2013年4月30日火曜日

衣替え

今日から短パンにビーチサンダルで出勤、ということで夏服に衣替えしたら午後からトロピカルストームが来てあんまり気温は上がらなかった。
夏の間、うちのラボで研究することになったアンダーグラジュエイトのラウル君が挨拶に現れた。彼は夏の間だけのNIHのフェローシップを持っているんだそうな。で、夏の終わりにはNIHで研究発表をしないといけないとかいうことなので、この夏の数ヶ月間だけでちょっとしっかりとした結果が出るであろうプロジェクトを考えなければならない。二つくらい同時進行させてみるかな。
そして、6月締め切りのグラント申請へ向けて作戦を練り始める。今、大まかに分けると三つのプロジェクトがあって、そのうちどれで行くかということを最近ずっと考えていたのだが、今日募集要項を読んでどれにするか決めた。既存のプロジェクトに今まで考慮に入れていなかったコンセプトをもう一つ導入してみようという計画。

初夏のSt. Marks

昨日は近所のマイクとスティーブと三人で、朝早くからいつものSt. Marksへ釣りに出かけた。いつものShell Island Fish Campでボートを借りて、St. Marksの灯台が見えるなじみの入り江へ。天気はとても良かったのだが、なぜか昨日はペリカンとかがいつもより少なくてちょっと静かな感じ。広い入り江の中で一時間おきくらいに場所を変えてキャスティングしていた。午前中は次々とLadyfishが食いついて、三人ともLadyfishばかり釣り上げていた。基本的にLadyfishはキープしないのだけども、この魚は動きが速くて水面からジャンプしたりするのでなかなか楽しい魚。午後からようやくSea Troutが当たり始めて、運良く自分のところに連続で三匹デカイTroutが当たった。Sea Troutはとっても旨いので満足して持って帰ってきたのだけど、朝から晩までキャスティングして今日は腕から肩にかけて筋肉痛。。。

2013年4月29日月曜日

2013年4月27日土曜日

トイレ

「シャバドゥビタッチヘーンシーン!シャバドゥビタッチヘーンシーン!」ってはじめて聞いたときなんかすごい違和感を覚えたけど、最近だいぶん慣れた。慣れてくると今度は、ちょっと気合い入れてやりましょかとかいう時に頭の中でコレが鳴るようになってしまった。。。あと、「トイレ!」って聞こえるのはなんなんやろうと思っていたら、あれは実は「チョーイイネ!」って言っているんだそうな。あ、これ仮面ライダーウィザードの話ね。最近うちの三才がはまっとるんですわ。

KT博士とお別れ

医学部のほうでポスドクをしていたKT博士がFSUを出てサンディエゴの方へ移ることになった。ラボに出てくるのは今日が最後だということでこちらのラボまで挨拶しにきてくれたので、今まであまり話していなかった自分の研究の話なんかをしてからお別れした。これでついにFSUのバイオ系の日本人ポスドクは自分一人になってしまった。。。寂しくなるなぁ。
で、夕方にはDev Cellの編集部から質問のメールがきた。copyeditingで見つかったタイポとか引用文献の間違いとか、細かいことがいくつか。来週辺り、校正刷りが来るのかな。

2013年4月26日金曜日

午後

昨日の午後、急に思い立ってトイザラスへLEGOを買いにいった。ブロック一つ一つが細胞という訳だ。
で、今日の午後はラボミーティングでアンダーグラジュエイト三人の研究発表。自分が指導しているホアンは今日がプレゼンデビュー。まぁまだ実験結果とかはないので仮説の紹介だけだったけど、彼独自の仮説を一生懸命説明していた。彼の仮説はちょっと今までにない考え方でなかなかオモシロイ。今二人でいろいろ考えている実験からどういうものが出てくるのか、ちょっと楽しみになってきた。

2013年4月24日水曜日

アクセプト!

