2016年7月31日日曜日

夏祭り

昨晩は沼津の夏祭り。大通りの夜店はすごい人出だったけど、友人家族に誘っていただいて花火は河原の特等席でゆっくりと満喫。日本の夏ってええねぇ。

2016年7月28日木曜日

THSアクセプト

今朝、ついに編集部から正式に論文受理を伝えるメールが来た。もちろん嬉しいのだけど、毎度のことながら今回も長い戦いだったので、終えることができた安心感のほうが大きいかな。結構重要なコンセプトを示している論文だと思ってきたので、やはりなるべくビジブルなところで発表しなければ、というこの論文に対する責任を果たせた安心感。去年のブログを見直してみたら、一誌目に投稿したのが9月初めで、四誌目のこのジャーナルにサブミットしたのが11月末の誕生日。ということでほぼ1年間戦っていたことになる。このTHSを発見して真剣に考え始めたのは、どうやら2009年あたりなので、これはもう7年前になる。今までの自分の研究の中で、一番長い時間をかけてしまった論文になるのは間違いない。この分野ではcorresponding authorとして一本目の論文になるわけだし、これまた思い入れの強い論文になりそうだ。
ということでTHS論文、近日 PLOS Biology にて発表されます。乞うご期待。

2016年7月24日日曜日

函南方面

今朝は、下の子と二人でサイクリング。山を一つ越えて隣町の函南を周ってきた。朝とはいえだいぶ暑くなってきたので、何度も休憩してポケモンをゲットしたりしながら。約2時間半で12.8 km。

Cuvée De Brieu Pays d’Oc Chardonnay

昨日、編集部から添削されたAuthors Summaryが送られてきて、48時間以内に返事してねということだったので、その返事とともに最終稿とカバーイメージの候補の投稿も済ませた。あとは校正刷りがくるのを待つだけということになるのだが、来週それを待っている間に研究所の広報担当とプレスリリースについて話し合う必要があるか。まぁでもこれでようやく脱稿ということになるので、投稿したあとに町のワイン屋さんに立ち寄って良さげな白を買ってきて、家で乾杯した。

Foncalieu Cuvée De Brieu Pays d’Oc Chardonnay 2014
南フランスのシャルドネ。梨とグレープフルーツのような、さっぱりしていてとても飲みやすいシャルドネ。あっさり二人で空けてしまった。1700円ほど。

2016年7月22日金曜日

最終稿

論文原稿の最終稿完成。まぁ、変更が必要だったのは細かいとこばっかり。あと、今回もこの機会に一応カバーイメージの候補写真を投稿しておこうっということで、ウィングディスクの画像とキャプションを用意した。その合間にも、テクのお二人から出張中に進捗した実験内容について色々と報連相を受けているのだけど、なかなか順調に進んでいるようだ。来月あたり、いろいろと新しいデータが出てきそうな感じ。

2016年7月21日木曜日

画竜点睛

昨日から久しぶりにラボに戻ってきた。まぁ、as usualやけど、早速来週再来週あたりになんやかんやと締め切りが迫ってきている。そういやオフィスに帰ってきたら一つ、茶封筒に入った良い知らせが届いていた。ある財団からの研究助成の決定通知。まぁそんな大きな金額ではないのだけども、これはやっぱり嬉しいよね。ようやくTHS論文も通ったことだし、THSのフォローアッププロジェクトを加速させるために少しでも多く研究費は必要なので、がんばってまた申請書に向かいまひょか。でも今日はその前に、編集部から要求されている論文の最終稿を提出せんとあかんのよね。画竜点睛。
それにしても今回はどうしたことか、不思議と時差ぼけは大したことない気がする。

2016年7月20日水曜日

無事帰着

昨晩、無事に三島に帰着。まぁ毎度大変な24時間の長旅だったけど、機内では映画をたくさん見て楽しめた。で、今朝はこれまたいつものように朝の3時に目覚めたけど、もう一度無理矢理朝まで寝てみたら結構すっきりしている。今日から2週間、これまた色々とやらなければいけないことがあるので、あまり時差ぼけが残らなければいいのだが。。。

2016年7月18日月曜日

Mission complete

今日の午前中で TAGC2016 もついに終了。たくさんの人と別れの挨拶をしたあと、午後はようやくゆっくりとホテルの大きなプールでchilling。いやぁこれで今回の出張のミッションは全て完了したなぁ、というちょっとした達成感を感じながら、プールでぷかぷかと浮かんでフロリダの青い空を眺めた。夜はホテルのイタリアンレストランでちょっと高めのプレートを満喫して、ホテルから見えるディズニーワールドの花火を見た。Tallahasseeでのミッションがなんだかもうだいぶ前のことのように感じる。結構長い出張だったけど、とても充実したものになった。帰ったらいろいろなことに取り掛からないといけないのだが、とりあえず明日の早朝、日本へ向かって出発。

