2011年4月14日木曜日

Exciting AI

今シーズンのAmerican Idolはなんだかスゴイ。先週、今週と、(自分にとってはだけど)意外な人が落ちた。まぁ今日のボトムスリーは予想通りだったけど、ポールが落ちるとは思っていなかった。たぶん、アメリカ国民も皆この結果には驚いているんじゃなかろうか。というか、自分もそうだが、みんな誰に投票したらいいのかよく分からないんじゃないのかね?そう思うくらい今週の8人はほとんどみんな素晴らしいパフォーマンスだったし、一人一人本当にシンガーとしての個性がある。サイモンがいてたらどんなコメントしてたんだろう。でもサイモンの代わりにスティーブンが入ったからこそ、なんやらコンペティション自体の雰囲気がいつになくハッピーな感じなのかもしれんな。三週くらい前だったか、意外にもケイシーが最下位になってレスキューされるということもあったし、今回は本当に誰が落ちていくのかよく分からない。逆に言えば誰が今年のAmerican Idolになるのか全く想像がつかない訳で、なんともエキサイティング。いやーそれにしても昨日のラスト、ジェイムズのステージにザックワイルドが出てきたのにはビックリした。やっぱしザックは超カッコイー。でもあそこでザックを使うのは反則なんじゃないんですか?まぁ、自分は久しぶりにザックのプレイが見られて楽しかったけど。

2011年4月12日火曜日

IKNM in D.m. and N.v.

先号のCurrent BiologyにStowersのDr. MGラボから楽しい論文が出てきた。

Interkinetic Nuclear Migration Is a Broadly Conserved Feature of Cell Division in Pseudostratified Epithelia
Animal development requires tight integration between the processes of proliferative growth and epithelial morphogenesis, both of which play out at the level of individual cells.  In this respect, not only must polarized epithelial cells assume complex morphologies, these distinct forms must be radically and repeatedly transformed to permit mitosis.  A dramatic illustration of this integration between epithelial morphogenesis and cell proliferation is interkinetic nuclear migration (IKNM), wherein the nuclei of pseudostratified epithelial cells translocate to the apical epithelial surface to execute cell division.  IKNM is widely considered a hallmark of pseudostratified vertebrate neuroepithelia, and prior investigations have proposed both actomyosin- and microtubule-dependent mechanisms for apical localization of the mitotic nucleus.  Here, using comparative functional analysis in arthropod and cnidarian systems (Drosophila melanogaster and Nematostella vectensis), we show that actomyosin-dependent IKNM is likely to be a general feature of mitosis in pseudostratified epithelia throughout Eumetazoa.  Furthermore, our studies suggest a mechanistic link between IKNM and the fundamental process of mitotic cell rounding.

Interkinetic Nuclear Migration(IKNM)というのは非常にオモシロイけったいな現象だと思う、ということは以前にも書いたことがある。脊椎動物のneuroepitheliumで主に研究されてきた現象だが、同じpseudostratified epitheliumであるDrosophilaのimaginal discにおいては誰もコレを研究していないようだったので、自分がなんかやったろうかいな、とか思っていたところ、去年のFly MeetingでDr. MGがwing discにおけるIKNMについて発表していて驚いたのだった。あのときDr. MGは、「まだ“descriptive”な研究なんだけどね、へへ」とか謙遜していたけど、やっぱりオモシロイですな。
ところでこの論文において、IKNMはBilateriaだけでなくEumetazoaのpseudostratified epitheliaにおいて一般に見られる現象である、ということを言うためにNematostellaを使っているところが自分にとってはなんというかウレシイ驚きだった。というのも、このNematostella vectensisという生き物(イソギンチャクの仲間)が自分にとってはちょっとなじみのあるヤツで、PhDを取ってポスドク先を探していたとき、mesodermやgastrulationの進化を研究したいがためにNematostellaを使っているドイツのラボにわざわざ面接しに行ったことがあるのでした。
で、メカニズムの話はおいといて、やっぱりこの現象の生物学的意味というものに興味がわく訳ですが、

The deep evolutionary conservation of IKNM-like mitotic behavior throughout Eumetazoa suggests the existence of strong constraints on the mechanism of cell division in pseudostratified epithelia.  We favor a model wherein IKNM is required to restrict cell divisions to the plane of the apical junctions, thereby ensuring continuous monolayer integrity of proliferating epithelial sheets.

