2010年5月10日月曜日

宝島の夕日

Treasure Islandでは毎晩素晴らしいサンセットを見ることも出来ました。

宝島での週末

St. Petersburgの近くにあるTreasure Islandというビーチで週末を過ごしてきました。この近辺のビーチに来たのは初めてだったのだが、噂に聞いた通り本当に美しいビーチだった。しかもデカイ。北から南へメキシコ湾沿いにどこまでも伸びる真っ白なビーチは幅も非常に広くて、今回ビーチフロントのホテルに泊まったのだが、ホテルからすぐ前のビーチに出ても波打ち際へ行くまで砂浜を随分歩かなければならないほど。タラハシから車で4時間ほど南下しただけなのに、気温も湿度もタラハシよりも随分高くて完全に南国リゾートの雰囲気だった。ホテルはたくさん立ち並んでいるのにビーチで海水浴を楽しむ人達はまばらで、本当にのんびりとできます。また近いうちに是非来ようと思いました。しかしながら、頭はリフレッシュできたのだが、情けないことにビーチでロウチビと遊びすぎたためか今日は全身筋肉痛気味ですわ。

2010年5月6日木曜日

リフレッシュ休暇

明日の昼ラボミーティングが終わり次第、車に乗ってSt. Petersburgの横にあるTreasure Island(宝島?)というところへ向かいます。Treasure Islandってビーチの名前かと思っていたけど町の名前なんですね。この辺りのClearwaterからSt. Petersburgのメキシコ湾岸沿いに広がるビーチはフロリダの中でも美しいことで有名なのでかなり楽しみです。

2010年5月5日水曜日

ガブ

今日の午後、うちのラボでボランティアとして研究したいというガブリエル君とデスカッションした。ガブは昨秋うちの学部を卒業して大学院進学を考えているのだが、今はまだその準備期間なんだとか。昨日急にボスがこのガブについて話してきて、面倒を見てやってくれということだったので、昨日はとりあえず一番参考になりそうなレビューペーパーを渡しただけだった。それで今日はまぁ基本的なところから話していこうと思っていたのだが、今日オフィスに現れたガブはいきなり「昨日もらったこの論文の内容についてデスカッションしたいのだけども」と言う。ほほうと思ってとりあえずイントロダクション抜きでデスカッションに入ったのだが、驚いたことに基本的な部分はもうしっかり理解しているではないか。しかも聞いてくる質問はなかなか鋭くイイポイントを突いている。おとなしそうだけども、こいつはかなりデキルなという印象を持った。そういや昨日ボスが、あいつはとても頭が良いのだけどもどうも気合いが足りないのでサムライスピリットを教えてやってほしい、とかなんとか言っていてナンジャソリャ?と思ったのだった。まぁ少しずつ様子を見ながらだろうけど、とりあえずガブ用に具体的な実験計画を立てなければ。

2010年5月3日月曜日

真夏

五月に入っていよいよ真夏のようなムシムシとした暑さになってきた。クーラーががんがんに効いた建物から外へ出た時にむわっと感じる湿気を帯びた熱気が冷えた体になんとなく心地よい、と感じるくらいなのでまだまだ余裕があるけど。で、今日ソウシロ君は生後二ヶ月の予防注射を受けて来たのだけども、合計6種類もの接種を受けて当然のように機嫌が悪く微熱が続くような状態で苦しそうに泣いている。こんな状態で家の中が暑いとかわいそうなので、ついに今日からうちもクーラーのスイッチを入れました。MS博士によれば、日本では赤ちゃんの予防接種は一種類ずつしかしないということだけども、やっぱりそこはアメリカ的合理主義というか、まぁ大丈夫なんだから一気にやってしまえばエエのよ、ということなんでしょう。確かロウチビが赤ちゃんのときも予防接種のたびに熱を出していたので、「大丈夫」というのにはちょっと無理がある気もするけどな。

2010年5月2日日曜日

三つのパーティー

今日土曜日は偶然にも三つのパーティーが重なってしまった。
まず一つ目はロウチビのプレイグループのお友達、ライラ一家のお別れパーティー@Wakulla Springs。
二つ目はKちゃんの一時帰国お別れパーティーとST博士の御家族ウェルカムバックパーティーを兼ねたBBQパーティー@Tom Brown Park。
三つ目はうちのラボのレイラの修士号取得お祝いパーティー@ボスの家。
うまく行けば三つとも顔を出すことができるかなぁとか思っていたけど、結局ちゃんと参加できたのは一つ目のパーティーだけだった。二つ目のBBQパーティーは時間が一つ目とかぶっていたので、一つ目を早々に切り上げてTom Brown Parkに向かったのだが到着したときはちょうどみんなが解散した直後。残念ながらKちゃんに会うことは出来なかったが、ちょうどBBQパーティーを終えて公園内のプレイグラウンドに移動中のST博士とMS博士御家族を発見。その後三時間近くも子供達が公園で遊び回るのを見ながら博士達といろいろなことをとりとめもなく話していた。この公園で子供達に付き合っていた午後は結構暑かったので、6時頃家に帰って来て晩御飯を食べたらもう三つ目のパーティーに行く元気なんて全く残っておらず三つ目は完全にキャンセル。といってもバージン取りだけはしておきたかったので、眠い目をこすりながらなんとか10時半頃にラボに出て来た。まぁ来た甲斐あって大量のバージンが取れました。これで来週一つ非常に重要な実験ができる。

2010年4月30日金曜日

五年

明日5月1日は渡米五年の記念日になる。ついに五年!五年もアメリカで暮らしてるのか。。。去年も書いたけど、五年前の夜中にニューハンプシャーの小さな田舎町に降り立った時のことをいまだに昨日のことのように思い出すことが出来る。まぁでもあれから本当にいろんなことがあったもんなぁ。二人で来たのにいつの間にか四人になっているしねぇ。研究の方はまぁ紆余曲折あったものの、五年間もがいてようやく自分が本当にやっていきたいと思えるフィールドに足を踏み入れ、今そこでの大きなテーマが見えて来つつある。実際、サイエンスをやっていく上でまず一番難しいのはコレなんじゃないだろうか。少なくとも自分にとってはそうだった。自分がやっている生物学一つとっても研究分野はものすごく多岐にわたる訳で、研究してみたいオモシロイ現象なんていくらでもあるのだから。まぁ弱冠ポスドクにして自分ほどコロコロと研究テーマを変えてきた人も珍しいのじゃないかとも思うけど。
で、五年経つということは今日でJビザの有効期限が切れるということであり、明日からはついにHビザに成る。J-1からH-1Bへの切り替えのために去年の末辺りからなんやかんやと必要書類を揃えて、結局大学に提出したのが今年二月初旬。その後大学からUSCISへ書類が届けられたのが三月初旬だった。H-1Bビザは結構時間がかかると聞いていたので、これはもうPremiumと呼ばれる1000ドルの賄賂を払うしかないかも、と思っていたけど意外と先々週にはもうネット上でapprovedになっていた。時期的に運が良かったのだろうか。昨日事務に行って確認したら既に大学のInternational CenterからうちのDepartmentに書類は送られて来たようなので、後は担当のRB君がちゃんとやるべきことをやってくれさえすればいいのだけども、実はそれが一番心配だったりする。昨日も確認に行ったらRB君は自分のデスクに積み上げた山盛りの書類をひっくり返して私の重要書類を探していたけどすぐには見つからなかったので、「もうちょっと後でもう一度来てくれる?」とか言いやがる。。。結局見つかったけど、非常に心配。
ともあれいよいよ六年目、気合い入れていきます。

2010年4月27日火曜日

Parenthood

最近、NBCのParenthoodというドラマにはまってます。なんだかオモシロイのです。目が離せません。火曜日の夜はAmerican IdolとParenthood。

2010年4月26日月曜日

Papers

昨日の夜は布団に入ってからも研究のことを考えていたらなんだか眠れなくなってしまった。それでもいつしか眠りについたのはいいけど、その後朝まで、ある有名ラボにトークをしに行って帰ってくるという、なんとも現実的な感じではあるがなかなか壮大な長編冒険ものの夢を見てしまった。面白い映画を一本見たような感じで結構楽しんだのだけども、その代わりなんだか非常に頭が疲れている。今週はちょっとたくさんの論文をチェックしないといけないのだが。。。
さて、先週末「Papers」という有名なPDF論文整理ソフトをダウンロードした。今まで何回かフリーウェアのiPapersというヤツを試したことがあったのだがどうもバグが多いようで使い物にならなかったので、このPapersを使いたかったのだが42ドルもするのであまり考慮に入れていなかった。でもやっぱり増え続ける論文のPDFファイルにいちいち違う名前を付けて色んな名前のフォルダに整理しようと努力しても、たいがいどのフォルダにしまったか忘れてしまって同じ論文を何度もダウンロードしてしまっていたり、そのうちしまうのも面倒くさくなってデスクトップがPDFで散らかり放題になっていたりするもんだ。ということで先週ついにこのPapersの一ヶ月フリートライアルバージョンをダウンロードしてみたのだが、完全にハマってしまった。これはスゴイ。めっちゃ賢くて超使いやすい。PubMedやGoogle Scholarを始めとした色んな検索エンジンが使えるし、いくつかのキーワードを指定しておけばダウンロードした論文を関係あるフォルダに勝手に整理してくれるし、ダウンロード済みの全ての論文の全ての文章から単語を検索することもできるし、タブブラウジングもフルスクリーン表示もできてメモも書き込める。このPapersで論文を探していたら、うっかり関係のないウェブサイトに寄り道することもないし、論文を集めて読むのがなんだかどんどん楽しくなってきます。これは買うしかないかもなぁ。

