2016年9月29日木曜日

RNA抽出4

またRNA抽出の日が来た。ということで、今日の午後は再び4人でオバリー解剖大会。これでもう4回目になるので、だいぶ手順に慣れてきたこともあって今日はスムーズに完了。収穫量は3回目と大体同じくらいだったので、まぁこういうもんなのかなという感じ。ともあれ、これで計画していたサンプルはようやく全て取り終えたので、近々いよいよこいつらをRNA seqに出す。

2016年9月26日月曜日

刈り入れ

夕方、久しぶりに近所を散歩。もう刈り入れが始まった田んぼもあった。ほんま秋やねぇ。

2016年9月24日土曜日

秋雨

今日も雨。秋雨前線とかいうけど、日本の秋ってこんなに雨がふる季節なんだっけ?それにしてもだいぶ涼しくなってきたねぇ。
さて、今のポジションは任期付きなので、常に次の行き先のことを考えていないといけないわけなのだが、ようやくTHS論文も発表できたし、今シーズンのジョブマーケットではちょっとアクティブに活動してみようかなと思っている。昨日は午後にH先生に質問をしにいったついでに、ジョブハントに関しても色々とためになることを教えてもらい随分と長居してしまった。夜は夜でフロリダのWMとスカイプセッションだったのだが、ここでもなんやかんやとアドバイスをもらう。二人とも共通して口にするのは、マッチングということ。業績とかプロポーザルが大事なのは当然だけども、自分が募集する側のニーズとマッチするかというのは、まぁその時の縁とでも言えるのかね。そういやこないだの班会議の懇親会の席で、N先生が「日本ではなんらかのコネクションがないのなら、CNSを持っていない限り、呼ばれることはまずないよ。」と言っていた。まぁこれもある意味、縁やよなぁ。ということで今シーズン、縁に巡り会うことはできるんだろうかねぇと思いながら、今夜も秋の夜長にいろんなプロポーザルを書く。

2016年9月20日火曜日

発想の転換

今日も低気圧の影響か、えらい体がだるくて眠たいので家でごろごろしていたのだが、申請書とか書くものが山積みになってきているので夜からオフィスで執筆活動。そんななか、フロリダのKT博士と話したいことがあったので、スカイプで深夜の作戦会議をした。まぁ向こうは朝だけど。いろいろと有用な話を聞かせてもらったのだが、あることに関して目からウロコが落ちるようなアドバイスをもらった。この人はやっぱりスゴイ人だなと感心しつつ、自分の発想を転換することができる気がしてきた。これに関しては、ちょっとがんばって考えてみることにする。

2016年9月18日日曜日

翡翠の眺める楽寿園

連休だけど、台風が近づいているためか連日の雨。ということであまり外に出ることもできないし、娘の「親子で描く絵画」とかなんとかいうのに出展する絵を少し手伝ってみた。アクリル絵具なるものを初めて使ったけど、乾きやすいこと以外は普通の水彩絵具とあんまり変わらない感覚。久しぶりに筆を使って描くのはなかなか楽しかった。

2016年9月15日木曜日

Epithelial Homeostasis


iBiologyに登場した、extrusionのDr. JRによる「Epithelial Homeostasis」のレクチャー。なんでそんなボディコンスタイルなのかはおいといて、お話の内容はとても分かりやすくてなかなか素晴らしい。

2016年9月12日月曜日

JDRC12

JDRC12(第12回日本ショウジョウバエ研究会)は昨日で終了。やはり、日本のハエコミュニティはなかなかレベルが高い。おなじみの方々とは久しぶりにいろいろ話せたし、今回でまた新しい知り合いも増えたし、ということでとても楽しい三日間だった。
会場の立教大学へは今回初めて行ったのだけど、なかなかオシャレなとこやね。池袋の歓楽街のすぐ近く、というなんともビズィーな大都会にあるし。帰りの新幹線で三島に降り立った時に、なんとも言えない安心感に包まれた。

2016年9月9日金曜日

池袋

今日から立教大学で、JDRC12(日本ショウジョウバエ研究会)に出席。といっても、今日はなんやかんやと仕事してから東京に出てきたので、夕方からの参加。ともあれ、今日から三日間は池袋。