と、締めくくられているように、わざわざ核をapical側表面に持ってきて分裂するというこの一見面倒くさそうなシステムがこれだけ進化的に保存されているということはそれだけ重要な意味がある訳で、それはつまり細胞分裂時においても体内と体外を隔てる上皮細胞層の緊密性を維持するためなんだろうということ。でも、それなら別にapical側でなくてもエエんとちゃうのん?とも思ってしまうけどなぁ。

2011年4月11日月曜日

ニッキー

先週の金曜日にニッキーのhonors thesisのdefense(卒論発表会)があった。二年ほどもラボにいたのにほとんどデータを持っていないので、コレどうすんねん、と思っていたのだが、とりあえず自分があげた予備実験のデータにこの三週間でやったいくつかの実験結果を足して発表はなんとかかんとか形になったという感じ。一応defenseもパスできたらしい。といってもまぁ、アンダーグラジュエイトのdefenseなんて普通はやればパスできるようなもんなんだそうで、ダメだった例なんてないんだとか。まぁこれで彼はhonor studentとして卒業できるし、こちらもこれ以上彼のことで頭を悩ませる必要はないからイイのだけど、実は発表会の前日の晩に彼が作った発表スライドを見てあげた時、彼が尋ねてきた色々な質問に大きなショックを受けてしまったのだった。というのも質問のほとんどがコンセプチュアルなものではなくて、実験テクニックに対する基本的な質問だったから。「FRT40Aの40Aってなんなの?」って聞かれた時には笑ってしまった。抗体染色のことも良く理解していない様子だったし、enhancer trap lineとかFlip-out Gal4なんて何も分かっていない感じだった。結局彼はfly geneticsにおける実験の基礎的なことをなーんにも理解していなかったのだ。なるほど、だから実験をさせても毎回失敗していた訳だ、と納得した。とは言っても、当然こういった基礎的なことは今までに何回も教えたはずだし、たいがいの学生達はラボに来て始めの一ヶ月くらいでこういったことは大体学ぶし、もし理解できなくてもちゃんと質問しているように思う。彼は研究に対しての興味は結構持っていたと思うんやけどなぁ。まぁ、やっぱりいろんなタイプの学生がいるんやなぁ、とこちらも勉強になりましたわ。

さて、そして今朝はボスと毎週恒例のミーティング。論文に必要な実験の話をしているうちにだんだんとディープなデスカッションになってきて、結局一時間半も話していた。その中でボスがふと思いついた新しいアイデアはなかなか鋭いもので、二人でエライ盛り上がってしまった。このアイデアは今までに使っているテクニックで案外簡単に確かめることが出来るかも。しかももし当たっていれば、これはブレイクスルーになり得る。今後三ヶ月間ほどは三本の論文を仕上げるために全力を注ぐつもりだけども、このアイデアは片手間に試す価値はあるな。ということで、早速それ用のハエを作ろうっと。

2011年4月7日木曜日

ビッグウェーブ

学会から帰ってきてからボスと今後の方向性について話したのだが、やはり学会で発表したfollicle cellのデータはなるべく早いうちに論文にしてしまおうということになった。そしてもちろん、少し前に話していたSSTの論文第一弾も早めに出してしまいたいことに変わりはない。それらに加えてもう一つ、レビュー論文も書くことになったのだが、このレビューの締め切りは7月末頃。で、一応今のところ7月末頃までにこれら3本の論文を全てサブミットすることを目標にしようという話になった。4ヶ月ほどで3本はかなりキツイのは間違いない。。。さぁこのビッグウェーブを乗り切ることができるんだろうか。。。

