2024年4月26日金曜日

帰還

昨晩、無事京都に帰還。アトランタ、羽田経由で約24時間。アトランタでの乗り継ぎが40分しかなかったこともあり、トータルでかかった時間が普通よりは少し短めになったけど、アトランタではまた空港内をダッシュすることになった。時差ぼけは少し解消し始めていたような気もしたので、そのタイミングで日本に帰ってきたらまたひどいことになるかもと思ったのだが、昨晩はしっかり眠れた気がする。意外と時差ぼけは解消されていなかったのかも。
で、今日は同志社での特別講義。2コマ連続で授業するところまで体力が回復しているかどうかはちょっと不明。まぁゆっくりやりましょう。

2024年4月24日水曜日

Exit

昨日で今回のLafayetteでの予定は無事に全てやり終えることができた。時差ぼけがキツかった中、なんとかサバイブできたという感じだけど、今回の経験で得たものはとても大きい。この数日間で、たくさんの方々と話して多くのものを見せてもらって、本当に色々と考えさせられた。そういや、昨日連れて行ってもらった隣町のNew Iberiaにある霊長類研究センターもなかなか面白かった。全米でも最大規模のものらしく、広大な敷地でものすごい数のサルとかチンパンジーが飼育されていた。
さて、今日はアトランタから午前中に出る国際線に乗るために、Lafayette発は朝の6時過ぎ。ということで、まだ外は暗いのだけどもう少ししたら空港へ向かう。

2024年4月23日火曜日

一日中

昨日月曜日は朝から晩までひっきりなしに色んな人とミーティングをしたかなりインテンスな一日だった。ランチは大学院生達との交流だったし、夕方のトークは、ここ最近で一番しゃべったんじゃないかというくらい、質疑応答を含め丸1時間しゃべりまくった感じ。しかしやっぱりまだまだ時差ぼけが抜けておらず、午後からだんだんと眠くなってきて、夕方のトークはなんとか気合いで集中したものの、その後のディナーはかなりきつかった。
今日もまた午前中はミーティングで、昼は隣町のNew Iberiaにある霊長類の研究施設を見学しに行く予定。その後、ようやく少し一人でゆっくりできるかな。

2024年4月21日日曜日

Lafayette到着

今回の目的地、ルイジアナのLafayetteに無事到着。昨日家を出てから25時間くらいか。ゲートを出ると、Dr. RKがちゃんと迎えに来てくれていてほっとした。飛行機で少しは眠れたけど、やっぱり疲れている。今年はデルタのゴールド会員なので、羽田とアトランタでの乗り継ぎでラウンジに入れたのは結構助かった感がある。そういえば羽田のラウンジの料理がとても美味しかったなぁ。アトランタのラウンジでその落差に愕然としてしまったほど。
さて、早くも明日の昼からミーティングが始まるので、なるべくしっかり寝て時差ぼけを解消したいと思う。

2024年4月20日土曜日

準備完了

またあっという間に一週間が経ってしまった。このところ、やらなければいけないこととやりたいことが色々とあって忙しくしていたし、最近どうも朝早めに目が覚めてしまって少々睡眠不足なのもあるんだろうけど、なんだかふわふわしている感じ。とはいえいよいよ明日からアメリカ出張、ということで来週が締め切りの科研費の報告書を3本全てなんとか今日中に提出し終えた。今週は新入生のMに一つ目の実験の説明もしたし、ハエ達の整理も出来たし、ということで出張前にやるべきことは一通りやり終えたはず。今回の向こうでの滞在は5日間だけなのだけど、スケジュールはぎっしり詰まっていて大変だ。
写真は先週末にふらっと訪れた近所の石座神社。

