2010年7月19日月曜日

細胞のお花畑

先週の金曜日はドンちゃんのジャーナルクラブで、最新号のDevelopmental Cellに出た論文について発表していた。ドンちゃんは最近エライcell competitionに興味を持っているようだったので、先週この論文を教えてあげたのだった。発表を聞いていると、ところどころちゃんと実験を理解できていないところがあったので逐一フォローをしてあげながらのゼミになったけど、まぁ結構トリッキーなテクニックがポンポン出てくるのでこんなもんか。ともあれ、非常に重要な論文なのでその内容を以下にメモしておく。

 この論文は最近のcell competition研究のパイオニア的存在、MadridのDr. EMラボからのもので、cell competitionにおいて細胞が勝者と敗者を見分けるためのタグとして機能しているFlowerという遺伝子を同定したことについての報告。
まず彼らは、tub>dMyc>Gal4 cassetteを用いてcell competitionを誘導したwing discと、そのcontrolとしてtub>CD2>Gal4 cassetteによるcontrol clonesを誘導したwing discの二者間のmRNAをマイクロアレイ解析することによって、cell competitionを誘導した場合特異的に発現量の変化がある遺伝子を抽出してきた。heat shock後12~24時間でupregulateされてくるearly rensponse geneを拾ってきて、それらの発現パターンをin situで確かめたところ、少なくとも6つの遺伝子がcompetitionが起こっているloser cellでのみ発現していた。RNAiを用いて各々の遺伝子をloser cellでknockdownしたところ、このうち3つのRNAiがloser cellをレスキューすることを発見した。この論文ではこの3つのうちFlowerという遺伝子の機能について調べている。
このFlowerは進化的によく保存されたtransmembrane proteinでintracellular N-terminusとextracellularly exposed C-terminusを持っており、このC末は3つの異なるsplice isoformがある。この3つの異なるisoformそれぞれの発現パターンを見たところ、そのうち一つは全てのimaginal epitheliaにユビキタスに発現しており細胞内ではapico-lateral membraneに局在していることが抗体染色で確認された(Fwe[ubi])。これに対し、残りの2つのisoformはWT imaginal discでは発現しておらず、cell competitionが誘導されたときのみloser cell特異的に発現していることをhigh-affinity LNA probeで確認した(fwe[Lose-A] and fwe[Lose-B])。この場合、fwe[Lose]はclonal boundaryだけではなくloser cellのクローン全体で発現していた。また、このfwe[Lose]のloser cell specificな発現は他のタイプのloser cell(M/+, tkv-/-, scrib-/-)でも確認された。
このfwe[Lose] isoformのflip-out overexpression cloneはWT cellにout-competeされ、apoptosisはclonal boundaryにある細胞でのみ観察された。同様にしてfwe[Lose]を強制発現させたS2 cellもWT cellとのコンタクトがある場合にのみapoptosisが誘導され、コンタクトがない場合はapoptosisを示さなかった。さらにact-Gal4でfwe[Lose]disc全体に発現させた場合にはapoptosisは観察されず、adultのサイズや形態形成にも影響を与えなかった。つまりcompetitionにおいて、隣接する細胞同士がfwe[Lose]発現レベルのrelative differenceを感知しているのだと言える。また、fwe[Lose]が発現しているloser cellではFwe[ubi]の発現は若干低下していることから、loser cellはfweのsplicingを変えていると言えるだろう。
次に彼らはP-element imprecise excisionによってfwe null mutant alleleを作成。FLP-FRTによってwing disc上に誘導したこのfwe mutant cloneではWT cellに隣接した細胞からapoptosisを起こしてout-competeされていった。また、RNAiによるknockdownでも同様のフェノタイプが見られることから、細胞はFwe[ubi]のexpression levelの違いでも勝者と敗者を見分けることが出来ると言える。また、hsFLPによってtub>CD2>dMycのflip-out clone、つまりsuper-competitior cloneをwing discに誘導し、同時にen-Gal4とUAS-fweRNAiによってP-compartment全体でFweの発現を抑えた場合、P-compartmentではtub>dMyc cloneはWT cellsをout-competeすることはなかった。このことはまた、Fweがないと細胞は勝者と敗者を区別することができないということを示している。
一つだけ、どうしてもFigure 7H and Iの実験結果が理解できない。7HではM/+ vs. fwe-/-の状況で、fwe-/-M/+ (expressing Fwe[ubi])にout-competeされていることが示されている。もしそうならば、fwe-/-M/+に対してgrowth advantageを持っていたとしても7Iの状況(en-Gal4/UAS-FLP; ubi-GFP RpS17 FRT80B/fwe FRT80B)でもP-compartmentでfwe-/-がout-competeされてP-compartmentは全てM/+ cellで占められることにならないだろうか?
ともあれ、このFlowerというタンパクが、cell competitionにおいて細胞同士がrelative fitnessを比べ合い、勝敗を見分けるためのextracellular codeとして機能していることは間違いないようだ。

分かり易く言えば、普段健康な細胞にはきれいなお花が咲いている。つまり健康な組織は辺り一面のきれいなお花畑なのだが、そこに不健康な細胞(がん細胞になる可能性を持った細胞等)が出現した場合、その不健康な細胞はみんなとは違う変な形の花を咲かせており、周りの健康な細胞達はその変な花に気付いて、その変な花を咲かせている不健康な細胞をきれいなお花畑から排除しようとする。これはたぶん、周りの健康な細胞達が、その不健康な細胞がみんなと違う変な花を咲かせていることをなじって自殺に追い込む、という感じだろうか(ちなみに、花を咲かせていない細胞も自殺に追い込まれる)。ところが例えばお花畑の全ての花がその変な花だった場合、つまり全ての細胞が不健康な細胞だった場合、みんな自分が変な花を咲かせていることには気付かないので(もしくは別にそれでなじられることはないので)、自殺を考えるものなど出てこないのである。
さて次の謎は、なぜ不健康な細胞は変な形の花を咲かせてしまうのか?そして、細胞達はどうやってその花の形を見分けているのだろうか?ということになるが、その前にこの論文で彼らはFlower以外にもさらに2つのcell competitionに関わっているであろう重要な遺伝子(CG9233とCG3305)を見つけている訳で、近いうちにこれら二つの遺伝子についての論文も出てくるんだろうな。。。

2010年7月18日日曜日

コメント

先週、論文が出た次の日にOrlando Sentinelという新聞社から論文についての問い合わせがあって、そこの記者から電話でインタビューを受けた。で、その後オンラインで掲載されたそのインタビューの記事を見てみたら、そこに何人かの読者からのコメントが書き込まれてあったのだが、その中に次のようなコメントがあった。

「There is nothing worse than losing a loved one to cancer as many of us have.  Many thanks for the Biologists at FSU that have spent countless hours on research.  I can just continue to hope and pray that someday there will be a cure and it’s individuals like these that keep my hopes alive.」

これを読んだときちょっとジーンとして、なんとも言えないうれしい気持ちになった。
自分は完全に理学部の出身なので、今まで自分を研究へと駆り立ててきた原動力はオモシロイ現象を理解したいという興味と欲求だけだった。だから今まで、人の病気を理解してその治療法を見つけるための研究といったものには全く関わってこなかった。しかしながら、最近ふと気付くといつの間にやら自分の研究はどっぷりとがん研究に関わってきている。今回この論文がこれだけニュースにされるのも、今の研究ががんに関わっているからだ。当然今やっている研究も、元はと言えばがんに興味を持って始めた訳ではなくて、これは面白いと思った現象がたまたまがんに深く関わっていたのだ(といっても共同研究者のYF博士はがんの新たな治療法を開発する使命感に熱く燃えている方なので、その影響は大きいけど)。ただ、勉強しているうちに最近はどんどんがん研究にのめり込んできている。今回この論文の内容を伝えるニュースの記事やこのコメントを見て、ほんの少しだけ自分の中のサイエンスに対する考え方が変わった。

Jumperoo

昨日ゲットしてきたジャンペルーとかいう赤ちゃん用遊具。ソウシロ君はとても気に入ったようで、これに座らせてあげると結構長い間キャッキャいいながら一人で飛び跳ねています。これはなかなかイイですね。

2010年7月14日水曜日

解禁

昨日ようやく論文がPLoS Biologyにお目見えしました。

同時にSynopsisの記事も出ています。

うーん、やっぱり論文の完成形を見るのはいつでも気持ちがイイもんです。
で、FSUのニュースリリースがコチラ。

このニュースリリースの文章はFSUの広報課の担当の人が書いてくれたもので、校正の際に「これはいろんな報道媒体に使われることになるので、しっかり校正して下さい。」と言われたのだが、今その意味がよく分かった。というのも、先程Googleで検索してみたら出てくるわ出てくるわ、リリースされたのが昨日の午後5時だったのでまだ一日も経っていないのにも関わらず、既にいろんなウェブサイトでこの記事と自分の写真がニュースに使われている。スゴイ威力。なんかちょっと怖い感じもする。