今日ようやくエディターのワインストックさんから最終的な「アクセプト」の返事が来た。まぁ、もう数週間前からそういう方向で話が進んでいたはずだったので、別に今ここで大きな感動はないんだけども、今日の今日まで「accept」という言葉を正式には聞いていなかったのでこれでようやくガッツポーズができる。先週最終稿の訂正を投稿してからこれまたなんやら返事が来ないなと思っていたら、どうやらワインストックさんはボストンにいて例の爆破テロの影響で返事が少し遅れたんだそうな。ともあれ、論文は5月27日号の「Developmental Cell」に掲載される予定、とようやくここでアナウンスできる次第です。
いやぁそれにしても今回もほんまに長い戦いやったなぁ、ということもあるし、結構重要な発見なだけにこれをvisibleなところで発表できるということにもほっとしている。だいたいいつも論文が受理される頃にはもう何回もイヤというほど原稿を読み直して書き直してしているので、今更改めて読むのはもうウンザリとかいうことになるんだけども、今回はあんまりそういう感じはなくて、今もう一度読み直してみても「おぉ、なかなかオモロイ論文やないかい」と思える。まぁまだまだいろんな謎を残してしまっているんだけども、これはこれでオモシロイお話が書けたなと自画自賛。
今回、Dev Cellには始めShort Articleとして投稿して、一回目のレビュー後のエディターの返事はリジェクトだった。これに反論してリビジョンを認めてもらって、しかもフォーマットをFull Articleにチェンジしてアクセプトを勝ち取ったという経緯を思い返すと結構気持ちがイイ。cell competitionがpostmitoticなfollicle epitheliumでも起こっているというこの論文の一つ目の発見はMahjong mutantのハエを作った頃にまで遡るので、これはもうかれこれ6年ほど前のことだと思う。で、CCH(compensatory cellular hypertrophy)の発見が3年ぐらい前か。まぁその間にMahjongの一本目を出しているんだけども、そういやあのPLoS Biologyの論文の二回目のリビジョンで、このfollicleでのcell competitionのデータを出してしまうかどうかということを巡ってYF博士とエライ議論したことを思い出す。そうやっていろいろ思い出すとこの論文はかなり長い年月の間に一人で少しずつためたデータから成っている訳で、自分にとっては結構思い入れの強い論文になりそうだ。
ということで、みなさま乞うご期待。

2013年4月22日月曜日

Formation Chardonnay

Formation Chardonnay, Monterey, 2011
World Marketで見つけたシャルドネ。ちょっと安くなっていたし($10以下)、なんかのコンペティションのGold Medal Winnerとか書かれたタグに惹かれて持って帰ってきた。まぁバランスが取れていて旨いんだけど、それほど特別なものは感じなかったな。ブレンドは、Chardonnay 96%、Grenache Blanc 2%、Pinot Blanc 2%。

2013年4月20日土曜日

アリスン終了

今日は朝からドンちゃんのFACS analysisに付き合わされた。ドンちゃんは先週も同じ実験をして良いシグナルが得られなかったので、今日はリベンジだったはずがやっぱりダメっぽい。populationによってはDAPIのシグナルはまぁまぁキレイに出ているんだけど、どうもRFPのシグナルがおかしい。結構微妙な差をみたいはずなので、このデータでは使いもんにならなさそう。もう一度GFPでやり直すのかどうするのか。
で、昼はアリスンのThesis Defenseを見に行く。昨日の練習後に指摘した部分が改善されて、まぁまぁ彼女にしては上出来だったように思う。まぁ彼女はこの一年にもっといろんなことができたはずなんだけども、それはもう今言っても仕方がない。あんまり言わなくても一生懸命実験をしにくるアンダーグラジュエイトも時々いるけど、こういう研究以外の授業とかに忙しくてあんまり熱心ではない学生をいかにコントロールするのかというのはやっぱり難しい。アリスンはこの研究プロジェクトにかなり興味を持っていたように見えたのだが、他にもたくさん授業を取っていたりしてラボで過ごす時間自体が圧倒的に少なかった。でも本当に研究に関わりたいのなら他の授業をもうちょっと削ってでも実験の時間を作るべきだったと思うし、どうしても他の授業を取りたいなら夜でも週末でも時間を見つけてもっとラボに来るべきだったはず。何度かそういうことを彼女に言ったことはあるんだけども、結局改善されなかったことを考えると、もうちょっと学生の扱い方を勉強していかにゃならんよなぁと思う次第。

