2024年10月6日日曜日

MSP到着

昨晩、無事ミネアポリスに到着。飛行機でほとんど眠れなかったので、ホテルに着いてからまぁまぁよく眠れたかな。明日からシンポジウムなので、今日はちょっとゆっくりして時差ぼけ解消に努めたいところ。今朝、近くのスーパーに買い物に出たら外は結構寒かった。

2024年10月5日土曜日

また出発

そして、早くも今日からアメリカ出張へ出発。ということで、昨日一日で急いで色々な準備をして、今ようやく羽田のラウンジでゆっくりとくつろいでこれを書いている。写真の伊丹は快晴だったのに、羽田は雨模様。このあとまずはミネアポリスへ飛んで、来週ミネソタ大学で行われるシンポジウムに出席する予定。

第2回!

今週、月火水の3日間、遺伝研で「倍数性+サイズ生物学ジョイント研究会」を開催した。去年の9月に第1回倍数性研究会を開催したので今回が第2回ということになるのだけど、今回は山口のHさんが主催しているサイズ生物学研究会との共同開催ということになり、スピーカーの数が倍になって全体の参加者も46人に増えた。この人数で3日間となると、これはもう結構ちゃんとした学会の雰囲気がある。自分としてもこの3日間でかなり多くの参加者と交流することができたし、2日目夜のポスターセッションでは軽食とアルコールドリンクを提供したこともあり、かなり盛り上がっていたように見えた。開会の挨拶でも話したのだけど、倍数性とサイズというトピックは密接に関わっていることが多いにもかかわらず、これまであまり交わることのなかった研究者達が交流することで、新しいものが生まれるきっかけを作ることが出来たのではないかと思う。この研究会の事の起こりは5年ほど前、自分が北大にいた頃、ある日急に思い立って変革領域の申請についてUさんに相談しに行ったのが始まりだ。その後すぐに今のコアメンバーに声をかけていったのだけど、5年経ってこんな立派な会に成長するとは思いもよらなかったし、もしかしたらこの10年間日本で自分がやってきたものの中で、学術会への功績としては最も大きなものの一つなのではないかと思ったりもする。そんな訳で、来年から自分が代表としてこの会を仕切ることはなくなるけど、今後も続いていってくれると嬉しい。

2024年9月27日金曜日

倍数性+サイズ生物学

来週の月曜から水曜までの3日間、遺伝研で「倍数性サイズ生物学 ジョイント研究会」が開催される。自分は倍数性のほうの代表者、ということで昨晩から三島入り。会の進行をしながら、初日には自分のトークもあるので、今日は発表スライドの組み立て。代表としてこの研究会を取り仕切るのは今回が最後になるだろうから、悔いのないように思いっきり楽しみたい。と言いながらも、このところかなり忙しかったので、ここまでの準備はサイズ生物学の方のHさんにかなりの部分をやってもらうことになってしまった。
ともあれ、今回は研究会2つ分の研究者が幅広い分野から集うので、内容は盛り沢山だし初めて会う方も多いので楽しみは大きい。

2024年9月25日水曜日

2/100

少し前から学部生達がいよいよDf linesを使ったスクリーニングを始めている。先週、出張から帰ってきてどんな具合か見てみたら、もう結構な数の掛け合わせで次世代のハエが出てきていた。ということで、複眼の表現型解析を進めているわけなんだけども、元々の症状というか標準型としている複眼の形態に変化が生じているようなハエはまだ出てきていないらしい。すでに50ライン以上は見ていたようなので、まだ一つも出てきていないのは良いような気もするし、全く出ないかもという不安も出てくる。そんな訳で、やっぱり自分でもちょっと見てみようと思って見始めたら、はじめの100ラインほどの中に、複眼が少しだけ小さくなっているものと、逆に少し大きくなっているものを見つけた。2/100はまぁまぁ良い線な気がする。全く出てこなかったら当然失敗だし、あまりたくさん出てきてもそれはそれでスクリーニングにならないので、1st screeningにおける当たりの確率はかなり重要だ。それは良いのだけど、学部生はこれらのフェノタイプを見逃していたということなので、ちょっと話を聞いてみたら、複眼全体の大きさには気を付けていなかったということだったけど、逆にブツブツの大きさとか細かいところを一生懸命見ていたようだ。もう少し見分け方を指導しないといけないかな。

2024年9月22日日曜日

JDRC

仙台でのJDRCが終わり、木曜日の夜に無事京都に帰ってきた。今回の札幌ー仙台出張は一週間以上出ていたので、久しぶりにゆっくりできる週末。札幌が結構涼しかったから、もうすでに秋になった気分で帰ってきたら京都はまだ猛暑だったので驚いたけど、昨日から京都も急に涼しくなったね。
JDRCは日本の多くのショウジョウバエ研究者が集う会ということで、アメリカへ行く前にたくさんの知り合いに会って挨拶することができて良かった。レセプションパーティで一言挨拶をさせてもらったときにも話したけど、自分がJDRCに初めて参加したのは日本に帰ってきた年なので、ちょうど10年前に金沢で開催された回だった。日本のショウジョウバエコミュニティは皆さんとても仲が良くて、すぐに受け入れてもらえた感じがあって、この10年間ここで本当に多くの友人を作ることができたので感謝の気持ちはとても大きい。ということで、アメリカに行ってからもまた機会があれば参加させてもらえればと思う。
で、来週はいよいよ遺伝研で倍数性研究会。

2024年9月16日月曜日

仙台到着

午後、仙台のホテルについてからは、明日から始まるJDRC16(日本ショウジョウバエ研究会)で発表するRのプレゼン資料を作りつつ、今回あまり見ることができていない大相撲観戦。今場所も熱くなってるやないの。やっぱり面白いねぇ。晩御飯はとりあえず、仙台駅近くで牛タン定食。

CTS

今日は昼前に札幌を出て新千歳から飛行機で仙台へ。今回の札幌出張では、大学院生の時にお世話になった先生が札幌で闘病中ということだったので、この機会にお見舞いに行ければと考えていたのだが、事前に連絡が取れなかったので諦めていた。ところが、ちょうど新千歳空港に着く頃に先生からのメールがあり、なんと今日退院してメールを見ることができたのだそう。返信がなかったので結構心配していたのだけど、今日のメールの文面からはお元気そうな様子が伝わってきたので少し安心した。今回会えなかったのは残念だけど、また近いうちに札幌へ来るための理由ができた。

2024年9月15日日曜日

小樽

今日は用務が入っていない日だったので、午後からふらっと電車に乗って小樽へ。札幌にいた頃、小樽へ行くときはいつも車だったので、電車から海を眺めながら行くのはちょっと新鮮だった。せっかくだから小樽の美味い寿司を食べようと思って、まずは寿司屋通りへ。そのあと、観光客がたくさん歩いている運河の辺りをぶらぶらしてから、札幌にいた頃に時々行っていたカフェに入って少し仕事をした。
夜、札幌に帰ってきて、晩御飯はこれまたよく行っていた北大病院前の中華料理屋へ。なんか、自分の馴染みの場所を確認するような感じだけど、今回札幌でやりたかったことはだいたいできたかな。明日、札幌を出て仙台へ向かいます。

