2025年4月11日金曜日

JM

数日前に、うちのBiology Departmentの大学院生JMからメールが来て、うちのラボの研究に興味があって、あなたのラボでPhDのための研究をさせて欲しいという。CVを見てみたら、大学院に入学して三年目で、これまではDr. FVのラボで培養細胞を使って抗がん剤の研究をしていたのだけど、今は他のラボを探しているんだとか。まぁ一度話してみるか、と思って昨日面接をしたところ、今まで所属していたラボは隣町New Iberiaの研究所にあるのだけど、授業やTAはLafayetteのメインキャンパスだから、行き来が大変だったんだそうな。あと、近々Dr. FVが違う大学に移籍するということも聞いていたので、多分それも他を探している理由の一つなんだろうなと理解。結構しっかりしている感じだったし、やる気もありそうだし、うちはまだたまに来るだけの学部生が二人いるだけで人手は欲しいので、とりあえず受け入れて様子を見てみるかということになった。
のだが、その面接の後、新人教員達で集まってコーヒーを飲みに行った時にその話をしたら、New Iberiaの研究所に出入りしている I が顔を曇らせて、その学生はちょっと問題があったっていう話を聞いているよと。どうやらあんまり実験をしないからDr. FVとうまくいっていなかったんだとか。あぁ、先に I に聞いておけば良かったなぁと思ってももう遅い。そんな訳で、その学生はただDr. FVと合わなかったということなのかも知れないしねぇ、とか皆んなに慰められつつ、たぶん学生の指導ということに関して自分は彼らよりもだいぶ大変な思いをしてきている気がするし、まぁちょっとトライしてみるわとということになった。

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