今日はバンド仲間のSIさんがラボを訪れてくれました。SIさんはmusic therapy専攻の大学院生ですが、最近生命科学の研究スタイルに興味を持っておられて、今日はちょっとこちらの研究の現場を見学しに来たのでした。といっても実際にはbiologyのことはよく御存知ないということなので、今日はまず分子生物学の所謂セントラルドグマの話から入って、さらに具体的なハエを用いた発生遺伝学の話をしてから実際に顕微鏡でGFPラベルされたimaginal discなんかをお見せしました。話しているうちにSIさんの考えている具体的な実験アイデアにまで話が進みましたが、こういう全く異分野の方の発想というのは我々専門にやっている者からは普段生まれてこない発想なんですね。やはり常識として持っている専門知識にある意味縛られているのです。いやぁ、でもクレイジーなアイデアだとは思いますが本当にオモシロイと思うし、やってみる価値があるんじゃないかと自分も真剣に思い始めました。おかげでgenetic pathwayで凝り固まった頭の中を今日はちょっとリフレッシュさせることが出来たような気がします。
そういやSIさんと二人で昼飯を食べにMr. Roboto(新しくできたアメリカ人に大人気のジャパニーズレストラン)に初めて行きましたが、恐れていたほどのモノではありませんでしたね。さすがにJapanese的なモノはやばそうな気がしたので避けたのですが、自分の食べたタイカレーはなかなか旨かったです。
2009年12月19日土曜日
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