2024年4月12日金曜日

川沿い

昨日と今日の朝は、高野川から鴨川まで続く川沿いの散りゆく桜をゆっくりと楽しみながら自転車で通勤。京都の桜もそろそろ見納めかな。

2024年4月7日日曜日

満開

この週末、昼間はもはや暑く感じるくらいの気温で京都の桜も満開。修学院から出町柳まで続く高野川沿いの桜並木が本当に素晴らしい。夕方、久しぶりにカモカフェに行って、アップルクランブルケーキを食べながら査読を頼まれていた論文を半分くらい読んだ。

2024年4月4日木曜日

新入生

新年度、うちのグループにも修士課程の学生が一人入学した。Yさんのラボには博士課程の新入生が三人。ということで今日の朝、四人の新入生を囲んで研究棟の正面にある大きな桜の木の前で講座の集合写真を撮影。で、午後には新入生のMに早速 fly genetics のレクチャーを始めた。毎年のことだけど、やっぱり新入生が入るとラボの雰囲気がちょっと変わって、落ち着くまでに少し時間がかかる。

2024年4月2日火曜日

枝垂れ桜

暖かくなってきたので久しぶりに自転車通勤を再開。この冬はほとんど自転車に乗っていなかったので、少々体力の低下を感じた。鴨川沿いのソメイヨシノはまだこれからという感じだけど、松ヶ崎の枝垂れ桜はもう満開。急に春が来たねぇ。

新学期

あっという間に3月が終わって昨日から新学期。えらいことやねぇ。新学期の1日目は、午後に長ーいラボミーティングがあって、そのあと R と一緒に論文のFigureの構成をもう一度話し合った。3月中に書き終えるとか言っていたけど、なかなかね。一人で書いていた頃はもっと早く書けたんだけども、まぁ仕方がない。夜、日本を夫婦で旅行中というアビジットと、先斗町の料理屋で食事してきた。陽が落ちてからの先斗町の辺りは外国からの旅行者であふれ返っていて、ミュンヘンとかバルセロナみたいな国際観光都市の雰囲気があった。アビジットは、自分がポスドクをしていた頃、Dr. NBのラボでPhD studentとしてcell competitionの研究をしていて、Fly Meetingでよく一緒にディスカッションをしていた。今はサンフランシスコのベンチャー企業にいるらしい。変わらず元気そうだったし、色々と懐かしい話ができて良かった。

2024年3月27日水曜日

桜えびと春キャベツ

三島から帰ってくる時に買った干し桜えびを使って、桜えびと春キャベツのパスタ。やっぱり桜えびはすごいな。香りも旨みも素晴らしい。

卒業写真

ということで、卒業生を囲んでの今日の記念写真。そういやちょうどYさんがいなかったけど、なかなか良い集合写真。

卒業シーズン

昨日と今日はうちの大学の卒業式だったようで、昨日は修士2年のロイ、今日は4年生の Oさんが、式の後に晴れ着姿でラボに現れて記念写真を撮っていた。いつの間にかもうそんな季節なんやねぇ。最近はうちのラボからも毎年卒業していく学生がいるので、また一年経ったのかと思うと焦燥感が募る。
今月の初め頃から、アメリカのある大学の研究者達となんやかんやと話をし始めたのだが、先週末のメールのやり取りの結果、来月の下旬に自分が向こうへ訪問することになった。ちょっとそれまでに話す内容などを色々と準備しておきたいということで、また新年度早々えらい忙しくなっていきそうだ。

2024年3月23日土曜日

10 years

久しぶりの遺伝研。研究所の近くから富士山が最高に綺麗に見えた。午後は、KA博士の研究室でディスカッション。KA博士は、この4月から遺伝研で独立してラボを持てることになったそうで、その経緯とか今後の問題点なども色々と聞かせてもらうことができた。で、夜はSI博士の送別会。4月からは東京の研究所へ行くことになったらしい。SI博士と自分は遺伝研に助教として入った同期で、あれからちょうど10年経つ。つまり日本に帰国してから10年経つということ。遺伝研へ向かうバスの窓から見慣れた街並みを眺めながら、色々なことを思い出してちょっとセンチメンタルな気分になった。

