイアルの中のハエがほとんど死に絶えていたことは何度かあったものの、送り返されたことはなかったように思う。送り元の国にもよるのだろうか。早くそのハエ達に会いたくてしょうがないのだけど、とりあえず今はハエ達がアメリカに入国できることを祈るのみ。

2010年8月29日日曜日

八月も終わり

まだまだ昼間は暑いし夕方にスコールも来るのだが、少し前までのあの酷い暑さではなくなってきた。今年もようやく真夏を乗り越えたのかなという感じ。

Emily's Birthday Party

昨日は夕方にロウチビの友達、エミリーのバースデーパーティがあったのだが、エミリーは町のテコンドー教室でテコンドーを習っているらしく、昨日のパーティはそのテコンドー教室に子供達が集まって一時間ほどの体験授業を受けさせてもらえるというなかなか珍しい趣向のバースデーパーティだった。で、案の定というかロウチビは大喜びだった。先生は黒帯を巻いた白人のお兄さんで、子供達がふざけて走り回ったりすると大きな声でピシャリと「Sit down!!」とか言ったりして、おぉやっぱり武道教室の先生やなぁとか思って見ていたのだが、そんな中でもロウチビは他の子供達に比べて随分と嬉しそうに授業を受けているように見えた。ユンナとそれを眺めながら、バレエとかジムナスティクスも大好きなようだけど、もしかして空手教室とか合ってるのかもね?と話していた。アメリカでは意外と"カラァティ”(空手)はポピュラーなのでこんな小さい町にもいくつかの道場があるようです。

2010年8月25日水曜日

Back To Lab

今週から新学期ということで、自分が指導しているアンダーグラジュエイト達もようやくラボに戻ってきた。今日は午後にニッキーとギルスがオフィスに現れたので、一人ずつと今後の実験について少し話し合った。ニッキーはなんやかんやと自分のアイデアを持っていて早くその実験をやりたいようなのだが、とりあえずは今やっているスクリーニングをまず終わらせろよと。ギルスはあんまり何も考えてないっぽいのだが、最近出てきたデータや新しいアイデアをいろいろと見せてやるとエキサイトしているように見えた。まぁあっさりとコンセプトを理解してくれるあたり、なかなかやり易いのだが。。。二人ともバケーションを取ってリフレッシュしたからか、休み前よりもなんだかやる気があるように見えた。二人とも卒業までもうそれほど長い時間は残されていないはずなので、そろそろこちらもちょっと気合いを入れて指導していかなあかんな。

2010年8月23日月曜日

新学期?

どうやら今日から新学期が始まったようだ。今朝久しぶりにロウチビをプレスクールに送りにいったら、今日が初めての子供達がたくさん両親に連れられて建物に入っていくのを見た。ロウチビも今日から年長のライオン組。大学でも今日から新学期の授業が始まるのか、先週までの閑散とした構内とは打って変わって今日はたくさんの学生達が歩いている。アメリカの大学でもう五年以上暮らしているけど、未だに夏休みが終わって新学期という感覚に慣れない。しかも一年に何回のセメスターがあって何回休み期間があるのかとか、そういうシステムも未だによく把握できない。。。

2010年8月22日日曜日

眠い週末

昨日ユンナは友達のモニカのベイビーシャワーがあったのでシンシアの家へ。それ以外は何もない週末。外は暑すぎるのでみんな家の中でゴロゴロ。
しかし、ゴロゴロしてても頭が勝手にepithelial layerの構造を脳内シミュレートし始める。。。

