ということで、先週末は子供達と一緒に日本の夏休みを満喫。土曜日には、ちょうどこの週末に隣町の沼津で行われていた夏祭りへ。夕方の花火大会では友人から桟敷席のチケットを頂いて、河原の打ち上げ場所真ん前の特等席で迫力満点の日本の花火芸術を満喫させてもらった。祭りの後の最後の夜には、この三日間なかなか現れなかったカブトムシにもついに近所の森で会うことが出来たし、アメリカとドイツで生まれ育った子供達も日本の夏休みの雰囲気をしっかり味わったんじゃないだろうか。自分にとっては懐かしい日本の夏の情景。やっぱり夏休みはイイねぇ。
2014年7月28日月曜日
2014年7月25日金曜日
2014年7月22日火曜日
Sorcerous cells
TEMで見る細胞の画像は、白黒の混沌とした感じが大好きだった「Sorcery!」のJohn Blancheによる挿絵を彷彿とさせる。グロテスクなようでどこかコミカルでそして美しい。TEMで細胞を見ながらマンパン砦のことを思い出すのは自分だけではないのではないだろうか。
2014年7月21日月曜日
iMac導入
ついにオフィスに iMac 導入。
それにしてもなんか先週辺りから風邪気味で、この週末にかけてえらいしんどい。なぜか夜になると咳が治まってくるので、この三連休は夜にオフィスに来て少しずつ仕事。だいぶ考えがまとまってきたので今からフロリダのWMにメールを書く。
2014年7月18日金曜日
JEM-1010
今日は午後から一日中、透過型電顕の JEM-1010 に向かっていた。たくさん写真を撮ったし今日一日で操作法はだいぶ慣れたのだが、やっぱりTEMで見る組織像というのはなかなか難しい。超薄切片の断面なので、組織内の細胞達はイメージしているようなきれいな断面を常に見せてくれる訳ではない。follicleみたいに結構大きくて整然と並んだcolumnarは比較的断面が分かり易いけど、pseudostratifiedのディスクは細胞膜が入り乱れてえらいことになってたりする。まぁそれでもだいぶ、オルガネラ達が実際TEMでどういう風に見えるのか分かってきた。形態学って実践で目を鍛えるしかないんよね。
さ、帰って寝よ。
さ、帰って寝よ。
2014年7月17日木曜日
extrusion
ちょっと待てよ、extrusionエクストルージョンって言うけど、これってどうなん?と以下の論文を読みながら考えていた。
Tumour cell invasion: an emerging role for basal epithelial cell extrusion. Nature Reviews Cancer 14, 495–501.
この論文では、普段(mammalの上皮組織では)apical側にextrudeされて除去されるtransformed cellが、basal extrusionによってunderlying stromaに侵入して匿われることによってmetastasisが起こるのであろう、としてそのメカニズムに関して自分達のいくつかの報告を基にした仮説をなんやかんやと話している。自分が見ている細胞達も上皮層からニュルッと出てしまうのだけども、コイツらのビヘイビヤーはmetastasisとはまた違う局面のお話。
さて、「basal extrusion」とかいう表現をした場合、「extrude」っていうのはそもそも他動詞なので、基本的にはneighboring wild-type cellsによって起こされる(押し出される)受動的な現象という意味合いが強くなる。そうやって考えると、もしかしたら今自分が見ている細胞達のビヘイビヤーを「extrusion」と表現するのはちょっと正しくない気がしてきた。
例えば、YN博士のNature論文では、spindle misorientationによって細胞が基底膜側へ抜ける現象を「delamination」と表現している。ここで上皮層から脱落していく細胞達は、nub-Gal4によってwing pouch上の細胞みんながscribなんかをノックダウンされている、つまりhomogeneousな状況にあり、細胞分裂時にspindle misorientationによってjunctional architectureに異常が発生したヤツがbasal側へ落ちていくという風に説明されている。つまり、この現象は隣接細胞によってnon-cell autonomousに引き起こされるcell competitionとは異なる、どちらかというとcell autonomousな現象と考えられる。まぁもちろん周囲の細胞達がこのdelaminationをなんらかの形で促している可能性もあるだろうとは思うけど。
ということで、コレと同様なものを見ているのだとしたらやっぱり「delamination」と言うべきなんかな。
2014年7月14日月曜日
The Final
今朝は4時に起きて、眠い目をこすりながらも決勝戦の中継を見届けた。やっぱりドイツ強かったなぁ。ワールドカップのサッカーを見ていると、やっぱりどの国もなんとなくその民族的な特徴が戦い方ににじみ出とるよなぁ、って今回思った。まぁステレオタイプと言えばそうなんやけども、例えばドイツ人の友人を思い浮かべてみると、確かに普段から何事にも決定力あるよなぁとか思ったり。あぁ、それにしてもワールドカップの熱狂の一ヶ月が終わっちゃったねぇ。ワールドカップが終わるといつもなんていうのか、寂しさが残りますなぁ。そしてまた4年後、今度はどこで見てんのかなぁっていつも思う。ちなみに前回はフロリダで、前々回はニューハンプシャーで、その前は札幌だった。
さぁ、ということでワールドカップの余韻は続くけど、これでいよいよ論文執筆に集中できますなぁ。今日も一日コンフォーカルして、これでだいぶいろんな画像がとれた。イイ感じで “extrude” されてるヤツら写ってるかな。そういや最近まわりでセミの声が聞こえ始めた。この住宅地はちょっと山手だからか、ニイニイゼミとともにヒグラシの声も聞こえてくる。そろそろ梅雨も明けるのかなぁ。
カブトムシの木
近所の雑木林でカブトムシが集まる木を見つけてしまった。昼間に目星を付けておいたクヌギの幹に開いた穴を夜中に見に行ってみると、やはりその樹液滴る穴の中にカブトムシが一匹いた。しかし、そのクヌギのすぐ近くにある木(たぶん樫)がなんやら賑やかなのに気付いてそちらを懐中電灯で照らしてみたら、大きいカミキリムシとかゲジゲジとかが走っているその幹に黒々とした大きなカブトムシが数匹いた。夜中の林で一人、思わず声をあげてしまった。カブトムシってやっぱりでかくて立派やなぁ。
ということで、昨晩子供達を連れてもう一度行ってみたら、やっぱりその樫の木にこれまた4匹ほどのカブトムシがいた。こんな住宅地のすぐ近くやのに、ようさんおるもんやねぇ。
2014年7月12日土曜日
2014年7月11日金曜日
プラン2