2024年3月21日木曜日

Wind band

今週後半は、下の子の吹奏楽部の演奏会があったり、遺伝研での共同研究のことがあったり、遺伝研のSI助教の送別会があったりとかで、昨日から久しぶりにちょっとゆっくり三島の方へ帰省。春から中三になる下の子はこの一年ほど会うたびにどんどん背が伸びていて、今回ついに自分と同じ高さになっていた。ステージでは花形のアルトサックスということもあり、何度もソロパートで前に出てきて堂々と演奏している姿を見て感心させられた。多くの仲間と一緒に一生懸命何かを達成するというのは素晴らしい経験になっているに違いない。そういえば自分の方も、来年度の遺伝研研究会として申請していた倍数性研究会について、今回も採択されたという連絡が今日遺伝研の方から来た。明日ちょうど遺伝研へ行くので、この件に関してもまた話を始めたい。

2024年3月12日火曜日

4:45

さて、ここ最近はまたなんやかんやとやるべきことがあって忙しくしていた。一つは、先週末土曜日の朝に、アメリカの大学の研究者達と重要なオンラインミーティングがあったので、それの準備をしていた。アメリカの時間に合わせないといけなかったので、朝と言ってもまだ夜が明けていない午前4時台からのミーティング。色々なことを話せてなかなか良かったのだけど、おかげでちょっと生活時間が狂ってしまった。で、今日はラボのジャナクラで自分の発表の回だったので、昨日は夜遅くまでその準備をしていた。
ふと気付くともう3月も中旬。なかなか論文執筆に集中できておらずもどかしい。なんとかせねば。

2024年3月2日土曜日

Mission complete

去年の5月頃に始まったシークレットミッションが今日ついに終わった。
今週一週間は、まさにこのミッションのクライマックスで、これに関わった20人ほどのエージェント全員が大学本部の某所に集められて、毎日朝から晩までほぼ軟禁状態で最後の作業を行なっていた。とりあえずは大きな問題が起こらずに無事終えることができたというのが一番大事なこと。
この一年ほどの間、このミッションに参加していることについては決して知られてはいけなかったし、近親者にも話してはいけないということで、本当にスパイ組織IMFのような活動を強いられることが結構あった。学生の目に入る可能性があるためラボで作業を行うことは絶対にできなかったし、パソコンでの作業は必ずネットワークから切り離さないといけないとか、関連するデータを持って公共交通機関に乗ってはいけないとか、色々とルールがあった。大学本部の某所で何度も開かれたミーティングへの招集とか新しいミッションに関する連絡は偽のダミーメールで送られてきていたし、会議以外で他のエージェントと出くわした時は互いに目配せをするだけだった。しかも、このミッションは大学の運営において非常に大切な上、何かミスがあると大きく報道されたりする類のものなので、絶対に失敗はできないということでチームの皆さんに常に緊張感があった。
今日、任務完了ということで、まとめ役となっていたH先生から「皆さんとこうして集まるのはこれが最後ということになります」という言葉を聞いてハッとした。また他のミッションでこの中の誰かと会うことがあるかも知れないけど、確かにこのメンバーで集まるのはこれが最後。この一年間チームとして活動してきて、しかも最後の一週間は朝から晩までインテンスにやり遂げた仲間なのだが、終わりはあっさり。多くを語らず一人また一人と部屋から去って各自の仕事場へ戻っていくこの感じは、M:I 4の最後でミッション終了後にチームのメンバーで任務の成功を祝いつつ一人ひとり去っていくあの少し感傷的でありつつもまた次のミッションがあるんだろうというスリリングな感じと似ていてなんだかグッときた。
今回我々が作り上げたこの仕事は、今後様々な場所で使われて多くの人に読まれることになるのだけど、論文とは違って決して制作者達の名前が明かされることはない、というのもまたその仕事が表立って知られることはないストイックなスパイのそれと似ている気がする。ともあれ、本当によくやったと思うし無事に終わって良かった。もう次はないと願いたい。

