2013年3月30日土曜日

あかんやん

なんやかんやと面倒なお仕事は今日で大体終わらせた。で、Fly Meetingのプレゼンテーションファイルをアップロードする締め切りが今日の夜11時まで、ということだったので先程試してみたのだけどダメだった。。。どうやらアップロードするシステムがMacのKeynoteのファイルを認識してくれないみたい。パワーポイントファイルはもちろんいけるみたいなんだけども。ということで、もういいや、っていうかもう11時過ぎてもうたやんけ。発表は二日目なので、一日目にSpeaker Ready Roomへ行ってサブミットしようっと。今晩はこのあとさらに、論文の最終リビジョンをやり遂げてしまいたい。

2013年3月28日木曜日

ヨッシャヨッシャー

なんと、今朝エディターから速攻でメールが返ってきた。なんやかんやと細かいところについて訂正を勧めてくれているけど、もうこれ以上レビュワーの意見は仰ぎませんわと断言している上に、原稿の訂正が終われば速攻で編集作業にベストを尽くしまっせとまで言ってくれている。どこにもアクセプトとは書いていないんだけども、これは事実上のアクセプトと受け取って間違いないでしょう。ヨッシャヨッシャーゆー話やでこれが。まぁまぁ、ともあれ浮き足立たずに落ち着いて行きましょう。勝って兜の緒を締めよ、と。
あぁでもこれで今週さらに忙しくなってまうなぁ。。。

2013年3月27日水曜日

Elaborate

なんか気付いてみれば今週はエライ忙しいわ。論文の2nd revisionについてはとりあえず、今日エディターにお返事のメールを送った。これでエディターがもう一度レビュワーに送るのかどうか、気になるところ。あとは、明後日のジャーナルクラブでの発表の準備と、いつの間にか来週に迫ってきたFly Meetingでのトークの準備をしないといけない。Fly Meetingのプラットフォームは持ち時間たったの15分。なんかこのところこのテーマについてはたいがい一時間から一時間半のトークをしてきたので、短くまとめるのは結構難しいかも。。。考えてみりゃ学会でのこういう15分トークもえらい久しぶり。時間を気にしながらしゃべらなあかんあの感じはちょっとエキサイティングで好きだったりもするけど、話の流れと一つ一つのスライドをしっかりイラボレイトしていかなあきませんな。
あ、あともう一つ自分の仕事じゃないのに、はよやったらなあかんことがあるのを思い出した。

2013年3月26日火曜日

Speaker Information

Fly Meetingからプレゼンについてのお知らせが来た。プレゼンに使うスライドのファイルをネット上にアップロードしておいてね、という話。ほほう、今はこんなシステムになってきとるんですか。口演だけならもうパソコン持っていかんでもエエやんということやね。まぁ持っていくけど。ということで、一応29日までにスライドを作ってアップロードしとかなあかんと。訂正があればその後にアップデートすることは可能みたい。木曜日にジャーナルクラブの発表をせなあかんから、その時にプレゼンの予行演習もしとく予定。

Burglar

今朝、車に乗ろうとしたらなんかいつもと車内の様子が違う。まぁ子供達のオモチャとかお菓子が散らかっているのはいつものことだけども、普段目にすることのないダッシュボードの中のものとかが散らばっていたし、どこから出てきたのか最近見たことのなかった子供のガラクタがシートの上に出てきていて、それを見つけた娘が喜んでいる。どう見てもだれかが車内に侵入して物色したようだ。。。幸いなことに貴重品は置いていなかったし、子供達必携のDVDプレーヤーと数々のアニメDVDは盗られていなかったので、まぁ被害は何も無いように見える。たぶん昨日の夜、鍵をかけ忘れていたのをめざとく見つけた泥棒が侵入して金目のものを探したけど、しょうもないもんしか出てこなかったということだろう。大学では毎週のように銃を突きつけられる強盗の報告があるのでこれくらいでは大して驚かないけど、最近この家の近辺も結構物騒だなと思う。Facebookで近所のコミュニティのページがあって、よくそこに不審者の情報があげられている。車のロック、車内に貴重品を置かないこと、とかは徹底したほうがいいな。

