2024年6月22日土曜日

水木金

今週は、水木金と三日連続で毎日違う方々と晩御飯を食べに行っていた。今週は京都市内で発生生物学会が開催されているらしく、学会に参加するために京都を訪れている方々から連絡をもらったという次第。
水曜日は、熊本のGW博士とインターンシップでアメリカのWMのラボからGW博士のところに来ている学部生のAと三人で三条の焼き鳥屋へ。GW博士と知り合ったのは2013年、自分がまだフロリダにいた頃で、一時帰国中に遺伝研でトークさせてもらった時が最初。その頃、GW博士はポスドクでアメリカへ行くことが決まっていて、色々とアメリカの話をしたのをよく覚えている。その後、GW博士もアメリカで10年間過ごして最近日本に帰ってきたのだけど、今回はこれまた逆に自分がアメリカへ行くことが決まっている訳で、なんだか奇妙な縁を感じる。
木曜日は、遺伝研のKA博士と木屋町の京おばんざいの店で、お互いの独立を祝って乾杯。
そして金曜日は、学会とは別にこちらを訪問してくれたUCLAのKT博士と。ラボで少し話した後、医学部の近くで前々から気になっていた鳥料理の古い店へ。ここの親子丼とつくねがものすごく美味しかった。UCLAを訪問したのはコロナの前だったから、KT博士に会ったのは5年ぶりくらい。今開発中というとんでもなく面白い機械学習のプログラムについて教えてもらった。KT博士とは研究分野が全く違うのだけど、研究の話をするといつもお互い不思議なほど盛り上がる。ちなみに今執筆中の論文の元になるアイデアをKT博士と話したのも10年ほど前になるか。
ということで、忙しかったけどとても楽しい週だった。

2024年6月19日水曜日

3人

先週、ラボのアルバイト募集広告を大学生協のオンライン掲示板に載せてもらったら、その後の数日ですぐに何人かの学生からメールが来て、先週の金曜に続いて昨日今日と3人の面接をした。3人とも京大の学部生で1回生から4回生まで様々だけど、みんな研究に興味があるからやってみたいと言う。今うちのラボは大学院生2人だけになって、そもそもハエの餌作りと継代作業が大変になってきたのでバイトを雇おうと思い立ったのだが、せっかくなら実験も色々とやってもらえればと思っていた。そんな訳でとりあえず面接した3人とも雇うことにしたので、来月あたりからラボの人手が増える。ということで、学部生でもできるGenetic screeningを考え始めた。

2024年6月18日火曜日

27 years

日曜日、高校の時の親友の一人ホリーが京都に来るというので、二人で飲みに行ってきた。かなり久しぶりだったのだけど、待ち合わせていた四条の京おばんざいの店に現れたホリーは意外とあんまり変わっておらず、話し始めてすぐに昔の会話の感覚が蘇ってきた。ホリーも同じ北大だったのだけど、自分が浪人してる間に函館の水産学部に行ってしまったので、大学の時に会ったのは数えるほどだった。で、最後に会ったのはいつだったろうと二人で話していて、たぶんホリーが卒業する前に自分が車に乗って札幌から函館まで会いに行ったのが最後なんじゃないかという結論に至った。もしそうなら27年ほど前になる。当然、お互いに27年分の積もる話はたくさんあるのだけど、それ以上に高校の時の友達の話、思い出話がいくらでも出てくる感じだった。久しぶりに高校の時の面白いエピソードをたくさん思い出して二人で笑い転げた。
今年の夏は、出身高校の高校生達が研究室見学に来る予定があったりもするので、またアメリカに行く前に一度、高校の頃の仲間で集まれればと思う。