2024年2月24日土曜日

Madame Web

昨日公開初日だったMadame Webを観るために、また草津の映画館へ行ってきた。推しのダコタがマーベル映画で主演することになろうとは。このMadame Webというキャラクターは知らなかったのだけど、元々はSpider-Manのコミックで登場しているらしい。ちなみに今回の映画にSpider-Manは出てこないのだけど、Madame Webの仲間としてSpider-Womanになる3人の少女が出てくる。シドニースウィニーはじめ3人ともなかなか良いキャラ。マーベルらしいアクションシーンもたくさんある一方で、いつものスーパーヒーロー映画とは違ってサスペンステイストが強く、最後まで楽しむことができた。これはまた続編が出るのかなという感じ。

2024年2月20日火曜日

spinach

インスタでちらっと見た鍋に触発されて、豚、油あげ、こんにゃく、しめじ、そしてたっぷりのほうれん草を入れた鍋。最近あんまり寒くないけど、鍋はやっぱり美味いねぇ。

塞翁が馬

年明けから一ヶ月以上結果待ちでずっと気になっていたことがあったのだが、先週の金曜日にようやく来た結果が期待とは逆だった。こういうのはやっぱり上手くいった時のことなんかを色々と考えてしまうもんなので、際どいところでダメだったと聞かされるとやっぱり残念。まぁでも何となくずっと落ち着かなかったということもあって、ちょっとすっきりした感じもある。週末に実家に行く用事があったので、気持ちをリセットするには良かったかも知れない。そういえば最近、留学関連の本のコラムの執筆を頼まれて、自分のキャリアについての小話を書いていたのだけど、結論として出てきた言葉が「人間万事塞翁が馬」だった。今回のこともそうなんだろうなぁと思う。ということで、実験も含め、またちょっと新しいタスクに取りかかる。

2024年2月13日火曜日

京人参

京人参のチキンカレー。スーパーにたくさん並んでいる真っ赤な旬の京人参(金時人参)を見ていて、これをたくさんカレーに入れて食べたいと思った。ベースはRのシンカレー。煮崩れないようにじゃがいもを最後に入れるのは理にかなっている。

2024年2月12日月曜日

三連休

最近、久しぶりにフライプッシングしている。自分で実験できるということはつまり、少し余裕が出てきているということで、確かに今締め切りに追われていないし出張の予定もない。そんな訳で、この三連休は毎日バージンコレクト。新しい実験のためのハエを作っていると、やっぱりなんだかワクワクして嬉しくなるね。実験を試せるのは春先になるかな。

2024年2月11日日曜日

Rim

上の親知らずを抜いて一週間が過ぎ、昨日また抜糸してもらうために烏丸御池へ行ってきた。せっかく休日に街へ出るのだからちょっと街歩きするか、ということで少し早めに出て丸太町から御池まで、通りに点在するアンティークショップとかカフェとかを覗きながらぶらぶらと歩いた。この辺りは伝統ある老舗とか古い町屋を利用したおしゃれな店がたくさんあって見ながら歩くだけでなかなか楽しいのだが、昨日は富小路通にある革製品の工房を訪ねるのが一つの目的だった。店に入るとすぐに、その雰囲気からなんとなく自分の予感が正しかったと思った。製品を全て手作りしているという店主の方と話しているうちに、カモカフェの下のアーティストNさんと繋がっていることが分かったりして、長い時間色々と楽しくお話しさせてもらった。こういう自分独自のものを作り続ける職人とかアーティストの方々と話が合うのは、自分の知りたいことを追求する研究者とメンタリティが似ているからなのかな。