2010年7月13日火曜日

日本語要旨

ちょっと気の早い話なのだが、今年の12月中旬に神戸で開催される分子生物学会と生化学会の合同大会、BMB2010の演題登録の締め切りが明後日15日に迫っているので、今度はそのための発表要旨を作成中。実は今年の四月にDCのハエ学会で知り合いになれた神戸のTI博士と早稲田のNM博士が今回、「組織構築とがん化を制御する細胞競合の分子機構」というワークショップをオーガナイズされるそうで、そのワークショップにスピーカーとして呼んで頂いたのでした。で、昨日から日本語の要旨を書き始めて気付いたのだが、なんだか日本語がうまく書けない。たぶんこの五年間、研究のことについては英語でしか話していない上に、今の研究分野についてはそのほとんど全てをアメリカに来てから勉強したので、実は日本語での適切な表現を知らないのかも知れない。。。なんやらこれはヤバい。こんなんで日本語でうまく発表できるんだろうかとちょっと不安になってきた。まぁでもその前に内容の方をもっと心配せにゃいかんかも。まだ五ヶ月ほどあるとはいえ、発表するからにはなるべく論文に出来るくらいの内容にまでしておきたいのだが、と言っても今書いている要旨にどこまで具体的な内容を書けるものか。あぁ、でも日本との時差のことを考えると明日提出しないと。

2010年7月12日月曜日

スペイン優勝

スペインの歴史的な優勝で幕を閉じた今回のワールドカップ、決勝戦は別にどちらの応援という訳でもなかったけどやっぱりドキドキハラハラさせてもらった。でもやっぱりスペインのビューチフルなサッカーに魅せられていたからか、延長後半のゴールが決まった時は大興奮してしまった。サッカーとグラント書きのこの一ヶ月はなんだかあっという間に過ぎてしまったなー。前回のワールドカップはニューハンプシャーで、前々回は札幌でと、このところ毎回違う場所でワールドカップを見ているのだが、ほぼ間違いなく次のワールドカップもまた違う地で見ているんだろうなぁと思うと次回の日本チームの躍進に加え、次回はどこで見ているんだろうかという漠然とした楽しみもある。ともあれ、楽しい(そして苦しい)一ヶ月でした。

あとは祈るのみ

グラントは今日が締め切り。ボスがオンラインで提出してくれているはずなので、あとは祈るのみ。

2010年7月10日土曜日

バレエのサマーキャンプ

今週一週間、ロウチビはバレエ教室(Tallahassee Ballet)のサマーキャンプに参加していました。もう随分前からずっとバレエに憧れていたロウチビにとっては非常にエキサイティングな一週間だったはず。一週間だけですが、最終日の金曜日にはちょっとした子供達の発表会がありました。子供達はみんな本当に嬉しそうで、しかも一生懸命で、なんていうか目の前でたくさんの天使が踊っているかのようでした。

2010年7月9日金曜日

脱稿

今週は毎日ボスとメールでプロポーザルを交換していた。ボスがいる北京とこちらの時差は12時間で、考えてみればちょうど昼夜が真逆になっていることがこのプロセスにベストだったようだ。というのも、自分が一日かけて書いたものを夜中にボスへ送ると向こうは昼な訳で、ボスはそれを手直しして向こうが夜中になった頃にこちらへ送り返してくる。その頃こちらは昼になっているので今度はまた自分が手直しをして夜中に送る、という繰り返しだったので時間のロスが最小限に済む素晴らしく効率的なシステムだったのだ。しかしながら、このシステムだと毎日寝ても覚めてもこのことばかり考えていた訳なのでもう読み直すのもうんざりという感じになっていたのだが、今日は昼からのラボミーティングでこのプロポーザルの内容を発表してラボのメンバー達とデスカッションしてもらった。結局2時間以上もかかったけど、ブンちゃんとニックが結構真剣にデスカッションしてくれたおかげでいくらか訂正すべき点を見つけた。ということで今から最終の校正をしたら脱稿。

2010年7月7日水曜日

脱稿目前

この三日間毎日ボスとメールで原稿のやり取りをして、ようやくプロポーザルの全体の形がほぼ固まった。今朝ラボでもう一度スカイプデスカッションした後、午前中はさらにもう一つFigureを作って、午後からはもう一度一つ一つの実験計画に対するRationaleとPotential Problems and Alternative Approachesをじっくり考え直す。どれだけ面白そうな予備実験のデータがあっても、仮説と実験計画の論理的根拠、予想される実験結果、起こり得る問題点、そして仮説と異なる結果が出た際の代替案を全てクリアーに示しておかないといけない。これらはレビュワーに指摘されてから気付くようじゃ遅いのだ。あと少しなのだが、どうも自分の中で納得のいっていない部分があって、ああでもないこうでもないといろんな文章を書いているうちに頭がおかしくなりそうになってきた。
そんなことで、リフレッシュも兼ねて今日の準決勝、スペイン対ドイツを観戦。ちょっと、ドイツは今まで見せたあの勢いはどこへ行ってしまったのかと思うほどスペインの見せ場が多かったですね。それにしてもスペインの攻撃は本当に見てて飽きませんなぁ。よくもまぁゴール前であんなにもおもしろいようにパスを通せるもんですねぇ。すっかりスペインの魅力にはまってしまいました。こりゃスペインやな。

2010年7月5日月曜日

昼寝

7月4日

昨日は独立記念日だったけどどこへもいかずに家でゆっくりしていた。
で、今日学校に来てみるとだーれもいない。なるほど、今日は振替休日なんですね。静かにデスクワークに集中できそうです。

2010年7月1日木曜日

小休止

さて執筆中のグラントだが、ようやく新しく考えた実験計画を一通り書き終えた。考えてみりゃあれか、昨日今日とワールドカップの試合がなかったからようやく静かに集中して書けたのか。まだまだ直していかないといけない上に締め切りが迫ってきているので全く安心は出来ないのだが、とりあえず書いた原稿をボスにメールで送ったのでちょっと一段落。前回書いたとき、もうこれ以上は無理と感じたのだが、4人のレビュアーからの色々な意見や批判を読み返しながらもう一度真剣に考え直すと、やはり不足していた部分に加えていくつか新たにオモシロイ実験計画も思いついた。レビュアーからの長々とした批判的な文章を読むのは時に苦痛でもあるけど、やっぱり非常に勉強になるんですね。さあ、まずはボスがどんな感想を述べてくるかが楽しみ。

2010年6月30日水曜日

アマンダ

ラボでテクニシャンとして働いていたアンダーグラジュエイトのアマンダがエディンバラの大学院へ進学することになり、今日の昼はいつものChina Delightでお別れランチパーティーとなった。アマンダとニックがうちのラボにアンダーグラジュエイトとして入ってきたのはもう三年ほど前になるのかな。思えば意外に長い付き合いだった訳だ。彼女はもう随分前からハエのエサ作りを担当してくれており、ラボのみんなが毎日大量に消費して行くエサ入りバイアルを毎週せっせと作ってくれていた訳で、実はラボで最も感謝されるべき人だったりするのだ。そんな彼女は実は昨晩彼氏にプロポーズされたそうで、外国での人生の新たなステージに向けて幸せいっぱいの様子だった。がんばって夢をかなえてほしいと思う。
アマンダと言えばよく思い出すしょーもない笑い話がある。アマンダとレイラと自分が三人で実験しながら雑談していた時のこと。とある女優の話になって、インターネットでその女優の画像を検索したレイラが一言、
「Wow, She is really gassy.....」それを聞いたアマンダは
「GASSY Huh!? How did you know that??」
「Oh no no, I said she is CLASSY.」ということで、三人で大笑いしたのでした。

ちなみに単語の意味は、
classy:品のある、カッコイイ
gassy:オナラがたまっている、オナラがよく出る

2010年6月29日火曜日

全力の120分

今日は朝から家で観戦。最後の最後まで緊張させられて疲れましたね。でも選手達は120分間、本当によく戦ったと思う。自分もサッカーをやっていたから分かるけど、PK戦になるともうどっちにころんでも仕方がない。ワールドカップの決勝トーナメントともなるとPK戦で自分の番が回ってきた時のプレッシャーは想像を遥かに超えるものだろうし。ものすごい残念なのは当然だけども、なんというか全力を尽くして戦った後の清々しい感じもある。日の丸を背負って全力の気合いを見せた選手達を誇りに思います。今回は本当に大きな勇気をもらいました。
あーでもこれでちょっと肩の力を抜いてワールドカップを見ることが出来るな。スペインかポルトガルと戦う青いサムライ達を見たかったけどなぁ。。。

2010年6月27日日曜日

真剣勝負

やっぱり決勝リーグに入るとどのゲームも真剣勝負のスゴイ迫力ですね。昨日のアメリカは残念だったけどガーナは速かったし、アメリカは決定機を何回か逃したのが痛かったな。で、今日の二試合はさらに強烈でしたね。ドイツ強し。でもランパードのあのシュートは明らかにゴールラインを割っていたのに、審判が見逃してしまってさらに判定が覆らなかった事には大きな疑問を持った。あれがちゃんと入っていればイングランドはあそこまで浮き足立つ事もなかったんじゃなかろうか、とかなりイングランドに同情してしまった。そしてさらにアルゼンチン - メキシコ戦の一点目も明らかにオフサイドでしたね。まぁこれだけの大舞台、審判も緊張していたりして何が起こってもおかしくないということか。あれがオフサイドになっていたとしてもアルゼンチンの勢いは止められそうにはなかったけど。しかしドイツにしてもアルゼンチンにしても決定的チャンスを必ずモノにする、あの技というか気合いはスゴイなぁと感心した。次はドイツ対アルゼンチン。。。どんな試合になるんだろうか、想像もつかんが今からワクワクしてしまうね〜。

2010年6月24日木曜日

快勝!

やりましたねー。今日はオフィスでST博士と二人で観戦。大声張り上げてしまいました。本田と遠藤のフリーキック、素晴らしかった。デンマークは焦ってたんだろうけど全体的に見て日本の方が強く見えたな。いやーでも本当にイイゲームだった。さぁこの余韻に浸りながら、来週火曜日のパラグアイ戦までの間にエキサイティングなグラントを書くぞー。

2010年6月23日水曜日

執念のゴール

アメリカやったねー。ロスタイムに入った時、「コリャもうアメリカダメやね。。。」とジャッキーと話していたのだが、劇的な執念のゴールに感動しました。アメリカ万歳!