八乃木

昨日は札幌で一番好きだった発寒のラーメン店へ。札幌にいたときはいつも車で来ていたけど、昨日はわざわざ電車で出かけた。自分の中ではこれが札幌味噌ラーメン。コクのある味噌スープ、香ばしいもやし炒め、おろし生姜、そして中太ちぢれ麺。前来たのはまだ札幌にいた頃かな。次来ることができるのはいつになるだろうか、と思うと最後の一口が名残惜しかった。

2024年9月13日金曜日

テレビ塔

昨日は遺制研のMS博士の研究室でセミナーに参加して、今日は理学部のほうでSI博士と論文の内容についてディスカッション。昨日も今日も、夜は札幌ならではのお店に連れて行ってもらって、北海道の幸を楽しみながら研究者達と色々な話をすることができた。研究の話は楽しいのだけど、研究費とかポジションとか論文とか学生の指導とか、若手の研究者は本当にみんな同じように闘っているなぁと思った。まぁでもみんな、やっぱり研究が好きなのよね。
今晩のお店はすすきのだったのだけど、涼しくて気持ちが良いので札駅北側のホテルまで歩いて帰ってきた。

2024年9月12日木曜日

札幌到着

昨晩、札幌に無事到着。札幌に向かう飛行機の中で、こないだ二十数年ぶりに再会したホリーからラインが入った。見てみると、なんと北大構内の写真とともに、札幌涼しくて最高です!とのメッセージ。どういうことやねん、と思って聞いてみたら、なんかの学会に参加するために昨日から札幌出張なんだとか。いやいや私も今から札幌ですよ、えー!?ということで、二十数年ぶりの次は三ヶ月ぶりに札幌で再会。そんなミラクルで始まった今回の出張、かなり色々と仕事をこなしながらになるけど、楽しめそうな予感。今の時期、札幌はちょうど良い涼しさでとても気持ち良い。

2024年9月10日火曜日

C.C.国際シンポ

先週は色々とイベントがあってバタバタと過ぎ去った感じ。水木金は、御所の向こう側にあるホテルで細胞競合の国際シンポジウムとその後の領域班会議。朝から晩までトークとソーシャルイベントがあり、楽しかったけどなかなか疲れた。この細胞競合の国際シンポは、前身の新学術領域のときから、京都、マドリッド、札幌、ロンドンと毎回参加させてもらっていたし、ポスドクの時からずっと細胞競合の研究をしていた自分にとって、海外からのスピーカーもよく知っている方がほとんど。久しぶりに会った多くの方々から、ルイジアナで独立することについてお祝いの言葉をもらった。で、今回は初めてポスドクの時の元ボスのWMも呼ばれていたのだが、日本でWMと会うのは初めてだったし、今回はYさんがオーガナイザーの一人でもあり、自分とこの二人が一堂に会するのは随分と久しぶりだった。そんな訳で、トークの後の質疑応答でWMとYさんがディスカッションしているのを見ていると、色々と思い出すことがあった。

2024年9月1日日曜日

9月

なんと、今日からもう9月ですか。そういえば先週あたりから、雨の影響もあったと思うけど、少し前までのあのひどい暑さが少し和らいでいたし、うるさく鳴いていたクマゼミの声がいつの間にか聞こえなくなっていたことを数日前に気付いていた。夏が終わるんやねぇ。自分にとっては当分の間、これが京都で過ごす最後の夏になるだろうから、終わっていく夏を感じるといつも以上に少し感傷的になる。そんな先週は、久しぶりにカレンダーにあまり予定が入っていなかったのだけど、かなり論文執筆に集中していたからか、あっという間に過ぎ去った感じがする。いよいよ焦燥感が高まってくるなか、今週後半は京都で開催される細胞競合の国際シンポジウムに出席して、来週半ばからは札幌へ行く予定。

カボチャS.C.

久しぶりのスープカレーはカボチャと鶏がメイン。やっぱりこのソラチのスープカレーの素は素晴らしい。再来週から札幌に行くので、またたくさん仕入れてきてアメリカに持って行こう。

2024年8月23日金曜日

Yon-Ten

今日は、午後にまた高校生達の研究室訪問があった。今回は大阪の某有名進学女子校から、10名の高校一年生。前回と同じく、フライルームで簡単に研究内容を紹介しながら、GFPで光るハエ達を一人ずつ順番に蛍光実体顕微鏡で観察。en-Gal4>UAS-GFPで体がシマシマに光っている幼虫を見て、誰かが「おぉ〜阪神タイガースみたいや」。で、その後に続いて見た子達がみんな「ホンマや阪神や〜」って言うのを見て、みんな大阪の子なんやなぁと思った。その後、セミナールームで今回も研究者としてのキャリアパスについての話をした。やはり医学部を目指している子が多いようで、医学研究のことや日本とアメリカの違いについて熱心に質問してくれた。最近こうして高校生とか大学の学部生とかにこういう話をしていると、海外へ行くことに興味を持っている子は結構多いように見えるんやけどね。

大治郎

畑酒造 大治郎 山廃純米生酒
少し前、五月の連休の頃に東近江の太郎坊宮へ行ったときに、その近くにあった酒造で手に入れた山廃純米生酒。酸味も旨味もしっかりとした濃いお酒。山の上にある太郎坊宮から眼下に広がる田園風景を眺めると、なぜ近江に美味い酒が多いのかが分かる。

2024年8月13日火曜日

夏季休暇

今日明日は大学の夏季休暇なのだけど、午後にラボへ行くと、普段休日にはラボに出てこない学生がいたのでヘンだなと思った。よく見るとYラボの学生達はみんな来ている。なるほどね、大学の夏季休暇であってもYラボとしては休日ではないということなのだと気付いた。なんとも会社的。決められたカレンダー通りにラボに来る学生達、というかもう少し正確にいうと、自分の意思ではなく決められた勤務日にしか来ないということに対して、なんとも言えないもどかしさというか違和感を感じる。数日前にも似たようなことを書いたけど、これは、休日もラボに出てきて実験をしろとかいう意味では全くなくて、研究に没頭するともっともっと実験を進めたくなってしまうものなんだけどなぁ、ということ。まぁ、好きにしてくれたらエエねんけど、と思いながら今日はカモカフェへ行って執筆。外はとんでもない暑さだったけど、今日はだいぶ執筆モードに入ることができた。

2024年8月11日日曜日

大原

今日はあんまり気が乗らなかったけど、とりあえずバーコレしにラボへ行ったあと、ちょっと思い立っていつもの大原の店へ。調味料と一緒に買った黒豆大福が美味しかった。京都に来て4年半、しょっちゅうこの店に来ているので、大原の景色を見ると色んなことを思い出す。

2024年8月10日土曜日

小路

毎日のように通り抜ける大学近くの小路から見上げた空に夏休みの雰囲気を感じた。そういや去年の8月はほとんどアメリカにいたから、久しぶりの日本の夏がなんだか心に沁み入るのか。今日は午後からラボに行ってバーコレしてから、北大路近くの眼鏡屋さんへ。