2013年3月23日土曜日

Zestos Garnacha

Vinos Jeromin Zestos Garnacha Old Vines 2011
スペイン、マドリッドのGarnacha Old Vines。ブラックベリーやチェリーのエキスのような濃厚さ。たっぷりとしたタンニンと酸味の余韻が続く。スペインのこういう濃厚なGarnacha好きやなぁ。

Dr. L Riesling

Loosen Brothers Dr. L Riesling 2011
ドイツ、モーゼルのリースリング。アップルサイダーのようでいて甘いハチミツの味がする、とっても飲みやすいジュースのようでごくごく飲んでしまう。旨い。

定義

セカンドリビジョン。いくつかのquantificationを済ませて、指摘された表現の変更も完了。追加実験も予想していたけど、やっぱりこれ以上は必要ない。ということで、2nd revisionはほぼほぼ終了かな。
一人のレビュワーが、ここで見ている現象が本当に“cell competition”と定義できるのかどうかということでちょっとした懸念を持っている。確かにこのレビュワーが指摘するように、今のところcell competitionの明確な定義というものはないかも知れない。しかしながら、hallmarkというべきphenotypeは三つある。一つ目は、loser cellがwinner cellと隣り合った場合に起こるloser cellのcompetition-dependentなapoptosis。二つ目は、このloser cellがhomotypic situationにおいては基本的にviableであるということ。そして三つ目は、winner cellをMinuteのようなcompetitivenessが低い細胞に置き換えてcompetitive pressureを低下させた場合に、loser cellのapoptosisがレスキューされる、というかcompetition自体が起こらなくなるか軽減されるということ。これらは全て「competitionが起こっている」という前提でもって考えていることになるのだけども、基本的にこれらの現象は全て、“super-competition”の状況も含めて一般的に見られるcell competitionのphenotypeであり、これらの条件を満たす現象はcell competitionと言えるんじゃなかろうか。つまりこれが今のところ考え得る定義でもある。
ボスは、ちょっとトーンダウンするという手もあるんじゃないの、という感じだったけど、やっぱりこの分野への貢献、啓発ということを考えたらここはきっちりと主張しておくべきとこなんとちゃうのかなと思う訳ですわ。

2013年3月20日水曜日

2nd Revision

来た。レビュワー3人ともポジティブになってくれて、ほぼマイナーリビジョンのみ。手持ちのデータで全て対応できそうなので、たぶん追加実験は必要ないかな。いくつかまだレビュワーが持っている疑問を解消するためにきっちりと説明をして、おっしゃる通りに書き直せばオッケーだと思われる。まぁまだ気は抜けないけども、これでネガティブな要素はなくなったので一安心かな。早いとこ再々投稿しますわ。

Magic Kingdom & Animal Kingdom

昨日の晩、ようやくオーランドから帰ってきた。今回の目的地はMagic KingdomとAnimal Kingdom。Disney Worldで4日間($130)使えるフロリダ州居住者向けのクーポンを事前に購入。普通に購入する場合の半額くらいになっていてかなりお得なんだけども、今回2日分しか使っていないのでこのクーポンの期限、6月3日までにもう一回行ける、というか行かなきゃいかんという訳。まぁ他にもHollywood StudiosとEpcotていうのがあるのでもう一回楽しめるでしょう。
オーランドには何回も行っている割に、それほどテーマパークのbig fanではない自分にとってDisney Worldは縁が遠い場所だったのだけども、今回はDisney Worldを夢見る7才になった娘のためについに家族みんなで行くことになったのでした。スプリングブレイク中で結構人が多かったけど、人気のあるアトラクションはFastpassというのをこまめに取っておけば待ち時間もそれほど気にすることなく楽しめる。Animal KingdomのDinosaurのアトラクションはすごい迫力だったなぁ、娘は怖すぎて隣で大泣きしてたけど。で、ウディ&ジェシーとビッグハグしたり、プー&ティガーと肩組んで写真とったり、いろんな乗り物に乗ったり、サファリで動物を見たりと、しっかりと楽しんでそして疲れて帰ってきたのでした。