2010年6月22日火曜日

写真撮影

昨日は朝9時からサバチカルに出ているボスとスカイプでグラント申請書の内容についてデスカッションした後、一日中なんやかんやと忙しすぎて8時頃家に帰ってからはソウシロ君をお風呂にいれてロウチビを寝かしつける間に自分も一緒に寝てしまっていた。ということで十分な睡眠を取って、今日からいよいよグラントを真剣に書き始めるぞ、と自分に言い聞かせる。といっても当然グラント書きだけに集中できる訳ではなくて、実験のことも考えないといかんし、今日の午後はFSUのウェブサイトに載る論文のニュースリリースのための写真撮影があるのだった。なので今朝は一応伸びていたヒゲを少しだけ整えて、一応Tシャツではなくポロシャツを着て登校してみた。なんやらきちゃないオッサンがFSUのトップページに出ていたらマズイでしょうからね。どんなカッコイイ写真になるかちょっと楽しみです。

2010年6月19日土曜日

ひょっとすると

今日は朝七時に起床してみんなで日本対オランダ戦を観戦。あのスナイデルの強烈な一発が入ってしまったのは本当に残念だったけど、善戦したと言えるのではないだろうか。前半守りに徹しすぎている気がしたけど、失点後から見せた攻撃の形は時折なかなかいいものが見られたように思う。当然始めは守備的にいくという作戦なんだろうが、始めからあの失点後に見せたような勢いのあるサッカーをしてもいいのではないだろうか。
で、10時からはロウチビのお友達、アンジェラちゃんのバースデーパーティへ。今日も非常に暑かったのでちょっと疲れてしまった。帰ってきてから午後はダラダラと過ごしていたが、カメルーン対デンマーク戦を見届けた後にふと得失点差を考えていたら、日本は次のデンマーク戦で引き分けても決勝トーナメントに進めることに気付いた。オランダ戦、引き分けには持ち込めなかったけど失点を1点だけに防いだことにも大きな意味があったことに気付いてちょっと気が楽になった。こりゃひょっとするといけるかな。

2010年6月17日木曜日

100 days old

少し前に生後100日を迎えたソウシロ君ですが、その頃からもううつぶせになって背筋を鍛える自主トレを開始しています。最近はもうハイハイし始めそう、というかしたそうな感じ。なんだか随分早いような気がするけど。

Swimming Class

ロウチビはこの二週間プレスクールが休みだったので、毎朝近所の友達と一緒に近くの水泳教室に通っていました。顔に水がかかるのさえ嫌がる人なのでどうなることやらと思っていたのだけども、頭まで水に入れるようになったんだとか。

増えてる?

少し実験を減らそうと思っているのに全然減っている気がしない。というよりむしろ増えていっている気がする。。。少し前にたくさんかけ合わせたハエの子供達が最近ワラワラと出てきているからなのか、やらなければいけないデスクワークが増えてきているからそう感じるのか。ふと気がつけばベンチの上は古くなったハエのバイアルで埋め尽くされていて、ウジ虫達を解剖するためのスペースしか空いていないほど。こんな時に限って最新号のDevelopmental Cellにトンデモナイ論文を見つけてしまった。早速今日の午後コンフォーカルをしながら読み耽った。いやー、スゴイ論文だ。内容はまた後ほど。

2010年6月14日月曜日

実験を少し減らすか

さて、ということでワールドカップ期間中はちょっと実験を減らさざるを得ないですね。
というのは冗談にしても、実際これから一ヶ月間ほど少し実験量を減らすというか、重要な実験と次のステップのためのハエ作りだけにして、来月中旬締め切りのグラント申請書作成(とワールドカップ観戦)になるべく集中することにする。ボスは明後日にはサバチカルに出てしまうので、先程ボスとグラント申請書のための最後のデスカッションをした。今回はリバイズということになるので基本的には前回の申請書をモディファイすればいいのだが、やはり修正すべき点はたくさんあるので結構時間がかかりそう。今日のように日本チームがまた勝ってくれると申請書もエキサイティングなモノを書けそうな気がするんだけどなぁ。

勝ったぁぁ!

うおぉぉー日本勝ったぁー!素晴らしい!
ちょうどハーフタイムからボスとのミーティングで、後半少し見逃したけどよかったー。
よくやっった!
ESPNのトップ、「Powered By Honda」って。ワロタ。

2010年6月12日土曜日

BBQ Party

今日の昼は猛烈な暑さの中、いつものFSU RezでラボのBBQパーティー。40度近くあったんじゃなかろうか。3時間ほどで帰ってきたけど、ちょっと暑さでぐったり。今回は、ラボを卒業してイギリスへ行くことになったアマンダと、来週からサバチカルで半年間いなくなるボスのお別れパーティも兼ねており、ほとんどのラボメンバーが集合した。チーズバーガーうまかったなぁ。あれどこで買った肉なんかな。
で、いつもの場所でラボメンバー集合写真。

あれ、今写真見て気付いたけど、ギルスがいない。

2010年6月11日金曜日

インタビュー終了

先程インタビュー終了。ラボにテレビカメラをセットして一応自分とボスと一人ずつ順番にインタビュアーの質問に答えたのだが、緊張していたからか思っていたより短く感じた。いろいろとしゃべるべきことを考えていたのだが、いざカメラを向けられてインタビュアーに質問されるとちょっと緊張してしまって、ちゃんとしゃべれたかどうかあんまり自信がない、というか自分がしゃべったことをあんまり正確に覚えていないかも。。。終わった後ボスは、すごく良かったよ、と言ってくれたけど。まぁちゃんと編集してくれるんだから大丈夫だろう、と信じよう。しかし、日本語でも自分の研究の重要性を一般の人達に分かりやすく説明するのって難しいのに、英語となるとなおさらです。字幕つけられたらショックだけども。
で、これがテレビのニュースで放映されるのかインターネットでニュースとして流されるのか、どちらになるかはまだ分からないらしい。どうせならテレビで流してほしいなー。あ、でもネットだとローカルではなくなるからネットの方がいいのかな。ともあれ、いい経験させてもらいました。いやーしかし、こんなことでニュースにしてもらえるなんて田舎町ならではですな。

インタビュー?

なんか今日の午後にテレビの取材があるそうです。来月掲載される私の論文について、WFSUというタラハシのローカルテレビ局がテレビカメラ持ってインタビューしに来るのだとか。
以下は昨日のボスとの会話。
自分:「テレビのインタビュー?って何を質問されるの?」
ボス:「そりゃあ、Youの論文の重要性とか、この研究の意義について、とかじゃない?」
自分:「ふーん、で、Youがしゃべるんだよね?」
ボス:「いやいやいや、Youの論文なんだからYouがしゃべるのさ。」
自分:「エエエェ!?マジで?」
ボス:「Yes。マジで。一般市民向けに分かりやすく説明してね。」
自分:「オイ、それってちょっと難しくないか?」
ボス:「そう、ちょっと難しいよね。。。デモダイジョーブ!!」
ということで、私がカメラの前でインタビューに答えることになっていたのでした。ちょっと恐ろしいけどこんなこと初めてなので楽しみでもあります。何をどういう風にしゃべるかちょっと考えないと。。。

2010年6月8日火曜日

コニーのJournal Club

今日の昼はジャーナルクラブでアンダーグラジュエイトのコニーがある論文について発表。まぁ意外とコニーはしっかり理解していたように思えたけど、論文の内容自体についてかなり不満を持った。この論文では全ての実験をGal4>UAS-RNAiの系で行っているのだが、本当にここで示されているフェノタイプがその遺伝子のノックダウンによるものなのか、つまりRNAiが本当にspecificに作用しているのか、という最も基本的な部分が証明されていない。抗体染色でタンパク発現レベルの低下は一応示しているが、同様のフェノタイプがmutant cloneでも見られるのかを示せない以上、何らかのレスキュー実験でRNAiが特異的にその遺伝子をノックダウンしていることを示さねばならないはずだ。このRNAiのspecificityを信じるのであれば、epithelial polarity defectとそれに伴うdelamination、そしてapoptosisというフェノタイプは非常に興味深いのだが、それらの関連性が示されていない。もっと言ってしまえば、なぜこのpathwayのノックダウンによってこれらのフェノタイプが起こるのか、ということが一番重要なはずだがそれもDiscussionで少し触れているだけ。このジャーナルはこのレベルの論文でも通すんだなぁ、とちょっとビックリした。自分もちょうどRNAiを使って仕事をしているので危険性の確認にはなったかな。
で、明日明後日とコンフォーカルの予約をしているので、今日の午後はひたすら染色したサンプルのマウンティング。imaginal discの染色は、この仕上げの作業が一番気を遣います。

2010年6月5日土曜日

Anna's Birthday Party

今日は朝からロウチビのお友達、アナちゃんのバースデーパーティ。毎度毎度のプレイグループ家族がOptimist Parkに集合。一ヶ月に一回は誰かのバースデーパーティでこのメンバーが集まっているので、なんだか親達の定期的な近況報告会みたいな感じになっている。途中でスコールが来たけど、子供達は大喜びで土砂降りの中ずぶぬれになって走り回っていた。実は昨晩夜中の二時頃まで実験していたのでかなり眠かったことに加え、なんだかここ最近の疲れが出てきたのか肩こりがひどくて、パーティから帰ってきてから午後はずっとゴロゴロして過ごしていた。ロウチビとユンナに散々背中を踏みつけてもらったのが効いたのか、夜には少し肩こりが治まってきたのでコーヒーをいれてラボに出動。最近かなり実験が増えてきたので頭も体もいっぱいいっぱいになってきているが、当然これを乗り越えないと次が見えてこないのです。