昨日今日と朝から晩まで一日中 FV1200 を使ってみて、ルーチン的なZ-stack解析にはだいぶ慣れてきた。確かに感度は良いけど、スキャン速度は今まで使っていた“510”とそれほど変わらんのかな。結構解像度の高いディスクのZを上から下までホールで撮ろうとすると、やっぱり30分以上はかかる。Z-stackを撮る際のbrightness compensationのやり方は、ちょうど来所していたオリンパスの担当の人に聞いてみても分からなかったのだが、結局自分であれこれといじっているうちに細かい設定法も分かってきた。まぁそんなことで、気になっている論文を読みながらスキャンを待つ一日。
実は今執筆中の T Hotspot 第一弾は、お話の落としどころが二つある。今までの観察から、まぁどちらも正しいのだろうとは思っているけど、この第一弾の論文で二つ同時に説明するのはちょっと難しいしお話が冗長になってしまうのでどちらかですっきり説明したいところ。で、この二日間コンフォーカルでいくつかのディスクを見ていて、もしかしたらこれはプラン2の方がより正しいんとちゃうのんという気がしてきた。いや、実はもうプラン1で論文原稿を途中まで書いてあるのだけども、GFPを発している細胞達はプラン2で行くことを強く勧めている。もしそうならあといくつか実験が必要になるかなぁ。。。さぁどないしましょかね。
2014年7月9日水曜日
FV1200
今朝は準決勝のブラジル vs ドイツ戦を見るために早起きしたのだが、前半途中からみるみるうちに崩壊していくブラジルに容赦ない攻撃を加えるドイツという衝撃的な惨劇を目にして朝から唖然とさせられた。
で、今日は昼からコンフォーカル。共通機器としていくつかあるもののうち、手始めに一番空いている Olympus FV1200 を使ってみた。操作法は結構シンプルで使いやすいので、やり始めると案外すぐに慣れてきた。感度はなかなかイイ。今日は使わなかったけど、弱いシグナルを観察するための超高感度ディテクタとかいうものも付いているらしい。ただ、ここのFV1200には633のレーザーを載せていないので4色でのスキャンができないようだ。普段から結構633も使っているので、固定サンプルでメインに使うのは他のヤツを考えた方が良いのかも知れない。まぁとりあえず明日もう一日かけてもう少し色々と試してみる。
2014年7月7日月曜日
Vigneti Galassi Sangiovese Rubicone
Vigneti Galassi Sangiovese Rubicone 2011
イタリアのサンジョベーゼ IGT。爽やかなベリー。すっきりしていてどんな料理にでも合いそうな感じ。とても飲みやすいのだけど、ちょっとあっさりしすぎていて自分には物足りないかな。1200円ほど。
Jさん家族来訪
土曜日、日本滞在中のJさん家族が三島に遊びにきてくれた。上の娘と下の息子のどちらも歳が近いので、タラハシーにいるときは兄弟ともにいつも仲良く遊んでいた。この日はいつものように源兵衛川を散策して鰻を食べた後、うちに来てもらって近所の田んぼでオタマジャクシを捕ったりしてのんびりと過ごした。Jさん曰く、せせらぎの街三島には癒し効果があるらしい。きっといい思い出として子供達の記憶に残ると思うけど、次また会える機会がいつなのかは分からない。
2014年7月5日土曜日
Retreat 2014
リトリートはやっぱりなかなか楽しかった。TY博士とKA博士によるplenary talkはさすがにどちらも面白かったし、なによりこのリトリートを通して色んな人と初めて話すことが出来てよかった。この研究所、やっぱりオモシロイ人が多い。それにしても、飲んでいるとどんどんどんどん知り合いが増えていくのは日本のエエとこやなぁと思う。
帰りのバスで、隣のM先生が誰かと話している会話の内容をビールを飲みながらぼーっと聞いていたら、なんかえらい面白くなってきたのでついついその会話に割り込んで、ソレちょっとハエでやってみよかなっていう話になった。簡単なパイロット実験ならすぐできそうだからまじでやってみるかなぁ。
2014年7月2日水曜日
布ポスター
明日と明後日は御殿場高原で遺伝研リトリート。リトリートではポスター発表をすることになっているので、昨日今日と久しぶりのポスター作り。今まで T Hotspot のポスターを作ったことがなかったので意外と時間がかかった。あんまりこんなことに時間を費やしたくないんだけども、まぁ仕方ない。で、今日ポスターを印刷したのだけど、最近学会で時々見ることがあってコレエエやんと思っていた布製のロール紙があったのでそれに印刷してみた。今までの紙製のポスターって学会に行くとき丸めて長い筒に入れて持って行くのが煩わしかったのだけども、布製だと折り畳んでカバンに入れていけまっせと。まぁ布と言っても普通の布よりは堅いのでしっかり折り曲げるとちょっと折り目がついてしまうんだけども、まぁそれほど気にはならない感じだと思う。写真もなかなか綺麗に印刷されている。
そういやアメリカにいたとき泊まりがけのリトリートってなかったので、久しぶりにこういうのもなんだかちょっと楽しみやなぁ。
2014年6月30日月曜日
Coelacanth
沼津港深海水族館でシーラカンスを見てきた。シーラカンスの冷凍標本は世界でココだけでしか見ることができないらしい。なかなかの迫力で子供達も興味津々。こじんまりとした水族館だけど、色々と珍しい深海の生物がいてなかなか楽しい。この水族館は沼津港の目の前に位置しているので、周りの魚市場では旨そうなものをたくさん見つけることが出来る。
2014年6月28日土曜日
異邦人
今日近所のスーパーに行ったら、外人のボーイズ三人組が買い物をしていた。こんな田舎のスーパーに外人がいるのも珍しいなぁと思いながら子供達を連れてぷらぷらと買い物して外に出てきたらちょうど出口のところにそのボーイズがいたのだけど、うちの子二人が英語をしゃべっていることに気付いたのか挨拶してくれたのでちょっと立ち話。やっぱりという感じだけど、遺伝研の学生だった。アメリカ人とインド人。思わず「I'm from the US.」って言いそうになる。日本にいる外人を見ると同郷の人に会ったような感覚があって、ついつい親しみを持って話してしまう。アメリカ人ならなおさら。アメリカにいたときは、長いこと住んでいてもやっぱり完全に地元のアメリカ人コミュニティに入ると自分が日本人であることを痛感したもんだけど、いざ日本に帰ってきてみると自分がもはや普通の日本人とはちょっと違ってしまっていることに気付く。アメリカに長いこと住んでいるドイツ人のアンティアが、うちらはもうどこの国に行っても異邦人で、自分のホームカントリーを出て外国で暮らす人達のコミュニティに属するのだ、というようなことを言っていたことを思い出した。
それにしてもこのブラジル対チリ戦、ものすごいな。
Evodia
Altovinum Evodia Old Vine Garnacha 2012
スペインカラタユドのOld Vine Garnacha。綺麗な紫色。ステンレスタンクだからか、滑らかで繊細な味わい。余韻はかなりあっさりしているけどフルーティでとっても飲みやすい。あっさり二人で一本空けてしまった。SEIYUで1000円ほど。
2014年6月27日金曜日
クレタからの便り
