2024年3月27日水曜日

桜えびと春キャベツ

三島から帰ってくる時に買った干し桜えびを使って、桜えびと春キャベツのパスタ。やっぱり桜えびはすごいな。香りも旨みも素晴らしい。

卒業写真

ということで、卒業生を囲んでの今日の記念写真。そういやちょうどYさんがいなかったけど、なかなか良い集合写真。

卒業シーズン

昨日と今日はうちの大学の卒業式だったようで、昨日は修士2年のロイ、今日は4年生の Oさんが、式の後に晴れ着姿でラボに現れて記念写真を撮っていた。いつの間にかもうそんな季節なんやねぇ。最近はうちのラボからも毎年卒業していく学生がいるので、また一年経ったのかと思うと焦燥感が募る。
今月の初め頃から、アメリカのある大学の研究者達となんやかんやと話をし始めたのだが、先週末のメールのやり取りの結果、来月の下旬に自分が向こうへ訪問することになった。ちょっとそれまでに話す内容などを色々と準備しておきたいということで、また新年度早々えらい忙しくなっていきそうだ。

2024年3月23日土曜日

10 years

久しぶりの遺伝研。研究所の近くから富士山が最高に綺麗に見えた。午後は、KA博士の研究室でディスカッション。KA博士は、この4月から遺伝研で独立してラボを持てることになったそうで、その経緯とか今後の問題点なども色々と聞かせてもらうことができた。で、夜はSI博士の送別会。4月からは東京の研究所へ行くことになったらしい。SI博士と自分は遺伝研に助教として入った同期で、あれからちょうど10年経つ。つまり日本に帰国してから10年経つということ。遺伝研へ向かうバスの窓から見慣れた街並みを眺めながら、色々なことを思い出してちょっとセンチメンタルな気分になった。

2024年3月21日木曜日

Wind band

今週後半は、下の子の吹奏楽部の演奏会があったり、遺伝研での共同研究のことがあったり、遺伝研のSI助教の送別会があったりとかで、昨日から久しぶりにちょっとゆっくり三島の方へ帰省。春から中三になる下の子はこの一年ほど会うたびにどんどん背が伸びていて、今回ついに自分と同じ高さになっていた。ステージでは花形のアルトサックスということもあり、何度もソロパートで前に出てきて堂々と演奏している姿を見て感心させられた。多くの仲間と一緒に一生懸命何かを達成するというのは素晴らしい経験になっているに違いない。そういえば自分の方も、来年度の遺伝研研究会として申請していた倍数性研究会について、今回も採択されたという連絡が今日遺伝研の方から来た。明日ちょうど遺伝研へ行くので、この件に関してもまた話を始めたい。

2024年3月12日火曜日

4:45

さて、ここ最近はまたなんやかんやとやるべきことがあって忙しくしていた。一つは、先週末土曜日の朝に、アメリカの大学の研究者達と重要なオンラインミーティングがあったので、それの準備をしていた。アメリカの時間に合わせないといけなかったので、朝と言ってもまだ夜が明けていない午前4時台からのミーティング。色々なことを話せてなかなか良かったのだけど、おかげでちょっと生活時間が狂ってしまった。で、今日はラボのジャナクラで自分の発表の回だったので、昨日は夜遅くまでその準備をしていた。
ふと気付くともう3月も中旬。なかなか論文執筆に集中できておらずもどかしい。なんとかせねば。

2024年3月2日土曜日

Mission complete

去年の5月頃に始まったシークレットミッションが今日ついに終わった。
今週一週間は、まさにこのミッションのクライマックスで、これに関わった20人ほどのエージェント全員が大学本部の某所に集められて、毎日朝から晩までほぼ軟禁状態で最後の作業を行なっていた。とりあえずは大きな問題が起こらずに無事終えることができたというのが一番大事なこと。
この一年ほどの間、このミッションに参加していることについては決して知られてはいけなかったし、近親者にも話してはいけないということで、本当にスパイ組織IMFのような活動を強いられることが結構あった。学生の目に入る可能性があるためラボで作業を行うことは絶対にできなかったし、パソコンでの作業は必ずネットワークから切り離さないといけないとか、関連するデータを持って公共交通機関に乗ってはいけないとか、色々とルールがあった。大学本部の某所で何度も開かれたミーティングへの招集とか新しいミッションに関する連絡は偽のダミーメールで送られてきていたし、会議以外で他のエージェントと出くわした時は互いに目配せをするだけだった。しかも、このミッションは大学の運営において非常に大切な上、何かミスがあると大きく報道されたりする類のものなので、絶対に失敗はできないということでチームの皆さんに常に緊張感があった。
今日、任務完了ということで、まとめ役となっていたH先生から「皆さんとこうして集まるのはこれが最後ということになります」という言葉を聞いてハッとした。また他のミッションでこの中の誰かと会うことがあるかも知れないけど、確かにこのメンバーで集まるのはこれが最後。この一年間チームとして活動してきて、しかも最後の一週間は朝から晩までインテンスにやり遂げた仲間なのだが、終わりはあっさり。多くを語らず一人また一人と部屋から去って各自の仕事場へ戻っていくこの感じは、M:I 4の最後でミッション終了後にチームのメンバーで任務の成功を祝いつつ一人ひとり去っていくあの少し感傷的でありつつもまた次のミッションがあるんだろうというスリリングな感じと似ていてなんだかグッときた。
今回我々が作り上げたこの仕事は、今後様々な場所で使われて多くの人に読まれることになるのだけど、論文とは違って決して制作者達の名前が明かされることはない、というのもまたその仕事が表立って知られることはないストイックなスパイのそれと似ている気がする。ともあれ、本当によくやったと思うし無事に終わって良かった。もう次はないと願いたい。