Patrol

二人で近所をパトロール。

2011年4月5日火曜日

Old Town

学会期間中、ドンちゃんがどうしても観光に行きたいと駄々をこねるので、土曜日の夕方に二人でOld Townを見物しに行ってきた。異国情緒漂う通りに立ち並ぶメキシカンレストランをスルーして、ふと見つけた良さげなイタリアンレストランに入って本日のスペシャルシーフードパスタを注文したら、これが絶品だった。このパスタのためだけにでも行った甲斐があったと思ったくらい。

2011年4月4日月曜日

学会終了

昨日の夜サンディエゴから帰ってきたのだが、今回はなんやらえらい疲れた。。。ブログを書こうとも思っていたのだが、なんやかんやでほぼ毎晩12時頃まで活動していたので毎晩部屋に帰ってきたらもう疲れ果てていて書く気になれなかった。まぁでもそれだけオモシロイものをたくさん見て、友達をたくさん作ることが出来たということでもあり、自分にとっては非常に実りのある学会となったことは確か。ポスターセッションでも毎日結構な数の人達が聞きに来てくれて、皆口々にfollicle cellのデータをオモシロイと言ってくれた。誰もが興味を持ってくれた部分はまだプレマチュアな結果なので今後さらに慎重に見ていかなければならないのだが、このみんなの反応は実は自分が想像していたものよりも随分と大きかったので結構勇気づけられた感じはあるかな。
さて、そして今回のメインイベントはなんといっても三日目の午後にあったcell competitionのワークショップだった。これがいろんな意味でドエライエキサイティングなワークショップになった。実は前日のランチタイムでもDr. EMとTI博士の激論に同席していたので、当日どういうことが起こるのかはある程度予想していたのだが、やはり本番での面白さは予想以上だった。前日に急遽発表することになったグラスゴーのDr. MVも含めてスピーカー7人の発表内容がどれも面白かったのは言うに及ばず、皆それぞれがcell competitionのメカニズムに対する独自の仮説とそれを裏付ける実験結果を持っている訳で、臆することなく他の人の仮説に相反するデータをも出してくる。中でも今後論争の的となりそうなのは、competitionにおいてloser cellはwinner cellによるengulfmentによって殺されているのか?そして本当にそれがloser cellを排除するためのメインのシステムなんだろうか?というところだろう。もちろん他の点に関しても、異なるmutantや異なるtissueであれば違うメカニズムがあるのか?もしくは共通のメカニズムは何なのか?というようなことは今後どんどん議論が盛り上がっていくことだろう。ワークショップはこうあるべきだと思うし、こうして議論が活性化されることはこの分野にとって非常に良いことだと思うのだが、自分がオーガナイザーを務めるワークショップで招待した他のスピーカーの論文を公然と攻撃したDr. EMのやり方は少々問題があったようにも思う。
cell competitionをメインで研究しているラボはまだそれほど多くはない訳だが、それでもそれぞれが皆これだけ真剣に自分たちのオリジナルな仮説を追求し、お互い熱く議論する場に居合わせたことで、このフィールドが今まさに成長し始めているのを肌で感じることが出来た。来年からもこのワークショップを続けることが出来ればと思う。きっとここから何か新しいコンセプトが生まれてくるのだろう。
そんなことで学会は終了。今この昂った気持ちのままで次の実験を考えていかなければ。

2011年3月30日水曜日

San Diego到着

サンディエゴに到着。なんかフロリダより暑い気がする。会場のホテルはエライ広い敷地内にたくさんの建物があってちょっと分かりにくい。ドンちゃんと昼御飯を食べた後で会場内を歩き回ってやっとこさRegistrationカウンターを見つけて列に並んでいたら、早速ダートマスの時のボス、アルバートに遭遇。さらにその直後に、これまたダートマスのラボで一緒だったジャスティンにも偶然会えた。アルバートは去年のFly Meetingでも会ったけど、ジャスティンとは約五年ぶりか。うーむ、なんやらテンションが上がってきました。今日はこの後、オープニングセッションとレセプションパーティです。