先日、クレタ島からWMのCrete Meetingリポートがきた。今回は T Hotspot のトークをかましに行くということだったので事前にスライドを作ってあげたのだけれど、さぁどないでしたかと。トークは「It went OK.」ということなので、もしかしたら鋭いオーディエンスからのクエスチョンにちょっとうまく答えられなかったのかな。そのクエスチョンの内容を見てみると、どの質問も自分が今までに考えてきたことなんだけども確かにまだちゃんとクリアーにできていないものもある。でもその翌日のメールでは、さらにfeedbackがあって「People generally like the story.」ということなので、まぁ一般的に見てもコンセプト自体はイケテルみたい。まぁそんなことは分かってるんやけど、レビュワーになるであろう方々がこのクレタのオーディエンスの中にはいるはずなので、どういう風にこれらのクエスチョンに対する答えを説明していくかというのは結構大事になってくる。
ともあれ、これで今まで長いこと暖め続けてきた T Hotspot を今月、日本を皮切りについに国際的な場で公表してしまった訳だ。えらいこっちゃ。ということで、はよ論文にしてしまう努力をせなあきまへんな。
2014年6月25日水曜日
運命の決戦
で、今朝は早起きして運命のコロンビア戦。いやぁ、あかんかったねぇ。。。なんか今回のワールドカップは始まる前までの期待が今までで一番高かったからこそ、落胆も大きいという感じ。時間帯によっては、今日も前半は結構イイ感じで攻め込む場面もあったけど、でも終わってみるとやっぱりまだまだやったなぁと思うね。今回は悔しい思いをしたけど、みんなそれぞれ大きなものを背負って精一杯やった選手達を讃えたいですね。また4年後を楽しみにしましょう。といってもワールドカップ自体はこの後さらにオモシロイ試合が目白押しな訳で、まだまだ睡眠不足が続きますなぁ。あ、ウチにはアメリカ人が二人おるのでアメリカも応援せなあかんしね。
Dr. SR 2
先日、Dr. SRから丁寧なメールが返ってきたので、昨晩それに対するデスカッションメールを書いていた。その先日のメールで、Dr. SRから今までに読んだことのない論文を何本か教えてもらっていたのでこの数日間それらに目を通しつつ、Dr. SRが見ているものと自分が見ているものの相互関係をあれやこれやと考えていた。で、どうやら基本的にはお互いの興味と考えが一致しているようだし、二人で違う方向から攻めることが出来る、という感じなのでコラボレーションする意義は大きいように思った。ということで、将来的なコラボを見据えながらのデスカッション。これは結構楽しいことになっていきそうな予感。
2014年6月23日月曜日
2014年6月20日金曜日
Great Charlie
ということで、昨晩はチャーリー博士を囲んでの飲み会。5人でこれまた日付が変わる頃までいろんな話で盛り上がったのだが、ここで改めてチャーリー博士のスゴさを思い知った。といっても実は実際に会ったのは今回が二回目。しかも一回目は去年の分子生物学会で少し立ち話をしただけ。そんな関係なのにお互いブログを読んでいるもんだから意外と結構お互いのことを知っているというけったいな関係である。ということを、昨日のシンポジウムで座長としてイントロダクションをやる時に話したのだが、N君には、あんなにようしゃべった座長初めて見ましたわ、と言われた。飲み会終了後はこれまた夜中の街をふらふらとデスカッションしながら歩いて研究所に戻ってきたのが1時頃。今朝の日本戦に備えてちょっと早めに戻ってきたんやけど、今朝のはほんまに歯がゆい戦いでしたねぇ。ということで、今朝さらにデスカッションしてからチャーリー博士を三島駅まで送ってきた。色々と刺激をもらった二日間でした。
2014年6月19日木曜日
Dr. Charlie 来訪
今日はATRのチャーリー博士が来訪中。
昼に二人で食べに行った三島の鰻でパワーアップしたチャーリー博士は、ベリーエキサイティングなプレゼンテーションをしてくれました。今日はこの後、M研の方々を連れて飲みに出ます。
2014年6月18日水曜日
Dr. SR
最近少し落ち着いてきたとは言え、なんやらメールを書いている時間がえらい多い気がする。なるべく逐一その場その場で返信するようにせなあかんね。昨晩もちょっと長いメールを書いていた。
数日前にジョンピーからメールが来て、大学内のジョイントラボミーティングで発表していたDr. SRの研究内容が、ユーが見ているものと結構似ている気がしたので一度彼と話してみたらどうか?と。そんなことで、ジョンの取り計らいのおかげで昨日Dr. SRから自己紹介のメールが来た。Dr. SRとは今まで直接の面識はなかったのだけど、フロリダにいる時に一度彼から抗体を送ってもらったことがある。彼のラボでは基本的に培養細胞を使っているのだが、彼のメールを読んでみると確かに一つ自分と同じものを見ているようだった。そのモノに関しては自分より彼の方がはるかに専門家なので、将来的に一緒にやれればなかなかオモシロイかも知れない。ということで、ちょっとしっかりとこちらの研究内容も紹介してみたのだけども、さてどういうことになっていくのか、楽しみになってきた。
数日前にジョンピーからメールが来て、大学内のジョイントラボミーティングで発表していたDr. SRの研究内容が、ユーが見ているものと結構似ている気がしたので一度彼と話してみたらどうか?と。そんなことで、ジョンの取り計らいのおかげで昨日Dr. SRから自己紹介のメールが来た。Dr. SRとは今まで直接の面識はなかったのだけど、フロリダにいる時に一度彼から抗体を送ってもらったことがある。彼のラボでは基本的に培養細胞を使っているのだが、彼のメールを読んでみると確かに一つ自分と同じものを見ているようだった。そのモノに関しては自分より彼の方がはるかに専門家なので、将来的に一緒にやれればなかなかオモシロイかも知れない。ということで、ちょっとしっかりとこちらの研究内容も紹介してみたのだけども、さてどういうことになっていくのか、楽しみになってきた。
そろそろコンフォカ
少し前に解剖してあったディスク達をようやく抗体染色し終わった。ここに来てからの二ヶ月、始動する為になんやかんやとセットアップしたり、申請書を書いたり、論文を書いたりしていたけど、ようやく少し落ち着いて実験をできそうになってきた。ということで、来週辺りコンフォーカルに行こう。ここには共通機器のコンフォーカルがたくさんあるので今後どれをメインで使っていくか決めないといかんのだが、今まで使ったことがないOlympusのやつを一度試してみようかな。
2014年6月16日月曜日
品川で再会
タラハシーにいたときよく遊んでいた四家族が偶然日本に居合わせることになったので、昨日の日曜日、みんなで品川で会うことになった。このうち二家族はまだタラハシーに住んでいるのだけど、この四家族がこうして一堂に会することができるのは今後なかなか難しいはず。ということで、久しぶりの再会。小さい方の子供達はまだそういう事情はよく分かっていないだろうし、良く遊んでいたメンバーが久しぶりに集まったということだけで大はしゃぎ。次会えるのは一年後かそれとも二年後か、大人にとってもそれほど短い時間ではないけど、子供にはとても長い時間ということになるんだろう。また次、大きくなった子供達に会えることを楽しみにしよう。
