今日は毎年この時期この町にやってくる移動式遊園地、North Florida Fairにこれまたいつものようにアニカとロウチビを連れて行ってきた。もうこの二人は自分達でたいがいの乗り物に乗れるようになったので、今回はほとんどアニカのダディ、デイビッドと二人で子供二人について回っていただけだったのだが、それでもそれなりに疲れた。来年からはこれにマックスとソウシロが加わることになるのよねぇ。。。
そして、今日は結局こんな時間までラボで仕事をするはめに。。。
2011年11月12日土曜日
2011年11月8日火曜日
ソックリな
偶然なんだろうけど、先日自分のレビューが掲載されたJGGのspecial issue、"Drosophila models for studying cancer and tumorigenesis"とほぼ同時に、ハエを使った癌研究のレビュー論文が二本、他のジャーナルにも出てきた。
Drosophila cancer models. Dev. Dyn. Oct. 28, 2011.
Modeling tumor invasion and metastasis in Drosophila. Dis. Model. Mech. Oct. 6, 2011.
Develomental Dynamicsの方のレビューは結構まんべんなくいろいろなテーマを取り上げているのに対し、Disease Models & Mechanismsの方のレビューはJGGのspecial issueにDr. MVのとこが寄稿したレビューにそっくりなtumor invasion and metastasisに関するレビュー。まぁハエで同じトピックということになればある程度似てしまうのは仕方ないんだろうけど、Figureとかモロにかぶっとるなぁ。ということで、Dr. MVが「おいおいこれはどういうことなん?」とうちのボスにメールしてきたそうな。まぁ自分ももしこんなことになってしまったらアイタタタと思うけど、これはしゃーないよねぇ。。。
トキメキ
さて、先日出たMARCMでの意外な結果について、昨日の朝ボスとあれやこれやと話してみたのだが、結局二人して当たり前の仮説しか出すことができなかった。というかまぁ、たぶんそういうことなんやろうけど。でもこの現象の裏に隠れている上流のメカニズムはたぶんとっても重要でオモシロイものであろうことは想像に難くない。この上流の部分に関しても、自分がもやもやと考えていたことがボスの考えと一致した。もしかしてココからまた新たなプロジェクトが生まれてくるかも、というトキメキがちょっとあったりもする。
2011年11月7日月曜日
Foreclosure
さて、実はちょっと大変なことが起こりつつあるのだ。もう6年半もアメリカに住んでいろんなトラブルを経験してきたけど、今回はこれまた研究留学中のトラブルとしては稀なものになりそうなのでここに記録を残しておくことにする。(最近アメリカではこのようなトラブルが続出しているらしいのだが。。。)
今自分が住んでいる家はレンタルハウス、つまり貸家です。4年前にこの家を見つけて小さな不動産屋と契約しました。一年ごとの契約更新です。この不動産屋は小さな不動産屋で小太りのアメリカ人夫婦が経営していたのですが、確か二年ぐらい前にこの不動産屋は閉められました。これが倒産だったのかなんなのかは知りません。大家である不動産屋が無くなったのですが、その後もこの家はその夫婦の持ち物(実際の名義は夫婦の娘)ということになっていたので、賃貸契約は個人契約のような形になって家賃をその夫婦に払うということで大して何かが変わった訳ではありませんでした。ただ、会社ではなくなってしかもお金がないのか、今まで契約条項に入っていた業者による定期的な庭の手入れ(掃除とか芝生のケア)が次第に少なくなっていき、ついには全く来なくなったので時々その大家の夫婦に「頼むから芝刈りしてよ」って電話したら、その旦那の方がフウフウ言いながら自分でやったりしていました。
そして先々週の水曜日。自分はもちろんラボにいたのですが、昼間に知らない男の人が家に現れて「あなたはこれを受け取る権利がある」とか何とか言って、分厚い書類の中から30ページほどの書類の束を差し出して置いていったらしいんですね。その書類をざっと見たところ、見慣れない単語がたくさんの英語で何のことやらよく分からなかったのですが、どうやら裁判所からの通達みたいなもので、原告が複数の銀行、被告がこの家の持ち主である大家の夫婦の娘とこの家の住人(つまり我々家族)になっていました。よく分からないので近所に住む友達のアメリカ人に見てもらったり、辞書を引いて調べたりしながらこの文書を解読してみたところ、どうやらこの娘が銀行から借金($50,000)をしていてその月々の返済がこの3月から滞っていると。それで銀行が原告になって裁判を起こした訳ですね。問題は、どうやら我々が住んでいるこの家がその借金の担保に入っていたということ。それで、つい最近あった第二回目の裁判の結果、二十日後(書類は10月20日付なので11月9日)までに何らかの方法によって和解を成立させることができなければこの家は差押えられると。だから最悪の場合、ある日突然我々は家に入れなくなって家の中のモノも全て没収される可能性があるということなんだそうだ。。。。。
そして先々週の水曜日。自分はもちろんラボにいたのですが、昼間に知らない男の人が家に現れて「あなたはこれを受け取る権利がある」とか何とか言って、分厚い書類の中から30ページほどの書類の束を差し出して置いていったらしいんですね。その書類をざっと見たところ、見慣れない単語がたくさんの英語で何のことやらよく分からなかったのですが、どうやら裁判所からの通達みたいなもので、原告が複数の銀行、被告がこの家の持ち主である大家の夫婦の娘とこの家の住人(つまり我々家族)になっていました。よく分からないので近所に住む友達のアメリカ人に見てもらったり、辞書を引いて調べたりしながらこの文書を解読してみたところ、どうやらこの娘が銀行から借金($50,000)をしていてその月々の返済がこの3月から滞っていると。それで銀行が原告になって裁判を起こした訳ですね。問題は、どうやら我々が住んでいるこの家がその借金の担保に入っていたということ。それで、つい最近あった第二回目の裁判の結果、二十日後(書類は10月20日付なので11月9日)までに何らかの方法によって和解を成立させることができなければこの家は差押えられると。だから最悪の場合、ある日突然我々は家に入れなくなって家の中のモノも全て没収される可能性があるということなんだそうだ。。。。。
まぁ、つまり事態は結構深刻である可能性が出てきた訳で、その夜すぐに大家に電話して「こんな書類を渡されたけどどういうことなの?」と聞きました。するとなんやらエライ焦った様子で「その書類はウチに届けられるべきものだから明日の朝すぐに取りにいく」とか言って、翌朝その大家夫婦の旦那が早速家に現れました。それでちょっと話をしたのですが、「君たちは心配しなくて大丈夫」「今まで通りちゃあんとレンタルできるよ」と繰り返すだけで何の詳しい説明もしようとしないんですね。「Are you sure?」と何回か聞き直しましたが、「オフコース!」と。そんなことで、とりあえずその場は「オゥケィ」と言って笑顔でシェイクハンズして前の晩にラボでコピーしておいたその書類を渡しておいたのですが、いつの間にか自分の全く知らないところで裁判が行われていて、さらにその結果として住んでいる家が差押えられる可能性があるというのに何の説明もなしに安心できるかいな、という話ですわ。
まぁこの大家のオッサンと話しても埒が明かないことは明らかだったので、自分達でいろいろと調べた結果、とりあえずは明後日の期日までに裁判所と原告である銀行の弁護士にこちらの状況と権利を主張するための文書を作成して送付しました。