2024年6月9日日曜日

Living Proof


自分の中で Bon Jovi はやっぱり一番特別なバンド。中学生の頃「New Jersey」で初めて出会って以来36年間ずっと聴き続けている。ということで、Bon Joviの新しいアルバム「Forever」がついにリリースされた。タイトルからして、ジョンの想いがこもっている雰囲気。リッチーが抜けてからのアルバムはあんまりちゃんと聴いていなかったのだけど、今回はなんとなくそういう雰囲気を感じてYouTubeで収録曲を聴いてみたら、久しぶりに自分のよく知っているBon Joviだったので気持ちが盛り上がった。特にこの「Living Proof」はあれやね、Tommy and Ginaの名前は出てこないけどそうなんだと思う。いつの時代もジョンのメッセージは力強くてポジティブだ。
I’m tired of talking about someday.
I’m tired of talking about somehow.
そんなわけで、本当に久しぶりにCDを注文した。いまやCDプレーヤーは車の中だけだけど、やっぱり大事なアルバムはジャケットとかライナーノーツとかが欲しいからね。

梅雨

昨日からまた三島に来ているのだけど、なんか京都よりこっちの方が湿気が高くて蒸し暑い気がする。ずいぶん梅雨らしくなってきましたね。今日は、下の子が沼津駅前の美容室で散髪してもらっているのを待つ間、その近くで見つけたカフェに入ってまた論文執筆していた。まだ完成には程遠いけど、全体像はなんとなく見え始めてきたかな。

2024年6月4日火曜日

snack writing

今日の午後は、土日にヒートショックをかけてモザイクを誘導した幼虫達にガンマ線照射。そういや今年度に入ってから放射線実験施設に入るのは今日が初めてだったので、入る前に受付で新しいIDカードを発行してもらった。ここのガンマ線照射をする機械は地下の暗い部屋にあって、そこで一時間ほど待たないといけないので、今日はラップトップを持って行って論文原稿のスナックライティング。さらに照射実験が終わったあと、久しぶりにカモカフェへ行ってさらに一時間ほど執筆。ということで、ようやくまた執筆モードに戻ってきた感じ。夕方、ラボに戻る前にカフェの下に降りて、これまた久しぶりにNさんと話してアメリカの大学へ行くことになったことを報告。インタビューに行く前にそういう話をしていたので、気にしてくれていたそう。そういえば、この春に遺伝研で独立して研究室を持つことになったKA博士が、ゼブラフィッシュが描かれたステンドグラスのプレートをNさんに作ってもらっていて、こないだ新しいラボを訪問した時にその作品を見せてもらったのだった。実は製作中のものはNさんに時々見せてもらっていたのだけど、やはり完成品は素晴らしくて、しかもそれがラボに飾られていたのが羨ましかったので、私もショウジョウバエのステンドグラスを作ってもらおうかなという話をした。

2024年6月2日日曜日

大学院生募集

来年からルイジアナへ移動することが決まって、色々と計画を立てないといけないわけだが、まず重要なことの一つはラボの学生達のこと。
今年度は、修士1年のMがうちのラボに入ったので、前からいる博士課程の2人と合わせて3人の大学院生がいる。新M1のMは就活をするということだったので、アメリカへ一緒に行くという選択肢はなく、Yさんのラボでお世話になることになった。今年D4のRは、もう今年度で学位を取る予定なのでアメリカについて行く必要はなし。で、問題は今年D1のロイということになる。彼は研究生から始めて修士課程を経て、もう3年以上ウチでやってきたので、今から研究テーマを変えるのは勿体無いから一緒について行くのが良いのかな、と言っていたのだけど、結局中国にいる家族の反対で日本に残ることになった。まぁ、やはりアメリカということになると中国の方々には複雑な事情があることが多い。彼が京大に残って今のことを続けるには、場所とか研究費の問題が出てくる訳だが、自分が今持っている研究費を渡米後も維持できる算段がついたので、なんとかなりそうな気がしてきた。
まぁそんなわけで、結局今うちにいる学生は誰もアメリカへは一緒に行かないことになったので、来年から一緒にラボをスタートしてくれる大学院生をリクルートする必要が出てきた。なので、アメリカでの大学院留学に興味がある学生さんがいたらぜひ紹介してほしい。どこかに募集広告とかを出そうかな、とも考えている。ポスドクも雇いたいところだけど、ラボのセットアップにどれくらいスタートアップの資金を使うかにもよるので、これはもう少し検討が必要。