2010年8月19日木曜日

Vermilion

TRiPのRNAi flyを使おうと思って、あるUAS-RNAi (on 3rd) のオスと yw, hsFLPを持っているバージンメスを先週かけ合わせておいたのだが、昨日その次世代の子供達を見てオヨヨと思った。オスはみんな白目でメスはみんな赤目だったのだ。このTRiPのRNAi fly達はphiC31 targeted integration methodを使って作られているので、P-element insertion siteは第二もしくは第三染色体の特定の場所に限られている。Bloomingtonのストック情報を見ても、このUAS-RNAiは3rdに乗っているはずでXに乗っているはずはないんやけどなぁ、と思って調べてみたらなんとマーカーはwhiteじゃなくてvermilionでした。。。TRiPが使っているVALIUM vectorのVALIUMって「Vermilion-AttB-Loxp-Intron-UAS-MCS」の略なんだと、知らなかった。
まぁ、使う前にちゃんとgenotype見ろや、という話なんですけども、UAS insertionだからマーカーはmini-whiteと思い込んでたらアカンよという話。といってもfly geneticsやっていない人には何の話かさえさっぱり分からないかも知れないけど。

2010年8月18日水曜日

2010年8月17日火曜日

ホウプフリ

先週、いろんな抗体で染色したwild typeのimaginal discをコンフォーカルで観察している時に奇妙なものを発見してしまった。そしてそれに気付いた瞬間、もしかしたらコレがSSTの原因ソノモノなんとちゃうのん?と閃いた。少し前に考えていた“出口”とは全く違う。で、その瞬間からここ何日間かそのことばかり考えている。コレに関する記述がないか色々な文献を検索してみるのだが、今のところ最近の論文にはコレに関する記述が見つからない。ないはずないと思うんやけどなぁ。まぁもう少し精細な構造を確認していく必要があるし、この仮説を検証するためにこれまた新しい実験をいくらか考えなければいけないのだが、もしかしたら本当にコレなのかもと思ってしまっている。でも実はこんなこと誰でも知っていて、しかも全然SSTに関係なかったりしたらかなりがっかりしてしまうな、とも思いながらも興奮状態が続いている。。。
このSSTプロジェクトは始めフェノタイプを発見したとき、それほど時間がかからずにこじんまりとした論文が書けそうかな、とか思ってサブプロジェクト的な感覚でやり始めたのだが、閃きに任せて進んでいくうちにどんどん深入りしてきて、ついに何やら結構重要なコンセプトを示せるかも知れないようなところまで来てしまった気がする。ホウプフリだけど。

2010年8月15日日曜日

猛練習

最近ハイハイの猛練習をしているソウシロ君。後ろ向きにはじりじりと進めるのだが、前には思うように進めず苦悩しているようだ。前に進む方が難しいのか。。。

で、ロウチビは先週また別のバレエスクールのサマーキャンプに行っていました。今週も行きます。

2010年8月12日木曜日

流れ

昨日と今日の午後はずっとコンフォーカル部屋にこもって、ひたすらwild type imaginal discを眺めていた。
なんか、細胞達がmagnetic fieldのような流れを作り出している。。。。。

2010年8月10日火曜日

Discourse

昨日久しぶりにリー君がラボに現れた。その時の会話。 

「そういやニュースで見たけど、アメリカ駐日大使がヒロシマの原爆の記念式典に出席したんだって?」
「そうらしいね、日本のニュースでも大きく取り上げられてたよ。」
「アメリカの代表が出席するのは65年目にして今回が初めてっていうのにビックリしたよ。」
「まぁねぇ、これは画期的なことなんだろうけど、でもやっぱりアメリカは謝罪できない訳でしょ?」
「オフコース!アメリカ政府は絶対に謝らないよ。」(自嘲気味のリー君)
「まぁ大半の日本人も別にアメリカの謝罪なんて期待もしてないと思うけどね。」

そんな会話を交わした時に、ふと今日発表された「管談話」に関する話をしようかなとも思ったのだけど、実験中だったし話が長くなりそうだと思ったので止めておいた。アメリカみたいに過去の自国の過ちを国民に都合良く解釈させるプロパガンダ教育もたいがいなもんだと思うけど、その真逆のことをするような政府は本当に最低だなと思う。今回またもや新たに発表した首相による謝罪と反省の談話。官房長官が主導したらしいけど、これを作った人が本当に国益のことを考えて作ったのだとしたら、残念ながらそれは日本の国益ではないんでしょうなぁ。ほんまに恐ろしいことですわ。