もちろん明後日までに大家の娘がなんらかの方法で原告と和解することができれば、このオッサンの言うように我々は今までと変わりなくここに住むことが出来るはずですが、もし明後日までに和解が成立しなければ、この家は一時的に銀行のものとなり、うちは差押え処分の前に銀行との交渉を始めなければならないということになるはずです。
まぁとりあえずは今週何が起こるのかを楽しみに待ちまひょか。
Borsao Tres Picos
町の北の方にあるこの町一番のケーキ屋さんの向かいにある酒屋にふらっと入ってみたら、結構な数のワインが置いてあった。たぶんこの町では一番の品揃えなんじゃないだろうか。思わず見入ってしまい、結局このスペインワインを購入。16ドルくらいだったかな。レジに持っていくとオバチャンが「あなたどうやってこれを見つけたの?これはイイワインよ。」と太鼓判を押してくれた。
Bodegas Borsao Tres Picos Garnacha 2009
甘い香り、複雑なスパイスの味、心地よい余韻。Garnacha 100%。いやー旨いなぁ。自分は結構グルナッシュのワインが好きなんだと思う。以前にSanta Duc Gigondasを飲んだ時も、あぁこのワイン好きだなぁと思ったのだった。
2011年11月6日日曜日
DST2011終了
今日でサマータイム終了。さっきパソコンの時計が深夜2時になった瞬間に1時に戻った。2時に時間を変える理由ってなんかあるんやろね。まぁとりあえず部屋の時計も一時間戻しておいたけど、時間を戻すのってなんかうれしいですな。
MARCM in FCs
昨晩ある書類を作るためにラボに出てきたついでに染色の終わったサンプルを顕微鏡で覗いてみたら、エライ予想外の結果になっていて笑ってしまった。まぁ大体ゲゲッとびっくりするような予想外の結果はオモシロイことを孕んでいることが多いのだけど、論文にまとめようというこの段階でこんな予想外の結果が出てくるとはこれまた予想外。考えようによってはオモシロイのだが、ちょっと理解に苦しむ。
このMARCMテクニックを使った実験、follicleの話で残された重要な実験の一つだったのだが、やっぱりもっと早くにやっておくべきだったなぁとちょっと反省。といっても、今までディスクで使っていたMARCM systemがどうもfollicle cellではおかしかったので仕方ないと言えば仕方ないのだ。ちなみに自分の経験上、follicle cellではMARCM systemがうまく機能しないことが多い。何が問題かというと、mutant cloneではない細胞でもGFPが漏れて発現しているように見えることがよくあるのだ。ということで、今回は他のラボがfollicleで使っていたMARCM flyを手に入れて、さらにFRT mutant alleleのchromosomeにRFP markerもリコンバインしてダブルマーキングシステムにしてやった。そうすると、やっぱりこの新しいMARCMでもGFPを発現しないはずのheterozygous mutant cell(1 copy of Gal80)が弱くGFPを発現しているのを確認できた。つまりfollicleではGal80の効きが弱いということか。ともあれ、この漏れが今回の実験結果に影響を及ぼすことはないはずなので、この予想外の結果が何を意味しているのかこれまた考えねばならなくなった。
このMARCMテクニックを使った実験、follicleの話で残された重要な実験の一つだったのだが、やっぱりもっと早くにやっておくべきだったなぁとちょっと反省。といっても、今までディスクで使っていたMARCM systemがどうもfollicle cellではおかしかったので仕方ないと言えば仕方ないのだ。ちなみに自分の経験上、follicle cellではMARCM systemがうまく機能しないことが多い。何が問題かというと、mutant cloneではない細胞でもGFPが漏れて発現しているように見えることがよくあるのだ。ということで、今回は他のラボがfollicleで使っていたMARCM flyを手に入れて、さらにFRT mutant alleleのchromosomeにRFP markerもリコンバインしてダブルマーキングシステムにしてやった。そうすると、やっぱりこの新しいMARCMでもGFPを発現しないはずのheterozygous mutant cell(1 copy of Gal80)が弱くGFPを発現しているのを確認できた。つまりfollicleではGal80の効きが弱いということか。ともあれ、この漏れが今回の実験結果に影響を及ぼすことはないはずなので、この予想外の結果が何を意味しているのかこれまた考えねばならなくなった。
2011年11月4日金曜日
アリスン二回目
今朝のラボミーティングは自分が担当しているアンダーグラジュエイト、アリスンの研究発表の番ということだったので、昨日二人で新しいデータを見直していろいろと発表する内容について話した。今年の前半に彼女がやったスクリーニングで拾ってきたいくつかの遺伝子について、今まだ基本的なフェノタイプを見始めている段階なのだが、発表を聞きながら今後の計画を考えていたらやっぱりなかなかオモシロイのかもと思えてきた。イイプロジェクトに発展する可能性を秘めている。
来週はさらにレクシーの研究発表もあるのだが、どちらかというとレクシーはまだあんまり実験のシステムをうまく理解出来ていない気がするので、来週またさらに時間をとって話さなきゃいかんかな。まぁでも二人とも最近だんだんと自分達で実験を管理し始めているようなので、もう少しトレーニングすれば使えるデータを出してくるんじゃないかな、と期待。
来週はさらにレクシーの研究発表もあるのだが、どちらかというとレクシーはまだあんまり実験のシステムをうまく理解出来ていない気がするので、来週またさらに時間をとって話さなきゃいかんかな。まぁでも二人とも最近だんだんと自分達で実験を管理し始めているようなので、もう少しトレーニングすれば使えるデータを出してくるんじゃないかな、と期待。
2011年11月1日火曜日
Halloween 2011
昨日はハロウィーン。いつものように夕方から近所のジェネイの家に友達の家族がたくさん集まってパーティを楽しんだあと、みんなで近所をTrick or Treatして歩き回りました。
毎年凝った仮装で楽しませてくれるマイク。今年は狼男。
そして、その狼男を本気で怖がるトリックオアトリートデビューのソウシロ。
Halloweenはきっと子供にとって一年で一番楽しい日なんじゃないかな。
2011年10月31日月曜日
Bogle Chardonnay
Bogle Chardonnay 2009
久しぶりの白はこれまた近所の酒屋で見つけたカリフォルニアワイン。10ドルだったけど、このシャルドネは驚き。マジで旨い!安い白ワインによく感じる臭みみたいなものが全くなくて、いろんなフルーツの味がする素晴らしくゴージャスなシャルドネ。このBOGLEの他のワインも是非飲んでみたくなった。
2011年10月29日土曜日
枝分かれ
今日のラボミーティングは自分の発表の番。火曜日に合同ミーティングで発表したので今週二回目のプレゼン。火曜日の合同ミーティングの方にはうちのラボメンバーはあんまり来ていなかったので今日同じ内容をもう一度話しても良かったのかもしれないけど、それだと自分が楽しめないだろうから今日はSSTプロジェクトの新しい方向性についてプレゼンしてみた。これまた昨日の夜中にオフィスにこもってスライドを作成したのだけど、最近撮ったいくつかの新しいコンフォーカル画像は見れば見るほどなんやらオモシロイことが隠れていそうで、ついつい朝方まで準備に熱中してしまって今日は疲れ気味。
