2019年4月28日日曜日

long shaking

今またちょっと大きめの地震があった。震源は十勝地方で、札幌は震度3か。なんか結構揺れが長かったような。それほど強い揺れではないけど、ここからさらに強い揺れになったらまたラボを見に行かないといけないかなぁとか、明日電車止まったりしないだろうかとか、揺れている間になんか色々と考える暇があった。まぁ、大したことなくて良かったけど、最近本当に地震が多いな。

flipping night

腰の具合はだいぶ良くなってきたけど、まだ立ち上がったりするのは恐る恐るという感じ。今日は、午後に散髪へ行ってからラボへ。明日からまた三島へ一時帰国する予定なので、いくらかやらなければいけないことをしてから、夜遅くにフライルームでストックの更新作業。T さんが今週の分をやり残してしまったと言っていたので、残りの分を片付けてしまおうと思ったけど全部はできなかった。あとは R にやってもらうしかない。最近みんな結構忙しく実験をしていて、ストックの更新が滞る傾向があるようだ。もう少しきっちりと分担を決めるべきかな。

2019年4月24日水曜日

10th Anniversary!!


なんと、このブログを立ち上げてから今日でちょうど10年!!
10年って、結構すごいよなぁ。FSUのオフィスでラップトップに向かってこのブログを作り始めた時のことはついこないだのことのように覚えているけど、もう10年も経つのか。。。日本に帰ってきたのが2014年の春だから、この10年のちょうど半分ずつをアメリカと日本で書いたことになる。まぁ自分にとってはかなり激動の10年間だったということもあるのだけど、やっぱりブログを書いていたからこそ、この10年の間にあったことは思い出深いことが多い気がする。ブログを書いていたことで繋がった人との縁もたくさんあるし、10年前の今日ここで書いたように自分の備忘録として機能しているし、離れた場所にいる家族や友人に自分の近況を知ってもらうこともできる。といっても、始めた時はこんなに長いこと続けることになろうとは全く予想していなかったけど。
ちなみに、これまでにここで書いた投稿は全部で2251件になるようだ。一年の投稿数を見ると、大体毎年200と少しくらいのペースで、始めた時からほぼこのペースを保っている。何が自分をそうさせるのか、もはやあんまり意識もしていないけど、元々こういうのを書くのが結構好きなんやろうね。まぁ、別に続けないといけない理由がある訳でもないし、何も無理しないでやれるのであれば、この先も続けていこうかなと思っている。ということで、これを読んでくれている皆様、ありがとうございます。そして、今後ともよろしくお願いします。
(上の画像は、10年の思い出が詰まった"mosaic" ovariole)

意外と複雑

コンフォーカルのZスタックイメージをじっくり見ていると、R が見ているものは意外と複雑なことが起こっているのかもなぁ、と思えてくる。やっぱり、解像度の高いものをもっとたくさん見ないといけない。

少し復活

月曜火曜と丸二日間家で安静にして、ようやく歩けるようになってきたので今日は出勤してみた。ある程度動けるようになったらじっとしているよりも動いた方が良いのだとか。確かに、寝転んでいると寝返りを打つのも難しいし、立ち上がるのにものすごい努力をしないといけないのだが、立っていると意外と楽だったりする。といっても、まだ腰への力のかけ具合によって時折激痛があるので、何をするにもそろりそろりという感じ。ぎっくり腰がこんなに辛いものだとは。。。ということで、少し休んでいた間に溜まりつつあるデスクワークに取りかかる。

2019年4月22日月曜日

Hexenschuss

昨日、なんだか腰が痛いなぁと思いつつもラボに行かないとと思って着替えている時、突然腰に激痛が走って立てなくなってしまった。どうやらぎっくり腰というヤツやね。以前に軽いのを一度やった気がしていたけど、今回のはかなりきつい。苦しくてあんまり眠ることもできなかったし、今朝もまだ少し動くと激痛という状況だったので、家で安静にしていた。夜になって少しましになってきたので、明日は動けるだろうか。ドイツ語で「魔女の一撃(Hexenschuss)」というんだそうな。まさにそんな感じ。

2019年4月18日木曜日

今月のラボミ

今日はラボミーティングで R が進捗報告。今回自分が学会で紹介してきた内容だけど、学会のポスターには含めなかった新しいデータのいくつかはかなり面白いものがある。ミーティングの前にコンフォーカルのZスタックイメージをじっくりと見せてもらったのだが、やはりtumorになったいくつかのmutant cloneの集団にはなんか変なことが起こっている。これが注目してるphenotypeの原因なのかどうかを判断するにはもっと実験が必要だけど、これはかなりエキサイティングやなぁ。面白くなってきた。

2019年4月17日水曜日

報告書

今日が研究費の報告書チェック版の締め切りだったので、今日は一日中その作成に追われていた。うーむ、分担研究者への分担金はどこに含めればいいのか結局分からなかった。しかし、今日の午後は秘書の A さんがいなくて仕方なく適当に書いて提出したので、多分間違えているはず。まぁ、事務方のチェックの後でもう一度訂正するけど、収支報告の部分は本当に分かりにくくて困る。

