2016年5月5日木曜日

Hynobius watching

で、二日目はMWGの先輩方と一緒にレンタカーで市内めぐり。まず、今回本当に残念なことに直前の入院で同窓会に参加することができなかったMW先生をお見舞いに伺ったのだが、意外とお元気そうで、一ヶ月前に飲んだ時とお変わりなく快調におしゃべりされるので、ついつい皆で長居してしまったのだけども少し安心した。

で、その後は先輩方が計画していたエゾサンショウウオ観察会。まぁ、MWGのメンバーがこの季節に札幌で集まるならウオを見に行かない手はないでしょう、というノリで、とりあえず市内で一番近場の採集スポットだった盤渓へ向かった。自分は結局MWGで実際にエゾサンショウウオを研究に使う機会はなかったのだけど、しょっちゅう採集にはついて行っていたので大体どのスポットも行ったことがある。といっても、卒業以来あの辺りへは行っていないはずなので、たぶん12年ぶりだと思うけど、山の景色は全く変わっていなかった。熊笹の藪の向こうに見える水たまりに卵があるのかどうか、わくわくしながら藪をかき分けて進むあの感じがなんとも懐かしかった。
これがエゾサンショウウオ(Hynobius retardatus)の卵。
で、こちらはエゾアカガエル(Rana pirica)の卵。
どちらの卵塊も、やわらかいゼリーの中では尾芽胚たちが元気に育っていた。

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