2009年10月31日土曜日

仮装パレード

今日の朝はプレスクールのHalloween Partyで子供達の仮装パレードがあったので見に行ってきた。ロウチビは当然一番お気に入りのシンデレラ。どの子供達もみんな本当にうれしそうだった。明日は近所のウォルター君の家でパーティーをした後に、子供達みんなで近所をTrick or Treatして回る予定。

2009年10月30日金曜日

浸潤

infiltration = invasion

泥棒

昨日、三軒隣のアニカの家に泥棒が入ったそうだ。誰もいない午前中に窓を割って家に侵入して、iPodとかデジカメなんかを盗っていったらしい。ウチのストリートにはそんな盗むような金品がたくさんありそうな家はない気がするんだけども、そういやこのストリートにある家の中ではアニカの家が一番キレイに見えるかも知れない。実は先週、ラボのアンダーグラジュエイトの一人、アマンダの家にも泥棒が入ってテレビやパソコンなんかが盗られたと聞かされたばかりだったのでちょっと嫌な感じだ。身近なところで一週間に二件もあったということは、この町では結構な件数発生しているんだろうと容易に想像できる。不景気でホームレスも泥棒も増えているんだろうか。用心に越したことはないが、ウチには盗るようなものは何にもないからあんまり心配しても仕方ないかも。

2009年10月27日火曜日

チキンジョージ

なかなかイイ顔をした鶏もいました。

Painted Pony

昨日は隣町のMonticelloにあるPainted Pony Farmという牧場のイベントに行ってきました。小さな牧場で、イベントとは言えそれほど人が集まっている訳でもなくのんびりと午後のひとときを過ごせました。ロウチビはまず乗馬体験。いきなりひょいと鞍の上に乗せられてパカパカ行ってしまったので、あ、大丈夫かな、と思って見ていたけども意外とサマになっていました。大喜びで降りてきた途端にもう「もう一回乗りたーい」と言うのでアイスクリームを食べてからもう一度違う馬に乗せてもらいました。先週Havanaで初めて馬に乗ってから、相当乗馬が気に入った様子。
あと、このイベントの目玉、というほどでもなかったけど子供達が白馬にいろんな色の手形を付けてカラフルにしてあげる、というものにチャレンジ。楽しそうだったけど、終わってから「ちょっとウマさんイヤそうやったんちゃう?」とのことでした。確かにちょっと変わったアトラクションですな。

2009年10月26日月曜日

ミトン帰宅

失踪していたミトンが先程ひょっこり帰ってきた。二軒隣のオリビアのお父さん、ショーンが近所で見つけて連れて帰ってきてくれたのだ。いなくなったのが9月26日だから一ヶ月もどこかに行っていたことになる。実は少し前にもショーンは裏のストリートでミトンらしいネコを目撃したと言っていたので、案外近いところにいたようだ。しっかり肥えているし毛並みも綺麗なままでグルグル喉を鳴らしてすり寄ってくるし、何も変わっていない。やさしいおばあさんの家でおいしいモノでも食べさせてもらって幸せに暮らしていたんだろうか、と想像している。今回は一応首輪をつけておいたけど、またそのやさしいおばあさんの家(かどうかは分からないけど)に行くのかも知れないな。ネコってそんなもんなんかね。

2009年10月25日日曜日

週末のイベント

ハロウィーンも近づいてきて今週末は毎日なんやかんやとイベントがある。昨日の夜はTallahassee Museumというこの町の動物園(のような場所)でHalloween Howlという子供向けのHalloweenのイベントがあったので行ってきた。仮装した子供達でいっぱいの中、ロウチビもいろんなゲームに参加してたくさんアメちゃんやチョコをもらって大満足。これ、来たのは二回目のはずやけど前回来たのは去年やったんかなぁ。思い出せん。で、今日の午後はFSU ReservationでラボのBBQパーティー。今回もロウチビと二人で参加してきた。ロウチビはボスのとこの子供二人と一緒にずっと遊んでくれていたので、自分はその間ビーチバレーに参加して一汗かいた。
前回四月のBBQの時のラボ集合写真と見比べると、この半年で随分メンバーが入れ替わったことが分かる。