2024年2月3日土曜日

今年2本目

本当は、先週の金曜日にまた左上の親知らずを抜く予定だったのだけど、先月抜いた右下のところを食べるときにまだ少し気にしている感じだったので、一週間延期してもらって今日。お昼に行ったカモカフェではDちゃんに、そのあとラボではSっちに、上の親知らずはすぐに抜けるから大したことないですよ!って励まされたけど、嫌なもんはイヤよね。まぁ、もう逃げられないし、この磨きにくい厄介者がついに無くなる、ということで自分を納得させてバスに乗り、いつもの烏丸御池のデンタルクリニックへ向かった。麻酔の注射の後で結構長いこと待たされて無表情になってしまっていたからか、抜いてくれる院長先生が気を遣って、いやぁこの大きなのが無くなると今晩はすごくスッキリするんじゃないですかねぇ、私は二十代の研修医の頃に四本全部抜きましてねぇ、とかなんとか声をかけてくれたけど、あんまり心は晴れなかった。まぁでも抜歯自体は本当に一瞬だった。外側から内側へ、ぐわーっと力をかけると、メキメキという生々しい音がしてポロっと取れた感じ。ハイもう抜けましたよーとか教えてくれたけど、抜けた歯は口の中にコロンと転がり出ていたので言われなくても分かりました。
そんなこんなで今年2本目の親知らずの抜歯終了。5年ほど前にも札幌で右上のやつを抜いているから、あともう一つ左下のが残っているのだけど、これは完全に埋まっているのでとりあえずは置いておく予定。

2024年2月1日木曜日

参院代表質問

今朝はちょっとゆっくり朝ごはんを食べながら参院代表質問の国会中継を見ていたのだが、かなりイラっときた。代表質問で長々とスピーチをしているおっさんが、ずーっと手元の原稿を読んでいる。まぁ、いろんな話題について話さないといけないし、不正確なこととか不適切な表現を避けないといかんのは分かるけど、そんなん毎日のように考えていることやったら原稿見んでも話せるやろ。聴衆の顔を見て話すというプレゼンの基礎の基礎ができていない。そりゃそうやってだらだらと原稿を読んでたら聴衆は寝ますよ。実際かなりの人が寝始めとるやんけ。ほんま学生にするのと同じ指導をしたらなあかんのか。。。しかも、よう聞いたら前の質問者と同じ質問しとるやん。おかしいなぁ、政治家ってこういうスピーチのエキスパートじゃないんかね。で、終わったら聴衆の皆さんは、はっと目を覚まして嬉しそうに拍手をして、原稿の音読が終わったおっさんも満足そうな顔をして席に戻っていったけど、こいつらほんまにアホなんとちゃうかな。がっかりするねぇ。まぁでも、学生に対してプレゼン指導をするときの悪い例として良いネタになるかも。原稿に目を落として読んでいると内容は伝わらないし、聴衆は寝ますよと。一度、参院代表質問の中継とか見てみたら良い。
ということで、今日からもう二月やねぇ。

2024年1月31日水曜日

カボチャ

久しぶりのスープカレー。今回も生姜チキンだけど、実のところ主役はカボチャ。甘いカボチャとスパイシーな札幌スープカレーと生姜がマッチして素晴らしい旨さに。

2024年1月30日火曜日

Ed Sheeran

週末、下の子とEd Sheeranの大阪講演を観に行くことになったので、土曜日は久しぶりに下の子と一緒に大阪の実家へ泊まりに行って、日曜日の午後に少し心斎橋のアメリカ村をぶらついてから大阪ドームへ向かった。学生の頃にはよく海外ロックバンドのライブを観に行っていたけど、最近は全然行っていなかったので本当に久しぶりの感覚だった。自分はEd Sheeranのアルバムを持っている訳ではないのだけど有名な曲はどれも好きなので、ライブは楽しめるだろうと思っていたら、これが想像以上に素晴らしかった。ループペダルを使ってどんどん音を重ねていって、そこに美しいメロディを乗せて曲を作り上げていくという独特の芸術的なパフォーマンス。これまでに自分が見てきたロックバンドのライブでの湧き上がる興奮とはまた違う、美しくもテンポの良い音楽とビジュアル効果に飲み込まれていくような体験に何度も感動させられた。