盆休み

今さらだけど、fly geneticsって、色々なテクニックがあって遺伝系統のリソースがとんでもなく豊富なので、自分の工夫次第でいろんな実験ができる。のめり込み始めるといくらでもアイデアが出てくるので、何をしててもふと実験のことを考えてしまうようになるし実験が止まらなくなってしまう。そういう風になってしまうのが普通だと思っていたけど、学生によってはそうでもなかったりする。もっとできることがたくさんあるのになんでもっとやらないんだろう、というか思いつかないのか。思いつかないということは、あまり深く考えていないということなんだろうし、それはつまりそれほど研究にのめり込んでいないということだと思う。学生に面白いと思わせて熱意を持たせるのが自分の役目の一つだと思っていけるけど、なかなかそれが難しい学生もいる。
今日から来週にかけて盆休みだけど、ゆっくり一人で実験と論文執筆に勤しめるかな。

焼きびたし

ナスと豚の焼きびたし。夏はこういうのが良いね。すりおろし生姜が爽やか。

2024年8月7日水曜日

TLG

今日の午後は、あるベンチャー企業とオンラインでミーティング。PCRベースで一細胞ずつの染色体の本数をカウントできる新しい技術を開発したという会社。まずはウチのpolyploid cellについての研究のコンセプトと実際のデータを紹介して、自分が考えている解析内容を提案。ミーティングに参加してくれた社長さんも結構興味を持ってくれたようで、ショウジョウバエの解析はしたことがないけど、今後ちょっと一緒にやってみましょうということになった。来年度、自分が国内にいなくても受託解析してもらえる実験を考えているときに、ディーラーの方からこの会社を紹介してもらったのだけど、これはうまくいけばアメリカへ行く前にやり始めることができるかもしれない。

2024年8月6日火曜日

185

昨日、Bloomingtonから注文していた2番染色体のDeficiency lineのハエ達が到着。リストでは全部で188系統だったけど、そのうち3系統は今回準備できなかったということで、185系統。GMR-Gal4を用いた複眼フェノタイプのGenome-wide dominant modifier screening。え、今からわざわざ Df 系統を買い揃えてゲノムワイドスクリーニングするんですか!?って驚かれたけど、バイトを3人雇った今だからこそできると思ったのよね。ドライバーラインとしてGMR-Gal4とUASをリコンバインした染色体も作ったし、バイトの学部生達に今回のスクリーニングの目的と仕組みもちゃんと説明したし、ということで近日中に始められる予定。

2024年8月4日日曜日

2/44

先週は毎日夕方に帰ってきて、大学院生候補者一人一人とのオンラインインタビューをしていた。インタビューでは、まず候補者の経歴とかこれまでにやってきた研究についてプレゼンしてもらうのだけど、本当にうちの研究に興味を持ってうちのラボに来たいのかどうかを確認するために、こちらからも最近の研究結果とかこれからの方向性について色々と話してあげるので、だいたい一時間半くらい。毎日やっているとまぁまぁ疲れた。まぁでもそんな訳で、とりあえず今回の第一次選考は全て終了。週末に他の人からの意見も聞いて、最終的に2人の候補者に決定した。この一ヶ月ほどでコンタクトしてきてくれた応募者を数えてみると、全部で44人もいたので採択率は5%以下、ということでずいぶんと狭き門やな。とりあえずこの2人は1月からの入学を目指すことになったので、早いうちに大学への正式な応募申請を済ませなければならない。プログラム全体で受験者の人数がどれくらいになるかはまだ全く分からないのだけど、この2人ならたぶん大丈夫なのではないかと思っている。

烏魚子

台湾に帰省していたアリスが、お土産にカラスミを買ってきてくれた。丸々一匹分のものが入っているけど、これってかなり高価なものなのではないのかなぁ。ということで、まずはパスタで。スライスとすりおろしたカラスミをふんだんに使った白葱とカラスミのペペロンチーノ。今までに自分で作ったパスタの中でも一番美味しいのではないか思えるほど旨かった。これは素晴らしい。まだまだあるので他にも色々と試してみよう。

2024年7月31日水曜日

面接

なんと、今日で7月が終わってしまうのか。早い。えらいこっちゃ。今月は初旬にコロナにかかって、自宅で療養中に大学院生のリクルートを始めたのをきっかけにして、予想を超えるえらいたくさんの応募があったので、ずっと候補者の選考をしていた。で、今週は毎日夕方に最終候補者一人一人のオンライン面接をしているのだが、皆さんかなりレベルが高いだけでなく、ウチの研究内容にとても興味を持ってくれているようで、選ぶのはなかなか難しい。
今月は夏休みを取って海に行ったし、研究会にも出席したし、ということで色々充実していたのだけど、来月はもう少しゆっくりと実験と論文に集中できればと思う。ちなみに面接はまだ明日と明後日も続く。

サイン会

昨日は、自分の出身高校の生徒達が研究室見学のために来訪。以前、遺伝研で知り合ったHさんが今はその高校で教師をしているというご縁。30人程度と聞いていたのだけど、結局40人の高校一年生達が来た。一度に40人を連れてラボを見せるのは無理なので、10人ずつのグループに分けて、助教のNさんにも手伝ってもらって1時間ほどをかけてラボの紹介をした。フライルームでは、一人一人順番にGFPで光るハエ達を顕微鏡で観察させてあげると、皆んな驚きの声をあげたりしてなかなか反応が良かった。その後一時間ほど、自分の研究者としてのキャリアパスを紹介しつつ、日本とアメリカの大学院の違いなどについて話をした。最後に記念の集合写真を撮ったあとで、何人かの生徒が「サインをもらおう」とか言い出して、結局皆んなのノートとか参考書とか下敷きとか色んなものにサインをすることになった。「握手してください!」とかいう生徒もいて、こういうノリになるんか、と戸惑いながらもなかなか貴重な体験をさせてもらった。そういや自分も高校生の頃はこんな感じだったかな。

2024年7月26日金曜日

柳郷地

遺伝研の前から見た柳郷地と錦が丘。見慣れた風景だけど、久しぶりにここから眺めた。それにしても暑いねぇ。

Cell Division

今週の木曜金曜は、遺伝研で開催された細胞分裂研究会に出席するために、先週から引き続き京都に来ていた娘と一緒に三島へ。ちょうど一年ほど前、遺伝研を訪問していた時に偶然この研究会が開催されていたので見に行ってみたら、オーガナイザーのSH博士は、自分がまだポスドクだった頃にこのブログを通して知り合った方だった。そんな縁で、SH博士から今年の研究会にお誘いいただき、トークまでさせてもらうことになった。その筋のかなりコアな研究者が集う研究会なので、細胞分裂をテーマとしているわけではない自分がトークするのはちょっと場違いなのでは、と思いながらも大いに楽しませてもらった。細胞分裂の研究者は、細胞内の現象をあらゆる方向から分子レベルで本当に理解しようとしている、その真摯な姿勢がよく分かる。自分はそのレベルまで入っていくことが少ないので、今更ながら色々と勉強になった。染色体とか中心体の挙動をひたすら追うのもすごいし、Cohesin、Condensin みたいな核内の一分子の動きを見るとか、本当にすごいなと思う。こういう純粋に知りたいという気持ちで挑んでいる研究は貴重だ。
自分は、いつものInvasion Hotspotの話を、分裂時のIKNMが関係するものとして話した。今執筆中の論文でも、メカニズムの最後の説明はIKNMになるという議論をしているのだけど、今回トークをしてそれを確認することができた感じ。しかも、IKNMで核だけがapical側へ上がるのではなく細胞自体がbasal側から離れてapical表面で分裂するというSBF-SEMで見えた発見について、これは驚きと言ってくれた方々がいた。やっぱそうなのかもね。そうだとしたら、これを論文に書くときにきっちりとエビデンスを示す必要があるな。

