うちの家の庭にある駐車スペースには砂利が敷いてあり、一年ほど前にその敷石の中に貝の化石が混じっていることに気付いた。それ以来、土日のヒマな午後にはロウチビと二人でしゃがみ込んで化石を探すことがよくある。最近はロウチビも化石がどういうものかなんとなく理解しているようで、「あったよー」と言っては化石が入った小石を見せに来て「これパパの化石だから、だいじにとっておきなさいね。」と言う。
小さな巻き貝や二枚貝の跡がついた化石はごろごろ出てくるが、稀に「跡」ではなく生物そのものの化石が見つかることがある。今ままでに二枚貝や、きれいな五放射相称の星形模様が付いた棘皮動物(たぶんウニ)の化石(Fig. 1A and B)、他にも珊瑚や小さいコケムシみたいなものがたくさん付着しているものなんかも見つけた。
この週末もロウチビとシャボン玉を飛ばしながら砂利を漁っていたらなかなかイイのをいくつか見つけた。一つは完全な形の二枚貝の化石(Fig. 2A)、もう一つはヒトデかウニの一部(Fig. 2B)、そしてさらにもう一つはなんだか分からないが小さな円形の跡がビッシリとついているもの。
どこから持ってきた砂利なんだろうか、というかどれくらい古い地層のモノなんだろう。ちなみに今までにDeuterostomeではEchinodermataしか発見しておらずChordataは出てきていない。
2009年6月2日火曜日
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