2024年1月23日火曜日

オハウ

今朝は、うちの大学院生ロイの修士論文発表会だった。ここの学科では、修士から博士へ進学する学生にとって、修論発表会が博士課程への進学試験も兼ねている。ということで、コミッティメンバーの先生方からはかなりいろんなことを質問されていたけど、ほとんどの質問に対してしっかりと対応できていて感心した。まぁ研究内容に関しては、いよいよここからが面白いところで、今後博士課程でやるべきことがかなりクリアーになってきた感じ。もっとのめり込んでできるんとちゃうかなぁ。
で、今晩はいまだにゴールデンカムイ気分で料理したので、豚と春菊のオハウ。いやーやっぱ寒い日はナベよね。ヒンナヒンナ。

2024年1月22日月曜日

GOLDEN KAMUY

昨日の夜、ついに公開になった「ゴールデンカムイ」の映画を草津の映画館に見に行ってきた。カモカフェの本棚にゴールデンカムイの漫画が全巻揃っているので、ランチタイムに読み始めて早三年ほど経つのかな。少しずつなので、実はいまだに全部読み終わっておらず、先週たしか23巻に入ったところだと思う。読み始めたのは、やっぱり舞台が北海道だから親近感があったというのが一つだけど、本当にエキサイティングでロマンがあってアツイ漫画なのですっかりはまってしまった。でも読み終えてしまうのは勿体無い気がして、少しずつ読み進めているうちに連載の方は完結したし、ついに実写版映画が公開されてしまった。原作をかなりしっかり読んでいるから、実写版をどれくらい受け入れられるのか少し不安だったけど、冒頭の日露戦争のシーンからもう圧倒された。再現性どころか実写としての迫力がすごいし、なんと言ってもキャストが皆んなはまりまくっている。何度も爆笑したし感動もした。ここまでスゴイとはなぁ。しかし今回はまだまだ最初の方の話で終わった、ということはこれ、今後さらに続編の映画を作っていくということよね。

ナスとトマト

ナスとソーセージのトマトスパゲティ。ナス2本、トマト3個入っている。見た目はあんまりだけどめちゃ美味くてちょっと食べすぎた。トマトソースは適当に、オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪、酒、醤油、みりん、コンソメ。

2024年1月17日水曜日

雪の朝

寒いねぇ。今朝、ゴミを出しに外へ出たら雪で真っ白になっていた。親知らずを抜いた痕は、日曜日になぜか急に痛み出して腫れた後、バファリンを飲んだらスッとおさまって昨日からようやく落ち着いた感じ。来週の金曜日にまた反対側の上の親知らずを抜く予定だったけど、もうちょいと延期しようという気になった。

2024年1月14日日曜日

肉じゃが2

今日はちょっと出かけようかとも思ったのだが、抜歯痕になぜかまたちょっと痛みが出てきたし、大学は共通テストをやっているし、市内は駅伝が開催されているし、北朝鮮からミサイルが飛んでくるし、いよいよ今日から大相撲初場所が開幕だし!ということで、今日も家でゆっくりしていようと早々に決めた。昼にホットケーキを焼いて、夕方に大相撲が終わってから肉じゃがを調理。前回作った無水肉じゃがが旨すぎたので、忘れられなくてもう一度。また三日分くらい作ってしまった。そういや今年は共通テストの試験監督の担当は回って来なかったな。去年は当たっていてやる予定だったのだけど、タイミング悪く(というかタイミング良く)ぎっくり腰になってドタキャンしたんだった。

Polyploid Cancer Cell Models in Drosophila

ということで、YQのレビュー論文が本日無事オンラインでパブリッシュされた。タイトルにある通り、Drosophilaでのpolyploid cellの実験モデルを紹介するレビューなのだけど、polyploid cellの実態に関しても色々と話している。どうやってpolyploid cellが生まれてくるのか、なぜpolyploid cellはストレス耐性が高いのか、がん組織中のpolyploid cellがなぜ大事なのか、などにご興味ある方は是非ご一読くださいませ。

Polyploid Cancer Cell Models in DrosophilaGenes 15(1), 96.