2014年6月15日日曜日
2014年6月12日木曜日
KT博士来訪
昨日はFSUのKT博士が三島に来訪。日本に帰る前の二月にFSUのAME Centerでトークさせてもらったとき、今後一緒に何かやりましょうという話で盛り上がったのだが、今回KT博士が来日されるということで、まずは日本一の鰻を食べてから研究所のオフィスで第一回密謀会議。今回はとりあえずお互いが持っている素材をばらばらと机の上に並べてみた感じ。バイオロジストとのデスカッションとは全く違う、何やらビンビンくるような刺激がある。実は全く意味をなさないのか、それともとんでもないオモシロコンセプトが出てくるのか、やってみなきゃ分からない。ということで、いよいよ今後少しずつデータのやりとりを始めてみることになった。
で、今夜は今からタラハシーのWMと、もう少し現実的なスカイプ会議。
2014年6月11日水曜日
YN博士来訪
一昨日と昨日、StowersのYN博士が遺伝研を来訪していた。ということで、一昨日はYN博士のトーク。内容は去年Natureに出た論文のお話、spindle misorientation-induced delamination、とさらに今後の展望。実は自分が今執筆中の論文の内容と密接に関係があるはずのお話なので、改めてじっくりと聞かせてもらった。で、夜はここにいるアメリカ帰りのハエ研究者四人でYN博士の歓迎会。結局二軒目のワインバーでは助教三人でYN博士を囲んで二時まで飲んでいた。その後酔っぱらった四人でふらふらふらふら歩いて研究所に帰り着いたのが三時頃。よくもまぁサイエンスの話でこんな時間まで飲めるよなぁとも思うけどやっぱり話は尽きず、翌日も出発前にさらにもう少し T Hotspot の話をしたりした後ようやく見送った。四年前にDCで初めて会った時から一回り大きくなったYN博士、アメリカでのさらなる御活躍を祈ってまっせ。
2014年6月9日月曜日
運動会
昨日は娘の小学校の運動会だった。本当は土曜日の予定だったので金曜日の夜がんばって金沢から帰ってきたのだけど、結局雨で日曜日に順延。そういえば本州はだいたい先週梅雨入りしたんだとか。なんでこんな梅雨の時期に運動会があるのかよく分からんけど、最近は秋じゃなくてこの時期になってきているんだそうな。
アメリカの学校では運動会とかなかったから、娘は初めての運動会。で、自分も親として参加する初めての運動会。娘は大いに楽しんだ模様。親は、まぁ大変やけど、子供達が一生懸命に走っている姿を見るのはなかなかイイもんですね。
さぁでもこれで、この一ヶ月ほど毎週末続いていたイベントが一段落した。申請書と学会も先週で終わったので、いよいよ論文を仕上げにかかれるかな。あ、でも今週からワールドカップが始まるね。。。
2014年6月7日土曜日
T Hotspot
ということで金沢のJDRC11では、最終日のシニアセッションでトークをさせてもらった。日本のハエコミュニティではデビューとなるトークだったので、ちょっと気合いを入れて、今までまだ学会では話したことのない「SST」改め「T Hotspot」について。まぁ時間が限られていたので今回はストーリー全体の半分くらいしか話せなかったのだけど、オーディエンスのレスポンスは上々だった気がする。終わった後にも何人かが話しにきてくれた。でも、意外と日本ではハエで cancer modelling とかやってる人はあんまり多くないみたいやね。ディスク使っている人もそれほど多くないし、フォリクルなんてほとんど見なかった気がする。
自己紹介
昨晩、JDRC11終了後に金沢を出て、夜遅くにようやく三島に到着。金沢に来たのは10年ぶりぐらいか。前回はまだ学生の頃に動物学会で来たのは覚えているし兼六園も覚えていたけど、泊まったホテルに関してはあんまりはっきりとした記憶がない。で、今回は香林坊のホテルに宿泊。連日の飲み会は香林坊近辺だったので、毎晩夜遅くにふらふらと歩いてホテルに帰ってきた。JDRCに参加するのは今回が初めてだし、渡米前の学生時代はハエを使っていなかったもんだから、実は日本のハエ研究者で知っている人はあんまりいない。ということで、今回のプライマリーミッションは Japanese Fly Community での自己紹介にあったのだが、その結果若手からビッグネームの先生方までかなりいろんな人とお話することが出来たので良かったし、実際とても楽しかった。日本のハエコミュニティは今回一見した限りではめっちゃナイスな雰囲気やねぇ。今後も多くの方々と繋がっていければと思いました。
2014年6月3日火曜日
ワイン会@三島
先週末は、タラハシーで仲良くしていたウォルター家が一家でわざわざ三島を訪れてくれたのでゆっくりと三島案内。そして夜はうちでひさしぶりのワイン会。二ヶ月ぶりとはいえ、いざ会ってみるとやっぱりいつもの雰囲気なので、もう今は自分達が別々の国に住んでいるということを忘れてしまうようだった。ちなみに、自分の頭はいまだ反射的に自分がアメリカにいると誤認することがある。それはもちろんほんの一瞬なんだけども、いまだに毎日そういう瞬間があってちょっとつらい。
さて、申請書のほうは昨晩遅くにようやく提出完了。思い立ってからあんまり時間がなかったけど、今書けるだけのことは書いたので満足かな。今晩は今から少しハエの整理。これでちょっと一息ついて明日から金沢へ行ける。
2014年5月30日金曜日
予行演習
来週の金沢では、うちのラボから自分とKH博士がトークする予定なので、まぁ一応予行演習しときますか、ということで今朝三人でする予定だった。のだが、KH博士が風邪でダウンとのことで、S先生と二人で発表練習。スライドは今までのものを使って昨晩ささっと作ったものだけど、意外とピッタリ12分でしゃべりきった。でもやっぱりこの話を無理矢理12分に縮めてしまうことに結構無理があったのか、S先生によると相当分かりにくかったそうで、その後二人であれやこれやとデスカッションしながら改善を模索。もっとシンプルにして各々の実験を親切に説明できるようにする必要がありそう。
で、今晩はさらに申請書の執筆。図以外の文章は今晩で終わらせたいところ。もうひと踏ん張り。
2014年5月29日木曜日
風邪気味
不覚にもこんな忙しい時に風邪をひいてしまった。昨日は頭がぼーっとして執筆に全然集中できなかったので、夜早く寝てたくさん睡眠をとったら今日は午後からちょっと回復の兆し。今週末はタラハシーのウォルター家が来訪するし、来週半ばから金沢のハエ学会へ向かう前にこの執筆を終えないといけない。ということで、もうあんまり無駄にする時間はなくなってきた。と思っていたら、またフロリダからのメールで論文原稿についてスカイプしませんか、とのお誘い。うーむ、それは金沢から帰ってきてからかなぁ。