Completed

Current Status : All Reviews Completed

うわ、いよいよ爆弾投下くる。

2013年3月16日土曜日

Disney Worldへ

今から車を走らせて、オーランドのディズニーワールドへ向かいます。意外なことに、Disney Worldを訪れるのは初めてです。

2013年3月15日金曜日

The Lorax

最近うちの三才が「The Lorax」にはまっていて、毎日のように何回も一緒にこれを見ている。去年公開されたCGアニメ映画のほうではなくて、1972年のTelevision SpecialのDVD。25分ほどなので何回もかけてしまう。オモシロイキャラクター達と楽しい音楽にのせられたこのアニメは小さい子供の興味を引くんだろうけど、伝えようとしているメッセージはストレートで強烈な環境破壊に対する警鐘となっている。Dr. Suess独特の韻を踏んだ英語がちょっと分かりにくいところもあるけど、キャッチーな音楽とどこか不思議な雰囲気が漂うこのアニメは見ていてなんだか心地良い。

2013年3月12日火曜日

Spring Break

今週はスプリングブレイクで学生達はお休み。申し訳なさそうに且つ事細かに実験を頼んでいったホアンに比べて、アリスンは相変わらずで、バージンコレクトしといてねっていう置き手紙とともにベンチの上にハエのバイアルをどさっと置いていってくれた。しかもその置き手紙には「Have a great break!」とか書いてある。いや、だからオレはブレイクはとらへんし、オレがとるんやったらなんでオレに頼めるねんゆー話やでこれが。いらんことゆわんでえーねん。まぁでもこのスプリングブレイクというのはアメリカの大学生達にとって楽しいイベントなんやろうなぁ、というのは「Spring Break」をグーグル画像検索したら分かります。
ということで、今週はアンダーグラジュエイト達がいないのでちょっとゆっくりと自分のことに集中できるかな。

第四回ワイン会

先週の金曜日、ウォルター家との恒例のワイン会。今回はウォルター家で、山口県名物の瓦そばをいただきながら、ビール、ワイン二本、泡盛、薩摩焼酎と、調子のいいNさんにつられて結局飲み過ぎてしまった。久しぶりの焼酎旨かったなぁ。
今回開けたワインは以下の二本。
Pacific Rim Dry Riesling 2011
Washington、Columbia Valleyのドライリースリング。シトラス系でスッキリしつつもしっかりとした味わい。これは旨い。瓦そばと合っていたかも。
Michael David Winery 7 Deadly Zins 2010
ウォルター家提供の赤はCalfornia、Lodiのジンファンデル。濃いベリーと土の香りが心地よいコクのあるZinfandelで、Petite Sirahがブレンドされている。ラベルに記された、七つの大罪(7 deadly sins)とかけた名前の説明が面白い。飲みやすくてとっても旨かった。
ということで、土曜日はちょっと二日酔い気味だったけど、相変わらず楽しいワイン会でした。

2013年3月8日金曜日

Amnioserosa

最近ちょっとembryogenesisにぶらぶらと思いを巡らせている。で、amnioserosaってなんやったっけ?ということになったので、ちょっと自分のためにメモっておく。
日本語でいうと羊漿膜。ほとんどの虫では羊膜(amnion)と漿膜(serosa)という二種類のepithelial tissueがextraembryonic tissueとしてgerm-band embryoを包んでいるのだけども、Drosophilaを含むCyclorrhaphaではこれらがsingle epitheliumとして背側で一時的にyolkを覆う役割を担っている。

