2011年2月5日土曜日

ドイツからのハエ

他の海外のラボからアメリカにハエを送ってもらう場合、USDA(合衆国農務省)が発行した輸入許可証を添付して送ってもらわないと通関できずに送り返されてしまうことがよくある。なので、ハエを発送してもらう前にまずこちらからその海外のラボへ輸入許可証の小さな紙切れを送らなくてはならず、なかなか面倒なことである。しかもこの紙切れを添付してもらってもなぜか通関に数週間ほどかかることもあり、たいがいそんな時は箱を開けてみるとバイアルの中には可哀想なハエ達の死骸が累々としており、なんとか生き残ったウジ虫を探さねばならなかったりするのだ。
先週あるドイツのラボからハエを送ってもらえることになったので、今回もその輸入許可証の紙切れをそのラボへ送ったのだが、今朝そのラボからメールが来て、どうやら許可証の有効期限が切れているようだという。いや、まぁそんなことはどうでもいいんだけども、どうもこの担当してくれているラボのテクニシャンの方のメールが常にものすごく不遜な感じで気に入らない。まぁイッヒメンドクサイ上に有効期限の切れた紙切れを送ってきやがって、という感じなんだろうが、ハエを分譲してもらえないか打診した初めのメールの返信から既にドエライ感じの悪い文章だったけど。まぁドイツ人だし、英語がちょっと苦手なのかな、と思うことにしていた。ところが今朝のその有効期限が切れている事を伝えるメールには、そのひとがUSDAにこの許可証について伺った際のメールのやり取りをわざわざ添付してくれてあったのだが、そこではきちんとした丁寧な英語を使っとるやないかい!まぁこっちは分譲して頂く側だし、打診してもなんの返事もくれないラボもあることを思えば、送って頂けるだけで有り難いのだけども。
でも実は送った輸入許可証のexpiration dateを確認してみたら「04/11」となっているので、2011年4月まで有効なもののはずなのだが、ヨーロッパの人はこれを見て2004年11月だと思うんだろうかね。

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