で、ミーティング後にボスとさらにデスカッションしているうちに、ちょっと違うタイプの仮説に辿り着いた。といってもこれは自分が前々からSSTプロジェクトの方で見ている可能性とほぼ同じコンセプトなんだけども、これはかなりケッタイなコンセプトだ。これがもし本当ならまたカッチョイイタームを考えないといかんなぁ。
2013年5月31日金曜日
ラショナール
今日のラボミーティングは自分の発表の番。内容は、今回論文で発表したCCHの続編になるプロジェクトについて。これについては、すでにいくつかプロジェクトの案があって実際に予備実験が進行し始めているのだけど、ベースにしている仮説のラショナールを今一度議論することが目的。仮説検証型の実験生物学において、可能性ある複数の仮説を立ててそれらの合理性を突き詰めるべきなのは当たり前だけども、当然見ている現象が実際は、こうして自分がいろいろ考えて導きだした複数の仮説とは全く違うメカニズムによっている可能性もある訳で、そういう意外なものが出てくるかどうかは実験をしてのお楽しみということになる。ともあれ、実験結果から導きだされる答えがどこに転んでも面白くて重要性の高いコンセプトが得られるかどうかというのは、仮説以前にどの現象に興味を持つかということが重要な訳ですね。
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