一周年

このブログを開設したのが去年の4月23日、ということでついにブログをやり始めて一年経ちました。この一年で251回の書き込みをしたようです。意外にも大体三日に二日の割合で書いていたことになりますか。まぁ写真だけとかのこともよくあったけど。一年前始めた当初ははっきり言ってこんなに書くとは思っていなかったし、もしかしたら三日坊主で終わるかも、とか思っていたので自分としては上出来ですわ。基本的には自分のための備忘録ですが家族や友人への近況報告にもなればエエかな、というスタンスは変わっていないのでまぁしょーもないことばかり書いておる訳ですが、昨日までに計46カ国から4256回も訪問して頂いたようで有り難いことです。こんな調子でさらに続けていきますので、よくこのブログを御訪問して頂いている方々、今後ともよろしくお願い致します。

2010年4月22日木曜日

PBac{SAstopDsRed}

今日ようやく論文再々投稿完了。今回は一ヶ月という期限の最中に学会があったのでちょっと最後ドタバタとしてしまったけど、まぁこれが今出来るベストな形なんじゃないだろうか。後はもうエディターがレビュワーに回すことなくアクセプトしてくれるのを祈るのみ。今回エディターが要求していないにもかかわらず前回のリビジョンから省いたデータがあり、この点をあっさり納得してくれるかどうかがちょっと心配な点だが。でもこれで学会も論文も一段落ということで、今日からまたちょっと腰を落ち着けて何をやるべきか考えているところ。やりたい実験は山積みなのだが、どれから手を付けていくべきか。
で、今朝久しぶりにFlyBaseで自分が追っている遺伝子のデータベースを眺めていて、ふとゲノムマップのイントロン上に今までなかったトランスポゾンが一つ増えていることに気付いた。PBac{SAstopDsRed}という聞いたことのないPiggyBacだが、ソースの論文を見てみたらなんともシブイ改良型PiggyBacではないか。

To increase mutagenicity of existing piggyBac elements and to specifically render the high proportion of intronic insertions mutagenic, we added splice acceptors followed by stop codons in all three frames in both orientations of the mutator. We also swapped the existing marker with a DsRed fluorescent protein to allow for live screening of brains with MARCM clones expressing GFP (Schuldiner et al. 2008. Dev. Cell 14: 227-238).

ということらしい。つまりイントロンにインサートされてしまったものでもイントロン諸共スプライスアウトされないようにsplice acceptorなるものが付いていて且つそのすぐ後ろにストップコドンが入っているのでtruncated formになるという仕組み。しかもマーカーはDsRedで、2ndでも3rdでもFRTが左右ダブルで入っているというのがイカしてる。調べてみたら2000系統以上が京都のDGRCに保存されており注文可能。たまたま自分が追っている遺伝子上にこれが乗ってくれたのはラッキーなことだけど、また一つやるべきことが増えたな。。。"できること”と言うべきか。

2010年4月20日火曜日

バーン!

ぶっ放した直後。

ワイルドターキーを追って

一昨日の日曜日の朝、近所のマイクに誘われて久しぶりのハンティングに出かけてきた。向かった先はWacissa springsの近くに広がる森林地帯で、狙う獲物は七面鳥。Apalachee Pkwyから柿狩りの農園にいく時と同じ道に入り、牧草地帯を南下していくと寂れたWacissaの町に出る。車のラジオから聞こえてくるGrateful Deadがよく似合うその小さな町を通り過ぎてさらに南へ向かうと、その先には深い森が広がっている。町から少し離れたところでハイウェイから外れて、地図上で目星を付けておいた森の中へと続く砂利道を見つけて入っていき、T字路まで出たところで一旦車を降りて少し森の中に入ってまず標的を撃つ練習をした。久しぶりにショットガンをぶっ放したけど、やっぱりすごい威力。マグナム弾を撃つと衝撃で肩がジーンと痛くなるほど。少し練習して感覚を取り戻した後、さらに森の奥へと車を走らせた。あまり手入れされていない感じの砂利道の横には蓮の花や珍しい食虫植物の黄色い花が咲き乱れる沼が延々と続いており、時折車が水たまりに差しかかると、水場に集まっていた色とりどりの蝶たちが一斉に飛び立っていく。そんな道をどんどん奥へ入っていくと、森の中にぽっかりと開いた日当りの良い小さな広場でその道は終わっていた。そこからはうっそうとした木に覆われた細い道が森の奥に続いているのだが、車の窓からその薄暗い道の奥に目をやったとたんに二人とも声を上げた。50メートルほど向こうを横切ったのは明らかにワイルドターキーだった。しかも二羽続けてトコトコと茂みに消えていった。急いでショットガンに弾丸を詰めて二人でひそひそと作戦を話しながら森へ入っていき、ターキーがいたあたりで二手に分かれて茂みの中に入っていった。マイクのショットガンは結構大きくて重いのでそれを片手にジャングルのような茂みをかき分けていくのはかなり大変なのだが、茂みの奥に目を凝らしながら動物の気配に五感を集中し、なるべく大きな音をたてないように緊張して歩いているとその重さのことも忘れてしまう。時々立ち止まって耳を澄ますと、森の中からいろんな動物達の鳴き声や物音が聞こえてくるのだが、その中にターキーの声が聞こえたような気がする。目の前の枝では鮮やかな緑色のトカゲが赤い喉を膨らませながらじっとこちらを見ていた。森のことをよく知っているマイクは、獣道のぬかるみにたくさん残された足跡の一つ一つを指差して、鹿や野ブタやアライグマやボブキャットがここを通っていることを教えてくれた。そんな森の中を二人で二時間以上も彷徨い続けたが、残念ながら始めに見かけたワイルドターキー達をもう一度目にすることはついになかった。それでもなんだか心地よい疲れを感じながら来た道を車で戻っていると、真っ白な体をした首の長い大きな鳥が帰り道を教えてくれているかのように車が走るすぐ前をずっと一緒に飛んでいたのでした。おしまい。

2010年4月19日月曜日

締め切り近し

先週土曜日の朝に日本滞在中のYF博士とスカイプデスカッションして、論文の再々投稿へ向けた進捗状況を話し合った。いろいろな事情で日本に滞在中のYF博士であるが、アイスランドの火山噴火の影響で今週予定通りロンドンへ帰れないかもしれないという状況の中、いつの間にか再々投稿の締め切りは今週金曜日に迫ってきておりなるべく早めに原稿を仕上げてしまおうという話になった。そんな訳で今日中に追加実験のデータを全て揃えてしまいたいのだが、この週末で染色し終えた大量のサンプルは定量化して解析しなければいけない実験なのでちょっとキツイかも。といっても間に合わせるにはやるしかない。。。

2010年4月15日木曜日

3D Viewer

昨日今日と、学会前に撮りためたコンフォーカル写真を整理していた。実は明日のラボミーティングでギルスが発表しないといけないので、そのためのFigure作りもかねて。まず新しいMacBook ProにImageJの最新版1.43をインストールして、いつものようにZ-stack画像をリスライスしたりして観察している時にふと、Pluginsの3Dという項目にImageJ 3D Viewerというプラグインがあるのに気付いた。あれれこんなのあったっけな、と思いながら早速試してみてビックリ、これはスバラシイ。今まで3D画像を見る時はStacksの中にある3D Projectを使っていたけど、3D Viewerの方が断然画像がクリアーな上に、XYZ軸だけじゃなくて全方位にクルクル動かせて、しかもよく見てみたい箇所を簡単に拡大して見ることが出来る。どんどん拡大していくと当然画質は落ちるけど細胞の中にまで入っていけてしまう。imaginal discの内部や裏側も結構クリアーに観察できるので、夢中になっていろんなサンプルをクルクルさせてしまった。昼のポスドクランチの時に専門家のKS博士に他にも良いのがあるのか聞いてみたら、IMODという電顕画像用のプログラムもあるらしい。これも面白そうですが、ちょっと難しそうですな。勉強してみます。