2014年5月27日火曜日
whole picture
今日の午前中はラボミーティングで現在検討中のプロジェクトについて発表。ラボミーティングといっても自分を含めて三人だけなので、テーブルの上のモニターを囲んで話をするというスタイル。三人とも持っているバックグラウンドがちょっとずつ違っているので、意外な質問が出てきたりして結構オモシロイし、三人だととことんデスカッションできるのでなかなかイイ。そんな感じで二時間超みっちりデスカッション。だいたいプロポーズする全体像は見えてきたかな。
ということで、今夜は家で晩御飯のあとにしっかりとキプロス戦をテレビ観戦して気合いをもらってから、もう一度オフィスに出てきた。
2014年5月26日月曜日
NIG Postdoctoral Fellow
2015年度の国立遺伝学研究所博士研究員(NIG Postdoctoral Fellow)の募集が始まります。
応募受付期間は、2014年6月17日(火)〜2014年7月16日(水)。
ウチのラボも受入可能です。細胞競合、腫瘍形成、組織恒常性といったテーマに興味のある方は是非一度ご連絡下さいませ。
詳細はコチラを御覧下さい。
↓
雨が降る中
今回はやめておこうかなと思っていた来週が締切の申請書だが、先週S先生と話してからやっぱり書こうという気になったので雨が降る中もう一度オフィスに出てきた。ちょっとキツイけど、今まで考えていたことを書いてみる。そういえば少し前に、「科研費 応募のコツ」という所内のワークショップがあったのだけど、演者の方々が申し合わせたように「本当に自分がやりたいことを書きましょう」と言っていたのが印象的だった。トップダウン型のグラントの場合は特に、その領域の戦略目標に沿うように色々と考えてしまうもんだけど、やっぱりねじ曲げたものはすぐに分かりますよと。もちろんある程度その分野に当て嵌まっていないといけないのは当然なんだけども。
ということで、去年フロリダで見た現象を新しいコンセプトへ発展させるための話をしてみましょう。
Fly-FUCCI
Fly-FUCCI: A Versatile Tool for Studying Cell Proliferation in Complex Tissues. Cell Reports 7: 588-598.
FUCCI というのは Fluorescent Ubiquitination-based Cell Cycle Indicator の略で、以前にmammalの細胞で開発されたlive cell-cycle monitoring systemのこと。細胞周期においてphase specificに活性化する二つのubiquitin ligase、APC/C(M to G1)と SCFSkp2(S to G2)の各々のsubstrate、GemininとCdt1のデグロンを含むinert fragmentにGFPやRFPをくっつけたものでphase transitionをビジュアル化するというもの。で、今回Dr. BEのとこでこれをDrosophila用に再開発してくれました。
このFly-FUCCIでは、Cdt1の代わりに、S phase-dependent ubiquitin ligase CRL4Cdt2のターゲットであるDrosophila E2F1のN-terminal fragment(aa 1–230 including the “PIP-box” degron)、ほいでGemininの代わりにはAPC/CのターゲットであるCycBのN-terminal fragment(aa 1–266 including the “D box” degron)が使われている。その結果、このFly-FUCCIはオリジナルのものとちょっと違っていて、E2F1はS phaseでdegradeされるので、GFP-E2F11–230はG2, M and G1 phaseのマーカーとなり、G2→M promoting factorであるCycBを使ったRFP-CycB1–266はS, G2, and M phaseのマーカーになる。ということで、工夫すれば色々とproliferationの解析に使えそう。FACSでisolationも出来るし、リアルタイムでvivoのcell cycleを見ることが出来るのはシブイね。
すでにBloomingtonからubiquitin promotor、UAS、QUASの全てのラインが手に入る。
すでにBloomingtonからubiquitin promotor、UAS、QUASの全てのラインが手に入る。
ちなみに自分は常々エンドサイクルのマーカーが欲しいと思っていて、このFly-FUCCIを使えないかとも考えたのだが、やっぱりシングルでビシッとendocycling cellをマークできるものではないなぁ。
奥の院へ
この週末は法事で大阪の実家へ行って来た。土曜日は日曜日の法事とは別に、お墓参りのために高野山へ。久しぶりに特急こうや号に乗ってみると少ない乗客の半分以上が外人だった。やはり世界遺産に登録されたからか、五年前に来たときよりも外人の観光客が随分増えている印象。それにしても高野山は海外から来た観光客には相当インパクトが強いだろうなぁと思う。薄暗い林の中に戦国武将とかの無数の古いお墓が立ち並ぶ、奥の院までの参道のあの独特の雰囲気はなかなか他にはないもの。静けさの中でこの国の歴史を思い起こさせるあの厳かな参道を歩くと何だか心が安らかになる。
2014年5月21日水曜日
ダピ
ヒートショックもしたし、そろそろ解剖していよいよここで初めての抗体染色をやるかな、と思って辺りを見回してみたら意外と必要なものがなかった。。。ということで、今日はちょっと試薬作りとかしていたのだが、意外なことにDAPIがないことに気付いた。どうやら神経系の人達はあんまり核染色とかしないみたい。とりあえずどうすべぇと思いながらオシッコしていると、ちょうどタイミングよくMラボのSI博士が隣に用を足しにきたので聞いてみたら、二つ返事で「すぐ必要なら少しあげますよ」と。よかったよかったありがたい、ということでこれでとりあえずは抗体染色できる。
2014年5月19日月曜日
箱根
この週末は義姉家族がはるばる子供連れで遊びにきてくれたので、土曜日は朝から三島の市内観光を案内した後、車で箱根小涌園へ。三島からは1号線を走って一時間もかからないくらい。帰りは小田原まで送っていったのだけど、このあたりは景色も素晴らしいし、1号線沿いにイイ感じの古い温泉街がたくさんあってとても魅力的。また何度も来てみたい感じ。といっても、自分は土曜日の午後に大学院説明会があったので箱根は夕方からの合流だったのだけど、久しぶりの温泉を楽しんだ。
ということで、土曜日の午後は学生さん達に研究内容などを紹介するためにポスター会場へ。その後、各ラボに興味のある学生がラボ訪問する予定だったので夕方までオフィスで待機していたのだけど、結局来てくれたのは一人だけだった。。。まぁ全体で30人ほどだったようなので、一人でも興味を持って来てくれればウレシーんだけども。