終了後にグラジュエイトのズーちゃんが話をしたいということでオフィスに現れた。前々からボスとこのプロジェクトに関するちょっとしたミニスクリーニングのアイデアを話し合っていたのだが、ボスがズーちゃんにそのスクリーニングに関わってみなさいと促したようだ。ズーちゃんは結構興味を持ってくれているようで、なんやかんやと色々質問をしてくれた。また色々と指導していかないといかんけど、彼は結構真面目そうなので一緒にやるのは良さそうだ。しかしこのSST、今年論文を書いてしまおうと思っていたけど、だんだんと話が進展してきていくつかのトピックに枝分かれし始めているので、もはや一つの論文にまとめることは不可能になってきた。まぁどれもオモシロイからエエねんけども、そろそろメインの話をまとめることを考えたい。
2011年10月26日水曜日
Drosophila Models for Studying Cancer and Tumorigenesis
ようやく今月号のJournal of Genetics and Genomics、special issue on "Drosophila models for studying cancer and tumorigenesis" が発行されたようだ。やっぱりちょっと遅れたのかな。自分が書いたcell competitionのレビューを含めて7本の楽しいトピックスを扱ったレビューが収録されており、もちろんどの論文もハエを使ったガン研究に関するレビューばかり。こりゃ少しの間このspecial issueを読んで楽しめそうですな。ちなみにこの特別号の表紙には、私が撮ったwing imaginal discの写真がドドーンと飾られております。これ、企画の話を聞いたのが今年4月初めのFly Meetingでだったから、あれから半年ほどで出来上がった訳で、まぁこの夏ちょっとこの論文を書くのに苦しめられたけど、結構早いなぁという印象。
2011年10月25日火曜日
Pumpkin patch
最近もう街はハロウィン一色。ということで、先週の土曜日に近くの教会のpumpkin patch(ハロウィン用のカボチャをたくさん売っている場所)に行って来た。pumpkin patchにわざわざ仮装してカボチャを買いにくる人はいないんだけども、なぜかうちの子供達はハロウィンの仮装予行演習。Red riding hood(赤ずきん)とオオカミ(の子供)。
合同ミーティング
さて、今朝は朝9時から医学部と合同のジョイントラボミーティングで発表してきた。一時間以上しゃべり続けて喉が痛い。昨日までSSTについてしゃべろうと思って少し準備していたのだが、昨日の午後ボスとのミーティングで、やっぱり今回はfollicleの内容を発表したら、ということになったので昨日夜中までかかって急遽組み立てたトークになったけど、トークの流れに関してはまぁまぁ満足した。これを土台にして12月の日本でのトークの内容を作っていけるし、論文もこの流れでいけるかなと。で、今週は金曜日のラボミーティングでも自分の発表の番なんだそうだ。ということで金曜日はSSTの方をしゃべることになるので、こちらもまたスライドを作らないと。今週は他にもなんやかんやとせないかんデスクワークがある。
2011年10月24日月曜日
2011年10月21日金曜日
2011年10月20日木曜日
Publishing agreement
JGGのエディターからいくつか追加の訂正箇所が送られて来たので、それをチェックしてすぐに送り返したのが三日前。JGGは毎月20日に出版されているようなので、今日オンラインで今月号として出てくるのかな、と思っていたら、今朝エディターからさらにpublishing agreementに関する書類が送られてきて、これにサインをしてすぐに送り返して欲しいと言う。プリントアウトしてFAXで編集部に送り返したのだけど、今月号はちょっと遅れてしまっているということなんだろうかね。それともspecial issueだから発行日がいつもとちょっと違うのかな。まぁでもこれで本当にこのレビュー論文に関するものは完全に終了したはず。
ということで、最近もう考えるのに疲れてきたfollicle論文を書くために残された実験を今一度じっくり考え直して、具体的な実験計画を書き出してみた。まぁ初回投稿時にこれら全てのデータを含める必要はないだろうけど、これは全部完璧にやろうとすると三ヶ月かかる。12月の一時帰国前までに、原稿を書きながら必須のデータだけは出せるようにしよう。投稿は年を越してから。気合い入れ直してラストスパート。
ということで、最近もう考えるのに疲れてきたfollicle論文を書くために残された実験を今一度じっくり考え直して、具体的な実験計画を書き出してみた。まぁ初回投稿時にこれら全てのデータを含める必要はないだろうけど、これは全部完璧にやろうとすると三ヶ月かかる。12月の一時帰国前までに、原稿を書きながら必須のデータだけは出せるようにしよう。投稿は年を越してから。気合い入れ直してラストスパート。
2011年10月18日火曜日
Mike's Birthday
一昨日の日曜日は近所のダディ達4人で、マイクの誕生日を祝う海釣りに出かけた。朝の7時前にマイクの家に集合して車で30分ほどのSt. Marksの町へ。St. Marksの町から少し横へそれたところにあるShell Island Fish Campというところでpontoon boat(平底船)を借りた。4人で乗るにはちょっと大きいくらいの大きさ。まだうっすらと朝もやがかかったWakulla riverを下っていくと30分ほどで見覚えのある湾に出てきた。そこはいつもマイクとカヌーで漕ぎだす白い灯台が立っているSt. Marksの海。朝日でまぶしい湾にはいつものようにペリカンが飛び交い、時折巨大なウミガメが顔をのぞかせる。綺麗なオレンジ色の羽をした渡り蝶のMonarchがメキシコへ向けて次々とボートの横を飛んでいくのを横目にさらに沖へと船を進めると、いつの間にか二頭のイルカが寄ってきてしばしの間ボートの横を並走していた。幸いなことにこの近辺は去年の原油流出事故の影響を受けていないようで、いつもの美しいSt. Marksの風景を見ることができた。しかしどうもこの日は潮位が低いということであんまり魚は期待出来ないという話だったのだが、ボートから目を凝らして海面を見ていると時々大きな魚がジャンプするのが見える。昼過ぎまで少しずつ場所を変えては漂流しながらキャスティングしていたのだが、当たるのは小さめのsea troutが多くて釣り上げたほとんどをリリースしていた。ボートは夕方5時までに返さなくてはいけないということでちょっと焦りが見え始めた3時頃からようやく大物が当たり始めた。ショーンとネイサンが釣り上げたspanish mackerel(サワラ)は70cmほどあったかな。話には聞いていたけど、mackerelはやっぱりすごい魚だった。獰猛なのか、格闘の最中に簡単に釣り糸をルアーごと引きちぎって逃げていくし、いざ釣り上げると押さえつけるのに一苦労。そういやマイクが随分と格闘したあげく釣り上げたのは80cmほどのサメだった。ボートに上げるとこれまたエライ暴れたのでみんなで押さえつけて針を外して海へ放り投げたりして、終盤はなかなかエキサイティングだった。
夕方、町へ帰ってきてからはマイクの家でみんなの家族が集まってパーティ。朝早くから一日中キャスティングをしていた訳でかなり疲れたのだけど、ボートの上でビールを飲んでは魚が当たるのを待ちながらお互いの子供達の話をしたり、大物が当たると子供のように大騒ぎしながらみんなで魚を覗き込んで、パーティでは子供達が仲良く転げ回って遊んでいる。なんというのか、本当に「Life is good」と思える一日だったのでした。
2011年10月17日月曜日
Cesari Mara
近所のPublixの隣に新しくできた小さめのリカーショップに入ってみると、ワインも少しは売っていた(当たり前か)。その中から選んでみたのがこのイタリアはヴェネトのワイン。16ドル。なんて旨いブドウジュース、と言いたくなるような飲みやすさ。それでいて結構深い味わい。トンカツにみそ汁とご飯という和風な晩御飯にも不思議にマッチしていた。これはイイ。また飲みたい。