Cells with an abnormal number of chromosomes have been found in more than 90% of solid tumors, and among these, polyploidy accounts for about 40%. Polyploidized cells most often have duplicate centrosomes as well as genomes, and thus their mitosis tends to promote merotelic spindle attachments and chromosomal instability, which produces a variety of aneuploid daughter cells. Polyploid cells have been found highly resistant to various stress and anticancer therapies, such as radiation and mitogenic inhibitors. In other words, common cancer therapies kill proliferative diploid cells, which make up the majority of cancer tissues, while polyploid cells, which lurk in smaller numbers, may survive. The surviving polyploid cells, prompted by acute environmental changes, begin to mitose with chromosomal instability, leading to an explosion of genetic heterogeneity and a concomitant cell competition and adaptive evolution. The result is a recurrence of the cancer during which the tenacious cells that survived treatment express malignant traits. Although the presence of polyploid cells in cancer tissues has been observed for more than 150 years, the function and exact role of these cells in cancer progression has remained elusive. For this reason, there is currently no effective therapeutic treatment directed against polyploid cells. This is due in part to the lack of suitable experimental models, but recently several models have become available to study polyploid cells in vivo. We propose that the experimental models in Drosophila, for which genetic techniques are highly developed, could be very useful in deciphering mechanisms of polyploidy and its role in cancer progression.

2024年1月13日土曜日

Proofreading

昨日、ようやくYQの論文がアクセプトされたという連絡が来た!
タイトルは「Polyploid Cancer Cell Models in Drosophila」。ということで、polyploidyとそれを研究するための実験モデルを紹介する総説なんだけども、いくつかそのモデルを用いた新しい実験結果も載せている。これは、ドンちゃんからの紹介でゲストエディターをすることになった 「Application of Animal Modeling in Cancer」という Genes の special issue に貢献するために書いた論文。去年、何を書こうか迷っていたときに、YQがスペインでのPhD positionをゲットしてウチを出て行くことになったので、YQが頑張ってやっていたpolyploidyのプロジェクトをなんらかの形にできればと思って、ミニレビューでも書いてみないかとYQに話したのが去年の7月頃だったか。YQは8月中には日本を出る予定だったし、自分も8月はほぼアメリカにいる予定だったので、ちょっと難しいかとは思ったのだけど、なんとYQは二週間で第一稿を持ってきたのだった。その後自分は出張続きで、8月はアメリカ、9月は福岡、三島、富山、そして10月はヨーロッパと、旅の合間に少しづつ改訂を続けて、ようやく原稿を完成させたのが11月初旬だった。レビュワー2人からのコメントは結構迅速に返ってきたんだけど、invitedとは言えかなりしっかりと議論しないといけない感じだった。特にレビュワー1からのコメントはかなりクリティカルで、polyploid mitosisに関して自分が見落としていた、というか曖昧に説明していた分子メカニズムについて、もう一度これまでの論文を色々と確認して書き直したことで、自分にとってもかなり勉強になった。
まぁそんな訳で昨晩校正刷りが送られてきて、24時間以内にproofreadingを済ませないといけないので、今日はゆっくりと原稿を読み直す一日。

2024年1月8日月曜日

角煮

この数日は、お粥、豆腐、こんにゃく、バナナとか柔らかいもので栄養を摂っていたので、そろそろ肉が食べたくなってきた。ということで、柔らかい肉といえば真っ先に思い浮かんだ豚の角煮。角煮を作るのは初めてだったので、いくつかのレシピをチェックしたら、やっぱり結構長い時間煮込むことで柔らかくなるんやね。合計3時間くらい煮込んだかな。いやぁ、めちゃくちゃ旨いなぁ。ピリ辛のネギが良く合う。