2010年6月4日金曜日

片桐先生

今日の朝、大学院時代のラボの先輩MY博士からメールが届いた。「片桐先生が札幌の病院で亡くなられたそうです」と。
少しの間言葉も出なかった。片桐千明先生には自分が大学四年生の時の卒業研究を指導して頂いたのだが、先生はちょうどその年で定年退官されることになっていたのでした。なので修士課程からはMW先生の研究室に移籍して新しい研究テーマに取り組んでいたのだが、片桐先生は退官された後も私の卒業研究をもう少し発展させて論文として発表するために、足繁くラボに通って下さってよく二人でデスカッションしたものだった。私が修士課程を卒業する時にようやく、少しずつ平行して実験を進めていた先生とのプロジェクトも形になり論文を発表することができたのでした。最後に二人で飲みに行って乾杯したのだが、その帰り道まだ雪深い北大の構内で別れ際に「僕の最後の弟子だな。」と言って下さったのがなぜかとても嬉しかったことをよく覚えている。研究が遅々として進まないことでしょっちゅう研究態度を戒められたものだったが、最後にそのように言って頂いてなんとなく「あぁようやく少しは認めてもらえたのかな」という気持ちになったのだと思う。自分の研究人生は片桐先生の研究室で始まった。そして先生には実験生物学の基礎とその楽しさを教えて頂いた。あと、研究には気合いが重要であることも。アメリカに来てからも何回か近況報告のメールをやり取りしたのだが、それもここ二年間ほどは怠っていたことを今とても後悔している。もう一度お会いしてデスカッションしたかったです。

2010年6月3日木曜日

Synopsis

昨日の晩、PLoSの編集部から「あなたの論文がSynopsis(今月のハイライトみたいな論文の一般読者向け解説記事)に選ばれたので、その文章を見直してほしい」というメールが来た。それで、そのSynopsisと一緒に掲載するための挿絵とそのキャプションを24時間以内に送ってくれと。そんなことで今日は朝からどんな絵を作ろうかと考えて、昼からそれを作ってみた。ボスはなかなか気に入った模様。で、そのサイエンスライターが書いてくれたというSynopsisの文章は昨日の晩寝る前にザッと読んで、その時、あぁなかなか良く書けてるなと思ったのだが、夕方に完成した絵を編集部に送るとすぐに折り返しのメールで「文章に校正すべき部分はないのですね?」と聞いてきたので、ちょっと不安になってもう一度じっくり読んでみたら、なんだかちょっと混乱を招くような文章だったので、こりゃちょっとマズイなと思って今度は急いで文章の校正作業に取りかかった。あぁこんなことしてる暇ないのに。。。ということで晩御飯を食べた後もう一度ラボに出て来た。まぁでももちろんSynopsisとやらに選ばれたのは素直に嬉しいです。掲載は来月号になるのかな。

リフレッシュ

このところいくつかイイ感じのデータが出てきている。それはもちろん楽しいことなのだけど、なぜかイイデータが出てくると焦燥感のようなものに苛まれることが多い。今回もそうで、ココ何日間か夢の中でも実験のことを考えてしまっている。イイデータが出ると次にすべき実験をいろいろと考える訳で、結局それらの考え得るいろいろな実験を早くやってその結果を知りたいという気持ちと、いや、でもそれらの中から最も効果的にクリティカルな結果を産むであろう実験はどれなのだろうかという悩みと、いやいや、もしかしたらもう他のラボがこんなことはとっくに気付いてやり始めているかも知れないという焦りと、そういうような考えが頭の中をグルグル回り始めるからだろう。ということで、ちょっとリフレッシュするために伸びていたヒゲを久しぶりに全部剃ってみた。
関係ないけど、日本ではようやく鳩山総理が退場したようですね。まぁこのリフレッシュで民主党の何かが変わるとは到底思えないけど。そういや今朝ジャッキーが「日本はまたまた首相を替えるのか?」と驚いた顔で聞いてきた。確かにここ何年か毎年のように変わってますよね。そういやそんな国あんまり聞いたことないような気がする。。。

2010年6月1日火曜日

六月

今日からついに六月ですか。昨日月曜日はメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)で三連休だったのだがどうも天気が悪く、そのせいかどうも体もだるくてゴロゴロして過ごしていた。昨日随分雨が降っていたけど、今朝外に出てみると打って変わって快晴。痛いほどに強烈な日差しに、ものすごい湿気が暑さに輪をかけている。連休のグズグズした天気を抜けてついに真夏になったという感じだろうか。あぁ、暑いのキライですわ。そういやこの連休中は至る所に星条旗を見かけたけども、日本みたいに国旗掲揚に発狂する左巻きはアメリカにはあんまりいないのかな。アメリカにこそそういうのがいるべきだと思うのだけど。
写真は、昨日で片付けた五月人形と雨が降る外を見ながらアンニュイな午後を過ごすロウチビ。

2010年5月27日木曜日

American Idol

昨晩のAmerican Idolは次々と有名なアーティストが出てきて、なんか紅白歌合戦みたいな雰囲気でスゴかったですね。CrystalとAlanis Morissetteのデュエットによる「You Oughta Know」に感動しました。でも実は自分が一番興奮したのはしょっぱなの「School's Out」で登場したAlice Cooperなのでした。いやー、アリスクーパー久しぶりに見たけど全然変わってなかったなぁ。最高。それにしても、一昨日のパフォーマンスからすると絶対にCrystalが勝つと思っていたので、最後にLeeの優勝が告げられた時はビックリしてしまった。確かにLeeはいつ頃からだったか途中から急によくなって目立ってきていたので最後まで残るだろうなとは思っていたのだが、Crystalを抑えて優勝するとは。人気あるんやねぇ。まぁでも結果はどうあれ、今回は完全にこのCrystal Bowersoxのファンになってしまいました。今後この娘がアルバムを出したら買うかも知れない。あ、あと名物審査員のSimon Cowellは今シーズンで最後らしいですね。American Idolで彼のコメントがもう聞けなくなってしまうのは寂しいなぁ。

2010年5月26日水曜日

ダメか〜

あーダメだダメだ。ニッキーに二つの小さな実験を任せていたのだが、今染色後のサンプルを顕微鏡でチェックしたら完全に何かを間違ったようだ。作ってあげたクロススキームに問題があったとは思えないので、たぶん掛け合わせのどこかで間違ったハエを取って来たんだろう。。。うーん、やっぱりまだ最初から最後まで逐一見てやるか、もしくは平行して自分も全く同じ実験をやっておくかしないといかんのう。。。アンダーグラジュエイトに研究の指導をしていると時々こんな風に、もしかして自分一人でやった方が早いんじゃないか、とか思ってしまうことがあるのだけども、まぁこれも自分にとっての指導するトレーニングになっているのかな、とポジティブにとらえる。ニッキーは研究に対する興味は人一倍持っているので、あとは実験を正確に遂行できるようになれば、と思うのだが、アンダーグラジュエイトには意外と難しいことなんかなぁ。よく考えてみればこの一年ほどの間、彼にやらせた実験でうまくいったものが一つもないような気がする。ということでこの実験は自分でやってしまうことにして、ニッキーには自信をつけさせるためにも、今早急にやってしまいたいgenetic screenをやらせることにした。これならば簡単だし、必ずや結果が出る、はず。

ドナルドの家

毎朝ロウチビをプレスクールに送った帰り道、道の両側から覆いかぶさった木々でキャノピーロードになっている雰囲気の良い7th Avenueの途中にいつも気になる豪邸がある。表の看板には「Ronald McDonald House」と書かれていて、庭の奥に見える白い大きな家の玄関ではいつもあのドナルドマクドのピエロみたいなヤツが手を振っているのだ。最近それをロウチビに教えてあげたら、毎回この7th Avenueを通る時には興奮してドナルドを探した後で、「ドナルドはあそこに住んどるの」と聞く。うーん確かにあの家はなんなんじゃろかとずっと思っていた。見るからにお金持ちが住んでいそうな豪邸なのにマクドの大ファンなんだろうかとか。で、調べてみたら、Ronald McDonald Houseというのは病院に入院している子供の家族が宿泊するための施設で、入院している子供とその家族が一緒に過ごせるようにするためのチャリティー施設なんだそうだ。全く知らなかった。そういや最近、「ドナルドが、小児肥満や不健康な食習慣の原因の一つとして、アメリカの企業活動の監視を行う非営利団体から引退を迫られている。」とかいうけったいなニュースを見かけたけど、ドナルドなかなかエエことしとるんやん。しかも「不健康な食習慣の原因」とか言われてるけど、マクドってアメリカにある普通のレストランよりもどちらかというとヘルシーな感じがするけどなぁ。で、どうでもエエけど実はドナルドはロナルドだったんですね。これも知らなかった。