2011年3月29日火曜日

明日からSan Diego

さて、発表用ポスターの印刷も終わって、いよいよ明日の朝からドンちゃんと二人でサンディエゴへ向かう。今回からFly Meetingでも、オンラインで自分の興味がありそうな発表を検索して自分用のスケジュールを作ることができる「Abstract Search and Program Planner」という機能が学会ホームページに設置されていたので、とりあえず面白そうなのをどんどん自分のスケジュールに入れていたら早くも登録した演題数が72にもなってしまった。これを全部見てまわるのは不可能だろうから、とりあえずアブストラクトをざっと読んで必ず聞くべきものを選ばなきゃいかん。アトランタからサンディエゴまでのフライトは5時間ほどもあるので飛行機の中で読むことにしよう。とか思っていたら、午後に実験医学から原稿の校正刷りが送られてきた。FAXによる校正の締め切りが4月1日ということだったので、大急ぎで校正して事務が閉まる5時半ギリギリに事務に滑り込んでFAXで原稿を送った。で、さらに帰り際にアリスンとレクシーに今週やるべきことを伝えておいたのでこれで全てオーケーかな。あとは荷造りだけ。

2011年3月28日月曜日

少年

よく女の子に間違えられるソウシロだけども、最近はもう赤ちゃんではなくて小さな少年という感じになってきたと思う

friend

2011年3月26日土曜日

募金活動

今日はダウンタウンの公園で毎週土曜日に行われているマーケットに場所を借りて、日本人コミュニティーによる東北地方太平洋沖地震の支援のための募金活動第一弾が行われたので朝から参加してきました。
親切なアメリカ人の方々から本当にたくさんの応援メッセージと募金を頂きました。
来週の火曜日、29日には午後7時半からFSU構内で「Candlelight Vigil for Japan」という追悼集会が催されます。

2011年3月23日水曜日

第一シリーズ

アリスンが進めているgenetic screeningの第一シリーズ、計70ラインの解析が終了。ヒットは4ライン。その他にも2ラインでなかなかシブイ細胞の挙動が観察できた。やっぱりこのスクリーニングはなかなかイケテルかも。これら数ラインについてはもちろんセカンドスクリーニングをしなければならないのだけども、ヒットした4ライン中2ラインづつがどうやら同じタイプのタンパクのようなのでなかなかオモシロイ結果と言えるだろう。今日ドンちゃんがさらに250ラインほど追加で注文したはずなので今手元に残っている150ラインほどを早くやってしまわないといかんのだが、アリスンはこの第一シリーズで実験のプロセスに慣れただろうし、今日からはレクシーも参加し始めたので今後もう少しスピードアップを期待できるかな。夕方ラボをのぞきに行ったら、アリスンがレクシーに教えながら二人で和気あいあいとハエをかけ合わせていた。

2011年3月21日月曜日

スペイン語教室

最近ロウチビは友達のコリのお母さん、ペルー人のロイダが始めた毎週土曜日のスペイン語教室に通い始めた。教室と言ってもロイダの家の中で、一昨日は子供二人だけ。なかなか面白かったので自分も横で一時間じーっとロイダの授業を聞いていたのだが、今までスペイン語を勉強したことが全くないので結構たくさんの発見があった。まず一番驚いたのは、発音が日本語に似ていること。始めにスペイン語の5つの母音を紹介してくれたのだけど、なんとa、e、i、o、u、の5つだけなんだそうだ。英語のようにそれぞれにいろんな発音の仕方がある訳ではない。ということは、これは順番が違うだけで日本語のアイウエオと全く一緒?しかも英語のような無声子音があんまり入らないためか単語も結構覚えやすいように感じた。英語ってもしかしてかなり発音が複雑な言語の一つなんだろうかね。ロイダも以前からウチらのしゃべる日本語がスペイン語に似ていると感じていたんだとか。今後もロウチビと一緒にロイダの授業を受けていれば自分も少しスペイン語が話せるようになるかもなぁ、と思うとちょっと楽しくなってきた。