Operation Finale

もう一本、こちらもナチス関連の映画。アドルフ・アイヒマンは、数百万人におよぶユダヤ人を強制収容所へ移送する指揮を取ったと言われるナチス親衛隊将校。「The architect of the final solution」だそうな。戦後、アルゼンチンに潜伏していたアイヒマンを追跡するイスラエルのモサド諜報員の作戦を描いた実話に基づく映画。作戦中の色々なトラブルにハラハラさせられるだけでなく、諜報員の一人とアイヒマンの会話から考えさせられることは多い。今パレスチナで起こっていることを考えると色々と複雑。

All the Light We Cannot See

この連休は、ちょっとゆっくりNetflixで映画鑑賞。いくつか観た中で印象深かったのは、「All the Light We Cannot See」。エピソードが4つで合計4時間近くになる大作。原作はピュリツァー賞受賞の小説だそう。主な舞台は、第二次大戦下ナチスドイツに占領されたフランス北西部ブルターニュ地方の港町サン・マロ。パリから父親と二人でサン・マロへ逃れてきた盲目の少女と、ナチスドイツの若い通信兵、二人の運命がラジオを通して思わぬ形で交錯する。ストーリーも映像も素晴らしくて、この海と城壁に囲まれたサン・マロという町にとても惹かれた。今度機会があれば行ってみようと思う。

2024年1月7日日曜日

大吉

この二日間、抜歯後の腫れとか痛みはあんまりなかったのだが、好きなように食べられないし、なんだかダメージが大きかったので家で安静にしていた。で、そろそろ体を動かしたくなってきたので、今日は夕方にスーパーへ行くついでに三宅八幡宮の方まで散歩。せっかくだから名物の鳩のおみくじを買ったら大吉だった。曰く「心を正直に行いを慎み 貧者を慈しみ 弱きを助け 信心怠りなければ 益々思うままになります」。ふむふむなるほど。
で、八幡宮からさらに南の方へ向かって歩いていると、山手に多宝塔が見えたので少し登ってみたら三明院というお寺の山門があり、さらに階段を登ったところに本堂があった。ここの多宝塔からの眺めが素晴らしく、宝ヶ池から岩倉までを一望することができる。こんなところがあったとはねぇ。

2024年1月5日金曜日

wisdom tooth

新年一本目の親知らずの抜歯。今日がその日でした。予約していたのは夕方だったので、晩御飯はろくに食べられないことを見越して、昼御飯は美味しいものを食べておこうと思ってやっぱりカモカフェへ。オムライスを食べてからDちゃんとNさんに見送られて、夕方に口腔外科へ。色んな人から恐ろしい話を聞かされていた下の親知らずだけど、抜歯自体は結構スムーズだったように思う。たぶんとても技術が高いんだろう。ただ、帰ってきてから結構痛みだしているなぁ。

2024年1月1日月曜日

謹賀新年 2024

皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
ということで、2024年が始まりましたね。当たり前だけど、年が明けると昨日のことはもう去年の出来事になる訳で、去年の年末はえらい忙しかったよなぁとか言いながら先月のことを思い出すと、だいぶ前のことのような錯覚を覚えたりする。でも実際は、先週あたりからずーっと仕事をし続けているので、なんだかちょっと変な感覚だ。で、今日も時間を見つけては修論の添削をしたり、数日前にもう一度返ってきたPolyploidyのレビュー論文の改訂作業とエディターへの手紙を書いたりして、先ほど一応どちらもやり終えた。そんな訳で、ようやく少しゆっくりできるかな。写真は午後に下の子と二人で行った沼津日枝神社での初詣。で、お参りして神社の境内をぶらぶらしている時に、多くの参拝者達のスマホの緊急地震速報が一斉に鳴り響いて驚かされた新年波乱の幕開け。被害があまり大きくないことを祈るのみ。今年の抱負などは、また追々。