Cesari Mara Valpolicella Superiore Ripasso 2008
2011年10月14日金曜日
40分
先週からなんやら風邪気味なような、とか思っていたら一昨日あたりから本格的に風邪の症状が出てきてしんどい。咳が出てしんどいながらも昨日今日と二日連続でコンフォーカルをしたのだが、これまたなかなか意外なオモロイ結果が出ている。1024x1024 pixelでスキャン速度も落として高解像度のZ-stack画像を撮ってみたら、一つのwing discをスキャンするのに40分かかったけどめちゃめちゃキレイな画像が撮れた。時間かかるけどこれはやめられへんな。40分って結構長いので、昨日はスキャン中に昼御飯を食べに出て、そこで偶然会った化学のKK博士と雑談する時間まであった。
follicleのほうは、コンフォーカルで写真を撮る前に細胞を数えてquantificationしなきゃいけないサンプルが増えてきているのだけども、最近どうもクリアーな結果が出ていなくてちょっと疲れてきた。論文を書こう書こうと思っているのだけども、いざ論文の構成を考えるとやはりまだいくつかしないといかん実験がある。こういう論文を完成させるための残された実験というのはどうも楽しくないものが多いんですなぁ。といってもまぁ、その結果が論文の構成に関わってくるような重要なものであることには違いないのでせなしゃあないねんけども。
明後日日曜日は朝早くから近所のダディ達と一緒に、マイクのバースデーを祝う海釣りに出かけるので早く風邪を治さないと。
follicleのほうは、コンフォーカルで写真を撮る前に細胞を数えてquantificationしなきゃいけないサンプルが増えてきているのだけども、最近どうもクリアーな結果が出ていなくてちょっと疲れてきた。論文を書こう書こうと思っているのだけども、いざ論文の構成を考えるとやはりまだいくつかしないといかん実験がある。こういう論文を完成させるための残された実験というのはどうも楽しくないものが多いんですなぁ。といってもまぁ、その結果が論文の構成に関わってくるような重要なものであることには違いないのでせなしゃあないねんけども。
明後日日曜日は朝早くから近所のダディ達と一緒に、マイクのバースデーを祝う海釣りに出かけるので早く風邪を治さないと。
2011年10月12日水曜日
2011年10月11日火曜日
やはりない
昨晩久しぶりに散髪。ブログをチェックしてみたら、前回の散髪は去年の9月だった。去年と同じくらい短くしたので13ヶ月分。切り終わって13ヶ月分の髪の毛を集めてみると、なんだかそこに頭が落ちているかのようでちょっと恐ろしい感じ。
さて、前々から気になっていたことを先週、コンフォーカルで詳細な画像を撮って確かめたのだが、もしかしたらそうなのかなと思っていたことがやはり正しかったことが分かった。正しいと言ってもコレはかなりヘンなんやけど。imaginal discにinduceされたtumor tissueに、普通の細胞にあるべきモノがない。これまた色々と文献を調べているところなのだが、今のところそんな記述は見つけられない。いや、これがもし本当でhuman tissueにも見られるような一般的な現象なんだとしたら記載されていないとおかしいようなもんなんだけども。昨日の朝、ボスとのミーティングでそのコンフォーカル画像を見せてあげたら、やっぱりエライ興味を持ってくれた。つまり、少なくともボスは聞いたことがないようだ。まぁ新しい発見である可能性がなきにしもあらず、ということでその無いモノが何なのかはココでは書けないけど、もう少し追求してみる価値はありそうやなと。
2011年10月10日月曜日
Pillar Box Red
Henry's Drive Pillar Box Red 2008
日曜日にFresh Marketで見つけたオーストラリアワイン。グラスに注いだ瞬間、ふわっと濃厚な香りがたってびっくり。しっかりと凝縮されたような濃厚でスパイシーな味。イイ。これで11ドル。以前に何回か飲んだことのあるオーストラリアのワインに似ている気がするけど、オーストラリアはこういうのが多いのかな。ちなみにブレンド比率は、66% Shiraz、25% Cabernet Sauvignon、9% Merlot。
去年と同じ一日
先週末の土曜日は忙しい一日だった。まず朝から毎年恒例のAsian Festival。そして午後はロウチビの友達、クララのバースデーパーティ。さらにその後、夜からラボに出てきて深夜まで仕事。去年のブログを見直してみたら、どうやら去年と全く同じ忙しい一日だったようだ。今年のAsian Festivalでは、去年と同じようにロウチビは他の日本人の子供達と一緒に御神輿を引かせてもらって、さらにその後メインステージで盆踊りも踊った。
そして、今年のクララのバースデーパーティは町の郊外にある牧場で。馬に乗せてもらったり犬のショーを見せてもらったりして子供達は大満足だった様子。去年もそうだったけど、クララの一家はスペインから来たということもあって、集まった家族は色んな国の人達なのでなんだか話しやすい。久しぶりに会った人達と色々話せて良かった。まぁその後、深夜まで実験してかなり疲れたけど。
2011年10月7日金曜日
Visionary
スティーブジョブズ氏の死去について、オバマ大統領までが声明を発表したそうですね。いかに彼が世界に影響力を持つカリスマであったかということですか。かくいう自分も研究を始めてからずっとマックを使い続けている訳で、彼の才能の恩恵にあずかっていた一人ということになります。オバマ大統領のコメントの中で以下の文章が印象に残りました。
The world has lost a visionary. And there may be no greater tribute to Steve’s success than the fact that much of the world learned of his passing on a device he invented.(世界は一人の先見者を失いました。彼の死を、世界中の多くの人々が彼が発明した道具によって知ることになったという事実が、彼の成功への何よりもの賛辞になるのかもしれません。)
ということで、今夜もマックに向かってコンフォーカル画像を眺めながらThink different。
2011年10月5日水曜日
1024x1024
昨日の午後はコンフォーカル5時間。どうもfollicleのstainingで思ったような写真が撮れなくて始めの3時間ほど悶々としていたのだが、imaginal discで試していた3種類のRNAiのうち2種類が狙い通りというか予想以上の結果を出してくれているのを確認して大興奮してしまった。次はこれがSSTに関与しているかどうかをテストする実験になるけど、あんまり考えると結果が楽しみで眠れなくなりそう。
さて、コンフォーカルのZ-stack画像でimaginal discのcross sectionを見る場合、3rd instarのwing discなら上から下まで完全なものを撮ろうとすると1μm間隔で大体50枚から60枚くらいの写真をスキャンしなければならない。single focal planeの写真なら1024x1024 pixelの大きさでスキャンするのだけども、この大きさで60枚とかスキャンすると結構な時間がかかってしまう。なので今までたいがいZ-stackは512x512 pixelで撮っていたものを、昨日は5時間もあったので気合いを入れていくつか1024x1024でスキャンしてみた。まぁ気合いを入れてとか言っても設定さえしてしまえば後はコンピューターが自動的にやってくれるからスクリーンを眺めて待つだけなんやけどね。で、一つのdiscを撮るのに20分とか30分とかかかってしまったのだけど、やっぱり今後なるべくZ-stackも1024x1024で撮るべきかもと思った。というのも今日、そのいつもより高解像度の三次元画像を見ていて今までに見えていなかったナンジャコリャというような微細な構造が見えていることに気付いたのでした。今まで512x512のZ-stackで見逃してしまっているものって結構あるんかもなぁ。
