2013年8月31日土曜日

夏の終わり

明日が締め切りの申請書をさきほど提出完了した。これでようやく今夏予定していた執筆が全て終了。長い夏やったなぁ。まぁ論文にしろ申請書にしろ受理されないと意味がないんだけども、今はとりあえずちょっとした達成感がある。こうやって色々なものを執筆すると、自分の研究やアイデアを見直す良い機会になるだけじゃなくて、必然的に色々と文献を漁ったりもする訳なので、まぁ結構疲れたけど良かったなと思いましょう。
毎晩娘が寝る時に本の読み聞かせをしているのだけど、今月は Magic Tree House の第37巻「Dragon of the Red Dawn」を読んでいた。舞台は江戸時代の江戸で、Jack and Annieが松尾芭蕉に会うお話。まぁ自分が日本人だからだろうけど、今までで一番良かったかも。で、この本の中で芭蕉が言った「Words can outlive their creators.」という言葉が、とりわけ執筆活動中だった自分の心に残った。うちらがやっている研究でも結局一番大事なのは、論文という形で言葉にして新しい概念を世の中に知らせていくことな訳で、末永く引用されるような論文とか、概念をビビッドに表す新しい用語とか、そういう “outlive” するものを世に送り出していきたいもんやよねぇと思ったのでした。

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