2010年4月13日火曜日

ハエ学会を終えて

さて、今回のハエ学会はなかなか実りあるものになった。まず何より知り合いをたくさん作れたこと、これは非常に大切なことだと改めて実感。今回はやはりポスターとワークショップの両方で発表できたことが非常に良かった。今まではポスター発表の方がじっくりとデスカッション出来るのでいいような気もしていたけど、やはり学会では自分の仕事を大勢の人に知ってもらうということの方が大きな意味があると感じた。当たり前か。ワークショップの会場には去年9月のバルセロナにいた面々もちらほら見かけたので、彼らには今回で確実に自分のことを覚えてもらえたはず。ということで、今回ワークショップを催してくれたボスに大いに感謝。そしてやはり学会に行くとたくさんの刺激を受けて研究へのモチベーションもグッと上がります。と同時に同じフィールドで研究している他のラボの仕事を見て大いに焦りを感じたのも事実。まぁでもとりあえずは今持っている三つのプロジェクト各々に対する新しいアイデアとモチベーションを持ち帰ることができたので、自分としてはなかなか満足な5日間になった。ということで今回このDrosophila Conferenceは初めてだったけども、これはなるべく毎年出席しないといかんなぁと思った。
さてさて次は論文再々投稿への最終準備をしなければいけません。

2010年4月12日月曜日

結局ワシントンDCに5日間滞在していたのに、朝から晩までほとんどホテルの中にいて、外出と言えば食事をとるために表の通りのレストランを探しにいく時だけだった。。。ということで全くもって観光をしなかったのだが、ホテルの周りにたくさん植えられている八重桜がみな満開になっていて、それはそれはなかなか見事なものでした。本当は有名なポトマック河畔のソメイヨシノを見たかったのだが、実はそちらは我々が到着した頃には暑さでほとんど散ってしまっていたらしい。でもやっぱり桜はイイですなぁ。桜吹雪の下を歩くと日本を思い出しました。

2010年4月11日日曜日

無事帰宅

昼頃にワシントンDCを出て、アトランタ経由でタラハシに帰ってきました。飛行機が二つとも偶然ニックと同じ便だったので、ずーっとニックと二人で色々話しながら帰ってきた。まぁまぁ無事終了。とりあえず疲れたので今日はもう寝ますわ。また明日。

ハエ学会四日目

今ようやくワークショップの打ち上げパーティー終了。非常に疲れたけど、自分の発表もワークショップ自体もうまくいったのではないだろうか。最後までほぼ満席だった。今日一日、風邪の具合が随分悪くなってきて自分でもどうなることかと思ったけど、やはりワークショップが始まると風邪のことなんてほとんど忘れてしまっていた。ということで発表はなかなかエエ感じでしゃべれたし、質問にもそれなりに答えられたかな、たぶん。ワークショップ後にホテルのバーで乾杯したのだが、TI博士やNSM博士の紹介で何人かの日本のハエ研究者の方々とも知り合えたのは良かった。まぁそんな感じでなんとかやり終えました。学会も明日の午前で終了です。

2010年4月9日金曜日

ハエ学会三日目

今日も朝からプラットフォームセッション。楽しみにしていたTI博士のとこのポスドクSO博士の発表に感動してしまった。ストーリーはもとよりscrib mutant cloneがwild type cellにengulfされるライブイメージは強烈なインパクトだった。聴衆もザワザワしてたな。昼はホテルのカフェでサンドイッチを食べながら明日の発表スライドを少し作り直す。で、午後のプラットフォームセッションが終わった後でラボの奴らを探したのだけども見つからなかったので、仕方なく一人寂しくとぼとぼと外へ出て昨日の昼に行ったタイ料理屋でビールを飲んでいたら、なんとトイレからこれまた一人で来ていたジョンピーが出てきたので早速二人で乾杯した。始めはお互いの研究内容についてデスカッションしていたのだが、「で、ジョンピーは今ハッピーなんか?」と聞いたら、Not really,,,,,と言いながらまだ誰にも言っていないんだけども、という将来についての話しをしてくれた。実はジョンピーの口からそれを聞くのはとても寂しかったのだが、確かにそれは仕方ないのかもしれないとも思った。まぁまだ分からないとも言っていたし、もしそうなったとしても悪くはないとも言っていたし。。。その後はもう一度8時から11時まで三時間にわたるポスターセッション。こちらに来た頃から喉に痛みを感じていたのだが、昨晩のポスターセッションを終えたあたりからちゃんと声が出ないくらいに悪化してきたのでかなりつらかったけどもなんとかやり終えた。セッションタイムが終わった頃に、自分のポスターの近くでDr. NBのとこのグラジュエイトとDr. EBのとこのポスドクが二人で話していたのでそこに自分も加わって三人でイロイロとデスカッション。三人ともcell competitionを研究し始めたやつらということで、かなりオモシロイデスカッションタイムになった。明日のワークショップでまた三人顔を合わせるはず。ハエ学会に参加したのは今回が初めてということもあるんだろうけど、毎日知り合いがどんどん増えていくのは非常にエキサイティングですな。明日の夜がいよいよ本番です。そういや今日からいきなり気温が下がって外は冬のよう。風邪がひどくならないようにしなければ。。。

2010年4月8日木曜日

ハエ学会二日目

今日は朝からプレナリーセッション。朝一のトークからCrumbsとHippo pathwayのinteractionの話で一気に目が覚めたのだが、さすがにどのトークもなかなかオモシロかった。昼はブンちゃんとニックと三人で近くのタイ料理屋でランチを取った後、2時から4時までポスターセッション。結構次から次へといろんな人が聞きにきてくれたのだが、やはり実際にcell competitionをやっている人達とのデスカッションは面白かったし、いくつか重要な情報をもらうことができて良かった。夕方は三つのプラットフォームセッションをぶらぶらと渡り歩きながら聞いていたのだけども、あまりグッとくるものはなかったかな。アルバートがいまだに自分の名前をちゃんとAcknowledgementsに入れてわざわざ紹介してくれていたのはとても嬉しかった。夜はうちのラボから参加している4人に、うちのラボでPhDを取ったジョンピーとJJも加わって久しぶりのメンバー6人でインド料理レストランで乾杯。今日も疲れました。

2010年4月7日水曜日

ハエ学会一日目

5時頃に無事ホテルに到着。で、今日は夕方のオープニングセッションの後にレセプションパーティーがあり、先程ようやく部屋に帰ってきたのだが、部屋に帰ってくると相部屋のブンちゃんとニックはもうすっかり寝静まっていた。今回は学会会場のホテルの一部屋を三人でシェアすることになっていたのだが、来てみてビックリ、ベッドが二つしかないではないか。。。今寝ている二人を見てみたらニックが一つのベッドの端の方で小さくなって寝ていたので、自分はニックと一緒に寝ることになるようだ。。。まぁ仕方ないか。
レセプション会場に向かっている時に後ろから名前を呼ばれて振り返るとそこにいたのはDartmouthにいた時のボス、アルバート。アルバートのラボを出てからもう三年半も経つんだなぁ、ということでお互い懐かしくてビールを飲みながらいろんな話をした。そして11時頃になって、もう疲れたしそろそろ部屋に帰るかな、と思いながら一人でコーヒーを飲んでいるときにTI博士を見つけてしまったので早速挨拶しにいって長々と立ち話をしてしまった。実は随分前からいつか必ずTI博士に会うことを考えていた自分にとってはとてもうれしいことだったので、なんだかべらべらといらぬことまでしゃべってしまったような気がする。そんなこんなで非常に疲れたのでもう寝ます。明日の午後に早速ポスターセッションですな。それにしても今日のワシントンDCはめっちゃ暑くてビックリ。真夏のようです。

今から出発

今タラハシの空港で書いています。タラハシの空港はインターネットタダなんですね。今からアトランタ経由でワシントンDCへ向かいます。
それではまた後ほど。

2010年4月5日月曜日

ポスター完成

なんとか今日一日でポスターを作り上げた。学会用のポスターを作るのなんて学生のとき以来だし、その頃とは作り方が全く違っているのでちょっと苦労した。結局PowerPointで作ったのだが、PowerPointってなんでこんなに使いにくいんでしょうねぇ。普段プレゼン用のスライドを作るときにKeynoteを使っているから、という慣れの問題なのかもしれないけど、なんか思ったように動いてくれなくてイライライライラさせられた。しかもそんなイライラしている時に、ジャーナルクラブの時間になったので渋々行ってみたら、あるアンダーグラジュエイトがなんともお粗末なプレゼンをやってくれたもんだからもう耐えられなくなって途中で退席してしまった。あれ以上あんなものを聞かされ続けていたらヒドイことを発言してしまいそうだったから出てきて良かった。まさに時間泥棒にあった感じ。で、今やっと家で落ち着いてポスターを仕上げたのだけども、なんとも暑い。。。隣の家からは早速クーラーの音が聞こえ始めたけど、うちはもう少し我慢かな。