2011年10月3日月曜日
Olivara
昨晩はスペインのティンタ・デ・トロ。インドカレーのテイクアウトを注文してから、いつものようにそのカレー屋の目の前にあるABC storeに入って今日のマイルドなインドカレーにどうかなと思って手に取った10ドルほどのワイン。とてもエレガントな香りで味はちょっとスッパイ系。カレーに合うワインてなかなか難しいのだけど、これは意外なほど昨晩のインドカレーにマッチしていた。旨い。
Bodegas Marqués de Olivara Toro Viñas de Olivara 2009
2011年10月2日日曜日
もう10月
先週末は海水浴をしにビーチに行ったほど暑かったけど、今週末は急に涼しくなって秋らしい天気になった。庭のハンモックに寝転んで、木漏れ日の下でゆらゆらしていると思わず眠ってしまいそうなほど気持ちのいい天気。もう10月だし、このまま涼しくなっていってくれるかなぁ。
2011年9月30日金曜日
チケットゲット
先週辺りから探し始めていた12月の日本行きのフライトチケットを昨日ついに購入した。なんやら今年は飛行機の燃料費が高騰しているようで、どうも去年に比べて値段が高い。ネット上で格安チケットを一通り調べた後で、アメリカから日本への里帰り格安チケットを取り扱っている3つの代理店と電話で相談した結果、ようやくベストなものに決めることが出来た。今回はアトランタ、シアトル経由。
さぁ、ということで今日で9月も終わりだし、チケットをおさえたところでいよいよ12月の一時帰国がすぐそこまで迫ってきたような感じがしてきた。日本へ行く前になんとかfollicleの論文を投稿まで漕ぎ着けることが出来るかどうかなんやけど、今日出た一つの結果によってこれまたいくつかせなあかん実験が増えたなぁ。。。
二人の違い
今日のゼミは二人の新しい大学院生、ズーちゃんとモハメドによる以前に在籍していたラボでの研究内容の紹介。二人の研究のタイプの違いがなかなか面白かった。中国から来たズーちゃんは、哺乳類培養細胞系を使った分子生物学。トルコから来たモハメドは、あるハーブの血糖値に対する効能の研究。ズーちゃんはどうやらバリバリの分子生物学をやっているラボで鍛えられてきたようで、いろんなテクニックを用いたたくさんのバイオケミカルデータを見せていて、学部生としてここまでやっていたのかと感心させられた。一方でモハメドは、人為的に糖尿病を引き起こさせたネズミをハーブティーのプールに入れて血糖値の経時的変化を見ただけ、というかなり荒っぽい実験でデータもほとんどなかったんだけど、こちらは単純にオモシロイし夢があるなぁと思ったのでした。
ニックとブンちゃんがこの二人に入れ替わることで、今後このラボはどういう風に変わっていくのかなぁ。
ニックとブンちゃんがこの二人に入れ替わることで、今後このラボはどういう風に変わっていくのかなぁ。
Kiwi
なんかほら、キウィに似てるんやけど。。。やっぱりなんか吸うんやんなぁ。ちょっとイヤやねぇ。
せやけどこれ、よう見てみるとこのM字型の触覚はクチバシの途中から出とんねんな。どんな形態形成しよるんやろかね。
せやけどこれ、よう見てみるとこのM字型の触覚はクチバシの途中から出とんねんな。どんな形態形成しよるんやろかね。
2011年9月29日木曜日
校正刷り
昨日ついにレビュー論文の校正刷りが届いたので、昨日今日と実験の合間に最終確認作業。それほど長い論文ではないような気がしていたのだけど、実際の印刷版を見ると意外にも13ページに及んでいて結構時間がかかった。まぁ、ここ最近のcell competitionに関するレビューでここまで詳細なものはこれが初めてということになるし、これくらい長くなってしまっても仕方がないかな。思いつく限りほとんどの論文について言及出来たはずだし、今一度読み直してみて少ないながらも言いたいことは言えているので結構満足した。実はこのレビューは、Journal of Genetics and Genomicsの10月号、「Drosophila models for studying cancer and tumorigenesis」というspecial issueのためのもので、すでにオンラインでArticles in Pressに上がってきている他のラボからの論文もなかなか楽しそうなものばかり。先日編集部に送ったいくつかのコンフォーカル写真の中の一つがこの特別号の表紙に採用してもらえることにもなったので、これも含めて完成版を見るのが非常に楽しみになってまいりました。
2011年9月26日月曜日
Alligator Point
タラハシーは、最近朝晩は随分涼しくなってきたとはいえ、昼間はまだまだ暑い日が続いている。昨日の午後、庭で汗だくになってソウシロと遊んでいる時に「こんなに暑いんなら海にでも行くか」ということになって、近場のAlligator Point(Bald Point State Park)のビーチへ行ってきた。ここはそれほどキレイなビーチという訳でもないけど、タラハシーからは車で一時間ほど。水も暖かかったし、まだもう少しの間海水浴できそうかな。
Friday Sing
先週の金曜日はロウチビのクラスの歌の発表会ということだったので、お昼にそれを見に行ってきた。毎週金曜日に一つのクラスが全校生徒の前でこういう発表会をするんだそうな。ステージに上がった子供達はとても楽しそうだった。ちなみに今回ロウチビのクラスが歌ったのは「I am a paleontlogist!」(ボクは古生物学者)という曲。
2011年9月22日木曜日
Dr.ブンちゃん
今日の午後はブンちゃんのdissertation defenseだった。先週の発表練習ではちょっと不安があったけど、今日の本番はなかなか良かったんじゃないかな。まぁ色んな遺伝子が出てくるので分野外の人も含めた全ての聴衆を惹き付けるのは難しかっただろうけど、だいぶ研究のポイントが分かり易くなっていた。というか実際、彼が7年もかけて何をしたかったのかが今日ようやく見えた気がする。ともあれブンちゃんもついにPhDを取ってこのラボを出て行くことになる訳か。もうポスドク先も決まっているので年末には出て行くんだとか。ちなみにブンちゃんが去ると、ついに自分がこのラボで一番の古株になる。別にそれで何かが変わる訳ではないけど、随分ココに長くいるんだなぁという感慨はある。思い返せばちょうど5年ほど前、このラボに来てはじめに色々と教えてくれたのはブンちゃんだったな。明日の夜はボスの家でブンちゃんのお祝いパーティだ。Dr.ブンちゃんに乾杯。
2011年9月21日水曜日
ヒドイ論文
今朝のゼミはドンちゃんによる論文紹介。昨日の晩、帰る前にドンちゃんが「明日ジャーナルクラブで発表する論文はヒドイ論文なんだよ」とか言っていたけど、これは本当にヒドイ論文だった。ある遺伝子がDrosophilaのoogenesisにおいてNotch signalingに関与しているようだとかなんとかいう論文だったのだが、なんていうのかpreliminary dataみたいなものしかなくて論文としての体をなしていない。でも掲載されているのはPNAS。しかもサブミットしたのが今年の5月だからほぼ一発アクセプトか。ふーんなるほどねぇ、ということで事情はなんとなく理解出来るんだけども、やっぱりこんなものを掲載するのは問題あると思うけどなぁ。それにしてもドンちゃんが発表しながらこの論文に対する不満ばっかり呟いているのを聞いていてだんだん腹が立ってきた。オマエそんな文句を言う前に、ジャーナルクラブで発表する論文はちゃんと読んで吟味してから選べよ、と。