そしてさらに今夜はTallahassee Civic Centerで、FOXで放送されているダンスオーディション番組「So You Think You Can DANCE」Season 5のTop 10 finalistsによる全国ツアーのライブステージを三人で見てきた。実は今年のSeason 5は毎週ちゃんと見ていた訳ではなかったのだけど、どうもロウチビさんはこの番組が大好きだったようで、この番組を見てからというものそれらしいポーズや振り付けを織り交ぜたダンスをしょっちゅう披露してくれるようになったほどだった。ということで、この機会に一度ホンモノを見せてあげようと思った次第。途中休憩をはさんで3時間もあったダンスショウを始めから終わりまで全て楽しんだロウチビ。音楽に合わせて体をゆすってダンスに大興奮してはユンナの膝の上に立ち上がってスタンディングオベーションしていた。3時間もあると大人でもちょっと疲れたけど、やっぱり目の前で見るTop 10 finalists達のダンスはどれもなかなかの迫力だったからなぁ。席もかなりステージに近いナイスな席だったし、いやー久しぶりにエエモン見ました。

で、明日はどこかの牧場に行って動物達と遊ぶんだっけな。

2009年10月24日土曜日

Anoikis

Normal epithelial cells that lose their tethering to the basement membrane activate the form of apoptosis that is called anoikis. This mechanism limits the ability of epithelial cells to stray from their normal locations within tissues and grow in ectopic (i.e., abnormal) sites (Weinberg, 2007).

2009年10月22日木曜日

そこはかとなく

今日のラボミーティングは自分の発表の番。最近出てきた諸々のデータとそれに対するいろいろな仮説を一時間ほど、そこはかとなくしゃべってみた。ボスはいろんなところで食い付いてきて質問してくれていたので、概ね興味を持ってもらえたように感じた。結構イイデスカッションもできたし、自分にとっては頭を整理する良い機会になったかな。ちょっと落ち着いて各々の仮説に対するクリティカルな実験を考えなければ。しかし、やるべき実験が山積みになってきているのでプライオリティもしっかり考えないといかんな。
いよいよ、アメリカに来てから四冊目のノートを使い始めよう。

2009年10月20日火曜日

先入観打破

今日も午後中コンフォーカル。コンフォーカルに行く前にラボの顕微鏡を覗いている時に、今まで見落としていた重大なことに気付いた。コンフォーカルのZ stack画像で確認したところ、やはりこれが正しいことを確信した。この抗体を使い始めてもう一年ほどになるけど、今までmutant clone以外に強く来ているシグナルがendogenousなactivationだと思い込んで深く考えていなかったが、どうやら違う。いや、activation自体はendogenousなはずだけども、どうやらこのpositiveな細胞に何か意味がありそうなことに気付いた。バルセロナの学会でDr. MVが言っていたことがずっと気になってはいたが、たぶんこれがそうなんだろう。Dr. TXラボから去年報告された重要な論文も発見した。今までに撮ったこの抗体の写真も全て見直してみるべきやね。過去の論文や教科書などから得た知識に基づいた思いこみというのは非常に強くて、今回のようにそれが間違いであると気付くことはなかなか難しいことを実感。常に先入観なしにその現象を見つめなければいけない、というのはまぁ当たり前のことなんだけども。しかし新しい発見が多いのはもちろんイイことだけど、最近一つ一つの発見に翻弄されてなかなか焦点が定まりにくくなってきている感じがしてそれほど心地良くはない。一度全てのアイデアを書き出して頭の中を整理せんとあきませんな。

2009年10月19日月曜日

寒い

ここ二三日急に気温が低くなって、いきなり冬になったかのよう。なんなんでしょうか。でもどうせまたすぐに暑くなるんだろうけど。写真はCollege of Medicine前の広場で走り回るロウチビ。

今週は水曜日のラボミーティングで研究発表しないといけないので、面倒臭いけど今からちょっと準備しましょう。

2009年10月18日日曜日

Pumpkin Festival

今日はTallahasseeの隣町、Havanaと言う町で毎年この時期に行われるパンプキンフェスティバルに行って来ました。Havanaは本当に小さな田舎町ですが、毎年この日だけは子供連れの家族で溢れかえっています。ロウチビは毎年だんだんと参加できるアトラクションが増えてきていて、今回はハッスルしてかなりいろんなものに挑戦しました。

2009年10月17日土曜日

一寸の虫にも

今日は朝からコンフォーカル。これはハエの幼虫の中枢神経系です。ハエの赤ちゃんの脳ですね。この立派な脳でどんなことを考えているんでしょうか。
「一寸の虫にも五分の魂」は、英語では「Tread on a worm and it will turn.」というらしい。

2009年10月15日木曜日

仮説棄却?