2010年5月25日火曜日

Flip-out cassetteの謎

いきなりですが、actin flip-out Gal4 systemを用いてhsFLPでUAS-GFPのflip-out cloneをfollicle cellに作ったとき、GFP positive cloneの中にGFPの明るさが異なる細胞が出てくることがよくありませんか?
まぁ一部のかなり特殊な人を除いてそんなことがよくある人なんていないのは分かってるけど。これ、GFP signalをよく見るとその明るさには暗めのものから明るいもの、すごく明るいものと三種類くらいあって、なんでこんな明るさが違うcloneが出てくるのか長いこと疑問に感じていたのだが、今日もっともそれらしい答えを聞いて目から鱗が落ちた思いがした。その答えとは、この明るさの違いはendocycle (endoreplication cycle) に起因するものだろうということ。Drosophilaのfollicle cellではoogenesis stage-dependentにcell cycleが制御されており、stage 1~6のearly stageではmitotic cycleで細胞分裂しているのだが、stage 7に入るとこのmitotic cycleをストップしてendocycleにスイッチする。このstage 7~10Aの間の3ラウンドのendocycleではM phaseがスキップされるので、genomic DNAは理論上8倍のpolyploidになる。つまり、endocycleに入る前に既にflip-outが起こった細胞ではstage 10で8コピーのGFPが発現していることになるが、endocycleの途中でflip-outが起こった細胞ではそのコピー数は8以下になるはずである。当然同じegg chamberではだいたい同じ時期にflip-outが起こっているはずだが、それはheat-shock後どれくらいの時間flipaseが生きているかによるだろうし、何よりendocycleによって一細胞当たりのflip-out cassetteのコピー数が増えていればその中でもflip-outが起こったものと起こらなかったものが出てくることが考えられる。これは実験をして確かめた訳ではないので勿論仮説にすぎないのだが、明るいものと暗いものという二種類ではなくて数種類の明るさを持つものがあることから、おそらくこの説が正しいのじゃないかと思う。なんかしょーもないことだけども長いこと疑問に思っていたのでスッキリした。でももしかしてこれって、oogenesisをやってるラボなら常識なんだろうか?ちなみにうちのラボはoogenesisをかなり専門にやってるラボにも関わらず、今まで誰からもこの答えを聞いたことはなかったし自分も気付かなかったけど。。。

T君帰国

先週の土曜日は、日本に帰国することになったT君のお別れパーティーだった。今まで何度もT君の家でのパーティーに参加させてもらい、最後のお別れパーティまでT君自身に幹事をさせてしまってなんだか申し訳ないような感じだったけど、そういうところがまたT君らしいのかも。おまけにDVDや雑貨、家具などいろいろと頂いてしまった。T君本当にありがとうございます。昨日飛行機に乗っているはずだけども、土曜日にまだ普通にパーティーができたほど家具が残っていたので引っ越しが全部終わったのかちょっと心配です。ともあれ日本でのさらなる活躍を期待しております。
で、土曜日の夜は早速T君にもらったDVDの中から「おくりびと」を鑑賞。見た後スッキリするような映画ではないのだが、なんだか人生のこと家族のことなどをいろいろと考えさせられる映画でした。しかも意外と笑える場面も多くて最後まで楽しめた。そして何より全編を通してとても日本的な雰囲気が流れており、久しぶりにこういう日本的なものに触れてなんだか日本が恋しくなったりもしました。

2010年5月21日金曜日

今後のミーティング

今日のラボミーティングは特に誰かがプレゼンをする訳ではなく、とりあえず全員で今後のミーティングの形やラボ内での係などについて話し合った後で、一人ずつ各々のプロジェクトの概要と進捗状況を簡単に発表してデスカッションした。というのも大学は春セメスターが終わり、何人かの学生がラボから出て行ったのと同時に新しいアンダーグラジュエイトが入って来たりして若干ラボメンバーが入れ替わっていることに加え、実は来月中旬からボスがサバチカルで半年間ラボにいないことになったのだ。ということでまぁ一番の問題は、この半年の間ボスとのミーティングをどうするのかということ。結局毎週水曜日の朝9時からボスとスカイプでミーティングすることになったのだが、一応ボス抜きでの隔週のジャーナルクラブとラボミーテイングでのプレゼンテーションも続けることにした。まぁ自分は普段からほとんど好きにやらせてもらっているのでボスが半年間いなくても時々メールでデスカッションさえできればそれでいいのだが、大学院生達にとってはちょっと不安があるかも知れない。今ラボにいるポスドクは自分一人だけなので、ボスがいない間もっと学生とデスカッションをしてアドバイスをするような機会を今よりも増やしてあげなあかんねやろな〜。

2010年5月20日木曜日

新たな局面へ

先週から見ていたいくつかのRNAi系統の中の一つが非常に重要なフェノタイプを見せてくれた。これらのUAS-RNAi flyはウィーンのVDRC stock centerからのモノだが、今までの経験上、このVDRCのハエ達の中にはknockdown効果の非常に弱いものが時々ある。なので今回も全ての系統でUAS-Dicer2を共発現させているのだが、やはりいくつかのハエは予想されるフェノタイプを示してくれなかった。しかしながら、中でも一番期待していたヤツがイイフェノタイプを見せてくれたのはツイていると言うべきか。この結果を受けて、SSTプロジェクトはまた新たな局面へ向かうことになる。

レイラ

うちのラボで修士を取得したレイラが、昨日ついに出て行った。なんやら最後の最後まで実験をしていて、それでも終わらずに結局残りの実験はジャッキーに託して行ったようだ。ここ一年ほどはなかなか良い仕事をしていたので、近いうちに彼女の仕事は論文になるだろう。最後にお別れのビッグハグをした時に、三年ほど前レイラが初めてラボに顔を出した時のことを思い出した。レイラは確かイラン人とフランス人のハーフだったように記憶しているが、自分にとっては典型的なアメリカンガールだった。とても明るい娘で、実験中も絶え間なく食べ物の話か家族の話か映画の話を延々としてくれて、実はうちのラボのムードメーカーだったのだろう。よく考えてみりゃ、普段ベンチで実験している時に一番多く雑談をしていた相手はレイラだったのかもしれない。レイラがいなくなると寂しくなるだろうな。

2010年5月17日月曜日

シャンパンでお祝い

先程ボスの部屋にラボメンバーを集めて、ロンドンのYF博士とスカイプで中継しながら論文アクセプトを祝ってシャンパンで乾杯した。自分が筆頭著者の論文は久しぶりな上に、ラボでシャンパンを開けて論文アクセプトを祝ってもらうのなんて初めての経験だったのでとても嬉しかった。何よりこの論文は投稿から約一年半もかかっており、しかも考えてみりゃこのラボで自分がこのプロジェクトを開始したのは約四年前、YF博士のラボで始めに遺伝子を同定したのに至ってはもう五年ほども前、ということで随分時間がかかった論文なので、シャンパンを飲みながらじわじわと達成感を感じた。しかしながらこれが今後の研究の第一歩になる訳なので、実際は達成感というよりもようやくスタートを切れたという感じがしているのだけども。今みんなで空けたシャンパンのボトルを自分のオフィスの棚に飾ってみた。ここにいる間に後何本のボトルを飾ることが出来るだろうか、と思いながら。

2010年5月16日日曜日

Isabella's Birthday Party

土曜日の朝はDorothy B. Oven Parkでロウチビの友達イザベラちゃんのバースデーパーティが行われ、いつものプレイグループの家族がたくさん集まりました。こちらのバースデーパーティではよくピニャータが使われますが、子供達はこのピニャータが大好きです。ピニャータというのは、中にお菓子や小さなおもちゃがいっぱい詰められたくす玉のようなもので、これが割られると中からお菓子やおもちゃが一 斉にバラバラと落ちてきて、子供達はそれを奪い合うように拾い集めるというようなものです。ロウチビもいつものようにたくさんのお菓子をゲットして幸せそうでした。あぁでもそれにしても暑くなったなぁ。

2010年5月14日金曜日

アクセプト

今日PLoS Biologyから論文アクセプトの返事をもらいました。あ〜やっとこさ、という感じ。二回目のリビジョン辺りからこの論文にはちょっと疲れてきていたので、今はもちろん嬉しい以上にようやく解放されて次の仕事に向かえるという解放感の方が大きいかな。といってもこの論文の中にはまだまだたくさんのクエスチョンが残されているので、やらなきゃいけないことは山積みだけど。まぁでもよかったよかった。ボスもロンドンのYF博士も大喜びで速攻スカイプでこの喜びを分かち合いました。YF博士がフロリダに来て二人で論文原稿を書いたのが去年の正月明けだから結局一年半くらいかかったのかな。長かったなぁ。自分にとってこの論文はこのフィールドでの第一報目ということで重要なものになるのだが、それ以前に今回この論文投稿で論文を仕上げるという上での非常に大事なことをたくさん学んだような気がする。さぁ今夜はシャンパンを開けて、来週からはいよいよ本格的に次の論文のことを考えていきましょう。

2010年5月13日木曜日

Panco Chicken

今日の昼はポスドクランチということで、いつもの大学の食堂前に集まったのだが食堂は夏休みで閉まっていた。さぁどないしましょか、と話し合って結局近くのTokyo Grill MR. ROBOTOへ。以前一度来た時に食べたタイカレーはまぁまぁうまかったので、今日は違うものを試してやろうと思ってPanco Chicken(パン粉チキン、つまりチキンカツ)を頼んだのだがこれはちょっと失敗。まぁ“パン粉チキン”の味自体はそれなりなのだが、その無数のパン粉チキンの下にこれまた大量に広がるフライドライスの味がちょっとなぁ、という感じでたくさん残してしまった。皆さんそれぞれ違うものを頼んで「いや、まぁなかなかいけるんじゃないですか」とか言いながら完食していたけど、店を出てからMS博士が一言「まぁでも、もう一度来たいとは思わないですね。」と。いや、ほんまにそうですね。それにしてもこの店、不思議なことにいつ見ても大はやりなんですよねぇ、アメリカ人に。
で、全然関係ないけど、さっき洗濯機の中からレジ袋をゼリーでいっぱいにしたようなパンパンにふくれあがった物体が出てきてユンナと二人でびっくらこいたのですが、よく見ると紛れ込んだオムツでした。オムツってこんなに水分を吸い込むんですね。ちょっと感心してしまいましたわ。