2024年7月18日木曜日

夏休み

今週後半は夏休み。アメリカから帰省中の娘、ドイツから一時帰国中の姉家族、そして両親と一緒に昨日車で日本海側まで走ってきた。途中、京丹後でいつもの玉川に寄ってから、さらに城崎の近くの竹野浜というところまで来た。砂浜がとてもきれいな海辺の小さなこの町に三日間ほど滞在する予定。

2024年7月14日日曜日

初日

大学院生募集のツイートをしてからそろそろ一週間経つけど、その後も毎日何人かからメールが送られてきていて、もうすでに30人をゆうに超えている。ほとんどの人がなかなかしっかりとしたカバーレターとともにCVを送ってきてくれるので、目を通すだけでも結構大変。自分のアピールをもりもりと書いてくれるのも良いのだけど、やはりうちの研究テーマとか論文の内容について、具体的な興味や質問を書いてきてくれている人のレターに目が留まる。とりあえず、そういうレターを書いてきてくれた人の中でも結構ポテンシャルが高そうな数人に対してレポートの課題を出してみたので、まずはそれらを楽しみに待とうと思う。
この週末は三連休なんやね。毎日バージンコレクトには行くのだけど、今日からいよいよ名古屋場所。ということで、初日の今日は家でゆっくりと大相撲観戦。またもや大関全員が敗れるという波乱の幕開け。で、夜はウィンブルドンの決勝戦を観ながらこれを書いている。そういえば去年の決勝も全く同じこの2人だったよね。

2024年7月11日木曜日

Recruit

木曜日。2回目のコロナ発症からすでに6日経って、だいぶ体調は回復したけど少し鼻詰まりが残っている。いやぁそれにしてもやっぱりコロナはきついねぇ、だいぶダメージを受けた感じ。今週は自宅でテレワークになったので、この時間を利用していよいよ大学院生募集キャンペーンを開始した。キャンペーンといっても、とりあえずはTwitterで「来年からルイジアナ大学でラボをスタートするので大学院生募集します!」とかアナウンスしただけなんだけど、驚いたことにその後2日間だけで20人を超える人からメールが送られて来た。アジア、中東、アフリカ、ヨーロッパを含む8カ国の方々から応募があったのだけど、不思議なことに日本からはゼロ。わざわざ日本語でのツイートも別に流したんだけどね。あと、普段は中国からたくさんのメールが来るけど、今回全く中国から来ないのは、やっぱりTwitterを見ることが出来ないということなのね。
ということで、やっぱりアメリカの大学のPhD positionはかなり人気があることが分かったのは良いのだけど、今週のキャンペーン以前にもすでに2人と大学院の可能性を話していることもあり、まずは数人の候補者を選抜しないといけない。

2024年7月8日月曜日

5/6

その後の連絡で、会食した6人のうちさらにもう1人もかかっていたことが分かった。ということで、6人中5人が感染したことになる。今流行している変異株がどういうヤツなのかはよく知らないけど、やっぱり感染力高いねぇ。と同時に、1人だけかからなかった北大のT氏はすごいな。ビールを飲みまくっていたけど、体を鍛えているとかで、確かに免疫力が高そうではあった。

2024年7月7日日曜日

2nd COVID

今朝ドラッグストアに行って抗原検査キットを買ってきてチェックしたらばっちり陽性だった。週末ひどかった頭痛と悪寒がおさまってきたと思ったら昨晩から咳がひどくなってきたので、これは間違いなくコロナだろうと思っていた。で、タイミング的に感染したのは火曜か水曜の会食だろうと思って他の人に聞いてみたら、火曜のメンバー6人のうち少なくとも4人がほぼ同じ経験をしていることが判明。ということで、いわゆるクラスター発生。金曜の午後に発症だから、潜伏期間はきっちり3日。前回と同じく、記録のために症状の変遷をメモしておく。

0日目:昼頃から急に喉に違和感が出て、夜に体のだるさが出る。
1日目:頭痛と悪寒が始まって少し熱が出る。夜、鼻詰まりに悩まされる。
2日目:頭痛、悪寒、鼻詰まりが続く。熱は少し。次第に咳が出るようになる。
3日目:喉の痛みと咳が残る。

前回と違って高熱は出なかったけど、毎日症状が変わっていく感じと、重い頭痛やひどい咳あたりの症状はかなり似ている。味覚や嗅覚に影響がないのも前回と同じ。たぶん自分は今日明日でだいぶ回復しそうな感じだけど、他の人もひどくならないことを祈る。

風邪

ここ数日、京都もめちゃくちゃ暑いのだけど、なぜか一昨日から風邪気味。金曜日の午後に急に喉がイガイガしておかしいなと思っていたら、夜に熱が出た。で、昨日今日とずーっと悪寒、頭痛、鼻詰まりに悩まされていて結構しんどい。この頭痛の重さはもしかしてコロナなんじゃないの、と思って先ほど近くのドラッグストアに抗原検査キットを求めに行ったら、日曜は調剤窓口がやっていなくて買えなかった。

2024年7月6日土曜日

New model

久しぶりに全て自分で実験してコンフォーカル解析をしている。ハエを組み立てるのに数ヶ月かかったけど、今回新たに実験モデルと言えるものを構築できたことはなかなか良い成果かもしれない。具体的には、腫瘍組織の中にpolyploid cellのモザイククローンを誘導できる実験システム。さらにもう一つ何らかの遺伝子の発現制御を入れるにはリコンバインが必要だけど、経時的変化とか放射線照射とかの影響を見るにはなかなか良い。

FSH

ちなみにこの創発とかいうやつ、我々のいわゆる氷河期世代でも最も人数が多い団塊ジュニア世代は、大体いつもこういう若手研究支援とかポストとかの応募資格からギリギリで外されていて受けられないことが多い。10年くらい前までは年齢が40歳未満とか、その数年後になると45歳未満、この創発が始まった時は博士号取得後15年以内とか、本当にいつも目の前で扉を閉められる感じ。まぁ少しばかり被害妄想もあるかもしれんが、早くこの世代を絶滅させてポスドク一万人計画とかの大学改革の失敗を流してしまいたいというお上の意向を感じることが多い。もちろん我々団塊ジュニアは一番人が多い世代なので、競争が熾烈なのは仕方ないのだろうけど、それならそれだけサポートが必要な人口も多いはずだと思う。実際、ポストが見つからずに研究を辞めていった同世代の優秀な研究者を日本に帰ってきてから何人も見てきた。一方で、最近うちらのもう少し下の世代が人材難という話をよく聞くけど、その世代の研究者から「だって一つ上の世代の地獄絵図を見て育ったんだから、わざわざ自分からそんなところに残ろうとする人は少ないですよ。」という言葉を聞いた。さもありなん。ということで、この創発とかいうやつは若手支援としては素晴らしいと思うけど、ずっとそういうものを感じてきた自分にとっては、またしても目の前で扉を閉められたことでアメリカへ戻ることを考える一つのきっかけにもなった。まぁ、もっと大きな理由は日本の大学のシステムにあるんだけど。

