2019年5月20日月曜日

FSC

この数日間、ちょっと執筆に集中して一つ申請書を書き上げた。去年書いたものをベースにして、新しいものに書き直した感じ。とはいえ、研究計画は大幅に書き直したので、前のとはだいぶ違うものになった。今回もう一度、このプロジェクトで見ようとしている現象のメカニズムをじっくりと考えていて、やっぱり原因の一つは幹細胞で何かが起こっていることにあるはずだという結論に至った。今までこれだけovarian follicle epitheliumをモデルに使ってきたけど、これほど真剣にfollicle stem cellのことを考えたのは初めてかな。これはなんとかして形にしたい。

2019年5月15日水曜日

dandelion

つい数日前までえらい寒い日もあったど、ようやく暖かくなってきた。今日の朝、大学構内で見つけて思い出したけど、北海道のタンポポは大きい。

Myo1D

昨日はジャーナルクラブで R が発表。前日になってようやく発表シナリオを見せてくれたので、英語を添削するのがちょっと大変だったのだけど、まぁまぁそれなりに発表をできていた。発表したのは以下の論文で、こないだバルセロナでもDr. ABが発表していた内容。Dr. ABのラボから報告された2016年の Current Biology と2017年の eLife の論文に続く話で、これら以前の2本でHemocyteを介したApoptosis-induced Proliferationのメカニズムに関して基本的な部分は明らかになっているのだが、今回のDev Cellの論文では、この中の Dronc → Duox → ROS の部分にMyo1Dが関与しているという話。Myo1DによってDroncがbasal membraneに連れて行かれて、そこで Dronc → Duox → ROS の反応が起こる。basal membraneでこの反応が起こるとextracellular ROSはbasal側に出ることになるから、Hemocyteは上皮細胞のbasal側でリクルートされると。確かに、imaginal discみたいな袋状の上皮組織だとapical側の管腔内にhemocyteは入ってくることができないので、この一連の反応が起こらなくなってしまう。Droncのbasal translocationにMyo1Dがどう関わっているのか、細かいメカニズムは分かっていないけどオモシロイ。この話は、いま R が見ているフェノタイプに密接に関わっているはず。

Plasma membrane localization of apoptotic caspases for non-apoptotic functions. Dev Cell. 45:450-464.

Caspases are best characterized for their function in apoptosis. However, they also have non-apoptotic functions such as apoptosis-induced proliferation (AiP), where caspases release mitogens for compensatory proliferation independently of their apoptotic role. Here, we report that the unconventional myosin, Myo1D, which is known for its involvement in left/right development, is an important mediator of AiP in Drosophila. Mechanistically, Myo1D translocates the initiator caspase Dronc to the basal side of the plasma membrane of epithelial cells where Dronc promotes the activation of the NADPH-oxidase Duox for reactive oxygen species generation and AiP in a non-apoptotic manner. We propose that the basal side of the plasma membrane constitutes a non-apoptotic compartment for caspases. Finally, Myo1D promotes tumor growth and invasiveness of the neoplastic scrib RasV12 model. Together, we identified a new function of Myo1D for AiP and tumorigenesis, and reveal a mechanism by which cells sequester apoptotic caspases in a non-apoptotic compartment at the plasma membrane.

2019年5月8日水曜日

レビュー2本

で、今日は連休前に依頼を受けていた論文のレビューを2本片付けた。ジャーナルからはすでに何度か督促メールが来ていたので、このところJapanはspecial long holidayだったのよ、という言い訳をしていたのだけど、これでちょっとすっきり。このうち一本は学会で聞いたことがある話で、結構面白いやんと思っていたけど、いざ論文を読んでみると随分と説明不足だし、データがちょっと荒いなぁという印象。
さぁ、それではまたそろそろ実験の準備をするかなというところだけど、今月は報告書とか申請書とか書かなければいけないものが結構たくさんあるよなぁ。

令和元年

さて、昨日の令和元年の仕事始めは、まず4年生相手の授業から。昨日のトピックはOrgan Growth Controlということで、内容は去年修士一年の大学院生相手にやった授業とほぼ同じだけど、学部生なのでもう少しバックグラウンドを丁寧にと思いながら話していたら、やはりアドバンスドな部分を話す時間はほとんどなかった。学生だった頃、90分の授業はすごく長く感じたけど、講義する側になると意外とあっという間よね。また再来週に違うトピックを話す予定。

2019年5月5日日曜日

Home

今回久しぶりに大阪の実家でも少しゆっくりさせてもらった。いつぶりだっけなぁと考えていたけど、前に来たのがいつだったのか思い出せない。札幌に行く前のはずだから、たぶん去年の正月かな。まぁでも、実家はいつ来てもつい最近までいたかのような錯覚を覚える。