ギルスと一緒に取り組んでいるプロジェクトは最終的にはGenetic Screenをする予定なのだが、このプロジェクトの土台になっている自分の仮説がどうも違うような気がしてきた。最近試してみた数種類のGal4 lineが誘発するRNAiのphenotypeを見ているとcell-context dependentというかsite-specificな感じで、これは予想していたphenotypeとは少し違っている。まぁコレはコレでオモシロイんだけども。このsite-specificなphenotypeは今までにも幾度となく気になったことがあったので、過去のコンフォーカル画像をもう一度ざっと見直してみたらやはりコレが確かである気がしてきた。今の自分の仮説を棄却するかどうかは次の実験にかかっているけど、もし棄却して新しいphenotypeのほうに注目するとしたらGenetic Screenの作戦を立て直さんとあかんかな。。。考えましょう。でもコレ、ニッキーのプロジェクトとかぶってくるかも。

2009年10月12日月曜日

柿狩り

今日は一週間ほど前にアメリカに来たばかりのS博士御一家を誘って柿狩りに行ってきた。まだまだ生活のセットアップで大変な御様子だったけど、ちょっとしたリフレッシュになったんじゃないでしょうか。
日が高くなるとすぐに暑くなってきたので朝のうちに来て正解だった。毎年のように来ているけど、今年はちょっと実が少ないような気がしたな。柿狩りの後は、持ってきたおにぎりで腹ごしらえしました。

虻 vs. 蜂

近くを散歩しているとアブとハチが取っ組み合いのケンカをしていました。しばし観戦。結局、ハチの圧勝。ハチはアブを抱えて飛んでいきました。食べるんか?

凶悪蜘蛛

腹部がとげとげのドクロマークになっている見るからに凶悪そうなクモを庭で発見。何これ怖すぎ。どうやったらこんな凶悪そうな外見に進化するんでしょうか。

2009年10月11日日曜日

銃声

今、久しぶりに近所で銃声が聞こえた。8発連続で鳴ったかな。そういや最近あんまり聞いていなかったような気もするけど、少し前まで多かったときは二週間に一回くらいの割合で近所から聞こえていた。うちのストリートは閑静な住宅街なんだけども、ストリートを二本隔てた向こう側からはあんまり治安が良くなさそうな地域で、たぶんたいがいはそちらから聞こえているんだろうと思う。だいたいこういう週末の夜中に誰かが銃をぶっ放すのだが、聞こえるたびに何を撃ったのかが非常に気になる。銃声の後でパトカーが来たようなことは一回もないので、少なくとも人を撃っているのではないようだけど。まぁ週末の夜に酔っぱらって気分がよくなって庭で試し撃ちでもしてるんかなぁ。でも結構近くで聞こえると、流れ弾が飛んできやしないかとかちょっと心配になったりする。

2009年10月9日金曜日

やっぱり暑い

先週「衣替え」とか書いたけど、涼しくなったのは先週の数日間だけだったようで、昨日と今日の昼間なんて真夏のように暑かった。毎日雨が降って湿度も高いし。当然、服装は短パンとサンダルに戻っています。まぁこれでこそフロリダなんやけど、もう10月なんやからそろそろ勘弁して欲しいですわ。早く寒くなって欲しいなぁ。。。って毎年思ってるな。

プレスクールで

今朝ロウチビをプレスクールに送りに行ったら、先日会った日本からアメリカに来たばかりのS博士御一家が下の男の子をプレスクールに送りに来ていたのだが、その子はプレスクールがイヤで泣きじゃくっており、先生を含めみんなで慰めているところでした。実は昨日からプレスクールに来始めたらしく、ベッツィ先生によれば昨日は一日中泣いていたらしい。アメリカに来たばかりで環境が変わって言葉も全く分からない上に知らない外人ばかり、ということで不安なのは当然でしょう。そんなことで昨日、慰めようにも言葉が通じなくて困り果てた先生達は、唯一日本語が話せるロウチビに助けを求めたんだとか。で、登場したロウチビは泣いてるその子に「You're gonna be OK. Your mom is coming back soon.....」と英語で話しかけ続けた。。。先生方は「オーゥノーゥ、イミアレヘンガナ。。。」とずっこけましたとさ。でもロウチビは困っている人を助けてあげるのが大好きなので満足していた様子。
今日は日本語で話しかけてあげてね、と言っておいたのだが、さてどうなっていることやら。

2009年10月7日水曜日

ギルスの論文紹介

今日のジャーナルクラブはギルスの論文紹介だった。先週まだどの論文にするか決めていなかったので、急いで探して勧めてあげた二つの論文の内Developmentの方を発表。発表前にギルスが論文の内容についていくつか質問してきたので二人でデスカッションしたのだが、準備の時間があんまりなかった割にはなかなか親切な感じのスライドを作ってあったし、内容もほぼ問題なく理解しているようだった。ギルスはなかなか要領がイイ。で、再来週の次回はニッキーの番なのでこれまたちょっと面倒見ないとあかんね。