2024年7月5日金曜日

火水

このところほぼ毎日コンフォーカル解析に勤しんでいたのだが、今週はまた学会ではなくてJST創発の会合だかなんだかが京都で開催されていたらしく、そのついでにわざわざうちのラボを訪問してお祝いの言葉をかけに来てくれた方々がいた。ということで、これまた火曜水曜と連日の会食。
火曜日は、午後に突然訪問してくれたモーフォメメンバーの2人とさらにそのお友達も一緒に6人で三条へ。意外にも、自分を含めこのうち半分の3名が北大理学部生物出身ということで、ちょっと懐かしい話が聞けたり。二軒目のローカルクラフトビールが美味しくてちょっと飲みすぎた。
で、水曜日は久しぶりに会ったYS博士と二人で。その日のうちに筑波まで帰る予定ということだったので、まだ明るいうちから丸太町の居酒屋で乾杯。YS博士とは、遺伝研の助教公募の最終選考で競り合ったことがあり、二人ともその後のキャリアをお互いに気にかけている感じ。11年前のあの結果が違っていたら、お互いやはり随分と違う人生になっていただろうからね。ちなみにこのブログはすでに15年書いているので、この11年前のこともちゃんと記録されている。

2024年7月4日木曜日

IF

大学教授の公募広告の応募書類に関する説明で、「原著論文のリストに当該雑誌のインパクトファクターを付記すること。」とか堂々と書いてあるのをよく見るけど、恥ずかしくないのかねぇ。自分が応募していた時も、業績リストにIFを書かせるタイプが多くて、本当に残念に思いながら付記していた。各論文の被引用件数は良いとして、ジャーナルIFを聞くのはもう本当にやめた方が良いと思う。IFでしかその人の研究を判断できないようなら、選考委員どころか研究者をやめたほうがエエんとちゃうかなぁと思う。そもそも、どうしてもそのジャーナルのIFが知りたくなったとしてもググればすぐ分かるやろ。エエ加減にしとかなあきませんなぁ。そういえば、どこの大学かは忘れたけど、論文リストのIF総合得点とかを書くのもあったな。かなり笑ったけど、その学部に応募するのはやめておいた。

2024年6月22日土曜日

水木金

今週は、水木金と三日連続で毎日違う方々と晩御飯を食べに行っていた。今週は京都市内で発生生物学会が開催されているらしく、学会に参加するために京都を訪れている方々から連絡をもらったという次第。
水曜日は、熊本のGW博士とインターンシップでアメリカのWMのラボからGW博士のところに来ている学部生のAと三人で三条の焼き鳥屋へ。GW博士と知り合ったのは2013年、自分がまだフロリダにいた頃で、一時帰国中に遺伝研でトークさせてもらった時が最初。その頃、GW博士はポスドクでアメリカへ行くことが決まっていて、色々とアメリカの話をしたのをよく覚えている。その後、GW博士もアメリカで10年間過ごして最近日本に帰ってきたのだけど、今回はこれまた逆に自分がアメリカへ行くことが決まっている訳で、なんだか奇妙な縁を感じる。
木曜日は、遺伝研のKA博士と木屋町の京おばんざいの店で、お互いの独立を祝って乾杯。
そして金曜日は、学会とは別にこちらを訪問してくれたUCLAのKT博士と。ラボで少し話した後、医学部の近くで前々から気になっていた鳥料理の古い店へ。ここの親子丼とつくねがものすごく美味しかった。UCLAを訪問したのはコロナの前だったから、KT博士に会ったのは5年ぶりくらい。今開発中というとんでもなく面白い機械学習のプログラムについて教えてもらった。KT博士とは研究分野が全く違うのだけど、研究の話をするといつもお互い不思議なほど盛り上がる。ちなみに今執筆中の論文の元になるアイデアをKT博士と話したのも10年ほど前になるか。
ということで、忙しかったけどとても楽しい週だった。

2024年6月18日火曜日

3人

先週、ラボのアルバイト募集広告を大学生協のオンライン掲示板に載せてもらったら、その後の数日ですぐに何人かの学生からメールが来て、先週の金曜に続いて昨日今日と3人の面接をした。3人とも京大の学部生で1回生から4回生まで様々だけど、みんな研究に興味があるからやってみたいと言う。今うちのラボは大学院生2人だけになって、そもそもハエの餌作りと継代作業が大変になってきたのでバイトを雇おうと思い立ったのだが、せっかくなら実験も色々とやってもらえればと思っていた。そんな訳でとりあえず面接した3人とも雇うことにしたので、来月あたりからラボの人手が増える。ということで、学部生でもできるGenetic screeningを考え始めた。

2024年6月17日月曜日

27 years

日曜日、高校の時の親友の一人ホリーが京都に来るというので、二人で飲みに行ってきた。かなり久しぶりだったのだけど、待ち合わせていた四条の京おばんざいの店に現れたホリーは意外とあんまり変わっておらず、話し始めてすぐに昔の会話の感覚が蘇ってきた。ホリーも同じ北大だったのだけど、自分が浪人してる間に函館の水産学部に行ってしまったので、大学の時に会ったのは数えるほどだった。で、最後に会ったのはいつだったろうと二人で話していて、たぶんホリーが卒業する前に自分が車に乗って札幌から函館まで会いに行ったのが最後なんじゃないかという結論に至った。もしそうなら27年ほど前になる。当然、お互いに27年分の積もる話はたくさんあるのだけど、それ以上に高校の時の友達の話、思い出話がいくらでも出てくる感じだった。久しぶりに高校の時の面白いエピソードをたくさん思い出して二人で笑い転げた。
今年の夏は、出身高校の高校生達が研究室見学に来る予定があったりもするので、またアメリカに行く前に一度、高校の頃の仲間で集まれればと思う。

2024年6月9日日曜日

Living Proof


自分の中で Bon Jovi はやっぱり一番特別なバンド。中学生の頃「New Jersey」で初めて出会って以来36年間ずっと聴き続けている。ということで、Bon Joviの新しいアルバム「Forever」がついにリリースされた。タイトルからして、ジョンの想いがこもっている雰囲気。リッチーが抜けてからのアルバムはあんまりちゃんと聴いていなかったのだけど、今回はなんとなくそういう雰囲気を感じてYouTubeで収録曲を聴いてみたら、久しぶりに自分のよく知っているBon Joviだったので気持ちが盛り上がった。特にこの「Living Proof」はあれやね、Tommy and Ginaの名前は出てこないけどそうなんだと思う。いつの時代もジョンのメッセージは力強くてポジティブだ。
I’m tired of talking about someday.
I’m tired of talking about somehow.
そんなわけで、本当に久しぶりにCDを注文した。いまやCDプレーヤーは車の中だけだけど、やっぱり大事なアルバムはジャケットとかライナーノーツとかが欲しいからね。

梅雨

昨日からまた三島に来ているのだけど、なんか京都よりこっちの方が湿気が高くて蒸し暑い気がする。ずいぶん梅雨らしくなってきましたね。今日は、下の子が沼津駅前の美容室で散髪してもらっているのを待つ間、その近くで見つけたカフェに入ってまた論文執筆していた。まだ完成には程遠いけど、全体像はなんとなく見え始めてきたかな。