2010年4月4日日曜日

イースターの週末

昨日は近所のジェネイの家で、そして今日はシンシアの家でと、この週末は二日連続でイースターを祝うパーティーでした。昨日のジェネイの家でのパーティは、子供達のエッグハントがメインで朝から近所の家族がたくさん集まりました。ロウチビもイースターのドレスを着て参加。選手入場。みんな走り回って一生懸命に隠された卵を探します。ゆで卵だけではなくて小さなオモチャやお菓子が入ったオモチャの卵もたくさんあるので子供達は必死。そして、みんなで食べます。こちらは友達になることを運命づけられた二人の赤ちゃん、うちのソウシロ君と三軒隣のアニカの弟、マックス君。
で、今日のシンシアの家でのパーティは大人のディナーがメインのパーティーで、シンシアのとことアニカの家族とうちの三家族でのパーティーでした。ビールを飲んでたらふく旨いモノを食べて家に帰ってきたらそのまま眠ってしまいたかったのだが、なんとかラボに出てきた。今からハエの世話をします。

2010年4月2日金曜日

MacBook Pro到着

昨日の朝、Macbook Proがついに到着した。意外にコンパクトな化粧箱を開けてみると出てきたのは何とも美しいアルミニウムユニボディのMacBook Pro。夜、家に帰ってきてからドキドキしながらポチッと電源をONにした途端、何やらスゴイオープニング映像が始まった。宇宙空間にいろんな言語で「ようこそ」という文字が飛んできては目の前に迫ってくる、そんな感じの映像。そんなものがいきなり始まったことにも驚いたのだが、その映像の鮮やかさにちょっとあっけにとられて見入ってしまうほど感動してしまった。で、今日はオフィスで今までのPowerBook G4と並べて開けていたのだけども、なんというのか、Macが五年の間にいかに進化したのかということを実感した。コンフォーカル写真がめっちゃ綺麗に思えてしまうのだ。何だか今まで見落としていた細胞のフェノタイプが見つかりそうな気がしてしまうほど。マルチタッチトラックパッドも非常にイイ感じで、これだともうマウスいらんかも。いやーマジですごいわ。しかし、アメリカのアップルオンラインストアで注文しても上海から届くとはちょっと意外だったな。

2010年3月31日水曜日

もう夏か

晩御飯を食べた後、まだ外が明るかったのでロウチビとグラネットも一緒にぶらぶらと近所を一周散歩してきた。そこここにツツジの花が咲き乱れていて、草の茂みからはいろんな虫の声が聞こえてくる夕暮れ。そろそろ夏が来たのかなぁと感じた。天気予報を見たら今週末にかけて最高気温が30度近くまで上がるとか。ちょっとまってくれ。。。

2010年3月30日火曜日

Joint Lab Meeting

先程ジョイントラボミーティングでの発表をしてきたのだが、今日はなんだかあんまり上手くしゃべれなかったな。前半は去年バルセロナで話した内容とほとんど同じなのだが、やっぱり今日集まっているハエ専門ではない聴衆のことを考えてもっと分かりやすい説明を、と思いながらしゃべっていると英語がスムーズに出てこなかった。来週のワークショップで話そうと思っている後半部分についてももっと効果的に説明できるように準備しないとヤバイ。終わった後で何人かが熱心に質問してきてくれたのが嬉しかったけど、やっぱりココではテクニックの基礎的な部分の説明ももう少し入れないとダメなのかなぁとも思った。まぁまた一年以上はこのミーティングでの発表は回ってこないのだけど。さて、金曜日のラボミーティングでもう一回練習させてもらおうっと。

アライグマの親子

二週間に一度、バイオロジーと医学部のいくつかのラボが集まって合同でやっているDevelopmental Biology and Cell Cycle Meetingとかいう長ったらしい名前のジョイントラボミーティングがあるのだが、明日は自分が研究発表をしなきゃいけないらしい。随分前にも一度このミーティングで発表したことがあるのだが、当然ハエ以外のラボもたくさん参加しているのでちょっと話しにくいという印象がある。というのもハエの遺伝学的テクニックにはちょっと特殊なものが多いので、その基礎的な部分から説明する必要があるから。とか思っていたけど、よくよく考えてみりゃ別にテクニックなんて完全に理解してもらえなくても話の本質的な部分は伝わるはずやよね、と思ったので明日はそういうどうでもエエところは説明しないでもええかな。とか思いながらスライドを作成中、玄関のドアの外で物音がしたので見に行ってみたらアライグマの親子がグラネットが残したキャットフードを漁りに来ていた。いつも思うけど、こいつらこんな住宅街のどこに住んでんのかな。

2010年3月26日金曜日

MacBook Pro

ついに新しいMacBook Proを注文してしまった。渡米する直前に日本で買ってアメリカに持ってきて以来ずっと使っているPowerBook G4だが、この五年間毎日フル稼働させた割にはいまだに故障もなく普通に使えている。のではあるが、どうも最近ストレスを感じることが多くなってきた。まずバッテリー。今まで何回か(二回のリコールを含めて)バッテリーを新調したにも関わらずまたもやバッテリーがダメになってしまったようで、常にコンセントから電源を確保しておかないといけない状態になってしまっている。あと、これは前々から気になっていたのだが、どうもスクリーンの左下半分辺りがぼんやりと暗いなぁと思っていたら、どうやらこれは五年間に渡る本体からの熱に晒されて液晶が影響を受けているらしいことに気付いた。負担をかけると燃えるんじゃないかと心配になるくらい発熱するからねぇ。そういう時はファンがフル回転してうるさいし。そしてやはり処理能力の問題。コンフォーカルのZ-stack画像が重すぎると、ImageJで三次元解析を行うときに速度が遅い上にひどいときは画像を開けないことさえある。OS10.3.9を使い続けるのも無理が出てきた気がするし、これはそろそろ替え時やね、という感じ。ネット上ではそろそろCore iプロセッサを搭載したMacBook Proが登場するという噂が飛び交っていて随分迷ったけど、来月のハエ学会には新しいラップトップが必要なのでもう待てない。ということで新しいMacBook Pro、早く届かないかなぁ。

2010年3月25日木曜日

少し前進

この三日間、毎日昼から4時間ほどコンフォーカル部屋にこもってここ数週間で取りためたサンプルの解析をしていた。ハエの準備に何ヶ月かかけてきた甲斐あって、なかなかイイデータが出始めている。中にはいくつか重要と思える発見があって確実にSSTプロジェクトを一歩前進させた感触を得ているのだが、それと同時にそこからまたたくさんの疑問が出てきている。いくつか気付いたフェノタイプの内、どの現象が一番始めなのか、そしてそれらがどういう順番で起こっているのか、ということをずっと考えているのだけどもまだ答えとなり得る辻褄の合う仮説は出てこない。こういう時は必ず夢にまで出てきてうなされるのだが、やはりまだいくつかのステップを踏まないと確実な答えは出ないんだろう。ということで撮りためたコンフォーカル写真の解析に時間をかけたいのだけれども、リビジョン用の追加実験もせにゃいかん上に、そろそろ学会に向けてポスターとスライドを作らないと。。。

2010年3月22日月曜日

Newborn Baby

フォトスタジオで撮ったような新生児っぽい写真を残したいというユンナの希望で、こんな感じの写真を撮ってみました。
ロウチビお姉さんも一枚。
こちらは撮影会終了後のおまけ。

2010年3月19日金曜日

ワークショップ

来月の7日からワシントンDCで開催されるハエ学会(51st Annual Drosophila Research Conference)でポスター発表することになっているのだが、何やらうちのボスがワークショップを企画しており、そのワークショップでも発表させてもらえることになった。ワークショップのタイトルは「Developmental regulation of cell proliferation」。以下のような趣旨で7人が発表します。

The development of multicellular organisms depends on strict temporal and spatial regulation of cell proliferation patterns. In this workshop, we will focus on the regulation of several important aspects of cell proliferation in development. The topics will include: 1. Development signals that promote cell proliferation or cell cycle exit. 2. Cell cycle variations and their regulation in development. 3. Cell competition and compensatory proliferation.