2014年5月16日金曜日
14
このところ集めていたバージン達のクロスを今日一斉に仕掛けた。14種類。来週、再来週あたりちょっと大変なことになりそうだけど、論文を仕上げる前にやってしまいたい実験群。論文のほうはこの数日間でだいぶ形になってきた。最終パートは今日仕掛けた実験の結果も考慮に入れたいので、そろそろこのあたりで原稿を一度フロリダへ送ってみるか。首を長くして待っているみたいだし。
2014年5月15日木曜日
Cell competition in the thymus
Cell competition is a tumour suppressor mechanism in the thymus. Nature doi:10.1038/nature13317
Cell competition is an emerging principle underlying selection for cellular fitness during development and disease. Competition may be relevant for cancer, but an experimental link between defects in competition and tumorigenesis is elusive. In the thymus, T lymphocytes develop from precursors that are constantly replaced by bone-marrow-derived progenitors. Here we show that in mice this turnover is regulated by natural cell competition between ‘young’ bone-marrow-derived and ‘old’ thymus-resident progenitors that, although genetically identical, execute differential gene expression programs. Disruption of cell competition leads to progenitor self-renewal, upregulation of Hmga1, transformation, and T-cell acute lymphoblastic leukaemia (T-ALL) resembling the human disease in pathology, genomic lesions, leukaemia-associated transcripts, and activating mutations in Notch1. Hence, cell competition is a tumour suppressor mechanism in the thymus. Failure to select fit progenitors through cell competition may explain leukaemia in X-linked severe combined immune deficiency patients who showed thymus-autonomous T-cell development after therapy with gene-corrected autologous progenitors.
昨日、Natureのオンライン版で出てきた論文。マウスの胸腺では、骨髄由来の若いT-cell progenitorsが、胸腺の古いthymus-resident progenitorsをoutcompeteすることによってthymocyteのturnoverが起こっているというお話。そしてこのcell competitionによるturnoverが無くなると、補償的なself-renewalに依存し始めたthymus-resident progenitorsでは、gene expression profileに変化が起こってacute lymphoblastic leukaemiaに至るのである。
去年、マウスのearly embryoでendogenous cell competitionによってMyc発現レベルの高いものが選別されているという報告があったけど、今回はprogenitor cellsのturnoverがendogenousなnatural cell competitionによって起こっているという発見であり、さらにこのphysiological replacementがtumor suppressor mechanismとして機能しているというこのお話は、cell competitionという現象の意義を考えるにあたって非常に重要である、なんてことは言うまでもないか。
Cancer: Darwinian tumour suppression. Nature doi:10.1038/nature13337
で、コチラはモレノ先輩による分かりやすい解説記事。しっかりと自身の「Fitness Fingerprints」説を宣伝しているあたり、先輩らしくてナイスですね。
「It is clear that exciting days lie ahead for the study of cell competition in relation to cancer.」確かに。
Roggio del Filare
Velenosi Rosso Piceno Superiore Roggio del Filare 2007
これもTH博士のセラーから。イタリア、マルケのVelenosiというワイナリーが造るMontepulcianoとSangioveseのブレンド。凝縮した果実味、深みがあってまろやかで、これは旨い。かなり好き。
Château Margaux Pavillon Rouge
Château Margaux Pavillon Rouge 2005
フランスのボルドー、言わずと知れたChâteau Margauxのセカンドワイン。中でもこの2005年はグレートヴィンテージなんだとか。ブレンドはCabernet sauvignon、Merlot、Petit verdot。こんな機会もあんまりないんだからと、TH博士のセラーから出してもらってしまいました。こんな高価なワインを飲んだのは初めてかも。上品な香り。濃いブラックベリーとスパイスの複雑な味わいに、滑らかなタンニンの長い余韻。なるほどなぁという感じ。
Poulet Père et Fils Languedoc
こないだの札幌滞在中には何本かのイイワインを飲ませてもらいました。まずはコレ。
Poulet Père et Fils Languedoc Rouge 2011
フランス、ラングドックの赤。甘酸っぱいフレッシュなイチゴという感じ。とっても飲みやすくて旨い。これは結構好き。