2016年9月8日木曜日

Fruit flies yield clues

とかなんとか言ってる最中に、ようやくFSUからプレスリリースが出たみたい。大学はほぼ復旧できたのかな。ともあれ、分かりやすく書かれていてなかなかイイ記事。

Hermine

先週末にハリケーンの直撃を受けたタラハシーは、結構被害が大きかったようで、どうやらいまだにかなりの地域で停電が復旧していないようだ。実はその影響で、いまだにFSUからのプレスリリースができていないのだが、PLOSホームページのヘッドラインにでかでかと掲げてもらっている効果は大きいようで、じわじわと反響が広がっている感じがする。2010年の時のほうがメディアの反応は大きかったけど、Metricsを見ていると、論文を見てくれた数の初動は今回の方が断然大きい。で今日、ボストンにある大学の偉い先生から論文に関する意見を述べたメールが来た。かなり嫌味な感じのメールで、「Congratulations for your elegant studies」と言いながら結構厳しい意見を述べてくれている。こういうのってやっぱりちゃんと返信するべきなんかなぁ。まぁでもポジティブな反応だけじゃなくて、こういうネガチブなものも来るっていうのは、それだけ多くの人に読まれているということで、なかなかエエことやんとも思うけど。

2016年9月4日日曜日

稲穂

また台風が近づいているらしいけど、天気予報ははずれて今日は今のところまだ快晴。ラボへ向かう途中、気がつけば、ずいぶん背が伸びた稲にもう結構稲穂が実っている。もうそろそろ秋か。。。10月の後半にいろんなイベントや提出締め切りが重なってくることがすでに分かっているので、そろそろ取り組んでいかないといかんなぁ。

2016年9月3日土曜日

Banner

いま PLOS Biology のホームページを見てみたら、なんと Tumor Hotspot がトップのバナーを飾ってるやん。これはクール!このカラフルな電顕の写真、苦労して色を塗った甲斐があったわー。

2016年9月2日金曜日

静岡新聞

今朝の静岡新聞の朝刊。昨日、電話でインタビューをしてもらった記事は、結構大きく取り上げてもらえた。

THS is out.

日本時間で今日未明、ついに「Tumor Hotspot」の論文がPLOS Biologyで公開された。今回も発表までだいぶ長いことかかったので、やっとこさやなぁという感じはいつもと同じなんだけども、この「腫瘍ホットスポット」というコンセプトが今後どのように広まっていくのか、そしてこれをベースに今後自分の研究がどのように展開していくのか、など色々と楽しみなことは多い。

Epithelial Tumors Originate in Tumor Hotspots, a Tissue-Intrinsic Microenvironment.  PLoS Biology 14(9): e1002537. 
Malignant tumors are caused by uncontrolled proliferation of transformed mutant cells that have lost the ability to maintain tissue integrity. Although a number of causative genetic backgrounds for tumor development have been discovered, the initial steps mutant cells take to escape tissue integrity and trigger tumorigenesis remain elusive. Here, we show through analysis of conserved neoplastic tumor-suppressor genes (nTSGs) in Drosophila wing imaginal disc epithelia that tumor initiation depends on tissue-intrinsic local cytoarchitectures, causing tumors to consistently originate in a specific region of the tissue. In this “tumor hotspot” where cells constitute a network of robust structures on their basal side, nTSG-deficient cells delaminate from the apical side of the epithelium and begin tumorigenic overgrowth by exploiting endogenous Janus kinase/signal transducer and activator of transcription (JAK/STAT) signaling activity. Conversely, in other regions, the “tumor coldspot” nTSG-deficient cells are extruded toward the basal side and undergo apoptosis. When the direction of delamination is reversed through suppression of RhoGEF2, an activator of the Rho family small GTPases, and JAK/STAT is activated ectopically in these coldspot nTSG-deficient cells, tumorigenesis is induced. These data indicate that two independent processes, apical delamination and JAK/STAT activation, are concurrently required for the initiation of nTSG-deficient-induced tumorigenesis. Given the conservation of the epithelial cytoarchitecture, tumorigenesis may be generally initiated from tumor hotspots by a similar mechanism.

2016年9月1日木曜日

不忍池

二日間の班会議を終えて、昨晩三島に帰ってきた。去年もそうだったけど、朝から晩までみっちり二日間、かなりインテンスな研究会議。まぁ疲れたけど、とても楽しかった。自分の発表は初日。いろいろな進捗状況プラス、始めに今回の論文のことも少し話したので、時間のことが気になってこれまたちょっと慌て気味になってしまっとるなと思いながらのトークだったのだが、その後の懇親会で偉い先生方から「ものすご良かった」と言ってもらえてちょっと安心。そして、一緒に行ってポスター発表したKは、ポスター優秀賞を獲得。ありがたいことに、いつの間にやらこのコミュニティ内にも随分と知り合いが増えた。