2011年3月18日金曜日

Honors

アンダーグラジュエイトのアリスンがラボに来始めてから早二ヶ月、そして二人目のレクシーが話をしにきたのがもう一ヶ月ほど前になる。そしてその後さらにもう一人、うちのラボで研究をしたいと言っていたアニャも一昨日もう一度ボスのところへ話をしに来て、結局自分が彼女の面倒を見ることになった。ちょっと前まで自分が指導していた学生は男ばっかりだったのに、今年に入って毎月一人ずつ女の子が増えてついにこれからギャル三人体制。ちなみにボスによると、この三人目のアニャはただのDISではなくて、Honors In The Major Programという何やらたいそうなものを希望しているんだそうだ。
「へ?オナーズってソレなんなの?DISとはまた違うの?」とボスに聞いてみたところ、
「Honors Programの学生はちゃんとした自分のプロジェクトを持って研究して、honors thesisという所謂卒論を書いてさらにcommittee memberの先生方を前にしたdefense(卒論発表会)をパスしなければならないの。ナタリアがそうだったでしょ?」なんだと。
そういえば今まで指導してきたDISの学生達の中で唯一ナタリアだけがそういうことをしていたなぁ、と思い出してようやく合点がいった。
「ほほう、なるほどなるほど。つまりDISよりも高いレベルの研究を要求されるということですな。」と言ったところでボスが、
「ちなみにこの春卒業するニッキーもHonorsだよね?」と。。。
「エェ!マジで?そんなん聞いてないけど。。。」と言ったものの、そう言われれば少し前にニッキーが、今月だか来月だかにthesisを書いてpresentationもしなきゃいけないんだけど、みたいなことをぶつぶつ言っていたことを思い出した。ところがえらいことにニッキーは今のところ結果らしい結果をほとんど持っていない。タイミングよく今日のラボミーティングはニッキーの発表の番だったのだが、やはり彼が発表したのは仮説とそれに対する実験計画だけ。で、ラボミーティングの後に聞いてみたら、論文の締め切りは来週末で発表会は4月8日なんだそうだ。。。なんともはや、それはちょっと不可能なんじゃないのかなぁ。もっと早くにきちんと説明しておいてくれればもう少しなんとかしてやることも出来たかもしれんが。さぁ、どうしたものか。

2011年3月17日木曜日

Workshop in San Diego

さて、この大変な最中に日本からどれくらいの方々が参加されるのか見当がつきませんが、San Diegoで開催される今年のFly Meetingが二週間後に迫ってきました。ということで、ワークショップの告知です。今回は三日目(金曜日)の午後に、うちのボスが神戸のTI博士とベルンのDr. EMと一緒に「Cell Competition」というワークショップを以下のような趣旨でオーガナイズします。

During their lifetime, cells of multicellular animals can suffer insults (mutations, transient errors, infections, oxidative damage) that may compromise their fitness.  In Drosophila the process of "cell competition" that seems to recognize and eliminate less adapted or weaker cells of developmental primordia, ensuring that viable but suboptimal cells do not accumulate during development or ageing.  How groups of cells compare their relative fitness levels and decide which cell will remain in the tissue ("winner cell") and which cell will be eliminated ("loser cell") will be the main topic of the workshop.

今これを見て気付いたけど、Dr. EMはいつの間にマドリッドからベルンに移ったんだろうか?

2011年3月14日月曜日

少しでも

今回の東北地方太平洋沖地震で被災された方々、またその御家族の皆様に心からのお見舞いを申し上げます。
こちらアメリカでも連日トップニュースで日本のことが報じられており、アメリカの方々も皆心配して日本のこと家族のことを聞いてくれます。USTREAMでNHKなど日本のテレビのニュースのライブストリーミングが行われているので金曜日の朝から見続けていますが、今現実に日本で起こっていることとにわかには信じられないほどのあまりの大きな被害にただただ呆然として考え込むばかりです。ただ、ニュースを見続けながら、遠くにいる自分達に何が出来るのかを考えようとしています。
以前に笹川科学研究助成を頂いていた日本財団から緊急メールが来たので、私はまずこちらを利用して義援金を送りました。