さて、午後からはいくつか欲しかったハエの系統を送ってもらえるかどうかRochesterのDr. DBにメールを送ったら、すぐに快諾の返事が届いた。こらまた楽しみが一つ増えましたわ。
2011年9月19日月曜日
酵母上皮
これは先号のJCBの表紙。ぱっと見た感じ、imaginal discかなんかの上皮組織のsectionかなとか思ったのだが、よく見たらSaccharomyces cerevisiae、つまり出芽酵母のバイオフィルムの断面だった。
A vertical cross-section through a three day-old colony of an undomesticated S. cerevisiae strain reveals its complex, differentiated structure. Galactose in the underlying agar induces the expression of green fluorescent protein in the outermost cell layers but fails to reach interior cells (which only show red autofluorescence) due to the presence of a selectively permeable extracellular matrix. (Cover Captionより)
野生種の出芽酵母が形成するバイオフィルム中では、コロニー内の場所特異的に「分化」した酵母達がそれぞれ異なる特性(specific morphology、specific growth pattern、production of the ECM、drug efflux pumps 等)を示すことによって、多細胞生物の上皮組織のような構造を作り出しているのだそうだ。バイオフィルムってオモシロイなぁ、単細胞から多細胞体制への進化の過程でも見ているかのようだ。
2011年9月18日日曜日
Cono Sur Pinot Noir
今週末はまたCono Sur。でもカベルネではなくてピノノワール。
Cono Sur Bicycle Pinot Noir 2010
ピノノワールも旨いなぁ。コノスルすごい。こちらもPublixで10ドルほど。
2011年9月16日金曜日
ブンちゃんの予行演習
今日の昼は来週末に迫ってきたブンちゃんのdissertation defense、いわゆる学位論文発表会の予行演習。ブンちゃんはここに来るまで結構長いこと苦労したこともあって、データはたくさんあるのだが、どうもやはりこの人はプレゼンテーションが得意ではないのかなぁ。もうちょっと面白おかしく話せると思うんだけども、次々とデータを見せていくだけで結局何が言いたいのかよく分からんという感じ。ボスもこれはちょっとヤバイと思ったのか、久しぶりにエライ剣幕でまくしたてていた。曰く、「Take-home messageがない!」と。さぁどうなることやら。
そして夕方にはドンちゃんとアンダーグラジュエイトのキャメロンが、今後の実験計画を一緒に考えて欲しいというので一時間ほどミーティングルームで話す。おかげでまたこんな深夜に出勤するはめになった。今週からfollicleプロジェクトにけりをつけるための実験を一気に開始したので来週再来週とさらに忙しくなるけど、これを乗り越えれば執筆活動に入れる。
2011年9月15日木曜日
leg discs
さて、leg discである。イマジナルディスクと言えば、だいたい今までwing discかeye discしかちゃんと見ていなかったし、イマジナルディスクを使った論文でも圧倒的にwing discとeye discが多いという印象がある。でもwing discを解剖した時に一緒にひっついてくるleg discをよく見てみると、これはこれで非常に面白い形をしとるんですね。このグニャグニャ曲がって折り畳まれているepithelial sheetは本当に美しい。これがこの後、ビヨーンと伸びてあの細長いハエの脚になる訳だ。こういう構造、なんて言うんだっけ?蛇腹構造?まぁでもこれが伸びて脚になるのは分かるんだけども、問題は誰がどうやってこのepithelial sheetをこんな風に美しく折り畳んだのかということになる訳です。Dr. MGが、ある論文で上皮組織の形態形成を折り紙に例えていたのは言い得て妙だと思う。
The paper-folding art of origami is a simple but powerful conceptual model for epithelial morphogenesis. Using a finite number of simple folding rules, an infinite number of scale-invariant morphologies can be achieved, which derive entirely from a simple, planar sheet (Gibson and Gibson, 2009)
Lewis I. Held, Jr., 2002, Imaginal Discs, Fig. 5.1
2011年9月14日水曜日
Blina
最近ワインにはまった理由の一つがこのワイン。
Agostino Pavia Barbera d'Asti Bricco Blina
近くのABC storeで「オススメワイン」みたいな札がついていたので試してみたら、すんごい美味しくて感動してしまったワイン。しかも安い(ABC storeで14ドルくらい)。甘ーい薫りがします。
共焦点レーザー炊飯器
今日は朝からラボでOLYMPUSのコンフォーカルのデモがあった。FV10iとかいう新しいワンボックス型の共焦点レーザー顕微鏡。何がすごいって、そのコンパクトなボディに驚かされた。ちょっとでかい炊飯器か、という感じ。ワンボックス型なので、一般的に顕微鏡と言ってイメージするあの覗くための接眼レンズはなくて、操作も観察も完全にコンピューターベース。全てがこの炊飯器の中に入っているので暗室も必要ない。こんなんでエエ画像が得られるんかいなとちょっと懐疑的だったけど、60倍レンズで拡大した画像は明らかに今使っているコンフォーカルよりもクリスプだった。これならラボのコンピューターの横にでも置いておけるし、付属の画像解析ソフトも便利な機能がたくさんあるようだし、これで$100,000ほどなら買う価値あると思うけどなぁ。というのも今はコンフォーカル解析するためにちょっと離れた建物まで出かけて行かなくてはいけないし、共同施設なので朝10時から夕方5時までの間で予約しないといけないしで、はっきり言ってうちらのようなコンフォーカル解析をベースとしているラボにとって非常に不便な状況なのだ。是非買って欲しーんだけども、まぁ今すぐは無理かなぁ。。。
2011年9月13日火曜日
Cono Sur
最近週末はたいがいワインを飲んでいる。普段はビールだけども週末はワイン。そうしていると、最近ふとした瞬間にワインの薫りと味が頭の中にぱぁっと広がって無性にワインが飲みたくなることがある。ちょっとしたワイン中毒。ちなみに毎日必ずこの現象が起こってしまうのが、ハエのバイアルにエサのイーストペーストを塗り付けるためにイーストペーストが入っている瓶を開けた瞬間。イーストの発酵臭がワインの中に含まれる酵母の薫りと同じなんでしょうな。
ちなみに先週末に飲んだのはコレ。
Cono Sur Bicycle Cabernet Sauvignon 2009
Publixで10ドルほど。安いのにしっかりとした味わいでとっても旨い。