2010年5月10日月曜日

宝島の夕日

Treasure Islandでは毎晩素晴らしいサンセットを見ることも出来ました。

宝島での週末

St. Petersburgの近くにあるTreasure Islandというビーチで週末を過ごしてきました。この近辺のビーチに来たのは初めてだったのだが、噂に聞いた通り本当に美しいビーチだった。しかもデカイ。北から南へメキシコ湾沿いにどこまでも伸びる真っ白なビーチは幅も非常に広くて、今回ビーチフロントのホテルに泊まったのだが、ホテルからすぐ前のビーチに出ても波打ち際へ行くまで砂浜を随分歩かなければならないほど。タラハシから車で4時間ほど南下しただけなのに、気温も湿度もタラハシよりも随分高くて完全に南国リゾートの雰囲気だった。ホテルはたくさん立ち並んでいるのにビーチで海水浴を楽しむ人達はまばらで、本当にのんびりとできます。また近いうちに是非来ようと思いました。しかしながら、頭はリフレッシュできたのだが、情けないことにビーチでロウチビと遊びすぎたためか今日は全身筋肉痛気味ですわ。

2010年5月6日木曜日

リフレッシュ休暇

明日の昼ラボミーティングが終わり次第、車に乗ってSt. Petersburgの横にあるTreasure Island(宝島?)というところへ向かいます。Treasure Islandってビーチの名前かと思っていたけど町の名前なんですね。この辺りのClearwaterからSt. Petersburgのメキシコ湾岸沿いに広がるビーチはフロリダの中でも美しいことで有名なのでかなり楽しみです。

2010年5月5日水曜日

ガブ

今日の午後、うちのラボでボランティアとして研究したいというガブリエル君とデスカッションした。ガブは昨秋うちの学部を卒業して大学院進学を考えているのだが、今はまだその準備期間なんだとか。昨日急にボスがこのガブについて話してきて、面倒を見てやってくれということだったので、昨日はとりあえず一番参考になりそうなレビューペーパーを渡しただけだった。それで今日はまぁ基本的なところから話していこうと思っていたのだが、今日オフィスに現れたガブはいきなり「昨日もらったこの論文の内容についてデスカッションしたいのだけども」と言う。ほほうと思ってとりあえずイントロダクション抜きでデスカッションに入ったのだが、驚いたことに基本的な部分はもうしっかり理解しているではないか。しかも聞いてくる質問はなかなか鋭くイイポイントを突いている。おとなしそうだけども、こいつはかなりデキルなという印象を持った。そういや昨日ボスが、あいつはとても頭が良いのだけどもどうも気合いが足りないのでサムライスピリットを教えてやってほしい、とかなんとか言っていてナンジャソリャ?と思ったのだった。まぁ少しずつ様子を見ながらだろうけど、とりあえずガブ用に具体的な実験計画を立てなければ。

2010年5月3日月曜日

真夏

五月に入っていよいよ真夏のようなムシムシとした暑さになってきた。クーラーががんがんに効いた建物から外へ出た時にむわっと感じる湿気を帯びた熱気が冷えた体になんとなく心地よい、と感じるくらいなのでまだまだ余裕があるけど。で、今日ソウシロ君は生後二ヶ月の予防注射を受けて来たのだけども、合計6種類もの接種を受けて当然のように機嫌が悪く微熱が続くような状態で苦しそうに泣いている。こんな状態で家の中が暑いとかわいそうなので、ついに今日からうちもクーラーのスイッチを入れました。MS博士によれば、日本では赤ちゃんの予防接種は一種類ずつしかしないということだけども、やっぱりそこはアメリカ的合理主義というか、まぁ大丈夫なんだから一気にやってしまえばエエのよ、ということなんでしょう。確かロウチビが赤ちゃんのときも予防接種のたびに熱を出していたので、「大丈夫」というのにはちょっと無理がある気もするけどな。

2010年5月2日日曜日

三つのパーティー

今日土曜日は偶然にも三つのパーティーが重なってしまった。
まず一つ目はロウチビのプレイグループのお友達、ライラ一家のお別れパーティー@Wakulla Springs。
二つ目はKちゃんの一時帰国お別れパーティーとST博士の御家族ウェルカムバックパーティーを兼ねたBBQパーティー@Tom Brown Park。
三つ目はうちのラボのレイラの修士号取得お祝いパーティー@ボスの家。
うまく行けば三つとも顔を出すことができるかなぁとか思っていたけど、結局ちゃんと参加できたのは一つ目のパーティーだけだった。二つ目のBBQパーティーは時間が一つ目とかぶっていたので、一つ目を早々に切り上げてTom Brown Parkに向かったのだが到着したときはちょうどみんなが解散した直後。残念ながらKちゃんに会うことは出来なかったが、ちょうどBBQパーティーを終えて公園内のプレイグラウンドに移動中のST博士とMS博士御家族を発見。その後三時間近くも子供達が公園で遊び回るのを見ながら博士達といろいろなことをとりとめもなく話していた。この公園で子供達に付き合っていた午後は結構暑かったので、6時頃家に帰って来て晩御飯を食べたらもう三つ目のパーティーに行く元気なんて全く残っておらず三つ目は完全にキャンセル。といってもバージン取りだけはしておきたかったので、眠い目をこすりながらなんとか10時半頃にラボに出て来た。まぁ来た甲斐あって大量のバージンが取れました。これで来週一つ非常に重要な実験ができる。

2010年4月30日金曜日

五年

明日5月1日は渡米五年の記念日になる。ついに五年!五年もアメリカで暮らしてるのか。。。去年も書いたけど、五年前の夜中にニューハンプシャーの小さな田舎町に降り立った時のことをいまだに昨日のことのように思い出すことが出来る。まぁでもあれから本当にいろんなことがあったもんなぁ。二人で来たのにいつの間にか四人になっているしねぇ。研究の方はまぁ紆余曲折あったものの、五年間もがいてようやく自分が本当にやっていきたいと思えるフィールドに足を踏み入れ、今そこでの大きなテーマが見えて来つつある。実際、サイエンスをやっていく上でまず一番難しいのはコレなんじゃないだろうか。少なくとも自分にとってはそうだった。自分がやっている生物学一つとっても研究分野はものすごく多岐にわたる訳で、研究してみたいオモシロイ現象なんていくらでもあるのだから。まぁ弱冠ポスドクにして自分ほどコロコロと研究テーマを変えてきた人も珍しいのじゃないかとも思うけど。
で、五年経つということは今日でJビザの有効期限が切れるということであり、明日からはついにHビザに成る。J-1からH-1Bへの切り替えのために去年の末辺りからなんやかんやと必要書類を揃えて、結局大学に提出したのが今年二月初旬。その後大学からUSCISへ書類が届けられたのが三月初旬だった。H-1Bビザは結構時間がかかると聞いていたので、これはもうPremiumと呼ばれる1000ドルの賄賂を払うしかないかも、と思っていたけど意外と先々週にはもうネット上でapprovedになっていた。時期的に運が良かったのだろうか。昨日事務に行って確認したら既に大学のInternational CenterからうちのDepartmentに書類は送られて来たようなので、後は担当のRB君がちゃんとやるべきことをやってくれさえすればいいのだけども、実はそれが一番心配だったりする。昨日も確認に行ったらRB君は自分のデスクに積み上げた山盛りの書類をひっくり返して私の重要書類を探していたけどすぐには見つからなかったので、「もうちょっと後でもう一度来てくれる?」とか言いやがる。。。結局見つかったけど、非常に心配。
ともあれいよいよ六年目、気合い入れていきます。

2010年4月27日火曜日

Parenthood

最近、NBCのParenthoodというドラマにはまってます。なんだかオモシロイのです。目が離せません。火曜日の夜はAmerican IdolとParenthood。

2010年4月26日月曜日

Papers

昨日の夜は布団に入ってからも研究のことを考えていたらなんだか眠れなくなってしまった。それでもいつしか眠りについたのはいいけど、その後朝まで、ある有名ラボにトークをしに行って帰ってくるという、なんとも現実的な感じではあるがなかなか壮大な長編冒険ものの夢を見てしまった。面白い映画を一本見たような感じで結構楽しんだのだけども、その代わりなんだか非常に頭が疲れている。今週はちょっとたくさんの論文をチェックしないといけないのだが。。。
さて、先週末「Papers」という有名なPDF論文整理ソフトをダウンロードした。今まで何回かフリーウェアのiPapersというヤツを試したことがあったのだがどうもバグが多いようで使い物にならなかったので、このPapersを使いたかったのだが42ドルもするのであまり考慮に入れていなかった。でもやっぱり増え続ける論文のPDFファイルにいちいち違う名前を付けて色んな名前のフォルダに整理しようと努力しても、たいがいどのフォルダにしまったか忘れてしまって同じ論文を何度もダウンロードしてしまっていたり、そのうちしまうのも面倒くさくなってデスクトップがPDFで散らかり放題になっていたりするもんだ。ということで先週ついにこのPapersの一ヶ月フリートライアルバージョンをダウンロードしてみたのだが、完全にハマってしまった。これはスゴイ。めっちゃ賢くて超使いやすい。PubMedやGoogle Scholarを始めとした色んな検索エンジンが使えるし、いくつかのキーワードを指定しておけばダウンロードした論文を関係あるフォルダに勝手に整理してくれるし、ダウンロード済みの全ての論文の全ての文章から単語を検索することもできるし、タブブラウジングもフルスクリーン表示もできてメモも書き込める。このPapersで論文を探していたら、うっかり関係のないウェブサイトに寄り道することもないし、論文を集めて読むのがなんだかどんどん楽しくなってきます。これは買うしかないかもなぁ。