発表に同意してくれた自分以外の6人はスゴイメンバーになったので、ここでこのスゴイメンバーとともに発表できるということだけでかなり興奮してしまうのだけども、同時にかなり緊張してしまいそう。ていうか、その前にどういうストーリーでいくかもまだちゃんと固まってないのでそれをまずしっかり考えないといかん。あと三週間、ちとやばくなってきた。

2010年3月17日水曜日

今シーズンの

真剣にAmerican Idolを見るロウチビ。2シーズンぶりに見ているのですが、意外と飽きないですね。ちなみに、私の予想では今シーズンの優勝はCrystal Bowersoxという娘。この娘は抜群に上手いと思う。先週、Tracy Chapmanの「Give Me One Reason」を唄っているのを見て感動してしまったのでした。

作戦会議

今日は昼にロンドンのYF博士とボスの部屋でスカイプデスカッションをした。先日のリビジョンに対するレビュワーコメントにどう答えるかの作戦会議。ある二つの追加データについて、最終的に撤回するかもしくは何らかの弁解をするかでかなり激しい議論になった。そのデータを取り除くか否かというだけの議論ではYF博士とボスの意見に折り合いがつくことはなさそうな雰囲気だったので、結局は自分がその二つの内の一つの実験をもう一度やってみようと提案することで一応議論を落ち着かせた。もちろん再実験でクリアーなデータが得られればそれが一番なのだが、一ヶ月の間に完遂することが出来るだろうか。まぁ気合いでやるしかないけど。

2010年3月16日火曜日

2010年3月15日月曜日

DST開始

こちらは昨日から夏時間開始です。一時間早まって、日本との時差は13時間になります。なんか最近夏時間の時期が長くなりましたよね。

2010年3月12日金曜日

もう一度

今日、ついにエディターから論文のリビジョンに対するコメントが返ってきた。再投稿してからもう一ヶ月半ほども経っていたので、もしかしたらさらにもう一人新しいレビュワーに回ったのかと思っていたのだが、レビュワーは前回の三人そのままだった。まだアクセプトではないのだが、エディターの言い方からするとよほどのことがない限りこれでリジェクトになるということはなさそうな感じがしたので、ちょっと安心した。レビュワー三人のうち前回ポジティブだった二人は手放しでアクセプト。問題は前回かなり厳しいコメントで完全にネガティブだったレビュワー1なのだが、リビジョンでこのレビュワー1を説得するために用意したいくつかの追加実験に対する努力を認めてくれたのか、渋々という感じながらも前回よりは前向きに考えてくれているのが分かった。といってもその追加実験に対するレビュワー1のコメントがこれまたなかなか答えにくい感じのものなので、なんとかそれに答えるべく今から頭をひねらなければならない。再々投稿までに与えられた期間は一ヶ月。さぁ最後の一押し、気合い入れていきます。

IH博士の送別会

昨日の夜は、来週日本へ帰国することになったIH博士のためのポスドクランチメンバーによる送別会でした。場所はいつものChina Delight。IH博士はこの4月から日本の遺伝研に赴任することが決まり、7年近くのアメリカポスドク生活に終止符を打つことになったのでした。このメンバーで特別な会の時はいつもこの中華料理屋で北京ダックを注文するのですが、今回もやっぱり旨かったなー。遅れて参加したMS博士も合流した後は、このメンバーで話すといつも盛り上がってしまうあの話題になってしまいましたね。いやぁ楽しかったです。IH博士の今後の益々の御活躍を祈念して乾杯。

2010年3月10日水曜日

Surprise birthday party

今からうちのボスのサプライズバースデーパーティに行ってきます。今日が40歳の誕生日だそうで、奥さんがボスには内緒でラボのみんなを集めています。ボスはたいがい6時くらいに帰宅するそうなので、集合は5時45分。今見たら確かにボスはまだオフィスにいました。さて、どうなることやら。。。しかしまだ40だったとは。。。

確定申告

いつも使っているオンラインのTurboTaxでようやくTax return終了。なんか毎年還付される金額が減ってきているのだが。。。しかし毎年思うことだけど、こんなに還付されることになるのなら始めからこの分を計算してもう少し低い金額を徴収するということはできないのだろうか。まぁ戻ってくるからいいようなものの、もっと戻されるべき税金があるんじゃないかと気になってしょうがない。そういや今年はプレスクールの授業料が結構返ってくることに驚いたな。

2010年3月9日火曜日

Dissection

日曜日の夜はチビが二人とも眠りについた後、アカデミー賞の中継を最後まで見たいのを我慢して11時頃にようやくラボに出てきた。ハエの仕分けをした後、顕微鏡を覗いたりしているうちに2時半になっていたので、こりゃまずいなと思って家に帰ってきたのが3時頃。で、翌朝は9時にロウチビをプレスクールに送った後、10時からボスと二人で小一時間ほどデスカッション。そんな訳で、ちょっと寝不足だったのだが今週はアンダーグラジュエイトに解剖を頼めないので、午後から気合いを入れて一気に6系統のimaginal discのサンプルを取る。一系統につき30〜40匹は解剖したので全部で200匹ほど解剖したことになるが、やっぱり久しぶりにこれだけやると結構疲れた。しかも一匹一匹のGFPのモザイクパターンを確認しながらだったので結構時間もかかってしまった。そんなこんなで疲れて家に帰ると、YK博士の奥さんが届けて下さった晩御飯のおかずが並んでいた。久しぶりの美味しい和食を頂いてビールを飲んだら心地よくなってしまい、昨晩はその後結構早い時間にロウチビと一緒に眠ってしまった。やっぱり生まれたばかりの赤ちゃんとの生活はリズムを維持するのが難しいですなぁ、と言う話。でもそういや昨日の解剖でちょっと手応えを感じたのだった。細かいところは染色してからだけども、実体顕微鏡下でも明らかにフェノタイプの違いが分かる系統があったのだ。こういうときは早く結果が見たくて抗体染色もワクワクしてしまう。ということで、今日もさらにdissection。

2010年3月4日木曜日

spring break?

さて、この三週間ほどは実験の量を減らして主にハエの仕込みをしていたのだが、そろそろ昨日辺りからその仕込んだハエ達がエエ感じになってきているのでいよいよ仕事量を元に戻していこうかなというところ。なのだが、来週はspring breakだとかで大学の授業は一週間休みらしい。ということで、残念ながらラボにいるアンダーグラジュエイト達も一週間きっちりと休みを取る模様。一週間休むからハエを見ておいてくれだとか、オマエラナメトンノカ、と言いたくなる。授業は休みかもしれんが研究にスプリングブレイクとかそんなもん関係あるかい、と。でもそんなこと言ったら、こいつ気でも狂ったんかと思われるんかなぁ。まぁそれはエエとして、明日のラボミーティングはニッキーの発表の番なので、今ニッキーと明日の発表についていろいろとデスカッションした。ニッキーの実験はどうもあんまり進捗していない感じなのだが、ニッキーは一生懸命自分で考えようとしているところがなかなか素晴らしい。明日の発表でも、ニッキーが自分で考えたアイデアに基づく新しい実験の概要を発表しようということになった。もしこの実験でポジティブな結果が出ればホンマにブレイクスルーに成り得るのだけど、まぁやってみないと分かりません。

2010年3月1日月曜日

Annika's Birthday Party

昨日は三軒隣のアニカのバースデーパーティーでした。アニカところにも今月男の子が生まれる予定で、アニカももうすぐお姉さんになる訳です。アニカはロウチビと一ヶ月ほどしか離れていないのですが、偶然にも二人の弟も一ヶ月ほどしか違わないことになります。

2010年2月26日金曜日

私の弟

Gymnastics

最近は、朝ロウチビをプレスクールへ送り届けた後、ラボに来てやるべき最小限の仕事を済ませたら正午までにもう一度プレスクールへロウチビを迎えに行く。そして家に帰ってきて昼御飯を食べた後は夕方までなんやかんやとロウチビと二人で時間を過ごす、という一日を送っている。今日金曜日はロウチビがジムナスティクス(体操)教室へ行く日だったので、初めてこのジムナスティクス教室というものに付き添って一緒に行った。やる気満々のロウチビは授業が始まる前の体をほぐす準備体操からすでに一番目立っていた。先生が「誰かコレをやってみる人?」と聞くと必ず一番に手を挙げて飛んでいく。見ていて何回も吹き出しそうになったほどオモシロイのだけど、自分は全くこういうタイプの子供ではなかったので、そのひたむきさと積極性にちょっと感心させられてしまった。ホンマにこういうのが好きなんやね。

2010年2月25日木曜日

毎晩の楽しみ

うちの母が帰国した昨日から、ロウチビのプレイグループのお母さん達が毎日一人ずつ晩御飯を持ってきてくれることになって、先日そのスケジュールとメニューが送られてきました。で、昨日はモーガンのお母さんヘザー、今日はカールのお母さんシンシア、というふうにすでに二人が作ってきてくれた晩御飯を頂いたのですが、これがなかなかどちらもおいしかった。たぶん、みんなそれぞれ自分の自慢料理というか、少なくとも味に自信のあるものを作って持ってきてくれるのだろうから美味しいのは当然なのかも知れない。いやーこれが約二週間ほど毎日続くのかと思うと、これは本当にありがたいだけでなく毎晩かなり楽しみです。人々の暖かい心が身にしみます。