The amnioserosa of the Drosophila embryo is a squamous epithelial tissue that derives from the dorsal-most region of the cellular blastoderm.  At gastrulation, the primordial amnioserosa is a narrow strip of cells extending from the cephalic furrow to the amnioproctodeal invagination.  During germ-band extension, these cells become flat and elongated, and undergo endoreplication of the DNA.  As extension proceeds the amnioserosa appears to contract upon itself and is displaced laterally, becoming sandwiched between the two halves of the extended germ band.  When the germ band retracts, the amnioserosa resumes its original position on the dorsal side of the embryo.  Subsequently, the dorsal ectoderm migrates towards the dorsal midline, closing over the amnioserosa.  The amnioserosa is thought to degenerate after dorsal closure.  (Frank and Rushlow, 1996)

extraembryonic tissueということだからか、amnioserosa自体についての論文というのはあんまり多くないのだけども、実はDrosophilaのembryoで盛んに研究されてきたdorsal closureの観察において触れられていることが多い。というのも、dorsal closureのときにジップアップによってだんだん見えなくなるあの大きな細胞達がamnioserosaだから。amnioserosaの細胞達はあの過程でapoptosisを起こしているのだが、そのamnioserosaのapoptosisによって生まれる張力が両側の細胞達を正中線に引っ張ってジッピングを促しているんだそうな。

Expression in the amnioserosa of proteins that suppress or enhance apoptosis slows or speeds dorsal closure, respectively.  These changes correlate with the forces produced by the amnioserosa and the rate of seam formation between the cell sheets (zipping), key processes that contribute to closure.  This apoptotic force is used by the embryo to drive cell-sheet movements during development, a role not classically attributed to apoptosis.  (Toyama et al., 2008)

ふぅむ、"apoptotic force"って、これはこれで非常にオモシロイ。
ちなみに、amnioserosaの細胞達はendoreplicationによってpolyploidになっていることが分かっているのだけども、blastodermにおけるsynchronous nuclear divisionの後で、このamnioserosaでのendocycleがどうやって制御されているのかに関する記述が見当たらない。

Turkey Vulture

今朝、家でゆっくりしている時にふとバックヤードに目をやると、なにやら大きめの野生動物が動いているのが見えた。よく見てみると、大きなハゲタカみたいな鳥がアライグマの死体をついばんでいる。ユンナによるとこれはTurkey Vulture、日本語でヒメコンドルというヤツらしい。なんか顔がキモイ。観察していたらさらにもう一羽舞い降りてきて肉を取り合ったりしている。それにしても裏庭でアライグマの死体を争うコンドルとか、なんか改めてここはスゴイとこやなと思った。それにしてもなんでバックヤードにアライグマの死体があるんかなぁ、イヤやなぁ。そこで食べるんじゃなくてどこかに持っていって欲しいんですけど。

2013年3月7日木曜日

H更新

Hビザの更新申請が通りましたよ、という連絡が昨日大学当局から届いた。学部の事務に申請書を提出したのが一月中旬なので、約一ヶ月半で通ったことになる。意外に早かったな。アメリカではこういう関係の事務手続きがスムーズに進むなんてことはあんまりないので、こんなに早いと適当にされて何か間違えとるんちゃうかとか逆に心配になってしまう。でもまぁ届いたI-797をチェックしてみたら一応間違いはなさそうだったので大丈夫でしょう。ということで、ビザのほうはあっさり終わったのだけど、そういや去年の11月に申請した居住者証明書がいまだに発行されていないのでした。先月IRSから追加の情報が必要とかいう連絡が来て、それをもう一度送ったりしてたから時間がかかっとるんやけども、よう考えたらもう四ヶ月も経つやんけ。もうほんまはよせーやゆー話やでこれが。

2013年3月5日火曜日

数学者

今日の朝、ボスと一緒に数学科の教授のところへ行っていろいろとお話しをしてきた。前々からいくつかのプロジェクトでmathematical analysisとかcomputer simulationの可能性を考えていたのだが、こういう生物学との融合に興味を持っている数学者の先生をボスが紹介してくれたのだった。こういう解析がしたいという大体のイメージがあって、それには実際にどういうアプローチが可能なのかというお話。
まぁ当たり前と言えば当たり前やけども、話してみるとこれら自分が観察している事象に対する考え方に数学者とのギャップがあって、始めちょっとお互いの考え方を理解するのに苦労したけどなかなか楽しかった。実際に画像解析なんかを一緒に始めてみれば、このコラボレーションによって自分の求めているものが出てくるんじゃないかな、という手応えも少し感じた。ということで試験的にちょっとやり始めてみる。