2024年6月3日月曜日

snack writing

今日の午後は、土日にヒートショックをかけてモザイクを誘導した幼虫達にガンマ線照射。そういや今年度に入ってから放射線実験施設に入るのは今日が初めてだったので、入る前に受付で新しいIDカードを発行してもらった。ここのガンマ線照射をする機械は地下の暗い部屋にあって、そこで一時間ほど待たないといけないので、今日はラップトップを持って行って論文原稿のスナックライティング。さらに照射実験が終わったあと、久しぶりにカモカフェへ行ってさらに一時間ほど執筆。ということで、ようやくまた執筆モードに戻ってきた感じ。夕方、ラボに戻る前にカフェの下に降りて、これまた久しぶりにNさんと話してアメリカの大学へ行くことになったことを報告。インタビューに行く前にそういう話をしていたので、気にしてくれていたそう。そういえば、この春に遺伝研で独立して研究室を持つことになったKA博士が、ゼブラフィッシュが描かれたステンドグラスのプレートをNさんに作ってもらっていて、こないだ新しいラボを訪問した時にその作品を見せてもらったのだった。実は製作中のものはNさんに時々見せてもらっていたのだけど、やはり完成品は素晴らしくて、しかもそれがラボに飾られていたのが羨ましかったので、私もショウジョウバエのステンドグラスを作ってもらおうかなという話をした。

2024年6月1日土曜日

大学院生募集

来年からルイジアナへ移動することが決まって、色々と計画を立てないといけないわけだが、まず重要なことの一つはラボの学生達のこと。
今年度は、修士1年のMがうちのラボに入ったので、前からいる博士課程の2人と合わせて3人の大学院生がいる。新M1のMは就活をするということだったので、アメリカへ一緒に行くという選択肢はなく、Yさんのラボでお世話になることになった。今年D4のRは、もう今年度で学位を取る予定なのでアメリカについて行く必要はなし。で、問題は今年D1のロイということになる。彼は研究生から始めて修士課程を経て、もう3年以上ウチでやってきたので、今から研究テーマを変えるのは勿体無いから一緒について行くのが良いのかな、と言っていたのだけど、結局中国にいる家族の反対で日本に残ることになった。まぁ、やはりアメリカということになると中国の方々には複雑な事情があることが多い。彼が京大に残って今のことを続けるには、場所とか研究費の問題が出てくる訳だが、自分が今持っている研究費を渡米後も維持できる算段がついたので、なんとかなりそうな気がしてきた。
まぁそんなわけで、結局今うちにいる学生は誰もアメリカへは一緒に行かないことになったので、来年から一緒にラボをスタートしてくれる大学院生をリクルートする必要が出てきた。なので、アメリカでの大学院留学に興味がある学生さんがいたらぜひ紹介してほしい。どこかに募集広告とかを出そうかな、とも考えている。ポスドクも雇いたいところだけど、ラボのセットアップにどれくらいスタートアップの資金を使うかにもよるので、これはもう少し検討が必要。

2024年5月30日木曜日

フルアス

最近少し時間ができてきたのと、三ヶ月くらいかけて少しずつ組み立てていたハエのラインがいくつか出来たこともあり、先週あたりから実験のためのかけ合わせをしていたら、いつの間にかえらい数になってきている。ということで、今週は毎日午後にヒートショックをかけて幼虫の解剖。結構なフルアスプッシングになってきているけど、論文執筆のほうもいよいよフルアスでいこうと思っている。

2024年5月26日日曜日

若手台頭

大の里、いやはやすごい若手が出てきたもんだ。終盤はかなり安定していた。先場所の尊富士といい、最近元気のある若手が台頭してきてどんどん面白くなっていくねぇ。ということで、この週末はフライプッシングもしつつ、ゆっくり大相撲観戦の週末だった。そろそろ一度、実際に見に行きたくなってきたなぁ。タマリ席の予約とかって普通に取れるもんなのかね。

2024年5月25日土曜日

ホタルイカ

この春はホタルイカが豊漁なんだそうだ。ということで、少し前から気になっていたスーパーに並んでいるホタルイカをついに買ってきて、今日トマトと一緒にパスタにした。はっきり言って、めちゃくちゃ美味い。もう一回買ってこようかなと思っている。ちなみに、最近インスタでフォローしているパスタ料理家の作り方を見て学んでいるうちに、アーリオオーリオについてはちょっと分かった気がする。味付けはかなりシンプル、というか、オリーブオイル、にんにく、鷹の爪、茹で汁の塩以外、調味料はいらない。素材の味を活かす訳ですねぇ。

confidence

久しぶりに自分のカレンダーに「締め切り」という文字がなくて、このところなんとなく心穏やかだ。まぁそれは、来年から自分の所属する場所がようやく決まったことの方が大きいのかも知れないけど、それはそれで色々と考えないといけないことがあって頭の中はそれほど暇ではない。今回、アメリカの大学へ移籍することが決まったことについて、多くの方々からお祝いの言葉をいただいた。日本からアメリカの大学のファカルティポジションを獲得するなんてスゴイですね、と言ってくれる方もたくさんいたけど、自分としては日本の大学にポジションが見つからなかったから、ということも大きな理由の一つ。実際、日本の大学にも何件か応募していたけどほとんど呼んでもらえなかったし、去年の年末に教授選に呼んでもらった大学も最後の最後で決まらなかった。でも、今回のインタビューを含む約二ヶ月間に渡るルイジアナ大学とのやり取りを通して、自分がこのアメリカの大学で教員として研究をする理由に確信を持てるようになった。このあたりのことは、またここでも少しずつ話せればと思う。

2024年5月18日土曜日

UL Lafayette

先月のアメリカ出張から帰ってきて三週間以上、毎日夕方になるとすごい眠気に襲われるという軽い時差ぼけ状態がずっと続いていたのだが、ようやく元に戻った気がする。やっぱり一週間以内のアメリカ出張は体への負担が大きすぎるのか。それにしてもこの三週間は本当に目まぐるしく色々なことが起こって、いろんな場所へ行って、久しぶりにたくさんの人に連絡した。もうこの話はオープンにしても良い段階まで来たので、ここでもアナウンスしようと思う。
実は、三週間前の出張はアメリカの大学、University of Louisiana at Lafayetteでのジョブインタビューで、その後先週の学部長とのオンラインミーティングで正式にオファーをもらって契約書にサインした。三日間に渡るon-campusインタビューで話をさせてもらったファカルティの方々が皆さんとてもサポーティブで、自分としてもマッチしている気にさせてもらった感じ。学部(Department of Biology)の規模はそれほど大きくはないものの、これから拡大の見通しがあり、落ち着いて研究ができそうな環境だったので決めた。
ということで来年、2025年の1月から、ルイジアナ大学でラボをスタートします!これに伴って大学院生を募集するので、まわりで大学院留学に興味のある学生さんがいたらぜひご紹介下さい!大学院生にはちゃんと経済的サポートがあります。
せやけどあれやねぇ、スタートまでまだ半年以上あるとはいえ、アメリカへのラボと家の移動が大変なのは分かりきっているわけで、すでに焦燥感を感じ始めている。写真はインタビュー翌日の朝、飛行機の窓からみた朝日が昇る早朝のLafayette。

2024年5月17日金曜日

桜えびとアスパラ

先週末、三島へ帰った時にまた手に入れてきた桜えびでペペロンチーノ。いやぁ駿河湾のサクラエビほんまに美味いねぇ。ということで、ここ最近考えることが多くて参っていたけど、ちょっと元気が出た。