2013年4月19日金曜日

アリスン予行演習

今日のラボミーティングはアンダーグラジュエイトの発表三連発。そのうちの一つは明日、Honor Thesis Defenseを控えたアリスンの発表予行演習だった。この一年ぐらいはほとんど新しい実験結果が出ていなかった、というか実験自体まともにしていなかった彼女は事前に発表スライドの内容を相談する訳でもなく、ディフェンスの日程も勝手に決めていたのでどうなることやらと思っていたのだけど、今日の発表を見てみるとまぁまぁ許容範囲内だった。内容はほとんど一昨年やってもらっていたRNAiを使ったgenetic screeningの結果だけなんだけども、そういえばいくらか面白そうなものが釣れてきていたので話し方次第ではアンダーグラジュエイトのThesis Defenseとしては十分かなと思った。最近はもうこれ以上彼女から何か新しいデータが出てくることは期待していなかったので、明日しっかりと発表して卒業できるのならめでたしめでたしなんじゃなかろうか。自分としてはこのスクリーニングでかかってきた遺伝子を今後どのように発展させていくかというところに興味はあるのだけども、まぁまた新しいアンダーグラジュエイトが来たらもう少し考えてみようかな。

2013年4月15日月曜日

蟻塚

暖かくなって庭の草が伸び始めている。蚊はまだ少ないけど、ファイヤーアント達の活動はえらい活発になっているようで、バックヤードには巨大な蟻塚が出現していた。また駆除しないと。

2013年4月13日土曜日

花蜜を吸う蝶

FLICK system

FLICK system ていうのがあるんやね。「FRTs Located In cis for Conditional Knock out system」なんだそうな。ノックアウトしたい遺伝子の両側近傍にFRT elementを持っているP-element insertionをリコンバインしておいて、FLPでFlip-outする。実験個体をmutant alleleとのheterozygoteにしておけば、このFlip-outによってmutant/deletionのtransheterozygous mutant cloneを作り出せる。もちろんここでsite-specificなGal4とUAS-FLPを使えばconditional knockoutができる。え、でもそんなん普通のFLP-FRT mosaicでもできるやん。て、まぁそうやね。しかもこのFlip-outは、P-element insertion siteにもよるけど、たいがいは目的の遺伝子以外にも近傍の遺伝子を一緒にイテまうことになるのでちょっとイヤやん。そう、そうやよね。でもね、普通のFLP-FRT systemはmitotic recombinationを利用しているから、細胞分裂中の組織にしかmosaic cloneを作り出すことは出来へんやん。でももしかしたら、このFLICKを使えば分裂中ではない組織でもmosaic cloneを作り出すことができるんとちゃいまっか、という訳ですわ。ほんまかな。まぁバックグラウンドがheterozygousになっちゃうんやけど。問題は何をマーカーにするか。ノックアウトしたい遺伝子の抗体があればそれをマーカーに使えるけど、ないことも多いしねぇ。まぁ見たい組織の中でsite-specificな発現をするGal4があればそれを使ったらエエんかもしれんけど、やっぱりこれはモザイクというよりはマウスのコンディショナルノックアウトみたいな使い方をすることになるのかなぁ。Gal4>UAS-FLP使うなら同時に他のUASもドライブできるよね。それにしても、目的遺伝子の両側近傍にP-elementをリコンバインするのはちょっと大変そうやけど。

2013年4月12日金曜日

DROS2013報告会

今日のラボミーティングはFly Meetingの報告会。学会の後はいつもこうして学会で得てきたオモシロネタをラボメンバーと共有するために発表するのだけど、今回はラボから自分を含めて7人も参加していたので、各自少しずつの紹介。自分が選んだのは三つ。
一つ目はDr. TO-Wとこからのポスターで、subperineurial glia (SPG) のpolyploidyによるcell growthが、developing brainをカバーするという機能面において重要であるという研究。このSPGにおけるendocycleを阻害すると、blood-brain barrierを形成するseptate junctionが壊れてしまうんだそうな。これは自分が発表したCCHと基本的にかなり似ている現象と言える。
もう一つはDr. MGとこのYN博士のポスター。ScribやDlgがplanar spindle alignmentに重要であると。これらを含め、spindle orientationに重要な遺伝子をノックダウンしたdiscではmitotic spindleのmisalignmentが起こって、これらの細胞はbasal extrusionによってanoikisに至る。このときp35でapoptosisをブロックするとEMT様のフェノタイプを示してbasal側でtumor-like massになるというお話。
で、さらにもう一つは「Apoptosis」のワークショップでのDr. LJラボからの発表。cell competitionにおいて、Toll and Imd pathwayによって制御されるinnate immune systemがloser cellの除去に働いているというお話。まぁ自分にとってはこれが今回一番のビックリネタやったかな。FACS→Microarrayという流れでこのpathwayに辿り着いて、loser cellのapoptosisにおけるDreddやRelish、そしてToll-8/Tollo等の関与が示されていた。どこまで明らかにされているのか、これは論文が楽しみなところ。
もちろん他にもオモシロイ発表はたくさんあったのだけども、今回はこんなところで。