Tallahasseeの日本人コミュニティーでも募金活動が開始されるようです。
今回の地震被害に対する義援金の情報は以下のウェブサイトでも得ることが出来ます。


遠くにいても、日本人として日本を応援するために、少しでも出来ることを考えていきたいと思う。

2011年3月10日木曜日

チャータースクール

アメリカでも日本と同じように小学校の校区が決められており、子供達は住んでいる校区にある小学校のキンダーガーテンへと入学することになる(キンダーガーテンは小学校に付属している)。ところがアメリカでは一つの町の中でも貧困層が住む地域と富裕層が住む地域がきっちりと分かれていることもあり、小学校によって学力の差が歴然としている。実はうちのすぐ近くに小学校があるのでうちの子もココへ通えば非常に便利だし、もちろんココがうちの校区の小学校ということになる訳だが、この校区にはかなり貧困層の地域が含まれているためか学力が低い上になんだかガラもあまりよろしくない。日本のように私立の小学校もあるのだが、当然私立は授業料が高い。じゃあどうするかというと、チャータースクールというものがある。最近アメリカではこのチャータースクールというものが随分増えてきているらしい。どういうのものかというと、

米国で1992年に誕生した新しいタイプの公立学校。子供たちの学力向上を目指して、学校の創意工夫を引き出そうとする教育改革の中から生まれた。親や教員、地域の団体などが自分たちの理想とする教育計画を地方教育委員会に提出し、同計画が認可されれば、公費によって学校を運営することができる。ただし、認可は期限付き。チャーターとは認可された計画のこと。(コトバンクより抜粋)

実はこのTallahasseeにもチャータースクールの小学校が3校あるのだが、どこもなかなかの人気で限られた定員に毎年かなりの数の応募があるらしく、抽選に当たらないと入れないということになる。人種の多様性を維持するためにマイノリティーは選ばれやすいという噂は聞いていたのだが名目上は100%抽選ということになっているし、うちが応募したチャータースクールもこのところ非常に人気がある学校のようで、今年も20人ほどの枠にかなりの応募が殺到したという話を聞いていたこともあり、あまり期待はしていなかったのだが、昨日その学校から抽選に当たりましたよという連絡をもらった。もしはずれていたらどうしようということについては結構頭を悩ませていたのでほっとした。
日本の第二次ベビーブーム世代として所謂マンモス校で小中学校時代を過ごした自分から見ると、このような少人数制で独自の教育コンセプトを持った学校というものは自分の経験とは程遠く、理論的にはその良さを理解できても実感としてはなんだかよく分かっていなかったりするのだが、なんだか自分も楽しみになってきた。まぁいずれにせよよかったよかった。

2011年3月9日水曜日

Hallmarks of Cancer

先日Cellから「Hallmarks of Cancer Special Review」という題名のメールアラートが来た。それによると、

The review article by Douglas Hanahan of École Polytechnique Fédérale in Switzerland and Robert Weinberg of the Whitehead Institute for Biomedical Research appearing in the March 4th print issue of Cell, updates and expands on the authors' classic review, "Hallmarks of Cancer," the most cited Cell article of all time. 
As the new work details, much has been revealed in the last decade about the molecular and genetic underpinnings of the six original hallmarks of cancer and the authors have synthesized the vast literature to produce a next-generation view of the features that are shared amongst all cancer cells. 
The authors also introduce two enabling hallmarks - genomic instability and inflammation - and two emerging hallmarks - evasion of the immune system and reprogrammed energy metabolism.

ということなんだそうだ。「The Hallmarks of Cancer」という前のバージョンが出たのは2000年なので11年ぶりのアップデートということになる。この10年でこの分野では膨大な発見があったはずなのでどれぐらい前のバージョンから変わっているのか楽しみだ。しかし、前のバージョンがCellの中でも最も引用された論文だとは知らなかったな。まぁそれだけガン研究者が多いということか。

2011年3月8日火曜日

Tax Return 2010

本日Tax Returnの手続き完了。なんか今年は今までで一番還付金の額が大きいのでなんでかなと思ったら、去年ソウシロが生まれたからか。子供一人につき1000ドル返ってきます。しかし毎年思うけど、メンドクサイシステムですな。