祇王寺

これは奥嵯峨にある祇王寺の境内。苔と青もみじが美しい。

関西での休日

ゴールデンウィークもそろそろ終わり。先週の始めに一度三島に帰ってきてから、京都、大阪にそれぞれ3日ずつ滞在して、昨日また三島に帰ってきた。今回久しぶりに関西でゆっくりと休日を過ごして、やっぱり生まれ育った地だからか、懐かしい雰囲気になんとなく心が落ち着くのを感じた。

2019年4月28日日曜日

long shaking

今またちょっと大きめの地震があった。震源は十勝地方で、札幌は震度3か。なんか結構揺れが長かったような。それほど強い揺れではないけど、ここからさらに強い揺れになったらまたラボを見に行かないといけないかなぁとか、明日電車止まったりしないだろうかとか、揺れている間になんか色々と考える暇があった。まぁ、大したことなくて良かったけど、最近本当に地震が多いな。

flipping night

腰の具合はだいぶ良くなってきたけど、まだ立ち上がったりするのは恐る恐るという感じ。今日は、午後に散髪へ行ってからラボへ。明日からまた三島へ一時帰国する予定なので、いくらかやらなければいけないことをしてから、夜遅くにフライルームでストックの更新作業。T さんが今週の分をやり残してしまったと言っていたので、残りの分を片付けてしまおうと思ったけど全部はできなかった。あとは R にやってもらうしかない。最近みんな結構忙しく実験をしていて、ストックの更新が滞る傾向があるようだ。もう少しきっちりと分担を決めるべきかな。

2019年4月24日水曜日

10th Anniversary!!


なんと、このブログを立ち上げてから今日でちょうど10年!!
10年って、結構すごいよなぁ。FSUのオフィスでラップトップに向かってこのブログを作り始めた時のことはついこないだのことのように覚えているけど、もう10年も経つのか。。。日本に帰ってきたのが2014年の春だから、この10年のちょうど半分ずつをアメリカと日本で書いたことになる。まぁ自分にとってはかなり激動の10年間だったということもあるのだけど、やっぱりブログを書いていたからこそ、この10年の間にあったことは思い出深いことが多い気がする。ブログを書いていたことで繋がった人との縁もたくさんあるし、10年前の今日ここで書いたように自分の備忘録として機能しているし、離れた場所にいる家族や友人に自分の近況を知ってもらうこともできる。といっても、始めた時はこんなに長いこと続けることになろうとは全く予想していなかったけど。
ちなみに、これまでにここで書いた投稿は全部で2251件になるようだ。一年の投稿数を見ると、大体毎年200と少しくらいのペースで、始めた時からほぼこのペースを保っている。何が自分をそうさせるのか、もはやあんまり意識もしていないけど、元々こういうのを書くのが結構好きなんやろうね。まぁ、別に続けないといけない理由がある訳でもないし、何も無理しないでやれるのであれば、この先も続けていこうかなと思っている。ということで、これを読んでくれている皆様、ありがとうございます。そして、今後ともよろしくお願いします。
(上の画像は、10年の思い出が詰まった"mosaic" ovariole)

意外と複雑

コンフォーカルのZスタックイメージをじっくり見ていると、R が見ているものは意外と複雑なことが起こっているのかもなぁ、と思えてくる。やっぱり、解像度の高いものをもっとたくさん見ないといけない。

少し復活

月曜火曜と丸二日間家で安静にして、ようやく歩けるようになってきたので今日は出勤してみた。ある程度動けるようになったらじっとしているよりも動いた方が良いのだとか。確かに、寝転んでいると寝返りを打つのも難しいし、立ち上がるのにものすごい努力をしないといけないのだが、立っていると意外と楽だったりする。といっても、まだ腰への力のかけ具合によって時折激痛があるので、何をするにもそろりそろりという感じ。ぎっくり腰がこんなに辛いものだとは。。。ということで、少し休んでいた間に溜まりつつあるデスクワークに取りかかる。

2019年4月22日月曜日

Hexenschuss

昨日、なんだか腰が痛いなぁと思いつつもラボに行かないとと思って着替えている時、突然腰に激痛が走って立てなくなってしまった。どうやらぎっくり腰というヤツやね。以前に軽いのを一度やった気がしていたけど、今回のはかなりきつい。苦しくてあんまり眠ることもできなかったし、今朝もまだ少し動くと激痛という状況だったので、家で安静にしていた。夜になって少しましになってきたので、明日は動けるだろうか。ドイツ語で「魔女の一撃(Hexenschuss)」というんだそうな。まさにそんな感じ。