2026年10月29日木曜日
BoRSF脱稿
ここ数週間に渡って書いていたグラントプロポーザルは、予定通り今週月曜に脱稿して、その後学内プロセスを経て昨日無事提出完了となった。とりあえずは無事に終わって良かった。今回のはルイジアナ州の研究費で、国からの大型研究費申請の準備段階にある研究をサポートするという感じのもの。ということで、この研究費を受けることによって研究プロジェクトがどのように進んで、それがなぜ競争力を上げるのか、というようなRationale(論理的根拠)をしっかり書かなければいけないというのが、他の研究費申請とはちょっと違う感じだった。金額はそれほど大きくはないけど、日本円にすると基盤Bよりも大きい。まぁ、もう自分の手を離れてしまったので、あとは審査員がしっかり理解してくれることを祈るのみ。ちょっと達成感があるけど、この申請書の執筆に集中していたここ二週間くらいで、やらなければいけないことがだいぶ溜まってきている。
2026年10月18日日曜日
scantronとblue book
先週、Neurobiologyのコースを担当しているKに、木曜の朝の中間試験の試験監督を頼まれた。ちょうどその時間にNIHのミーティングが入ってしまったとかで、誰か代わりに試験監督をやってくれる人を探していて、自分がやることになったのだ。まぁ試験監督は日本でもよくやってたけど、待ち時間がヒマやよなぁとか思いながら試験問題をKにもらってきたのだが、オフィスに帰ってきて確認すると解答用紙がついていない。Kからのメールを確認すると、「Students should write their name on the scantron, blue book, and the exam questions.」とか言ってて、まずスキャントロンとかブルーブックってなぁに?ってなってしまった。で、ネットで調べてみたら、どうやらscantronはマークシートのこと。blue bookは筆記試験用の解答用紙の冊子みたいなもの。ふーむ、でもそれらはどこにあるんだろうと思って、ミーティング中のKのオフィスにもう一度お邪魔して聞いてみたら、「それらは学生達が自分で持ってくるから大丈夫!」とのこと。ほぇ~、アメリカでは解答用紙は学生達が自分で用意するのか、それは知らんかった。そういや自分のコースでは、試験は全て小論文の宿題にしているから、これまでそういうのを使う機会がなかったのだ。
しかしほんまに皆さんちゃんとスキャントロン持ってきとるんかいねぇとか思いながらNeurobiologyの教室に行ったら、二十数人の中に意外と知っている学生がちらほらいて、前の方に座っている学生から「Oh, Dr. Tamori!何してんの?」って声をかけられたり、後ろの方の席から手を振ってくれる女子がいたり、あぁなんかいつの間にか自分はこの学部の先生になっとるんやねぇと実感。ところでオマエらそのスキャントロンってどこでもらったん?って聞いてみたら、「いやいや、え?」みたいな感じで訝しげな顔をされた。たぶん大学のブックストアとかで売ってるんだろうな。で、オマエら試験の準備できてんのか?って聞いたら一斉に「No!」って答えるのがアメリカの大学生やなぁと思ったり。まぁ、なんやかやと面白かったのでした。
2026年10月12日月曜日
2nd review
今書いている州のグラントは、学内締め切りが再来週の月曜日なんだけど、1回目の学内レビューがすでに先週の月曜日にあって、今日が2回目の学内レビュー。ということで、大学のORSP(Office of Research & Sponsored Programs)が申請書の内容を確認してくれている。日本の大学でも、科研費の申請書を事務方が確認してくれるところはあった。少なくとも、遺伝研と北大は結構細かく見てくれていた。一方で、京大はそういう事務方によるチェックは一切なくて、学内締切は学振の本締切と同日だったと思う。なので、最近はもう京大の完全自己責任の方針に慣れていたけど、アメリカのグラント申請は日本のものに比べて事務関係の書類と手続きがめっちゃ多いから、やはり大学の専門部署のサポートが必要なのだ。今回のも、いわゆる研究内容以外のメジャーなもので、Budget(年度ごとの細かい経費)、Budget Justification(各経費の説明)、Biosketch(履歴書)、Current & Pending Support(現在受給・申請中の研究費)、History of Support(これまで受給した研究費)、Internal Proposal Approval Form(IPAF:大学の申請承認)、Cost Share Matching Funds Approval Form(大学による資金負担承認)とか。ちなみにNSFは、他にもSynergistic Activities、Data Management Plan、Mentoring Planとか、さらに色々とあった。IPAFとか、自分のサイン以外に、学部長だけでなく全学レベルの責任者合計6人のサインが必要だったり、随分と大袈裟なものになる。そのようなわけで、書類の数がえらいことになるし、そもそも専門部署に手伝ってもらわないと勝手に申請できない仕組みになっている。まぁだからこそ、学内締切の3週間前から少しずつORSPがチェックしてくれるわけですね。日本で科研費を書いていた時は、毎回締め切り前の1週間にえらい焦って追い込みをしていたけど、今は前もってコツコツ書いていくスタイルが身についてきたかも。エエことよね。
2026年10月10日土曜日
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