2024年5月11日土曜日

御礼参り

さて、連休明け火曜日の朝のオンラインミーティングは、自分の研究とキャリアにとって本当に大事なものになった。これまでずっと探し続けていたものが見つかったということで、当然とてもうれしいことなのだけど、それと同時にこれまた色々と考えないといけないことが出てきて、気持ちの整理がつかないようなちょっと浮ついた状態で数日間を過ごした。ともあれ、まずはアメリカ出張へ出る直前に訪れた石座神社へ御礼参り。ほんの三週間前は春だった境内の季節がすっかり変わり、初夏のようになっていた。

2024年5月3日金曜日

西陽

連休後半一日目の西陽が差し込むフライルーム。年度末あたりから随分と忙しくしていたからか、いつの間にか随分と日が長くなっているのに気付いていなかった。昨晩、とても大事な連絡が来て、来週連休明けにまたオンラインミーティングの予定が入った。ということで、連休中にまたちょっと色々と調べないといかんな。

2024年5月1日水曜日

東大

昨日は、東大の農学部で大学院生向けの講義をしてきた。東大を訪問したのは随分久しぶりだったし、実はこれまで東大のキャンパスをあまり見て回ったりしたことはなかったので、講義が終わった後、農学部がある弥生キャンパスから少し歩いて安田講堂の辺りまでぶらぶらと散策してみた。この辺りは大きな銀杏の並木道に歴史を感じさせる風格ある校舎が立ち並んでいて、落ち着いたアカデミックな雰囲気がやっぱりさすがやねぇと思った。講義は70人近く、講義室がしっかり埋まるくらい入っていて、こちらからの質問にそれなりにレスポンスもあり、なかなか気持ち良く話すことができた。で、夜は東京駅近くの店で、今回の特別講義に呼んでくれた東大のYY博士とわざわざ筑波から来てくれたNN博士と三人で久しぶりの集会。今年の生化学会ではダートマスの集いとして、また全員で集まる計画を立てましょうということになった。

2024年4月29日月曜日

昭和の日

アメリカから帰ってきて4日。時差ぼけはそれほどでもないけど、夕方になると必ず眠たくなってくる。明日は午後に東大での特別講義があるので、朝早めに新幹線に乗って東京へ向かう予定。明日の講義は1コマなので、金曜日に同志社でやった2コマの特別講義の内容を1コマにまとめて話す感じ。ということで、昨日はカモカフェで授業用スライドの改変作業。講義で出す課題は、感想文ではなく成績評価ができるものを、ということだったので、講義内容をもとに仮説を立てるような問題にした。学生達がどういう考え方をするのか見ることができるのは楽しみだ。

もつ鍋風

鶏とキャベツのもつ鍋風。すりゴマを沢山かけて食べる。うますぎる。

2024年4月25日木曜日

帰還

昨晩、無事京都に帰還。アトランタ、羽田経由で約24時間。アトランタでの乗り継ぎが40分しかなかったこともあり、トータルでかかった時間が普通よりは少し短めになったけど、アトランタではまた空港内をダッシュすることになった。時差ぼけは少し解消し始めていたような気もしたので、そのタイミングで日本に帰ってきたらまたひどいことになるかもと思ったのだが、昨晩はしっかり眠れた気がする。意外と時差ぼけは解消されていなかったのかも。
で、今日は同志社での特別講義。2コマ連続で授業するところまで体力が回復しているかどうかはちょっと不明。まぁゆっくりやりましょう。

2024年4月24日水曜日

Exit

昨日で今回のLafayetteでの予定は無事に全てやり終えることができた。時差ぼけがキツかった中、なんとかサバイブできたという感じだけど、今回の経験で得たものはとても大きい。この数日間で、たくさんの方々と話して多くのものを見せてもらって、本当に色々と考えさせられた。そういや、昨日連れて行ってもらった隣町のNew Iberiaにある霊長類研究センターもなかなか面白かった。全米でも最大規模のものらしく、広大な敷地でものすごい数のサルとかチンパンジーが飼育されていた。
さて、今日はアトランタから午前中に出る国際線に乗るために、Lafayette発は朝の6時過ぎ。ということで、まだ外は暗いのだけどもう少ししたら空港へ向かう。

2024年4月23日火曜日

一日中

昨日月曜日は朝から晩までひっきりなしに色んな人とミーティングをしたかなりインテンスな一日だった。ランチは大学院生達との交流だったし、夕方のトークは、ここ最近で一番しゃべったんじゃないかというくらい、質疑応答を含め丸1時間しゃべりまくった感じ。しかしやっぱりまだまだ時差ぼけが抜けておらず、午後からだんだんと眠くなってきて、夕方のトークはなんとか気合いで集中したものの、その後のディナーはかなりきつかった。
今日もまた午前中はミーティングで、昼は隣町のNew Iberiaにある霊長類の研究施設を見学しに行く予定。その後、ようやく少し一人でゆっくりできるかな。

2024年4月21日日曜日

Lafayette到着

今回の目的地、ルイジアナのLafayetteに無事到着。昨日家を出てから25時間くらいか。ゲートを出ると、Dr. RKがちゃんと迎えに来てくれていてほっとした。飛行機で少しは眠れたけど、やっぱり疲れている。今年はデルタのゴールド会員なので、羽田とアトランタでの乗り継ぎでラウンジに入れたのは結構助かった感がある。そういえば羽田のラウンジの料理がとても美味しかったなぁ。アトランタのラウンジでその落差に愕然としてしまったほど。
さて、早くも明日の昼からミーティングが始まるので、なるべくしっかり寝て時差ぼけを解消したいと思う。

2024年4月19日金曜日

準備完了

またあっという間に一週間が経ってしまった。このところ、やらなければいけないこととやりたいことが色々とあって忙しくしていたし、最近どうも朝早めに目が覚めてしまって少々睡眠不足なのもあるんだろうけど、なんだかふわふわしている感じ。とはいえいよいよ明日からアメリカ出張、ということで来週が締め切りの科研費の報告書を3本全てなんとか今日中に提出し終えた。今週は新入生のMに一つ目の実験の説明もしたし、ハエ達の整理も出来たし、ということで出張前にやるべきことは一通りやり終えたはず。今回の向こうでの滞在は5日間だけなのだけど、スケジュールはぎっしり詰まっていて大変だ。
写真は先週末にふらっと訪れた近所の石座神社。

2024年4月12日金曜日

川沿い

昨日と今日の朝は、高野川から鴨川まで続く川沿いの散りゆく桜をゆっくりと楽しみながら自転車で通勤。京都の桜もそろそろ見納めかな。

2024年4月7日日曜日

満開

この週末、昼間はもはや暑く感じるくらいの気温で京都の桜も満開。修学院から出町柳まで続く高野川沿いの桜並木が本当に素晴らしい。夕方、久しぶりにカモカフェに行って、アップルクランブルケーキを食べながら査読を頼まれていた論文を半分くらい読んだ。