discourse: 談話、演説、会話

2010年8月9日月曜日

Tallahassee Democrat

今朝、学校に着くなり隣のラボのDr. HBが後ろから大声で「おーい今日の新聞見たか?スゴイな!おめでとう!」と言うので、はぁ?なんのことかなと思って聞き返したら、「今日のTallahassee Democratにデカデカとユーの写真が載っとるぞ!」と。Tallahassee Democratは名前の通りこの町の新聞なのですが、
うお、確かにデカイ。。。ローカル面のトップ。こりゃスゴイな。そういや先々週だったか、ここの記者からメールでインタビューを受けたのだった。コレはちょっと額に入れて飾らなあかんね。

2010年8月6日金曜日

Highlight

今日ついにあのトップジャーナルのレビュー誌から今回の我々の論文をハイライトで取り上げたいということで、その記事の校正依頼が来た。今朝PubMedからのメールアラートでDr. GMラボから先日PNASに掲載されたLglに関する論文を見たばかりだったのだが、このハイライトの記事を読んでみると前半は我々の論文、そして後半はこのPNASの論文の要約になっていた。去年9月のバルセロナでDr. GM御大が自分と同じような実験結果を報告しているのを見たときはどうなることかと思ったけど、こんな結末が待っていようとは思いもしなかった。ともあれ、これは本当に嬉しいですわ。この出版社にはリジェクトされたんやけどね。

三回目

今日は少し仕事をやり残したまま一旦帰ったので、子供達が寝静まってから今もう一度出勤。今日は昼前にロウチビのバレエを見に行った後も家で昼ご飯を食べたので、今日三回目の出勤か。

2010年8月5日木曜日

キャンセル

今週ロウチビはまたバレエのサマーキャンプに通っている。先月行っていたのと全く同じサマーキャンプなので、明日金曜日はまた先月見せてもらったのと同様の発表会があるのだが見に行ってあげようと思う。実は昨日から三日間の予定で午前中はずっとコンフォーカルの予約を入れていたのだが、こういう訳なので明日の予約はキャンセルした。でも昨日と今日でこれまた結構たくさんのZスタック画像を撮ったので、また暇を見つけてじっくり解析していかなくてはいかん。いくつかのwing discで細胞達がなんやら奇妙な動きを見せていた気がするのだ。。。ワクワクワクワクですわ。

2010年8月3日火曜日

まだ見えない出口

最近空いた時間を見つけては、この二ヶ月ほどの間に撮りためたwing discのコンフォーカルZスタック画像をじっくり観察している。立体像の断面をA-P軸、D-V軸に沿って端から端まで少しずつ移動しながら一つ一つの細胞の挙動に何かヒントが隠れていないかずっと考えている。今あるデータから考え得る仮説はある程度までは自分の中で固まってきているのだけども、どうしても一番重要な部分で全ての現象をコンシステントに説明する仮説に至らない。しかしながらこの観察を続けている中で、あるタンパクの細胞内局在のパターンが自分の追っている現象のキーとなっていることだけは確信を持った。後はこの細胞内局在がどのようにしてコントロールされているのか、ということを実験的に説明できれば良い。たぶんここを抜ければこのSSTプロジェクトの出口なんとちゃうのん、という予感がある。ここで基本に立ち戻って、このタンパクの局在パターンと関係がありそうな他のタンパク10種類について、wild type discでの局在パターンを比較してみることにした。この結果を見てからもう一度じっくりと考えれば良いのだが、それでも頭の中がモヤモヤモヤモヤするので昨日久しぶりにジョンピーにメールを出して今自分が考えていることを話してみた。それで今日早速ジョンピーから返事が返ってきたのだが、そこには鋭い指摘が一つと、今まで自分が考えていなかった可能性も一つ示してくれてあった。このメールを見て何やら少しだけ頭が楽になった気がする。実は今ラボの中で、自分が考えていることをあっさり理解してくれて、しかもそれに対して他の可能性を示してくれるようなヤツはいないので、ジョンピーとのデスカッションは自分にとってかなり貴重なのかも知れない。