2013年4月11日木曜日

Tax Return 2012

どうもDCで風邪をひいて帰ってきたようだ。なんやら喉が痛くて頭があんまり機能しない。ということで今日はまだやっていなかったTax Returnをやる。まぁ、だいたいいつも通りの額か。
さぁでもそろそろスクリーニング用のハエが完成間近だし、SST論文第一弾へ向けて残された実験群を用意し始めないと。

2013年4月9日火曜日

Robert Mondavi Pinot Noir

Robert Mondavi Private Selection Pinot Noir 2011
三日目の夜、ラボメンバーと一緒に行ったエチオピアンレストランで皆の好みを聞きながら選んだRobert Mondaviのピノ。バラのような香りにチェリーの味わい。すっきりしつつもコクがあってなかなか旨いピノノワールだった。Syrahが12%、Petite Sirahが1%ブレンドされている。

Beautiful Boy

三日目はその後、ラボメンバーとともにエチオピア料理のレストランで乾杯してからさらに大学院生三人と一緒にバーで遅くまで飲んでいた。で、ホテルに帰ってきてから寝る前にメールのチェックだけしておこうと思ってホテルのロビーのソファーに座ってパソコンを開けていたら、大きな黒人のオジチャンが隣に座ってなにやら話しかけてきた。結構身なりのいい人だったし、とてもジェントルマンな感じだったのでそれほど警戒する訳でもなく、日本に興味があるとのことで日本のことなんかを少し話していたのだけど、話しているうちにちょっと様子がおかしくなってきた。まじまじと見つめられて、何を言うかと思えば「You're a very beautiful boy.  I like you.  Please come to my room.  Please...」って。うわぁこりゃあマズイと思って「いやいやミーはそんなんじゃないから。」って言って立ち上がろうとしたら、手を握ってきてプリーズプリーズと懇願しながらもエライ卑猥な言葉を口にして、そういうことをしてあげるからプリーズと。もうめっちゃ気持ち悪かったので、速攻でその場を立ち去って逃げるようにエレベーターの方に向かっていたらそこで出くわしたのが、A.バーグマンとG.ハルダー両先輩。
「オーお前何しとるの?」とからまれたので、今あったことを話してあげたら酔っぱらった両先輩は大爆笑。
Dr. AB「Well, that's good for you!」。
自分「Hey、うるさいっちゅーねん、結構怖かったんですけど。」
Dr. GH「That's very funny!」(笑い転げる二人)
自分「Ahhh、もう疲れたから部屋に帰るわ。」
両先輩「Alone?!」(また笑い転げる二人)
ということで二人にさんざんからかわれて帰ってきた。いやぁそれにしてもやっぱりあんなんおんねんなぁと。ちょっとトラウマになりそうなくらい気持ち悪い経験をしたのでした。。。

三日目の土曜日には、ボルチモアでポスドクをしているNT博士がわざわざDCまで出てきてくれたので、予約しておいたDupont Circle近くにあるレストランで食事をしてからモールの桜祭りを見に行った。二人とも久しぶりに満開の桜が見られることを期待していたのだけども、今年はちょっと気温が低いからかまだ一分咲きという感じでほとんどがまだつぼみだった。それにもかかわらず、Tidal Basinの辺りはものすごい人出。人ごみの中、数本だけ満開になっている桜の木を見つけて写真を撮ったのだけども、この桜並木が満開になったら相当見応えありそうやなぁ、と思いながらモール近辺を歩き回ってダウンタウンまで帰ってきたらかなり疲れた。その後はダウンタウンのカフェでNT博士といろいろ研究の話をした。最近結構思うのは、フォーカスしていることが随分違っている研究でもよくよく話してみれば必ずどこかに接点があって、そこからオモシロイことに発展しそうだということ。ということで、将来NT博士とも何か一緒にできそうな可能性を感じた。次会う機会があるとすれば日本で、かな。

2013年4月8日月曜日

無事帰宅

今晩DCから無事帰宅。いつもそうだけど、Fly Meetingは朝から晩までなんやかんやと楽しいから疲れてしまう。今回もたくさんの人に会っていろいろ話すことができて良かった。そういやその中の何人かはこのブログを見てくれているんですよね。おーい、こちらはタラハシーに到着しましたよー。ということで今日はもう寝ます。
昨晩あった事件についてはまた明日にでも書こうかな。