BCN stroll

今回でバルセロナを訪問するのはもう4回目だったけど、空き時間に街を歩き回るとやはりこれまた色々と発見があった。今回気に入った写真を少しだけ置いておこう。

2019年4月15日月曜日

back in the lab

一昨日の夜、無事札幌に帰って来たのだが、やはり結構な時差ぼけに悩まされている。午前中は意外と大丈夫かなと思っていても、夕方くらいから時々気を失いそうになる。長いこと出張に出ていたから当然だけど、今日の朝ラボに行くとなんやかんやとやらなければいけないデスクワークが溜まっていることに気付いた。学生達も自分に話したいことが色々と溜まっていたようで、今日は結構彼らと話している時間が長かった。4年生の S は、結局今年医学部編入試験にチャレンジすることを決めたようで、試験対策のために9月まで卒業研究の方は休むことになった。ちょっとデータが出始めるような気配があったので残念だけど、まぁ仕方がない。また明日考えよう。

2019年4月12日金曜日

三日目

昨日で学会は終了。最終日も最後まで興味深い発表が続いたし、またさらに数人とデスカッションすることができたし、本当に充実した三日間だった。もう少し頻繁に開催してもいいんじゃないの、という話を帰り際に数人でオーガナイザーのDr. CGとしていたのだが、なかなかそうもいかないようだ。まぁ次の開催がいつになるかは分からないけど、次までにしっかり自分の研究をプログレスさせておきたいもんだ。
終了後、数人でサグラダファミリアまで来たのだけど、ふとその近くのサンパウ病院を訪れたことがないことに気が付いて、自分は一人でそちらを見学しに行った。このサンパウ病院を訪れたのは今回が初めてだったのだが、これほど素晴らしい場所だとは全く予想していなかった。この世界遺産にも登録されている旧病院は、芸術的な建造物群というだけでなく、医学の歴史的遺産としても非常に興味深い場所。まだ修復中の部分も多いので、また次の機会にも来てみたいと思った。

2019年4月10日水曜日

二日目

二日目終了。今日も朝から晩まで Drosophila cancer model の談義に浸る一日。いくつか非常に興味深い話を聞いたし、自分の話も何人かにしっかり聞いてもらった。考えたいことがたくさん出てきて、疲れているのに眠れない感じ。

2019年4月9日火曜日

一日目

今日の朝からいよいよ今回の「Drosophila as a cancer model」がスタート。会場のInstitut d'Estudis Catalansの歴史的な建物は、自分にとってはもうかなり馴染みの場所になった。毎度のことながら、この分野の第一線の研究者が世界中から集まっているので当たり前だけど、一日中面白いトークが次から次へと続く。ウチが考えていることと似ているような話も出てきたりして、すでに何度かドキッとさせられたり。自分はこの分野にいる時間がだいぶ長くなってきたので、この集まりでは結構知り合いが多い。今日も休み時間にいろんな人と話したけど、まだ話せていない人が結構いる。ということで、また明日。

2019年4月8日月曜日

BCN到着

札幌を出てから丸一日、こちらの午前中に予定通りバルセロナに到着。ホテルに来たけどまだ部屋の準備ができていないということで、ぶらぶらと散歩に出た。もう随分と馴染みの場所となったゴシック地区の迷路のような旧市街を彷徨い、バルに立ち寄ったり買い物をしたりしながらシウタデリャ公園の凱旋門まで歩いて来た。で、結構疲れて夕方ホテルに戻ってくると、ロンドンから来たSH博士が連絡をくれたので二人で晩御飯を食べにもう一度ゴシック地区へ。

2019年4月5日金曜日

Barcelonaへ

この3日間でできるだけの仕事をして、学生達と実験の話も色々とできたけど、早くもまた明日から出張。明日は夜の便でまずパリに飛んで、現地時間で午前中の間にバルセロナに到着する予定。バルセロナへ行くのは4回目のはずで、4回とも同じIRB Barcelona主催のBioMed Conferenceへの出席。前回、1年半ほど前に参加したのは「Morphogenesis」のミーティングだったけど、今回は3回目となる「Drosophila as a cancer model」。2009年、2015年と開催されているから次はもう少し先かと思っていたけど、そういえば前回の「Morphogenesis」の時に、Dr. MMに「Drosophila cancer model」またやってよって言ったのは自分だった。ということで、このミーティングは自分にとっては一番好きなものの一つ。存分に勉強して楽しんできたい。


2019年4月4日木曜日

Dallas

札幌に帰って来て二日目。昨晩も結構しっかり眠れたので時差ぼけは意外とましなのかも知れないと思ったけど、やっぱり夕方になるとどんどん眠気が強くなってくる。
ラボに帰って来て、ダラスはどんなところでしたかって聞かれるのだけど、ダウンタウンには大きなビルが立ち並んでいる割に通りを歩いている人はあまり多くない、ちょっと変な感じの町という印象。ちょっと治安が悪そうだなとも思ったけど、帰るときに人気のないダウンタウンの駅で空港までの電車を待っていたら、親切な黒人のオジチャンが、日曜日は電車がダウンタウンまで来ていないことを教えてくれて、しかも近くを通りがかった路線バスに空港行きの電車が止まる最寄り駅まで言ってくれるように頼んでくれたり、バスの運転手のオジチャンも町を一周した後にここで降りなってちゃんと教えてくれたりと、結構親切な人達に助けられたので印象は悪くない。ただ、町で一番印象に残ったのはやはりJFKが暗殺された場所かな。昔からよくテレビで見たことのあるあの暗殺場面の現場は今もそのままで、しかもパレード中に銃弾が命中した場所2箇所の道路上に X 印が付けられている。犯人は、この道のすぐ隣にあるビルの6階から狙撃したことが分かっていて、その場所は今もそのままに残されており、このフロア全体が The Sixth Floor Museum というミュージアムになっている。学会が始まる前にここを訪問したのだけど、かなり見ごたえのある関連資料が展示されていた。「A man may die, nations may rise and fall, but an idea lives on.」というJFKの言葉をしみじみとかみしめた。