生誕の地

赤ちゃんが生まれた場所。Birth Cottageのバスルームで産まれたのでした。

2010年2月24日水曜日

オーマ帰国

今日の朝、母親が帰国しました。早朝5時前に空港に着くと、乗る予定だった6時半発アトランタ行きの便が2時間遅れになっていたので、急遽5時半発の便に変更されて慌ただしくゲートへ入っていきました。今頃はもうアトランタから成田行きの便に乗っているはず。セキュリティゲートを越えたところでお互い大きく手を振って別れた時に、ふと16年前のことが鮮明に思い出された。16年前、初めて一人暮らしを始める自分のために札幌まで来て色々と手伝ってくれた母が帰るときに、全く同じように札幌駅の改札を隔てて大きく手を振って別れたのでした。二児の父親となった今となっては手を振る親の側の気持ちもだいぶ分かるようになったかなぁ、などとぼんやり考えながらまだ真っ暗な町を運転して家に帰ってきました。
ところで、家に帰ってきてもまだ5時半だったので、もう少し眠っておこうと思ってロウチビのふとんにもぐりこんでウトウトしていたら、7時頃に目を覚ましたロウチビは隣に寝ていたはずのオーマの顔にヒゲが生えた、と勘違いしてビックリしていた。

ベイビーラッシュ

昨日の午後、出産に立ち会ってくれた助産婦のレイラが産後の検診をしに家に来てくれました。ちょうど検診が終わって、出産の時のことを思い出して笑いながら話しているところにレイラの携帯が鳴ったのだが、それは近所のジュリアちゃんのお母さん、エイミーからでした。ちなみにエイミーの出産予定日は2月22日だったので、「もしかしたらうちと重なったりして」などと先週話していたのだけども、その電話は「どうやら今破水したようだ」というなかなか緊迫した報告でした。その後ちょっとドキドキしていたのですが、やはり昨日の夜に同じ助産院で生まれていたようです。マイクとエイミーのとこは女の子。そして来月にはうちの三軒隣のアニカのところにも男の子が誕生する予定。隣の夫婦も数ヶ月前に新生児をアドプトしてきたばかりだし、ということで今Yancey Street近辺はベイビーラッシュです。

日光浴

新生児が黄疸になるのを防ぐために、毎日少しずつの日光浴を勧められています。

2010年2月23日火曜日

命名

壮志郎(そうしろう)です。よろしくお願いします。Boys, Be Ambitious!

2010年2月21日日曜日

誕生!

赤ちゃんが無事産まれました!!! 結局夕方6時前頃に一旦助産婦さんのところから家に帰ってきたのですが、その後すぐに本格的な陣痛が始まったのでもう一度助産婦さんのところへ行ったのが約一時間後の7時。そして産まれたのが2月20日午後7時44分ということだったので、到着後約45分という早さでした。9ポンド(4キログラム)もあるビッグボーイで、今のところ母子共に健康です。で、先程夜11時頃にはもう家に帰ってきたのですが、起きて待っていてくれたロウチビは赤ちゃんに大興奮。そして今ようやくみなさん寝静まりました。私も今から寝ます。とりあえず御報告まで、それではまた後ほど。

2010年2月20日土曜日

もしかしたら

来ているのかも知れません。先程助産婦さんに電話したら、とりあえず安静にして五時頃に来なさいという指示。ということなので、もう少ししたら行ってきます。それではまた後ほど。

2010年2月19日金曜日

緊張の夜

このところ毎晩、バンクーバーオリンピックの中継を見ながら陣痛がくるのを待っているのですが、まだいっこうにその気配がありません。赤ちゃんの決心がついたときが一番だとは思うのですが、あんまりお腹の中で大きくなりすぎても難産になる可能性があるし、滞在してくれている母親は来週の水曜日に日本へ帰国する予定になっているのでちょっと焦りも出てきました。実は昨日助産婦さんのところへ検診に行ったときに出産を促すような刺激をしてもらったので、昨晩は今夜こそ来るだろうとちょっと緊張しながら男子フィギュア決勝の中継を見ていたのですが、結局高橋が銅メダルを獲得したのを見た後寝てしまいました。で、今日の午前中には友達の指圧師クローディアが出産を促進するツボを押しに家に来てくれました。クローディアによると、大抵この指圧によって24時間以内に陣痛が始まるんだとか。。。さて、どうなることやら。オリンピックを観戦しながらの緊張の夜が続いています。

2010年2月15日月曜日

President's Day

今日はPresident's Day(Washington’s Birthday)ということで、ロウチビのプレスクールは休日だった。調べてみたら“Federal Holiday”と書いてあったので、なんだ祭日か、と思って今日は夕方に少しだけハエの世話をしに行くことにした。ということで午前中から母親も一緒に4人でモールに行ってゆっくり買い物なんかをしていたのだが、どうも祭日にしては人出が少ない。夕方ラボに行ってみると、なんとみんな普通に学校に来ているではないか。もう5年ほどアメリカに住んでいるのに、いまだにアメリカの祭日をちゃんと把握していません。で、それはイイのだけども、ラボの皆さんはうちの赤ちゃんの予定日がバレンタインデーだということをちゃんと覚えてくれていたので、今日ラボに来ていないからきっと昨日の夜に生まれたんだとみんな思い込んでいた模様。ラボに顔を出すと何人かが興奮して「赤ちゃん生まれたんだね!?」と聞いてきてくれた。。。ということでまだ来ていません。写真は近所を散歩するロウチビとオーマ。

2010年2月11日木曜日

みぞれ?

今、何やら外でパチパチパチパチと雨音のようだけどもちょっと違う、もう少し乾いた感じの音がしているのでなんだろうかと思って外に出てみたら、なんとみぞれ(あられと言った方が正しいのか)のようなものが降っているではないか。今朝ワシントンDCが大雪で札幌のようになってしまっている映像をテレビで見たけど、まさかフロリダでもみぞれが降るとは。これはかなり珍しいことなんじゃないだろうか。少なくとも自分がこの町に住み始めてからこんなものが降ってきたのを見たのは初めてだと思う。しかし札幌に住んでいたときは毎日本当にイヤと言うほどの大雪と暮らしていたけど今となっては長いこと雪を見ていないからか、このみぞれが雪にならないかなぁと少し期待している自分がいる。

全然関係ないけど、みぞれを見に庭へ出たときに少し向こうの方から「ウホッホーゥウホッホーゥ」というスゴイ甲高い雄叫びのような動物の鳴き声が聞こえてきた。この変な鳴き声、季節を問わず二週間に一度くらいの割合で夜中になると近所から聞こえてくるのでかなり気になっているのだけども、何の動物だろうか?誰か知りませんでしょうか?頭の中でぱっとイメージされるのは、ジャングルに住んでいるサルのような生き物なのだが。。。たぶん違う。鳥?

あ、赤ちゃんはまだです。

2010年2月10日水曜日

まだ

昨日の夕方、母親が無事こちらに到着しました。ロウチビはとてもうれしいようで、ちょっと興奮気味。このところなんだか毎晩そわそわしていますが、赤ちゃんは今晩もまだのようです。

2010年2月8日月曜日

いよいよ

さて、ちょうど今頃日本を発っている母親が明日の夕方こちらへ到着し、その後二週間ほど滞在してくれる予定です。Due dateはValentine's Day。さぁいよいよ、という感じがしてきました。

日曜のラボ

2010年2月6日土曜日

2010年2月5日金曜日

チーズスパイシー

最近部屋の整理をしていたら、随分昔にウェブカメラとして使っていたChe-ez! SPYZというトイカメラのようなヤツが出てきた。マッチ箱ほどの大きさながら、35万画素CMOSイメージセンサーでなかなかオモシロイ画が撮れる。意外とこういうカメラも好きかも。ちょっと活用してみるかな。
今日のオフィス。オフィスに飾ってあるロウチビ作品集。

JYの論文

以前うちのラボに在籍していたポスドクのJYの論文がつい先日Developmental Cellにアクセプトされたということで、ボスが今日のラボミーティングでその内容を発表していた。内容については随分前にJYから聞いていたし論文の原案を読ませてもらったことがあったので特に驚きはないのだが、実はこの論文、かなり危うい事情があったので自分としてはDevelopmental Cellにアクセプトされたというその事実に非常に安心したのでした。この論文はHippo pathwayの新しいコンポーネントを発見したという論文なのだが、実は去年9月のバルセロナでロンドンのDr. NTが全く同じ遺伝子について発表していたのだ。しかも、この遺伝子の発見に到るスクリーニングの方法こそ全く違っていたが、同定後のHippo pathwayの中での位置付けに対するデータも解釈もほとんど同じだった。バルセロナでこのDr. NTの発表を聞いたとき単純にコレはヤバイと思ったのは、JYの論文が先を越される可能性はもちろんだが、もう一つそれに拍車をかける不運な背景があった。というのも、実はJYがこの仕事の前にやっていたプロジェクトの論文も、その投稿中にほぼ同じデータの論文が先に世に出てしまいタッチの差で先を越されてしまったという過去があったのだ。しかも今回と同じDr. NTのラボに。当然その時JYは非常にショックを受けて、結局JYはうちのラボを去っていった。もし今回もまた先を越されてしまってはJYはこれまた立ち直れないほどのショックを受けるんじゃないかと心配していたのでした。どちらも非常にイイ仕事なのになんと運の悪いヤツだろうと思っていたが、バルセロナでの報告を受けた後急いで論文を投稿して今回はなんとか先を越されずに済んだようだ。いやはや本当に良かったと思うと同時に、この短期間でDevelopmental Cellに押し込んだ今のJYのボス、Dr. DPの力にも恐れ入った。

2010年2月4日木曜日

四歳!