2013年4月5日金曜日

二日目終了

午前のPlenary Sessionから始まった二日目。昼は偶然会ったYSさんが誘ってくれたので二人で近くのレストランへ。かねてから色々話したいと思っていた方だったので、今回二人でゆっくりとお話しすることができてとてもうれしかった。
で、夕方のプラットフォームセッション。たぶん今までで最高のプレゼンテーションができた。セッションが終わった後には何人もの人が自分のところに来て、口々に「Great talk!」とか「Very interesting!」とか言いながらたくさんの質問をしてくれた。ということで、この新しいコンセプト「CCH」をしっかり宣伝できたんじゃなかろうか。意外なことに自分の英語のスピーチをベタ褒めしてくれた人もいたな。
その後はうちのボスの他に、モレノ先輩やピッディーニ先輩も一緒に近くの寿司屋で乾杯。気付いてみれば、スペイン人、イタリア人、フランス人、アメリカ人、中国人、日本人という全員国籍が違う6人で酒を飲んでいた。長いこと苦労した論文がアクセプトされたと同時にそれを宣伝するナイスなトークが出来て、それをネタにいろんな国のライバル達とともに楽しく酒を飲む、なんていうのか発見の時の興奮とはまた全然違う、今まで研究をしてきたなかでも一番清々しい幸せをしみじみと感じた夜なのでした。

2013年4月4日木曜日

DROS2013開幕

今日はオープニングセッションとレセプションパーティ。一昨年ノーベル賞を受賞したJules Hoffmannのお話はさすがになかなか面白かったし、パーティでは日本の方々と話すことが出来て楽しかった。
そういや今朝出発前に慌ただしい中なんとか散髪することができた。あとはFly Folksの祭典を楽しむのみ。

2013年4月3日水曜日

二日目夕方

今回のFly Meetingでは、二日目(木曜日)夕方のPlatform Session、「Cell Division and Growth Control」にて五番目に登場予定です。タイトルは、「Tissue repair through cell competition and compensatory cellular hypertrophy in postmitotic epithelia」。お、論文のタイトルそのままです。
それにしても、散髪しようと思ってたのに忙しくてできなかった。。。

done

昨日今日とさらにエディターとやりとりしたあげく、規定文字数以内に収まっていないということでさらに原稿に修正を加えて、今ようやく論文最終稿をサブミットした。たぶんこれで最後でしょう。いや、ほんま長かったわ。でもこれで気持ちよくFly Meetingへ行ける。ということで、明日からワシントンDCへ乗り込みます。

Dr. DB

今日は、RochesterのDr. DBがトークをしにFSUを訪れた。トークの内容は、air sacをモデルにしたFGFとMMP2によるbranching morphogenesisのお話と、Nrf2を軸にしたoxidative stressやagingに関するお話。話していたのは基本的にpublished dataだけだったと思うけど、やはりなかなか面白かった。
で、午前中にはDr. DBと面談する機会を得た。小さな丸い眼鏡と無精髭がちょっとジャンレノを彷彿とさせる、とても気さくなオジチャン。2009年のバルセロナで初めて会った時は挨拶しか出来なかったけど、あの時の自分のトークについてはよく覚えてくれていたようだった。今投稿中の論文の内容について一通りデスカッションした後、やはり話は自然とJNKのほうへ。色々な共感を得ることが出来たとともに、さすがのなかなか鋭い考察を聞くことができてとても楽しかった。
今年に入ってから論文のためにずっとラボにこもっていて外部の研究者と話すのは久しぶりだったためか、デスカッションしているうちに明日からのFly Meetingへ向けて急に気分が高揚してきたなぁ。

2013年4月2日火曜日

Final Revision

エディターの指示に従って最終改訂。サプリメンタルのFigureをメインの方に組み込んだり、DiscussionではResultのFigureを引用しないというルールがあったりで、Figureの入れ替えとそれに伴う文章の改訂に結構時間を取られた。まぁそれにしてもなんていうのか、最後の最後までQuantificationしてデータを搾り取られたという感じ。もうこれ以上出ませんわ。もちろんコレの続編の布石となるデータでここに出していないものはまだあるんだけども、この論文に関してはもうこれで打ち止め。
ということで、さぁ最終版を投稿しましょかというところなんだけども、アブストラクトの最後の一文をもうちょっとイイものにできないか、ということでいまだボスと二人で頭を悩ませているのでした。