娘二人の実験計画
今日の夕方はアンダーグラジュエイトの娘二人に今後の実験計画を説明。基本的なテクニックについてはもうずいぶん前に一度教えたことはあったはずだけども、やっぱりFlip-out Gal4とかMARCMとかはほとんど理解していない様子だったので、この辺りのシステムを全て基礎からもう一度分かり易く説明しながら授業したら結局一時間半ほどもかかってしまった。おかげでこんな夜中にもう一度出勤して実験の続きと、昨日エディターから返ってきた論文原稿の最終チェック。
娘達には、いよいよ本格的な実験プロジェクト開始ということでガツンと発破をかけたつもりだけども、はてさて今学期中にどれくらいの結果が望めることやら。
2011年9月12日月曜日
オリビア五歳
今日はワクラスプリングス(Wakulla Springs)で近所のオリビアのバースデーパーティだった。ワクラスプリングスは湧水池なので結構水が冷たいのだけども、とてもいい天気で気持ちが良かった。また近々マイクと釣りに行く約束をした。
2011年9月9日金曜日
秋学期
なんやら今週から急に気温が下がってめっきり秋らしくなってきた。タラハシーの九月なんてまだまだ暑いという記憶だったけど、もう秋になるんかいなと思わされるほど涼しくて気持ちの良い天気。まぁでもどうせまたそのうちものすごい蒸し暑い日が戻ってきたりするはず。そういや今週からようやくアンダーグラジュエイトの娘二人が夏休みから帰ってきて、またラボに顔を出すようになった。二人がこの春から夏にかけてやっていたgenetic screeningでは結局250系統ほど調べただけなのだが、すでにいくつか面白そうなモノがかかってきているので今学期はそれら各々の遺伝子について調べていく予定。まぁスクリーニングの作業だけだと彼女達も飽きるだろうし。そこで今週、娘二人と今学期の実験計画を話すためのミーティングの機会を探っていたのだがなんやかんやお互い忙しくて実現しなかったので、来週月曜日にすることになった。ということで、一応月曜日のデスカッションというか授業を円滑にするために、午後の空いた時間に今後の実験に必要なハエのストックをチェックして、ちょっとした実験計画のレジュメを作成。レジュメを書いているうちに、アンダーグラジュエイトのためのミニプロジェクトとは言え、これはこれでだんだん楽しみになってきた。
2011年9月8日木曜日
GFP-protein trap
今日コンフォーカルをやっていておかしなことに気付いた。以前からあるタンパクの細胞内局在を抗体染色で見ていて、これは非常にクリアーなdistinctive patternが得られていたので別にこの結果を疑っていた訳ではなかったのだけども、これが今後の基礎となるデータということもあって、この抗体染色での局在パターンが本物なのかどうかGFP-trap lineでも確かめておこうと思った。FlyTrapからオーダーしたこのGFP-trap lineは、enhancer trapではなくてprotein trapなのでGFP-fusion proteinがendogenousに発現されているはずのもの。ところが蛍光顕微鏡下で見たところ、どうもGFPのシグナルがベターっとuniformにある感じで抗体染色のパターンとはちょっと違う感じがした。GFPシグナルがちょっと弱いということもあったので、今回このGFP-trap lineのimaginal discを、今まで使っていたこのタンパクに対する抗体とanti-GFP antibodyでco-stainingしてみたのだ。するとおかしなことに、コンフォーカルのZ-stackで見てみたらやはりGFPシグナルはuniformにある感じなのにもかかわらず、GFP antibodyの局在パターンはピッタリとタンパクの抗体染色のシグナルと一致していた。どういうことなのかねぇ、こういうことって結構あることなのかなぁ。
ということで、GFP-protein trap lineのシグナルは必ず一度anti-GFPを使って確認した方が良いのかもしれない。もちろんanti-GFPでGFPシグナルをエンハンスすることが出来る訳だけども、この場合見た目のGFPシグナルに惑わされないようにanti-GFPの二次抗体はGFPとは別のチャンネルした方がイイ。
ということで、GFP-protein trap lineのシグナルは必ず一度anti-GFPを使って確認した方が良いのかもしれない。もちろんanti-GFPでGFPシグナルをエンハンスすることが出来る訳だけども、この場合見た目のGFPシグナルに惑わされないようにanti-GFPの二次抗体はGFPとは別のチャンネルした方がイイ。
2011年9月6日火曜日
再投稿完了
先ほどボスにrevised versionの原稿を送ったら、こんな夜中なのに速攻で直しを入れて返してくれた。ということで、ただいま再投稿完了。一応、Wg signalingに関する新しい記述を足して元々あったセクションの構成を少し変更した。先日の論文を読んでから、なぜaxinとAPCのmutant cloneは、dMycのexpression levelが落ちているにもかかわらず、supercompetitiorとして周りのwild-type cellをoutcompeteするのかを考えていたのだが、やっぱりうまくは説明出来ない。実はこの論文でもこの重要な部分に関してはほとんど何も論じていない。ということで今のところは「Wg signaling regulates cellular competitive ability independently of dMyc.」としか言いようがなかった。
まぁでもこれでようやくこの論文原稿からは解放されることになる。今週は久しぶりにゆっくりとコンフォーカル解析にいそしもう。
2011年9月2日金曜日
再確認
今日は新学期初のラボミーティングで自分の研究発表の番。今学期から新たに二人の大学院生がうちのラボに加わることになったし、アンダーグラジュエイト達も夏休みから帰ってきたし、ということでアンダーグラジュエイトの復習と新しいメンバーに対する紹介の意味を込めて、SSTプロジェクトについて今一度新しいデータも含めて全て話してみた。このプロジェクト、ある一つの現象の発見からよくここまで発展させたなと言いたくなるほどいろんなデータがあるし、そこから導かれる結論にはオモシロイコンセプトが含まれている。だがしかし、しゃべりながらこれらを二本の論文にまとめるためにはやはりまだもう少し必要であることを再確認。必要な実験を一つ一つもう一度リストアップしてみよう。
2011年9月1日木曜日
キショイか
今回のレビューが掲載されることになるジャーナルのカバーイメージになるようなものを考えていたのだが。。。コレはちょっとキショイか。いや、ハエを使ったガン研究のためのSpecial Issueということなのでカッコイイハエの写真を、と思ったんやけどあんまりうまくいかんかった。。。やっぱりガンになったイマジナルディスクの写真にするかな。
Wg signaling
ちょうど一ヶ月ほど前に投稿したレビュー論文に対する二人のレビュワーからのコメントが一昨日返ってきた。一人は手放しでアクセプト。もう一人の方も別にメジャーなコメントはなく、ある用語に対する質問と図に対する質問のみ。ということで、昨日と今日でほとんどの改訂を済ませてカバーレターも書いたので、もう一度じっくり読み直して今週中には再投稿出来るかな。と思っていたのだが、そういえば二週間前に出た最新号のDevelopmental Cellに、Dr. EPのラボからWingless signalingに関する論文が出たのだった。実はこの内容については、今年四月のFly MeetingのワークショップでDr. EPが発表していたので、近々出てくるだろうとは思っていたけどこのタイミングで出てくるとはなぁ。やっぱりインクルードしておくべきかなぁ、ということで今日は久しぶりに大学の食堂でランチを取りながらこの論文を読了。