今日でついに四歳になりました。もういちどケーキでお祝い。

2010年2月1日月曜日

ダポンテ

自分が担当することになった三人目のアンダーグラジュエイト、ダポンテ君だがどうも彼はなんやかんやと忙しい人のようで、かれこれ二ヶ月ほども経つが今まで実験らしい実験はほとんどしていなかった。少し前にボスからも、「ダポンテは今はまだ時間が取れないようだからとりあえず彼のことは考えなくていいよ。」と言われたのだが、実はダポンテは即戦力になりそうだったのでちょっと残念に思っていたのだ。しかしながら、今日の昼過ぎにそのダポンテがひょっこりとオフィスに顔を出して、自分が携れるプロジェクトについて話したい、と言ってきたのだった。なんだかいつもより目が輝いている気がした。ははぁ、これは金曜のラボミーティングでの話に刺激されたな、となんとなく分かった。こういうときはすぐにでもなんかインパクトのある派手なフェノタイプが見られる実験をさせるのが一番イイ。ちょうどギルスが育てていたRasV12で腫瘍形成にオーバードライブがかかっている幼虫たちがイイ具合にgiant larvaeになっているのを見つけたので、そいつらのimaginal discを解剖させてみた。wild typeのdiscしか見たことのないダポンテは案の定目を丸くして、そのガン化したdiscの大きさに驚いていた。確実に現象に興味は持ったようだったので、これでもうちょっと時間を作る努力をしてくれるようになるかな、と期待。

2010年1月30日土曜日

ロウチビのBirthday Party

今日は昼過ぎから近くの公園でロウチビのBirthday Partyでした。ロウチビの近所の友達やプレスクールの友達、合わせて9家族が参加してくれました。昨日までの天気予報では今日は雨だったので、わざわざ屋根のある公園に場所を変更したのですが、なんと晴れてくれた上に随分暖かく、半袖一枚で過ごせるほどでした。パーティーが終わる夕方頃にはだんだん気温が下がってきましたが、そんな訳でこのパーティーにばっちり合わせてくれたかのような最高の天気のもとで子供達もしっかり楽しんでくれていた様子。来週2月4日にロウチビはもう四歳になります。そしてそろそろお姉さんになるんですね。

2010年1月29日金曜日

ジョイントラボミーティング

今日のラボミーティングは自分の番。今日は医学部にある二つのハエ研究室も一緒に行うジョイントラボミーティングということで、ちょっと気合いを入れてSSTプロジェクトについて語った。といっても、SSTプロジェクトの基本的なフェノタイプに関するデータは蓄積していたのだが、メカニスティックなレベルではどうもこうブレイクスルーと成り得るような新しいコンセプトがなかったのでここ何日か今までに撮りためたコンフォーカル画像を細部まで何回も眼を見開いて見直した。そうしてるうちに一昨日、今まで見落としていたある細胞の挙動に気が付いたのだ。これを見つけてからは一気に頭の中で新しいコンセプトに成り得るであろうストーリーが出来上がった。今日はそのアイデアがクライマックスになるようにプレゼンしたつもりだけども、どうだっただろうか。少なくともうちのボスはこのアイデアにものすごく刺激されたようで、ミーティングが終わってからボスの部屋で随分長々とデスカッションしてくれた。おかげで疲れたけど、こういう夢のあるデスカッションはいつまでしていても飽きないもんだ。まぁでもここからがSSTプロジェクトの本当のスタートになる。

2010年1月28日木曜日

Dr. KI

今日はRutgersのDr. KIがFSUにトークをしに来た。Dr. KIはHHMI investigatorでもあり、彼のラボからは毎年のようにtissue patterningやgrowth controlに関する素晴らしい論文が量産されている。今日は午前中に個人面談の時間をもらえることができたので、自分のオフィスでコーヒーを飲みながらいろいろと話した。話したといっても45分の面談時間の間、結構一方的に自分がやっているプロジェクトの内容を夢中でしゃべってしまっていたかも。Dr. KIはとても物腰の柔らかなジェントルマンという感じで、ゆっくり頷きながらじっくりと聞いてくれていたが、やはり時折非常に鋭いコメントもしてくれた。SSTプロジェクトのデータを見せたときには関連していそうなsignaling pathwayの名前をすぐさま三つ挙げてくれたが、それらはまさに自分の考えていたモノと同じだったのでちょっと嬉しかったな。夕方のトークはFat-Hippo signalingに関する最近の仕事内容が中心で、Four-jointed、Dachsous、Fat、Dachsから広がっていくsignaling pathwayがtranscriptional controlとplanar cell polarityをアウトプットとしていかにpatterningとgrowthをコントロールしているのかという話。もちろんpatterningとgrowthを統合的に理解するにはまだまだ分からないことが多いのだが、その全体像が少しずつ見えてきているような気にさせられるトークだった。

2010年1月25日月曜日

最終チェック

今日の昼もボスの部屋でロンドンとスカイプデスカッション。YF博士が明後日から出張に出る予定なので、なんとかして明日中に再投稿してしまおうとしているのではあるが、追加しようとしている二つのFigureについて三人の意見がなかなか上手くまとまっていなかったのだ。基本的にYF博士が原稿のまとめ役になっているのだが、この部分の絡みでこの数日YF博士は何回もFigureと文章の構成を書き直している。なんとか今日のデスカッションでみんなの意見がまとまったけど、YF博士は今日返ってきた英文校正も含めてもう一度ファイナルバージョンを作らなければいけない。スカイプをしたのがフロリダの時間でちょうど昼過ぎ、ということはロンドンはもう既に夕方5時過ぎ。ここ連日のデスクワークでYF博士はかなりお疲れの様子だったけども、うちのボスは最後に「明日必ず投稿できるよね。だってYFは今日の晩まだずっと働くんでしょ。」とか涼しそうに言ったのでYF博士は苦笑い。で、先程ロンドンからようやくファイナルバージョンが送られてきた。メールの始めには「I am almost dead, but finished all corrections.」。YF博士、本当にお疲れ様です。ということで、こちらも気合い入れて今晩最終チェックにかかります。

2010年1月22日金曜日

ほぼほぼ終了

今日の朝ラボミーティングの前に一時間だけコンフォーカルをしに行って、リビジョン用の最後の写真を撮り終えた。ラボミーティングが終わってからはYF博士と少し電話で話して、さらにこちらが書くべき箇所を確認。その後夕方までかかって追加のFigure作りと文章書きをほぼほぼ終えた。あとはこの週末にじっくりと全体を読み直して、月曜日にYF博士とうちのボスと三人で最終確認をするのみ。なんか直前になって色々追加のモノが出てきたのでこの二週間ほど随分この論文作成に追われてしまっていたが、今一通り目を通した限りはリビジョン前に比べるとやはりだいぶブラッシュアップされたんではないかという印象。YF博士が書いてくれたrebuttal letterも自分には素晴らしい出来に思えた。来週いよいよレビュワー達と再戦。さぁ、納得してくれるだろうか。

2010年1月19日火曜日

Interclonal Cooperation

今日も大学の食堂でランチを取りながら論文を読んだ。今日読んだのは1月13日付でNatureのAdvance Onlineに出てきた論文で、Dr. TXラボからのscribble mutant cellとRasV12のinterclonal cooperationに関する話。いやー、マジでオモシロかった。途中何回か食べるのを忘れて読み耽ってしまったほど。scrib mutant cellにRasV12を発現させるとアグレッシブなtumorigenesisが起こることはよく知られているが、この論文ではまず始めにRasV12を発現している細胞とscrib mutant cellが隣り合った場合でも同様な悪性腫瘍化が見られることが示される。scrib mutant cell内ではJNK pathwayがactivateされており、このJNK activationはRasV12を発現している近隣の細胞へpropagateしていく。そしてこのJNK activationによってUpdの発現上昇が引き起こされ、JAK-STAT pathwayがup-regulateされる。このJAK-STAT activationがRasV12とともに悪性腫瘍化を引き起こす、ということである。しかもこのJNK signaling propagationによる近隣細胞でのJNK-induced JAK-STAT activationが、wound healingやcell competitionにおけるcompensatory proliferationのメカニズムでもあることが示唆されている。scrib mutant、RasV12、JNK pathway、そしてJAK-STAT pathway、と出てくるのは既知のモノばかりではあるが、そこから全く新しいコンセプトが示されている。シブイ。何回も唸らされてしまった。しかし、JNK activationはどうやってfeed-forward loopで伝播していくんじゃろか?そしてJNK activationはどうやってUpdの発現をup-regulateするんじゃろか?また、scrib mutant clone内でのJNK activationはcell competitionによるapoptosisのトリガーにもなっている訳であるが、propagateしたJNK activationはなぜapoptosisをトリガーしないんじゃろか?やっぱしJNK pathwayのcell context-dependentなpleiotropic regulationは謎が多い。
で、この論文のサプリを確認しようと思ってNatureのホームページを見ていたら、今週号のResearch Highlightsに「Cancer biology: Kicking out cancer cells」というのがあったので見てみると、なんとロンドンのYF博士のラボからJ. Cell Sci.に報告された論文の紹介ではないか。あらま、いつの間に。