2009年10月6日火曜日

metaphyta

metaphyta: multicellular plants

Biology of Cancer

先月のバルセロナでの学会で得たものは色々とあるのだが、その一つとして一度Oncologyというものを体系的に勉強する必要があるなと感じたことがある。今まで発生生物学を軸として生物学を学んできた訳だが、大学院でOncologyの授業はなかったし関連の教科書も読んだことがない。つまり今まで癌という現象にそれほど興味を持っていなかったということなのだけども、今研究しているcell competitionという現象が形態形成だけでなく腫瘍形成、癌発生に密接に関係しているという可能性を痛感したからである。まぁそんなことは実は分かっていたのだけど、今のプロジェクトからいくつか派生して出てきているアイデアの意義を確認するには、Oncologyに対する自分の基礎的な知識が少なすぎるという焦りを感じた次第。ということで、つい最近アマゾンで見つけた「Biology of Cancer」(Robert A. Weinberg 2007)という教科書を手に入れて読み始めた。大学院生向けのものだと思うけど、結構分厚い(800ページくらい)ので読破するのにどれくらいかかることやら。でもやっぱりこういう教科書を読んでいると自分の知らなかったことがたくさん発見できて楽しい。

2009年10月5日月曜日

Asian Festival

昨日はこの町の大きな祭りの一つ、Asian Festival(アジア祭)を見に行って来た。今年は日本人コミュニティーがオーランドから招待した和太鼓のグループ「祭座(Matsuriza)」がメインステージの目玉として演奏するとのことで、昼頃にロウチビを連れてメインステージへ。ディズニーワールドのEPCOTで出演している方々とあって、これがなかなか素晴らしいパフォーマンスだった。実は日本でも和太鼓の演奏なんて今まで目の前で見たことなかったかも。気付くとうちのボスがすぐそばで見ており、彼もたいそう満足した様子だった。そういやこのステージを見る前に、YK博士のラボに新しく日本から来られたポスドクのS博士御一家に初めて会った。御家族四人で一昨日アメリカに到着したばかりということで、まだみなさん時差ボケもあるようでちょっとお疲れの様子。S博士に挨拶したちょうどその時、ロウチビがアイスクリームを食べたいと駄々をこね始めていたので、S博士御一家と共にイタリアンジェラートの屋台へと向かった。ロウチビがブラックベリーのアイスクリームを注文しているのを見て、S博士のお子さんも同じモノを注文して、子供三人でアイスクリームを食べているのを横目にS博士といろいろとお話をしていた。それで、さてそろそろ行きまひょかという時になって見てみると、S博士のお子さん二人はアイスクリームをほとんど食べずに残していたのだが、ロウチビは全部たいらげていた。この時ハッと思ったのは、きっとアメリカーンなイタリアンジェラートが日本で生まれ育ったお子さんのお口には合わなかったんじゃなかろうかと。自分もロウチビのを少しもらった時に、コレなかなかオイシーな、とか思ってしまっていたけど、やっぱり日本のイタリアンジェラートってもっとおいしかったっけなぁ。。。

昨晩、中川昭一元財務相の訃報をニュースで見て驚いた。日本の国益のために言うべきことをしっかりと言ってくれる政治家というイメージがあって、個人的には最も期待していた政治家の一人だっただけにこれは結構なショックだ。まだ若いのになぜ。。。

2009年10月1日木曜日

dismantle

dismantle: 〜を取り壊す、取り除く、廃棄する、解体する
mantle: 〜を覆い隠す

衣替え

昨日から何やら急に涼しくなったので今日から衣替え。半年ほどの間ずっとTシャツと短パンにサンダルという格好で過ごしていたけど、昨日の朝から自転車に乗って通勤するにはその格好はちょっと寒くなってきた。やっと長い長いフロリダの夏が終わろうとしている。長いこと札幌で暮らしていた自分にとってこのフロリダの高温多湿の長い夏はかなりキツイのだけども、フロリダに暮らし始めてからこの短パンにサンダルというスタイルが完全に自分に定着したようだ。今や自分の一番慣れ親しんだジーパンにブーツというスタイルがちょっと窮屈に感じる。ちょっとくらい寒くても、やっぱり短パンとサンダルにしよっかなーとか思ってしまう自分はもうすっかりFloridianなのかもしれない。