2016年7月17日日曜日

4日目終了

で、今日の夕方のワークショップ「Genetic and Genomic Models of Polyploidy」でようやく自分のトークの番も回ってきた。指定されていた時間をちょっと超過してしゃべってしまったけど、まぁセッションの最後のスピーカーだったし、デスカッションタイムには次から次へと質問が飛んできたので安心した。夜のセッションのあともロビーで、WMと二人でもう一度いろいろとディスカッション。学会は明日でようやく全日程が終了する。

WM lab reunion

TAGC2016 は早くも4日目が終了。毎日朝から晩までぎっしりとセッションがあって、だいぶ疲れた。会場のクーラーが効きすぎていてとにかく冷えるのと、この周辺から隔絶された感じの巨大リゾートホテルの中で、食事できる場所がいくつかのレストランに限られていることが、なんだか疲れを増幅させているような気がする。まぁでもこれだけ大勢の人が集まると、毎日なんらかの面白い話があるし、懐かしい面々にも会うことができて結構充実している。特に今回はWMラボのOBがたくさん来ていたので、2日目の晩にはリユニオンパーティが催された。昔の濃いメンバーが集まるとやっぱりなんだかすごい。みんないまだにハエを使って各地で活躍しているようだ。

2016年7月14日木曜日

THS accepted!!

今日の朝、ついにエディターからメールが来た。「We're delighted to let you know that we're now editorially satisfied with your manuscript.」、ということで、ようやく論文アクセプトの連絡。3回目の投稿から4週間近くも経つのにステータスが「With Editor」のままだったので、そろそろどうなっているのか打診しようかと思っていたところなのだが、どうやらレビュワーには回さずにアカデミックエディターとの話し合いで決着がついたようだ。同時に投稿していたDr. TSのところもアクセプトされたようなので、向こうの何かを待っていたのかもしれない。何はともあれ、ほっとした。しかも、今回の学会一日目という絶好のタイミング。ミキサーで再会したWMと固く握手して乾杯。いよいよTHS第一弾が世に出る。

TAGC2016開幕

TAGC2016 が本日いよいよ開幕。今晩はまず、Opening General Session、そしてポスター会場でのOpening Mixer。ミキサーでは早くもいろんな人に会うことができた。今回はDrosophilaだけではないので、結構意外な人に会うことができるようだ。

2016年7月13日水曜日

会場前夜

会場の Orlando World Center Marriott はディズニーワールドのすぐ近くにある超巨大リゾートホテル。いよいよ明日からここで TAGC2016 が始まる。

Orlando到着

午前中にTallahasseeを出発して、フロリダ半島を南下。途中、ランチのためにGainesvilleで休憩してから一気にOrlandoまで。ホテルを探したりレンタカーを返しに行ったりして、結局ホテルに落ち着いたころには夕方になっていた。

2016年7月12日火曜日

WM lab

今日は朝から一日、WMのラボを訪問。ひとしきりWMと話した後、ラボにいるみんなを呼ぶから何かセミナーしないかと言われて、急遽Kと二人で最近の仕事内容をプレゼン。その後も、大学院生一人一人から研究内容を聞かせてもらいながら一日中ディスカッションしていた。ここに来るといまだに日常に帰ってきたような感じがする。
ということで、今日でTallahasseeでのミッションは完了。明日は車で次の目的地、Orlandoへ向かう。

2016年7月11日月曜日

Zipline

今日も暑い日だったけど、昼前からKと二人でTallahassee Museumの"Tree to Tree Adventures"を体験してきた。ジャングルのような森の中で、木から木へとジップラインで飛び回る。一番長い2時間半ほどのコース。とても楽しかったけど、暑いのもあって結構疲れた。

2016年7月10日日曜日

Wakulla Springs

超暑い日。久しぶりのWakulla Springs。幸運にもマナティーの親子を見ることができた。

2016年7月8日金曜日

Tallahassee到着

昨晩、Tallahasseeに無事到着。Kとインドカレーを食べてから、Publixで買って来たSweetWater IPAで乾杯して就寝。結構疲れてたから、まぁまぁしっかり眠ることができたかな。ホテルの窓から差し込む朝日が眩しい。さぁ、今日はKT博士のラボで一日ブレインストーミング。

アトランタ

いまやっとアトランタでトランジット中。ここの入国審査から乗り継ぎの流れはいつも混んでいて時間がかかるし疲れる。今回もパスポートのHビザを見つけた入国審査官に危うく捕まりそうになったけど、なんとか言いくるめて納得してもらった感じ。ユーはTallahasseeに何しに行くの?と聞かれて、当然のように、FSUで共同研究の打ち合わせをしに、なんて言ってしまったもんだから、今回の訪問が以前のHビザと関係ないことを説得するのが大変だった。「I don't believe it...」とか何回も言われて結構焦った。まぁでもなんとかくぐり抜けて、いまデルタのラウンジ。ここのラウンジは初めて入ってみたけど、なかなか落ち着ける。