ラストスパート

昨日までで一通り作り終えたリヴィジョン用のFigure(なんと13個)をYF博士に送った。昨日のデスカッションで、さらにいくつか追加でコントロール用のコンフォーカル写真を載せた方がイイだろうということになったので、今日は午後からそのサンプルを解剖して明日中に抗体染色を終わらせる予定。あと今週中に追加の文章も書いて、来週の始めに再投稿ということになるかな。もう一息、今からラストスパート。

Tumor progression

Between the two extremes of fully normal and highly malignant tissue architectures lies a broad spectrum of tissues of intermediate appearance. The different gradations of abnormality may well reflect cell populations that are evolving progressively away from normal and toward greater degree of aggressive and invasive behavior. Thus, each type of growth may represent a distinct step along this evolutionary pathway.

Some growths contain cells that deviate only minimally from those of normal tissues but may nevertheless be abnormal in that they contain excessive numbers of cells. Such growths are termed hyperplastic. In spite of their apparently deregulated proliferation, the cells forming hyperplastic growths have retained the ability to assemble into tissues that appear reasonably normal.

An equally minimal deviation from normal is seen in metaplasia, where one type of normal cell layer is displaced by cells of another type that are not normally encountered in this site within a tissue. These invaders, although present in the wrong location, often appear completely normal under the microscope. Metaplasia is most frequent in epithelial transition zones where one type of epithelium meets another.

A slightly more abnormal tissue is said to be dysplastic. Cells within a dysplasia are usually abnormal cytologically; that is, the appearance of individual cells is no longer normal. In dysplastic growths, the relative numbers of the various cell types seen in the normal tissue are no longer observed. Together, these changes in individual cells and in cell numbers have major effects on the overall tissue architecture. Dysplasia is considered to be a transitional state between completely benign growths and those that are premalignant.

Even more abnormal are the growths that are seen in epithelial tissues and termed variously adenomas, polyps, adenomatous polyps, papillomas, and in skin, warts. These are often large growths that can be readily detected with the naked eye. Under the microscope, the tissue within these adenomatous growths is seen to be dysplastic. Since adenomatous growths do not penetrate the basement membrane and invade underlying tissues, they are considered to be benign.

A further degree of abnormality is represented by growths that do invade underlying tissues. Here, for the first time, we encounter malignant tumors that have a substantial potential of threatening the life of the individual who carries them. This disparate collection of growths - both benign and malignant - are called collectively neoplasias, i.e., new types of tissue. (Some reserve the term "neoplasia" for malignant tumors.)
(Weinberg, 2007. Biology of Cancer)

2010年1月14日木曜日

Reorientation

今日の昼もデスクワークの合間に大学の食堂で論文を読みながらランチを取った。今日読んだのは、去年の11月にCurrent Biologyに掲載されたDr. NBラボからの、cell competitionにおけるoriented cell divisionについての論文。競争に負けて死んでいく細胞に対して隣り合う勝者の細胞達が細胞分裂の方向をわざわざその死んでいく細胞の方に向き変える。このreorientationにはfatdachsousatrophinといったPlanar Cell Polarity pathwayが関与している。という話。実はこの話も去年9月のバルセロナでDr. NBが発表しているのを聞いたのだが、cell competitionとcompensatory proliferationにおけるPCPの関与は前々から自分も気になっていたところだったので、この発表を聞いたときにはホホウと思ったのだった。2007年に同著者によってCellに報告されたengulfmentに関する論文を読んだときにも思ったが、今回も鋭い観察に基づいた発想がユニークで素晴らしい。のではあるが、どちらの論文も読んでいると疑問点がたくさん出てくるのも確か。それにしても、cell competitionに限らず死んでいく細胞に対して隣の細胞が分裂の向きを変える、というこの現象に潜むメカニズムはほんまに面白そうやね。

2010年1月12日火曜日

ミニレビューでランチ

今日の昼は久しぶりに大学の食堂でゆっくりと論文を読みながらランチを取った。読んだのは少し前にオーストラリアのDr. ABラボから出たscribble mutantでのaPKCとJNK pathwayの関与についての論文を受けてのミニレビュー。短かったのでちょうどデザートを食べてコーヒーを飲み終わったのと同時に読み終えた。去年9月のバルセロナでこれに関するDr. ABの発表を聞いていたのであまり目新しい情報はなかったけど、SSTプロジェクトに大いに関係してくる話なので少し頭の中の整理にはなったかな。でもちょっと食べ過ぎて胃がもたれてしまった。昼からはSSTプロジェクトの次のステップとしての実験第一弾をギルスに説明して、ハエの仕込みをやり始めてもらった。さてさてココからどんなフェノタイプが出てくることやら。

2010年1月11日月曜日

前向きに

今朝はロンドンのYF博士とボスの部屋で論文再投稿へ向けてのスカイプデスカッション。概ね作戦は固まった。ということで今週はいよいよ追加のFigureと文章を作らなければならないのだが、他にも今週必ずしなければいけないデスクワークがいくつか出てきたので、今週はパソコンに向かう時間が多くなりそうだけども致し方ない。で、今日の午後はちょっと興奮気味でコンフォーカルに向かった。というのも、先週末に染色し終わったサンプルを土曜日の夜中にラボの顕微鏡でチェックしていたら、ジョンピーと話していたことに対するクリティカルな結果が出ているように見えたのだった。昨日の晩は早くコンフォーカルでそれを確認したい興奮で寝付きが悪かったほどだったのだが、今日コンフォーカルのZスタック画像で確認してみると自分の勘違いだったことが分かりかなりガッカリしてしまった。こういうときは、自分の考えていたこととは違うということが分かったのでこれまた一つ前進なのだ、とポジティブに考えるようにするしかない。まぁ実際そうやし。まだまだ試せることはあるので前向きにいきましょう。

2010年1月8日金曜日

今年初めのラボミーティング

今日は今年初めのラボミーティング。ミーティングルームに集まってみると全部で13人もいて、しかもいつのまにか知らないアンダーグラジュエイトが二人増えていた。なんかアンダーグラジュエイトだらけになってきたなぁ。対してポスドクは自分一人だけになってしまっているし。まぁ若いヤツらがたくさんいると賑やかでいいんだけども。で、発表はジャッキーの番。内容は主に今彼が取り組み始めているRNAiスクリーニングについて。意外といくつかのRNAiではそれなりにコンシステントなフェノタイプが出ているようにも見えたけど、こいつらが各々どれくらいクリティカルに発現を調節しているのかを調べるのはちょっと大変なんじゃないかという印象を持った。

そういやさっき新しく届いたCellをパラパラとめくっていたら、Trends in Immunologyのエディターによる「Microbes Go Manga」という題名のブックレビューが目に留まった。読んでみるとやっぱり日本のあるマンガについて。英訳版の「もやしもん」というマンガについてエライ熱っぽく語っている。いつだったか少し前にジョジョを連想させる荒木飛呂彦のイラストがCellの表紙を飾ったときも驚いたが、Cellに日本のマンガのレビューが載るとはこれまたビックリ。このマンガ、題名だけは聞いたことあったけど、このレビューを読んでいて読みたくなってきた。日本から取り寄せてみようかな。

2010年1月6日水曜日

活気

ようやくボスが長期の出張から帰ってきたので、今日の朝は早速新春デスカッションタイム。来週ロンドンのYF博士と論文再投稿へ向けて話し合うので、その前にいくらかの新しいデータについて報告と話し合いをした。今日から大学の授業も始まるようで構内には学生が戻ってきて一気に活気が戻ってきた感じ。ニッキーとギルスも今日少しラボに顔を出したので、今後の実験計画についてちょっと話す。ホリデー期間中の人気のないラボでは落ち着いて実験ができるからいいのだけども、やっぱり学生達で活気がある方がなんとなくやる気が出てくるもんかも知れない。