2014年5月13日火曜日
subdisplay
論文執筆中。なのだが、ええかげんラップトップの狭い画面で全ての作業を行うことに限界を感じていたので、この機会に新しくサブディスプレイを導入。iiyamaの23インチ。画面の高さや向きを自由に調節できるのがなかなかナイス。さぁこれでちょっと作業効率が上がるかな。
2014年5月11日日曜日
2014年5月8日木曜日
ultra-thin section
昨日今日と、S先生に指導してもらいながらTEM用超薄切片の作成。二週間ほどかかってようやくここまで辿り着いた。樹脂包埋したサンプルをトリミングして、ガラスナイフで面出しして、もう一度トリミングしてから最終的にダイヤモンドナイフで70nmぐらいの薄さで切る。このあたりの作業はまさに職人技の連続。昔やっていたパラフィン切片でも、カエルの卵みたいに綺麗に切るのが難しいサンプルはかなりのワザが必要だったけど、これはもっと高いレベルの精度が要求される感じ。結構時間を取られる作業なんだけども、やっぱり自分のバックグラウンドは形態学にあるからこういうのは嫌いではない。
2014年5月7日水曜日
五年ぶりの札幌
GW後半の四連休を札幌で過ごしてきた。五年ぶり、とは言え学生時代を過ごした頃から町はそれほど変わった訳でもなく、懐かしく当時を思い出した。祖父母や従兄弟と楽しい時間を過ごした子供達には良い思い出になったことだろう。手稲山はまだうっすら白く、町の公園にも最後の残雪を見つけたけど、この四日間はもうだいぶ暖かくなっていて桜がちょうど満開になっていた。
帰る前の晩に、義兄のTH博士と二人で夜遅くまでワインを飲みながら色々語り合ったのだが、これがなかなか楽しかった。TH博士は循環器内科のお医者さん。数年前まで自分の研究との接点を見つけることは出来なかったのだけど、最近はどんな分野の人とでも話をしているとたいがい何か接点が見つかってくることが面白くなってきた。研究対象へ全く違う見方から入っていることによる知識や考え方の相違を知ることが楽しいのは、迷路の中で出会った時に違う入口から入ってきた人からの情報がいかに貴重であるかという感じかな。
帰る前の晩に、義兄のTH博士と二人で夜遅くまでワインを飲みながら色々語り合ったのだが、これがなかなか楽しかった。TH博士は循環器内科のお医者さん。数年前まで自分の研究との接点を見つけることは出来なかったのだけど、最近はどんな分野の人とでも話をしているとたいがい何か接点が見つかってくることが面白くなってきた。研究対象へ全く違う見方から入っていることによる知識や考え方の相違を知ることが楽しいのは、迷路の中で出会った時に違う入口から入ってきた人からの情報がいかに貴重であるかという感じかな。
ともあれ、北海道の海の幸を満喫させてもらったことだし、そろそろ本腰入れて始めていきましょう。
2014年4月30日水曜日
精査
この数日間、フロリダから送った約250ラインのハエ達の整理をしている。マイツが潜んでいないかどうか、バイアルを一本ずつ実体顕微鏡下で精査しながら新しいストックを作っているので結構時間がかかる。今で3分の2くらい終わったけど、そのうち5本くらいでマイツを発見してしまった。まずいなぁ。。。まぁ仕方ないので、まだもう少しの間隔離部屋でマイツ除去作戦をやっていくしかない。クロスの開始は来週、札幌から帰ってきてから。
ドンちゃんのBroad
昨晩、フロリダからのメールでドンちゃんの論文が Developmental Biology にアクセプトされたことを知った。いやぁ、よかったよかった。この論文の話は、もう随分前に自分が Broad という遺伝子に興味を持ってなんやかんやといじっている時に、follicleでBroadがNotchの制御下でmitotic-to-endocycle switchに関与していることを発見したのが元ネタになっている。当時指導していたアンダーグラジュエイトのザビエルと一緒にそれを確かめたのだけど、ザビエルの卒業後にそのままお蔵入りしそうになっていたものをドンちゃんにやらせてみたのだった。実はそのおかげで、その後ドンちゃんはこのプロジェクトに随分長いこと悩まされることになったのだけど、ここまでの形にする過程で彼も色々なことを学んだのではなかろうか。夜中のラボで、しょっちゅう二人で長々とデスカッションしていたことが思い出される。
2014年4月27日日曜日
GW前半
実は今週末からゴールデンウィーク。今年は飛び石連休やけど、やっぱりGWっておっきな連休やね。アメリカにはこんな長い連休ないもんなぁ。
今週末は家でだらだらと過ごしたけど、GW後半の来週末は久しぶりに札幌へ行く予定。
2014年4月24日木曜日
一ヶ月ぶり
昨晩、フロリダの元ボスとスカイプで再会した。約一ヶ月ぶりだったけど、いつものあのオフィスに座っている彼と話しているとスクリーン越しとは言え、あそこで毎週のようにデスカッションしていたときの感覚が甦ってきた。向こうは朝の10時。彼のうしろの窓から差し込む日差しを見ながら外の景色を想像していたらちょっと懐かしい気分になった。まずはお互いの近況報告とか、ラボメンバーの話とか、いろいろと世間話をしつつ本題はやっぱり懸案の論文執筆について。こちらはとりあえず一本目の申請書は終了したので、いよいよいくつかの追加実験をしつつ原稿に取りかかりますわという話。目標は約二ヶ月後。
Glass Knife
今日は午前中にサンプルをエポン包埋。重合には三日以上かかるので、週明けまで待たないといけない。午後からは、テクのOさんにガラスナイフの作り方を教えてもらった。組織学はやっぱり職人技みたいなものが多いねぇ。
2014年4月23日水曜日
Fly Pushing, Season 2
今日で、このブログを書き始めて丸五年になる。五年間続いたっていうことよりも、始めの一年とほぼ同じペースで続けていることにちょっと感心するわ。まぁなんということもない日常を書き続けている訳やけども、これだけ続けると結構自分には良い記録になっていて、「あれっていつやったっけ?」とか「あの頃何してたっけ?」とかいう時に、ココを見ればちゃあんと書いてあるのでなかなか便利な上に面白かったりするんですね。それに、時々ただ懐かしく読み返すこともあったり、ブログがきっかけで友達ができたり、やっぱりこのブログを続けてきて良かったなぁと思う。
ということで、今後もなるべく続けていこうと思うのですが、ついにタラハシーを出て日本に帰ってきた訳やし、「Fly Pushing in Tallahassee」ていうこのタイトルはどうなのかなと。タイトルを替えるか、それとも新しく別のブログを立ち上げても良いのかもなぁとも思うけど、それもなんかメンドクサイ。なので、とりあえずこのままのタイトルでもう少し続けていきましょか。まぁタイトルは “Tallahassee” のままやけど、実は「Season 2: Fly Pushing in Mishima」になってるねんで、ということで今後ともよろしくお願い致します。
2014年4月22日火曜日
下準備二日目