2024年4月4日木曜日

新入生

新年度、うちのグループにも修士課程の学生が一人入学した。Yさんのラボには博士課程の新入生が三人。ということで今日の朝、四人の新入生を囲んで研究棟の正面にある大きな桜の木の前で講座の集合写真を撮影。で、午後には新入生のMに早速 fly genetics のレクチャーを始めた。毎年のことだけど、やっぱり新入生が入るとラボの雰囲気がちょっと変わって、落ち着くまでに少し時間がかかる。

2024年4月2日火曜日

枝垂れ桜

暖かくなってきたので久しぶりに自転車通勤を再開。この冬はほとんど自転車に乗っていなかったので、少々体力の低下を感じた。鴨川沿いのソメイヨシノはまだこれからという感じだけど、松ヶ崎の枝垂れ桜はもう満開。急に春が来たねぇ。

新学期

あっという間に3月が終わって昨日から新学期。えらいことやねぇ。新学期の1日目は、午後に長ーいラボミーティングがあって、そのあと R と一緒に論文のFigureの構成をもう一度話し合った。3月中に書き終えるとか言っていたけど、なかなかね。一人で書いていた頃はもっと早く書けたんだけども、まぁ仕方がない。夜、日本を夫婦で旅行中というアビジットと、先斗町の料理屋で食事してきた。陽が落ちてからの先斗町の辺りは外国からの旅行者であふれ返っていて、ミュンヘンとかバルセロナみたいな国際観光都市の雰囲気があった。アビジットは、自分がポスドクをしていた頃、Dr. NBのラボでPhD studentとしてcell competitionの研究をしていて、Fly Meetingでよく一緒にディスカッションをしていた。今はサンフランシスコのベンチャー企業にいるらしい。変わらず元気そうだったし、色々と懐かしい話ができて良かった。

2024年3月27日水曜日

桜えびと春キャベツ

三島から帰ってくる時に買った干し桜えびを使って、桜えびと春キャベツのパスタ。やっぱり桜えびはすごいな。香りも旨みも素晴らしい。

2024年3月26日火曜日

卒業写真

ということで、卒業生を囲んでの今日の記念写真。そういやちょうどYさんがいなかったけど、なかなか良い集合写真。

卒業シーズン

昨日と今日はうちの大学の卒業式だったようで、昨日は修士2年のロイ、今日は4年生の Oさんが、式の後に晴れ着姿でラボに現れて記念写真を撮っていた。いつの間にかもうそんな季節なんやねぇ。最近はうちのラボからも毎年卒業していく学生がいるので、また一年経ったのかと思うと焦燥感が募る。
今月の初め頃から、アメリカのある大学の研究者達となんやかんやと話をし始めたのだが、先週末のメールのやり取りの結果、来月の下旬に自分が向こうへ訪問することになった。ちょっとそれまでに話す内容などを色々と準備しておきたいということで、また新年度早々えらい忙しくなっていきそうだ。

2024年3月23日土曜日

10 years

久しぶりの遺伝研。研究所の近くから富士山が最高に綺麗に見えた。午後は、KA博士の研究室でディスカッション。KA博士は、この4月から遺伝研で独立してラボを持てることになったそうで、その経緯とか今後の問題点なども色々と聞かせてもらうことができた。で、夜はSI博士の送別会。4月からは東京の研究所へ行くことになったらしい。SI博士と自分は遺伝研に助教として入った同期で、あれからちょうど10年経つ。つまり日本に帰国してから10年経つということ。遺伝研へ向かうバスの窓から見慣れた街並みを眺めながら、色々なことを思い出してちょっとセンチメンタルな気分になった。

2024年3月21日木曜日

Wind band

今週後半は、下の子の吹奏楽部の演奏会があったり、遺伝研での共同研究のことがあったり、遺伝研のSI助教の送別会があったりとかで、昨日から久しぶりにちょっとゆっくり三島の方へ帰省。春から中三になる下の子はこの一年ほど会うたびにどんどん背が伸びていて、今回ついに自分と同じ高さになっていた。ステージでは花形のアルトサックスということもあり、何度もソロパートで前に出てきて堂々と演奏している姿を見て感心させられた。多くの仲間と一緒に一生懸命何かを達成するというのは素晴らしい経験になっているに違いない。そういえば自分の方も、来年度の遺伝研研究会として申請していた倍数性研究会について、今回も採択されたという連絡が今日遺伝研の方から来た。明日ちょうど遺伝研へ行くので、この件に関してもまた話を始めたい。

2024年3月12日火曜日

4:45

さて、ここ最近はまたなんやかんやとやるべきことがあって忙しくしていた。一つは、先週末土曜日の朝に、アメリカの大学の研究者達と重要なオンラインミーティングがあったので、それの準備をしていた。アメリカの時間に合わせないといけなかったので、朝と言ってもまだ夜が明けていない午前4時台からのミーティング。色々なことを話せてなかなか良かったのだけど、おかげでちょっと生活時間が狂ってしまった。で、今日はラボのジャナクラで自分の発表の回だったので、昨日は夜遅くまでその準備をしていた。
ふと気付くともう3月も中旬。なかなか論文執筆に集中できておらずもどかしい。なんとかせねば。

2024年3月1日金曜日

Mission complete

去年の5月頃に始まったシークレットミッションが今日ついに終わった。
今週一週間は、まさにこのミッションのクライマックスで、これに関わった20人ほどのエージェント全員が大学本部の某所に集められて、毎日朝から晩までほぼ軟禁状態で最後の作業を行なっていた。とりあえずは大きな問題が起こらずに無事終えることができたというのが一番大事なこと。
この一年ほどの間、このミッションに参加していることについては決して知られてはいけなかったし、近親者にも話してはいけないということで、本当にスパイ組織IMFのような活動を強いられることが結構あった。学生の目に入る可能性があるためラボで作業を行うことは絶対にできなかったし、パソコンでの作業は必ずネットワークから切り離さないといけないとか、関連するデータを持って公共交通機関に乗ってはいけないとか、色々とルールがあった。大学本部の某所で何度も開かれたミーティングへの招集とか新しいミッションに関する連絡は偽のダミーメールで送られてきていたし、会議以外で他のエージェントと出くわした時は互いに目配せをするだけだった。しかも、このミッションは大学の運営において非常に大切な上、何かミスがあると大きく報道されたりする類のものなので、絶対に失敗はできないということでチームの皆さんに常に緊張感があった。
今日、任務完了ということで、まとめ役となっていたH先生から「皆さんとこうして集まるのはこれが最後ということになります」という言葉を聞いてハッとした。また他のミッションでこの中の誰かと会うことがあるかも知れないけど、確かにこのメンバーで集まるのはこれが最後。この一年間チームとして活動してきて、しかも最後の一週間は朝から晩までインテンスにやり遂げた仲間なのだが、終わりはあっさり。多くを語らず一人また一人と部屋から去って各自の仕事場へ戻っていくこの感じは、M:I 4の最後でミッション終了後にチームのメンバーで任務の成功を祝いつつ一人ひとり去っていくあの少し感傷的でありつつもまた次のミッションがあるんだろうというスリリングな感じと似ていてなんだかグッときた。
今回我々が作り上げたこの仕事は、今後様々な場所で使われて多くの人に読まれることになるのだけど、論文とは違って決して制作者達の名前が明かされることはない、というのもまたその仕事が表立って知られることはないストイックなスパイのそれと似ている気がする。ともあれ、本当によくやったと思うし無事に終わって良かった。もう次はないと願いたい。