一周年

このブログを開設したのが去年の4月23日、ということでついにブログをやり始めて一年経ちました。この一年で251回の書き込みをしたようです。意外にも大体三日に二日の割合で書いていたことになりますか。まぁ写真だけとかのこともよくあったけど。一年前始めた当初ははっきり言ってこんなに書くとは思っていなかったし、もしかしたら三日坊主で終わるかも、とか思っていたので自分としては上出来ですわ。基本的には自分のための備忘録ですが家族や友人への近況報告にもなればエエかな、というスタンスは変わっていないのでまぁしょーもないことばかり書いておる訳ですが、昨日までに計46カ国から4256回も訪問して頂いたようで有り難いことです。こんな調子でさらに続けていきますので、よくこのブログを御訪問して頂いている方々、今後ともよろしくお願い致します。

2010年4月22日木曜日

PBac{SAstopDsRed}

今日ようやく論文再々投稿完了。今回は一ヶ月という期限の最中に学会があったのでちょっと最後ドタバタとしてしまったけど、まぁこれが今出来るベストな形なんじゃないだろうか。後はもうエディターがレビュワーに回すことなくアクセプトしてくれるのを祈るのみ。今回エディターが要求していないにもかかわらず前回のリビジョンから省いたデータがあり、この点をあっさり納得してくれるかどうかがちょっと心配な点だが。でもこれで学会も論文も一段落ということで、今日からまたちょっと腰を落ち着けて何をやるべきか考えているところ。やりたい実験は山積みなのだが、どれから手を付けていくべきか。
で、今朝久しぶりにFlyBaseで自分が追っている遺伝子のデータベースを眺めていて、ふとゲノムマップのイントロン上に今までなかったトランスポゾンが一つ増えていることに気付いた。PBac{SAstopDsRed}という聞いたことのないPiggyBacだが、ソースの論文を見てみたらなんともシブイ改良型PiggyBacではないか。

To increase mutagenicity of existing piggyBac elements and to specifically render the high proportion of intronic insertions mutagenic, we added splice acceptors followed by stop codons in all three frames in both orientations of the mutator. We also swapped the existing marker with a DsRed fluorescent protein to allow for live screening of brains with MARCM clones expressing GFP (Schuldiner et al. 2008. Dev. Cell 14: 227-238).

ということらしい。つまりイントロンにインサートされてしまったものでもイントロン諸共スプライスアウトされないようにsplice acceptorなるものが付いていて且つそのすぐ後ろにストップコドンが入っているのでtruncated formになるという仕組み。しかもマーカーはDsRedで、2ndでも3rdでもFRTが左右ダブルで入っているというのがイカしてる。調べてみたら2000系統以上が京都のDGRCに保存されており注文可能。たまたま自分が追っている遺伝子上にこれが乗ってくれたのはラッキーなことだけど、また一つやるべきことが増えたな。。。"できること”と言うべきか。

2010年4月20日火曜日

バーン!

ぶっ放した直後。

ワイルドターキーを追って

一昨日の日曜日の朝、近所のマイクに誘われて久しぶりのハンティングに出かけてきた。向かった先はWacissa springsの近くに広がる森林地帯で、狙う獲物は七面鳥。Apalachee Pkwyから柿狩りの農園にいく時と同じ道に入り、牧草地帯を南下していくと寂れたWacissaの町に出る。車のラジオから聞こえてくるGrateful Deadがよく似合うその小さな町を通り過ぎてさらに南へ向かうと、その先には深い森が広がっている。町から少し離れたところでハイウェイから外れて、地図上で目星を付けておいた森の中へと続く砂利道を見つけて入っていき、T字路まで出たところで一旦車を降りて少し森の中に入ってまず標的を撃つ練習をした。久しぶりにショットガンをぶっ放したけど、やっぱりすごい威力。マグナム弾を撃つと衝撃で肩がジーンと痛くなるほど。少し練習して感覚を取り戻した後、さらに森の奥へと車を走らせた。あまり手入れされていない感じの砂利道の横には蓮の花や珍しい食虫植物の黄色い花が咲き乱れる沼が延々と続いており、時折車が水たまりに差しかかると、水場に集まっていた色とりどりの蝶たちが一斉に飛び立っていく。そんな道をどんどん奥へ入っていくと、森の中にぽっかりと開いた日当りの良い小さな広場でその道は終わっていた。そこからはうっそうとした木に覆われた細い道が森の奥に続いているのだが、車の窓からその薄暗い道の奥に目をやったとたんに二人とも声を上げた。50メートルほど向こうを横切ったのは明らかにワイルドターキーだった。しかも二羽続けてトコトコと茂みに消えていった。急いでショットガンに弾丸を詰めて二人でひそひそと作戦を話しながら森へ入っていき、ターキーがいたあたりで二手に分かれて茂みの中に入っていった。マイクのショットガンは結構大きくて重いのでそれを片手にジャングルのような茂みをかき分けていくのはかなり大変なのだが、茂みの奥に目を凝らしながら動物の気配に五感を集中し、なるべく大きな音をたてないように緊張して歩いているとその重さのことも忘れてしまう。時々立ち止まって耳を澄ますと、森の中からいろんな動物達の鳴き声や物音が聞こえてくるのだが、その中にターキーの声が聞こえたような気がする。目の前の枝では鮮やかな緑色のトカゲが赤い喉を膨らませながらじっとこちらを見ていた。森のことをよく知っているマイクは、獣道のぬかるみにたくさん残された足跡の一つ一つを指差して、鹿や野ブタやアライグマやボブキャットがここを通っていることを教えてくれた。そんな森の中を二人で二時間以上も彷徨い続けたが、残念ながら始めに見かけたワイルドターキー達をもう一度目にすることはついになかった。それでもなんだか心地よい疲れを感じながら来た道を車で戻っていると、真っ白な体をした首の長い大きな鳥が帰り道を教えてくれているかのように車が走るすぐ前をずっと一緒に飛んでいたのでした。おしまい。

2010年4月19日月曜日

締め切り近し

先週土曜日の朝に日本滞在中のYF博士とスカイプデスカッションして、論文の再々投稿へ向けた進捗状況を話し合った。いろいろな事情で日本に滞在中のYF博士であるが、アイスランドの火山噴火の影響で今週予定通りロンドンへ帰れないかもしれないという状況の中、いつの間にか再々投稿の締め切りは今週金曜日に迫ってきておりなるべく早めに原稿を仕上げてしまおうという話になった。そんな訳で今日中に追加実験のデータを全て揃えてしまいたいのだが、この週末で染色し終えた大量のサンプルは定量化して解析しなければいけない実験なのでちょっとキツイかも。といっても間に合わせるにはやるしかない。。。

2010年4月15日木曜日

3D Viewer

昨日今日と、学会前に撮りためたコンフォーカル写真を整理していた。実は明日のラボミーティングでギルスが発表しないといけないので、そのためのFigure作りもかねて。まず新しいMacBook ProにImageJの最新版1.43をインストールして、いつものようにZ-stack画像をリスライスしたりして観察している時にふと、Pluginsの3Dという項目にImageJ 3D Viewerというプラグインがあるのに気付いた。あれれこんなのあったっけな、と思いながら早速試してみてビックリ、これはスバラシイ。今まで3D画像を見る時はStacksの中にある3D Projectを使っていたけど、3D Viewerの方が断然画像がクリアーな上に、XYZ軸だけじゃなくて全方位にクルクル動かせて、しかもよく見てみたい箇所を簡単に拡大して見ることが出来る。どんどん拡大していくと当然画質は落ちるけど細胞の中にまで入っていけてしまう。imaginal discの内部や裏側も結構クリアーに観察できるので、夢中になっていろんなサンプルをクルクルさせてしまった。昼のポスドクランチの時に専門家のKS博士に他にも良いのがあるのか聞いてみたら、IMODという電顕画像用のプログラムもあるらしい。これも面白そうですが、ちょっと難しそうですな。勉強してみます。

2010年4月13日火曜日

ハエ学会を終えて

さて、今回のハエ学会はなかなか実りあるものになった。まず何より知り合いをたくさん作れたこと、これは非常に大切なことだと改めて実感。今回はやはりポスターとワークショップの両方で発表できたことが非常に良かった。今まではポスター発表の方がじっくりとデスカッション出来るのでいいような気もしていたけど、やはり学会では自分の仕事を大勢の人に知ってもらうということの方が大きな意味があると感じた。当たり前か。ワークショップの会場には去年9月のバルセロナにいた面々もちらほら見かけたので、彼らには今回で確実に自分のことを覚えてもらえたはず。ということで、今回ワークショップを催してくれたボスに大いに感謝。そしてやはり学会に行くとたくさんの刺激を受けて研究へのモチベーションもグッと上がります。と同時に同じフィールドで研究している他のラボの仕事を見て大いに焦りを感じたのも事実。まぁでもとりあえずは今持っている三つのプロジェクト各々に対する新しいアイデアとモチベーションを持ち帰ることができたので、自分としてはなかなか満足な5日間になった。ということで今回このDrosophila Conferenceは初めてだったけども、これはなるべく毎年出席しないといかんなぁと思った。
さてさて次は論文再々投稿への最終準備をしなければいけません。