今日も引き続きTEM用サンプルの下準備。いろんな溶液をメスシリンダーで測ってまぜまぜしたりするのを習っていると、なんだか学部生の頃を思い出す。固定とか浸透の待ち時間が長くて、こういう昔ながらの組織学ってやっぱりのんびりしてるなぁと、昔よく窓の外の雪景色を眺めながらやっていたパラフィン切片のことを思い出したり。でもパラフィンよりももっとじっくりやる感じやね。今日は樹脂浸透までで、明日包埋したらその後重合させるのに三日間も待つ。
TEM開始
今日から電顕のサンプル調製開始。TEMを自分でやるのは初めてだし、微細構造を見てみたいものは色々とあるので楽しみなことは多い。まず手始めに、なじみのディスクとオバリーを見てみようかな、ということで午後は久しぶりに解剖。
2014年4月21日月曜日
マイツ
そろそろフロリダから送られて来たバイアルの中で次世代のハエ達が出て来始めているので、とりあえずマイツの混入がないかスクリーニング。事前にジャッキーから、もしかしたら42D MARCMにマイツがいるかも知れんよ、と聞いていたのだが、まさにそのバイアルでマイツの一家が元気良く繁殖していた。ココでマイツが発生したことはないらしく、S先生はとっても嫌そう。ちょっと隔離して拡散しないようにしなければいかん。マイツとは関係ないけど、それにしても日本は遺伝子組換え生物の取り扱いに対する規制がものすごいキッチリしてますなぁと思う。共通機器のライブイメージ用コンフォーカルの部屋でのハエの取り扱いは申請していないということで、新規の申請とともにハエ取り紙とかを設置しないといけなかったり。ラボのハエ達も専用の部屋から出すことは出来ないので解剖とかは全部その部屋でしないといけないし、アルコール瓶に捨てたハエ達も廃棄前に冷凍処理をして確実に殺さなあかんかったり。アメリカのラボのハエ達は逃げ放題やったけどなぁ。。。
2014年4月18日金曜日
Soccer School
今日はウチの4歳がはじめて地元のサッカー教室に行ってきたらしい。本人はとっても楽しかったそうで、なにより。それにしてもチビッコ達がこんなエエグランドでやらせてもらえるなんて、さすがサッカー王国ですなぁ。自分が子供の頃は、試合でも芝生のグランドでやることなんてほとんどなかったけど。
金曜日
申請書第一弾はほぼほぼ完成。月曜日にサブミットかな。
今日は午前中にS先生と少し立ち話がてらデスカッションしたり、食堂で昼御飯を食べながらH先生に研究のことを聞いてもらったり、午後はSK博士のCRISPRに関するトークを聞いたり、なんやかんやと楽しかった。ここでCRISPRのプロジェクトが立ち上がっていることは心強いし、SK博士のフライコミュニティに対する貢献には頭が下がる思い。
今日は午前中にS先生と少し立ち話がてらデスカッションしたり、食堂で昼御飯を食べながらH先生に研究のことを聞いてもらったり、午後はSK博士のCRISPRに関するトークを聞いたり、なんやかんやと楽しかった。ここでCRISPRのプロジェクトが立ち上がっていることは心強いし、SK博士のフライコミュニティに対する貢献には頭が下がる思い。
昼はほぼ毎日、研究所にある食堂に行くのだが、この食堂がまたこじんまりとしているのでここでいろんな人とのコミュニケーションが生まれていきそうな感じ。この研究所の人々を見ていると、ここはみんななかなかイイ雰囲気でやってるなぁという印象。
2014年4月15日火曜日
H博士の研究紹介
今朝のラボミーティングはH博士の研究紹介。今まで自分はあんまり関わったことがない Neuroscience。なじみのないいくつかのテクニックにかなり惹かれた。こういうのは自分が見ている細胞達にも使えるかも、ていうか実際に色々やってみたくなった、ていうかちょっとやってみよう。あと、自分とは全く違う目的で全く違う細胞を見ているものなのに、一つ非常になじみのパターンが出てきた。ということで、早速なかなか面白くなって参りました。
2014年4月14日月曜日
New Office
週末ちょっと執筆活動に励んで、一応申請書の第一稿ができた。まぁプロポーザルの部分は今週まだもうちょっと改良していかなければならんけども、新しいオフィスをセットアップしつつwriting modeに入れたということで、一つの目標は達成。
2014年4月10日木曜日
ハエ到着
今日の昼はラボメンバー五人でお花見ランチ。研究所を囲むように数々の桜が植えられているのだが、中でも今日ひときわ輝くように満開になっていた大きな三ヶ日桜の下でお弁当を広げた。ここはラボも研究所も町も、本当にのんびりとした雰囲気がある。
お花見ランチから帰ってくると、フロリダから自分のハエ達、三箱分(約250系統)が届いていた。タラハシーから三日間の長旅。トラッキングしているとアンカレッジを経由していたので、凍えていやしまいかとちょっと心配していたのだけども、ジャッキーが最適な状態で送り出してくれたのだろう、どのバイアルでも小さなウジ虫達が元気そうに這い回っていた。一安心。でももしかしたらマイツがどこかに潜んでいる可能性が否めないので、とりあえずはハエ部屋から隔離して様子を見る。
2014年4月9日水曜日
挨拶
今日は午前中に、同じ研究棟の下の階にあるKM博士のラボとHS博士のラボに挨拶しに行ってきた。新任の助教ということで、昨日の教授会で会議の冒頭に挨拶する機会をもらったこともあってか、お二人ともちゃんと認識してくれていたようで安心した。で、昼に食堂へ行くとちょうどKMラボの方々がいたのでそこに入れてもらって世間話をしていたら、1時になって食堂の大画面テレビでオボちゃんの会見が始まった。自分を含めさすがに皆さん興味があるのか、テレビの音量を上げてしばしその会見に見入って、そしてため息。なんだかなぁ、と。。。
午後からはようやく腰を落ち着けて申請書の構成を考える。ぼちぼちwriting modeに入ってきたかな。
2014年4月7日月曜日
getting settled
ようやく少し落ち着いてきた。二月にフロリダから船便で送った引越荷物も一昨日こちらの自宅に到着したし、家具も必要なものは大体揃ってきたかな。一昨日の土曜日は遺伝研一般公開という、年に一度市民の皆様に研究所を開放して色々と見ていただく催しがあったので、自分もさっそくモデル生物のハエコーナーで説明に立ったり。ちょうどこの時期、構内にある様々な種の桜が満開となっていて、桜を見に来る人々ですごい賑わいだった。遺伝研はこの辺りではちょっとした桜の名所なんですね。
新しいオフィスもだいぶセットアップが完了。今までいたFSUのオフィスよりも広いんだけども、結構古い部屋なのでまずは掃除から。有り合わせの机で一応 L 字型にして作業スペースに絨毯をひいてみた。なかなかイイ感じ。今日、タラハシーからハエ達が発送される予定なので、たぶん今週中には届くのかな。今週はちょっと申請書とか論文とかの書き物を始めて、この新しいオフィスでwriting modeに入っていく努力をしよう。
2014年4月2日水曜日
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