2016年7月7日木曜日

Polyploidy Workshop

来週13日からOrlandoで開催される「The Allied Genetics 2016」では、4日目土曜日のワークショップ「Genetic and Genomic Models of Polyploidy」で発表します。Polyploidyのワークショップって初めてやけど、オモシロそうやん。

Genetic and Genomic Models of Polyploidy
July 16th, 4:00-6:00 PM, Crystal Ballroom A-B

Ben Stormo (Don Fox’s Lab) Duke University Medical Center
SIRS: A mechanism for separating polytene chromosomes

Eduardo Orias, PhD, University of California-Santa Barbara
Programmed polyploidy in a naturally non-mitotically dividing somatic nucleus

Neil Umbreit (David Pellman Lab) HHMI/Dana Farber Cancer Institute
Mechanisms and genomic consequences of chromosome bridge breakage

Hung-Ji Tsai, PhD (Rong Li’s Lab) Johns Hopkins School of Medicine
Fitness landscape driven by the interaction between gene mutation and aneuploidy

Judith Berman, PhD , Tel Aviv University
Polyploidy and aneuploidy in drug resistance

Andrew Duncan, PhD, University of Pittsburgh
Polyploidy drives selection of disease-resistant aneuploidy in the regenerating mouse liver

Bernhard Kuhn, MD, University of Pittsburgh
Polyploidy and binucleated cells in the heart during development and regeneration

Yoichiro Tamori, PhD, National Institute of Genetics, Mishima Japan
Mechanical stretch-induced polyploidization in compensatory cellular hypertrophy

2016年7月6日水曜日

フロリダへ

今週はちょっとゆっくり出張の準備できるかなとか思っていたけど、結局なんやかんやでえらい忙しかった。何をしていたんだろうかという感じだけども、とりあえず予定していたことは今晩で全てやり終えたはず。ということで、明日フロリダ行きの飛行機に乗る。はじめの5日間はホームタウンのTallahasseeに滞在して、FSUでいくつかの共同研究案件の打ち合わせ。その後、Orlandoに移動して5日間の「The Allied Genetics 2016」に参加する。帰国予定は19日なので、12日間の結構長い出張予定。まずは1年ぶりのTallahasseeから。

2016年7月4日月曜日

request from M

モハメドから久しぶりにメールが来て、WMラボでやっていたRNAi screeningのコンフォーカルデータがあれば欲しいと言う。彼は当時大学院生で、そういえば一時期自分が指導していたことを思い出した。確かアンダーグラジュエイトのアリスンにやってもらっていたRNAi screeningを、彼もある時期から一緒にやるようになったんだと記憶している。このブログを見直してみたら、彼がマスターを取得してトルコに帰国したのはちょうど3年前。で、なんでいまさらあの当時のスクリーニングデータかというと、とあるトルコでの学会で何かを発表したいんだと。このRNAi screeningのデータからパブリッシュされたものはまだないはずだから、どうなのかなと思ってWMに連絡したら、まぁ実際の遺伝子の名前とかを出さないならエエんとちゃうの、と。ということでそのデータを見直していたのだが、やっぱりこのスクリーニングでヒットした幾つかの遺伝子は妙に似たようなものが当たってきていて興味深い。真剣に考えてみてもいいのかも。

2016年7月3日日曜日

梅雨明け?

なんかもう梅雨明けたんとちゃうの?っていう感じやよね。

2016年7月2日土曜日

With Editor

ちょうど二週間前に再投稿した論文のステータスが、「With Editor」のまま動かない。2nd revisionでレビュワーに送るまで二週間もかかるってなんか変やんねぇ。何してるんかなぁ、聞いてみよかなぁ。

ポスター交流会

昨晩、研究所のポスター交流会が大盛況のうちに無事終了。ここ数週間、I助教とKさんと三人で走り回って準備してきた甲斐あって、なかなか良いパーティになったのではないかと思う。今回は我々のプロモーション戦略が結構うまくいったのか、所内の多くの方々から寄付金をいただくことができたので、提供する料理や飲み物も結構満足してもらえた様子。今回、つい最近研究所の真ん前に開店したパン屋さんとの企画で、ダウンタウンにあるワインバーとのコラボレーションによるパンとフランス料理のマリアージュを演出してもらったのだが、これがどれも美味しくて、視覚的にもなかなかオシャレで素晴らしかった。少なくとも自分がこの研究所に来てから所全体のパーティでこのようなものは初めてだったし、皆さんの反応も上々だった。もちろんたくさんのポスターを前にサイエンスも大いに盛り上がっていたようで、オーガナイザーとしてやりがいあったなと思う。
終了後は、オーガナイザーと今回ヘルプをいただいた数名で、いつものヒノヤへ。この一週間のうちに二つのパーティをオーガナイズして、だいぶ忙しかったし実際結構疲れたけど、まぁこれでひと段落。少しの間、腰を落ち着けて来週木曜からのフロリダ出張の準備をしよう。