2010年4月12日月曜日

結局ワシントンDCに5日間滞在していたのに、朝から晩までほとんどホテルの中にいて、外出と言えば食事をとるために表の通りのレストランを探しにいく時だけだった。。。ということで全くもって観光をしなかったのだが、ホテルの周りにたくさん植えられている八重桜がみな満開になっていて、それはそれはなかなか見事なものでした。本当は有名なポトマック河畔のソメイヨシノを見たかったのだが、実はそちらは我々が到着した頃には暑さでほとんど散ってしまっていたらしい。でもやっぱり桜はイイですなぁ。桜吹雪の下を歩くと日本を思い出しました。

2010年4月11日日曜日

無事帰宅

昼頃にワシントンDCを出て、アトランタ経由でタラハシに帰ってきました。飛行機が二つとも偶然ニックと同じ便だったので、ずーっとニックと二人で色々話しながら帰ってきた。まぁまぁ無事終了。とりあえず疲れたので今日はもう寝ますわ。また明日。

ハエ学会四日目

今ようやくワークショップの打ち上げパーティー終了。非常に疲れたけど、自分の発表もワークショップ自体もうまくいったのではないだろうか。最後までほぼ満席だった。今日一日、風邪の具合が随分悪くなってきて自分でもどうなることかと思ったけど、やはりワークショップが始まると風邪のことなんてほとんど忘れてしまっていた。ということで発表はなかなかエエ感じでしゃべれたし、質問にもそれなりに答えられたかな、たぶん。ワークショップ後にホテルのバーで乾杯したのだが、TI博士やNSM博士の紹介で何人かの日本のハエ研究者の方々とも知り合えたのは良かった。まぁそんな感じでなんとかやり終えました。学会も明日の午前で終了です。

2010年4月9日金曜日

ハエ学会三日目

今日も朝からプラットフォームセッション。楽しみにしていたTI博士のとこのポスドクSO博士の発表に感動してしまった。ストーリーはもとよりscrib mutant cloneがwild type cellにengulfされるライブイメージは強烈なインパクトだった。聴衆もザワザワしてたな。昼はホテルのカフェでサンドイッチを食べながら明日の発表スライドを少し作り直す。で、午後のプラットフォームセッションが終わった後でラボの奴らを探したのだけども見つからなかったので、仕方なく一人寂しくとぼとぼと外へ出て昨日の昼に行ったタイ料理屋でビールを飲んでいたら、なんとトイレからこれまた一人で来ていたジョンピーが出てきたので早速二人で乾杯した。始めはお互いの研究内容についてデスカッションしていたのだが、「で、ジョンピーは今ハッピーなんか?」と聞いたら、Not really,,,,,と言いながらまだ誰にも言っていないんだけども、という将来についての話しをしてくれた。実はジョンピーの口からそれを聞くのはとても寂しかったのだが、確かにそれは仕方ないのかもしれないとも思った。まぁまだ分からないとも言っていたし、もしそうなったとしても悪くはないとも言っていたし。。。その後はもう一度8時から11時まで三時間にわたるポスターセッション。こちらに来た頃から喉に痛みを感じていたのだが、昨晩のポスターセッションを終えたあたりからちゃんと声が出ないくらいに悪化してきたのでかなりつらかったけどもなんとかやり終えた。セッションタイムが終わった頃に、自分のポスターの近くでDr. NBのとこのグラジュエイトとDr. EBのとこのポスドクが二人で話していたのでそこに自分も加わって三人でイロイロとデスカッション。三人ともcell competitionを研究し始めたやつらということで、かなりオモシロイデスカッションタイムになった。明日のワークショップでまた三人顔を合わせるはず。ハエ学会に参加したのは今回が初めてということもあるんだろうけど、毎日知り合いがどんどん増えていくのは非常にエキサイティングですな。明日の夜がいよいよ本番です。そういや今日からいきなり気温が下がって外は冬のよう。風邪がひどくならないようにしなければ。。。

2010年4月8日木曜日

ハエ学会二日目

今日は朝からプレナリーセッション。朝一のトークからCrumbsとHippo pathwayのinteractionの話で一気に目が覚めたのだが、さすがにどのトークもなかなかオモシロかった。昼はブンちゃんとニックと三人で近くのタイ料理屋でランチを取った後、2時から4時までポスターセッション。結構次から次へといろんな人が聞きにきてくれたのだが、やはり実際にcell competitionをやっている人達とのデスカッションは面白かったし、いくつか重要な情報をもらうことができて良かった。夕方は三つのプラットフォームセッションをぶらぶらと渡り歩きながら聞いていたのだけども、あまりグッとくるものはなかったかな。アルバートがいまだに自分の名前をちゃんとAcknowledgementsに入れてわざわざ紹介してくれていたのはとても嬉しかった。夜はうちのラボから参加している4人に、うちのラボでPhDを取ったジョンピーとJJも加わって久しぶりのメンバー6人でインド料理レストランで乾杯。今日も疲れました。

2010年4月7日水曜日

ハエ学会一日目

5時頃に無事ホテルに到着。で、今日は夕方のオープニングセッションの後にレセプションパーティーがあり、先程ようやく部屋に帰ってきたのだが、部屋に帰ってくると相部屋のブンちゃんとニックはもうすっかり寝静まっていた。今回は学会会場のホテルの一部屋を三人でシェアすることになっていたのだが、来てみてビックリ、ベッドが二つしかないではないか。。。今寝ている二人を見てみたらニックが一つのベッドの端の方で小さくなって寝ていたので、自分はニックと一緒に寝ることになるようだ。。。まぁ仕方ないか。
レセプション会場に向かっている時に後ろから名前を呼ばれて振り返るとそこにいたのはDartmouthにいた時のボス、アルバート。アルバートのラボを出てからもう三年半も経つんだなぁ、ということでお互い懐かしくてビールを飲みながらいろんな話をした。そして11時頃になって、もう疲れたしそろそろ部屋に帰るかな、と思いながら一人でコーヒーを飲んでいるときにTI博士を見つけてしまったので早速挨拶しにいって長々と立ち話をしてしまった。実は随分前からいつか必ずTI博士に会うことを考えていた自分にとってはとてもうれしいことだったので、なんだかべらべらといらぬことまでしゃべってしまったような気がする。そんなこんなで非常に疲れたのでもう寝ます。明日の午後に早速ポスターセッションですな。それにしても今日のワシントンDCはめっちゃ暑くてビックリ。真夏のようです。

今から出発

今タラハシの空港で書いています。タラハシの空港はインターネットタダなんですね。今からアトランタ経由でワシントンDCへ向かいます。
それではまた後ほど。

2010年4月5日月曜日

ポスター完成

なんとか今日一日でポスターを作り上げた。学会用のポスターを作るのなんて学生のとき以来だし、その頃とは作り方が全く違っているのでちょっと苦労した。結局PowerPointで作ったのだが、PowerPointってなんでこんなに使いにくいんでしょうねぇ。普段プレゼン用のスライドを作るときにKeynoteを使っているから、という慣れの問題なのかもしれないけど、なんか思ったように動いてくれなくてイライライライラさせられた。しかもそんなイライラしている時に、ジャーナルクラブの時間になったので渋々行ってみたら、あるアンダーグラジュエイトがなんともお粗末なプレゼンをやってくれたもんだからもう耐えられなくなって途中で退席してしまった。あれ以上あんなものを聞かされ続けていたらヒドイことを発言してしまいそうだったから出てきて良かった。まさに時間泥棒にあった感じ。で、今やっと家で落ち着いてポスターを仕上げたのだけども、なんとも暑い。。。隣の家からは早速クーラーの音が聞こえ始めたけど、うちはもう少し我慢かな。

2010年4月4日日曜日

イースターの週末

昨日は近所のジェネイの家で、そして今日はシンシアの家でと、この週末は二日連続でイースターを祝うパーティーでした。昨日のジェネイの家でのパーティは、子供達のエッグハントがメインで朝から近所の家族がたくさん集まりました。ロウチビもイースターのドレスを着て参加。選手入場。みんな走り回って一生懸命に隠された卵を探します。ゆで卵だけではなくて小さなオモチャやお菓子が入ったオモチャの卵もたくさんあるので子供達は必死。そして、みんなで食べます。こちらは友達になることを運命づけられた二人の赤ちゃん、うちのソウシロ君と三軒隣のアニカの弟、マックス君。
で、今日のシンシアの家でのパーティは大人のディナーがメインのパーティーで、シンシアのとことアニカの家族とうちの三家族でのパーティーでした。ビールを飲んでたらふく旨いモノを食べて家に帰ってきたらそのまま眠ってしまいたかったのだが、なんとかラボに出てきた。今からハエの世話をします。

2010年4月2日金曜日

MacBook Pro到着

昨日の朝、Macbook Proがついに到着した。意外にコンパクトな化粧箱を開けてみると出てきたのは何とも美しいアルミニウムユニボディのMacBook Pro。夜、家に帰ってきてからドキドキしながらポチッと電源をONにした途端、何やらスゴイオープニング映像が始まった。宇宙空間にいろんな言語で「ようこそ」という文字が飛んできては目の前に迫ってくる、そんな感じの映像。そんなものがいきなり始まったことにも驚いたのだが、その映像の鮮やかさにちょっとあっけにとられて見入ってしまうほど感動してしまった。で、今日はオフィスで今までのPowerBook G4と並べて開けていたのだけども、なんというのか、Macが五年の間にいかに進化したのかということを実感した。コンフォーカル写真がめっちゃ綺麗に思えてしまうのだ。何だか今まで見落としていた細胞のフェノタイプが見つかりそうな気がしてしまうほど。マルチタッチトラックパッドも非常にイイ感じで、これだともうマウスいらんかも。いやーマジですごいわ。しかし、アメリカのアップルオンラインストアで注文しても上海から届くとはちょっと意外だったな。