Steep Differences in Wingless Signaling Trigger Myc-Independent Competitive Cell Interactions
Wnt signaling is a key regulator of development that is often associated with cancer. Wingless, a Drosophila Wnt homolog, has been reported to be a survival factor in wing imaginal discs. However, we found that prospective wing cells survive in the absence of Wingless as long as they are not surrounded by Wingless-responding cells. Moreover, local autonomous overactivation of Wg signaling (as a result of a mutation in APC or axin) leads to the elimination of surrounding normal cells. Therefore, relative differences in Wingless signaling lead to competitive cell interactions. This process does not involve Myc, a well-established cell competition factor. It does, however, require Notum, a conserved secreted feedback inhibitor of Wnt signaling. We suggest that Notum could amplify local differences in Wingless signaling, thus serving as an early trigger of Wg signaling-dependent competition.
つまり隣り合う細胞間におけるWg signaling activityの相対的な差がcell competitionを誘導すると。そしてこのcompetitionにおいて、Wg signaling下流でactivateされるNotum(the secreted glypican-specific phospholipase、a feedback inhibitor of Wnt signaling)の発現が重要な役割を担っていることが示されている。つまり、周りの細胞よりも相対的に強いWg signaling activityを持った細胞が出現した場合、この細胞ではNotumの発現が促進され、この細胞が分泌したNotumは周りの細胞でWg signalingを抑制することによって、結果的に始めの相対差が増幅されてcompetitionが引き起こされるのだろうということ。なるほど、それは分かるのだけども、このsupercompetitiorとして振る舞うaxinもしくはAPCのmutant cloneではdMycがdown-regulateされているのだ。wing discのZNC(zone of nonproliferating cells、D-V boundary)において、dMycがWgによってnegativeにregulateされていることは以前に報告されているのだけども、明らかにdMyc expressionが低下している細胞が周りの正常細胞をout-competeしているのを見るのはなんだか不思議な気分にさせられる。さぁ、なんと説明するべきでしょうか。
2011年8月29日月曜日
アニカのスリープオーバー
土曜日はアニカがウチにスリープオーバー(外泊)しに来た。三週間前にロウチビが初めてアニカの家でスリープオーバーさせてもらって、次はアニカがウチにくる番という約束をしていたのでした。夕飯には手巻き寿司を楽しく食べて、その後外へアイスクリームを食べに行って、それでもまだまだ遊び足りない二人は結局11時半頃まで夜更かしして遊んでいた。10時頃にもう寝かせようかとも思ったのだけど、二人とももう五歳半、こういう楽しい思い出はきっと大人になっても覚えているんだろうなと思って、好きなだけ特別な夜を楽しんでもらった。
2011年8月26日金曜日
苦笑
今日はジョイントラボミーティングでドンちゃんの発表。なかなかオモシロイデータがたまってきている。それにしてもドンちゃんとデスカッションしているといつもだんだんイライライライラさせられて、つい厳しい言葉になってしまう。それは他の人も同じようで、誰かが何か質問したり指摘したりすると、回りくどい説明の後に必ずその意見を否定して自分の考えを頑固に押し通そうとするか、もしくはただ単にやるのがメンドクサイからそのような実験はしてないしする気もないとかいうようなことを言うもんだから、だんだんみんな攻撃的になっていって苦笑の輪が広がる。まぁ自分の考えに自信を持つのは良いんだけども、だからといってせっかくの他の人の意見を無視するのは損だと思うけどなぁ。ともあれ、いくつかオモシロイデータがあるのは確か。後で個人的にもう少し議論してみよう。
2011年8月25日木曜日
忙しい一日
今日はなんやらエライ忙しかった。まずは朝9時から11時まで新しい大学院生向けのポスターセッション。今年はもうすでに二人がうちのラボに来ることを決めているらしいのだが、それ以外にも結構興味を持ってくれていたヤツが何人かいたのでローテーションでうちのラボに来るかも。この後バージンメスを回収して、お昼はいつものST博士とKT博士に加えて、つい最近知り合ったケミストリーのラボにポスドクとして日本から来られたKK博士と一緒に学内のChili'sでポスドクランチ。KK博士のいるラボは、なんとあのTaxolの全合成に初めて成功したDr. RHのラボなんだそうだ。さすがにものすごいオカネを持っているラボのようで、うらやましい話を色々聞かせて頂いた。午後からは、グンちゃんがコンフォーカルのZスタック画像の撮り方を教えて欲しいということだったので、一時間ほど一緒にコンフォーカルタイム。その後ラボに帰ってきてオバリーダイセクションをたくさんした後、ようやく少し落ち着いてMBSJ2011のワークショップのためのアブストラクトをサブミット完了。もう一度バージンメス回収して今から帰宅ですわ。
2011年8月24日水曜日
さよならニック
今日の昼は、うちのラボを去ることになったニックの送別ランチ。まぁ違うラボに行くということでちょっとトラブルになった訳だけども、気持ちよく送り出してあげましょうと。周りのラボを見ていると、こういう何らかのトラブルがあって誰かが出て行くような時にお別れ会なんて絶対しなさそうだけど、このあたりうちのラボはなかなか仲が良いのだと思う。ところで、今日のお別れ会はGenghis GrillというモンゴリアンBBQのレストランでやったのだが、意外にもなかなか旨かった。自分で具やスパイスを選んでそれをボールに入れて大きな鉄板のところに持っていくと、それをジュウジュウ焼いてくれるのです。どれだけ盛ってもどの具を選んでも値段は同じなのでなんとなくお得な感じがするし、味付けは自分でやる訳なので自分次第。また行ってもいいかも、と思わせてくれるようなレストランはこの町では貴重なんです。
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